2011-07-18(Mon)
花咲くいろは #16 あの空、この空
喜翆荘を舞台に映画撮影!?

全て順調なのに1mmたりとも上手くいきそうもありません。

本日二本目なのでかんたんに。冒頭はいかにも怪しい映画プロデューサーを迎える縁の様子、どうやら崇子さんの口利きで映画タイアップ作戦が発動されたようですが…この時点で既にダメダメな予感が止まりません。見るから聞くからにいろいろ怪しすぎるよねえ。
その頃娘たちは年寄りの会合に呼ばれて湯乃鷺温泉の復興についてあれこれ。そうとは知らず意見を求められてドキドキの菜子、色気より食い気全開の緒花、ケータイ片手にやる気ゼロの結名ってば先週の決意はどうした?(笑
喜翆荘へ到着した縁は怪しいプロデューサー&崇子さんを引き連れて女将さんの所へ。製作費の1割を出資金として支払うタイアップ契約にて喜翆荘のPRに繋げる作戦ですが…低予算と見積もっても映画一本2~3億円くらいかかるだろうに、すると喜翆荘の出資額は!? ただでさえ経営が苦しい所にその出費は厳しかろう、きっと女将さんは許さないだろう、おそらく縁もそう考えたようで女将さんとのタイマンではあれこれ言葉を濁しながら恐る恐るの相談でしたが…「お前の好きなようにやってごらん」と返されて拍子抜け。女将さんってばいったい何を企んでいるのやら。
さて映画撮影の噂を聞きつけた巴さんは本来の役割どおりの働きを見せ、話を聞いた菜子は尻を振り振りの超反応! 相変わらず存在自体がエロい菜子は引っ込み思案の割に出たがり? 盛り上がる三人娘(?)に呆れる民子はキャラがブレませんね(笑。キャスティングの話を聞いて「高飛び込みのオリンピック選手から転身した華麗な女スパイ」などという異次元な設定を嬉しそうに話す菜子、そんな特殊な経歴を持つスパイが喜翆荘で何やんだ?(笑。それにしても表情がいちいちエロい。ばきゅーん♪

出資の条件であるプールでの撮影。どうやら縁にとってこのプールは特別な意味があるようです。真夏の日差しに縁が浮かべたプールの記憶、水面から勢いよく飛び出したスクール水着は彼が追い続ける影の象徴か。四十万の強すぎる女に囲まれて育ち、どれほど努力しても報われない日々を送ってきた縁。そんな彼が、下地は違えど同じ境遇の次郎丸に肩入れするのもわかるような気がします。
箒に跨ってうんしょ!うんしょ!と謎特訓に励む二人は何やってんの? ストライカーユニットを使わずに空を飛ぶ特訓?(笑。なーんて所へやってきた番傘三人連れは何者?

その三人連れは湯乃鷺温泉の同業者たちでした。喜翆荘の映画出資に相乗りして湯乃鷺全体をPRしたいみなさん、しかし縁は「喜翆荘での撮影」を言い切り、出資の相乗りもキッパリとお断りです。言うようになったねえ。しかしこれで自ら退路を断ってしまったわけで、また年寄りたちが言うように「今後起こることの全ての責任は喜翆荘さん」なのです。このさりげないセリフが後で大きい意味を持つような気がしてなりません。
そして娘らは相変わらず謎特訓に汗を流す。ほんと何やってんだこの子は(笑
乗り込んで来た温泉同業者たちを頼もしく突っぱねた縁を褒める巴さん。盆の菓子をつまみながらの所作がいちいちアラサー女っぽくていいね。袂から覗く二の腕の裏がこれまたアラサー女の振り袖っぽくてじつにエロくてよろしい。大きなお世話か。てな流れから映画キャスティングの話題を蓮さんに振っちゃう巴さん、不要なプレッシャーを掛けちゃダメだってば! そんな話題に盛り上がる徹へ「徹、手が止まってるよ」は吹いた。どんだけプレッシャーに弱いんだ(笑
さて思いっきり怪しい映画話でしたが、主演女優や付き人、そして監督を始めとするスタッフたちも到着して撮影も始まり…どうやら丸ごと詐欺というわけでは無さげでした。それにしてもあの女将さんが自らカメラに収まるとはいったいどういう風の吹き回しなのでしょう。「老いては子に従え」を実践しながら縁の自立を試している?
「見えない所でほころびが出てまいります」
喜翆荘の古い建物について主演女優と話す女将さんのセリフが意味深すぎ。

