2011-08-30(Tue)
花咲くいろは #22 決意の片思い
緒花vs民子のキャットファイト再び。

そして縁&崇子の結婚式本番、女将さんから衝撃の通達が!

日常業務と結婚式準備を並行して進める忙しい日々の始まりは鬼軍曹崇子さんによる叩き起こしから。跡継ぎ問題はともかく女将さんから結婚を認められたことでテンション上げ上げの崇子さんは朝の四時から元気が溢れています。溢れすぎです。迷惑な! いきなり張り切ってる崇子さんに呆れながら民子に話しかける緒花、めげないなあ。しかし民子はもちろん緒花を完全スルーしてサッサとお着替え、民子は寝るときノーブラ派のようです(割とどうでもいい情報
早朝のミーティングから朝の仕事を終えて学校へ。授業中にケータイが鳴って慌てる緒花に「彼氏」がどうこうと教師が軽口、この状況で男女のアレコレの話題は!? と振り返った緒花を睨む民子が凄い顔(笑。こえー! 何という気まずさ。
件の電話は皐月さんからでした。明らかに授業時間だってのに電話をよこす皐月さんスゲエ。ここでの会話でようやく緒花の父親の消息がわかりました。15年前に死別ってことは緒花が生まれてすぐ亡くなってしまったのですね。それ以来性の乱れは多々あれど松前姓を名乗り続けてきた皐月さんは亡き夫へ「片思い中」とのこと…奔放な人かと思いきや底抜けに一直線な人じゃありませんか。
どっちかが先におっ死んじまっても決して一人にはさせない。前回女将さんが話した結婚の定義どおり、報われない片思いを続けている皐月さんってばやはり女将さんの娘、四十万の女なのだなあ。珍しく皐月さんがいい話をしているのに途中でガチャ切りするほどドキドキが止まらない緒花は、第一話で告白されて以来第二十二話の今回に至ってようやく「孝ちゃんへの思い」を確信できた? どうして諦めちゃったのか、どうして「片思いすること」を思いつかなかったのか…とはいえ孝ちゃんからはっきり振られたわけでもなく、「じゃあの(違」のセリフから緒花が勝手に自己完結しちゃっているだけであって、要するに民子と同じ事をしているのですね。緒花が素直な気持ちを一本メールすりゃ簡単に解決(以下略。ともあれこのシーンは緒花の浮き沈みに合わせて画面明度が変える演出が面白かった。緒花もしおらしくしてりゃ美人なのに(笑

出来上がったカーテンドレスの微調整をするため試着が必要となり、しかし結名は「ドレス着ると婚期遅れる~」と拒否(某あずささんに聞かせてあげて)、ちんちくりんの緒花では試着にならず…二人の視線に気付いて目玉を左右させる菜子がいい味出しすぎです。でも菜子が着ても試着にならないような。
というわけで誰が考えてもわかりそうな大サービスの試着姿、巨大なまんま肉まんはドレスに収まりきれず、前から見ても横から見ても思いっきりはみ出しています。何という大盛り! 特に横から見た時の盛り上がり・ドレスからのはみ出しが凄いね。ムネの圧力によって全然上がらないジッパーを見せる後姿も限りなくエロく、やはり菜子は存在自体がエロ画像としか。天然巨乳の子ってこういういかり肩が多いようで、また子供時代にスイミングをやっていた菜子の体格をリアルに描いている感じ。

この大迫力を前にして「やな感じのデジャブー」にジト目の二人、こうなる事は最初からわかっていただろう?(笑。これではどうにもこうにもなので別の人に試着してもらわないと…ここで民子を推す結名、「崇子さんより無いかもしれないけど」「無い分には試着できるじゃない?」「別に無い分には何とでもなるんだしさ」って、そんな「無い無い」言ってあげなさんな!

