2015-12-25(Fri)
アイカツ! #165 ルミナス☆クリスマス
Luminas全国ツアーもいよいよ大詰め。
クリスマスサプライズ&奇跡のファイナルステージです。
↓記事が役立ったら一票どうぞ。
クリスマスサプライズ&奇跡のファイナルステージです。
「いよいよLuminasのツアーも残すところあと1回ですな」
「しかも!」
「その日はジャストクリスマスイブ!」
いつだったか「まだまだ続く」と言っていたLuminas全国ツアーがいきなりラスト1ステージ、東北や四国など最初から案に無かった地方はともかく企画書にあった名古屋&福岡も止め絵すらない完全スルーでファイナルステージとはいくら何でも雑すぎて思わず笑った。移動用のワゴンまで作って出発した時はツアーでの出会いを通じて描かれる(であろう)Luminasの成長や絆強化を期待し、また京都への寄り道で描かれたような道中ハプニングの盛り込みにも期待したのだけれど、結局ツアー関連で描かれたのは北海道・沖縄・大阪で新キャラを出してハイおしまい。一方ツアー回以外では何事も無かったようにいつもどおりのアイドルカツドウが描かれ、そうこうしているうちに期間満了→「感動のファイナルステージ!」って…いきなりそんなんやられても何の達成感も感慨も湧きませんて。せっかく1クールに及ぶ主軸企画だったのに竜頭蛇尾っぷりが半端ない、いや正確には竜頭蛇胴竜尾? クールの構成としてもう少し上手く「全国ツアー」を練り込んで欲しかったってのが正直なトコ。
ともあれスタライで行われるファイナルステージは奇しくもイブ当日、そういや本作ブレイクの決定打となった(であろう)伝説の第12話もイブ当日でした。昼間の番宣特番っから「イブの奇跡」をやたら強調していて、そしたら本当に奇跡(笑)が起きてしまってシャンパンを吹いたイブの晩がつい先日のようです。あれからもう丸3年も経つのか(遠い目。当時はまさか4回目のクリスマスを迎えられるなんて思いもしなかったっけ。
「寒くなってきたけどテンションは逆にアツくなってきた!」
例によって豪快なキメで話に入って来た珠璃を今回ばかりはみなさん相手してくれてます。スルーされなくてよかった! 続いて学園マザー&ジョニー先生にハッパを掛けられ意気を高めるLuminasをパッと映してOPへ。それにしても高橋作監回はいつにも増して脚が眩しい。脚指数で言えば至高の脚アニメ「あいうら」を超えてしまったかも。
「大空ぉ天気的にイブの日のお天気はどうなんですか?」
「雪が降っちゃうと素敵ですよね!」
みなさん揃ってファイナルステージ会場=いつものグラウンドへ出るとまずは「イブの天気」についてアレコレ。ホワイトクリスマスといえばロマンチックの王道ですが雪が降るといろいろ面倒くさいのでおっさん的にはご遠慮したい(台無し。残念ながら(?)イブの予報は晴れとのコトで奇跡でも起きない限りホワイトクリスマスは無さげ、という判りやすい奇跡フラグはともかく…あかりに話し掛けるまどかをギロリ、続いて「本物の雪を見たことがない」沖縄のみなみの話を振る凜を真顔で見つめるスミレの表情があまりに穏やかじゃなくて笑っていいのかどうなのか。
「北海道なら間違いなく雪なのに…」
「たいがい雪降ってるよね、クリスマスイブ」
「だったらそれ持ってきちゃえば?」
グラウンドから寮へ戻る道すがらアイ!カツ!中の星宮先輩と遭遇して暫し立ち話。ファイナルステージの話題はホワイトクリスマスへの期待に続き、ののリサが北海道の気候についてナニゲに呟き…すると「それ持ってきちゃえば?」といかにもいちごらしい冗談なんだか本気なんだか判らないアイデアを言うだけ言うてサッサとアイ!カツ!に復帰。何せ厳寒の冬山にミニスカ姿で挑んだ挙げ句 大木を切り倒して持ち帰ってしまう子なので、星宮先輩の前には平地での雪集めなど何のハードルにもならなさそう(笑
