2011-08-08(Mon)
花咲くいろは #19 どろどろオムライス
「オムライス」をキーワードに大騒動。

四人娘のテンション差が興味深い文化祭準備編でした。

「今日も剃り込みが素敵ですね!」
包丁を研いでる板場にて蓮さんへの叫びは客からの伝言…じゃないよねえ? 突然どうした菜子? てな具合に最近積極的な菜子の変化に気付く徹さん、包丁を研ぎながら「よく見てますね」と呟く民子、さらに緒花からの業務電話に盛り上がる徹さんにココロを乱されてぐぬぬ!の民子怖ええ。でも蓮さんビビリすぎ(笑
シーン変わって文化祭の出し物について話し合う緒花のクラス。姫様が二人いる2年A組の出し物は「姫カフェ」に決まり、ノリノリの結名姫は接客チームのリーダー、もちろん民子姫は料理チームのリーダーに任命されました。てな流れを無責任&無邪気に「おーっ!」と喜んでる緒花は何となくエルシィっぽい?(笑。しかし勝手にリーダーにされちゃってる民子はご機嫌斜めでやる気無し。

結名が合流した帰りの車中でも民子の機嫌は直らず、「せっかくだから盛り上がろうよ」とツンツンされても表情を崩しません。しかし不思議なのはノリノリの結名、接客業は嫌いと言っていたのになぜこれほど盛り上がってる?
「別に仕事じゃないから平気ですよーっと」
言ってしまえば学祭の模擬店など「遊び」のようなもの、仕事じゃないんだからクラスの空気を読んで「楽しんでしまったほうが勝ち」という割り切った考えでした。フリーダム全開のようでしっかり空気を読んでる結名姫おそるべし。しかし不器用な民子姫はそれを許さず不機嫌なまま…この考え方の違いは後半の騒動でも浮き彫りになりますね。そんな民子姫にいきなり抱き付く結名姫の強烈なスキンシップも効果なし? ていうか半ケツ見えてますよ? 本作は隙あらばサービスシーンが入るので困る。いや困らんからもっとやって。
忙しい週末に仲居二名が抜けてしまう喜翆荘は少々ピンチなれどその辺はどうにかなります。「学校の行事はちゃんと参加しな」と女将さんのお墨付きも得て大喜びの緒花、しかし菜子はそれほど嬉しそうでも無い? さすが女将さんはその辺もきちんと見てますね。そういや菜子はクラスが違うわけで、姫カフェで盛り上がる2年A組と違った事情をさりげなく窺わせていました。このシーンで電話を受けた巴さんが「豆じいの息子」に驚くワンカットは意味深で、また能登さんの名演技に笑った。これまで豆じいの素性など完全スルーだったけれど何か重大な秘密があるのだろうか?
文化祭への参加許可を得た緒花は板場へ乗り込み、参加する気が無くて未報告だった民子を先んじて蓮さんから参加許可をゲット。すると話を聞いていた徹さんが「俺も行こうかな」と呟き…徹さんは「学校の緒花」を見たいんだろうなあ。そうとは知らず脳天気に姫カフェへ誘う緒花、そんなやり取りを傍から聞いて一人テンションを上げる民子が気の毒すぎて見てられない。
仕事終わりの更衣室にて着替える菜子との会話シーン。横から見てもでかっ! ブラからはみ出た上乳から鎖骨のラインがじつにエロい! まったく本作は隙あらばサービスシーン(略。それはともかく緒花との会話、クラスの出し物について問われた菜子は俯いて曇り顔へ…憂いの表情に加えて後ろ髪がバラけるうなじ、ブラ紐が掛かる肩のラインがこれまた無駄に色っぽくて辛抱たまりません。

