2011-08-21(Sun)
スイートプリキュア♪ #27 カチッカチッ!30分で世界を救うニャ!
制限時間は30分!?

「トロイの木馬作戦」を阻止せよ!

冒頭は「スイーツの国」に降り立ち、手当たり次第にそこら辺のお菓子をむさぼり食って大歓喜の響から。するとどこからともなく響を呼ぶ謎の声が聞こえ…巨大マカロンを手に「あ~?」の響がいい味出しすぎ(笑。すると謎の声は父ちゃんが起こしに来た声に変わり、お約束どおりの夢オチだけれど、例の声の主が響の事を夢の中まで常に見ていることがわかります。これはある意味凄いストーキングかもしれない。
目を覚ました響は時計を見て大慌て。みんなでハイキングに出掛ける集合時間まであと30分しかない! ってことで超特急の身支度開始と共にカウントダウンが始まりました。って慌ててるからってヤカン持って何すんだ(笑
一方の奏はきちんと起きてハイキングに持って行くお菓子を製作中でした。気合のレシピで材料を混ぜ混ぜ、巨大なボールを抱えてカップへ注ぐ後姿も気合十分です。あはは。そしてタネをオーブンへ入れて30分のタイマーをセットするとこちらもカウントダウンが始まります。これらが今回のネタである「30分で世界を救う」残り時間、本編中何度も画面に表示されて焦燥感を煽っていました。

丘の上に建つ大きなパラボラを棒の上に立って眺めるバリトンさん。凄いバランス感覚だなあ(笑。その後アジトへ戻るとバリトンさんは「これより30分以内に世界を不幸の音楽で包んでみせます」とメフィスト様へ宣言、なぜ30分なんだ? という根拠はとりあえず置いといて。
その頃エレンはハイキングの準備中…って冬山登山に行くんじゃないんだから! 鍋用の白菜までフル装備のエレンはいったいどんな本で知識を仕入れたのやら(笑…ってエレンが調べた「音吉さんの本」、そしてハミィを探す響&奏は「エレンを迎えに行ったんじゃない?」「調べの館?」と、つまりエレンは調べの館に住んでいるのか。その経緯も何も無しでいきなり普通に暮らしているのはどうなのだろう。通常なら調べの館に住むまでのアレコレが一言二言でも描写されるよねえ。というかそのエピソードだけで一話作れるんじゃ?
丼飯のお茶漬けをかっ込み、茶碗をササッと洗って、歯を磨きながら髪を梳き、一瞬で着替えた響の所用タイムはたったの10分、早ええ!(笑。カウントダウン開始のカットでヤカンを持って走っていたのはお茶漬けの湯を沸かすためだったのか! 芸コマ! 出撃準備を終えて一息の響は「ハミィがいない」ことを知らされると一足先に奏の家へ出掛けます。

謎の乗り物に三人乗りでどこかへ向かうマイナーズのみなさん。その道中で語られるバリトンさんの30分世界征服作戦は名付けて「トロイの木馬作戦」、ラジオを手に振り返る表情は自信満々だけれど…ラストでネタバレするまでその意味を真面目に考えちゃったよ。ううむ。ある意味夢オチより酷いオチ。
てな会話を地上から聞いていた通りすがりのエレン&ハミィ。一方の響&奏はいなくなったハミィを探しに調べの館へ走ります。ほどなく館へ到着してもそこにハミィの姿は無く、探す手伝いをしてもらおうとフェアリートーンを呼びますが…そんな響&奏を物陰から窺うフェアリートーンたち。「こないだがんばりすぎてちょっと力が出ない」と倒れてしまうシリーは中の人の代弁者?(笑。そしてドリーたちが音符を取られてしまったことをまだ言っていない後ろめたさもあるのかな。「自分たちだけで取り返す」と言うてるけど前途は多難そう。
「急いで…急がないと…」
空元気のフェアリートーンたちは響&奏の前へ出てハミィ捜索に飛び出し、とりあえず一安心の響にまたしても謎の声が! それにしてもどうして響だけに聞こえるのだろうね。

