2011-05-29(Sun)
スイートプリキュア♪ #16 ピンポーン!交換ステイでベストフレンドニャ♪
交換すればもっと強くなれる!

またも新技、ミュージックロンド・スーパーカルテット発動です。

アバンは校門で待ち構える奏、というかニセ奏から。わかりやすく例のペンダントを光らせるニセ奏は登校してきた響に対し、してもいない約束をネタにイチャモン付けてケンカを吹っ掛け、わけがわからないまま響はそれに乗って朝っぱらから不穏な空気に。ちょろい! 言うだけ言って姿を消したニセ奏を追った響は走って教室へ、すると後から登校してきた本物奏と会ってあれこれ言うも今度は奏がわけがわからず…かーなーり力技なケンカ展開のスタートです。今回のシナリオはシリーズ構成の大野氏、氏は響&奏のケンカを作劇のベースに置いているようだけれど、いくらセイレーンの変身能力が便利とはいえ今回の起動スイッチは少々お手軽&力技すぎて何だかなあな感じ。そもそも結論から先に言えば今回のオチは「お互いの良い所に気付いて仲直り」なのだから、ケンカの原因も「それに気付かなかったから」にするのが自然で、「寂しくても辛い顔を見せないで元気に笑っている響」「いつも周りのことを考えて一生懸命な奏」という両者の長所をすれ違わせてのケンカ勃発にすべきでしょう。というか響もいい加減変身セイレーンのペンダントに気付いてよ。これで何回目だ?
さて朝から低気圧な二人を引きずった先生は「ベストフレンド大賞」の受賞をお知らせ、前回のエンドカードはこのことだったのか。喧嘩真っ最中なのにベストフレンドと言われる二人は先生の話も上の空、背中をつねり合う静かな戦争からベストフレンド「タイ!」はちょっと笑った。

授賞式で披露する連弾の練習に引っ張る奏と断固拒否の響。奏からすればわけがわからないケンカなので義務を果たすべく響を引っ張るけれど、ニセ奏の言葉に拘る響は頑として言う事を聞かない。まるで駄々をこねる子供を引っ張る母親みたいな。このままではせっかく上がったハーモニーパワーも失ってしまう、そこでハミィは「交換ステイ」を提案しましたが…「何でそういう話になるのかな?」という二人のリアクションには私も同意せざるを得ません。今回のハイライトであるペルティエの交換に掛けた筋書きなのだろうけれどこれもまた無理筋で、そもそも絶賛ケンカ中の相手の家へ泊まり合うなど不自然もいいところ。こういうのは仲が良好なときにやることなんじゃ? お互いの家に何らかのトラブルがあって、そのピンチヒッターとしてお互いが出向くけれど、いざ行ってみたら意外な発見があった、という展開ならば「交換ステイ」も自然になったでしょうに。
そんな無理筋を上手いこと言いくるめるハミィさんってば某キュ○べえ並みの策士かも。
さてお互いの家庭へ到着した二人は各々の歓迎を受けます。煩い姉ちゃんが楽しい姉ちゃんに代わって嬉しい奏太はさっそくからしカップケーキで歓迎、一方の奏は誰が来ようがいつもの完全マイペースを崩さない響父ちゃんに四苦八苦です。あはは。

手渡されたノートにびっしり書かれた奏スケジュール。奏太の勉強を見て、店が忙しければ手伝い、片付けまで行う。マイペースな響にはどれも無理そうです(笑。それらを毎日きっちりこなす奏に感心しながら箸を止めない響、奏太と仲が良いな! 確かに家庭に一人響が居ると家の中が明るくなりそう。
響父ちゃんの天才センス溢れすぎな昼飯に続いて夕食は奏の当番、料理が得意な奏は美味しそうな炊き込みご飯を作るけれど、しかし父ちゃんはゆっくり味わう暇も無く、キッチンで立ち食いすると食卓での会話も無いまま部屋へ戻ってしまいました。せっかく用意したお味噌汁も使われなかったお椀が虚しく残るだけ、家族みんなで囲む賑やかな食卓に慣れている奏はたった一人の夕食に響が日常感じているであろう「寂しさ」が身に染みたことでしょう。
部屋へ戻ってベッドに転がっても一人、ここは寂しさを強調する俯瞰アングルが効いていましたね。ハミィやフェアリートーンがいるから大丈夫と言っても家族の温もりの代わりにはなりませんし。いや奏はハミィの肉球さえあれば平気か(笑
そしてPC経由で響母ちゃんとの会話。響は件の授賞式の話を母ちゃんにしていなかったのですね。仕事に追われる父ちゃんは来られず、海外で忙しい母ちゃんへは最初から話すらしていない。これは響なりの気遣い(諦め?)なのだろうけど、そんな話を聞いてしまったら母親として複雑だろうなあ。
てなやり取りを窓外で聞いているセイレーンはまたしても悪巧みを思いついたようでした。わかりやすい!
明けて翌朝の登校シーンはいつの間にかアコちゃんがレギュラーになっています。仲直りを促しながら憎まれ口を止めないアコちゃん、ここで響&奏の事情を知るシーンをわざわざ入れてくるのはラストのミューズ登場と何か関わりがある? その後校門にて響&奏はバッタリ出会い、対面時にはギクシャクしていた二人でしたがいつの間にか息が合って仲直り完了です。