菜子のクラスの出し物は「美術の展示」で、さらに菜子も文化祭委員と聞いて盛り上がる緒花。こりゃもう先の展開が読めまくり…おとなしい菜子がクラスの連中に委員を押し付けられ、同様に押し付けられた美術部員と寂しく準備をする様子が見える見える! と思ったら本当にそのまんまでした。これじゃ文化祭へ行くより喜翆荘でバイトしてたほうがいいよねえ。というかほんと緒花ってば空気読めない子だなあ(笑
そんな事情など露知らず菜子のクラスの出し物についてベッドで盛り上がる緒花、しかし徹さんが来るかも?と火が着いた民子は文化祭で出すメニューについて真剣に考えておりました。
・煮物
・焼き物 魚類の料理
・天ぷら
・肉料理 丼もの
・椀物
などなどメニューの候補に挙げ…こりゃ文化祭の模擬店「姫カフェ」のメニューじゃなくて普通に日本料理屋の品書きじゃないか?(笑。板前民子の腕の見せ所、徹さんへのアピールはわかるけど高校の文化祭で出す代物じゃありません。
明けて翌日教室にて文化祭の会議。料理チームの女子たちに民子は堅苦しい挨拶からやる気満々の姿勢を見せ、不機嫌だった昨日からの変わりように結名姫は目を丸くします。料理チームの上げ上げムードに負けじと接客チームは緒花のアイデア「メイド仲居服」に盛り上がり、姫カフェプロジェクトの始動は順風満帆に思えました。
そんな具合に2年A組の盛り上がりを見せた後、続いて映った菜子のクラスは予想どおりの寂しさ。この落差はキツイなあ。委員の菜子と美術部員の水野さんの二人きりで準備をする絵面はじつに寂しく切ない。二人共いかにも地味で、いかにも押し付けられそうな感じなのがさらに切ないです。菜子が「ぼっち」じゃなかっただけまだマシか。たった一人で俯きながら暗い教室で準備をする菜子を想像すると胸が痛い、というかそういう想像を容易にできてしまう時点で菜子の立ち位置がわかろうというもの。
そしてまた突然のサービスシーン、まあ民子の裸は(以下略。湯に浸かりながら考えたのか、風呂上がりの民子は鼻歌を歌いながら例のノートを取り出し…会議で出された諸条件から作れる料理を考え、無理なものには×印を付けていました。和食メニューが並ぶ中で一つだけ浮いていたオムライスにも×印、これがあれほどの火種となるとは。

明けて翌朝の板場にて徹さんの文化祭来訪が確定すると「よしっ!」と気合の民子、それに気を取られて焼き物を焦がすのはお約束です。ああもう民子ったらわかりやすい。ほどなく登校時間となり文化祭の話題に盛り上がる三人娘、じゃなかった娘二人と以下自重。ここでも菜子は「仕事に出ても…」と言いかけて気乗りの無さをアピールしますが巴さんはあっさりスルー、もちろん緒花も菜子の気持ちに気付きません。
「青春よね~!」「イエス! 青春!」
すると巴さんは緒花へ「東京の彼氏」の話を振り、四十万の女を自負する緒花は複雑な表情で否定するけれど…車中居眠りの夢の中に現れたメイド姿の孝ちゃんはいったい何事かと。何だかんだ言いながら孝ちゃんを忘れられないのだなあ。それにしたってあの夢は無いだろう(笑
あれほど渋っていた文化祭に全力で張り切る民子を生暖かい目で見守る二人がじつにいい顔、さすがわかってらっしゃる。