巨大パラボラに到着したマイナーズのみなさんはさっそく計画を発動すべく音符ビンを手に、すると走って追い付いてきたエレンが登場。ハァハァ息を上げながらおっさんたちを止めるエレンかわいい。ミニスカニーソもかわいい。というかこんなミニスカでハイキングに行くの? おっさん相手に威勢はいいけどあっさり楽譜ベルトに拘束されちゃうヘタレっぷりもかわいいです。マイナーズもこんな技を使えるなら普段からプリキュア三人娘登場の度に拘束しちゃえば以下略なのに。
この巨大パラボラをネガトーン化して世界中のラジオに不幸の曲を送って世界を不幸に包む。いやいや、今どきラジオを聞いてる人もそう多くは無いだろう? それ以前におっさんたちが狙ったパラボラは電波望遠鏡のパラボラだろうに、それでどうやってラジオ電波を送信するのか。まあ小さいお友達にそんな理屈は不要なれど、どうせなら放送局を乗っ取るパターンのほうがわかりやすいよねえ。なぜわざわざ天文台のパラボラなのか理解に苦しむ。

そしてラジオで流すマイナーコーラスを歌おうとマイナーズたちはマイクを構え、いざオンエア!というタイミングで響&奏が現着しました。坂道を一気に駆け上ってきたせいかエレン同様に息を上げる二人、このとき響はガニ股で奏は内股ってのがじつに細かい。こういう所に拘る余力があるなら本筋をもう少し…と思わなくもありませんが。
楽譜ベルトに拘束されてたエレンはフェアリートーンたちの輝き一発で解放、三人揃って土煙の中で「絶対に許せない!」のキメは戦隊モノみたいな(笑
木のしなりを利用したトリプルキックを跳ね返してしまうネガトーンはなるほど強化されている? 通常攻撃が効かぬのなら得物を使うしかあるまい! というわけでラブギターを構えたビートは音撃斬(違)を発動し、一瞬ひるんだネガトーンへいつもの必殺技を打ち込んでフィナーレ! フィナーレのポーズは個人技の使い回しなのでアタリマエなのだけれど、メロディ一人だけ耳を塞いでるのがかわいいかも。そして涼しい顔でスタスタ帰るリズムに繋げれば個性がさらに浮き出るだろうに(笑

戦い済んで音符回収のハミィさんはミリーを覗いて「もうすぐ幸せのメロディが完成するニャ」と通常運行、ミリーは音符を取られていないのでこのリアクションもわかりますが、どうせなら「音符を取られたトーン」を覗いてハミィさんが異変に気付く、ってな流れのが面白いんじゃないの? というかいつまで「もうすぐ」なんだろ。まさか最終決戦まで毎週「もうすぐ」と引っ張るのだろうか。もうすぐ詐欺はスポーツ中継だけでいいです。
「今回のトロイの木馬作戦ってどういう意味だったの?」
「かっこいいから何となく」
ぎゃふん。
さて世界を救った三人は肝心なことを思い出しました。9時までに奏の家に行かなきゃ! というわけでプリキュア姿のまま奏宅へ急ぐ三人…プリキュアの力を私用に使ってはいけません(笑。オーブンの番を任された奏太くんは帰ってこない姉ちゃんにイライラ、それにしてもいつもアコちゃんと一緒にいるなあ。今回ミューズが現れなかったのはこっちにいたせい?(アコちゃん=ミューズ前提。奏太への「きっとすぐ来るわよ」とのセリフは響たちの行動をきちんと把握している証拠か。
残り3秒で到着したプリキュア組、奏は急いでラッキースプーンの厨房へ入ってタイマーゼロと共に焼き上がったカップケーキを披露。普段クールなアコちゃんがケーキを見て生唾ゴックンとは意外なリアクションでした(笑
みんな揃った所でハイキングに出発! するとまたしても響を呼ぶ謎の声が…これだけ振るくらいだから何か仕掛けがあるのでしょうね。タイミング的に3クール目の山場の仕込みか、その頃出てくるであろうパワーアップアイテム(アイキャッチで見せてる箱・金色のフェアリートーン)の仕込みか。
今回の「カウントダウン」はネタとしてよくある作りなのだけれど作中時間とリアル時間(せっかく8時半から30分という設定なのに)がシンクロしていないためいまいち面白みが無く、また肝心の「残り30分で世界が終わる」の根拠があまりにいい加減なので少々滑り気味だったかも? 待ち合わせ時間に追われる響とオーブンの焼き時間を待つ奏、各々のキャラ性を生かした30分設定でしたがそれが「世界を救う」とリンクしていないのももったいない。言ってしまえば30分で考えたシナリオなんじゃ?と思わざるを得ない大ざっぱな作り。ベクトルが全然違うのでサンレッドのアレくらい拘れとも言えないけれど、もう少しカウントダウンのハラハラ感が欲しかった。スイートの米村回は当たりが続いただけにちょっと期待しすぎたかな。

次回はエレンが学校へ!? でも「初めての学校生活」じゃないよね。サクラの時は潜入してかき回しただけだからノーカウントなのかな(笑
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「トロイの木馬作戦」を阻止せよ!