前回の騒動以来仕事中もボーッとして身が入らない民子に対し徹さんは接し方を変えたようでした。甘やかし作戦はもう辞め、スランプは血も涙も無く厳しくしないと乗り越えられない…この人はこの期に及んでまだ勘違いしているのか(笑。民子は徹さんの厳しい言葉に板場を飛び出し、何も知らずにドレスを持って民子を待つ菜子&緒花とご対面です。うわあキッツイ! 嫌な予感しかしない!
荒ぶる野良犬民子にドレスの試着を頼んでももちろん相手にされず、それでも頼み続ける菜子に対し振り払った手がドレスを飛ばしてしまいました。地面に落ちたドレスに慌てて駆け寄る菜子、知らん顔でサッサと行っちゃう民子…緒花とドンパチするのは一向に構わんけど無関係な菜子を悲しませてはいけません。これは許されざるよ! あまりの態度に瞬間湯沸かしの緒花は民子に物申す! 対峙する民子vs緒花の間に柱を挟んだアングルは極限に達した二人の対立を演出していました。スゲー。
「あんなに一生懸命な徹さんの気持ちをあんたは踏みにじった!」
ドレスの話がいつの間にか徹さんの気持ちの話になって緒花を責める民子、なぜ徹さんの気持ちを勝手に「確定」しているのか理解に苦しむけれど、それほどまで民子は徹さんのことを見つめ続けてきたということか。対する緒花は民子の言葉に絶対にノウ! だって孝ちゃんに片思いすることに決めたんだもん!
「徹さんはあんなにかっこいいのに! あんなに素敵なのに!」
そして前回の風呂場に続いてキャットファイト2ラウンド目が開幕しました。お互いの感情をダイレクトにぶつけ合って「死ね!」「死なない!」と取っ組み合いのケンカ、見たことない孝ちゃんを「あんなボンクラ!」とか酷いぞ(笑。そんなキャットファイトに置いてけぼりの菜子は後で見ている男の影に気付いていた?
菜子の叫びに二人は手を止め、歯軋りしながら民子が振り返るとそこには徹さんが立っていました。自分で置いた地雷を踏み抜いた気まずさに逃げ出す民子、追いかけようとする緒花を止める徹さんはいい男だねえ。

一人落ち込む民子のところへ徹さん登場。思わず逃げ出そうとする小動物民子を止め、今の気持ちを真っ直ぐに伝える徹さんってば確かに民子が惚れるだけのことはありました。緒花のことを「好き、なのかも知れない」と言われて落ち込む民子がかわいい。わかっていても本人から直接言われたらショックだろうね。しかしそれは恋愛感情というより「見ていてワクワクする」というものでした。
「でもって、お前はハラハラするよ。見てて」
すると顔を上げて泣き出す民子。その泣き顔を見ておろおろしちゃう徹さんもかわいいな(笑。見ていてもらえたことを知っただけで嬉し涙を流しちゃう民子の純粋さ、「徹さんの幸せ」を願うあまり勝手な思い込みから勝手に戦線離脱し緒花とモメわけだけれど…この一途すぎる純粋さをかわいいと見るか面倒くさいと見るか。ともあれ民子の全力全壊の暴走劇はこれにて幕引きかな。
一方の緒花も落ち込んでいましたが、ドレスの汚れを落とした菜子が両手をがっちり握って目ぇキラキラで「感動した!」と元気付け。あの修羅場を見て感動している菜子は違う意味で純粋すぎです。菜子は未だ恋愛感情を知らないらしいけど、今後好きな男が現れたら例の服で迫れば5秒で落とせるのであれこれ悩む必要は無さそう(笑
てな所へ現れた民子はドレス試着へ。菜子の試着で全然上がらなかったジッパーがあっさり上がるのはちょっと切ない。閉じなかったジッパーの間隔からして菜子と民子はバストサイズが15cm以上違うと思われます(割とどうでもいい情報。ここで菜子が花を取りに出て緒花と民子の二人きりにするのは天然なのか計算なのか。
「諦めない。私、諦めない」
微妙に気まずい空気の中で口火を切ったのは民子でした。「諦めない」との言葉を勘違いした緒花へ民子は「私が徹さんと付き合いたいから、そっちを諦めない」と宣言、すると緒花はキラキラの笑顔を返し…同じ「片思いする少女」として民子が真っ直ぐな気持ちに戻ったことが嬉しかったのでしょうね。わけわからん強要も終わったし(笑。しかし緒花の表情に照れた民子はホビロン!を復活させて部屋を出て行ってしまいます。あはは。
「またケンカ?」と焦る菜子の手を取って緒花は復活の踊り、ホビロンの復活はこれまた民子の復活を意味するのでした。

