2011-07-04(Mon)
花咲くいろは #14 これが私の生きる道
いきなりの水着回、そして風呂!

今回からOP/EDが変更になりました。

新OPはnano.RIPE歌唱による「面影ワープ」。前OPに引き続いて疾走感あふるるnano.RIPEの曲は緒花のイメージに合ってます。映像も曲調どおりキャラが走り回り、各カットを絶妙に繋いで画面狭しと走り回る緒花たちの姿を追っていました。相変わらずよう動くOPです。マイク握ってノリノリの巴さんかっこいい!(笑
車内で音楽を聴いていた緒花の側を走り抜ける女子高生たちはカバンから下がったマスコットからして喜翆荘三人娘のようです。そんな賑やかな日々を一人思い返す日が来るのでしょうか。そう考えるとちょっと切ない。

まずは前回の予告でチラリと描かれた水着シーンから。日焼けを気にしてパラソル下にて完全防備の民子を引っ張り出したい緒花、「徹さんにしか見せたくないとか?」とからかうセリフにいちいち反応する民子がかわいい(笑。てな所へビーチクイーン結名が登場、緒花に羽交い締めを銘ずると力技で民子の服を脱がすとそのまま海へドボン! なんというホビロン! いきなりフリーダム全開です(笑。この水着シーンは各ヒロインのケツをいちいちアップで映し、水着からはみ出るケツ肉の描写など妙な拘りを感じさせますなあ。
服を脱がせてご開帳のタンキニ民子はいつもよりボリュームアップ? 色気ゼロの板前姿の中はこれほどまで育っていたのか!?(笑。逆に黄色いフリルビキニの結名は思ったよりボリュームが無い感じ。ピンク水玉ビキニの緒花は…もっとぼんぼれ!(大きなお世話

さて何故いきなり水着シーンなのか? 先ほどのシーンで緒花は「せっかくの旅行なのに」と言っており、その旅行に結名がいて菜子がいない意味は? といろいろ考えたけれど答はシンプルに「修学旅行」でした。このところ学校描写がお留守だった本作にて、まさか何の前振りも無く学校行事のメインイベントを持ってくるとは。それにしても北陸の高校って水着の季節に宮崎へ修学旅行へ行くのだね。
移動のバスにてノリノリで歌う結名、後席から聞こえる告白リベンジ宣言にうんざり顔の民子、そして緒花は向かう先の旅館を違う意味で楽しみにしていました。修学旅行は確かにお勉強の一環ですが…仲居仕事の勉強をしに行くわけでは(笑
旅館に着いた緒花の戸惑い。いつもはお客様をご案内する立場なのに、今日は従業員に出迎えられ「客」の立場で部屋へ案内される。逆転した立場の戸惑い(というか違和感)は接客業をしたことがある人ならたいてい経験しているでしょう。ほんとこれって、わかっちゃいても妙な感じなんですよね。
そんな館内移動中に廊下の奥から聞こえてきた怒鳴り声。キラキラネイルは仲居としてどうなのか?とは思うけれど客に聞こえる所で従業員を怒鳴るってのは明らかに間違いです。その怒鳴り声の主は旅館の若き番頭さん。そう言えばこの旅館は「旅館ふくよう」ってことで結名の家業である「ふくや」と名前が似ていると思ったけれど、彼は結名の遠い親戚で…許嫁ですって!?

シーンは再び水着の浜辺へ。パラソルの下で「旅館のお孫さん」の比較談義、「旅館だけならあんたも負けてない」「私だけならボロ負けってことですね」とはしみじみしすぎて何と申して良いのやら。
男子にコクられて上機嫌の結名を見て「許嫁がいるとか言っといて何考えてんだか。好きな人がいたら普通は告白だって受けない」と辛口の民子、そこですかさず「徹さんに悪いから?」といちいちツッコミを入れる緒花さんさすがです。もちろん民子はいちいちオーバーリアクション。かわいいねえ。
てなところへバス内での宣言どおり民子への告白が来ました。先の言葉どおり告白を聞く気すら無い民子はサッサと立ち上がってお帰り、しかし男も負けじと大声で告白! それだけで済ませば良かったものの「前に言ってた人ともう付き合ってんのか?」と余計な事を口走ったおかげでホビロンいただきました。あははは。いきなり「ホビロン!」って言われても意味わかんないって(笑
「四十万の女はへこたれないんだー!」
そんなこんなの青春ポイント大バーゲンを目の当たりにした緒花は自身の現状を思い出してうっすら涙、するとへこみかけたココロを奮い立たせるべくおもむろに立ち上がると海へ走り叫ぶ! これはこれで立派な青春ドラマです。傍から見たら単なる変わり者だけれど。
というわけで変わり者同士で波長が合うのか、結名は緒花をお気に入りの様子? 並んで歩く会話にて語られる「告白」に対する意識の差が面白かった。孝ちゃんに告白されてテンパるだけだった緒花に対し、結名は「告白されるのは嬉しいもん!」と軽い調子。相手の気持ちや自分の立場など無関係に「自分の感覚」を最優先するフリーダム結名らしい一幕でした。美貌・スタイル・家柄と全て持ってる結名だけれどこの性格では付き合う男は大変そう、逆に結名に惚れられれば思いっきり一途に迫って来そう。怖いくらいに。