冒頭は「スイーツの国」に降り立ち、手当たり次第にそこら辺のお菓子をむさぼり食って大歓喜の響から。するとどこからともなく響を呼ぶ謎の声が聞こえ…巨大マカロンを手に「あ~?」の響がいい味出しすぎ(笑。すると謎の声は父ちゃんが起こしに来た声に変わり、お約束どおりの夢オチだけれど、例の声の主が響の事を夢の中まで常に見ていることがわかります。これはある意味凄いストーキングかもしれない。
目を覚ました響は時計を見て大慌て。みんなでハイキングに出掛ける集合時間まであと30分しかない! ってことで超特急の身支度開始と共にカウントダウンが始まりました。って慌ててるからってヤカン持って何すんだ(笑
一方の奏はきちんと起きてハイキングに持って行くお菓子を製作中でした。気合のレシピで材料を混ぜ混ぜ、巨大なボールを抱えてカップへ注ぐ後姿も気合十分です。あはは。そしてタネをオーブンへ入れて30分のタイマーをセットするとこちらもカウントダウンが始まります。これらが今回のネタである「30分で世界を救う」残り時間、本編中何度も画面に表示されて焦燥感を煽っていました。

丘の上に建つ大きなパラボラを棒の上に立って眺めるバリトンさん。凄いバランス感覚だなあ(笑。その後アジトへ戻るとバリトンさんは「これより30分以内に世界を不幸の音楽で包んでみせます」とメフィスト様へ宣言、なぜ30分なんだ? という根拠はとりあえず置いといて。
その頃エレンはハイキングの準備中…って冬山登山に行くんじゃないんだから! 鍋用の白菜までフル装備のエレンはいったいどんな本で知識を仕入れたのやら(笑…ってエレンが調べた「音吉さんの本」、そしてハミィを探す響&奏は「エレンを迎えに行ったんじゃない?」「調べの館?」と、つまりエレンは調べの館に住んでいるのか。その経緯も何も無しでいきなり普通に暮らしているのはどうなのだろう。通常なら調べの館に住むまでのアレコレが一言二言でも描写されるよねえ。というかそのエピソードだけで一話作れるんじゃ?
丼飯のお茶漬けをかっ込み、茶碗をササッと洗って、歯を磨きながら髪を梳き、一瞬で着替えた響の所用タイムはたったの10分、早ええ!(笑。カウントダウン開始のカットでヤカンを持って走っていたのはお茶漬けの湯を沸かすためだったのか! 芸コマ! 出撃準備を終えて一息の響は「ハミィがいない」ことを知らされると一足先に奏の家へ出掛けます。

謎の乗り物に三人乗りでどこかへ向かうマイナーズのみなさん。その道中で語られるバリトンさんの30分世界征服作戦は名付けて「トロイの木馬作戦」、ラジオを手に振り返る表情は自信満々だけれど…ラストでネタバレするまでその意味を真面目に考えちゃったよ。ううむ。ある意味夢オチより酷いオチ。
てな会話を地上から聞いていた通りすがりのエレン&ハミィ。一方の響&奏はいなくなったハミィを探しに調べの館へ走ります。ほどなく館へ到着してもそこにハミィの姿は無く、探す手伝いをしてもらおうとフェアリートーンを呼びますが…そんな響&奏を物陰から窺うフェアリートーンたち。「こないだがんばりすぎてちょっと力が出ない」と倒れてしまうシリーは中の人の代弁者?(笑。そしてドリーたちが音符を取られてしまったことをまだ言っていない後ろめたさもあるのかな。「自分たちだけで取り返す」と言うてるけど前途は多難そう。
「急いで…急がないと…」
空元気のフェアリートーンたちは響&奏の前へ出てハミィ捜索に飛び出し、とりあえず一安心の響にまたしても謎の声が! それにしてもどうして響だけに聞こえるのだろうね。

巨大パラボラに到着したマイナーズのみなさんはさっそく計画を発動すべく音符ビンを手に、すると走って追い付いてきたエレンが登場。ハァハァ息を上げながらおっさんたちを止めるエレンかわいい。ミニスカニーソもかわいい。というかこんなミニスカでハイキングに行くの? おっさん相手に威勢はいいけどあっさり楽譜ベルトに拘束されちゃうヘタレっぷりもかわいいです。マイナーズもこんな技を使えるなら普段からプリキュア三人娘登場の度に拘束しちゃえば以下略なのに。
この巨大パラボラをネガトーン化して世界中のラジオに不幸の曲を送って世界を不幸に包む。いやいや、今どきラジオを聞いてる人もそう多くは無いだろう? それ以前におっさんたちが狙ったパラボラは電波望遠鏡のパラボラだろうに、それでどうやってラジオ電波を送信するのか。まあ小さいお友達にそんな理屈は不要なれど、どうせなら放送局を乗っ取るパターンのほうがわかりやすいよねえ。なぜわざわざ天文台のパラボラなのか理解に苦しむ。