その後は結婚式の準備も順調に進み…突然拉致される豆じいのカットがまさかあんなシーンに繋がる伏線になっているとは(笑。そして結婚式当日、手作りのカーテンドレスとは思えない美しき花嫁へ化けた崇子さんに感嘆のみなさん、ブーケが欲しい巴さんとの密談はお約束ですね。でも事前に打ち合わせちゃうのは反則…というかそれでキャッチしても意味ないよなあ。巴さんはヤラセのブーケでも欲しがるほど追い詰められてるってことか。
喜翆荘に続々と集まる招待客に思いっきりセリフ棒読みの女性が! 何これ? と思ったら後の披露宴にて歌うきみコさんでした。主題歌歌手を本編に登場させる例は少なくないけれど今回の起用はほとんど罰ゲームレベルだったような。本職とこれほど違う物なのかとちょっと驚き。
人前式も滞りなく終わって運命のブーケトス、バッチコイと気合十二分の巴さんでしたが受け取ったのは豆じいというオチ。あはは。愕然の巴さんと頬を染める豆じいの対比スゲエ(笑
さて結婚式が終わったら喜翆荘のスタッフは披露宴へ向けてミッション開始、司会を任されていよいよの本番に緊張する結名は意外でした。あのフリーダムな結名も緊張することがあるのだね。てな所へ通り掛かった菜子は「戦う押水さん」、忙しく働く堂々とした仲居姿を初めて見た結名は驚き…確かに学校での小動物モードとは見違えるよねえ。もちろん板場も戦場です。今日は徹さんが花板なので蓮さんはサポート役、その途端に人使いが荒くなる徹さんってば普段のリベンジだろうか?

料理出しも終わって一息のみなさんは招待客として披露宴に参加、初めて食べる徹さんの料理に舌鼓のみなさんでしたが…酢味噌でLOVEを本当にやっちまったのか(笑。さらに宴は次郎丸脚本の寸劇へ、照明が落とされて登場した次郎丸の名調子(?)から障子の向こうに現れた崇子さん役の女優は何と豆じい! 似ているのがこれまた笑えるけど反応したら負けです(笑。相変わらずの棒読みキャラから歌に入った途端に水を得た魚のきみコさんもつい笑ってしまった。セリフと歌が別人すぎ。
そして披露宴の最後に女将さんの挨拶へ。
「皆が作り出す新しい未来を、私は楽しみに、離れた所で番茶でも飲みつつ、眺めさせてもらいたいと思います」
四十年前の若い日々に喜翆荘を作り上げた女将さんは「若い力」の可能性を知っている。失敗しても躓いても新しい物を作り出す力…この日生まれた若い力に餞の言葉を贈りながら、女将さんは意味深な言葉で挨拶を締めます。席で聞いていた喜翆荘スタッフはその言葉に動揺を隠せません。
披露宴も無事終わって後片付けもほとんど終わった頃、スタッフの前に現れた女将さんへ蓮さんが先ほどの言葉の意味を尋ねます。すると女将さんはみなさんを部屋へ集め、豆じいの引退を告げるとさらに
「喜翆荘は、今度のぼんぼり祭りで、この日誌と共に閉じようと思ってる」
ここ数話の流れからして「喜翆荘を閉じる」ことは予想でき、しかし普通に閉店してしまったらお話にならないのでここから一捻りあるのでしょう。まあ「翆が喜ぶ旅館」を閉じて、隠居しながら「若い力が作り上げるもの」を見守るってなオチかな。そんなド直球のオチじゃつまらないかもだけど、こういうドラマは王道で締めたほうがいいような気もする。これを含めて孝ちゃん関連もラスト四話でどう纏めるか岡田氏のお手並み拝見です。
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そして縁&崇子の結婚式本番、女将さんから衝撃の通達が!

