2011-11-11(Fri)
THE IDOLM@STER #19 雲間に隠れる月の如く
ミステリアスな銀色の王女。

悪質パパラッチを撃退セヨ!

今回は公式プロフィール以外謎に包まれたミステリアスアイドル、「銀色の王女」こと四条貴音の当番回です。冒頭いきなりの寝起き撮影シーンにて「寝間着の女性が迎える朝」の演技に自信が無いのは…要するに貴音は寝る時に寝間着を着ない人なのだな。うむ。
天然ドタバタの楽しい貴音回を期待していたのにアバンっから登場して淡い期待を粉砕してくれた961社長、ぐぬぬ! もう出て来なくていいから! 貴音の謎のベールを引っぺがすべくパパラッチへの指示もはっきり言葉に出さない薄汚さ。パパラッチ野郎を含めて何と下衆な。
というわけで影から貴音を追い回すパパラッチ、しかし貴音はパパラッチの視線にいちいち気付いて振り返るエスパーぶりを発揮。屋外撮影時も貴音レーダーは休むことを知らず、木の陰に隠れたパパラッチの視線をきっちりキャッチしておりました。
移動中の車内にて大喜びだった食事の約束はP氏に入った急な仕事でキャンセル、この全力でがっかりした表情がじつによろしい。そんなに楽しみだったのか(笑。この時P氏に違和感を伝えておけば大騒ぎにならなかったのにね。

一人歩いて帰ることになった貴音は街並みを眺めながら、というかレストランの看板を眺めながら街を歩き…どんだけ食欲が止まらないのか。ちゃんと前を向いて歩かないと危ないよ!? と言うが早いか通行人の紳士とぶつかってしまいます。あらら。ぶつかった拍子に落ちた紳士の財布を拾った貴音、もちろん声を掛けて手渡すと紳士はお約束どおり「お礼」にお食事を。貴音を釣るには食事に限る(笑
なんて所をしっかり目撃のパパラッチは「とんでもない大ネタ」とニヤリ。このシーンのどこにそんな要素があるのか? それは後で明らかにされるのだけれど…大手レコード会社のオーナーなら「財布を拾ってくれたお嬢さん」が誰なのか判るはずで、またでっち上げスクープに対してレコード会社側が「沈黙を続ける」ってのもおかしな話。「財布を拾ってもらったお礼に食事しただけ」と言えばあっさり決着なのに。それを含めてでっち上げで、TVのワイドショー等もすべて捏造話で盛り上げるほど業界全てを牛耳っているのなら、こんなセコい作戦を企てなくても干せるだろうに。どうも961社長の悪巧みはいろいろ辻褄が合わなくて毎度見ていてキッツイ。
そんな記事を真に受けて貴音移籍の心配が止まらないみなさん。食い物で釣れば考え直してくれると踏む二人は正解なのかもしれない。あ、雪歩の柿の葉茶に茶柱立ってる(笑

P氏に呼び出された貴音はここでようやく最近感じていた視線について打ち明け、さらにラストで明らかになる「作戦」について話し合い。しかしここの会話をわざわざラストへ持っていく効果がよくわからない。貴音の落ち度をここで明らかにして、事務所内で待ってるみんなと共にパパラッチ撃退に一致団結! の方が盛り上がったんじゃなかろうか。いたずらに疑心暗鬼を煽られて振り回されて、あたふたと心配しながら貴音を見張るみんなが気の毒ですよ。
そんな中、美希だけは相変わらずのマイペースでちょっと安心(笑

貴音監視の流れからみなさん揃って縁日へ。焼きもろこしに盛り上がるみなさんから離れて千早との会話、「誰にも他人に言えない秘密があるもの」と言いながらお面で顔を隠す仕草は貴音のミステリアスを増幅する演出でした。仲間からの心配を聞いても貴音は素顔を隠し続ける、そしてそのセリフは千早にもあてはまるものでした。
貴音の言葉にハッと気付いた千早。弟くんと一緒に遊んだ子供の頃のお祭りにて割れる水風船…この水風船は第16話のアバンでも描かれていたように亡き弟くんとの記憶なのでしょう。そこからふと現実に戻ると倒れた男の子の手をしっかり握って歩くお姉ちゃん、そんな姉弟を見送る千早の胸中を想像するとじつにキツイね。キツすぎる。
すっかりどよんどと化した千早はみなさんと別れて一人離れ、その足で弟くんのお墓参り? てな様子を例のパパラッチが撮った写真がまさかあれほどの情報量を持っていたとは。このたった一枚の写真で何故そこまで判るのか? 961社長は如月さんちの事情を何故知ってるの? 千早の母親と何か繋がりがあるのだろうか。