文化祭の準備で学校中が賑わう中、菜子たちのクラスは相変わらずたった二人で地味~に作業をしておりました。搬入されたたくさんの絵を前にして水野さんに気を使う菜子を見ていると何やら胃の辺りがチクチクします。初めて見る水野さんの絵、段ボールから取り出した一枚の絵を眺めながら「えーっと…うん…すごいね水野さん!」と取りあえず褒める菜子、しかしその絵は上下が逆でした。あはは。わかりにくいゲージツ作品にありがちなお約束だけど、本人の前でやっちゃかなり気まずいよね(笑
一方2年A組は引き続き盛り上がり中。緒花が持ってきた衣装を試着して反則的なかわいさでイッツヤマトナデシコ!な結名姫とヨイショ担当の緒花の掛け合いがナントモ。何やってんだか(笑。てな具合に盛り上がる接客チームの一方で料理チームの雲行きが怪しくなってまいりました。件の「オムライス」を巡る揉め事勃発を察して教室から出る結名姫は空気読めすぎです。
二人が出て行った後もオムライス騒動は止まらず、それどころか色恋沙汰まで絡まって料理チームの会議は一触即発の火薬庫状態でした。「調理器具の都合でオムライスをメニューから外した」と主張する民子の合理性と、「絶対にキリトくんにオムライスを食べてもらいたい」と訴える女生徒の勝手な感情論は民子への嫉妬心も加わって完全なる平行線を描いております。めんどくさい連中と関わっちゃって民子も大変ね。
「仕事と恋愛を混同するのは最低!」
「やるって決めた仕事の事が、誰を好きとかそんな事で揺らぐなんてありえない!」
いつも板場で下っ端稼業の反動か素人相手にご高説をぶちかます民子。おそらくこれは次回返ってくる特大ブーメランなのだろうなあ。ブチ切れた民子と泣き出す女生徒、こういうコミュニティでは泣いた方が勝ちなのはお約束であり、思わぬ窮地に立たされた民子はどうするどうなる? そして次回、民子のモチベーションの原点たる徹さんが「緒花目当て」と知った時、はたして彼女は揺らぎ無く「仕事」を全うできるのか?
ってな騒動を戸の隙間から呑気に覗いていた二人。中の騒ぎとのテンション差も面白いけれど、あくまで傍観者ポジションを守る結名と、呑気に見守りながらも民子の言葉にドキリとする緒花の反応差もなかなか興味深い一幕でした。

そして菜子vs水野さんの静かな戦いへ。水野さん曰く「わかりやすい」お気に入りの絵にタイトルを付けてほしい、「わかりやすい」と前置きされての重責に目ぇグルグルでテンパった菜子は
「ど…どうろ…どろ…オムライス?」
ここで「第十九話 どろどろオムライス」とサブタイトルが入る今回の締めは腹を抱える美味しさでした。あはははは! 何このコントみたいな終わり方。「一致団結して頑張ってる」はずがオムライスを発端としたドロドロ展開に空中分解寸前の姫カフェと、ゲージツに造詣が無い菜子の発言に波乱必至な美術展示を繋いだ「オムライス」。はたして次回これらオムライス騒動は丸く収まるのでしょうか?
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四人娘のテンション差が興味深い文化祭準備編でした。

「今日も剃り込みが素敵ですね!」
包丁を研いでる板場にて蓮さんへの叫びは客からの伝言…じゃないよねえ? 突然どうした菜子? てな具合に最近積極的な菜子の変化に気付く徹さん、包丁を研ぎながら「よく見てますね」と呟く民子、さらに緒花からの業務電話に盛り上がる徹さんにココロを乱されてぐぬぬ!の民子怖ええ。でも蓮さんビビリすぎ(笑
シーン変わって文化祭の出し物について話し合う緒花のクラス。姫様が二人いる2年A組の出し物は「姫カフェ」に決まり、ノリノリの結名姫は接客チームのリーダー、もちろん民子姫は料理チームのリーダーに任命されました。てな流れを無責任&無邪気に「おーっ!」と喜んでる緒花は何となくエルシィっぽい?(笑。しかし勝手にリーダーにされちゃってる民子はご機嫌斜めでやる気無し。