Bパートはサッサとベストフレンド大賞授賞式です。客席から声援を送る奏父ちゃんに奏は照れ照れだけれど、家族が誰も来てくれない響はその声がうらやましい。曇ってる曇ってる! 続く連弾披露の準備に舞台袖へ退けると待っていたのは響母ちゃん、いたんですか!? ええずっと。意外な登場に驚く響、しかしその母ちゃんの胸元にはお約束どおり例のペンダントが光り…奏の悪口を囁くセイレーンの作戦はサクラのときとマンマ一緒じゃないか(笑。暗い舞台袖で耳打ちする様子はいかにも怪しく、その罠にあっさりハマってグルグルしちゃう響の素直さが眩しいです。というか響もいい加減変身セイレーンのペンダ(以下略
連弾の準備ができても響はグルグル継続中、ここはどうしていいかわからず戸惑う響の心境をこれでもかと演出していましたね。ステージに立っても演奏を待つ観客の前で立ち尽くしてしまう響、さあどうする1? という所で現れた赤い服の女性は本物の響母ちゃん、奏から話を聞いた母ちゃんは寂しい思いをさせている娘のために急いで帰ってきたのです。すると舞台袖の母ちゃんは誰? というわけでようやく響は変身セイレーンの見分け方に気付き、悪巧みがバレたセイレーンはメトロノームに付いていた音符をネガトーン化。よくも毎回いい所に音符があるね(笑
絶対に許さない二人がプリキュアへ変身してアクションシーンへ。

「早くやっつけて式の続きしよう!」
ネガトーンの一撃を交わしてサムアップの奏の言葉どおり、戦闘開始直後から二人ペルティエの発動でいきなりフィニッシュ? しかし登場間もないこのキメ技は悲しいかな今回のネガトーンにあっさり返されてしまいました。メトロノームモチーフだけに時間制御?
「ダメだよリズム。二人で乗り越えよう」
ピアチェーレを返されて絶望のリズムはミューズの助けを呟き、しかし二人の絆を信じるメロディは「二人で」立ち向かうことを望んだ。熱いぞメロディ! まさにその時ミューズは上空から状況を見守っており、ドドリーが口を出さないよう抑えて見つめる様子からして二人の成長を確かめているのでしょうね。
お互いの良い所を交換して強くなろう。商品展開に合わせた力技な論法ですが言いたいことはわかります。交換ステイで知ったお互いの良い所、自分にはない長所を互いに補完し合えば今よりずっと強くなれる。その主旨はプリキュアらしくて良いと思いますが…もう少しスマートに描いてくれればなあ。特に今回は作監に高橋晃氏、演出に池田洋子氏と映像面がご褒美スタッフだっただけにシナリオの残念さが際立ってしまったかも。

セパレーションしたペルティエの片方ずつを交換して組み合わた「クロスロッド」モードからの新技「プリキュア・ミュージックロンド・スーパーカルテット」の新バンク。背中合わせにくるくる回る二人の満面笑顔の入りからキラキラkawaii眩しさ全開であります。「駆け巡れ、トーンのリング!」で光の輪が広がり、互いの手をギュッと繋いでスーパーカルテットの発射! やっぱり手を繋ぐアクションは良いなああ! リズムのウインクを合図のように二人でフィナーレ! これまたかわいい!