「Luminasのクリスマスイブのファイナルステージに雪が降ったらいいなってみんなで盛り上がりました」
「北海道から雪持ってきちゃえば?とかね」
その後 寮へ戻ったののリサは今日の出来事・いちごとの会話を軽い気持ちでキラキラッターに流してオヤスミナサイ。しかし彼女たちが寝ている間に件の呟きは思わぬ速度で広まっていたのです…なーんて騒動の起点はいかにも今どきっぽい。
件の呟きをチェックする頼智記者は何だか久しぶり。今でもノエルちゃんとアイカツ新聞を発行しているのだろうか? というか美しく成長した(であろう)ノエルちゃんを見たい! ついでにその姉ちゃんも見たい(ついでか。明けて翌日レッスン室の3人も件の呟きに盛り上がり、当然チェックしていた霧矢先輩はラジオでその話題を振って火に油を注ぎ――
「Luminas JAPANツアー ファイナルクリスマスライブに雪を届けようプロジェクト、題して『スノーリレーの輪』、これはひょっとするとひょっとして実現するかもしれません」
呟きの輪はいつしかTVニュースに取り上げられるほどまで広がってしまいました。これが炎上のメカニズムか(笑。ともあれここまで盛り上がってしまったら発信元であるののリサが黙って見ているわけにもいかず、しかも明日からちょうど北海道での仕事とあってはこのビッグウエーブに乗らないわけにはいかない!…などとサクッと軽く「北海道で仕事」と言うててちょっと笑ってしまった。キミらつい先週「忙しくて北海道に帰れないかも!?」なーんて心配してたやんか(笑。それはそうとののの部屋着が色っぽすぎ。何この襟ぐりから覗く華奢な肩、細いうなじ、そして鎖骨!
シーンがパッと変わって北海道のヒトコマ、雪を積み込んだトラックの素通し荷台はいかにも雪運びプロジェクトをアピールし…ってこれののの実家じゃん!? というわけでののは正月休みを待たずして里帰り完了? そのままLuminasツアー用のアイカツワゴンに乗り込んで雪トラックを先導しファイナルステージへのスノーリレーをアピール!アピール! などと派手なパフォーマンスも相まって、スノーリレープロジェクトは加速度的に盛り上がり、ついにはTVで特集されるレベルにまで。
「盛り上がってるなあ」
その特集番組でスノーリレーの盛り上がりを知った御大をチラリと映してフラグ立て。またいきなり来たな! 一方大空ぉ天気のあかりはイブ当日の予報をスタッフに再確認するも相変わらず晴れのまま、それどころか暖冬の影響で輸送中の雪が溶けてしまう可能性を知らされて一転心配顔に。
S.Aでの休憩中に荷台の雪を確認すると心配どおりじわじわと溶け始めていました。ヤバい! いやそれよりコートからいきなり伸びてるののリサの脚の方がヤバい!(そういう所ばかり見ない。ほんとスタライ冬コートは危なすぎる。
「心配ねえって。青森の雪さ足して持ってけばいいべさ!」
「がお~! みんな雪さ集めるぞ! 秋田の雪も東京さ持ってぐぞ~!」
すると青森のファンたちが雪を抱えてトラックを囲み、続いて秋田ではナマハゲアイドル「花輪やよい」ちゃんが先導して雪を集め…各地のファンが雪を補充しながらスタライを目指すスノーリレーの輪はいかにも「ファンに支えられている」アイドルとファンの在り方に重なります。「がお~!」の八重歯がかわいいナマハゲアイドルがこの一瞬で出番終了は少々勿体なかった。東北でもツアーやればよかったのに。
「ツアー最後のステージだから」
「悔いのないようにやりきりたい!」
「私たちの心はひとつだった!」
その頃Luminasのみなさんはファイナルステージに向けて気合い上げ上げ! とはいえ今回記事冒頭でダラダラ書いたとおり「ツアー感」自体が薄く、本人たちが言うほどファイナル感を感じないため、キラキラの演出は綺麗でしたが残念ながら絵面ほどの感慨はなかった。そもそもツアー中に「私たちの心はひとつだった!」と胸を張れるようなエピソードってあったっけ?
