2013-01-15(Tue)
アイカツ! #14 イケナイ刑事
七つの顔を持つ女優 神谷しおん登場。

モノマネには負けない。

アバンは只今絶賛流行中のドラマ「イケナイ刑事」のモノマネに盛り上がるみなさん。らぶゆ~! 芝生に座って盛り上がるメンツはいつものアイカツ4人組にクラスメイトちゃん(?)も自然に加わり、もちろん例の4人は仲良しなれど他の子たちとも普通にお付き合いしている様子が窺えます。なるほど普通はこうだよねえ。通りがかった美月さんにモノマネを見られて照れるいちご&あおい、芝生カットもそうだけれどこれら無闇な脚強調アングルに執念を感じます(笑
「つまらない。ただのモノマネね」
なーんて様子を影から斬って捨てる黒髪ロングは今回ドラマオーディションにていちごの前に立ちはだかる「神谷しおん(CV.瀬戸麻沙美)」。中の人がらいちくんと兼役だったとはEDテロップを見るまで気付きませんでした。瀬戸さんやるなあ。

Aパート冒頭学園長から「イケナイ刑事」追加キャストオーディション開催が発表されてクラスは大盛り上がり。あれ? ドラマオーディションって先のオーディションに合格した子だけじゃなかったの? シリーズ最新作「イケナイ刑事3」のサイトを見ながらアイドルとしての目標を語るあおい。確かに一口にアイドルと言っても歌で活躍する人、芝居で活躍する人などいろいろな道があり…これは今後各々の目標を定める展開に絡んできそうな? そして再びモノマネ大会で盛り上がっていると通りがかったしおんが「モノマネには負けない」と一瞥一斬、その言葉の意味を考えながら気合いを入れるあおい、一方全くマイペースのいちごさすがです(笑
寮部屋に戻って二人並んであぶ、じゃなかったイケナイ刑事を鑑賞。仲良いなあもう! 見ている表情からイケナイコンビへの憧れが伝わってきますね。そしてベッドの上でイケナイ以下略。あおいは再びしおんの言葉の意味を考え…その頃しおんは逮捕術入門書を参考にしながらエア逮捕を繰り返していました。すなわち「モノマネではない演技」、オーディションに向けて「神谷しおん刑事」としての役作りを重ねているのです。

今回のドラマオーディションで募集されるのは「ボーイッシュキャラ」と「知的キャラ」の2タイプ、ここでいちごはどちらに応募するかお悩み、どうしても選べないので二人に相談すると返ってきた言葉は――
「いちごに知的キャラは合わないな」
「どの辺が?」
「全体的に…かな?」
ご尤もすぎるアドバイスに「それどういう意味よ!」みたいに荒ぶらず「そっかぁ、じゃボーイッシュキャラにするね!」と明るく返すいちごの素直さが眩しい(笑。毎回言ってるけどほんとアイカツはセリフ回しが面白いです。言いづらそうなあおいの表情や良し、やる気いっぱいのキメポーズを決めるいちごもかわいい。犯人確保!
「蘭にも苦手とかあるんだ!?」
「そりゃあるさ」
夕暮れの帰り道にてアドリブに対する不安を語るあおいへ同調する蘭。確かに苦手なんて無さそうな子だけれどそれは隠しているだけ、弱いトコを表に出さないだけ。つまり自分の弱さを自然に話せる=いかにあおいを信頼しているか判ろうというもの。ああもう! このシーンは作画の良さも効いて雰囲気満点、特に蘭の表情は説得力抜群でした。今回の蘭は完全に脇役なのだけれどきちんと見せ場がある、こういう所からも制作スタッフの作品愛が伝わってきますね。
その頃しおんは鏡の前に立ち髪を触って何やら決意…ボーイッシュの役作りのため綺麗な髪をバッサリ切ってしまったのでした。

その覚悟にいちごはびっくりくり! 女の子にとって髪は命、なのにしおんは役作りのために切ってしまった。ここでいちごがずっと自分の髪を触っていたのはしおんの覚悟の重さ・プロ意識を知った上で「自分はそこまでできない」という無意識の表れでしょう。帰寮後も髪の手入れをしながら、役作りに悩むあおいを心配そうに見守るいちご。何度ドラマを見返してマネしてみても所詮はモノマネでしかなく自分の演技ではない。
煮詰まった時に考え続けてもたいてい良い方向へは進みません。こんな時にパッと気を利かせて気分転換させてくれるいちご、ほんといい子だなあ。アイ!カツ!アイ!カツ!といつもの東屋まで走って一息、すると学園長がやってきて消灯時間のおしらせ。
「緊張ね…いいんじゃない? そういうの」
オーディションへの緊張を打ち明けたあおいへの一言がじつに粋でした。「緊張しなくても大丈夫」なんて気休めではなく緊張を良しとする。高いハードルを前に緊張するくらいがちょうどいい、またひょっとしたら学園長はオーディションに緊張した若き日々を思い出していたのかもしれません。緊張しているうちが華よ、みたいな(笑

