2011-06-06(Mon)
スイートプリキュア♪ #17 ウルルン!ママはいつでも子供の味方なのニャ♪
がんばり屋の響を優しく包む母親の愛。

料理はダメだけどいい母ちゃんです。

前回突如帰国した響の母ちゃん「北条まりあ」さんが今回も引き続き登場、というか大活躍の回でした。朝も早よから皿を落として響の目覚まし時計代わりの後、キッチンで目撃したまりあさん謹製の朝食は何と豪快な野菜丸ごとサラダ…それを見た響は口を三角にして驚いているけれどキミは人のこと言えないだろう?(笑。この母あってこの娘、そう言えば父ちゃんも豪快丸ごと鍋を作っていたり、包丁いらずの丸ごと料理は北条家のしきたりなのだろうか。
その後もまりあさんは料理の天災っぷりを遺憾なく発揮しまくり、世界的バイオリニストが手にヤケドしちゃマズいんじゃ?(笑。てな感じに初っ端っからフルスロットルのまりあさん&響がかわいすぎる今回の作監は第七話に続いてなまためやすひろ氏。表情豊かな丸っこい絵柄はじつに私のツボで、カットごとにコロコロ変わる二人の表情はいきなり楽しさ全開です。まりあさんかわいいな!
久しぶりの帰宅だけれど次のコンサートの準備のため今晩フランスへ帰ってしまうまりあさん、というわけで今日は響へのサービスデイ、「たっぷり甘えて欲しいな~」と言われて頬を染めちゃう響がこれまたかわいい。そしてまりあさんは校長先生からの電話を受けて何やら大喜びしていますよ?

「もしも世界中の人が私の敵になったとしても、ママだけは私の味方でいてくれる」
照れ顔で飛び出した後の学校にて「ママにどう甘えていいのかわからない」と思い悩む響。ママは私を逞しい子だと思っているから留守にできる、だからわがままなんて言ったら嫌われちゃう。そんな響に対して親の気持ちを代弁する奏はさすがお姉ちゃん? きっと奏は奏太に対しても同じ気持ちなのでしょう、同い年でも一人っ子の響と違って「保護者」の感覚が判っている奏らしいセリフです。また響が望むわがまま、「子守歌を歌ってもらったことがない」というのも「親の心子知らず」の比喩なのだろうね。
そして本日の特別ゲストが登場です。先生に招かれて教室へ入ってきたまりあさんに驚きの響、なるほど先の校長先生との電話は「一人授業参観」の許可だったのでした。後ろで静かに見ているからよろしく、と言いつつ、「響の歌」を聴くはずだった音楽の授業にて生徒の前でバイオリンを弾いてしまう大活躍。まあ影に隠れようとしてもスポットライトが外れないスター性はさすが世界的バイオリニストという所でしょうか。
また響とツーショットで昼休みの放送をするはずが、まりあさん来訪を知って駆け付けた王子先輩が突如乱入。結局三人で放送することとなり、またしても響の思惑が外れてしまいます。あらら。それにしても王子先輩の舞い上がりっぷりったら…この人ってこういうキャラだっけ? まりあさんにオーバーヒートな王子先輩を見て「かわいい!」と喜んじゃう奏は盲目すぎる(笑

昼休みが来て始まった校内放送、後から割り込んだのにセンターに陣取ってまりあさんにマックスハート状態の王子先輩は飛ばしまくりです。響は王子先輩の影からインタビューのやり取りにわくわくそわそわ、次第に固くなる王子先輩のガードをかいくぐろうと必死な姿がかわいすぎてどうしましょう。あはははは! 突然話を振られてジト目から焦りの表情変化もいちいちかわいいです。しかし「プロのピアニスト」の云々がまさかラストへの布石だったとは。
てな様子を時計塔アジトから眺めていたセイレーン。洗脳されていても王子先輩がデレデレしている様子にジェラシーが止まらない? そしてセイレーンはまたしても変身作戦…主役キャラのニセモノ作戦は正体バレバレの今となっては禁じ手だろうに。とはいえ脚から入って後姿のパンアップから振り返り、胸のペンダントで締める変身後の見せ方はなかなかかっこよろしかった。

