2011-10-06(Thu)
ましろ色シンフォニー -The color of lovers- #01 ましろ色の出会い
川村氏の女神作画を堪能。

2011年10月期新番レビュー第2弾です。
↓記事が役立ったら一票どうぞ。

2011年10月期新番レビュー第2弾です。
続々と今期新番アニメが始まっていますがどれもこれも私的にビミョーな作品ばかり、唯一心が震えた「ちはやふる 第一話」は事前のノーチェックが行き届きすぎ録画し損ねてレビューできず…というわけで九月末のイカ娘二期第一話から久しぶりの今期新番レビューは「ましろ色シンフォニー」、最速から1日遅れのチバテレ視聴です。
原作は「ぱれっと」ということでいわゆるエロゲ。私はエロゲに興味が無いため未プレイ、完全白紙からの視聴です。監督が「こどものじかん」や「ささめきごと」を手掛けた菅沼栄治氏なので女の子キャラを魅力的に描いてくれることでしょう。シリーズ構成の「チームRIKKA」は何者なのかよくわかりません。まあその辺よりも私的最優先事項は歴代プリキュアシリーズや「神のみぞ知るセカイ」で美麗作画を見せ付けてくれた川村敏江氏がキャラデザ・総作監を手掛けること。純粋なファンの方には申し訳ないけれど、正直言ってストーリーその他はあまり気にせず、川村氏の女神作画を堪能したい。ただそれだけが視聴目的です。

OPはちょうちょ歌唱の「Authentic symphony」。エロゲ原作らしく山盛りの女子キャラを次々と顔見せ、妹ちゃんのアップから塀に囲まれた道に佇む引きカットへ重ねる演出は彼女の心理状態を窺わせます。そして「キャラクターデザイン 川村敏江」のテロップにイマサラながらちょっと感動。
あと印象的だったのは曲サビにて描かれる、数々の女子キャラを追い抜いた先に行き着く愛理の姿。要するにそういうことなのだろうね。そういや「ましろ色」って何色?と思っていたけど「真っ白」ってことですか。雪の中を嬉しそうに駆ける野良メイドがかわいい。

買い物帰りに迷子になった妹ちゃんを迎えに走る兄ちゃん。居場所がわかる写メを送れというのに自分撮りを送る妹ちゃんは、この後の様子も相まって心に病を抱えている子なのだろうか。天然と言うには少々枠が外れているような気がして、見ていて心配になります。アバンから登場していた謎生物を追いかけて泥沼迷子の妹ちゃん、この生物はいったい何? ネコ?
そうこうしているうちに落ち始めた雨粒、夜空を見上げる横顔が雨粒でビクッとなる一瞬は妹ちゃんの不安を感じさせ、その後通りすがりのモブを兄ちゃんと勘違いして振り向く表情変化も良かった。全力で兄ちゃんを信頼し、大好きなのだろうね。
雨の中で座り込み、雨空を見上げる妹ちゃんへ差し出された傘。冷たい雨を遮ってくれる存在の登場を印象的に見せていましたね。少々足りない感じの妹ちゃんと、いきなりの電話にきちんとした受け答えを見せる愛理の対比は、愛理の優等生っぷりをいかにも感じさせます。
迷子になったら探せばいい、必ず見つけてあげる。そして方向音痴の二人の少女を探して走る兄ちゃん…なるほどなかなか意味深な導入パートです。

待ち合わせの公園にて何故か藪から現れた女子二名。いくら方向音痴と言えど何故そんな所から!?(笑。スカートをふわりと浮かせてニーソの脚を見せ、服を突き上げるムネを見せ、そして目元のアップで紅潮する表情を見せ…この瞳の透明感、絶妙な表情描写は女神作画ならでは。っていきなりヒトメボレ展開ですか?
無事にファーストコンタクトを済ませた後は兄妹でお手々繋いで帰宅の途へ。ほんと仲が良い兄妹だなあ。

帰宅後は雨に濡れて冷えた体を温める風呂シーンへ。ゆっくり湯船に浸かる兄ちゃんの所へいきなり乱入の妹ちゃん、仲が良いにも程があります(笑。慌てる兄ちゃんの表情がこれまたじつに女神作画で、そこらの女の子キャラよりかわいいんじゃ?(私にそういう趣味はありません。というかプリ5のココを若くしたみたいな。
迷子の様子からして日常生活を正常に送れているのか心配になる妹ちゃんでしたが、料理の腕前や弁当への気遣いなどなど意外としっかりしている? そこからの登校シーンにて舞台設定を説明、名門女子校との統合を見据えた試験的編入とはこれまたじつにエロゲっぽい設定です。アタリマエだけど。

