2014-02-07(Fri)
アイカツ! #68 花咲くオーロラプリンセス
ドリアカ第四の刺客・姫里マリア登場。

アイドルって面白いね!

まずは「密着!アイドルお嬢様!」に出演するさくらちゃんの様子から。このところ密着取材ネタが続くな(笑。広い屋敷の大きな池にてお友達の「鯉一、鯉二(以下略」を紹介しつつ北大路劇場であっさり締め、続いて映した予告「来週のゲスト」というテイでドリアカ新キャラ「姫里マリア(CV.冨岡美沙子)」の振り。2ndシーズン開幕の第51話ではアイドル雑誌の表紙を飾ったりTV局の入り待ち列が出来ていたりドリアカ台頭のリード役ポジションとして描かれ、ご存じのとおりOPキャラでもある彼女がようやくの本格参戦です。
ランチタイムになんでも弁当ののり弁をバク付く二人。これまで作中での距離感がイマイチ明示されて来なかったけれど、つまりドリアカ島となんでも弁当は昼休みにサッと買いに行ける距離・ご近所と言うことか。ほんまかいな!? こののり弁ランチは後の「デイジー」の伏線になっているのだけれど、そうまでして弁当屋を出した意味をほとんど感じなかったのは残念というか拍子抜け。てなシーンにてマリアを捜すティアラさんへ「マリアですかー?」と普通に答えるセイラ、その後マリアとの会話も普通にお友達で…これまで全く関係性が描かれていない実質初出のキャラといきなり親密にされてもリアクションに困ります。顔見知り→知り合い→友達の過程もドラマなのに、18話目で登場した新キャラとデフォルトで親密ってのはずいぶんお手軽を感じる。そしてティアラさんのテンションがおかしい(笑
件のマリアのファーストインプレッションはデザインどおり穏やかな笑顔&口調のおっとりお嬢様。メイク&ネイル(コスメ)が得意ってのはそれっぽいけれどそらと被っちゃって、というかキャラ性自体が被っている感が無きにしも非ず。不意に浮かんだドレスのイメージをグリーングラスさんに伝えたい、何があろうと伝えたい…これが今回の肝になるはずが、結局マリアの意志を伝えたのは別行動のそら&さくらちゃんによる伝言→プレミアムゲットというオチは正直言って達成感が薄く不完全燃焼気味。

デイジーを求めてなんでも弁当へ移動したドリアカご一行は頼智記者の通報によりスタライ三人娘と合流。顔合わせの次の瞬間すっかり打ち解けてるマリアは、急いでいるはずなのに優雅にのり弁を食べ、そののり弁から爽やかな山のイメージを振りまき…あまりに支離滅裂な構成は一周回って変な脳汁が出るレベルであります(笑
続いてティアラ学園長へのインタビューのテイで語られたマリアスカウトの経緯もこれまた一周回って脳汁のレベルでした。絞りたてミルクを手に裸足で駆け降りてくる白いドレスのキラキラお嬢様というシュールすぎる絵面は私の想像を遥かに超えています。あはは。あの距離でティアラ学園長のペット水残量が見える超視力も凄い。先の天然イリュージョンといい、さくらちゃんの劇場を含めてアイカツ!のお嬢様キャラは特殊能力を持ちすぎ(笑

「マリア!」
「そら!」
「おまたせ」
「うん!」
何この阿吽の呼吸!? 先から姿が見えなかったそらはさくらちゃんの協力を得てグリーングラスさんへ連絡を試みていたのでした。本人が優雅にのり弁食べてる間にきっちり動いているそらの頼り甲斐ったら(笑。ところが「デザイン中は誰にも会わない」との理由で願いは叶わず…ここは経緯説明のデフォルメ劇場がかわいかった。それはそうと自分に縁あるブランドの星座プレミアムについて、ライバル校の生徒のため奔走するさくらちゃんは人が良すぎ、塩送りすぎ。というかこれぞ金持ち喧嘩せずの体現?(好意的解釈
そうこうしているうちに収録の時間が迫ってさあ大変、ってな所で聞こえてきたバババな感じの轟音! やはり金持ちはヘリコなのか! それはそうとローター風に煽られてはためくスカートを押さえるポーズがじつによろしい。まあ縄ばしごに掴まる煽りアングルでも見えない鉄壁スカートなのでどんな強風でも安心だけれど、見られないように必死に押さえる仕草そのものに価値があるのです。なのに両手を広げて在るがままのセイラはロックだなあ。
「ヤッホー! ヤッホー! ヤッホー!」
そら&さくらちゃんにメッセージを託し、残ったみなさんは揃ってヘリコに乗り込み爽やかな山の姫里牧場へ。いちごの一人やまびこはじわじわキますね。するとマリアは幼い日々の思い、ティアラ学園長と出会ってアイドルになった日々の思い、この故郷への思いなどしみじみ語って初登場らしいキャラ説明をつらつらと。小っさいマリアかわいい。ドリアカ入学後のレッスン風景を見るにデザイナーコースのそらもアイドルレッスンを受けていたって事? 奧の二人は次期追加キャラか単なるモブか。
しかしこの情況を冷静に見ると…メッセージをそらに託した結果マリアは現場に先着したものの、そもそも衣装が来ないと収録が始まらないわけで、つまりマリア本人がグリーングラスさんへ直接思いを伝え直接衣装(カード)を受け取った方が理屈もドラマもスジが通った気がする。

