2011-07-17(Sun)
スイートプリキュア♪ #22 ララー♪魂の調べ、その名はキュアビートニャ!!
爪弾くは魂の調べ！
キュアビート登場、必殺技も初披露です。
セイレーンがプリキュアに変身して上機嫌のハミィ、しかし響＆奏はもちろん疑心暗鬼を隠しません。プリキュアに変身したからと言って昨日の敵がいきなり今日の友になるわけではなく、これまで何度も騙されている経験もあってそう簡単に信じるわけにはいかない。なるほどセイレーンによるわかりやすい騙し作戦の数々はここへ繋がる伏線だったのですね。さらに奏は「モジューレも無かったし」と意外と良く見てるね（笑。確かにモジューレ無しの変身は怪しいけれど、ハミィによればそれは「ハーモニーパワー」の存在が関わっているようで、その辺含めて話し合えばきっと仲良くなれる！と、イマイチ信じ切れない響＆奏を置いてハミィはセイレーンを探しに走ります。すると降り始めた雨、突然の変身に戸惑い悩むセイレーンを濡らす雨は彼女の心境を映しているようでした。
その合間に映った天界シーン。メフィスト様はともかくアフロディテ様までセイレーンの変身について理由が判らないってのはどういう？ アフロディテ様ったら仰々しい女神さまのようでじつは大した事がない存在だったりして？
その頃セイレーンは公園にてホームレス中学生になって雨宿り、するとそこへ奏太＆アコちゃんがやってきました。この二人ってばいつも一緒にいるなあ。小学生のくせにリア充め！ びしょ濡れのセイレーンを心配する奏太、しかしセイレーンは奏太の顔を見ると過去の所業を思い出して逃げ出してしまう。見送るアコちゃんの冷静な目が意味深な。この子ってばいったい何者なのか。
さらに逃げた街でもこれまでの悪行をフラッシュバック…良心の呵責に耐えきれないセイレーンはネコの姿に変わろうとするけれど、プリキュアへの変身時に例のペンダントが消えてしまったため姿を変えることもできなくなってしまった。戻る所も行く所もない、これからどうすればいいのかわからない絶望のセイレーンを雨が打ち付ける。これまたとことんまで追い詰める凄いシナリオ＆演出です。と思ったら今回はシナリオ成田先生＆演出芝田浩樹氏と鉄板じゃないか。さらに作画クオリティも上々でセイレーンの苦悩をこれでもかと描いてくれました。中盤の新プリキュア登場回は毎シリーズ気合十分だけどスイートもまた魅せてくれますね。
雨に打たれながら街を彷徨うセイレーンはいつしか調べの館へ。すると聞こえてきたパイプオルガンの調べに咄嗟に耳を押さえ…しかし以前はギルの笛状態だった調べを聴いても何故か頭が痛くならず、吸い寄せられるように館へ入ったセイレーンは物陰から調べに耳を傾けます。
「綺麗な音。ずっと嫌な音だと思っていたのにどうして…」
綺麗な音を綺麗と感じられるようになった、彼女の最も本質的な部分が元に戻った。つまりこれは洗脳が完全に解けたということでしょう。音吉さんは物陰のセイレーンに声を掛けるも、自分を責めて止まない彼女は「美しい音楽を楽しむ」ことを頑なに拒絶。ああもう見ていて辛い、さすが成田先生は容赦無いなあ。
「迷い悩んだ時はお前さんの心のビートに従うといい」
戸惑うセイレーンに対し音吉さんは「胸に手を当ててごらん」と。聞こえる胸の鼓動を音楽に例え、セイレーンの閉じた心に優しく語りかける音吉さん…アフロディテ様すら知らないキュアビートの謎を知っている(であろう)音吉さんってば何者なのだろう。というかこんな優しい音吉さんは初めて見たような（笑
音吉さんの言葉に戸惑いながら館を出るといつしか雨が止んでいました。セイレーンを冷たく濡らしていた雨が止んだ、「心のビート」への意識が彼女の苦悩を晴らし始めたのでしょう。なんてしみじみしている所へハミィがボディアタック！ しんみりしたシーンから一転して思わずいつもの調子に戻っちゃうセイレーンがかわいい。やっぱりハミィは大切な友達なのだなあ。満面笑顔を向けるハミィを正面から見られず思わず目を逸らしてしまう芸コマアクション、一方ハミィはそんなセイレーンを完全スルーで新プリキュア大歓迎の様子です。どんだけ懐が深いのか。