結名が合流した帰りの車中でも民子の機嫌は直らず、「せっかくだから盛り上がろうよ」とツンツンされても表情を崩しません。しかし不思議なのはノリノリの結名、接客業は嫌いと言っていたのになぜこれほど盛り上がってる?
「別に仕事じゃないから平気ですよーっと」
言ってしまえば学祭の模擬店など「遊び」のようなもの、仕事じゃないんだからクラスの空気を読んで「楽しんでしまったほうが勝ち」という割り切った考えでした。フリーダム全開のようでしっかり空気を読んでる結名姫おそるべし。しかし不器用な民子姫はそれを許さず不機嫌なまま…この考え方の違いは後半の騒動でも浮き彫りになりますね。そんな民子姫にいきなり抱き付く結名姫の強烈なスキンシップも効果なし? ていうか半ケツ見えてますよ? 本作は隙あらばサービスシーンが入るので困る。いや困らんからもっとやって。
忙しい週末に仲居二名が抜けてしまう喜翆荘は少々ピンチなれどその辺はどうにかなります。「学校の行事はちゃんと参加しな」と女将さんのお墨付きも得て大喜びの緒花、しかし菜子はそれほど嬉しそうでも無い? さすが女将さんはその辺もきちんと見てますね。そういや菜子はクラスが違うわけで、姫カフェで盛り上がる2年A組と違った事情をさりげなく窺わせていました。このシーンで電話を受けた巴さんが「豆じいの息子」に驚くワンカットは意味深で、また能登さんの名演技に笑った。これまで豆じいの素性など完全スルーだったけれど何か重大な秘密があるのだろうか?
文化祭への参加許可を得た緒花は板場へ乗り込み、参加する気が無くて未報告だった民子を先んじて蓮さんから参加許可をゲット。すると話を聞いていた徹さんが「俺も行こうかな」と呟き…徹さんは「学校の緒花」を見たいんだろうなあ。そうとは知らず脳天気に姫カフェへ誘う緒花、そんなやり取りを傍から聞いて一人テンションを上げる民子が気の毒すぎて見てられない。
仕事終わりの更衣室にて着替える菜子との会話シーン。横から見てもでかっ! ブラからはみ出た上乳から鎖骨のラインがじつにエロい! まったく本作は隙あらばサービスシーン(略。それはともかく緒花との会話、クラスの出し物について問われた菜子は俯いて曇り顔へ…憂いの表情に加えて後ろ髪がバラけるうなじ、ブラ紐が掛かる肩のラインがこれまた無駄に色っぽくて辛抱たまりません。

菜子のクラスの出し物は「美術の展示」で、さらに菜子も文化祭委員と聞いて盛り上がる緒花。こりゃもう先の展開が読めまくり…おとなしい菜子がクラスの連中に委員を押し付けられ、同様に押し付けられた美術部員と寂しく準備をする様子が見える見える! と思ったら本当にそのまんまでした。これじゃ文化祭へ行くより喜翆荘でバイトしてたほうがいいよねえ。というかほんと緒花ってば空気読めない子だなあ(笑
そんな事情など露知らず菜子のクラスの出し物についてベッドで盛り上がる緒花、しかし徹さんが来るかも?と火が着いた民子は文化祭で出すメニューについて真剣に考えておりました。
・煮物
・焼き物 魚類の料理
・天ぷら
・肉料理 丼もの
・椀物
などなどメニューの候補に挙げ…こりゃ文化祭の模擬店「姫カフェ」のメニューじゃなくて普通に日本料理屋の品書きじゃないか?(笑。板前民子の腕の見せ所、徹さんへのアピールはわかるけど高校の文化祭で出す代物じゃありません。
明けて翌日教室にて文化祭の会議。料理チームの女子たちに民子は堅苦しい挨拶からやる気満々の姿勢を見せ、不機嫌だった昨日からの変わりように結名姫は目を丸くします。料理チームの上げ上げムードに負けじと接客チームは緒花のアイデア「メイド仲居服」に盛り上がり、姫カフェプロジェクトの始動は順風満帆に思えました。
そんな具合に2年A組の盛り上がりを見せた後、続いて映った菜子のクラスは予想どおりの寂しさ。この落差はキツイなあ。委員の菜子と美術部員の水野さんの二人きりで準備をする絵面はじつに寂しく切ない。二人共いかにも地味で、いかにも押し付けられそうな感じなのがさらに切ないです。菜子が「ぼっち」じゃなかっただけまだマシか。たった一人で俯きながら暗い教室で準備をする菜子を想像すると胸が痛い、というかそういう想像を容易にできてしまう時点で菜子の立ち位置がわかろうというもの。
そしてまた突然のサービスシーン、まあ民子の裸は(以下略。湯に浸かりながら考えたのか、風呂上がりの民子は鼻歌を歌いながら例のノートを取り出し…会議で出された諸条件から作れる料理を考え、無理なものには×印を付けていました。和食メニューが並ぶ中で一つだけ浮いていたオムライスにも×印、これがあれほどの火種となるとは。

