2011-09-12(Mon)
スイートプリキュア♪ #30 ワオーン!ヒーリングチェストの不思議ニャ!
超絶テンポのクイズ対決!?

メロディに新技が発動するも…。

小テストを控えた前夜に睡眠を十分に取ってしまった響が頭を抱えての開幕、ジト目で呆れる奏と勉強ばっちりのエレンに挟まれてヤバイ!ヤバイ! 響のインテリジェンスはネコ以下か!? ってなわけで困った時のヒーリングチェスト~!ってドラえもんかい!? いくら「ヒーリングチェストにはいろんな機能がある」と言ってもそんなもんに使っちゃダメ、そういや前作のハトキャではマリンがタクト使って部屋掃除をしようとしてたっけ(笑
「響、そういう事は自分の力でがんばるのです」
一瞬の隙にチェストへお願いする響の声にクレッシェンドトーンのお言葉。まあそりゃそうだろう(笑。期待満々で耳を傾ける響はトーンの正論にそのまま固まっちゃいました。あはは。
今回はこのアバンを見ただけでシナリオ&演出のネジ外れ感がハンパなく、また絵柄もかわいくて大当たりの予感。しかしこれはまだまだイントロでしかありませんでした。
教室へ入った響はテスト前の最後の足掻きに教科書と対峙するけれどもはや手遅れ、すると響はおもむろに指笛を高らかに鳴らし…次の瞬間教室に現れた青りんちゃんこと和音ちゃん、キミは確かに犬っぽいけどその扱いでいいのか!?(笑。響に頼られた嬉しさを全身で表現する和音がかわいすぎ、そして犬すぎ。しかしテスト攻略のために呼んだというに和音は「夕べ遭遇したワオーン!」の話を始め、それは確かに楽しい話だけれどテストに関係無いよ!
「テストの役には立たないけど響が元気になるかなーと思って」
勉強も響に負けない自信がある(ダメな意味で)和音はテストの手伝いができないけれど、落ち込む響を元気付けるためわざわざ飛んで来たのでした。ダメだけどいい子だ! もう響ったらうっかりさんなんだから! テヘペロ!
どんな演出だこれ(笑

その頃マイナーズのアジトではヒーリングチェスト奪取計画の真っ最中でした。スイート組がチェストを持っているということはあの魔境の森を抜けた!? 森を抜けられず恐ろしい目に遭ったメフィスト様はその事をにわかに信じられず…ではどんな目に遭ったのか?と問われると綺麗サッパリ忘れちゃっているみたい。その後に耳のノイズ装置を強調するカットへ続ける辺りあれが全ての元凶、すなわちメフィスト様が魔境の森で遭遇した「何か」がこのストーリーの大ボスなのでしょう。と、ギャグ回の中にさりげなく重要情報を入れてくる作りが憎い。
言うまでもなくテスト轟沈の響はどよんどMAXから腹ばいでじたばた。あらかわいい。そんな響の傷跡に天然塩を塗り込むエレンもかわいい(笑。次の授業は響得意の体育だけれど足取りは重く、しかし階段を一歩降りると何やら楽しげな音が…鍵盤階段の楽しさに気分を紛らわせた響はちょうど降りて来たフェアリートーンの気遣いと勘違いしてサッサと体育館へ、その後トーンから話を聞いて奏は「普通の階段よねえ?」と首を捻るけど全然普通の階段じゃないよ!? 思いっきり超常現象だろう?(笑
体育の授業では教師のホイッスルがチャルメラになっちゃったり相変わらず超常現象が続き、再び傷口に塩を塗り込まれてどよんどの響はその音を聞いて多少は元気が復活した? 一方奏&エレンは先ほどの階段の件と合わせて不審を感じるけれど実害が無いのでとりあえず様子見か。

三人並んでお弁当のランチタイムでは奏が響を餌付け、間接キス! ていうか普通に夫婦じゃないかこれは。貰った卵焼きでちょっと元気復活の響、するとフェアリートーンもハラヘッタと訴え始め…トーンたちは今まで何食って生きてたんだろ?
「ヒーリングチェストだけにフィーリングで!」
ヒーリングチェストを使えと言うトーンたちの言葉にカバンからチェストを取り出したエレンのドヤ顔。そして固まる二人に「フィーリングで!」とダメ押しするエレンすげえ。エレンってこういうポジションなの? 今回のシナリオはゲージ振り切りすぎです。
その後も偶然行き会ったアコちゃんは歩くごとにシンバルの音を響かせて響の笑顔を誘い、調べの館では無人のピアノが響の気分を癒す。しかしここまでどれも平気だったのに無人ピアノだけ超反応でビビるエレンの怪談認定閾値がようわからん(笑
その音吉さんはどうやらクレッシェンドトーンと旧知の仲のようで…これまでもタダ者ではない雰囲気をチラ付かせていましたが、ついに三人の目の前で正体の片鱗を見せ始めましたね。いったい何者?