しかしここでもセイレーンはこれまでの悪行から自分を責め、「私にはプリキュアになる資格なんて無い」と逃げ出してしまいます。洗脳中の記憶が全部残っているってのは辛いね。
セイレーンを追って緑の中を歩くハミィたち、ここも気まずそうなセイレーンの表情が良かった。するとソリ－ラリーがセイレーンにご挨拶、これはこの後相棒になるフェアリートーンのアピールでしたか。ハミィたちはセイレーンを追いかけながら歌い始め、すると歌を続けているうちにつられて歌うセイレーンの胸に謎の光が！
木の幹に見つけた音符を口火に「音符が全部集まったら一緒に幸せのメロディーを歌うニャ」とペースを崩さないハミィ、そんな相変わらずの調子に思わずネコの姿勢に戻って語りかけちゃうセイレーンがこれまたかわいいです。
「セイレーンは怒って欲しいニャ？」
怒られて当然のことをしたのにハミィは何故怒らないのか。するとハミィは「コラ！」と一声…120％セイレーンを信じているハミィは怒る理由が無いけれど、しかし本人がそれを望むなら怒ってあげてチャラにしちゃう底なしの信頼。脳天気な天然さんのようでなかなかここまで貫けません。
木々の歌に耳を澄ますと聞こえてきた腹の鳴き声。おやつを食べずに捜しに来たという布石もきちんと使った流れから響＆奏の登場です。ていうか隠れてねえし（笑
そんなこんなでおっさんトリオが登場するとネガトーン発動から絶対許さない！ と変身したはいいけれどお約束どおり弱い二人は木の触手に絡まれていきなりピンチであります。何やってんだか。するとここで意味深な黒い顔で前振りをしていたバスドラさんの作戦が発動しました。ハミィを捕まえて人質もとい猫質とし、セイレーンに不幸のメロディーを歌わせるという超古典的かつシンプルな作戦…いいのかそれで。袋に詰まったハミィを手に迫るバスドラさん、さあセイレーンはどうする？
「いいえ、歌わないわ」
ハミィのピンチを目の前にして、しかしセイレーンはハミィの気持ちに応え、ハミィが本心から望む答えをバスドラさんへ返した。セイレーンは不幸のメロディーを歌わない、それは「私が不幸のメロディーを歌ったらハミィまで不幸になってしまう」から。これ以上ハミィを悲しませたくない、紆余曲折あったけれどついにセイレーンはハミィとの友情を取り戻したのです。ああ泣ける。見ていて照れるほどベタな流れだけど、私の心のビートもガンガン響いちゃってますよ。セイレーンいい子だなあ！
セイレーンはバスドラさんへ飛びかかって取り戻そうとするもあえなく吹っ飛ばされ、それでもハミィを助けることを諦めない。タイトミニスカから覗く脚が眩しい！（それはどうでも。バスドラさんのパンチを受け止め、我が身を犠牲にしてもハミィを助けたい！
「ハミィを傷付けたら絶対に許さない！」
するとセイレーンの胸から光が溢れ、その光の中からハートのト音記号と共にモジューレが現れました。ハミィとの友情を取り戻し、さらに「ハミィを守りたい」という純粋な心がハーモニーパワーを高めたのでしょう。モジューレを手にしたセイレーンはついに真の意味でプリキュアへ変身します。
「レッツプレイ、プリキュアモジュレーション！」
もちろん新作のキュアビート変身バンクはさすがの気合、青を基調に描かれた変身シーケンスは青プリキュアらしくかわいさよりもかっこよさを追求している感じですね。セイレーンの素体が光の帯に包まれてコスチュームが出来上がっていく一連もいちいち美しいです。ピングドラムのクリスタルワールドバンクを見続けているせいか、光条に包まれた一瞬のキメポーズがセーラームーンのポーズに重なって妙な懐かしさを感じてしまう私は結構なベテランかも。何だそりゃ。コスチューム細部の変身描写もいい感じで、特に白い羽根がくるりと回って仕上がる髪留めはさぶいぼが止まらず、そこからの各部アップもかっこよく美しい。