授業が終わった後は三人揃って調べの館へ。ハミィはもう正体隠す気無いだろ?(笑。離れて暮らす親として「娘の日常」を見たい、しかし心地よいピアノの音につい眠ってしまうまりあさん…学校では元気いっぱいだったけれどさすがに疲れているのでしょうね。子守歌を歌ってもらうつもりが歌ってあげるハメになり、逆に起こしてしまった後は「響が一番好きな場所へ連れて行って」と。ママとの時間を楽しむつもりだったのに振り回されるばかりの響は「結局私のこと全然見てくれない」とがっかりです。でもまりあさんはきちんと見ているんだよね。
てなところへネガトーン出現のお知らせ。第三者がいる所へ普通に飛んでくるフェアリートーンも正体を隠すつもり無いだろ?(笑。その頃セイレーンは「ネガトーンを操る歌姫北条響!」と高らかに名乗りながら悲しみのメロディーを流し、本人が来たところで変身解除すると「あの北条響こそがネガトーンを操る悪者!」と響を指さして正気を無くした街の人々を煽る。これはつまり「世界中の人が私の敵になった」状態なのですね。
「響は誰が何と言おうと平和の敵なんかじゃありません!」
するとそこへまりあさんが登場。奏から事情を聞いたまりあさんは悲しみのメロディーに操られた人々に取り囲まれて絶賛大ピンチの娘を救うべくバイオリンを構えた。少々力技を感じるけれど、自分の娘を信じ、無実を訴えながら必死にバイオリンを弾くまりあさんは紛れもなく「子供のためなら我が身を盾にする」母親の姿でした。かっこいいぞまりあさん。
美しいバイオリンの音色は悲しみのメロディーを打ち消し、操られていたみなさんが正気を取り戻すと絶対に許さない二人はプリキュアへ変身です。路地に隠れて変身とは一応正体を隠す気あるんだ。でもこれまで何度も衆目の前で変身していたよねえ?(笑

変身後のアクションはリズムの空中キックがキワキワすぎてナントモ。履いてない? いつぞやのリベンジかセイレーンは光弾を発射、直撃を受けたリズムはド派手に噴煙を上げていたけれどこの程度ではプリキュアは死にません。とはいえ相当なダメージを受けてプリキュア危うし!
すると見守っていたまりあさん、そして市民のみなさんが一斉に応援コールを…さすがにこのミラクルライト演出は無いだろう? 老若男女声を揃えて「ぷーりきゅあ! ぷーりきゅあ!」と応援してるシーンは苦笑うしかありませんでした。というかスイートの世界でのプリキュアって公認戦士キャラクターだったのか。それはともかく応援するまりあさんのバイオリンの弦が五弦になっててちょっと笑った。ベースじゃないんだから。
みなさんの声援を力に変えてミュージックロンド・スーパーカルテット、二人揃ってのフィナーレは相変わらずかわいいけれど…いいのかこれで。

戦い済んで響&まりあさんは「響が一番好きな場所」へ。親子の時間を尊重して影から見守る奏はさすが気が利いてます。街に生きる人々が出すいろんな音が響き合うこの場所はまりあさんも好きな場所で、それを聴くと優しい気持ちになれることから娘の名前を「響」に決めたと。いい話じゃないか。そして響のピアノも子守歌も優しい気持ちになれた。疲れて寝てしまいながらもまりあさんは娘の音を感じていたのです。
「泣きたい時は泣けばいいのよ」
まりあさんの期待に応えるべく「逞しい子」を演じていた響、しかしまりあさんは響の正直な気持ちもがんばりも全てわかっていた。自分が留守をしていることで響に寂しい思いをさせている、だから近くにいるときはたくさん甘えていい。そんな優しさに子供のように泣きじゃくる響が愛おしいです。見ているこっちも涙が止まりません。それはともかく「ママの胸は響だけの特等席」…「父ちゃんのためにあるんやないんやで~」は真理ということか(笑
「ママは子守歌の代わりにいつもバイオリンを弾いていたよ」
フランスへ旅立って行ったまりあさんを見送る空港にて父ちゃんとの会話。世界を飛び回る忙しさから「歌ってもらった事が無い」と思っていた子守歌を、じつは赤ちゃんの響は聴いていた。それはつまりまりあさんは多忙の中でも響の事をきちんと見ていたということ。母親の愛情を知った響は家族でのステージを夢見てプロのピアニストを目指す、離れて暮らすことでより強まった家族の絆を感じさせる綺麗な締めでした。