「間に合いますか?」
「間に合わせます」
その鍵は音吉さんがずっと修理を続けているパイプオルガンにありそう。何かのタイムリミットを窺わせるクレッシェンドトーンとの会話も意味深です。このオルガンは最終決戦での決戦兵器? 悲しみのメロディーに包まれた世界を一気に浄化する云々みたいな、このオルガンの力を使うためにはハーモニーパワーを漲らせたプリキュアの連弾が必要みたいな。
結局今回の超常現象はクレッシェンドトーンの力によるもので、響を応援するため「楽しい音」で元気付けていたのでした。落ち込んでいる時も楽しい音を聞けば元気が湧いてくる、そんな「音の力」の凄さに感心しながら、しかし響はいつまでも落ち込んでいることを反省し、高々と答案を掲げながら次のテストでのリベンジを誓う。
その掲げた答案に音符を見つけたマイナーズのみなさん。ここでパターンどおりバスドラさんの一声でネガトーン発動!…なのですが、出来の悪い答案を晒される危機に抵抗する響の必死さがじつにいい味。なんちゅう情けない顔してんだ(笑。響の抵抗も虚しくネガトーン化した答案、ネガトーンの口からしてまさか0点だったのか!?
私の答案を晒すなんて絶対に許さない! もといヒーリングチェストは絶対渡さない三人はプリキュアに変身です。

変身バンク明けで唐突に始まったクイズ大会。何このノリ(笑。出されたクイズをあっさり解くリズム&ビートに対し、引っ掛けにハマったメロディはでかい×印を食らって吹っ飛び。なかなか命懸けのクイズ大会です。今回はさすが上野ケン氏作監回だけあってプリキュアへ変身後もかわいさ満点、特にリズムは描くのが難しいのか作監による差が激しく、リズムの美人度がその回のクオリティ指標になっている感じ。5に於けるこまちさんみたいな? 引っ掛けにハマってあららのメロディもかわいかったです。クイズ不正解でド派手に吹っ飛ばされるメロディの動きも良し…これが今回唯一のアクションか?(笑
「みんなを笑顔にできるように、次こそ頑張って、絶対答えてみせる!」
ネガトーンの集中攻撃を受けてKO寸前のメロディは、しかし「出来ない悔しさ」そして「応援してくれたみんな」のために立ち上がった。今はダメでも次がんばればいい、一度失敗するとすぐ心が折れてしまう今どきの子供たちへメロディからの熱いメッセージです。ほとんどギャグ回のシナリオにこういうメッセージをきちんと入れ込む成田先生さすが。

そんな響の思いにクレッシェンドトーンが応えてくれました。金色の光を放つヒーリングチェストの鍵盤を軽く一撫ですると魔方陣が展開、そういやプリキュアで魔方陣ってこれが初めてかも? そこからバッと伸びたドレミファスライダー(違)の上を飛ぶメロディをやがて金色の光が包み…「プリキュアシューティングスター!」の雄叫び(違)と共にネガトーンを一閃するメロディ! というわけにはいかず、クレッシェンドトーンの力を受け止めきれなかったメロディは途中で力尽きてしまって新技失敗です。あらら。こういうパターンもプリキュア初? 技の途中で飛び去ってしまったクレッシェンドトーンを虚しく見送るメロディが切ない。この続きは劇場で!(本当にそうだったりして

というわけでプリキュアからの反撃はもちろんクイズです。インテリぶってメガネキラーンのマイナーズってば…どうせならプリキュア側もメガネ装備してほしかった(笑。ヒーリングチェストを賭けたプリキュアクイズは「今から出てくるこの技の名前はなーんだ?」というもの、何て外道な問題(笑。技名が問題なのにアイテムの名前を答えてしまったマイナーズへ、してやったりと笑顔で答え合わせのリズムがこれまた外道すぎてハライテエ。
三拍子でフィナーレの後 点数を見られないよう速攻で答案を回収するメロディ、そこからの音符回収に振り返って「はい」と差し出す横顔も超絶かわいかった。何なの今回(笑
「次こそ絶対クレッシェンドトーンの力に応えてみせる!」
テストやクイズと同様、失敗にめげず次の挑戦に意気を上げて締め。クレッシェンドトーンとの融合は三人分あるのかな? ともあれ今回はギャグあり本筋布石ありのアクロバティックなシナリオ、それを軽快なテンポで描くコンテ・演出、そして多彩な表情を見せてくれた美麗作画と三拍子揃った超絶回でした。久しぶりにプリキュア見て大笑いしてしまったよ。毎回このノリでは困るけど、たまにはこういうハメ外した回も楽しいものです。ああ面白かった。