「爪弾くは魂の調べ！ キュアビート！」
ギターを弾くポーズで五線譜を爪弾いての名乗りもクールでかっこいい。いやはやセイレーンが変身前も後も美人すぎて辛い。これで若干のツンデレ成分が残っていたら間違いなく惚れそう（笑
さすが登場回の新プリキュアは無双であります。スイートのアクションシーンとは思えない激しくスピーディな動きでハミィを救出し、ネガトーンを翻弄するキュアビートの初戦は一瞬も目を離せない出来でした。いつもこのクオリティならなあ（それは言うまい
「弾き鳴らせ、愛の魂！」
パターン的に次週持ち越しと思っていた必殺技バンクもここで披露、既にCMにて流されているキュアビートの得物は「ラブギターロッド」、指パッチンから現れた音符がギター状に変形し、ソリ－をヘッドに仕込んで一弾きの後ボディがネックを滑って「ソウルロッド」へモードチェンジ。斧状になったソウルロッドを振り回す姿はブラックモアかマイケルシェンカーか（笑。ぐるりと回して生じた光輪をネガトーンへ発射する必殺技「プリキュア・ハート フルビートロック」は他と同様に三拍子からフィナーレへ。
というわけでネガトーンを無事に倒してプリキュアデビューを華麗に果たしたセイレーンでしたが、心の葛藤はまだ整理できていないようで、全力自虐モードにてサッサと逃げ帰ってしまいました。まだ引っ張るか!?
今回のエンドカードはキュアビート(エレン)の心理を表す暗めの絵柄、はたしてこれが青く澄み渡る日が来るのか。そんなエレンを救えるのはハミィしかいない、がんばれハミィ!
10月29日公開の映画スイートプリキュア♪のTVスポットが流れ始めました。この子はだれ？ 髪色からしてあの子っぽいけどミスリードなのかな。公式サイトのトップ絵を見る限りこの子とミューズさんが一緒に映っているので別人？ いやミューズさんが映っている位置が微妙なのでどうとでも取れるか。謎は深まるばかりでございます。
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キュアビート登場、必殺技も初披露です。
セイレーンがプリキュアに変身して上機嫌のハミィ、しかし響＆奏はもちろん疑心暗鬼を隠しません。プリキュアに変身したからと言って昨日の敵がいきなり今日の友になるわけではなく、これまで何度も騙されている経験もあってそう簡単に信じるわけにはいかない。なるほどセイレーンによるわかりやすい騙し作戦の数々はここへ繋がる伏線だったのですね。さらに奏は「モジューレも無かったし」と意外と良く見てるね（笑。確かにモジューレ無しの変身は怪しいけれど、ハミィによればそれは「ハーモニーパワー」の存在が関わっているようで、その辺含めて話し合えばきっと仲良くなれる！と、イマイチ信じ切れない響＆奏を置いてハミィはセイレーンを探しに走ります。すると降り始めた雨、突然の変身に戸惑い悩むセイレーンを濡らす雨は彼女の心境を映しているようでした。
その合間に映った天界シーン。メフィスト様はともかくアフロディテ様までセイレーンの変身について理由が判らないってのはどういう？ アフロディテ様ったら仰々しい女神さまのようでじつは大した事がない存在だったりして？
その頃セイレーンは公園にてホームレス中学生になって雨宿り、するとそこへ奏太＆アコちゃんがやってきました。この二人ってばいつも一緒にいるなあ。小学生のくせにリア充め！ びしょ濡れのセイレーンを心配する奏太、しかしセイレーンは奏太の顔を見ると過去の所業を思い出して逃げ出してしまう。見送るアコちゃんの冷静な目が意味深な。この子ってばいったい何者なのか。
さらに逃げた街でもこれまでの悪行をフラッシュバック…良心の呵責に耐えきれないセイレーンはネコの姿に変わろうとするけれど、プリキュアへの変身時に例のペンダントが消えてしまったため姿を変えることもできなくなってしまった。戻る所も行く所もない、これからどうすればいいのかわからない絶望のセイレーンを雨が打ち付ける。これまたとことんまで追い詰める凄いシナリオ＆演出です。と思ったら今回はシナリオ成田先生＆演出芝田浩樹氏と鉄板じゃないか。さらに作画クオリティも上々でセイレーンの苦悩をこれでもかと描いてくれました。中盤の新プリキュア登場回は毎シリーズ気合十分だけどスイートもまた魅せてくれますね。