夜明けのベッドで目を覚ましたいちごはPCを覗き込むあおいに気付き…何と色っぽい横顔か! プロファイリングについて徹底リサーチする事で役作り、誰かのモノマネではなく「プロファイリングが得意な霧矢刑事」を作り上げようと頑張っていました。そんなあおいを優しく見守るいちごがこれまた色っぽすぎてイケナイ気分になりそう。と思ったら時計を見て飛び起きる表情がかわいすぎて煩悩消去(笑。何この作画!
そんなこんなでオーディション当日となって衣装チェンジ、刑事ドラマのオーディションでこの衣装はどうなの? と思いましたがその辺は大人の事情で。というか今回は何とCGステージがありません。無くてもいいんだ。いちごの衣装は「ホワイトサイバーノースリーブ」「サイバーホットミニ」「クロスベルトブーツ」、あおいの衣装は「テクノ風ジャージ」「サイバープリーツスカート」「サイバーラバーブーツ」です。サイバー刑事!? 恒例のフィッティングシーンすら無いのはそれすら入れられないほど尺がギリギリのせい?
妙にリアルなカチンコが鳴ってオーディションスタート。まずは片桐スミレの出番でしたが台本無しの完全アドリブ進行に緊張ガチガチで見てらんない! その緊張感は順番待ちのみなさんにも伝わって緊張MAX、こんな時でも楽しげに見えるいちごさすがです。あおいにそう言われて目をパチクリさせる表情もかわいすぎ。ほんと何なの今回の作画! 緊張ゆえの失敗に肩を落としてとぼとぼ歩くスミレが気の毒ながらちょっとかわいかった。

続いていちごの番となりました。先輩刑事とのファーストコンタクトはいつもの調子で元気にこなし、次なる課題は「普通にお茶を淹れて」とのこと。お盆に湯飲みを乗せて「普通に、普通に」と唱えながら慎重に歩を進めるいちご…ああもう見てらんない!
「この展開…」
「お約束ならドンガラガッシャーンってパターンだな…」
「やる…いちごなら…約束を守るタイプだから…」
毎度毎度あおいのセリフが光りすぎて良い意味で目眩しそう(笑。この緊張感&お約束への期待(?)を盛り上げるコミカルなBGMがまた良いのだなあ。はたしていちごはお約束どおりカーペットに躓いてドンガラガッシャーン…となるはずが奇跡のキャッチングで超回避! いろいろ天才すぎる!

そしてあおいのオーディション。役作りに頑張った甲斐あって先輩刑事からの質問もきっちりこなして手応え十分、その受け答えを聞いていたしおんも一目置いていたようです。続くしおんのオーディションは刑事部屋から出ての捕り物アクション。こちらもまた日頃からの役作りが生きて、まるで犯人がそこに存在するかのようにリアルな逮捕劇を演じて見せました。結局今回のオーディションはあおい&しおんが合格、ひょっとしてあおいはオーディション無敗?
「面白かった。何だか今日は面白かった」
しおんにこう言わせたのはこれまたいちごの「人を惹き付ける力」ゆえか。何というかいちごと関わるとみんな揃って毒を抜かれちゃうね(笑

というわけで完成した「イケナイ刑事3」の映像へ。先輩刑事のキメゼリフから犯人確保に飛び出すしおんのアクション、かかと落としに振り上げた脚も豪快かつ大胆であります。ほんとにこの衣装なのね。プロファイリング専門なのに何故か現場に出てワッパを掛けるあおいとの息もピッタリ、放送を見ているみなさんも二人のかっこよさに大盛り上がりでした。
「次、いちごのシーンだよ!」
すると突然あおいの一言。何やらいちごはエキストラとして出演したらしく…自分の出演シーンを待ついちごの表情変化ががが! この破壊力はもはや犯罪級です。

「これお姉ちゃんだよね!? 顔映ってないけど」
茶坊主役のいちごはここでもきちんと約束を守る子でした。先の使い回しと思いきや俯瞰カット以外はきちんと新規作画、全カット顔が映らないように描き直されている芸の細かさ・サービス精神に笑いが止まりません。ほんと隅から隅まで面白い。
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モノマネには負けない。