次回は奏回?
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料理はダメだけどいい母ちゃんです。

前回突如帰国した響の母ちゃん「北条まりあ」さんが今回も引き続き登場、というか大活躍の回でした。朝も早よから皿を落として響の目覚まし時計代わりの後、キッチンで目撃したまりあさん謹製の朝食は何と豪快な野菜丸ごとサラダ…それを見た響は口を三角にして驚いているけれどキミは人のこと言えないだろう?(笑。この母あってこの娘、そう言えば父ちゃんも豪快丸ごと鍋を作っていたり、包丁いらずの丸ごと料理は北条家のしきたりなのだろうか。
その後もまりあさんは料理の天災っぷりを遺憾なく発揮しまくり、世界的バイオリニストが手にヤケドしちゃマズいんじゃ?(笑。てな感じに初っ端っからフルスロットルのまりあさん&響がかわいすぎる今回の作監は第七話に続いてなまためやすひろ氏。表情豊かな丸っこい絵柄はじつに私のツボで、カットごとにコロコロ変わる二人の表情はいきなり楽しさ全開です。まりあさんかわいいな!
久しぶりの帰宅だけれど次のコンサートの準備のため今晩フランスへ帰ってしまうまりあさん、というわけで今日は響へのサービスデイ、「たっぷり甘えて欲しいな~」と言われて頬を染めちゃう響がこれまたかわいい。そしてまりあさんは校長先生からの電話を受けて何やら大喜びしていますよ?

「もしも世界中の人が私の敵になったとしても、ママだけは私の味方でいてくれる」
照れ顔で飛び出した後の学校にて「ママにどう甘えていいのかわからない」と思い悩む響。ママは私を逞しい子だと思っているから留守にできる、だからわがままなんて言ったら嫌われちゃう。そんな響に対して親の気持ちを代弁する奏はさすがお姉ちゃん? きっと奏は奏太に対しても同じ気持ちなのでしょう、同い年でも一人っ子の響と違って「保護者」の感覚が判っている奏らしいセリフです。また響が望むわがまま、「子守歌を歌ってもらったことがない」というのも「親の心子知らず」の比喩なのだろうね。
そして本日の特別ゲストが登場です。先生に招かれて教室へ入ってきたまりあさんに驚きの響、なるほど先の校長先生との電話は「一人授業参観」の許可だったのでした。後ろで静かに見ているからよろしく、と言いつつ、「響の歌」を聴くはずだった音楽の授業にて生徒の前でバイオリンを弾いてしまう大活躍。まあ影に隠れようとしてもスポットライトが外れないスター性はさすが世界的バイオリニストという所でしょうか。
また響とツーショットで昼休みの放送をするはずが、まりあさん来訪を知って駆け付けた王子先輩が突如乱入。結局三人で放送することとなり、またしても響の思惑が外れてしまいます。あらら。それにしても王子先輩の舞い上がりっぷりったら…この人ってこういうキャラだっけ? まりあさんにオーバーヒートな王子先輩を見て「かわいい!」と喜んじゃう奏は盲目すぎる(笑

昼休みが来て始まった校内放送、後から割り込んだのにセンターに陣取ってまりあさんにマックスハート状態の王子先輩は飛ばしまくりです。響は王子先輩の影からインタビューのやり取りにわくわくそわそわ、次第に固くなる王子先輩のガードをかいくぐろうと必死な姿がかわいすぎてどうしましょう。あはははは! 突然話を振られてジト目から焦りの表情変化もいちいちかわいいです。しかし「プロのピアニスト」の云々がまさかラストへの布石だったとは。
てな様子を時計塔アジトから眺めていたセイレーン。洗脳されていても王子先輩がデレデレしている様子にジェラシーが止まらない? そしてセイレーンはまたしても変身作戦…主役キャラのニセモノ作戦は正体バレバレの今となっては禁じ手だろうに。とはいえ脚から入って後姿のパンアップから振り返り、胸のペンダントで締める変身後の見せ方はなかなかかっこよろしかった。