雨に打たれながら街を彷徨うセイレーンはいつしか調べの館へ。すると聞こえてきたパイプオルガンの調べに咄嗟に耳を押さえ…しかし以前はギルの笛状態だった調べを聴いても何故か頭が痛くならず、吸い寄せられるように館へ入ったセイレーンは物陰から調べに耳を傾けます。
「綺麗な音。ずっと嫌な音だと思っていたのにどうして…」
綺麗な音を綺麗と感じられるようになった、彼女の最も本質的な部分が元に戻った。つまりこれは洗脳が完全に解けたということでしょう。音吉さんは物陰のセイレーンに声を掛けるも、自分を責めて止まない彼女は「美しい音楽を楽しむ」ことを頑なに拒絶。ああもう見ていて辛い、さすが成田先生は容赦無いなあ。
「迷い悩んだ時はお前さんの心のビートに従うといい」
戸惑うセイレーンに対し音吉さんは「胸に手を当ててごらん」と。聞こえる胸の鼓動を音楽に例え、セイレーンの閉じた心に優しく語りかける音吉さん…アフロディテ様すら知らないキュアビートの謎を知っている(であろう)音吉さんってば何者なのだろう。というかこんな優しい音吉さんは初めて見たような（笑
音吉さんの言葉に戸惑いながら館を出るといつしか雨が止んでいました。セイレーンを冷たく濡らしていた雨が止んだ、「心のビート」への意識が彼女の苦悩を晴らし始めたのでしょう。なんてしみじみしている所へハミィがボディアタック！ しんみりしたシーンから一転して思わずいつもの調子に戻っちゃうセイレーンがかわいい。やっぱりハミィは大切な友達なのだなあ。満面笑顔を向けるハミィを正面から見られず思わず目を逸らしてしまう芸コマアクション、一方ハミィはそんなセイレーンを完全スルーで新プリキュア大歓迎の様子です。どんだけ懐が深いのか。
しかしここでもセイレーンはこれまでの悪行から自分を責め、「私にはプリキュアになる資格なんて無い」と逃げ出してしまいます。洗脳中の記憶が全部残っているってのは辛いね。
セイレーンを追って緑の中を歩くハミィたち、ここも気まずそうなセイレーンの表情が良かった。するとソリ－ラリーがセイレーンにご挨拶、これはこの後相棒になるフェアリートーンのアピールでしたか。ハミィたちはセイレーンを追いかけながら歌い始め、すると歌を続けているうちにつられて歌うセイレーンの胸に謎の光が！
木の幹に見つけた音符を口火に「音符が全部集まったら一緒に幸せのメロディーを歌うニャ」とペースを崩さないハミィ、そんな相変わらずの調子に思わずネコの姿勢に戻って語りかけちゃうセイレーンがこれまたかわいいです。
「セイレーンは怒って欲しいニャ？」
怒られて当然のことをしたのにハミィは何故怒らないのか。するとハミィは「コラ！」と一声…120％セイレーンを信じているハミィは怒る理由が無いけれど、しかし本人がそれを望むなら怒ってあげてチャラにしちゃう底なしの信頼。脳天気な天然さんのようでなかなかここまで貫けません。
木々の歌に耳を澄ますと聞こえてきた腹の鳴き声。おやつを食べずに捜しに来たという布石もきちんと使った流れから響＆奏の登場です。ていうか隠れてねえし（笑
そんなこんなでおっさんトリオが登場するとネガトーン発動から絶対許さない！ と変身したはいいけれどお約束どおり弱い二人は木の触手に絡まれていきなりピンチであります。何やってんだか。するとここで意味深な黒い顔で前振りをしていたバスドラさんの作戦が発動しました。ハミィを捕まえて人質もとい猫質とし、セイレーンに不幸のメロディーを歌わせるという超古典的かつシンプルな作戦…いいのかそれで。袋に詰まったハミィを手に迫るバスドラさん、さあセイレーンはどうする？
「いいえ、歌わないわ」
