2011-10-28(Fri)
THE IDOLM@STER #17 真、まことの王子様
お姫様に憧れる真が見る夢、見せる夢。

揺れるオトメは馬車に揺られて。

単独イベントの客は女子ばかりで王子様扱いの真、テロップまで「くん」扱いと本人が目指すアイドル像と少々違った形で売れてきてしまいました。大好きな少女マンガをウキウキ気分で買いに行った本屋で聞こえてきた自分の噂は「王子様」、本人の思いとかけ離れた世間の反応には溜息の一つも出ようってものです。
追っかけ女子を振り切って事務所に戻った真は買ってきた少女マンガに「自分の夢」を映します。白馬に乗った王子様との出会いに目ぇキラキラさせてる真は紛れもなくオトメですがちょっとキモチワルイ(笑。「こんな出会いしてみたいなぁ」とキラキラしてる真へ「馬と?」とボケる春香さんが天然すぎて腹筋イテエ。その発想は無かった。
少女マンガの話題からいつしか王子様扱いの現状を嘆く真、とはいえ本人の適性やキャラクター性を鑑みてそういう方向で売り出しているであろうP氏はほぼ聞き流してます。あはは。エキサイトする真と並んで座る春香さん&千早がじつに居心地悪そうな中、千早は「如月千草」さんからの電話で離席…名前からして母親? 持ってるケータイがえらく古いのは千早のストイックさを感じさせますが、さすがにここまで古くなると使えないんじゃ?
タイミング良く映ったTVCMでも真は「かっこいい」キャラで、自身が目指すきゃぴきゃぴのまっこまっこりーん♪から遠く離れた現実を突き付けられてガックリどよんど。そんな真を気遣う春香さん、さらにP氏の無茶振りにアドリブで答えてどうにか真の機嫌を上へ向けちゃう空気清浄機能はさすがとしか。

そして本日のお仕事も「王子様の昼下がり」とこれまた王子様扱い、移動中は不満顔を見せていた真でしたが番組が始まればきちんと営業スマイル&トークをこなし…てなところへジュピターの勘違いくんが絡んできました。そのあんまりな言い分に堪忍袋の緒が切れて叫ぶ真の男前っぷりは、本人がどう思おうとお姫様より王子様キャラだよねえ(笑
仕事終わりの廊下にてまたしてもジュピター登場、そして騒ぎを聞きつけた961社長も現れました。前回P氏に現場の一部始終を見られているのにこのブレのない悪役っぷりは逆に感心してしまいそう。相変わらず言いたい放題の961社長、その罵詈雑言に激昂する真、何も言い返さず真を抑えるP氏、この構図を見てどちらが悪者かわからないジュピターがいろんな意味で気の毒でなりません。まあ騒動を離れて見てる二人はわかってるみたいだけど。
ムシャクシャした気分をゲーセンで晴らす真。ゲーム操作に不慣れなようであわあわしちゃう表情からP氏のヘルプに膨れる表情、そしてP氏のゲーム風景を見てニッコリまでくるくる変わる表情描写はどのカットも素晴らしくかわいい。さすが今回は監督お気に入りの真回だけあって気合が入っているなあ。この情熱の1割でも響回に注いでくれれば。

というわけで真はスカートに履き替えてP氏とデートへゴー! タイトなミニスカが似合ってますね。スカート姿もかわいい。「女の子扱いしてもらう」と言う割に遊園地での乗り物は男らしいものばかりなのも真らしくて微笑ましいです。お姫様はサンドバッグを凹ませてニヤリとしないぞ(笑
遊園地での真はどのカットも満面笑顔でじつに楽しそう。そういやコーヒーカップって平和そうな乗り物のようで、実際に乗るとどの絶叫マシンよりハードな気がする。楽しそうにぐるぐる回す真に対して付き合わされるP氏のゲンナリ顔がリアルでした。そんなP氏にめげずニコニコ楽しそうに話す真がかわいくてたまりません。