「みんなで盛り上げたいね、Luminasを!」
一方Luminasの気合いを知った先輩方はファイナルステージを盛り上げるべく秘策を画策? それはそうと今回の姐さん「穏やかじゃない」言いすぎ、ついでに言うとひなきは「だぜ!」言いすぎ。ナツコ氏はもう少し考えてセリフ組んでいただきたい。
そんなこんなでファイナルステージ前日、スタライの敷地は雪を積んだトラックで埋まっていました。まーたたくさん運んできたなあ。雪のトラック軍団を眺めたLuminasは感動&先導してくれたののリサにオツカレサマ! すると2人は――
「そんなことないよ!」
「うん! 私たちよりファンのみなさんが頑張ってくれたおかげだよ!」
ベッタベタの答えだけど良い子や。北海道からトラック軍団を先導し、道中で雪を補充しながら東京まで陸路を走り抜くのはさぞかし疲れたでしょうに、何よりもまず支えてくれたファンたちを気遣い労う2人の姿勢は、デビュー2ヶ月少々でプロアイドルの何たるかを会得してしまったように思えます。ってなやり取りからLuminasのお礼を受けた運ちゃんたちの表情も晴れやか。こういうファン層の描写は珍しいですね(笑
「見渡す限り雪!雪!雪ですな!」
そしてファイナルステージ当日、一面雪に覆われたライブ会場を見たLuminasは大感激であります。昨日の今日でここまで仕上げた設営スタッフもオツカレサマ(笑。客入り風景ではツアーの収穫(?)である大阪のニーナがさりげなく現れ、続いて沖縄のみなみは先の話どおり初めての雪に大はしゃぎ。この辺の再登場はツアーの締めっぽくはありますね。
「あかりちゃん、張り切ってるね!」
「えっ!」
「美月さん!」
ファイナルステージを控えて気合いマシマシのLuminasに掛けられた応援の声。ふと振り向くとそこには…Gメン75の如く横一列で現れた応援団、その丹波哲郎ポジションに収まるレジェンドアイドルの風格が凄い(笑。続いていちごからのお願い――
「1曲だけ美月さんと珠璃ちゃんと私で飛び入り参加させてもらえないかな?」
最初これを聞いた時は「この3人で即席ユニット参加?」と思い、ファイナルステージで美味しいトコ総取りじゃねーか! と思ったけれど、蓋を開けたらLuminas+この3人のスペシャルユニットライブでした。メタ的に見れば来るクイーンカップに備えてあかりに繋がるShining Lineのアピールと、4人目のクイーン候補アピールってトコでしょうか。何にせよファイナルステージを飾る華としては申し分なく、作中の観客も喜びそうなサプライズでしたが、ドラマとしての経緯を思うと唐突感が拭えないのも確か。珠璃にしても大好きなキャラなので飛び入り参戦は大歓迎なれど係る根拠が無さすぎて素直に喜べない。これならスノーリレーの功労者であるののリサとLuminasのセッションか、フツーにLuminas+Soleilの共演のが流れとして自然だった気がする。いや劇場版以来のShining Line 共演はもちろん嬉しかったんですけどね。せっかく御大を引っ張り出すならもう一捻り欲しかった。
というわけでちょっと珍しい6人組のフィッティングシーケンスへ。何かみんな童顔? 新規映像の美月さんソロキメは伏せた目が色っぽく、メデューサの如くぶわっと広がる髪の流れも圧巻です。でも目を開くとめっちゃかわいいのね(笑。長い長いフィッティングシーケンスを終えて始まった曲は2代目クリスマスソング「はろー! Winter Love♪」、歌唱はキャラどおり6人バージョン(るか・もな・みき・みほ・わか・りすこ)です。
ステージオンでパッと映ったフェブリスゲージ。さすがレジェンド美月さん&トップアイドル星宮先輩はいきなり9割強(ほぼフルゲージ)で貫禄を見せ付けます。あかり&スミレがおよそ6割くらい、ひなき&珠璃は5割強くらい? とはいえイントロ終わりには全員フルゲージになっていたので中等部組(クイーン候補)の実力に大差なさそう? そのイントロパートだけでもいちご&あかりのツーショットウインク、美月さん&いちごのツーショットアイコンタクトなどなど真冬なのにアツい!
