2012-02-06(Mon)
プリティーリズム オーロラドリーム #43 友情のピュアホワイトウェディング
華やかなアクアリウムカップの裏の友情ダンスバトル。

プライドを捨てたみおんの泥臭く熱い戦い。

「今まで身につけたテクニックは全て忘れなさい!」
「もっと早く! もっと早く!」
冒頭は月影屋敷にて特訓中のりずむから。練習風景から先生のセリフから全て第13話で描かれたそなたの時をトレースしており、つまりこのままオーロラライジングに挑戦すると結果もそなたと同じになるという事なのでしょう。いい子は原画の再利用とか言わない。
そなたと違ってまだウェディングコーデを持っていないりずむ、「まずはウェディングのストーンを手に入れて来なさい」と厳命されて屋敷を後にしました。物語当初ではピュアホワイトの三種の神器(ティアラ・ウェディングドレス・ハイヒール)が必須だったような気がするけれど、いつの間にか「ウェディングのストーン」なら何でも良しになって少々ありがたみが薄れた感じ? とはいえりずむはもちろんそなたとお揃いのピュアホワイトに拘り、しかし手元にあるのはハイヒールのみ…せれのんにピュアホワイトウェディングを取らせた意味、そしてサマークイーンカップ時のみおんの立ち位置の意味も今回集約されているという凝りようには感動すら覚えます。全ての要素が1本の線に繋がっているのだなあ。
りずむは月影屋敷に軟禁状態で猛特訓するのかと思ったら普通に帰宅しててちょっと拍子抜け。通いなのね(笑。家に帰って父ちゃんと顔を合わせると気まずそうだけれどりずむなら大丈夫か。そんなりずむにあいらから着信。着信イメージが「プリティーリズムでGO!」のSD絵でかわいい! あのEDお気に入りだったのに以下自重。しかしりずむはあいらからの着信に対し「チアブレスを外した覚悟」をしっかりと貫いていました。オーロラライジングを跳ぶまであいら・みおんとは連絡を取らない、あれほど熱かった友情を封印して一人で戦うりずむの覚悟を感じさせますが…ライジング成功のイメージが全く見えないのは気のせいか。
今回のみおんはスペインにいるようです。前回のウインタースノーカップ中継を見ていた機中描写は早々帰国の前振りじゃなかったのね(笑

そのみおんは世界中を修行の旅にて片っ端から大会荒らし絶好調。プリズムクイーンカップと無関係の大会でも勝ちまくっているのは無意味な総当たりではなくきちんと理由があったのですね。てなニュースをスマホで見ているのはこれも時代の流れか。
せれのんは「かなめコーチとそなた」の解析結果を見ていました。解析によるとあらゆる身体的特徴が99.99999%一致しているそうで、確かにその数字は同一人物を表しているけれど…どう見ても一致していないよねえ(笑。これで同一人物認定されては某ハンコ絵師はどうすれば。こんな無理くたな表現をしなくてもと思いましたが、少女アニメ的にはわかりやすい表現で良かったかも。普通に考えればDNA鑑定云々になるけれど子供相手にそんな話をしても理解できないだろうし。
「ピュアホワイトウェディングのストーンを譲ってほしい」
てな所へ突然みおんが現れました。相変わらず軽口が止まらないセレナへ神妙な顔つきのみおんはストーンボックスを開け…このために世界中を転戦してストーンを集めていたのだなあ。りずむへの友情に加えサマークイーンカップ失敗の責任もあってみおんはみおんなりに考えたのだろうけど、超金持ちのセレナにボックス程度のトレード話は通用しませんでした。家の財力を笠に着た偉そうな物言いは不愉快なれどこれも現実なのよね。またこれは見方を変えると僅かな小遣いを貯めてストーンを集めている子供が大人買いの大人に一蹴されている図式みたいでちょっと切なかった。