そして今回のハイライト。喜翆荘の娘たちによるプール掃除はこれまた菜子がエロくて辛抱たまりません。デッキブラシでゴシゴシこする腰つき、汗を拭う仕草や表情、疲れてへたり込むアングルまでいちいちエロい。ほんとこの子は存在自体がエロ画像です(そこまで言うか。そ・れ・だ・け・な・ら・ば・ま・だ・イイ・がッ! Tシャツ1枚で散水を浴びて濡れ透けの風景は視聴者のニーズをよくわかってらっしゃる、ここは民子GJと言わざるを得ません。いつもクールな民子が同世代の女の子らしく無邪気にはしゃいでいる様子も微笑ましい。キラキラ光る水粒を浴びる、水も滴る緒花も当社比5割増しのかわいさ。
それだけにこの絶景のバックで鳴り続ける電話の呼び出し音が底抜けに恐ろしい。

娘らの絶景の裏で交わされる縁&崇子さんの会話と縁の回想。プールに浮かんだ幼い縁は母の影へ「お母さん!」と呼び掛けるも次第に離れてしまい、すると縁の前へスクール水着の少女が勢いよく飛び出します。縁曰くこれは「自分の原風景」らしい。おそらく女将さんは男の縁を自立させるべく距離を置き、幼い縁はその姿に縋るけれど、間に入った姉さんの眩しさに見とれて止まってしまう。
「姉は眩しかった。美しくて聡明で、何だか別の世界に生きている、僕とは関係無い生き物、みたいな」
姉にどれだけ虐げられても従ってきた縁は、なるほどそんなコンプレックスを抱えての結果だったのですね。自分がどれほど努力しても敵わない絶対的な存在であり、喜翆荘の経営も姉さんのほうが向いている事をわかりながら続けている。これは辛いだろうなあ。だから縁は姉と似たタイプの崇子さんに救いを求めているのかも。というかこれほど重度のシスコンだったとは。姉の輝きを語る縁を見る崇子さんの視線がナントモ。
というわけで今回は全てが順調に回ってトラブルらしいトラブルも無く、しかし当然ながらこのまま上手くいくはずがありません。鳴り続ける電話はおそらく本ストーリー開幕のベルであり、次回起こるであろうトラブルの数々を縁がどう乗り越えるか…それはつまり母親や姉に対するコンプレックスを乗り越えられるかということで、縁の漢気が試される時でもあります。
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全て順調なのに1mmたりとも上手くいきそうもありません。

本日二本目なのでかんたんに。冒頭はいかにも怪しい映画プロデューサーを迎える縁の様子、どうやら崇子さんの口利きで映画タイアップ作戦が発動されたようですが…この時点で既にダメダメな予感が止まりません。見るから聞くからにいろいろ怪しすぎるよねえ。
その頃娘たちは年寄りの会合に呼ばれて湯乃鷺温泉の復興についてあれこれ。そうとは知らず意見を求められてドキドキの菜子、色気より食い気全開の緒花、ケータイ片手にやる気ゼロの結名ってば先週の決意はどうした?(笑
喜翆荘へ到着した縁は怪しいプロデューサー&崇子さんを引き連れて女将さんの所へ。製作費の1割を出資金として支払うタイアップ契約にて喜翆荘のPRに繋げる作戦ですが…低予算と見積もっても映画一本2~3億円くらいかかるだろうに、すると喜翆荘の出資額は!? ただでさえ経営が苦しい所にその出費は厳しかろう、きっと女将さんは許さないだろう、おそらく縁もそう考えたようで女将さんとのタイマンではあれこれ言葉を濁しながら恐る恐るの相談でしたが…「お前の好きなようにやってごらん」と返されて拍子抜け。女将さんってばいったい何を企んでいるのやら。
さて映画撮影の噂を聞きつけた巴さんは本来の役割どおりの働きを見せ、話を聞いた菜子は尻を振り振りの超反応! 相変わらず存在自体がエロい菜子は引っ込み思案の割に出たがり? 盛り上がる三人娘(?)に呆れる民子はキャラがブレませんね(笑。キャスティングの話を聞いて「高飛び込みのオリンピック選手から転身した華麗な女スパイ」などという異次元な設定を嬉しそうに話す菜子、そんな特殊な経歴を持つスパイが喜翆荘で何やんだ?(笑。それにしても表情がいちいちエロい。ばきゅーん♪

出資の条件であるプールでの撮影。どうやら縁にとってこのプールは特別な意味があるようです。真夏の日差しに縁が浮かべたプールの記憶、水面から勢いよく飛び出したスクール水着は彼が追い続ける影の象徴か。四十万の強すぎる女に囲まれて育ち、どれほど努力しても報われない日々を送ってきた縁。そんな彼が、下地は違えど同じ境遇の次郎丸に肩入れするのもわかるような気がします。
箒に跨ってうんしょ!うんしょ!と謎特訓に励む二人は何やってんの? ストライカーユニットを使わずに空を飛ぶ特訓?(笑。なーんて所へやってきた番傘三人連れは何者?