最近のアニメは背景美術も抜かりなく、三人が辿り着いた名門女子校の風景はいかにもな感じに丁寧に描かれていました。そんな様子をトントンと映した後に現れた野良メイド…ごめんなさい、存在自体意味がわかりません。職員じゃないの? また登校してきた連中へ「お帰りなさいませ」ってのはいったいどういう? 深く考えたら負けですか? しかしふりふり衣装にキラキラの髪にこの表情は絶品なので私的に問題なし。ほんと女神作画は見ているだけで癒される。
背景美術に気合が入っているのはいいのだけれどキャラ絵との親和性はイマイチか? 特にこの廊下のシーンは背景とのトーンとパースが合わなすぎてちょっと笑ってしまった。そんな廊下から見えた中庭にて、例の謎静物と戯れる紫髪の少女…見た目はとんでもなく美少女なのだけれど、中庭に一人ぽつんと座って屈託のない笑顔で戯れている様子は少々怖いというか、何か病的なものを感じてしまう。考えすぎ?
武闘会もとい舞踏会を開けそうなホールに集まったみなさん。ネタがマケン姫とカブった? 試験編入は件の三人だけかと思ったら結構な人数(1クラス分くらい?)で…見慣れぬ男子生徒の姿にビビって隠れて半泣きの先生がかわいい! タイトスカートの脚も艶っぽくて私に良し。もしかしてこれまでの登場キャラの中で一番ツボかもしれない(笑

そうこうしているうちに兄ちゃんから声を掛けられて「ごめんなさい!ごめんなさい!」とあたふた、隣に立つ赤髪ちゃんへ助けを求める視線から柱の影へ隠れる一連がかわいすぎる。なにこのかわいい生き物。てな所へ登場した威勢の良い女子生徒と学園長。地獄に仏の表情を見せるダメ先生がこれまたかわいい(笑
学園長を「母さん」と呼ぶこの娘はどこかで会った…まあお約束ですね。あはは。意外な再会に愛理は一瞬表情を変え、しかし「統合反対」「男子を歓迎しない」「ここは女子校」という立場を強い態度で宣言します。受け入れの場でこの叫びは周囲のみなさんを固め、そんな緊迫のラストシーンにて件の少女は相変わらず中庭にたった一人で謎生物と戯れる…やはりこの子には何か狂気を感じるなあ。
女神作画以外に見どころは無いと思っていましたが蓋を開けてみれば丁寧な作りに好印象。第一話に必須のキャラ紹介・相関や設定説明も話の流れに上手く入れ込み、綺麗なスタートだったと思います。もちろん視聴は継続しますが、内容的にあまり語る所も無さげなのでレビューはおそらく今回限りかと。

EDはmarble歌唱の「水彩キャンディ」。例の謎生物がわたわたしてる前半から、後半は曲名どおり水彩チックのカラフルな背景にぐるぐる回る女子キャラ、そして各パーソナルカラーを基調としたアップへ。見せる表情の違いが各キャラの個性を表していますね。視線の動きが各キャラに繋がっているのも面白い。

ぐるぐる回るところを繋いでみた。テロップが無ければもう少し綺麗に繋がるんだけどなー。

エンドカードはハノカゲ氏。
原作は「ぱれっと」ということでいわゆるエロゲ。私はエロゲに興味が無いため未プレイ、完全白紙からの視聴です。監督が「こどものじかん」や「ささめきごと」を手掛けた菅沼栄治氏なので女の子キャラを魅力的に描いてくれることでしょう。シリーズ構成の「チームRIKKA」は何者なのかよくわかりません。まあその辺よりも私的最優先事項は歴代プリキュアシリーズや「神のみぞ知るセカイ」で美麗作画を見せ付けてくれた川村敏江氏がキャラデザ・総作監を手掛けること。純粋なファンの方には申し訳ないけれど、正直言ってストーリーその他はあまり気にせず、川村氏の女神作画を堪能したい。ただそれだけが視聴目的です。

OPはちょうちょ歌唱の「Authentic symphony」。エロゲ原作らしく山盛りの女子キャラを次々と顔見せ、妹ちゃんのアップから塀に囲まれた道に佇む引きカットへ重ねる演出は彼女の心理状態を窺わせます。そして「キャラクターデザイン 川村敏江」のテロップにイマサラながらちょっと感動。
あと印象的だったのは曲サビにて描かれる、数々の女子キャラを追い抜いた先に行き着く愛理の姿。要するにそういうことなのだろうね。そういや「ましろ色」って何色?と思っていたけど「真っ白」ってことですか。雪の中を嬉しそうに駆ける野良メイドがかわいい。

買い物帰りに迷子になった妹ちゃんを迎えに走る兄ちゃん。居場所がわかる写メを送れというのに自分撮りを送る妹ちゃんは、この後の様子も相まって心に病を抱えている子なのだろうか。天然と言うには少々枠が外れているような気がして、見ていて心配になります。アバンから登場していた謎生物を追いかけて泥沼迷子の妹ちゃん、この生物はいったい何? ネコ?
そうこうしているうちに落ち始めた雨粒、夜空を見上げる横顔が雨粒でビクッとなる一瞬は妹ちゃんの不安を感じさせ、その後通りすがりのモブを兄ちゃんと勘違いして振り向く表情変化も良かった。全力で兄ちゃんを信頼し、大好きなのだろうね。
雨の中で座り込み、雨空を見上げる妹ちゃんへ差し出された傘。冷たい雨を遮ってくれる存在の登場を印象的に見せていましたね。少々足りない感じの妹ちゃんと、いきなりの電話にきちんとした受け答えを見せる愛理の対比は、愛理の優等生っぷりをいかにも感じさせます。
迷子になったら探せばいい、必ず見つけてあげる。そして方向音痴の二人の少女を探して走る兄ちゃん…なるほどなかなか意味深な導入パートです。