トレードが不成立となればあとはお願いするしかありません。するとみおんは床に手を着き頭を下げて…りずむへの友情と責任感からプライドを捨てて土下座のお願いは見ていて胸が痛くなります。あのみおんが、いやみおん様が! ここまでの40数話でみおんはここまで変わったのです。こういうキャラの変化による感動はロングスパンの作品ならではでしょう。
みおんの殊勝な態度に目の幅涙で感動するかのんは腹黒っぽいけど根はいい子みたい?(笑。しかしセレナは「プライド」を盾に話はまとまらず、それでも必死に食い下がるみおんがこれまた見ていて辛い。あの表情で「お願い! 何でもするから!」と言われたら、とりあえず蜜壺からはちみつを出し以下自重。ともあれセレナは実はストーンに拘りは無く、単にみおんと真剣勝負をしたかっただけみたいですね。ストーンは金で買えてもライバル(友達)は買えないからなあ。
というわけでストーンの件を任されてしまったかのんはヒビキさんにご相談。かのん相手だと京都弁で話すヒビキさんかわいい。かのんとしては普通に渡してあげたいようだけれど、りずむの性格をよく知るヒビキさんはそれを止め、ならばどうするか?の段にてかのんへの信頼を表すウインク笑顔…この兄ちゃん相手では、そりゃかのんがブラコンに走るのも判りますよ(笑
そして横浜港に集う金髪の二人は、どちらかがしくじるか倒れるまで踊り続ける「ガチのプリズムダンスバトル」へ。プライドを刺激されて勢いが戻ったみおんに対しセレナはどことなく嬉しそうな表情でした。やはりセレナとしても土下座して懇願する「プライドを捨てたみおん」より、威勢良く跳ね返ってくる「いつものみおん」との真剣勝負が嬉しいのだろうね。

一方のかのんはヒビキさんの信頼を余所に自己の欲求を炸裂させていました。あはは。この大会で勝てばストーンをあげる、でも負けたら今後ひーくん(笑)に近付くなと。単に「勝ったらあげる」ではりずむ的に意味がわかりませんし、むしろ半分施しのような印象なのでプライドに賭けてそんな勝負には乗ってこないでしょう。そこでかのんは「負けのリスク」を合わせて勝負を申し出て、その利害が偶然一致したためりずむは勝負に乗り、恨みっこ無しの真剣勝負に入り込めるという流れ。なるほどなかなか策士でありますね。
いや…かのんはどうやら本気だったようです。並んで歩きながら真意を聞いて固まるヒビキさんがいい味出しすぎ(笑

みおんvsセレナのダンスバトルスタートと共に始まったかのんのステージ。オリジナルソロ曲「Don't Give Up」に乗り、天使のコスチュームで笑顔を振りまくかのんのダンスは限りなく麗しい。かわいいなああ! プリズムジャンプ1発目はあいらの技「ラブリーレインボー」でしたが、京都っ娘のかのんらしく傘を番傘に変え、BGMも鼓が入った和風仕様に(笑。2発目は漫才回でセレナとのデュオで跳んだ「スマイルハートダイブ」をソロで。

「だから笑って、りずむ」
大勝負を前に緊張しまくりのりずむを解すヒビキさん。笑顔云々の話はもはやほとんどコクっているようなものです(笑。りずむが背負った諸々にあえて踏み込まず包み込むように元気付けるヒビキさんの優しさが光りますね。思い人からそんな言葉を掛けられりゃ、そりゃ笑顔を取り戻すというもの。ニコっと笑ってステージへ向かうりずむのかわいさったら! そんな一部始終を見守っていた純さんも満足げであります(笑
その頃ダンスバトルのみおんは疲労が現れ始めたかグラッとバランスを崩すも必死の踏ん張りで耐え…肩で息をしながら厳しい表情を崩さず頑張るみおんが男前すぎる。他人のためにここまで全力を尽くす、先の土下座に続いてみおんの意外な一面を見たセレナはいつもの軽口も止めて見つめるのみ。静かに熱い!

