2011-10-21(Fri)
THE IDOLM@STER #16 ひとりぼっちの気持ち
罠にハマって行方不明の響を救った動物たち。

みんなと一緒ならこれからもなんくるないさー!

予告によれば今回は響回のはずなのにアバンにて始まったのは千早の過去回想夢、いきなりショッキングな割れたカップは「家族の崩壊」を示しているのでしょうか。一緒に行ったお祭りの様子、シルエットで描かれる幼い手、横断歩道前のスキール音、そして転がる子供靴。幼い弟の手を離してしまったことで全ての歯車が狂ってしまった。弟を失い、両親は不仲となり、やがて家庭は崩壊…これは幼い千早の大きな傷跡を残し、今だその自責から抜け出せない。ううむ、冒頭からキッツイなあ。
そんな夢からハッと目覚めた千早は顔面蒼白でいつも以上にどよんどな表情です。そりゃそうだろう。するとマンションの前を賑やかな声が走り抜けていきました。逃げるいぬ美と追う響…事務所へ電車で通う距離に住んでいる千早と早朝のニアミスとは、ガナハはそんなご近所に住んでいたのか。というか響は先週ラストから走りっぱなし(笑

餌が気に入らなくてひっくり返したいぬ美と響のケンカ。テーブルを挟んでいぬ美&ハム蔵と普通に言い合ってるシーンはじつに不思議空間です。動物とのコミュ能力はムツゴロウ先生以上? TV収録があるのに結局ケンカ別れの響vsいぬ美、このケンカがまさかあんな大事に繋がるとは。
その頃961事務所では何やら不穏なやり取り、絵に描いたような悪役社長と絵に描いたような下っ端の構図にはちょっと笑ってしまった。悪役のテンプレにしてもこれほどベタベタな(笑
いぬ美の代わりに用意されたイヌサブロウと共に収録開始、しかしいつもの相棒と違ってなかなか息が合いません。そんなこんなで次のロケ地へ向かう段にて起きた誘拐劇…これはもう「誘拐」と言ってしまっていいのでは? 言葉巧みに響を連れ出し離れた場所に置き去りにしてロケの出番に穴を開けさせ降板のシナリオはあまりに無理無理、響の証言で事の顛末が明らかになったらそのスタッフがクビになるだけでしょう? 961社長を直々に迎えての陰謀劇なのでもう少し隙のない陥れ展開かと思いきや何このお粗末な作戦。リアリティだファンタジーだ以前に、これは単に茶番ですよ。見ていて力が抜けた。
それにしても961への注意を呼び掛けながら響を一人にするP氏の間抜けさには閉口しますね。P氏がしっかり管理していればこんな誘拐もどきは起きないわけで、ろくに仕事をしないのはいつもの事だけれど今回はこの後の展開を含めて特に酷い。
置き去りにされた響は足元が崩れて崖から転落! 落ちる瞬間の描写が妙にリアルでドキリ、しかしいくら野生児とはいえ普通に死ぬよねこれ。死にはせんでも大ケガでもしたら誘拐した番組スタッフ、それどころかTV局を含めて関係者一同タダでは済まないけどどうすんの?

響がいなくなった現場では計画通りの木星押し…仮にもメインMC・今や売れっ子のアイドルが行方不明になっているのに捜索もせず、したり顔で代役話を押し進めるTVスタッフって馬鹿なの死ぬの?
一方の響は滑落途中に都合良く突き出た踊り場にて一息。触っただけで崩れる崖なのに何故この踊り場だけしっかりしているのだろう。あれだけ派手に滑落してケガ一つしていない響の頑丈さも凄い。そしてハム蔵とのやりとりへ。いぬ美とのケンカを気にして助けを求めることを良しとしない響をビンタ一発で目を覚まさせ、響を置いて遠い道程を駆けるハム蔵…往年の友情ストーリーを彷彿とさせるいいシーンなのだろうけれど、見ていてじつに複雑な心境だったのが正直なところ。
765プロ事務所に到着したハム蔵は居合わせたみなさんに状況を説明するも誰一人理解できず、「どうしよう、私たちじゃわからないよ」との春香さんごもっとも。というか普通わかりません(笑。ハム蔵の訴えを理解したいぬ美が春香さんのスカートを引っ張って何かを訴え…もっとがんばれいぬ美!(違。いぬ美が近付いた瞬間に体を固めてしまう雪歩はやっぱりまだ犬が怖いのだなあ。その割に犬語が判ったりして。