てな会話を遠目からちらちら見ているジョシコーセーは真に気付かずそのままスルー。まあ売れっ子王子様の真が真っ昼間に遊園地デートしてるとは思わないわなあ(笑。しかしまさかこの二人組が再登場することになるとは。
鬼退治ゲームをしながら真の身の上話。子供の頃から男扱いされ続けてきた反動でお姫様に憧れアイドルになったのに、やっぱりここでも男扱い。などと話ながら思いっきり投げたボールを的に当て続けている言動不一致が可笑しい。体に染みついた男キャラは自然に出てしまうのですね。
その後の昭和のマンガみたいなヤンキーとの対峙も然り。先ほどのジョシコーセーが絡まれている場面を放っておけない真は天然の王子様なのでした。勇ましい空手の構えはスカートを履いてることを忘れてる? そのまま蹴りを入れたらヤンキーへの大サービスになっちゃうぞ(笑
一触即発の空気の中でさすがジョシコーセーは空気を読まない。真の正体に気付いた彼女たちは目をハートにして黄色い声、状況に関わらず自らの欲求対称しか見えない視野狭窄の様子はミーハーの特性を見事に描いております。あはは。さすがにこの流れはヤンキーをフットーさせ、女子に捕まって身動き取れない真の顔面をヤンキーの拳が襲う!
その刹那に割って入って体で止めたP氏の侠気は評価できるけれど、それ以前にボーッと見てないで宥めるなり人を呼ぶなり通報するなりすりゃいいのに、とちょっと思った。この後ぶん殴られたP氏は夕暮れ時まで気絶しているわけですが、その間真以外の8人はP氏不在で仕事しているのか? そもそも売れない時期ならいざ知らず、全員が売れっ子になってしまった今でもP氏一人で管理しているという設定自体に無理があるんだよね。どうにもならない事なので気にしたら負けなのだろうけれども。

「夢を…見せる」
不甲斐なく倒れたP氏と違って真はファンの子たちに「王子様に助けられる」という夢を見せてあげられた。自分の夢を追うのも大切だけれど、他人に「夢を見せてあげる」こともアイドルの大切な仕事。まあそもそもアイドルとは男女の別なくそういうものなので、P氏の言葉は一見いい話に聞こえますが、じつは話をすり替えているだけのような気がする。真は「女性アイドル」として認めてもらいたいのだから。とはいえお姫様に憧れながらも王子様気質を隠せない真を芸能界で生かすにはこの売り方が正解なのだろうね。
そんなドタバタの締めはP氏の粋な計らい「お姫様」としての扱いでした。夜の遊園地でキラキラ光るメリーゴーランドは雰囲気満点で、真のお姫様願望を叶えるには打って付けのステージでありましたね。さすがの見せ場に作画も気合入ってます。無意識のうちに馬へ乗ろうとする真を馬車へ招くP氏は今回一番のいい仕事、お姫様扱いしてもらえたことに小躍りではしゃいで乗り込む真がかわいくてたまりません。そりゃ頬も染めます。ぐぬぬ!
事務所へ戻った二人を待っていたのは賑やかな日常の代名詞たる美希&亜美真美。遊園地デートと聞いて詰め寄る三人にもみくちゃのP氏…その役代わってくれ。というか美希ってば「美希の真くん」って(笑。そんなドタバタを横目で見ながら苦笑いし思い出のぬいぐるみにリボンを付けて目無しダルマの代わりに置く真、お姫様として扱ってもらったことで当面の願いが叶ったことの現れでしょうか。それにしても美希のスタイルの良さは反則です。
ファンが望む姿に全力で打ち込む覚悟を決めた真はこれで一つ成長…したはずなのに、やはり「王子様」の仕事にはイマイチ気が乗らず。あはは。ブーたれてる真でしたが空を見上げる顔が冒頭と違って清々しい表情へ変化している辺りココロの整理は付いたのでしょう。がんばれ真。

今回のEDは真の「チアリングレター」。かわいい服を着てぬいぐるみを抱く女の子を羨ましそうに見つめる幼い真、しかし現実は勇ましい空手の稽古に女子部員(?)から黄色い声援とこの頃から王子様ポジションなのだなあ。背中合わせのお姫様&王子様は真の内外、お姫様が逆向きってのも奥が深いね。波打ち際の白いワンピース姿も美少女すぎ、スタッフ(というか錦織監督)の気合が十二分に伝わってくるEDでした。
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揺れるオトメは馬車に揺られて。