続いてりずむのステージが始まりました。前回同様オリジナルソロ曲「ココロ充電!」に乗って笑顔でダンスのりずむ、薄紫のミニスカセパレーツ衣装もかわいい! コーデポイントは意外と伸びないのはウェディングへ向けてのマージンかな? とはいえ言ってしまえば「出来合い」のウェディングコーデの方がポイントが高いってのは競技会として何だか理不尽な気がしないでもありません。だとすれば「コーデ力」という審査基準が無意味になってしまう。なーんて。
プリズムジャンプはまず「胸キュン体験」。これはあいらの「きゅーん!きゅーん!」のパターンの方が萌えるような…胸キュンでガッ飛んじゃダメだろう?(笑。二発目は「ラブラブキャンディロケット」。巨大キャンディを蹴飛ばしてロケット化する「ポップンキャンディロケット」からのアレンジは、ステージ前のヒビキさんとのやり取りで進化を見せたのかもしれませんね。らぶらぶー。
その裏で繰り広げられるダンスバトルにて、両者極限の疲労からダブルノックアウト寸前に「りずむ!」と目をカッと開いて気合で残したみおん。最後の最後まで諦めない負けないみおんの思いが熱すぎる。

戦い済んで日が暮れて倒れたセレナとの会話シーンは、力を出し尽くした真剣勝負の末に芽生えたライバルとしての友情を感じさせるものでした。こんな時でも吉本チックに強がるセレナはお約束か(笑。というか「地球の裏側でも追いかける」ってのはみおん&セレナの退場フラグだったりして? 言ってしまうとここからの本筋にみおん&せれのんはあまり関係が無さそうなので、おそらくこの後国内大会で1度くらい対決するかもですが、それ以外は「海外対決」という形で出番が減っていくような。
傍から見たら今回のみおんは一人空回りで、結果的にりずむは自分の力でピュアホワイトウェディングを手にした形なのだけど、そのきっかけになったのはもちろんみおんの土下座であって、りずむのために死力を尽くしたダンスバトルにしても決して無駄では無かったと思います。とはいえ万が一にもダンスバトルでみおんが負けて、しかしりずむはピュアホワイトウェディングを手にしていた、またはその逆なーんて事になったらじつに微妙な空気が流れただろうね(笑
ピュアホワイトウェディング受け渡しでのドタバタはギャグ風味で明るく。ストーンの重さを噛みしめるりずむの表情をかのんのジェラシーが吹き飛ばし、悪ノリのウェディングシーン(笑)から再び喜びの表現へ。喜びをグッと溜めた横顔は絶品、そこからのジャンプでストーンがキラリと光るラストカットはじつに清々しい締めでした。残るピュアクリスタルティアラはあいらが持っているので揃うのは時間の問題? とはいえすんなり譲っちゃうのも面白みが無いので、ティアラを賭けたあいらvsりずむの「プリズムクイーンカップ前哨戦」を見られそう?
さてオーロラドリーム終了後の「ディア・マイ・フューチャー」についていろいろ騒がれているようですが、本作をろくに見た事がない層が嫌韓をネタに騒いでいるだけの印象で、どうにも気分が悪い。そんな野次馬の戯れ言に囚われず、作品ファンは今最高に盛り上がっているオーロラドリームを熱く見守ろうじゃありませんか。後のことはその時判断すればいい。もしその作品が噂の通り各ゴリ押しで視聴に耐えないのなら見るのを止めればいいだけです。心配する気持ちもわかりますが見る前からあれこれ言っても仕方ありますまい。ちなみに本作だって始まる前は韓国絡みでいろいろ言われたものですが…諸々の艱難辛苦を乗り越えてここまで素晴らしい作品に育ててくれた監督を始めスタッフ各氏をもっと信じましょうよ。
というわけで私は見てから判断します。面白ければ見る、つまらなければ見ない。それだけの話です。
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プライドを捨てたみおんの泥臭く熱い戦い。