一人残された崖下にて降ってきた雨は響の落ち込む心理表現と判りながら、触っただけで崩れてしまう崖に雨が降ったら危険が危ないんじゃないか? と別方向の心配をする私。崩れやすい崖面のワンカットが伏線だと思っていた(考えすぎ
雨の中に佇む響はここで動物たちの気持ちを考え始めます。バタバタ忙しい時にはこうして振り返るタイミングも無く、それは結果的に動物たちを傷付けてしまっていた。仕事の多忙さにかまけて動物たちとの触れ合いをないがしろにしていたのです。いぬ美が反抗していたのはご飯の内容ではなく「響と一緒にいたい」、ただそれだけ。すると崖上に現れた動物たち…いい話なのだけれどワニはマズいだろう! ワニは!
その頃P氏は961社長の陰謀を立ち聞きして詰め寄るも結局何もできない無能っぷり。「理由はどうあれいなくなったのは事実」「その穴埋めをジュピターがしてやる」「お前に止める権利はあるか?」などなど超理論の961社長も凄い。誘拐して穴を開けた首謀者が自分トコのタレントで穴を埋めて居丈高ってどんな理屈なのか。そう言われて何も言い返せないP氏がダメすぎてお話にならない。というか何なのこのシナリオ。
すると動物たちと共に響参上。木星の代役も立ち消えとなり、歯軋りしながら捨て台詞の様子はいかにもイヤな奴でしたが…一人熱くなってる彼は帰りの車中の会話からして961に騙されているのでしょうね。こっちはこっちで気の毒な立ち位置かも。
無事に再開した撮影にホッと一息の765プロ関係者。小鳥さん運転のトラックで動物たちを運んできたのか。まあそれは良いんだけど、ハム蔵の一人旅からこれまでの時間経過を思うとどうも整合が…いったい何時間中断していたのだろう。と考えてはいけない。それはともかくこののどかな風景に春香さんが馴染みすぎていてちょっと笑った。
これまで多少シナリオに不満があってもそれなりに楽しめた本作ですが、さすがに今回は無理。「響と動物たちの絆」を描くにしてももう少しやりようがなかったのか? せっかくの響回なのにこの奇天烈なシナリオで担当回終了では残念としか言いようがありません。
というか冒頭の千早回想は何だったんだ?

今回のEDは響の「Brand New Day!」。動物たちと楽しく暮らす様子は見ていて和みますね。しかしいくらペットOKのマンションでもこれは飼いすぎ? ワニはマズいだろワニは(笑
↓記事が役立ったら一票どうぞ。

みんなと一緒ならこれからもなんくるないさー!

予告によれば今回は響回のはずなのにアバンにて始まったのは千早の過去回想夢、いきなりショッキングな割れたカップは「家族の崩壊」を示しているのでしょうか。一緒に行ったお祭りの様子、シルエットで描かれる幼い手、横断歩道前のスキール音、そして転がる子供靴。幼い弟の手を離してしまったことで全ての歯車が狂ってしまった。弟を失い、両親は不仲となり、やがて家庭は崩壊…これは幼い千早の大きな傷跡を残し、今だその自責から抜け出せない。ううむ、冒頭からキッツイなあ。
そんな夢からハッと目覚めた千早は顔面蒼白でいつも以上にどよんどな表情です。そりゃそうだろう。するとマンションの前を賑やかな声が走り抜けていきました。逃げるいぬ美と追う響…事務所へ電車で通う距離に住んでいる千早と早朝のニアミスとは、ガナハはそんなご近所に住んでいたのか。というか響は先週ラストから走りっぱなし(笑

餌が気に入らなくてひっくり返したいぬ美と響のケンカ。テーブルを挟んでいぬ美&ハム蔵と普通に言い合ってるシーンはじつに不思議空間です。動物とのコミュ能力はムツゴロウ先生以上? TV収録があるのに結局ケンカ別れの響vsいぬ美、このケンカがまさかあんな大事に繋がるとは。
その頃961事務所では何やら不穏なやり取り、絵に描いたような悪役社長と絵に描いたような下っ端の構図にはちょっと笑ってしまった。悪役のテンプレにしてもこれほどベタベタな(笑
いぬ美の代わりに用意されたイヌサブロウと共に収録開始、しかしいつもの相棒と違ってなかなか息が合いません。そんなこんなで次のロケ地へ向かう段にて起きた誘拐劇…これはもう「誘拐」と言ってしまっていいのでは? 言葉巧みに響を連れ出し離れた場所に置き去りにしてロケの出番に穴を開けさせ降板のシナリオはあまりに無理無理、響の証言で事の顛末が明らかになったらそのスタッフがクビになるだけでしょう? 961社長を直々に迎えての陰謀劇なのでもう少し隙のない陥れ展開かと思いきや何このお粗末な作戦。リアリティだファンタジーだ以前に、これは単に茶番ですよ。見ていて力が抜けた。
それにしても961への注意を呼び掛けながら響を一人にするP氏の間抜けさには閉口しますね。P氏がしっかり管理していればこんな誘拐もどきは起きないわけで、ろくに仕事をしないのはいつもの事だけれど今回はこの後の展開を含めて特に酷い。
置き去りにされた響は足元が崩れて崖から転落! 落ちる瞬間の描写が妙にリアルでドキリ、しかしいくら野生児とはいえ普通に死ぬよねこれ。死にはせんでも大ケガでもしたら誘拐した番組スタッフ、それどころかTV局を含めて関係者一同タダでは済まないけどどうすんの?