修学旅行なのになぜ菜子がいないのだろう? と思っていたら夕食シーンで普通に登場。なるほど「菜子は2組だからいない」のか(違。明日は菜子のクラスも海へ行くってことで放映次回に競泳水着姿を拝めるか?…まさか今回見られるとは(笑
大広間の宴会場にズラリと並んだお膳。喜翆荘では見られない光景に興奮気味の緒花と、これだけのお膳を用意するにあたって喜翆荘に照らす菜子と民子のゲンナリ顔が面白い。やはり従業員たるものどうしても自分の職場に当てはめていろいろ考えてしまうよね。そんな喜翆荘では無理な配膳をこの旅館は仲居4人でこなしているらしい。先ほど番頭さんに怒鳴られていたけれど実はすごい能力の面々だったりして? と思いきや鳴り出したケータイを普通に開いてしゃべり始めてるし! 番頭さんが叱るとチッと舌打ち、さらに隣の仲居まで…ダメだこりゃ。
というわけでプロ意識の欠片もないバイト仲居と、仲居仕事が染み込みすぎている二人の対比。散らばったスリッパを放っておけない職業病は見ていてニヤリとしてしまいます。ほんとこの二人は仲居の仕事が好きなのだろうね。
「じゃあ私は緒花ちゃんと友達になれるようぼんぼる~」
布団が敷かれた部屋にて「ぼんぼる」の話。仲居さんになりたいんだ?と訊かれて「はい」と即答するも自分の気持ちがよくわからない緒花でしたが、ともあれ一人前の仲居になれるようぼんぼりたい。おぼろげながら目標に向かって進んでいる緒花を見た結名は何か感じるものがあったのでしょう、どーん!と抱き付いて友達宣言はこれまた感情の赴くままに動く結名らしいです。もはや右脳だけで生きている感じ。ってか顔近いよ!

風呂へ向かう道中にて見つけた配膳の秘密兵器。たった四人であれだけの膳を運んで下げられるのは配膳専用のコンテナを走らせているおかげでした。経営者として人件費削減に効果絶大なこの装置だけれど、その延長か仲居さんまで機械感覚で扱ってしまうのはあまりよろしくありません。仕事に効率を求めるのは当然とはいえあまりに口うるさいと使われるほうも嫌になっちゃうよねえ。それだけならばまだしも、口うるさい番頭さんは女の子とどこかへ行ってしまって後はヨロシクとかふさけんな!って感じ。あの態度では仕事に愛着がないバイト仲居たちがムカ付くのも仕方ないような。ともあれいくら立派な旅館でも働く人がこれではねえ。
ヤレヤレな緒花&民子は風呂へ向かうも、その道中の窓に河童の影を見つけた緒花は大興奮で外へダッシュ…ほんと行動力だけは誰にも負けない子だね。はたして夜の海にて出会った赤い目の河童はかっぱっぱでありました。あははは。まさかここで菜子の水着姿を見られるとは。しかし夜の海の競泳水着よりお日様の下のビキニ姿を見たいぞ! というか夜の海で泳ぐなんてどんだけチャレンジャーなのか。危ないから良い子は真似しないように。
「ねえ洋輔くん。旅館の仕事好き?」
「好きか嫌いかって言われたら好きだよ」
「そうだね」
幼い日の約束を今だ保ち続けて実質プロポーズの洋輔に、はぐらかしながらズバリの質問をする結名。プロポーズの返事は保留と言いながらこの時点で答は決まっていたのでしょうね。いっぱいある「やりたいこと」の中からいちばんの「好き」を仕事にしたいと考える結名は、「好きか嫌いかって言われたら好き」と答えるような男には惹かれない。「私のどこが好き?」と訊いて「全部」と答える男と同じなのです。