「今まで身につけたテクニックは全て忘れなさい!」
「もっと早く! もっと早く!」
冒頭は月影屋敷にて特訓中のりずむから。練習風景から先生のセリフから全て第13話で描かれたそなたの時をトレースしており、つまりこのままオーロラライジングに挑戦すると結果もそなたと同じになるという事なのでしょう。いい子は原画の再利用とか言わない。
そなたと違ってまだウェディングコーデを持っていないりずむ、「まずはウェディングのストーンを手に入れて来なさい」と厳命されて屋敷を後にしました。物語当初ではピュアホワイトの三種の神器(ティアラ・ウェディングドレス・ハイヒール)が必須だったような気がするけれど、いつの間にか「ウェディングのストーン」なら何でも良しになって少々ありがたみが薄れた感じ? とはいえりずむはもちろんそなたとお揃いのピュアホワイトに拘り、しかし手元にあるのはハイヒールのみ…せれのんにピュアホワイトウェディングを取らせた意味、そしてサマークイーンカップ時のみおんの立ち位置の意味も今回集約されているという凝りようには感動すら覚えます。全ての要素が1本の線に繋がっているのだなあ。
りずむは月影屋敷に軟禁状態で猛特訓するのかと思ったら普通に帰宅しててちょっと拍子抜け。通いなのね(笑。家に帰って父ちゃんと顔を合わせると気まずそうだけれどりずむなら大丈夫か。そんなりずむにあいらから着信。着信イメージが「プリティーリズムでGO!」のSD絵でかわいい! あのEDお気に入りだったのに以下自重。しかしりずむはあいらからの着信に対し「チアブレスを外した覚悟」をしっかりと貫いていました。オーロラライジングを跳ぶまであいら・みおんとは連絡を取らない、あれほど熱かった友情を封印して一人で戦うりずむの覚悟を感じさせますが…ライジング成功のイメージが全く見えないのは気のせいか。
今回のみおんはスペインにいるようです。前回のウインタースノーカップ中継を見ていた機中描写は早々帰国の前振りじゃなかったのね(笑

そのみおんは世界中を修行の旅にて片っ端から大会荒らし絶好調。プリズムクイーンカップと無関係の大会でも勝ちまくっているのは無意味な総当たりではなくきちんと理由があったのですね。てなニュースをスマホで見ているのはこれも時代の流れか。
せれのんは「かなめコーチとそなた」の解析結果を見ていました。解析によるとあらゆる身体的特徴が99.99999%一致しているそうで、確かにその数字は同一人物を表しているけれど…どう見ても一致していないよねえ(笑。これで同一人物認定されては某ハンコ絵師はどうすれば。こんな無理くたな表現をしなくてもと思いましたが、少女アニメ的にはわかりやすい表現で良かったかも。普通に考えればDNA鑑定云々になるけれど子供相手にそんな話をしても理解できないだろうし。
「ピュアホワイトウェディングのストーンを譲ってほしい」
てな所へ突然みおんが現れました。相変わらず軽口が止まらないセレナへ神妙な顔つきのみおんはストーンボックスを開け…このために世界中を転戦してストーンを集めていたのだなあ。りずむへの友情に加えサマークイーンカップ失敗の責任もあってみおんはみおんなりに考えたのだろうけど、超金持ちのセレナにボックス程度のトレード話は通用しませんでした。家の財力を笠に着た偉そうな物言いは不愉快なれどこれも現実なのよね。またこれは見方を変えると僅かな小遣いを貯めてストーンを集めている子供が大人買いの大人に一蹴されている図式みたいでちょっと切なかった。