Aメロに入って4小節ごとのソロ回し&各キャラのクローズアップはどのカットもかわいさMAX、全体的にウインク多めなのはクリスマスセールだろうか(笑。「ぼくらのとこへ運んでくるの かな?」のキメを美月さんに当てるなんてさすが判ってらっしゃる。去年は振り付けの端々でモタついていたあかりがビシッと決められるようになっていて思わずしみじみ(お父さんの気持ち。何だかんだ言うてもさすが6人バージョンは見応え十分で、トップ2人に引けを取らない珠璃の存在感も再確認。キラキラの夜景にキラキラのステージがよく映えるクリスマススペシャルライブでした。
ライブ後の会場は四ツ葉さんのケーキを囲んで余韻に浸るみなさんをチラリ。ここはシアワセそうにケーキを食べるまどかがかわいすぎた(笑。ユリカ様も来てたのね。
「お疲れさま。やり切ったね、Luminas」
「最高のファイナルだった」
「穏やかじゃない!」
「燃えた~!」
「すごい楽しかったよ」
Luminasに声を掛ける先輩方の登場カットがまた脚アングル全開で何事かと。姐さんはとりあえず穏やかじゃない言わせとけ。というかナチュラルにギャラリー側に回されてる姐さん&蘭がちょっと不憫だったり。なーんて会話のうちに空から白いモノが落ちてきて――
「雪?」
「起こったね、奇跡」
「うん」
お約束どおりクリスマスの奇跡が起きてLuminas全国ツアーの幕が降り、しかし3人は休む間もなく来年のクイーンカップに向けて気合いを入れるのでした。ツリーのてっぺんに輝く星を見つめるラストカットはいかにも、はたしてあの星をつかみ取るのは誰か? ってなトコでアイカツの2015年は終了です。来年もよろしく。
「しかも!」
「その日はジャストクリスマスイブ!」
いつだったか「まだまだ続く」と言っていたLuminas全国ツアーがいきなりラスト1ステージ、東北や四国など最初から案に無かった地方はともかく企画書にあった名古屋&福岡も止め絵すらない完全スルーでファイナルステージとはいくら何でも雑すぎて思わず笑った。移動用のワゴンまで作って出発した時はツアーでの出会いを通じて描かれる(であろう)Luminasの成長や絆強化を期待し、また京都への寄り道で描かれたような道中ハプニングの盛り込みにも期待したのだけれど、結局ツアー関連で描かれたのは北海道・沖縄・大阪で新キャラを出してハイおしまい。一方ツアー回以外では何事も無かったようにいつもどおりのアイドルカツドウが描かれ、そうこうしているうちに期間満了→「感動のファイナルステージ!」って…いきなりそんなんやられても何の達成感も感慨も湧きませんて。せっかく1クールに及ぶ主軸企画だったのに竜頭蛇尾っぷりが半端ない、いや正確には竜頭蛇胴竜尾? クールの構成としてもう少し上手く「全国ツアー」を練り込んで欲しかったってのが正直なトコ。
ともあれスタライで行われるファイナルステージは奇しくもイブ当日、そういや本作ブレイクの決定打となった(であろう)伝説の第12話もイブ当日でした。昼間の番宣特番っから「イブの奇跡」をやたら強調していて、そしたら本当に奇跡(笑)が起きてしまってシャンパンを吹いたイブの晩がつい先日のようです。あれからもう丸3年も経つのか(遠い目。当時はまさか4回目のクリスマスを迎えられるなんて思いもしなかったっけ。
「寒くなってきたけどテンションは逆にアツくなってきた!」