貴音はアイドルお約束の一日署長へ。これほど大規模なパレードをするほど売れているのか。関係者との握手会に件のレコード会社オーナーがぬけぬけと現れたのにはナンジャソラ、さらにそこへパパラッチが乱入してドヤ顔でスクープ宣言ってのもナンジャソラ。こんな衆人環視で何やってんのか、このパパラッチの行動は理解できません。しかも警察署の前で堂々と暴行を働き、「柔道黒帯なんだ」とこれまたドヤ顔を見せて帰ろうとする精神構造がわからない。
そんなパパラッチを呼び止め、銃口を向けて威圧する貴音が素敵すぎる。タイトミニから伸びるストッキング脚を強調する煽りアングルも良かった。また追い詰められて逆上したパパラッチが貴音に襲いかかる刹那、P氏決死のタックルから貴音一本のスローモーションは結構な迫力映像でしたね。貴音つええ! でもこれ即逮捕だろう?
「ジョークが苦手」と言いながらポンと万国旗を出すジョークで一件落着。この緊張が解けた瞬間の笑顔はじつにかわいらしく美しかった。

仕事の基本はほうれん草…まさかアイマスでこんなセリフを聞くことになろうとは(笑。P氏は「貴音はそういう所が欠けている」と言っていたけど765プロアイドルの中で守ってる子なんているの? むしろこれまでのエピソードを振り返れば、少々変わり者とはいえ貴音はマシな方だと思う。というかラーメンのほうれん草と掛けたかっただけなんじゃ?
美希が言ってた謎の手紙も「古都の爺やからの手紙」と判って決着。その古都がどこなのかは相変わらず謎のまま煙に巻かれてしまいましたが、貴音の決意が清々しかったので良しとしましょう。銀色の王女は謎のままのがミステリアスで美しい。例え月世界の住人としても今さら驚かないし(笑
…と、ここで終わっていれば展開に少々不満があろうといい話で終わったのに。同じ事をするにしてもせめてED後のCパートに分けてくれれば次回へ向けて切り換えられたのに。これまでさんざん振ってきた千早ネタがついに始動して興味は尽きないけれど、この構成のおかげで後味が悪い悪い。何故せっかくの貴音回をすっきり終わらせてくれないのだろう。もう少しやりようが無かったのか。
というわけで件のパパラッチが撮った写真と961社長の暗躍にてすっぱ抜かれた千早の過去、辛い記憶を叩き付けられ声すら出せなくなってしまった千早はどうするどうなる?

今回のEDは貴音の「風花」。月から舞い降りた銀色の王女は限りなく美しく、貴音の持つミステリアスな魅力を十二分に描いた映像はじつに眼福でありました。ラストで見せてくれた月を背景に「ナイショ」の表情など美しすぎて頭がフットーしそう。
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悪質パパラッチを撃退セヨ!

今回は公式プロフィール以外謎に包まれたミステリアスアイドル、「銀色の王女」こと四条貴音の当番回です。冒頭いきなりの寝起き撮影シーンにて「寝間着の女性が迎える朝」の演技に自信が無いのは…要するに貴音は寝る時に寝間着を着ない人なのだな。うむ。
天然ドタバタの楽しい貴音回を期待していたのにアバンっから登場して淡い期待を粉砕してくれた961社長、ぐぬぬ! もう出て来なくていいから! 貴音の謎のベールを引っぺがすべくパパラッチへの指示もはっきり言葉に出さない薄汚さ。パパラッチ野郎を含めて何と下衆な。
というわけで影から貴音を追い回すパパラッチ、しかし貴音はパパラッチの視線にいちいち気付いて振り返るエスパーぶりを発揮。屋外撮影時も貴音レーダーは休むことを知らず、木の陰に隠れたパパラッチの視線をきっちりキャッチしておりました。
移動中の車内にて大喜びだった食事の約束はP氏に入った急な仕事でキャンセル、この全力でがっかりした表情がじつによろしい。そんなに楽しみだったのか(笑。この時P氏に違和感を伝えておけば大騒ぎにならなかったのにね。

一人歩いて帰ることになった貴音は街並みを眺めながら、というかレストランの看板を眺めながら街を歩き…どんだけ食欲が止まらないのか。ちゃんと前を向いて歩かないと危ないよ!? と言うが早いか通行人の紳士とぶつかってしまいます。あらら。ぶつかった拍子に落ちた紳士の財布を拾った貴音、もちろん声を掛けて手渡すと紳士はお約束どおり「お礼」にお食事を。貴音を釣るには食事に限る(笑
なんて所をしっかり目撃のパパラッチは「とんでもない大ネタ」とニヤリ。このシーンのどこにそんな要素があるのか? それは後で明らかにされるのだけれど…大手レコード会社のオーナーなら「財布を拾ってくれたお嬢さん」が誰なのか判るはずで、またでっち上げスクープに対してレコード会社側が「沈黙を続ける」ってのもおかしな話。「財布を拾ってもらったお礼に食事しただけ」と言えばあっさり決着なのに。それを含めてでっち上げで、TVのワイドショー等もすべて捏造話で盛り上げるほど業界全てを牛耳っているのなら、こんなセコい作戦を企てなくても干せるだろうに。どうも961社長の悪巧みはいろいろ辻褄が合わなくて毎度見ていてキッツイ。
そんな記事を真に受けて貴音移籍の心配が止まらないみなさん。食い物で釣れば考え直してくれると踏む二人は正解なのかもしれない。あ、雪歩の柿の葉茶に茶柱立ってる(笑