エンドカードはエプロン姿の響母ちゃん、響の表情からして次回は異次元クッキングのご披露でしょうか?(笑
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またも新技、ミュージックロンド・スーパーカルテット発動です。

アバンは校門で待ち構える奏、というかニセ奏から。わかりやすく例のペンダントを光らせるニセ奏は登校してきた響に対し、してもいない約束をネタにイチャモン付けてケンカを吹っ掛け、わけがわからないまま響はそれに乗って朝っぱらから不穏な空気に。ちょろい! 言うだけ言って姿を消したニセ奏を追った響は走って教室へ、すると後から登校してきた本物奏と会ってあれこれ言うも今度は奏がわけがわからず…かーなーり力技なケンカ展開のスタートです。今回のシナリオはシリーズ構成の大野氏、氏は響&奏のケンカを作劇のベースに置いているようだけれど、いくらセイレーンの変身能力が便利とはいえ今回の起動スイッチは少々お手軽&力技すぎて何だかなあな感じ。そもそも結論から先に言えば今回のオチは「お互いの良い所に気付いて仲直り」なのだから、ケンカの原因も「それに気付かなかったから」にするのが自然で、「寂しくても辛い顔を見せないで元気に笑っている響」「いつも周りのことを考えて一生懸命な奏」という両者の長所をすれ違わせてのケンカ勃発にすべきでしょう。というか響もいい加減変身セイレーンのペンダントに気付いてよ。これで何回目だ?
さて朝から低気圧な二人を引きずった先生は「ベストフレンド大賞」の受賞をお知らせ、前回のエンドカードはこのことだったのか。喧嘩真っ最中なのにベストフレンドと言われる二人は先生の話も上の空、背中をつねり合う静かな戦争からベストフレンド「タイ!」はちょっと笑った。

授賞式で披露する連弾の練習に引っ張る奏と断固拒否の響。奏からすればわけがわからないケンカなので義務を果たすべく響を引っ張るけれど、ニセ奏の言葉に拘る響は頑として言う事を聞かない。まるで駄々をこねる子供を引っ張る母親みたいな。このままではせっかく上がったハーモニーパワーも失ってしまう、そこでハミィは「交換ステイ」を提案しましたが…「何でそういう話になるのかな?」という二人のリアクションには私も同意せざるを得ません。今回のハイライトであるペルティエの交換に掛けた筋書きなのだろうけれどこれもまた無理筋で、そもそも絶賛ケンカ中の相手の家へ泊まり合うなど不自然もいいところ。こういうのは仲が良好なときにやることなんじゃ? お互いの家に何らかのトラブルがあって、そのピンチヒッターとしてお互いが出向くけれど、いざ行ってみたら意外な発見があった、という展開ならば「交換ステイ」も自然になったでしょうに。
そんな無理筋を上手いこと言いくるめるハミィさんってば某キュ○べえ並みの策士かも。
さてお互いの家庭へ到着した二人は各々の歓迎を受けます。煩い姉ちゃんが楽しい姉ちゃんに代わって嬉しい奏太はさっそくからしカップケーキで歓迎、一方の奏は誰が来ようがいつもの完全マイペースを崩さない響父ちゃんに四苦八苦です。あはは。

手渡されたノートにびっしり書かれた奏スケジュール。奏太の勉強を見て、店が忙しければ手伝い、片付けまで行う。マイペースな響にはどれも無理そうです(笑。それらを毎日きっちりこなす奏に感心しながら箸を止めない響、奏太と仲が良いな! 確かに家庭に一人響が居ると家の中が明るくなりそう。
響父ちゃんの天才センス溢れすぎな昼飯に続いて夕食は奏の当番、料理が得意な奏は美味しそうな炊き込みご飯を作るけれど、しかし父ちゃんはゆっくり味わう暇も無く、キッチンで立ち食いすると食卓での会話も無いまま部屋へ戻ってしまいました。せっかく用意したお味噌汁も使われなかったお椀が虚しく残るだけ、家族みんなで囲む賑やかな食卓に慣れている奏はたった一人の夕食に響が日常感じているであろう「寂しさ」が身に染みたことでしょう。
部屋へ戻ってベッドに転がっても一人、ここは寂しさを強調する俯瞰アングルが効いていましたね。ハミィやフェアリートーンがいるから大丈夫と言っても家族の温もりの代わりにはなりませんし。いや奏はハミィの肉球さえあれば平気か(笑
そしてPC経由で響母ちゃんとの会話。響は件の授賞式の話を母ちゃんにしていなかったのですね。仕事に追われる父ちゃんは来られず、海外で忙しい母ちゃんへは最初から話すらしていない。これは響なりの気遣い(諦め?)なのだろうけど、そんな話を聞いてしまったら母親として複雑だろうなあ。
てなやり取りを窓外で聞いているセイレーンはまたしても悪巧みを思いついたようでした。わかりやすい!
明けて翌朝の登校シーンはいつの間にかアコちゃんがレギュラーになっています。仲直りを促しながら憎まれ口を止めないアコちゃん、ここで響&奏の事情を知るシーンをわざわざ入れてくるのはラストのミューズ登場と何か関わりがある? その後校門にて響&奏はバッタリ出会い、対面時にはギクシャクしていた二人でしたがいつの間にか息が合って仲直り完了です。