日常業務と結婚式準備を並行して進める忙しい日々の始まりは鬼軍曹崇子さんによる叩き起こしから。跡継ぎ問題はともかく女将さんから結婚を認められたことでテンション上げ上げの崇子さんは朝の四時から元気が溢れています。溢れすぎです。迷惑な! いきなり張り切ってる崇子さんに呆れながら民子に話しかける緒花、めげないなあ。しかし民子はもちろん緒花を完全スルーしてサッサとお着替え、民子は寝るときノーブラ派のようです(割とどうでもいい情報
早朝のミーティングから朝の仕事を終えて学校へ。授業中にケータイが鳴って慌てる緒花に「彼氏」がどうこうと教師が軽口、この状況で男女のアレコレの話題は!? と振り返った緒花を睨む民子が凄い顔(笑。こえー! 何という気まずさ。
件の電話は皐月さんからでした。明らかに授業時間だってのに電話をよこす皐月さんスゲエ。ここでの会話でようやく緒花の父親の消息がわかりました。15年前に死別ってことは緒花が生まれてすぐ亡くなってしまったのですね。それ以来性の乱れは多々あれど松前姓を名乗り続けてきた皐月さんは亡き夫へ「片思い中」とのこと…奔放な人かと思いきや底抜けに一直線な人じゃありませんか。
どっちかが先におっ死んじまっても決して一人にはさせない。前回女将さんが話した結婚の定義どおり、報われない片思いを続けている皐月さんってばやはり女将さんの娘、四十万の女なのだなあ。珍しく皐月さんがいい話をしているのに途中でガチャ切りするほどドキドキが止まらない緒花は、第一話で告白されて以来第二十二話の今回に至ってようやく「孝ちゃんへの思い」を確信できた? どうして諦めちゃったのか、どうして「片思いすること」を思いつかなかったのか…とはいえ孝ちゃんからはっきり振られたわけでもなく、「じゃあの(違」のセリフから緒花が勝手に自己完結しちゃっているだけであって、要するに民子と同じ事をしているのですね。緒花が素直な気持ちを一本メールすりゃ簡単に解決(以下略。ともあれこのシーンは緒花の浮き沈みに合わせて画面明度が変える演出が面白かった。緒花もしおらしくしてりゃ美人なのに(笑

出来上がったカーテンドレスの微調整をするため試着が必要となり、しかし結名は「ドレス着ると婚期遅れる~」と拒否(某あずささんに聞かせてあげて)、ちんちくりんの緒花では試着にならず…二人の視線に気付いて目玉を左右させる菜子がいい味出しすぎです。でも菜子が着ても試着にならないような。
というわけで誰が考えてもわかりそうな大サービスの試着姿、巨大なまんま肉まんはドレスに収まりきれず、前から見ても横から見ても思いっきりはみ出しています。何という大盛り! 特に横から見た時の盛り上がり・ドレスからのはみ出しが凄いね。ムネの圧力によって全然上がらないジッパーを見せる後姿も限りなくエロく、やはり菜子は存在自体がエロ画像としか。天然巨乳の子ってこういういかり肩が多いようで、また子供時代にスイミングをやっていた菜子の体格をリアルに描いている感じ。

この大迫力を前にして「やな感じのデジャブー」にジト目の二人、こうなる事は最初からわかっていただろう?(笑。これではどうにもこうにもなので別の人に試着してもらわないと…ここで民子を推す結名、「崇子さんより無いかもしれないけど」「無い分には試着できるじゃない?」「別に無い分には何とでもなるんだしさ」って、そんな「無い無い」言ってあげなさんな!