単独イベントの客は女子ばかりで王子様扱いの真、テロップまで「くん」扱いと本人が目指すアイドル像と少々違った形で売れてきてしまいました。大好きな少女マンガをウキウキ気分で買いに行った本屋で聞こえてきた自分の噂は「王子様」、本人の思いとかけ離れた世間の反応には溜息の一つも出ようってものです。
追っかけ女子を振り切って事務所に戻った真は買ってきた少女マンガに「自分の夢」を映します。白馬に乗った王子様との出会いに目ぇキラキラさせてる真は紛れもなくオトメですがちょっとキモチワルイ(笑。「こんな出会いしてみたいなぁ」とキラキラしてる真へ「馬と?」とボケる春香さんが天然すぎて腹筋イテエ。その発想は無かった。
少女マンガの話題からいつしか王子様扱いの現状を嘆く真、とはいえ本人の適性やキャラクター性を鑑みてそういう方向で売り出しているであろうP氏はほぼ聞き流してます。あはは。エキサイトする真と並んで座る春香さん&千早がじつに居心地悪そうな中、千早は「如月千草」さんからの電話で離席…名前からして母親? 持ってるケータイがえらく古いのは千早のストイックさを感じさせますが、さすがにここまで古くなると使えないんじゃ?
タイミング良く映ったTVCMでも真は「かっこいい」キャラで、自身が目指すきゃぴきゃぴのまっこまっこりーん♪から遠く離れた現実を突き付けられてガックリどよんど。そんな真を気遣う春香さん、さらにP氏の無茶振りにアドリブで答えてどうにか真の機嫌を上へ向けちゃう空気清浄機能はさすがとしか。

そして本日のお仕事も「王子様の昼下がり」とこれまた王子様扱い、移動中は不満顔を見せていた真でしたが番組が始まればきちんと営業スマイル&トークをこなし…てなところへジュピターの勘違いくんが絡んできました。そのあんまりな言い分に堪忍袋の緒が切れて叫ぶ真の男前っぷりは、本人がどう思おうとお姫様より王子様キャラだよねえ(笑
仕事終わりの廊下にてまたしてもジュピター登場、そして騒ぎを聞きつけた961社長も現れました。前回P氏に現場の一部始終を見られているのにこのブレのない悪役っぷりは逆に感心してしまいそう。相変わらず言いたい放題の961社長、その罵詈雑言に激昂する真、何も言い返さず真を抑えるP氏、この構図を見てどちらが悪者かわからないジュピターがいろんな意味で気の毒でなりません。まあ騒動を離れて見てる二人はわかってるみたいだけど。
ムシャクシャした気分をゲーセンで晴らす真。ゲーム操作に不慣れなようであわあわしちゃう表情からP氏のヘルプに膨れる表情、そしてP氏のゲーム風景を見てニッコリまでくるくる変わる表情描写はどのカットも素晴らしくかわいい。さすが今回は監督お気に入りの真回だけあって気合が入っているなあ。この情熱の1割でも響回に注いでくれれば。

というわけで真はスカートに履き替えてP氏とデートへゴー! タイトなミニスカが似合ってますね。スカート姿もかわいい。「女の子扱いしてもらう」と言う割に遊園地での乗り物は男らしいものばかりなのも真らしくて微笑ましいです。お姫様はサンドバッグを凹ませてニヤリとしないぞ(笑
遊園地での真はどのカットも満面笑顔でじつに楽しそう。そういやコーヒーカップって平和そうな乗り物のようで、実際に乗るとどの絶叫マシンよりハードな気がする。楽しそうにぐるぐる回す真に対して付き合わされるP氏のゲンナリ顔がリアルでした。そんなP氏にめげずニコニコ楽しそうに話す真がかわいくてたまりません。