授業が終わった後は三人揃って調べの館へ。ハミィはもう正体隠す気無いだろ?(笑。離れて暮らす親として「娘の日常」を見たい、しかし心地よいピアノの音につい眠ってしまうまりあさん…学校では元気いっぱいだったけれどさすがに疲れているのでしょうね。子守歌を歌ってもらうつもりが歌ってあげるハメになり、逆に起こしてしまった後は「響が一番好きな場所へ連れて行って」と。ママとの時間を楽しむつもりだったのに振り回されるばかりの響は「結局私のこと全然見てくれない」とがっかりです。でもまりあさんはきちんと見ているんだよね。
てなところへネガトーン出現のお知らせ。第三者がいる所へ普通に飛んでくるフェアリートーンも正体を隠すつもり無いだろ?(笑。その頃セイレーンは「ネガトーンを操る歌姫北条響!」と高らかに名乗りながら悲しみのメロディーを流し、本人が来たところで変身解除すると「あの北条響こそがネガトーンを操る悪者!」と響を指さして正気を無くした街の人々を煽る。これはつまり「世界中の人が私の敵になった」状態なのですね。
「響は誰が何と言おうと平和の敵なんかじゃありません!」
するとそこへまりあさんが登場。奏から事情を聞いたまりあさんは悲しみのメロディーに操られた人々に取り囲まれて絶賛大ピンチの娘を救うべくバイオリンを構えた。少々力技を感じるけれど、自分の娘を信じ、無実を訴えながら必死にバイオリンを弾くまりあさんは紛れもなく「子供のためなら我が身を盾にする」母親の姿でした。かっこいいぞまりあさん。
美しいバイオリンの音色は悲しみのメロディーを打ち消し、操られていたみなさんが正気を取り戻すと絶対に許さない二人はプリキュアへ変身です。路地に隠れて変身とは一応正体を隠す気あるんだ。でもこれまで何度も衆目の前で変身していたよねえ?(笑

変身後のアクションはリズムの空中キックがキワキワすぎてナントモ。履いてない? いつぞやのリベンジかセイレーンは光弾を発射、直撃を受けたリズムはド派手に噴煙を上げていたけれどこの程度ではプリキュアは死にません。とはいえ相当なダメージを受けてプリキュア危うし!
すると見守っていたまりあさん、そして市民のみなさんが一斉に応援コールを…さすがにこのミラクルライト演出は無いだろう? 老若男女声を揃えて「ぷーりきゅあ! ぷーりきゅあ!」と応援してるシーンは苦笑うしかありませんでした。というかスイートの世界でのプリキュアって公認戦士キャラクターだったのか。それはともかく応援するまりあさんのバイオリンの弦が五弦になっててちょっと笑った。ベースじゃないんだから。
みなさんの声援を力に変えてミュージックロンド・スーパーカルテット、二人揃ってのフィナーレは相変わらずかわいいけれど…いいのかこれで。

戦い済んで響&まりあさんは「響が一番好きな場所」へ。親子の時間を尊重して影から見守る奏はさすが気が利いてます。街に生きる人々が出すいろんな音が響き合うこの場所はまりあさんも好きな場所で、それを聴くと優しい気持ちになれることから娘の名前を「響」に決めたと。いい話じゃないか。そして響のピアノも子守歌も優しい気持ちになれた。疲れて寝てしまいながらもまりあさんは娘の音を感じていたのです。
「泣きたい時は泣けばいいのよ」
まりあさんの期待に応えるべく「逞しい子」を演じていた響、しかしまりあさんは響の正直な気持ちもがんばりも全てわかっていた。自分が留守をしていることで響に寂しい思いをさせている、だから近くにいるときはたくさん甘えていい。そんな優しさに子供のように泣きじゃくる響が愛おしいです。見ているこっちも涙が止まりません。それはともかく「ママの胸は響だけの特等席」…「父ちゃんのためにあるんやないんやで~」は真理ということか(笑
「ママは子守歌の代わりにいつもバイオリンを弾いていたよ」
フランスへ旅立って行ったまりあさんを見送る空港にて父ちゃんとの会話。世界を飛び回る忙しさから「歌ってもらった事が無い」と思っていた子守歌を、じつは赤ちゃんの響は聴いていた。それはつまりまりあさんは多忙の中でも響の事をきちんと見ていたということ。母親の愛情を知った響は家族でのステージを夢見てプロのピアニストを目指す、離れて暮らすことでより強まった家族の絆を感じさせる綺麗な締めでした。

次回は奏回?
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