前回の騒動以来仕事中もボーッとして身が入らない民子に対し徹さんは接し方を変えたようでした。甘やかし作戦はもう辞め、スランプは血も涙も無く厳しくしないと乗り越えられない…この人はこの期に及んでまだ勘違いしているのか(笑。民子は徹さんの厳しい言葉に板場を飛び出し、何も知らずにドレスを持って民子を待つ菜子&緒花とご対面です。うわあキッツイ! 嫌な予感しかしない!
荒ぶる野良犬民子にドレスの試着を頼んでももちろん相手にされず、それでも頼み続ける菜子に対し振り払った手がドレスを飛ばしてしまいました。地面に落ちたドレスに慌てて駆け寄る菜子、知らん顔でサッサと行っちゃう民子…緒花とドンパチするのは一向に構わんけど無関係な菜子を悲しませてはいけません。これは許されざるよ! あまりの態度に瞬間湯沸かしの緒花は民子に物申す! 対峙する民子vs緒花の間に柱を挟んだアングルは極限に達した二人の対立を演出していました。スゲー。
「あんなに一生懸命な徹さんの気持ちをあんたは踏みにじった!」
ドレスの話がいつの間にか徹さんの気持ちの話になって緒花を責める民子、なぜ徹さんの気持ちを勝手に「確定」しているのか理解に苦しむけれど、それほどまで民子は徹さんのことを見つめ続けてきたということか。対する緒花は民子の言葉に絶対にノウ! だって孝ちゃんに片思いすることに決めたんだもん!
「徹さんはあんなにかっこいいのに! あんなに素敵なのに!」
そして前回の風呂場に続いてキャットファイト2ラウンド目が開幕しました。お互いの感情をダイレクトにぶつけ合って「死ね!」「死なない!」と取っ組み合いのケンカ、見たことない孝ちゃんを「あんなボンクラ!」とか酷いぞ(笑。そんなキャットファイトに置いてけぼりの菜子は後で見ている男の影に気付いていた?
菜子の叫びに二人は手を止め、歯軋りしながら民子が振り返るとそこには徹さんが立っていました。自分で置いた地雷を踏み抜いた気まずさに逃げ出す民子、追いかけようとする緒花を止める徹さんはいい男だねえ。

一人落ち込む民子のところへ徹さん登場。思わず逃げ出そうとする小動物民子を止め、今の気持ちを真っ直ぐに伝える徹さんってば確かに民子が惚れるだけのことはありました。緒花のことを「好き、なのかも知れない」と言われて落ち込む民子がかわいい。わかっていても本人から直接言われたらショックだろうね。しかしそれは恋愛感情というより「見ていてワクワクする」というものでした。
「でもって、お前はハラハラするよ。見てて」
すると顔を上げて泣き出す民子。その泣き顔を見ておろおろしちゃう徹さんもかわいいな(笑。見ていてもらえたことを知っただけで嬉し涙を流しちゃう民子の純粋さ、「徹さんの幸せ」を願うあまり勝手な思い込みから勝手に戦線離脱し緒花とモメわけだけれど…この一途すぎる純粋さをかわいいと見るか面倒くさいと見るか。ともあれ民子の全力全壊の暴走劇はこれにて幕引きかな。
一方の緒花も落ち込んでいましたが、ドレスの汚れを落とした菜子が両手をがっちり握って目ぇキラキラで「感動した!」と元気付け。あの修羅場を見て感動している菜子は違う意味で純粋すぎです。菜子は未だ恋愛感情を知らないらしいけど、今後好きな男が現れたら例の服で迫れば5秒で落とせるのであれこれ悩む必要は無さそう(笑
てな所へ現れた民子はドレス試着へ。菜子の試着で全然上がらなかったジッパーがあっさり上がるのはちょっと切ない。閉じなかったジッパーの間隔からして菜子と民子はバストサイズが15cm以上違うと思われます(割とどうでもいい情報。ここで菜子が花を取りに出て緒花と民子の二人きりにするのは天然なのか計算なのか。
「諦めない。私、諦めない」
微妙に気まずい空気の中で口火を切ったのは民子でした。「諦めない」との言葉を勘違いした緒花へ民子は「私が徹さんと付き合いたいから、そっちを諦めない」と宣言、すると緒花はキラキラの笑顔を返し…同じ「片思いする少女」として民子が真っ直ぐな気持ちに戻ったことが嬉しかったのでしょうね。わけわからん強要も終わったし(笑。しかし緒花の表情に照れた民子はホビロン!を復活させて部屋を出て行ってしまいます。あはは。
「またケンカ?」と焦る菜子の手を取って緒花は復活の踊り、ホビロンの復活はこれまた民子の復活を意味するのでした。