明けて翌朝の板場にて徹さんの文化祭来訪が確定すると「よしっ!」と気合の民子、それに気を取られて焼き物を焦がすのはお約束です。ああもう民子ったらわかりやすい。ほどなく登校時間となり文化祭の話題に盛り上がる三人娘、じゃなかった娘二人と以下自重。ここでも菜子は「仕事に出ても…」と言いかけて気乗りの無さをアピールしますが巴さんはあっさりスルー、もちろん緒花も菜子の気持ちに気付きません。
「青春よね~!」「イエス! 青春!」
すると巴さんは緒花へ「東京の彼氏」の話を振り、四十万の女を自負する緒花は複雑な表情で否定するけれど…車中居眠りの夢の中に現れたメイド姿の孝ちゃんはいったい何事かと。何だかんだ言いながら孝ちゃんを忘れられないのだなあ。それにしたってあの夢は無いだろう(笑
あれほど渋っていた文化祭に全力で張り切る民子を生暖かい目で見守る二人がじつにいい顔、さすがわかってらっしゃる。

文化祭の準備で学校中が賑わう中、菜子たちのクラスは相変わらずたった二人で地味~に作業をしておりました。搬入されたたくさんの絵を前にして水野さんに気を使う菜子を見ていると何やら胃の辺りがチクチクします。初めて見る水野さんの絵、段ボールから取り出した一枚の絵を眺めながら「えーっと…うん…すごいね水野さん!」と取りあえず褒める菜子、しかしその絵は上下が逆でした。あはは。わかりにくいゲージツ作品にありがちなお約束だけど、本人の前でやっちゃかなり気まずいよね(笑
一方2年A組は引き続き盛り上がり中。緒花が持ってきた衣装を試着して反則的なかわいさでイッツヤマトナデシコ!な結名姫とヨイショ担当の緒花の掛け合いがナントモ。何やってんだか(笑。てな具合に盛り上がる接客チームの一方で料理チームの雲行きが怪しくなってまいりました。件の「オムライス」を巡る揉め事勃発を察して教室から出る結名姫は空気読めすぎです。
二人が出て行った後もオムライス騒動は止まらず、それどころか色恋沙汰まで絡まって料理チームの会議は一触即発の火薬庫状態でした。「調理器具の都合でオムライスをメニューから外した」と主張する民子の合理性と、「絶対にキリトくんにオムライスを食べてもらいたい」と訴える女生徒の勝手な感情論は民子への嫉妬心も加わって完全なる平行線を描いております。めんどくさい連中と関わっちゃって民子も大変ね。
「仕事と恋愛を混同するのは最低!」
「やるって決めた仕事の事が、誰を好きとかそんな事で揺らぐなんてありえない!」
いつも板場で下っ端稼業の反動か素人相手にご高説をぶちかます民子。おそらくこれは次回返ってくる特大ブーメランなのだろうなあ。ブチ切れた民子と泣き出す女生徒、こういうコミュニティでは泣いた方が勝ちなのはお約束であり、思わぬ窮地に立たされた民子はどうするどうなる? そして次回、民子のモチベーションの原点たる徹さんが「緒花目当て」と知った時、はたして彼女は揺らぎ無く「仕事」を全うできるのか?
ってな騒動を戸の隙間から呑気に覗いていた二人。中の騒ぎとのテンション差も面白いけれど、あくまで傍観者ポジションを守る結名と、呑気に見守りながらも民子の言葉にドキリとする緒花の反応差もなかなか興味深い一幕でした。

そして菜子vs水野さんの静かな戦いへ。水野さん曰く「わかりやすい」お気に入りの絵にタイトルを付けてほしい、「わかりやすい」と前置きされての重責に目ぇグルグルでテンパった菜子は
「ど…どうろ…どろ…オムライス?」
ここで「第十九話 どろどろオムライス」とサブタイトルが入る今回の締めは腹を抱える美味しさでした。あはははは! 何このコントみたいな終わり方。「一致団結して頑張ってる」はずがオムライスを発端としたドロドロ展開に空中分解寸前の姫カフェと、ゲージツに造詣が無い菜子の発言に波乱必至な美術展示を繋いだ「オムライス」。はたして次回これらオムライス騒動は丸く収まるのでしょうか?
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