響がいなくなった現場では計画通りの木星押し…仮にもメインMC・今や売れっ子のアイドルが行方不明になっているのに捜索もせず、したり顔で代役話を押し進めるTVスタッフって馬鹿なの死ぬの?
一方の響は滑落途中に都合良く突き出た踊り場にて一息。触っただけで崩れる崖なのに何故この踊り場だけしっかりしているのだろう。あれだけ派手に滑落してケガ一つしていない響の頑丈さも凄い。そしてハム蔵とのやりとりへ。いぬ美とのケンカを気にして助けを求めることを良しとしない響をビンタ一発で目を覚まさせ、響を置いて遠い道程を駆けるハム蔵…往年の友情ストーリーを彷彿とさせるいいシーンなのだろうけれど、見ていてじつに複雑な心境だったのが正直なところ。
765プロ事務所に到着したハム蔵は居合わせたみなさんに状況を説明するも誰一人理解できず、「どうしよう、私たちじゃわからないよ」との春香さんごもっとも。というか普通わかりません(笑。ハム蔵の訴えを理解したいぬ美が春香さんのスカートを引っ張って何かを訴え…もっとがんばれいぬ美!(違。いぬ美が近付いた瞬間に体を固めてしまう雪歩はやっぱりまだ犬が怖いのだなあ。その割に犬語が判ったりして。

一人残された崖下にて降ってきた雨は響の落ち込む心理表現と判りながら、触っただけで崩れてしまう崖に雨が降ったら危険が危ないんじゃないか? と別方向の心配をする私。崩れやすい崖面のワンカットが伏線だと思っていた(考えすぎ
雨の中に佇む響はここで動物たちの気持ちを考え始めます。バタバタ忙しい時にはこうして振り返るタイミングも無く、それは結果的に動物たちを傷付けてしまっていた。仕事の多忙さにかまけて動物たちとの触れ合いをないがしろにしていたのです。いぬ美が反抗していたのはご飯の内容ではなく「響と一緒にいたい」、ただそれだけ。すると崖上に現れた動物たち…いい話なのだけれどワニはマズいだろう! ワニは!
その頃P氏は961社長の陰謀を立ち聞きして詰め寄るも結局何もできない無能っぷり。「理由はどうあれいなくなったのは事実」「その穴埋めをジュピターがしてやる」「お前に止める権利はあるか?」などなど超理論の961社長も凄い。誘拐して穴を開けた首謀者が自分トコのタレントで穴を埋めて居丈高ってどんな理屈なのか。そう言われて何も言い返せないP氏がダメすぎてお話にならない。というか何なのこのシナリオ。
すると動物たちと共に響参上。木星の代役も立ち消えとなり、歯軋りしながら捨て台詞の様子はいかにもイヤな奴でしたが…一人熱くなってる彼は帰りの車中の会話からして961に騙されているのでしょうね。こっちはこっちで気の毒な立ち位置かも。
無事に再開した撮影にホッと一息の765プロ関係者。小鳥さん運転のトラックで動物たちを運んできたのか。まあそれは良いんだけど、ハム蔵の一人旅からこれまでの時間経過を思うとどうも整合が…いったい何時間中断していたのだろう。と考えてはいけない。それはともかくこののどかな風景に春香さんが馴染みすぎていてちょっと笑った。
これまで多少シナリオに不満があってもそれなりに楽しめた本作ですが、さすがに今回は無理。「響と動物たちの絆」を描くにしてももう少しやりようがなかったのか? せっかくの響回なのにこの奇天烈なシナリオで担当回終了では残念としか言いようがありません。
というか冒頭の千早回想は何だったんだ?

今回のEDは響の「Brand New Day!」。動物たちと楽しく暮らす様子は見ていて和みますね。しかしいくらペットOKのマンションでもこれは飼いすぎ? ワニはマズいだろワニは(笑
- 関連記事
-
- THE IDOLM@STER #18 たくさんの、いっぱい
- THE IDOLM@STER #17 真、まことの王子様
- THE IDOLM@STER #16 ひとりぼっちの気持ち
- THE IDOLM@STER #15 みんな揃って、生放送ですよ生放送!
- THE IDOLM@STER #14 変わりはじめた世界!
スポンサーサイト
↓記事が役立ったら一票どうぞ。