代理人のメッセージ一発でプレミアムドレスを入手するなんて1stシーズンからは考えられないカンタンさは、キャラ初登場回にプレミアムドレスのステージまでこなさなければならない苦肉の策でしょう。しかしその結果2ndシーズンはプレミアムの意味合いが極めて軽くなってしまい、ドラマもありがたみもカタルシスも無い、半自動的に支給されるプレミアムドレスにテンプレどおり喜ぶキャラを眺めるだけのイベントになってしまった。ドラマの有無はキャラへの思い入れに直結するのでドリアカキャラにいまいち入れ込めないのも仕方ない所か。今回は隙を縫いながらもそら&マリアの信頼関係がチラチラ見えたので、とりあえずキャラが出揃った今後の掘り下げに期待しときます。
「がんばるぞっ!」
フィッティング前のマリアの気合い入れがかわいすぎ。これ一発で全て許してしまいそう(笑。おそらくキメゼリフの「ぱんぱかぱーん!」はあまり使いどころが無さげ。

星座プレミアム「チロリアンアリエスコーデ」へのチェンジが終わると牡羊座のキメから星座フィーバー。例によって現れた天空の十二宮盤がARIESで止まると次の瞬間十二宮盤は本の表紙と化し、パッと開くとファンシーな飛び出す絵本の舞台へ。マリアが奏でるフルートに踊る羊…だったら本編も羊ネタで考えればよかったのにとちょっと思った。プレミアムにしてはゴテゴテ抑え目のチロリアンアリエスはなかなかいい感じ。お嬢様なマリアによく似合っています。とはいえプレミアムに意地でも付けてる(?)餃子みたいな羽根は勘弁。さすがにこれはセンスを疑った(笑
ステージ曲は「オーロラプリンセス」、歌唱はさくらちゃんを担当しているえりさん…やはりブランドと同時に歌の人も持って行かれますか。ぐぬぬ。作曲・編曲は「硝子ドール」の帆足圭吾(MONACA)氏、ちょっと聴いただけでキレキレの作詞は畑亜貴氏です。なるほど。映像的にはさすが最新モデリングだけあってマリアの造形は文句なしのかわいさ。ボリューム過多の髪もほぼ違和感なくCG化されていました。これ1stシーズンだったらレジンの塊がぶらぶらしていたんだろうなあ。