待ち合わせの公園にて何故か藪から現れた女子二名。いくら方向音痴と言えど何故そんな所から!?(笑。スカートをふわりと浮かせてニーソの脚を見せ、服を突き上げるムネを見せ、そして目元のアップで紅潮する表情を見せ…この瞳の透明感、絶妙な表情描写は女神作画ならでは。っていきなりヒトメボレ展開ですか?
無事にファーストコンタクトを済ませた後は兄妹でお手々繋いで帰宅の途へ。ほんと仲が良い兄妹だなあ。

帰宅後は雨に濡れて冷えた体を温める風呂シーンへ。ゆっくり湯船に浸かる兄ちゃんの所へいきなり乱入の妹ちゃん、仲が良いにも程があります(笑。慌てる兄ちゃんの表情がこれまたじつに女神作画で、そこらの女の子キャラよりかわいいんじゃ?(私にそういう趣味はありません。というかプリ5のココを若くしたみたいな。
迷子の様子からして日常生活を正常に送れているのか心配になる妹ちゃんでしたが、料理の腕前や弁当への気遣いなどなど意外としっかりしている? そこからの登校シーンにて舞台設定を説明、名門女子校との統合を見据えた試験的編入とはこれまたじつにエロゲっぽい設定です。アタリマエだけど。

最近のアニメは背景美術も抜かりなく、三人が辿り着いた名門女子校の風景はいかにもな感じに丁寧に描かれていました。そんな様子をトントンと映した後に現れた野良メイド…ごめんなさい、存在自体意味がわかりません。職員じゃないの? また登校してきた連中へ「お帰りなさいませ」ってのはいったいどういう? 深く考えたら負けですか? しかしふりふり衣装にキラキラの髪にこの表情は絶品なので私的に問題なし。ほんと女神作画は見ているだけで癒される。
背景美術に気合が入っているのはいいのだけれどキャラ絵との親和性はイマイチか? 特にこの廊下のシーンは背景とのトーンとパースが合わなすぎてちょっと笑ってしまった。そんな廊下から見えた中庭にて、例の謎静物と戯れる紫髪の少女…見た目はとんでもなく美少女なのだけれど、中庭に一人ぽつんと座って屈託のない笑顔で戯れている様子は少々怖いというか、何か病的なものを感じてしまう。考えすぎ?
武闘会もとい舞踏会を開けそうなホールに集まったみなさん。ネタがマケン姫とカブった? 試験編入は件の三人だけかと思ったら結構な人数(1クラス分くらい?)で…見慣れぬ男子生徒の姿にビビって隠れて半泣きの先生がかわいい! タイトスカートの脚も艶っぽくて私に良し。もしかしてこれまでの登場キャラの中で一番ツボかもしれない(笑

そうこうしているうちに兄ちゃんから声を掛けられて「ごめんなさい!ごめんなさい!」とあたふた、隣に立つ赤髪ちゃんへ助けを求める視線から柱の影へ隠れる一連がかわいすぎる。なにこのかわいい生き物。てな所へ登場した威勢の良い女子生徒と学園長。地獄に仏の表情を見せるダメ先生がこれまたかわいい(笑
学園長を「母さん」と呼ぶこの娘はどこかで会った…まあお約束ですね。あはは。意外な再会に愛理は一瞬表情を変え、しかし「統合反対」「男子を歓迎しない」「ここは女子校」という立場を強い態度で宣言します。受け入れの場でこの叫びは周囲のみなさんを固め、そんな緊迫のラストシーンにて件の少女は相変わらず中庭にたった一人で謎生物と戯れる…やはりこの子には何か狂気を感じるなあ。
女神作画以外に見どころは無いと思っていましたが蓋を開けてみれば丁寧な作りに好印象。第一話に必須のキャラ紹介・相関や設定説明も話の流れに上手く入れ込み、綺麗なスタートだったと思います。もちろん視聴は継続しますが、内容的にあまり語る所も無さげなのでレビューはおそらく今回限りかと。

EDはmarble歌唱の「水彩キャンディ」。例の謎生物がわたわたしてる前半から、後半は曲名どおり水彩チックのカラフルな背景にぐるぐる回る女子キャラ、そして各パーソナルカラーを基調としたアップへ。見せる表情の違いが各キャラの個性を表していますね。視線の動きが各キャラに繋がっているのも面白い。

ぐるぐる回るところを繋いでみた。テロップが無ければもう少し綺麗に繋がるんだけどなー。

エンドカードはハノカゲ氏。
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