例によって豪快なキメで話に入って来た珠璃を今回ばかりはみなさん相手してくれてます。スルーされなくてよかった! 続いて学園マザー&ジョニー先生にハッパを掛けられ意気を高めるLuminasをパッと映してOPへ。それにしても高橋作監回はいつにも増して脚が眩しい。脚指数で言えば至高の脚アニメ「あいうら」を超えてしまったかも。
「大空ぉ天気的にイブの日のお天気はどうなんですか?」
「雪が降っちゃうと素敵ですよね!」
みなさん揃ってファイナルステージ会場=いつものグラウンドへ出るとまずは「イブの天気」についてアレコレ。ホワイトクリスマスといえばロマンチックの王道ですが雪が降るといろいろ面倒くさいのでおっさん的にはご遠慮したい(台無し。残念ながら(?)イブの予報は晴れとのコトで奇跡でも起きない限りホワイトクリスマスは無さげ、という判りやすい奇跡フラグはともかく…あかりに話し掛けるまどかをギロリ、続いて「本物の雪を見たことがない」沖縄のみなみの話を振る凜を真顔で見つめるスミレの表情があまりに穏やかじゃなくて笑っていいのかどうなのか。
「北海道なら間違いなく雪なのに…」
「たいがい雪降ってるよね、クリスマスイブ」
「だったらそれ持ってきちゃえば?」
グラウンドから寮へ戻る道すがらアイ!カツ!中の星宮先輩と遭遇して暫し立ち話。ファイナルステージの話題はホワイトクリスマスへの期待に続き、ののリサが北海道の気候についてナニゲに呟き…すると「それ持ってきちゃえば?」といかにもいちごらしい冗談なんだか本気なんだか判らないアイデアを言うだけ言うてサッサとアイ!カツ!に復帰。何せ厳寒の冬山にミニスカ姿で挑んだ挙げ句 大木を切り倒して持ち帰ってしまう子なので、星宮先輩の前には平地での雪集めなど何のハードルにもならなさそう(笑
「Luminasのクリスマスイブのファイナルステージに雪が降ったらいいなってみんなで盛り上がりました」
「北海道から雪持ってきちゃえば?とかね」
その後 寮へ戻ったののリサは今日の出来事・いちごとの会話を軽い気持ちでキラキラッターに流してオヤスミナサイ。しかし彼女たちが寝ている間に件の呟きは思わぬ速度で広まっていたのです…なーんて騒動の起点はいかにも今どきっぽい。
件の呟きをチェックする頼智記者は何だか久しぶり。今でもノエルちゃんとアイカツ新聞を発行しているのだろうか? というか美しく成長した(であろう)ノエルちゃんを見たい! ついでにその姉ちゃんも見たい(ついでか。明けて翌日レッスン室の3人も件の呟きに盛り上がり、当然チェックしていた霧矢先輩はラジオでその話題を振って火に油を注ぎ――
「Luminas JAPANツアー ファイナルクリスマスライブに雪を届けようプロジェクト、題して『スノーリレーの輪』、これはひょっとするとひょっとして実現するかもしれません」
呟きの輪はいつしかTVニュースに取り上げられるほどまで広がってしまいました。これが炎上のメカニズムか(笑。ともあれここまで盛り上がってしまったら発信元であるののリサが黙って見ているわけにもいかず、しかも明日からちょうど北海道での仕事とあってはこのビッグウエーブに乗らないわけにはいかない!…などとサクッと軽く「北海道で仕事」と言うててちょっと笑ってしまった。キミらつい先週「忙しくて北海道に帰れないかも!?」なーんて心配してたやんか(笑。それはそうとののの部屋着が色っぽすぎ。何この襟ぐりから覗く華奢な肩、細いうなじ、そして鎖骨!