しっとりした曲調どおりカメラワークも尖りなく、オーロラファンタジーらしい緑多めのステージをナメ&ロングを多用しゆったりと見せています。マリアのキメゼリフ「ぱんぱかぱん」を入れ込んだ歌詞は最初面食らったけれど数回リピートしたらもう慣れました(笑。セリフからしてマリア専用?と思いきやクルキャワも普通にデュオしていたので問題無いか。さくらちゃんとのデュオ(お嬢様対決?)で見てみたい。
牡羊座の星座アピールは「プレミアムアラウンドブーケ」の背景差し替え。そういや今回あれほど拘ったデイジーが衣装に全然反映されていなくてあれれ?→スペシャルアピールで一面デイジー! 粋な演出! と思ったら、さくらちゃんのプレミアムアラウンドブーケも普通にデイジーでちょっと笑った。結局デイジーへの拘りはカードの地紋だけ? 曲終わりの歌詞「待っててください」の字余り感に最初は力が抜けたけれどこれも数回リピートし(以下同文
満を持して登場したマリアは予想以上におっとり天然お嬢様で、存在自体に癒されそうな子でした。好奇心・探求心の高さは浮世離れキャラのドタバタを描きやすそう(お約束。まあ私的にはそらと組んで30分間あらあらうふふをやってるだけの、真っ平らな日常話でも構いませんけれど。むしろそれを見たい(笑
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まずは「密着!アイドルお嬢様!」に出演するさくらちゃんの様子から。このところ密着取材ネタが続くな(笑。広い屋敷の大きな池にてお友達の「鯉一、鯉二(以下略」を紹介しつつ北大路劇場であっさり締め、続いて映した予告「来週のゲスト」というテイでドリアカ新キャラ「姫里マリア(CV.冨岡美沙子)」の振り。2ndシーズン開幕の第51話ではアイドル雑誌の表紙を飾ったりTV局の入り待ち列が出来ていたりドリアカ台頭のリード役ポジションとして描かれ、ご存じのとおりOPキャラでもある彼女がようやくの本格参戦です。
ランチタイムになんでも弁当ののり弁をバク付く二人。これまで作中での距離感がイマイチ明示されて来なかったけれど、つまりドリアカ島となんでも弁当は昼休みにサッと買いに行ける距離・ご近所と言うことか。ほんまかいな!? こののり弁ランチは後の「デイジー」の伏線になっているのだけれど、そうまでして弁当屋を出した意味をほとんど感じなかったのは残念というか拍子抜け。てなシーンにてマリアを捜すティアラさんへ「マリアですかー?」と普通に答えるセイラ、その後マリアとの会話も普通にお友達で…これまで全く関係性が描かれていない実質初出のキャラといきなり親密にされてもリアクションに困ります。顔見知り→知り合い→友達の過程もドラマなのに、18話目で登場した新キャラとデフォルトで親密ってのはずいぶんお手軽を感じる。そしてティアラさんのテンションがおかしい(笑
件のマリアのファーストインプレッションはデザインどおり穏やかな笑顔&口調のおっとりお嬢様。メイク&ネイル(コスメ)が得意ってのはそれっぽいけれどそらと被っちゃって、というかキャラ性自体が被っている感が無きにしも非ず。不意に浮かんだドレスのイメージをグリーングラスさんに伝えたい、何があろうと伝えたい…これが今回の肝になるはずが、結局マリアの意志を伝えたのは別行動のそら&さくらちゃんによる伝言→プレミアムゲットというオチは正直言って達成感が薄く不完全燃焼気味。

デイジーを求めてなんでも弁当へ移動したドリアカご一行は頼智記者の通報によりスタライ三人娘と合流。顔合わせの次の瞬間すっかり打ち解けてるマリアは、急いでいるはずなのに優雅にのり弁を食べ、そののり弁から爽やかな山のイメージを振りまき…あまりに支離滅裂な構成は一周回って変な脳汁が出るレベルであります(笑
続いてティアラ学園長へのインタビューのテイで語られたマリアスカウトの経緯もこれまた一周回って脳汁のレベルでした。絞りたてミルクを手に裸足で駆け降りてくる白いドレスのキラキラお嬢様というシュールすぎる絵面は私の想像を遥かに超えています。あはは。あの距離でティアラ学園長のペット水残量が見える超視力も凄い。先の天然イリュージョンといい、さくらちゃんの劇場を含めてアイカツ!のお嬢様キャラは特殊能力を持ちすぎ(笑

「マリア!」
「そら!」
「おまたせ」
「うん!」
何この阿吽の呼吸!? 先から姿が見えなかったそらはさくらちゃんの協力を得てグリーングラスさんへ連絡を試みていたのでした。本人が優雅にのり弁食べてる間にきっちり動いているそらの頼り甲斐ったら(笑。ところが「デザイン中は誰にも会わない」との理由で願いは叶わず…ここは経緯説明のデフォルメ劇場がかわいかった。それはそうと自分に縁あるブランドの星座プレミアムについて、ライバル校の生徒のため奔走するさくらちゃんは人が良すぎ、塩送りすぎ。というかこれぞ金持ち喧嘩せずの体現?(好意的解釈
そうこうしているうちに収録の時間が迫ってさあ大変、ってな所で聞こえてきたバババな感じの轟音! やはり金持ちはヘリコなのか! それはそうとローター風に煽られてはためくスカートを押さえるポーズがじつによろしい。まあ縄ばしごに掴まる煽りアングルでも見えない鉄壁スカートなのでどんな強風でも安心だけれど、見られないように必死に押さえる仕草そのものに価値があるのです。なのに両手を広げて在るがままのセイラはロックだなあ。
「ヤッホー! ヤッホー! ヤッホー!」
そら&さくらちゃんにメッセージを託し、残ったみなさんは揃ってヘリコに乗り込み爽やかな山の姫里牧場へ。いちごの一人やまびこはじわじわキますね。するとマリアは幼い日々の思い、ティアラ学園長と出会ってアイドルになった日々の思い、この故郷への思いなどしみじみ語って初登場らしいキャラ説明をつらつらと。小っさいマリアかわいい。ドリアカ入学後のレッスン風景を見るにデザイナーコースのそらもアイドルレッスンを受けていたって事? 奧の二人は次期追加キャラか単なるモブか。
しかしこの情況を冷静に見ると…メッセージをそらに託した結果マリアは現場に先着したものの、そもそも衣装が来ないと収録が始まらないわけで、つまりマリア本人がグリーングラスさんへ直接思いを伝え直接衣装(カード)を受け取った方が理屈もドラマもスジが通った気がする。