そしてラジオで流すマイナーコーラスを歌おうとマイナーズたちはマイクを構え、いざオンエア!というタイミングで響&奏が現着しました。坂道を一気に駆け上ってきたせいかエレン同様に息を上げる二人、このとき響はガニ股で奏は内股ってのがじつに細かい。こういう所に拘る余力があるなら本筋をもう少し…と思わなくもありませんが。
楽譜ベルトに拘束されてたエレンはフェアリートーンたちの輝き一発で解放、三人揃って土煙の中で「絶対に許せない!」のキメは戦隊モノみたいな(笑
木のしなりを利用したトリプルキックを跳ね返してしまうネガトーンはなるほど強化されている? 通常攻撃が効かぬのなら得物を使うしかあるまい! というわけでラブギターを構えたビートは音撃斬(違)を発動し、一瞬ひるんだネガトーンへいつもの必殺技を打ち込んでフィナーレ! フィナーレのポーズは個人技の使い回しなのでアタリマエなのだけれど、メロディ一人だけ耳を塞いでるのがかわいいかも。そして涼しい顔でスタスタ帰るリズムに繋げれば個性がさらに浮き出るだろうに(笑

戦い済んで音符回収のハミィさんはミリーを覗いて「もうすぐ幸せのメロディが完成するニャ」と通常運行、ミリーは音符を取られていないのでこのリアクションもわかりますが、どうせなら「音符を取られたトーン」を覗いてハミィさんが異変に気付く、ってな流れのが面白いんじゃないの? というかいつまで「もうすぐ」なんだろ。まさか最終決戦まで毎週「もうすぐ」と引っ張るのだろうか。もうすぐ詐欺はスポーツ中継だけでいいです。
「今回のトロイの木馬作戦ってどういう意味だったの?」
「かっこいいから何となく」
ぎゃふん。
さて世界を救った三人は肝心なことを思い出しました。9時までに奏の家に行かなきゃ! というわけでプリキュア姿のまま奏宅へ急ぐ三人…プリキュアの力を私用に使ってはいけません(笑。オーブンの番を任された奏太くんは帰ってこない姉ちゃんにイライラ、それにしてもいつもアコちゃんと一緒にいるなあ。今回ミューズが現れなかったのはこっちにいたせい?(アコちゃん=ミューズ前提。奏太への「きっとすぐ来るわよ」とのセリフは響たちの行動をきちんと把握している証拠か。
残り3秒で到着したプリキュア組、奏は急いでラッキースプーンの厨房へ入ってタイマーゼロと共に焼き上がったカップケーキを披露。普段クールなアコちゃんがケーキを見て生唾ゴックンとは意外なリアクションでした(笑
みんな揃った所でハイキングに出発! するとまたしても響を呼ぶ謎の声が…これだけ振るくらいだから何か仕掛けがあるのでしょうね。タイミング的に3クール目の山場の仕込みか、その頃出てくるであろうパワーアップアイテム(アイキャッチで見せてる箱・金色のフェアリートーン)の仕込みか。
今回の「カウントダウン」はネタとしてよくある作りなのだけれど作中時間とリアル時間(せっかく8時半から30分という設定なのに)がシンクロしていないためいまいち面白みが無く、また肝心の「残り30分で世界が終わる」の根拠があまりにいい加減なので少々滑り気味だったかも? 待ち合わせ時間に追われる響とオーブンの焼き時間を待つ奏、各々のキャラ性を生かした30分設定でしたがそれが「世界を救う」とリンクしていないのももったいない。言ってしまえば30分で考えたシナリオなんじゃ?と思わざるを得ない大ざっぱな作り。ベクトルが全然違うのでサンレッドのアレくらい拘れとも言えないけれど、もう少しカウントダウンのハラハラ感が欲しかった。スイートの米村回は当たりが続いただけにちょっと期待しすぎたかな。

次回はエレンが学校へ!? でも「初めての学校生活」じゃないよね。サクラの時は潜入してかき回しただけだからノーカウントなのかな(笑
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