アバンは只今絶賛流行中のドラマ「イケナイ刑事」のモノマネに盛り上がるみなさん。らぶゆ~! 芝生に座って盛り上がるメンツはいつものアイカツ4人組にクラスメイトちゃん(?)も自然に加わり、もちろん例の4人は仲良しなれど他の子たちとも普通にお付き合いしている様子が窺えます。なるほど普通はこうだよねえ。通りがかった美月さんにモノマネを見られて照れるいちご&あおい、芝生カットもそうだけれどこれら無闇な脚強調アングルに執念を感じます(笑
「つまらない。ただのモノマネね」
なーんて様子を影から斬って捨てる黒髪ロングは今回ドラマオーディションにていちごの前に立ちはだかる「神谷しおん(CV.瀬戸麻沙美)」。中の人がらいちくんと兼役だったとはEDテロップを見るまで気付きませんでした。瀬戸さんやるなあ。

Aパート冒頭学園長から「イケナイ刑事」追加キャストオーディション開催が発表されてクラスは大盛り上がり。あれ? ドラマオーディションって先のオーディションに合格した子だけじゃなかったの? シリーズ最新作「イケナイ刑事3」のサイトを見ながらアイドルとしての目標を語るあおい。確かに一口にアイドルと言っても歌で活躍する人、芝居で活躍する人などいろいろな道があり…これは今後各々の目標を定める展開に絡んできそうな? そして再びモノマネ大会で盛り上がっていると通りがかったしおんが「モノマネには負けない」と一瞥一斬、その言葉の意味を考えながら気合いを入れるあおい、一方全くマイペースのいちごさすがです(笑
寮部屋に戻って二人並んであぶ、じゃなかったイケナイ刑事を鑑賞。仲良いなあもう! 見ている表情からイケナイコンビへの憧れが伝わってきますね。そしてベッドの上でイケナイ以下略。あおいは再びしおんの言葉の意味を考え…その頃しおんは逮捕術入門書を参考にしながらエア逮捕を繰り返していました。すなわち「モノマネではない演技」、オーディションに向けて「神谷しおん刑事」としての役作りを重ねているのです。

今回のドラマオーディションで募集されるのは「ボーイッシュキャラ」と「知的キャラ」の2タイプ、ここでいちごはどちらに応募するかお悩み、どうしても選べないので二人に相談すると返ってきた言葉は――
「いちごに知的キャラは合わないな」
「どの辺が?」
「全体的に…かな?」
ご尤もすぎるアドバイスに「それどういう意味よ!」みたいに荒ぶらず「そっかぁ、じゃボーイッシュキャラにするね!」と明るく返すいちごの素直さが眩しい(笑。毎回言ってるけどほんとアイカツはセリフ回しが面白いです。言いづらそうなあおいの表情や良し、やる気いっぱいのキメポーズを決めるいちごもかわいい。犯人確保!
「蘭にも苦手とかあるんだ!?」
「そりゃあるさ」
夕暮れの帰り道にてアドリブに対する不安を語るあおいへ同調する蘭。確かに苦手なんて無さそうな子だけれどそれは隠しているだけ、弱いトコを表に出さないだけ。つまり自分の弱さを自然に話せる=いかにあおいを信頼しているか判ろうというもの。ああもう! このシーンは作画の良さも効いて雰囲気満点、特に蘭の表情は説得力抜群でした。今回の蘭は完全に脇役なのだけれどきちんと見せ場がある、こういう所からも制作スタッフの作品愛が伝わってきますね。
その頃しおんは鏡の前に立ち髪を触って何やら決意…ボーイッシュの役作りのため綺麗な髪をバッサリ切ってしまったのでした。

その覚悟にいちごはびっくりくり! 女の子にとって髪は命、なのにしおんは役作りのために切ってしまった。ここでいちごがずっと自分の髪を触っていたのはしおんの覚悟の重さ・プロ意識を知った上で「自分はそこまでできない」という無意識の表れでしょう。帰寮後も髪の手入れをしながら、役作りに悩むあおいを心配そうに見守るいちご。何度ドラマを見返してマネしてみても所詮はモノマネでしかなく自分の演技ではない。
煮詰まった時に考え続けてもたいてい良い方向へは進みません。こんな時にパッと気を利かせて気分転換させてくれるいちご、ほんといい子だなあ。アイ!カツ!アイ!カツ!といつもの東屋まで走って一息、すると学園長がやってきて消灯時間のおしらせ。
「緊張ね…いいんじゃない? そういうの」
オーディションへの緊張を打ち明けたあおいへの一言がじつに粋でした。「緊張しなくても大丈夫」なんて気休めではなく緊張を良しとする。高いハードルを前に緊張するくらいがちょうどいい、またひょっとしたら学園長はオーディションに緊張した若き日々を思い出していたのかもしれません。緊張しているうちが華よ、みたいな(笑