てなやりとりを影から見ていた緒花は風呂にてじっと手を見る。自分は旅館の仕事が好きで仲居をしているのか? 自分は何を目指しているのか、何のためにぼんぼっているのか。結名のストレートな言葉は緒花のささやかな胸を揺らします。揺れるほど無え!(大きなお世話。ていうか泡が絶妙だな!
「今日布団当番!」
ケータイ目覚ましで飛び起きた緒花はこれまた職業病を発症、一瞬で目覚めて状況を理解すると無駄な早起きにがっかりです。あははは。同じく民子も起きてしまう辺り旅館従業員の朝は早いのだなあ。てな様子に起きてしまった結名は朝が弱い? これもまた結名が旅館仕事を敬遠する理由だったりして。
ほどなく朝食の時間となり階下へ向かうみなさん。するとロビーにて朝っぱらから何やらモメていました。件のバイト仲居たちが揃って辞めるとか…確かに褒められた行動じゃ無いし、彼女たちの仕事ぶりも大概でしたが、バイト仲居たちの言い分がいちいち正論すぎてちょっと笑った。確かにあの番頭の下ではやってられないわなあ。さらに言えば経費節減のためいつでも切れるバイトを使うのなら「いつ逃げられるかわからない」リスクも背負わなければならない、仕事を管理しながら「辞められないように」扱うことをこの若い番頭さんは覚えなければなりません。人を使うってのはほんと難しいものです。
「私のやりたい事の中に無いんだ。旅館の仕事って」
そんな様子を眺めていた結名はこの流れにプロポーズの答えを乗せてきました。今回のサブタイトルである「これが私の生きる道」とは結名の道でしたか。超天然のフリーダム少女のようで決めるときはしっかり決める、何も考えず感性だけで生きているようでその実「自分の道」をしっかり考えていた。ごまかさず白黒はっきりさせる結名かっこいいぞ。緒花も少しは見習え(笑

EDはクラムボン歌唱による「はなさくいろは」に変わりました。スフィアはもうお役御免? 賑やかで忙しいOPと対称的に穏やかで暖かい曲調、風になびく髪を描いた各々のキャラ絵はいい感じなれど少々地味すぎ? というか民子ってば黙って座ってりゃほんと「民子姫」の名に恥じない美少女ですね。
↓記事が役立ったら一票どうぞ。

今回からOP/EDが変更になりました。

新OPはnano.RIPE歌唱による「面影ワープ」。前OPに引き続いて疾走感あふるるnano.RIPEの曲は緒花のイメージに合ってます。映像も曲調どおりキャラが走り回り、各カットを絶妙に繋いで画面狭しと走り回る緒花たちの姿を追っていました。相変わらずよう動くOPです。マイク握ってノリノリの巴さんかっこいい!(笑
車内で音楽を聴いていた緒花の側を走り抜ける女子高生たちはカバンから下がったマスコットからして喜翆荘三人娘のようです。そんな賑やかな日々を一人思い返す日が来るのでしょうか。そう考えるとちょっと切ない。

まずは前回の予告でチラリと描かれた水着シーンから。日焼けを気にしてパラソル下にて完全防備の民子を引っ張り出したい緒花、「徹さんにしか見せたくないとか?」とからかうセリフにいちいち反応する民子がかわいい(笑。てな所へビーチクイーン結名が登場、緒花に羽交い締めを銘ずると力技で民子の服を脱がすとそのまま海へドボン! なんというホビロン! いきなりフリーダム全開です(笑。この水着シーンは各ヒロインのケツをいちいちアップで映し、水着からはみ出るケツ肉の描写など妙な拘りを感じさせますなあ。
服を脱がせてご開帳のタンキニ民子はいつもよりボリュームアップ? 色気ゼロの板前姿の中はこれほどまで育っていたのか!?(笑。逆に黄色いフリルビキニの結名は思ったよりボリュームが無い感じ。ピンク水玉ビキニの緒花は…もっとぼんぼれ!(大きなお世話