てな会話を遠目からちらちら見ているジョシコーセーは真に気付かずそのままスルー。まあ売れっ子王子様の真が真っ昼間に遊園地デートしてるとは思わないわなあ(笑。しかしまさかこの二人組が再登場することになるとは。
鬼退治ゲームをしながら真の身の上話。子供の頃から男扱いされ続けてきた反動でお姫様に憧れアイドルになったのに、やっぱりここでも男扱い。などと話ながら思いっきり投げたボールを的に当て続けている言動不一致が可笑しい。体に染みついた男キャラは自然に出てしまうのですね。
その後の昭和のマンガみたいなヤンキーとの対峙も然り。先ほどのジョシコーセーが絡まれている場面を放っておけない真は天然の王子様なのでした。勇ましい空手の構えはスカートを履いてることを忘れてる? そのまま蹴りを入れたらヤンキーへの大サービスになっちゃうぞ(笑
一触即発の空気の中でさすがジョシコーセーは空気を読まない。真の正体に気付いた彼女たちは目をハートにして黄色い声、状況に関わらず自らの欲求対称しか見えない視野狭窄の様子はミーハーの特性を見事に描いております。あはは。さすがにこの流れはヤンキーをフットーさせ、女子に捕まって身動き取れない真の顔面をヤンキーの拳が襲う!
その刹那に割って入って体で止めたP氏の侠気は評価できるけれど、それ以前にボーッと見てないで宥めるなり人を呼ぶなり通報するなりすりゃいいのに、とちょっと思った。この後ぶん殴られたP氏は夕暮れ時まで気絶しているわけですが、その間真以外の8人はP氏不在で仕事しているのか? そもそも売れない時期ならいざ知らず、全員が売れっ子になってしまった今でもP氏一人で管理しているという設定自体に無理があるんだよね。どうにもならない事なので気にしたら負けなのだろうけれども。

「夢を…見せる」
不甲斐なく倒れたP氏と違って真はファンの子たちに「王子様に助けられる」という夢を見せてあげられた。自分の夢を追うのも大切だけれど、他人に「夢を見せてあげる」こともアイドルの大切な仕事。まあそもそもアイドルとは男女の別なくそういうものなので、P氏の言葉は一見いい話に聞こえますが、じつは話をすり替えているだけのような気がする。真は「女性アイドル」として認めてもらいたいのだから。とはいえお姫様に憧れながらも王子様気質を隠せない真を芸能界で生かすにはこの売り方が正解なのだろうね。
そんなドタバタの締めはP氏の粋な計らい「お姫様」としての扱いでした。夜の遊園地でキラキラ光るメリーゴーランドは雰囲気満点で、真のお姫様願望を叶えるには打って付けのステージでありましたね。さすがの見せ場に作画も気合入ってます。無意識のうちに馬へ乗ろうとする真を馬車へ招くP氏は今回一番のいい仕事、お姫様扱いしてもらえたことに小躍りではしゃいで乗り込む真がかわいくてたまりません。そりゃ頬も染めます。ぐぬぬ!
事務所へ戻った二人を待っていたのは賑やかな日常の代名詞たる美希&亜美真美。遊園地デートと聞いて詰め寄る三人にもみくちゃのP氏…その役代わってくれ。というか美希ってば「美希の真くん」って(笑。そんなドタバタを横目で見ながら苦笑いし思い出のぬいぐるみにリボンを付けて目無しダルマの代わりに置く真、お姫様として扱ってもらったことで当面の願いが叶ったことの現れでしょうか。それにしても美希のスタイルの良さは反則です。
ファンが望む姿に全力で打ち込む覚悟を決めた真はこれで一つ成長…したはずなのに、やはり「王子様」の仕事にはイマイチ気が乗らず。あはは。ブーたれてる真でしたが空を見上げる顔が冒頭と違って清々しい表情へ変化している辺りココロの整理は付いたのでしょう。がんばれ真。

今回のEDは真の「チアリングレター」。かわいい服を着てぬいぐるみを抱く女の子を羨ましそうに見つめる幼い真、しかし現実は勇ましい空手の稽古に女子部員(?)から黄色い声援とこの頃から王子様ポジションなのだなあ。背中合わせのお姫様&王子様は真の内外、お姫様が逆向きってのも奥が深いね。波打ち際の白いワンピース姿も美少女すぎ、スタッフ(というか錦織監督)の気合が十二分に伝わってくるEDでした。
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