次回はギター侍登場?
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メロディに新技が発動するも…。

小テストを控えた前夜に睡眠を十分に取ってしまった響が頭を抱えての開幕、ジト目で呆れる奏と勉強ばっちりのエレンに挟まれてヤバイ!ヤバイ! 響のインテリジェンスはネコ以下か!? ってなわけで困った時のヒーリングチェスト~!ってドラえもんかい!? いくら「ヒーリングチェストにはいろんな機能がある」と言ってもそんなもんに使っちゃダメ、そういや前作のハトキャではマリンがタクト使って部屋掃除をしようとしてたっけ(笑
「響、そういう事は自分の力でがんばるのです」
一瞬の隙にチェストへお願いする響の声にクレッシェンドトーンのお言葉。まあそりゃそうだろう(笑。期待満々で耳を傾ける響はトーンの正論にそのまま固まっちゃいました。あはは。
今回はこのアバンを見ただけでシナリオ&演出のネジ外れ感がハンパなく、また絵柄もかわいくて大当たりの予感。しかしこれはまだまだイントロでしかありませんでした。
教室へ入った響はテスト前の最後の足掻きに教科書と対峙するけれどもはや手遅れ、すると響はおもむろに指笛を高らかに鳴らし…次の瞬間教室に現れた青りんちゃんこと和音ちゃん、キミは確かに犬っぽいけどその扱いでいいのか!?(笑。響に頼られた嬉しさを全身で表現する和音がかわいすぎ、そして犬すぎ。しかしテスト攻略のために呼んだというに和音は「夕べ遭遇したワオーン!」の話を始め、それは確かに楽しい話だけれどテストに関係無いよ!
「テストの役には立たないけど響が元気になるかなーと思って」
勉強も響に負けない自信がある(ダメな意味で)和音はテストの手伝いができないけれど、落ち込む響を元気付けるためわざわざ飛んで来たのでした。ダメだけどいい子だ! もう響ったらうっかりさんなんだから! テヘペロ!
どんな演出だこれ(笑

その頃マイナーズのアジトではヒーリングチェスト奪取計画の真っ最中でした。スイート組がチェストを持っているということはあの魔境の森を抜けた!? 森を抜けられず恐ろしい目に遭ったメフィスト様はその事をにわかに信じられず…ではどんな目に遭ったのか?と問われると綺麗サッパリ忘れちゃっているみたい。その後に耳のノイズ装置を強調するカットへ続ける辺りあれが全ての元凶、すなわちメフィスト様が魔境の森で遭遇した「何か」がこのストーリーの大ボスなのでしょう。と、ギャグ回の中にさりげなく重要情報を入れてくる作りが憎い。
言うまでもなくテスト轟沈の響はどよんどMAXから腹ばいでじたばた。あらかわいい。そんな響の傷跡に天然塩を塗り込むエレンもかわいい(笑。次の授業は響得意の体育だけれど足取りは重く、しかし階段を一歩降りると何やら楽しげな音が…鍵盤階段の楽しさに気分を紛らわせた響はちょうど降りて来たフェアリートーンの気遣いと勘違いしてサッサと体育館へ、その後トーンから話を聞いて奏は「普通の階段よねえ?」と首を捻るけど全然普通の階段じゃないよ!? 思いっきり超常現象だろう?(笑
体育の授業では教師のホイッスルがチャルメラになっちゃったり相変わらず超常現象が続き、再び傷口に塩を塗り込まれてどよんどの響はその音を聞いて多少は元気が復活した? 一方奏&エレンは先ほどの階段の件と合わせて不審を感じるけれど実害が無いのでとりあえず様子見か。

三人並んでお弁当のランチタイムでは奏が響を餌付け、間接キス! ていうか普通に夫婦じゃないかこれは。貰った卵焼きでちょっと元気復活の響、するとフェアリートーンもハラヘッタと訴え始め…トーンたちは今まで何食って生きてたんだろ?
「ヒーリングチェストだけにフィーリングで!」
ヒーリングチェストを使えと言うトーンたちの言葉にカバンからチェストを取り出したエレンのドヤ顔。そして固まる二人に「フィーリングで!」とダメ押しするエレンすげえ。エレンってこういうポジションなの? 今回のシナリオはゲージ振り切りすぎです。
その後も偶然行き会ったアコちゃんは歩くごとにシンバルの音を響かせて響の笑顔を誘い、調べの館では無人のピアノが響の気分を癒す。しかしここまでどれも平気だったのに無人ピアノだけ超反応でビビるエレンの怪談認定閾値がようわからん(笑
その音吉さんはどうやらクレッシェンドトーンと旧知の仲のようで…これまでもタダ者ではない雰囲気をチラ付かせていましたが、ついに三人の目の前で正体の片鱗を見せ始めましたね。いったい何者?