さて何故いきなり水着シーンなのか? 先ほどのシーンで緒花は「せっかくの旅行なのに」と言っており、その旅行に結名がいて菜子がいない意味は? といろいろ考えたけれど答はシンプルに「修学旅行」でした。このところ学校描写がお留守だった本作にて、まさか何の前振りも無く学校行事のメインイベントを持ってくるとは。それにしても北陸の高校って水着の季節に宮崎へ修学旅行へ行くのだね。
移動のバスにてノリノリで歌う結名、後席から聞こえる告白リベンジ宣言にうんざり顔の民子、そして緒花は向かう先の旅館を違う意味で楽しみにしていました。修学旅行は確かにお勉強の一環ですが…仲居仕事の勉強をしに行くわけでは(笑
旅館に着いた緒花の戸惑い。いつもはお客様をご案内する立場なのに、今日は従業員に出迎えられ「客」の立場で部屋へ案内される。逆転した立場の戸惑い(というか違和感)は接客業をしたことがある人ならたいてい経験しているでしょう。ほんとこれって、わかっちゃいても妙な感じなんですよね。
そんな館内移動中に廊下の奥から聞こえてきた怒鳴り声。キラキラネイルは仲居としてどうなのか?とは思うけれど客に聞こえる所で従業員を怒鳴るってのは明らかに間違いです。その怒鳴り声の主は旅館の若き番頭さん。そう言えばこの旅館は「旅館ふくよう」ってことで結名の家業である「ふくや」と名前が似ていると思ったけれど、彼は結名の遠い親戚で…許嫁ですって!?

シーンは再び水着の浜辺へ。パラソルの下で「旅館のお孫さん」の比較談義、「旅館だけならあんたも負けてない」「私だけならボロ負けってことですね」とはしみじみしすぎて何と申して良いのやら。
男子にコクられて上機嫌の結名を見て「許嫁がいるとか言っといて何考えてんだか。好きな人がいたら普通は告白だって受けない」と辛口の民子、そこですかさず「徹さんに悪いから?」といちいちツッコミを入れる緒花さんさすがです。もちろん民子はいちいちオーバーリアクション。かわいいねえ。
てなところへバス内での宣言どおり民子への告白が来ました。先の言葉どおり告白を聞く気すら無い民子はサッサと立ち上がってお帰り、しかし男も負けじと大声で告白! それだけで済ませば良かったものの「前に言ってた人ともう付き合ってんのか?」と余計な事を口走ったおかげでホビロンいただきました。あははは。いきなり「ホビロン!」って言われても意味わかんないって(笑
「四十万の女はへこたれないんだー!」
そんなこんなの青春ポイント大バーゲンを目の当たりにした緒花は自身の現状を思い出してうっすら涙、するとへこみかけたココロを奮い立たせるべくおもむろに立ち上がると海へ走り叫ぶ! これはこれで立派な青春ドラマです。傍から見たら単なる変わり者だけれど。
というわけで変わり者同士で波長が合うのか、結名は緒花をお気に入りの様子? 並んで歩く会話にて語られる「告白」に対する意識の差が面白かった。孝ちゃんに告白されてテンパるだけだった緒花に対し、結名は「告白されるのは嬉しいもん!」と軽い調子。相手の気持ちや自分の立場など無関係に「自分の感覚」を最優先するフリーダム結名らしい一幕でした。美貌・スタイル・家柄と全て持ってる結名だけれどこの性格では付き合う男は大変そう、逆に結名に惚れられれば思いっきり一途に迫って来そう。怖いくらいに。

修学旅行なのになぜ菜子がいないのだろう? と思っていたら夕食シーンで普通に登場。なるほど「菜子は2組だからいない」のか(違。明日は菜子のクラスも海へ行くってことで放映次回に競泳水着姿を拝めるか?…まさか今回見られるとは(笑
大広間の宴会場にズラリと並んだお膳。喜翆荘では見られない光景に興奮気味の緒花と、これだけのお膳を用意するにあたって喜翆荘に照らす菜子と民子のゲンナリ顔が面白い。やはり従業員たるものどうしても自分の職場に当てはめていろいろ考えてしまうよね。そんな喜翆荘では無理な配膳をこの旅館は仲居4人でこなしているらしい。先ほど番頭さんに怒鳴られていたけれど実はすごい能力の面々だったりして? と思いきや鳴り出したケータイを普通に開いてしゃべり始めてるし! 番頭さんが叱るとチッと舌打ち、さらに隣の仲居まで…ダメだこりゃ。
というわけでプロ意識の欠片もないバイト仲居と、仲居仕事が染み込みすぎている二人の対比。散らばったスリッパを放っておけない職業病は見ていてニヤリとしてしまいます。ほんとこの二人は仲居の仕事が好きなのだろうね。
「じゃあ私は緒花ちゃんと友達になれるようぼんぼる~」
布団が敷かれた部屋にて「ぼんぼる」の話。仲居さんになりたいんだ?と訊かれて「はい」と即答するも自分の気持ちがよくわからない緒花でしたが、ともあれ一人前の仲居になれるようぼんぼりたい。おぼろげながら目標に向かって進んでいる緒花を見た結名は何か感じるものがあったのでしょう、どーん!と抱き付いて友達宣言はこれまた感情の赴くままに動く結名らしいです。もはや右脳だけで生きている感じ。ってか顔近いよ!