夜明けのベッドで目を覚ましたいちごはPCを覗き込むあおいに気付き…何と色っぽい横顔か! プロファイリングについて徹底リサーチする事で役作り、誰かのモノマネではなく「プロファイリングが得意な霧矢刑事」を作り上げようと頑張っていました。そんなあおいを優しく見守るいちごがこれまた色っぽすぎてイケナイ気分になりそう。と思ったら時計を見て飛び起きる表情がかわいすぎて煩悩消去(笑。何この作画!
そんなこんなでオーディション当日となって衣装チェンジ、刑事ドラマのオーディションでこの衣装はどうなの? と思いましたがその辺は大人の事情で。というか今回は何とCGステージがありません。無くてもいいんだ。いちごの衣装は「ホワイトサイバーノースリーブ」「サイバーホットミニ」「クロスベルトブーツ」、あおいの衣装は「テクノ風ジャージ」「サイバープリーツスカート」「サイバーラバーブーツ」です。サイバー刑事!? 恒例のフィッティングシーンすら無いのはそれすら入れられないほど尺がギリギリのせい?
妙にリアルなカチンコが鳴ってオーディションスタート。まずは片桐スミレの出番でしたが台本無しの完全アドリブ進行に緊張ガチガチで見てらんない! その緊張感は順番待ちのみなさんにも伝わって緊張MAX、こんな時でも楽しげに見えるいちごさすがです。あおいにそう言われて目をパチクリさせる表情もかわいすぎ。ほんと何なの今回の作画! 緊張ゆえの失敗に肩を落としてとぼとぼ歩くスミレが気の毒ながらちょっとかわいかった。

続いていちごの番となりました。先輩刑事とのファーストコンタクトはいつもの調子で元気にこなし、次なる課題は「普通にお茶を淹れて」とのこと。お盆に湯飲みを乗せて「普通に、普通に」と唱えながら慎重に歩を進めるいちご…ああもう見てらんない!
「この展開…」
「お約束ならドンガラガッシャーンってパターンだな…」
「やる…いちごなら…約束を守るタイプだから…」
毎度毎度あおいのセリフが光りすぎて良い意味で目眩しそう(笑。この緊張感&お約束への期待(?)を盛り上げるコミカルなBGMがまた良いのだなあ。はたしていちごはお約束どおりカーペットに躓いてドンガラガッシャーン…となるはずが奇跡のキャッチングで超回避! いろいろ天才すぎる!

そしてあおいのオーディション。役作りに頑張った甲斐あって先輩刑事からの質問もきっちりこなして手応え十分、その受け答えを聞いていたしおんも一目置いていたようです。続くしおんのオーディションは刑事部屋から出ての捕り物アクション。こちらもまた日頃からの役作りが生きて、まるで犯人がそこに存在するかのようにリアルな逮捕劇を演じて見せました。結局今回のオーディションはあおい&しおんが合格、ひょっとしてあおいはオーディション無敗?
「面白かった。何だか今日は面白かった」
しおんにこう言わせたのはこれまたいちごの「人を惹き付ける力」ゆえか。何というかいちごと関わるとみんな揃って毒を抜かれちゃうね(笑

というわけで完成した「イケナイ刑事3」の映像へ。先輩刑事のキメゼリフから犯人確保に飛び出すしおんのアクション、かかと落としに振り上げた脚も豪快かつ大胆であります。ほんとにこの衣装なのね。プロファイリング専門なのに何故か現場に出てワッパを掛けるあおいとの息もピッタリ、放送を見ているみなさんも二人のかっこよさに大盛り上がりでした。
「次、いちごのシーンだよ!」
すると突然あおいの一言。何やらいちごはエキストラとして出演したらしく…自分の出演シーンを待ついちごの表情変化ががが! この破壊力はもはや犯罪級です。

「これお姉ちゃんだよね!? 顔映ってないけど」
茶坊主役のいちごはここでもきちんと約束を守る子でした。先の使い回しと思いきや俯瞰カット以外はきちんと新規作画、全カット顔が映らないように描き直されている芸の細かさ・サービス精神に笑いが止まりません。ほんと隅から隅まで面白い。
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