Bパートはサッサとベストフレンド大賞授賞式です。客席から声援を送る奏父ちゃんに奏は照れ照れだけれど、家族が誰も来てくれない響はその声がうらやましい。曇ってる曇ってる! 続く連弾披露の準備に舞台袖へ退けると待っていたのは響母ちゃん、いたんですか!? ええずっと。意外な登場に驚く響、しかしその母ちゃんの胸元にはお約束どおり例のペンダントが光り…奏の悪口を囁くセイレーンの作戦はサクラのときとマンマ一緒じゃないか(笑。暗い舞台袖で耳打ちする様子はいかにも怪しく、その罠にあっさりハマってグルグルしちゃう響の素直さが眩しいです。というか響もいい加減変身セイレーンのペンダ(以下略
連弾の準備ができても響はグルグル継続中、ここはどうしていいかわからず戸惑う響の心境をこれでもかと演出していましたね。ステージに立っても演奏を待つ観客の前で立ち尽くしてしまう響、さあどうする1? という所で現れた赤い服の女性は本物の響母ちゃん、奏から話を聞いた母ちゃんは寂しい思いをさせている娘のために急いで帰ってきたのです。すると舞台袖の母ちゃんは誰? というわけでようやく響は変身セイレーンの見分け方に気付き、悪巧みがバレたセイレーンはメトロノームに付いていた音符をネガトーン化。よくも毎回いい所に音符があるね(笑
絶対に許さない二人がプリキュアへ変身してアクションシーンへ。

「早くやっつけて式の続きしよう!」
ネガトーンの一撃を交わしてサムアップの奏の言葉どおり、戦闘開始直後から二人ペルティエの発動でいきなりフィニッシュ? しかし登場間もないこのキメ技は悲しいかな今回のネガトーンにあっさり返されてしまいました。メトロノームモチーフだけに時間制御?
「ダメだよリズム。二人で乗り越えよう」
ピアチェーレを返されて絶望のリズムはミューズの助けを呟き、しかし二人の絆を信じるメロディは「二人で」立ち向かうことを望んだ。熱いぞメロディ! まさにその時ミューズは上空から状況を見守っており、ドドリーが口を出さないよう抑えて見つめる様子からして二人の成長を確かめているのでしょうね。
お互いの良い所を交換して強くなろう。商品展開に合わせた力技な論法ですが言いたいことはわかります。交換ステイで知ったお互いの良い所、自分にはない長所を互いに補完し合えば今よりずっと強くなれる。その主旨はプリキュアらしくて良いと思いますが…もう少しスマートに描いてくれればなあ。特に今回は作監に高橋晃氏、演出に池田洋子氏と映像面がご褒美スタッフだっただけにシナリオの残念さが際立ってしまったかも。

セパレーションしたペルティエの片方ずつを交換して組み合わた「クロスロッド」モードからの新技「プリキュア・ミュージックロンド・スーパーカルテット」の新バンク。背中合わせにくるくる回る二人の満面笑顔の入りからキラキラkawaii眩しさ全開であります。「駆け巡れ、トーンのリング!」で光の輪が広がり、互いの手をギュッと繋いでスーパーカルテットの発射! やっぱり手を繋ぐアクションは良いなああ! リズムのウインクを合図のように二人でフィナーレ! これまたかわいい!

エンドカードはエプロン姿の響母ちゃん、響の表情からして次回は異次元クッキングのご披露でしょうか?(笑
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