代理人のメッセージ一発でプレミアムドレスを入手するなんて1stシーズンからは考えられないカンタンさは、キャラ初登場回にプレミアムドレスのステージまでこなさなければならない苦肉の策でしょう。しかしその結果2ndシーズンはプレミアムの意味合いが極めて軽くなってしまい、ドラマもありがたみもカタルシスも無い、半自動的に支給されるプレミアムドレスにテンプレどおり喜ぶキャラを眺めるだけのイベントになってしまった。ドラマの有無はキャラへの思い入れに直結するのでドリアカキャラにいまいち入れ込めないのも仕方ない所か。今回は隙を縫いながらもそら&マリアの信頼関係がチラチラ見えたので、とりあえずキャラが出揃った今後の掘り下げに期待しときます。
「がんばるぞっ!」
フィッティング前のマリアの気合い入れがかわいすぎ。これ一発で全て許してしまいそう(笑。おそらくキメゼリフの「ぱんぱかぱーん!」はあまり使いどころが無さげ。

星座プレミアム「チロリアンアリエスコーデ」へのチェンジが終わると牡羊座のキメから星座フィーバー。例によって現れた天空の十二宮盤がARIESで止まると次の瞬間十二宮盤は本の表紙と化し、パッと開くとファンシーな飛び出す絵本の舞台へ。マリアが奏でるフルートに踊る羊…だったら本編も羊ネタで考えればよかったのにとちょっと思った。プレミアムにしてはゴテゴテ抑え目のチロリアンアリエスはなかなかいい感じ。お嬢様なマリアによく似合っています。とはいえプレミアムに意地でも付けてる(?)餃子みたいな羽根は勘弁。さすがにこれはセンスを疑った(笑
ステージ曲は「オーロラプリンセス」、歌唱はさくらちゃんを担当しているえりさん…やはりブランドと同時に歌の人も持って行かれますか。ぐぬぬ。作曲・編曲は「硝子ドール」の帆足圭吾(MONACA)氏、ちょっと聴いただけでキレキレの作詞は畑亜貴氏です。なるほど。映像的にはさすが最新モデリングだけあってマリアの造形は文句なしのかわいさ。ボリューム過多の髪もほぼ違和感なくCG化されていました。これ1stシーズンだったらレジンの塊がぶらぶらしていたんだろうなあ。

しっとりした曲調どおりカメラワークも尖りなく、オーロラファンタジーらしい緑多めのステージをナメ&ロングを多用しゆったりと見せています。マリアのキメゼリフ「ぱんぱかぱん」を入れ込んだ歌詞は最初面食らったけれど数回リピートしたらもう慣れました(笑。セリフからしてマリア専用?と思いきやクルキャワも普通にデュオしていたので問題無いか。さくらちゃんとのデュオ(お嬢様対決?)で見てみたい。
牡羊座の星座アピールは「プレミアムアラウンドブーケ」の背景差し替え。そういや今回あれほど拘ったデイジーが衣装に全然反映されていなくてあれれ?→スペシャルアピールで一面デイジー! 粋な演出! と思ったら、さくらちゃんのプレミアムアラウンドブーケも普通にデイジーでちょっと笑った。結局デイジーへの拘りはカードの地紋だけ? 曲終わりの歌詞「待っててください」の字余り感に最初は力が抜けたけれどこれも数回リピートし(以下同文
満を持して登場したマリアは予想以上におっとり天然お嬢様で、存在自体に癒されそうな子でした。好奇心・探求心の高さは浮世離れキャラのドタバタを描きやすそう(お約束。まあ私的にはそらと組んで30分間あらあらうふふをやってるだけの、真っ平らな日常話でも構いませんけれど。むしろそれを見たい(笑
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