トレードが不成立となればあとはお願いするしかありません。するとみおんは床に手を着き頭を下げて…りずむへの友情と責任感からプライドを捨てて土下座のお願いは見ていて胸が痛くなります。あのみおんが、いやみおん様が! ここまでの40数話でみおんはここまで変わったのです。こういうキャラの変化による感動はロングスパンの作品ならではでしょう。
みおんの殊勝な態度に目の幅涙で感動するかのんは腹黒っぽいけど根はいい子みたい?(笑。しかしセレナは「プライド」を盾に話はまとまらず、それでも必死に食い下がるみおんがこれまた見ていて辛い。あの表情で「お願い! 何でもするから!」と言われたら、とりあえず蜜壺からはちみつを出し以下自重。ともあれセレナは実はストーンに拘りは無く、単にみおんと真剣勝負をしたかっただけみたいですね。ストーンは金で買えてもライバル(友達)は買えないからなあ。
というわけでストーンの件を任されてしまったかのんはヒビキさんにご相談。かのん相手だと京都弁で話すヒビキさんかわいい。かのんとしては普通に渡してあげたいようだけれど、りずむの性格をよく知るヒビキさんはそれを止め、ならばどうするか?の段にてかのんへの信頼を表すウインク笑顔…この兄ちゃん相手では、そりゃかのんがブラコンに走るのも判りますよ(笑
そして横浜港に集う金髪の二人は、どちらかがしくじるか倒れるまで踊り続ける「ガチのプリズムダンスバトル」へ。プライドを刺激されて勢いが戻ったみおんに対しセレナはどことなく嬉しそうな表情でした。やはりセレナとしても土下座して懇願する「プライドを捨てたみおん」より、威勢良く跳ね返ってくる「いつものみおん」との真剣勝負が嬉しいのだろうね。

一方のかのんはヒビキさんの信頼を余所に自己の欲求を炸裂させていました。あはは。この大会で勝てばストーンをあげる、でも負けたら今後ひーくん(笑)に近付くなと。単に「勝ったらあげる」ではりずむ的に意味がわかりませんし、むしろ半分施しのような印象なのでプライドに賭けてそんな勝負には乗ってこないでしょう。そこでかのんは「負けのリスク」を合わせて勝負を申し出て、その利害が偶然一致したためりずむは勝負に乗り、恨みっこ無しの真剣勝負に入り込めるという流れ。なるほどなかなか策士でありますね。
いや…かのんはどうやら本気だったようです。並んで歩きながら真意を聞いて固まるヒビキさんがいい味出しすぎ(笑

みおんvsセレナのダンスバトルスタートと共に始まったかのんのステージ。オリジナルソロ曲「Don't Give Up」に乗り、天使のコスチュームで笑顔を振りまくかのんのダンスは限りなく麗しい。かわいいなああ! プリズムジャンプ1発目はあいらの技「ラブリーレインボー」でしたが、京都っ娘のかのんらしく傘を番傘に変え、BGMも鼓が入った和風仕様に(笑。2発目は漫才回でセレナとのデュオで跳んだ「スマイルハートダイブ」をソロで。

「だから笑って、りずむ」
大勝負を前に緊張しまくりのりずむを解すヒビキさん。笑顔云々の話はもはやほとんどコクっているようなものです(笑。りずむが背負った諸々にあえて踏み込まず包み込むように元気付けるヒビキさんの優しさが光りますね。思い人からそんな言葉を掛けられりゃ、そりゃ笑顔を取り戻すというもの。ニコっと笑ってステージへ向かうりずむのかわいさったら! そんな一部始終を見守っていた純さんも満足げであります(笑
その頃ダンスバトルのみおんは疲労が現れ始めたかグラッとバランスを崩すも必死の踏ん張りで耐え…肩で息をしながら厳しい表情を崩さず頑張るみおんが男前すぎる。他人のためにここまで全力を尽くす、先の土下座に続いてみおんの意外な一面を見たセレナはいつもの軽口も止めて見つめるのみ。静かに熱い!