その三人連れは湯乃鷺温泉の同業者たちでした。喜翆荘の映画出資に相乗りして湯乃鷺全体をPRしたいみなさん、しかし縁は「喜翆荘での撮影」を言い切り、出資の相乗りもキッパリとお断りです。言うようになったねえ。しかしこれで自ら退路を断ってしまったわけで、また年寄りたちが言うように「今後起こることの全ての責任は喜翆荘さん」なのです。このさりげないセリフが後で大きい意味を持つような気がしてなりません。
そして娘らは相変わらず謎特訓に汗を流す。ほんと何やってんだこの子は(笑
乗り込んで来た温泉同業者たちを頼もしく突っぱねた縁を褒める巴さん。盆の菓子をつまみながらの所作がいちいちアラサー女っぽくていいね。袂から覗く二の腕の裏がこれまたアラサー女の振り袖っぽくてじつにエロくてよろしい。大きなお世話か。てな流れから映画キャスティングの話題を蓮さんに振っちゃう巴さん、不要なプレッシャーを掛けちゃダメだってば! そんな話題に盛り上がる徹へ「徹、手が止まってるよ」は吹いた。どんだけプレッシャーに弱いんだ(笑
さて思いっきり怪しい映画話でしたが、主演女優や付き人、そして監督を始めとするスタッフたちも到着して撮影も始まり…どうやら丸ごと詐欺というわけでは無さげでした。それにしてもあの女将さんが自らカメラに収まるとはいったいどういう風の吹き回しなのでしょう。「老いては子に従え」を実践しながら縁の自立を試している?
「見えない所でほころびが出てまいります」
喜翆荘の古い建物について主演女優と話す女将さんのセリフが意味深すぎ。

そして今回のハイライト。喜翆荘の娘たちによるプール掃除はこれまた菜子がエロくて辛抱たまりません。デッキブラシでゴシゴシこする腰つき、汗を拭う仕草や表情、疲れてへたり込むアングルまでいちいちエロい。ほんとこの子は存在自体がエロ画像です(そこまで言うか。そ・れ・だ・け・な・ら・ば・ま・だ・イイ・がッ! Tシャツ1枚で散水を浴びて濡れ透けの風景は視聴者のニーズをよくわかってらっしゃる、ここは民子GJと言わざるを得ません。いつもクールな民子が同世代の女の子らしく無邪気にはしゃいでいる様子も微笑ましい。キラキラ光る水粒を浴びる、水も滴る緒花も当社比5割増しのかわいさ。
それだけにこの絶景のバックで鳴り続ける電話の呼び出し音が底抜けに恐ろしい。

娘らの絶景の裏で交わされる縁&崇子さんの会話と縁の回想。プールに浮かんだ幼い縁は母の影へ「お母さん!」と呼び掛けるも次第に離れてしまい、すると縁の前へスクール水着の少女が勢いよく飛び出します。縁曰くこれは「自分の原風景」らしい。おそらく女将さんは男の縁を自立させるべく距離を置き、幼い縁はその姿に縋るけれど、間に入った姉さんの眩しさに見とれて止まってしまう。
「姉は眩しかった。美しくて聡明で、何だか別の世界に生きている、僕とは関係無い生き物、みたいな」
姉にどれだけ虐げられても従ってきた縁は、なるほどそんなコンプレックスを抱えての結果だったのですね。自分がどれほど努力しても敵わない絶対的な存在であり、喜翆荘の経営も姉さんのほうが向いている事をわかりながら続けている。これは辛いだろうなあ。だから縁は姉と似たタイプの崇子さんに救いを求めているのかも。というかこれほど重度のシスコンだったとは。姉の輝きを語る縁を見る崇子さんの視線がナントモ。
というわけで今回は全てが順調に回ってトラブルらしいトラブルも無く、しかし当然ながらこのまま上手くいくはずがありません。鳴り続ける電話はおそらく本ストーリー開幕のベルであり、次回起こるであろうトラブルの数々を縁がどう乗り越えるか…それはつまり母親や姉に対するコンプレックスを乗り越えられるかということで、縁の漢気が試される時でもあります。
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