2011-11-15(Tue)
侵略!?イカ娘 #06 ジョギングしなイカ!?/SPじゃなイカ!?/冒険しなイカ!?
お花のドレスがかわいすぎ。

栄子大好き、ミニイカ娘の大冒険です。

Aパートは原作第147話「大仏様じゃなイカ?」と第163話「走らなイカ?」のミックス。ジョギング中のれもんのみなさんをカドで待ち伏せ、偶然を装って千鶴姉さんとお近付きになりたい悟郎ってば屈強なガタイに反してオトメチックな(笑。立ち話の最中にエビカレーの看板に吸い寄せられるイカ娘に栄子&たけるはお付き合い、ってことでまだまだ走り足りない千鶴姉さんと悟郎はツーショットジョギングへ…悟郎願ったり叶ったりのラッキー展開でしたがこれが地獄へのスタートラインになるとは。
エビカレーを食べながらの会話からイカ娘ご一行は鎌倉・江ノ島観光へ。原作ではこの道中に「アイス食べたいでゲソ!」と騒ぐイカ娘へ「帰りだ帰り!」と叱るコマがあって、名所旧跡よりも食べ物に興味を引かれるイカ娘の子供っぽさがかわいいのだけれどアニメでは華麗にカット、この一言を入れておけば抹茶アイスを頬ばって笑顔のオチも生きるのに。
栄子の嘘情報に怖い想像が止まらないイカ娘。立ち上がって鉄槌の大仏様や背中の穴から小さい大仏様(変な日本語)がわらわらと…大仏様の螺髪をパンチパーマに見立てたヤンキー集団にちょっと笑った。バチが当たるぞ(笑
えらい遠回りの末に大仏様が「作り物」である事を知って腹を立てるも「これを作り上げる人間の根性」に感心するイカ娘。玄関先に飾られた大仏様の小さい置物はこれもまたオチの1つなのだけれどアニメではスルー。ちなみにこれは「大きい大仏様を見た後でこの小さい大仏様を見れば自分が大きくなったような気分になれる」というイカ娘の小っちゃい考えによるものです。

その一方でジョギングを続ける二人。鎌倉市内を走っているうちは通りすがりの女の子の言葉に舞い上がっちゃったり余裕全開の悟郎でしたが…鬼のぐんぎょぢ 千鶴姉さんのジョギングルートは走れど走れどゴールが見えず。陽が傾き始めた頃に箱根の山坂道にかかり、十国峠を過ぎて、熱海の夜景(また熱海か!)を過ぎて「寛一お宮」の銅像の前を走ってもまだ止まらず…江ノ島から熱海って片道50km以上あるんじゃ? 全身汗だくで瀕死の悟郎に対し、汗一つかかずに「もう少し走らないとダイエットにならない」と涼しい顔の千鶴姉さんってば本当に人間(命が惜しいのでイカ自重。全然関係ありませんが熱海の夜景を「東洋のナポリ」と言うけれど、ではナポリの夜景は「西洋の熱海」なのだろうか。
「今日はいつもの半分しか走れなかったわ」
夜も更けて帰宅した千鶴姉さんは「ちょっとそこらをひとっ走り」程度のノリで軽く、しかし悟郎は自宅アパートの階段にて息絶えてオチ。こちらのパートは悟郎の「千鶴姉さんに見栄を張りながらも命が惜しいので早く帰りたい」という葛藤が完全スルーで残念でした。苦し紛れの「千鶴さんにダイエットなんて必要ありません!」が良かったのに。1話構成だと尺が余って余計なオリジナルが入り、2話構成だと肝心の所がカットされてしまうという帯に短しナントヤラな状態だなあ。第一期では二話ミックスも上手く作っていたのにね。

Bパートは原作第170話「SPじゃなイカ?」から。イカ娘大好きな早苗がよりお近付きになるためSPとして張り付いてのドタバタ…早苗の出番のためにチョイスしたのだろうけれど他にもっと面白い話があるだろうに。なぜこの話を選んだのか理解に苦しむ。
「SPですから」
れもんでの仕事タイムもイカ娘にずっと張り付く迷惑な存在、お客さんもこの異様な雰囲気にサッサと帰ってしまいました。普通に営業妨害だろう?(笑。店が退けた後の相沢家でもSPの任務は続きます。トイレにまで付いてくる早苗を蹴散らし、早苗の気配を気にしながら風呂に浸かったイカ娘。風呂に入る時はきちんと全裸になるのだなあ。帽子みたくあのスク水も「脱げないもの」と思うけれど。しかしそんな寛ぎタイムは長く続かず…目の前にいきなり現れた早苗ってばずっと潜ってたのか?(笑。というか潜っている間、早苗が見たい部分は見放題だったんじゃ?
イカ娘が眠る部屋の前で葛藤に身を捩る早苗。イカ娘の寝顔を見たい早苗とSPとして警備しなければならない早苗の闘いは結局前者が勝って部屋へ侵入開始です。ダメダメじゃん。とはいえ自分で仕掛けたトラップに掛かって窓から落ちるまでの一連はなかなかお見事(笑)でした。トラバサミ痛え!痛え! 落ちた早苗は月明かりと共に我へ返り、SPとして任務を遂行した爽やか満足笑顔でオチ。