「間に合いますか?」
「間に合わせます」
その鍵は音吉さんがずっと修理を続けているパイプオルガンにありそう。何かのタイムリミットを窺わせるクレッシェンドトーンとの会話も意味深です。このオルガンは最終決戦での決戦兵器? 悲しみのメロディーに包まれた世界を一気に浄化する云々みたいな、このオルガンの力を使うためにはハーモニーパワーを漲らせたプリキュアの連弾が必要みたいな。
結局今回の超常現象はクレッシェンドトーンの力によるもので、響を応援するため「楽しい音」で元気付けていたのでした。落ち込んでいる時も楽しい音を聞けば元気が湧いてくる、そんな「音の力」の凄さに感心しながら、しかし響はいつまでも落ち込んでいることを反省し、高々と答案を掲げながら次のテストでのリベンジを誓う。
その掲げた答案に音符を見つけたマイナーズのみなさん。ここでパターンどおりバスドラさんの一声でネガトーン発動!…なのですが、出来の悪い答案を晒される危機に抵抗する響の必死さがじつにいい味。なんちゅう情けない顔してんだ(笑。響の抵抗も虚しくネガトーン化した答案、ネガトーンの口からしてまさか0点だったのか!?
私の答案を晒すなんて絶対に許さない! もといヒーリングチェストは絶対渡さない三人はプリキュアに変身です。

変身バンク明けで唐突に始まったクイズ大会。何このノリ(笑。出されたクイズをあっさり解くリズム&ビートに対し、引っ掛けにハマったメロディはでかい×印を食らって吹っ飛び。なかなか命懸けのクイズ大会です。今回はさすが上野ケン氏作監回だけあってプリキュアへ変身後もかわいさ満点、特にリズムは描くのが難しいのか作監による差が激しく、リズムの美人度がその回のクオリティ指標になっている感じ。5に於けるこまちさんみたいな? 引っ掛けにハマってあららのメロディもかわいかったです。クイズ不正解でド派手に吹っ飛ばされるメロディの動きも良し…これが今回唯一のアクションか?(笑
「みんなを笑顔にできるように、次こそ頑張って、絶対答えてみせる!」
ネガトーンの集中攻撃を受けてKO寸前のメロディは、しかし「出来ない悔しさ」そして「応援してくれたみんな」のために立ち上がった。今はダメでも次がんばればいい、一度失敗するとすぐ心が折れてしまう今どきの子供たちへメロディからの熱いメッセージです。ほとんどギャグ回のシナリオにこういうメッセージをきちんと入れ込む成田先生さすが。

そんな響の思いにクレッシェンドトーンが応えてくれました。金色の光を放つヒーリングチェストの鍵盤を軽く一撫ですると魔方陣が展開、そういやプリキュアで魔方陣ってこれが初めてかも? そこからバッと伸びたドレミファスライダー(違)の上を飛ぶメロディをやがて金色の光が包み…「プリキュアシューティングスター!」の雄叫び(違)と共にネガトーンを一閃するメロディ! というわけにはいかず、クレッシェンドトーンの力を受け止めきれなかったメロディは途中で力尽きてしまって新技失敗です。あらら。こういうパターンもプリキュア初? 技の途中で飛び去ってしまったクレッシェンドトーンを虚しく見送るメロディが切ない。この続きは劇場で!(本当にそうだったりして

というわけでプリキュアからの反撃はもちろんクイズです。インテリぶってメガネキラーンのマイナーズってば…どうせならプリキュア側もメガネ装備してほしかった(笑。ヒーリングチェストを賭けたプリキュアクイズは「今から出てくるこの技の名前はなーんだ?」というもの、何て外道な問題(笑。技名が問題なのにアイテムの名前を答えてしまったマイナーズへ、してやったりと笑顔で答え合わせのリズムがこれまた外道すぎてハライテエ。
三拍子でフィナーレの後 点数を見られないよう速攻で答案を回収するメロディ、そこからの音符回収に振り返って「はい」と差し出す横顔も超絶かわいかった。何なの今回(笑
「次こそ絶対クレッシェンドトーンの力に応えてみせる!」
テストやクイズと同様、失敗にめげず次の挑戦に意気を上げて締め。クレッシェンドトーンとの融合は三人分あるのかな? ともあれ今回はギャグあり本筋布石ありのアクロバティックなシナリオ、それを軽快なテンポで描くコンテ・演出、そして多彩な表情を見せてくれた美麗作画と三拍子揃った超絶回でした。久しぶりにプリキュア見て大笑いしてしまったよ。毎回このノリでは困るけど、たまにはこういうハメ外した回も楽しいものです。ああ面白かった。

次回はギター侍登場?
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