P氏に呼び出された貴音はここでようやく最近感じていた視線について打ち明け、さらにラストで明らかになる「作戦」について話し合い。しかしここの会話をわざわざラストへ持っていく効果がよくわからない。貴音の落ち度をここで明らかにして、事務所内で待ってるみんなと共にパパラッチ撃退に一致団結! の方が盛り上がったんじゃなかろうか。いたずらに疑心暗鬼を煽られて振り回されて、あたふたと心配しながら貴音を見張るみんなが気の毒ですよ。
そんな中、美希だけは相変わらずのマイペースでちょっと安心(笑

貴音監視の流れからみなさん揃って縁日へ。焼きもろこしに盛り上がるみなさんから離れて千早との会話、「誰にも他人に言えない秘密があるもの」と言いながらお面で顔を隠す仕草は貴音のミステリアスを増幅する演出でした。仲間からの心配を聞いても貴音は素顔を隠し続ける、そしてそのセリフは千早にもあてはまるものでした。
貴音の言葉にハッと気付いた千早。弟くんと一緒に遊んだ子供の頃のお祭りにて割れる水風船…この水風船は第16話のアバンでも描かれていたように亡き弟くんとの記憶なのでしょう。そこからふと現実に戻ると倒れた男の子の手をしっかり握って歩くお姉ちゃん、そんな姉弟を見送る千早の胸中を想像するとじつにキツイね。キツすぎる。
すっかりどよんどと化した千早はみなさんと別れて一人離れ、その足で弟くんのお墓参り? てな様子を例のパパラッチが撮った写真がまさかあれほどの情報量を持っていたとは。このたった一枚の写真で何故そこまで判るのか? 961社長は如月さんちの事情を何故知ってるの? 千早の母親と何か繋がりがあるのだろうか。

貴音はアイドルお約束の一日署長へ。これほど大規模なパレードをするほど売れているのか。関係者との握手会に件のレコード会社オーナーがぬけぬけと現れたのにはナンジャソラ、さらにそこへパパラッチが乱入してドヤ顔でスクープ宣言ってのもナンジャソラ。こんな衆人環視で何やってんのか、このパパラッチの行動は理解できません。しかも警察署の前で堂々と暴行を働き、「柔道黒帯なんだ」とこれまたドヤ顔を見せて帰ろうとする精神構造がわからない。
そんなパパラッチを呼び止め、銃口を向けて威圧する貴音が素敵すぎる。タイトミニから伸びるストッキング脚を強調する煽りアングルも良かった。また追い詰められて逆上したパパラッチが貴音に襲いかかる刹那、P氏決死のタックルから貴音一本のスローモーションは結構な迫力映像でしたね。貴音つええ! でもこれ即逮捕だろう?
「ジョークが苦手」と言いながらポンと万国旗を出すジョークで一件落着。この緊張が解けた瞬間の笑顔はじつにかわいらしく美しかった。

仕事の基本はほうれん草…まさかアイマスでこんなセリフを聞くことになろうとは(笑。P氏は「貴音はそういう所が欠けている」と言っていたけど765プロアイドルの中で守ってる子なんているの? むしろこれまでのエピソードを振り返れば、少々変わり者とはいえ貴音はマシな方だと思う。というかラーメンのほうれん草と掛けたかっただけなんじゃ?
美希が言ってた謎の手紙も「古都の爺やからの手紙」と判って決着。その古都がどこなのかは相変わらず謎のまま煙に巻かれてしまいましたが、貴音の決意が清々しかったので良しとしましょう。銀色の王女は謎のままのがミステリアスで美しい。例え月世界の住人としても今さら驚かないし(笑
…と、ここで終わっていれば展開に少々不満があろうといい話で終わったのに。同じ事をするにしてもせめてED後のCパートに分けてくれれば次回へ向けて切り換えられたのに。これまでさんざん振ってきた千早ネタがついに始動して興味は尽きないけれど、この構成のおかげで後味が悪い悪い。何故せっかくの貴音回をすっきり終わらせてくれないのだろう。もう少しやりようが無かったのか。
というわけで件のパパラッチが撮った写真と961社長の暗躍にてすっぱ抜かれた千早の過去、辛い記憶を叩き付けられ声すら出せなくなってしまった千早はどうするどうなる?

今回のEDは貴音の「風花」。月から舞い降りた銀色の王女は限りなく美しく、貴音の持つミステリアスな魅力を十二分に描いた映像はじつに眼福でありました。ラストで見せてくれた月を背景に「ナイショ」の表情など美しすぎて頭がフットーしそう。
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