風呂へ向かう道中にて見つけた配膳の秘密兵器。たった四人であれだけの膳を運んで下げられるのは配膳専用のコンテナを走らせているおかげでした。経営者として人件費削減に効果絶大なこの装置だけれど、その延長か仲居さんまで機械感覚で扱ってしまうのはあまりよろしくありません。仕事に効率を求めるのは当然とはいえあまりに口うるさいと使われるほうも嫌になっちゃうよねえ。それだけならばまだしも、口うるさい番頭さんは女の子とどこかへ行ってしまって後はヨロシクとかふさけんな!って感じ。あの態度では仕事に愛着がないバイト仲居たちがムカ付くのも仕方ないような。ともあれいくら立派な旅館でも働く人がこれではねえ。
ヤレヤレな緒花&民子は風呂へ向かうも、その道中の窓に河童の影を見つけた緒花は大興奮で外へダッシュ…ほんと行動力だけは誰にも負けない子だね。はたして夜の海にて出会った赤い目の河童はかっぱっぱでありました。あははは。まさかここで菜子の水着姿を見られるとは。しかし夜の海の競泳水着よりお日様の下のビキニ姿を見たいぞ! というか夜の海で泳ぐなんてどんだけチャレンジャーなのか。危ないから良い子は真似しないように。
「ねえ洋輔くん。旅館の仕事好き?」
「好きか嫌いかって言われたら好きだよ」
「そうだね」
幼い日の約束を今だ保ち続けて実質プロポーズの洋輔に、はぐらかしながらズバリの質問をする結名。プロポーズの返事は保留と言いながらこの時点で答は決まっていたのでしょうね。いっぱいある「やりたいこと」の中からいちばんの「好き」を仕事にしたいと考える結名は、「好きか嫌いかって言われたら好き」と答えるような男には惹かれない。「私のどこが好き?」と訊いて「全部」と答える男と同じなのです。

てなやりとりを影から見ていた緒花は風呂にてじっと手を見る。自分は旅館の仕事が好きで仲居をしているのか? 自分は何を目指しているのか、何のためにぼんぼっているのか。結名のストレートな言葉は緒花のささやかな胸を揺らします。揺れるほど無え!(大きなお世話。ていうか泡が絶妙だな!
「今日布団当番!」
ケータイ目覚ましで飛び起きた緒花はこれまた職業病を発症、一瞬で目覚めて状況を理解すると無駄な早起きにがっかりです。あははは。同じく民子も起きてしまう辺り旅館従業員の朝は早いのだなあ。てな様子に起きてしまった結名は朝が弱い? これもまた結名が旅館仕事を敬遠する理由だったりして。
ほどなく朝食の時間となり階下へ向かうみなさん。するとロビーにて朝っぱらから何やらモメていました。件のバイト仲居たちが揃って辞めるとか…確かに褒められた行動じゃ無いし、彼女たちの仕事ぶりも大概でしたが、バイト仲居たちの言い分がいちいち正論すぎてちょっと笑った。確かにあの番頭の下ではやってられないわなあ。さらに言えば経費節減のためいつでも切れるバイトを使うのなら「いつ逃げられるかわからない」リスクも背負わなければならない、仕事を管理しながら「辞められないように」扱うことをこの若い番頭さんは覚えなければなりません。人を使うってのはほんと難しいものです。
「私のやりたい事の中に無いんだ。旅館の仕事って」
そんな様子を眺めていた結名はこの流れにプロポーズの答えを乗せてきました。今回のサブタイトルである「これが私の生きる道」とは結名の道でしたか。超天然のフリーダム少女のようで決めるときはしっかり決める、何も考えず感性だけで生きているようでその実「自分の道」をしっかり考えていた。ごまかさず白黒はっきりさせる結名かっこいいぞ。緒花も少しは見習え(笑

EDはクラムボン歌唱による「はなさくいろは」に変わりました。スフィアはもうお役御免? 賑やかで忙しいOPと対称的に穏やかで暖かい曲調、風になびく髪を描いた各々のキャラ絵はいい感じなれど少々地味すぎ? というか民子ってば黙って座ってりゃほんと「民子姫」の名に恥じない美少女ですね。
- 関連記事
-
- 花咲くいろは #16 あの空、この空
- 花咲くいろは #15 マメ、のち、晴れ
- 花咲くいろは #14 これが私の生きる道
- 花咲くいろは #13 四十万の女~傷心MIX~
- 花咲くいろは #12 じゃあな。
スポンサーサイト
↓記事が役立ったら一票どうぞ。