その後は結婚式の準備も順調に進み…突然拉致される豆じいのカットがまさかあんなシーンに繋がる伏線になっているとは(笑。そして結婚式当日、手作りのカーテンドレスとは思えない美しき花嫁へ化けた崇子さんに感嘆のみなさん、ブーケが欲しい巴さんとの密談はお約束ですね。でも事前に打ち合わせちゃうのは反則…というかそれでキャッチしても意味ないよなあ。巴さんはヤラセのブーケでも欲しがるほど追い詰められてるってことか。
喜翆荘に続々と集まる招待客に思いっきりセリフ棒読みの女性が! 何これ? と思ったら後の披露宴にて歌うきみコさんでした。主題歌歌手を本編に登場させる例は少なくないけれど今回の起用はほとんど罰ゲームレベルだったような。本職とこれほど違う物なのかとちょっと驚き。
人前式も滞りなく終わって運命のブーケトス、バッチコイと気合十二分の巴さんでしたが受け取ったのは豆じいというオチ。あはは。愕然の巴さんと頬を染める豆じいの対比スゲエ(笑
さて結婚式が終わったら喜翆荘のスタッフは披露宴へ向けてミッション開始、司会を任されていよいよの本番に緊張する結名は意外でした。あのフリーダムな結名も緊張することがあるのだね。てな所へ通り掛かった菜子は「戦う押水さん」、忙しく働く堂々とした仲居姿を初めて見た結名は驚き…確かに学校での小動物モードとは見違えるよねえ。もちろん板場も戦場です。今日は徹さんが花板なので蓮さんはサポート役、その途端に人使いが荒くなる徹さんってば普段のリベンジだろうか?

料理出しも終わって一息のみなさんは招待客として披露宴に参加、初めて食べる徹さんの料理に舌鼓のみなさんでしたが…酢味噌でLOVEを本当にやっちまったのか(笑。さらに宴は次郎丸脚本の寸劇へ、照明が落とされて登場した次郎丸の名調子(?)から障子の向こうに現れた崇子さん役の女優は何と豆じい! 似ているのがこれまた笑えるけど反応したら負けです(笑。相変わらずの棒読みキャラから歌に入った途端に水を得た魚のきみコさんもつい笑ってしまった。セリフと歌が別人すぎ。
そして披露宴の最後に女将さんの挨拶へ。
「皆が作り出す新しい未来を、私は楽しみに、離れた所で番茶でも飲みつつ、眺めさせてもらいたいと思います」
四十年前の若い日々に喜翆荘を作り上げた女将さんは「若い力」の可能性を知っている。失敗しても躓いても新しい物を作り出す力…この日生まれた若い力に餞の言葉を贈りながら、女将さんは意味深な言葉で挨拶を締めます。席で聞いていた喜翆荘スタッフはその言葉に動揺を隠せません。
披露宴も無事終わって後片付けもほとんど終わった頃、スタッフの前に現れた女将さんへ蓮さんが先ほどの言葉の意味を尋ねます。すると女将さんはみなさんを部屋へ集め、豆じいの引退を告げるとさらに
「喜翆荘は、今度のぼんぼり祭りで、この日誌と共に閉じようと思ってる」
ここ数話の流れからして「喜翆荘を閉じる」ことは予想でき、しかし普通に閉店してしまったらお話にならないのでここから一捻りあるのでしょう。まあ「翆が喜ぶ旅館」を閉じて、隠居しながら「若い力が作り上げるもの」を見守るってなオチかな。そんなド直球のオチじゃつまらないかもだけど、こういうドラマは王道で締めたほうがいいような気もする。これを含めて孝ちゃん関連もラスト四話でどう纏めるか岡田氏のお手並み拝見です。
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