シーンがパッと変わって北海道のヒトコマ、雪を積み込んだトラックの素通し荷台はいかにも雪運びプロジェクトをアピールし…ってこれののの実家じゃん!? というわけでののは正月休みを待たずして里帰り完了? そのままLuminasツアー用のアイカツワゴンに乗り込んで雪トラックを先導しファイナルステージへのスノーリレーをアピール!アピール! などと派手なパフォーマンスも相まって、スノーリレープロジェクトは加速度的に盛り上がり、ついにはTVで特集されるレベルにまで。
「盛り上がってるなあ」
その特集番組でスノーリレーの盛り上がりを知った御大をチラリと映してフラグ立て。またいきなり来たな! 一方大空ぉ天気のあかりはイブ当日の予報をスタッフに再確認するも相変わらず晴れのまま、それどころか暖冬の影響で輸送中の雪が溶けてしまう可能性を知らされて一転心配顔に。
S.Aでの休憩中に荷台の雪を確認すると心配どおりじわじわと溶け始めていました。ヤバい! いやそれよりコートからいきなり伸びてるののリサの脚の方がヤバい!(そういう所ばかり見ない。ほんとスタライ冬コートは危なすぎる。
「心配ねえって。青森の雪さ足して持ってけばいいべさ!」
「がお~! みんな雪さ集めるぞ! 秋田の雪も東京さ持ってぐぞ~!」
すると青森のファンたちが雪を抱えてトラックを囲み、続いて秋田ではナマハゲアイドル「花輪やよい」ちゃんが先導して雪を集め…各地のファンが雪を補充しながらスタライを目指すスノーリレーの輪はいかにも「ファンに支えられている」アイドルとファンの在り方に重なります。「がお~!」の八重歯がかわいいナマハゲアイドルがこの一瞬で出番終了は少々勿体なかった。東北でもツアーやればよかったのに。
「ツアー最後のステージだから」
「悔いのないようにやりきりたい!」
「私たちの心はひとつだった!」
その頃Luminasのみなさんはファイナルステージに向けて気合い上げ上げ! とはいえ今回記事冒頭でダラダラ書いたとおり「ツアー感」自体が薄く、本人たちが言うほどファイナル感を感じないため、キラキラの演出は綺麗でしたが残念ながら絵面ほどの感慨はなかった。そもそもツアー中に「私たちの心はひとつだった!」と胸を張れるようなエピソードってあったっけ?
「みんなで盛り上げたいね、Luminasを!」
一方Luminasの気合いを知った先輩方はファイナルステージを盛り上げるべく秘策を画策? それはそうと今回の姐さん「穏やかじゃない」言いすぎ、ついでに言うとひなきは「だぜ!」言いすぎ。ナツコ氏はもう少し考えてセリフ組んでいただきたい。
そんなこんなでファイナルステージ前日、スタライの敷地は雪を積んだトラックで埋まっていました。まーたたくさん運んできたなあ。雪のトラック軍団を眺めたLuminasは感動&先導してくれたののリサにオツカレサマ! すると2人は――
「そんなことないよ!」
「うん! 私たちよりファンのみなさんが頑張ってくれたおかげだよ!」
ベッタベタの答えだけど良い子や。北海道からトラック軍団を先導し、道中で雪を補充しながら東京まで陸路を走り抜くのはさぞかし疲れたでしょうに、何よりもまず支えてくれたファンたちを気遣い労う2人の姿勢は、デビュー2ヶ月少々でプロアイドルの何たるかを会得してしまったように思えます。ってなやり取りからLuminasのお礼を受けた運ちゃんたちの表情も晴れやか。こういうファン層の描写は珍しいですね(笑
「見渡す限り雪!雪!雪ですな!」
そしてファイナルステージ当日、一面雪に覆われたライブ会場を見たLuminasは大感激であります。昨日の今日でここまで仕上げた設営スタッフもオツカレサマ(笑。客入り風景ではツアーの収穫(?)である大阪のニーナがさりげなく現れ、続いて沖縄のみなみは先の話どおり初めての雪に大はしゃぎ。この辺の再登場はツアーの締めっぽくはありますね。
「あかりちゃん、張り切ってるね!」
「えっ!」
「美月さん!」