ハミィのピンチを目の前にして、しかしセイレーンはハミィの気持ちに応え、ハミィが本心から望む答えをバスドラさんへ返した。セイレーンは不幸のメロディーを歌わない、それは「私が不幸のメロディーを歌ったらハミィまで不幸になってしまう」から。これ以上ハミィを悲しませたくない、紆余曲折あったけれどついにセイレーンはハミィとの友情を取り戻したのです。ああ泣ける。見ていて照れるほどベタな流れだけど、私の心のビートもガンガン響いちゃってますよ。セイレーンいい子だなあ！
セイレーンはバスドラさんへ飛びかかって取り戻そうとするもあえなく吹っ飛ばされ、それでもハミィを助けることを諦めない。タイトミニスカから覗く脚が眩しい！（それはどうでも。バスドラさんのパンチを受け止め、我が身を犠牲にしてもハミィを助けたい！
「ハミィを傷付けたら絶対に許さない！」
するとセイレーンの胸から光が溢れ、その光の中からハートのト音記号と共にモジューレが現れました。ハミィとの友情を取り戻し、さらに「ハミィを守りたい」という純粋な心がハーモニーパワーを高めたのでしょう。モジューレを手にしたセイレーンはついに真の意味でプリキュアへ変身します。
「レッツプレイ、プリキュアモジュレーション！」
もちろん新作のキュアビート変身バンクはさすがの気合、青を基調に描かれた変身シーケンスは青プリキュアらしくかわいさよりもかっこよさを追求している感じですね。セイレーンの素体が光の帯に包まれてコスチュームが出来上がっていく一連もいちいち美しいです。ピングドラムのクリスタルワールドバンクを見続けているせいか、光条に包まれた一瞬のキメポーズがセーラームーンのポーズに重なって妙な懐かしさを感じてしまう私は結構なベテランかも。何だそりゃ。コスチューム細部の変身描写もいい感じで、特に白い羽根がくるりと回って仕上がる髪留めはさぶいぼが止まらず、そこからの各部アップもかっこよく美しい。
「爪弾くは魂の調べ！ キュアビート！」
ギターを弾くポーズで五線譜を爪弾いての名乗りもクールでかっこいい。いやはやセイレーンが変身前も後も美人すぎて辛い。これで若干のツンデレ成分が残っていたら間違いなく惚れそう（笑
さすが登場回の新プリキュアは無双であります。スイートのアクションシーンとは思えない激しくスピーディな動きでハミィを救出し、ネガトーンを翻弄するキュアビートの初戦は一瞬も目を離せない出来でした。いつもこのクオリティならなあ（それは言うまい
「弾き鳴らせ、愛の魂！」
パターン的に次週持ち越しと思っていた必殺技バンクもここで披露、既にCMにて流されているキュアビートの得物は「ラブギターロッド」、指パッチンから現れた音符がギター状に変形し、ソリ－をヘッドに仕込んで一弾きの後ボディがネックを滑って「ソウルロッド」へモードチェンジ。斧状になったソウルロッドを振り回す姿はブラックモアかマイケルシェンカーか（笑。ぐるりと回して生じた光輪をネガトーンへ発射する必殺技「プリキュア・ハート フルビートロック」は他と同様に三拍子からフィナーレへ。
というわけでネガトーンを無事に倒してプリキュアデビューを華麗に果たしたセイレーンでしたが、心の葛藤はまだ整理できていないようで、全力自虐モードにてサッサと逃げ帰ってしまいました。まだ引っ張るか!?
今回のエンドカードはキュアビート(エレン)の心理を表す暗めの絵柄、はたしてこれが青く澄み渡る日が来るのか。そんなエレンを救えるのはハミィしかいない、がんばれハミィ!
10月29日公開の映画スイートプリキュア♪のTVスポットが流れ始めました。この子はだれ？ 髪色からしてあの子っぽいけどミスリードなのかな。公式サイトのトップ絵を見る限りこの子とミューズさんが一緒に映っているので別人？ いやミューズさんが映っている位置が微妙なのでどうとでも取れるか。謎は深まるばかりでございます。
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