続いてりずむのステージが始まりました。前回同様オリジナルソロ曲「ココロ充電!」に乗って笑顔でダンスのりずむ、薄紫のミニスカセパレーツ衣装もかわいい! コーデポイントは意外と伸びないのはウェディングへ向けてのマージンかな? とはいえ言ってしまえば「出来合い」のウェディングコーデの方がポイントが高いってのは競技会として何だか理不尽な気がしないでもありません。だとすれば「コーデ力」という審査基準が無意味になってしまう。なーんて。
プリズムジャンプはまず「胸キュン体験」。これはあいらの「きゅーん!きゅーん!」のパターンの方が萌えるような…胸キュンでガッ飛んじゃダメだろう?(笑。二発目は「ラブラブキャンディロケット」。巨大キャンディを蹴飛ばしてロケット化する「ポップンキャンディロケット」からのアレンジは、ステージ前のヒビキさんとのやり取りで進化を見せたのかもしれませんね。らぶらぶー。
その裏で繰り広げられるダンスバトルにて、両者極限の疲労からダブルノックアウト寸前に「りずむ!」と目をカッと開いて気合で残したみおん。最後の最後まで諦めない負けないみおんの思いが熱すぎる。

戦い済んで日が暮れて倒れたセレナとの会話シーンは、力を出し尽くした真剣勝負の末に芽生えたライバルとしての友情を感じさせるものでした。こんな時でも吉本チックに強がるセレナはお約束か(笑。というか「地球の裏側でも追いかける」ってのはみおん&セレナの退場フラグだったりして? 言ってしまうとここからの本筋にみおん&せれのんはあまり関係が無さそうなので、おそらくこの後国内大会で1度くらい対決するかもですが、それ以外は「海外対決」という形で出番が減っていくような。
傍から見たら今回のみおんは一人空回りで、結果的にりずむは自分の力でピュアホワイトウェディングを手にした形なのだけど、そのきっかけになったのはもちろんみおんの土下座であって、りずむのために死力を尽くしたダンスバトルにしても決して無駄では無かったと思います。とはいえ万が一にもダンスバトルでみおんが負けて、しかしりずむはピュアホワイトウェディングを手にしていた、またはその逆なーんて事になったらじつに微妙な空気が流れただろうね(笑
ピュアホワイトウェディング受け渡しでのドタバタはギャグ風味で明るく。ストーンの重さを噛みしめるりずむの表情をかのんのジェラシーが吹き飛ばし、悪ノリのウェディングシーン(笑)から再び喜びの表現へ。喜びをグッと溜めた横顔は絶品、そこからのジャンプでストーンがキラリと光るラストカットはじつに清々しい締めでした。残るピュアクリスタルティアラはあいらが持っているので揃うのは時間の問題? とはいえすんなり譲っちゃうのも面白みが無いので、ティアラを賭けたあいらvsりずむの「プリズムクイーンカップ前哨戦」を見られそう?
さてオーロラドリーム終了後の「ディア・マイ・フューチャー」についていろいろ騒がれているようですが、本作をろくに見た事がない層が嫌韓をネタに騒いでいるだけの印象で、どうにも気分が悪い。そんな野次馬の戯れ言に囚われず、作品ファンは今最高に盛り上がっているオーロラドリームを熱く見守ろうじゃありませんか。後のことはその時判断すればいい。もしその作品が噂の通り各ゴリ押しで視聴に耐えないのなら見るのを止めればいいだけです。心配する気持ちもわかりますが見る前からあれこれ言っても仕方ありますまい。ちなみに本作だって始まる前は韓国絡みでいろいろ言われたものですが…諸々の艱難辛苦を乗り越えてここまで素晴らしい作品に育ててくれた監督を始めスタッフ各氏をもっと信じましょうよ。
というわけで私は見てから判断します。面白ければ見る、つまらなければ見ない。それだけの話です。
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