ファイナルステージを控えて気合いマシマシのLuminasに掛けられた応援の声。ふと振り向くとそこには…Gメン75の如く横一列で現れた応援団、その丹波哲郎ポジションに収まるレジェンドアイドルの風格が凄い(笑。続いていちごからのお願い――
「1曲だけ美月さんと珠璃ちゃんと私で飛び入り参加させてもらえないかな?」
最初これを聞いた時は「この3人で即席ユニット参加?」と思い、ファイナルステージで美味しいトコ総取りじゃねーか! と思ったけれど、蓋を開けたらLuminas+この3人のスペシャルユニットライブでした。メタ的に見れば来るクイーンカップに備えてあかりに繋がるShining Lineのアピールと、4人目のクイーン候補アピールってトコでしょうか。何にせよファイナルステージを飾る華としては申し分なく、作中の観客も喜びそうなサプライズでしたが、ドラマとしての経緯を思うと唐突感が拭えないのも確か。珠璃にしても大好きなキャラなので飛び入り参戦は大歓迎なれど係る根拠が無さすぎて素直に喜べない。これならスノーリレーの功労者であるののリサとLuminasのセッションか、フツーにLuminas+Soleilの共演のが流れとして自然だった気がする。いや劇場版以来のShining Line 共演はもちろん嬉しかったんですけどね。せっかく御大を引っ張り出すならもう一捻り欲しかった。
というわけでちょっと珍しい6人組のフィッティングシーケンスへ。何かみんな童顔? 新規映像の美月さんソロキメは伏せた目が色っぽく、メデューサの如くぶわっと広がる髪の流れも圧巻です。でも目を開くとめっちゃかわいいのね(笑。長い長いフィッティングシーケンスを終えて始まった曲は2代目クリスマスソング「はろー! Winter Love♪」、歌唱はキャラどおり6人バージョン(るか・もな・みき・みほ・わか・りすこ)です。
ステージオンでパッと映ったフェブリスゲージ。さすがレジェンド美月さん&トップアイドル星宮先輩はいきなり9割強(ほぼフルゲージ)で貫禄を見せ付けます。あかり&スミレがおよそ6割くらい、ひなき&珠璃は5割強くらい? とはいえイントロ終わりには全員フルゲージになっていたので中等部組(クイーン候補)の実力に大差なさそう? そのイントロパートだけでもいちご&あかりのツーショットウインク、美月さん&いちごのツーショットアイコンタクトなどなど真冬なのにアツい!
Aメロに入って4小節ごとのソロ回し&各キャラのクローズアップはどのカットもかわいさMAX、全体的にウインク多めなのはクリスマスセールだろうか(笑。「ぼくらのとこへ運んでくるの かな?」のキメを美月さんに当てるなんてさすが判ってらっしゃる。去年は振り付けの端々でモタついていたあかりがビシッと決められるようになっていて思わずしみじみ(お父さんの気持ち。何だかんだ言うてもさすが6人バージョンは見応え十分で、トップ2人に引けを取らない珠璃の存在感も再確認。キラキラの夜景にキラキラのステージがよく映えるクリスマススペシャルライブでした。
ライブ後の会場は四ツ葉さんのケーキを囲んで余韻に浸るみなさんをチラリ。ここはシアワセそうにケーキを食べるまどかがかわいすぎた(笑。ユリカ様も来てたのね。
「お疲れさま。やり切ったね、Luminas」
「最高のファイナルだった」
「穏やかじゃない!」
「燃えた~!」
「すごい楽しかったよ」
Luminasに声を掛ける先輩方の登場カットがまた脚アングル全開で何事かと。姐さんはとりあえず穏やかじゃない言わせとけ。というかナチュラルにギャラリー側に回されてる姐さん&蘭がちょっと不憫だったり。なーんて会話のうちに空から白いモノが落ちてきて――
「雪?」
「起こったね、奇跡」
「うん」
お約束どおりクリスマスの奇跡が起きてLuminas全国ツアーの幕が降り、しかし3人は休む間もなく来年のクイーンカップに向けて気合いを入れるのでした。ツリーのてっぺんに輝く星を見つめるラストカットはいかにも、はたしてあの星をつかみ取るのは誰か? ってなトコでアイカツの2015年は終了です。来年もよろしく。
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