Cパートはアニメオリジナル(だよね?)のミニイカ娘の大冒険。相沢家の狭い庭でも小っちゃいミニイカ娘にとっては大冒険の舞台なのです。
水槽の布団で目覚めて大あくびのミニイカ娘がいきなりかわいい。きちんと布団を畳んだ後にラスト1このエビを頬ばる表情もかわいかった…ミニイカ娘はズルいよ(笑
風に飛ばされた栄子の答案に乗って外へ、草花と戯れて遊ぶ小っちゃいミニイカ娘がこれまたかわいい。この辺のシーンや、またこの後のドールハウスのシーンなど、見ていてアリエッティを思い出します。イカエッティ?(笑。突っ込んだ朝顔から顔を出しておすましのドレス姿もかわいすぎ。ああズルいなもう!
ひまわりのベッドでお昼寝していると降り出した雨。そういやイカ娘はひまわりが好きなんだよね。鯖缶に入って雨宿りするも雨水に囲まれた不安から栄子の顔を思い出して泣き出し、カエルさんに助けられてドールハウスへ入っても寂しさからまた泣いてしまう。ああもう! ミニイカ娘はどんだけ栄子が好きなんだ! 帰宅した栄子に拾われて目を覚ました瞬間の表情も良し、そのまま腕を駆け上がって栄子の頬にしがみ付く様子もかわいいったら。見ていてほっこり暖かい気持ちになるミニイカ娘劇場でした。
とはいえこの第二期はミニイカ娘を使いすぎ。忘れた頃にいきなり現れるからいいのに第六話の時点で三回も出てくるなんてねえ。かわいいミニイカ娘に罪は無いいし、アニメーションとしての完成度に文句は無いのだけれど、どうも制作側のあざとさを感じてしまってよろしくない。また今期はやたら重いわ「いい話」にしちゃうわ…調子に乗ったイカ娘がしっぺ返しを食らってトホホとか、オチてるのかよくわからない緩さとか、イカ娘本来の面白さが生かされていないような気がする。そういうマヌケさの中でポッと「いい話」が入るから効くんですよ。第一期(水島監督)はその辺のバランスも絶妙だったと思う。

今回のEDネタはミニイカ娘。ラストで振り返るカットまでミニイカ娘に変わっていました。

OPのミニイカ娘も特別仕様の花ドレス。かわいい!
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栄子大好き、ミニイカ娘の大冒険です。

Aパートは原作第147話「大仏様じゃなイカ?」と第163話「走らなイカ?」のミックス。ジョギング中のれもんのみなさんをカドで待ち伏せ、偶然を装って千鶴姉さんとお近付きになりたい悟郎ってば屈強なガタイに反してオトメチックな(笑。立ち話の最中にエビカレーの看板に吸い寄せられるイカ娘に栄子&たけるはお付き合い、ってことでまだまだ走り足りない千鶴姉さんと悟郎はツーショットジョギングへ…悟郎願ったり叶ったりのラッキー展開でしたがこれが地獄へのスタートラインになるとは。
エビカレーを食べながらの会話からイカ娘ご一行は鎌倉・江ノ島観光へ。原作ではこの道中に「アイス食べたいでゲソ!」と騒ぐイカ娘へ「帰りだ帰り!」と叱るコマがあって、名所旧跡よりも食べ物に興味を引かれるイカ娘の子供っぽさがかわいいのだけれどアニメでは華麗にカット、この一言を入れておけば抹茶アイスを頬ばって笑顔のオチも生きるのに。
栄子の嘘情報に怖い想像が止まらないイカ娘。立ち上がって鉄槌の大仏様や背中の穴から小さい大仏様(変な日本語)がわらわらと…大仏様の螺髪をパンチパーマに見立てたヤンキー集団にちょっと笑った。バチが当たるぞ(笑
えらい遠回りの末に大仏様が「作り物」である事を知って腹を立てるも「これを作り上げる人間の根性」に感心するイカ娘。玄関先に飾られた大仏様の小さい置物はこれもまたオチの1つなのだけれどアニメではスルー。ちなみにこれは「大きい大仏様を見た後でこの小さい大仏様を見れば自分が大きくなったような気分になれる」というイカ娘の小っちゃい考えによるものです。

その一方でジョギングを続ける二人。鎌倉市内を走っているうちは通りすがりの女の子の言葉に舞い上がっちゃったり余裕全開の悟郎でしたが…鬼のぐんぎょぢ 千鶴姉さんのジョギングルートは走れど走れどゴールが見えず。陽が傾き始めた頃に箱根の山坂道にかかり、十国峠を過ぎて、熱海の夜景(また熱海か!)を過ぎて「寛一お宮」の銅像の前を走ってもまだ止まらず…江ノ島から熱海って片道50km以上あるんじゃ? 全身汗だくで瀕死の悟郎に対し、汗一つかかずに「もう少し走らないとダイエットにならない」と涼しい顔の千鶴姉さんってば本当に人間(命が惜しいのでイカ自重。全然関係ありませんが熱海の夜景を「東洋のナポリ」と言うけれど、ではナポリの夜景は「西洋の熱海」なのだろうか。
「今日はいつもの半分しか走れなかったわ」
夜も更けて帰宅した千鶴姉さんは「ちょっとそこらをひとっ走り」程度のノリで軽く、しかし悟郎は自宅アパートの階段にて息絶えてオチ。こちらのパートは悟郎の「千鶴姉さんに見栄を張りながらも命が惜しいので早く帰りたい」という葛藤が完全スルーで残念でした。苦し紛れの「千鶴さんにダイエットなんて必要ありません!」が良かったのに。1話構成だと尺が余って余計なオリジナルが入り、2話構成だと肝心の所がカットされてしまうという帯に短しナントヤラな状態だなあ。第一期では二話ミックスも上手く作っていたのにね。

Bパートは原作第170話「SPじゃなイカ?」から。イカ娘大好きな早苗がよりお近付きになるためSPとして張り付いてのドタバタ…早苗の出番のためにチョイスしたのだろうけれど他にもっと面白い話があるだろうに。なぜこの話を選んだのか理解に苦しむ。
「SPですから」
れもんでの仕事タイムもイカ娘にずっと張り付く迷惑な存在、お客さんもこの異様な雰囲気にサッサと帰ってしまいました。普通に営業妨害だろう?(笑。店が退けた後の相沢家でもSPの任務は続きます。トイレにまで付いてくる早苗を蹴散らし、早苗の気配を気にしながら風呂に浸かったイカ娘。風呂に入る時はきちんと全裸になるのだなあ。帽子みたくあのスク水も「脱げないもの」と思うけれど。しかしそんな寛ぎタイムは長く続かず…目の前にいきなり現れた早苗ってばずっと潜ってたのか?(笑。というか潜っている間、早苗が見たい部分は見放題だったんじゃ?
イカ娘が眠る部屋の前で葛藤に身を捩る早苗。イカ娘の寝顔を見たい早苗とSPとして警備しなければならない早苗の闘いは結局前者が勝って部屋へ侵入開始です。ダメダメじゃん。とはいえ自分で仕掛けたトラップに掛かって窓から落ちるまでの一連はなかなかお見事(笑)でした。トラバサミ痛え!痛え! 落ちた早苗は月明かりと共に我へ返り、SPとして任務を遂行した爽やか満足笑顔でオチ。

Cパートはアニメオリジナル(だよね?)のミニイカ娘の大冒険。相沢家の狭い庭でも小っちゃいミニイカ娘にとっては大冒険の舞台なのです。
水槽の布団で目覚めて大あくびのミニイカ娘がいきなりかわいい。きちんと布団を畳んだ後にラスト1このエビを頬ばる表情もかわいかった…ミニイカ娘はズルいよ(笑
風に飛ばされた栄子の答案に乗って外へ、草花と戯れて遊ぶ小っちゃいミニイカ娘がこれまたかわいい。この辺のシーンや、またこの後のドールハウスのシーンなど、見ていてアリエッティを思い出します。イカエッティ?(笑。突っ込んだ朝顔から顔を出しておすましのドレス姿もかわいすぎ。ああズルいなもう!
ひまわりのベッドでお昼寝していると降り出した雨。そういやイカ娘はひまわりが好きなんだよね。鯖缶に入って雨宿りするも雨水に囲まれた不安から栄子の顔を思い出して泣き出し、カエルさんに助けられてドールハウスへ入っても寂しさからまた泣いてしまう。ああもう! ミニイカ娘はどんだけ栄子が好きなんだ! 帰宅した栄子に拾われて目を覚ました瞬間の表情も良し、そのまま腕を駆け上がって栄子の頬にしがみ付く様子もかわいいったら。見ていてほっこり暖かい気持ちになるミニイカ娘劇場でした。
とはいえこの第二期はミニイカ娘を使いすぎ。忘れた頃にいきなり現れるからいいのに第六話の時点で三回も出てくるなんてねえ。かわいいミニイカ娘に罪は無いいし、アニメーションとしての完成度に文句は無いのだけれど、どうも制作側のあざとさを感じてしまってよろしくない。また今期はやたら重いわ「いい話」にしちゃうわ…調子に乗ったイカ娘がしっぺ返しを食らってトホホとか、オチてるのかよくわからない緩さとか、イカ娘本来の面白さが生かされていないような気がする。そういうマヌケさの中でポッと「いい話」が入るから効くんですよ。第一期(水島監督)はその辺のバランスも絶妙だったと思う。

今回のEDネタはミニイカ娘。ラストで振り返るカットまでミニイカ娘に変わっていました。

OPのミニイカ娘も特別仕様の花ドレス。かわいい!
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