2011-11-28(Mon)
スイートプリキュア♪ #40 ルルル~!雨音は女神の調べニャ!
優しいお爺ちゃん&ツンデレ孫娘のハートフルストーリー。

そんな中、ノイズの本性がついに!

冒頭は雨の昇降口に佇む小っちゃいアコ(今も小っちゃいけど)と奏太のやり取りから。周りのみんながお母さんのお迎えで帰る中、誰も迎えに来ないアコは一人寂しく雨空を見上げます。いきなり切ねえ! てな所へ奏太が登場、自分の傘を差し出す侠気を見せますが意地になっちゃってるアコは奏太を振り切って雨の中をダッシュ! 親子で仲良く帰っている横を涙を流しながら一人で走る様子はアコの寂しさが溢れていますね。するとカドを曲がった所でドコぞのおっさんと正面衝突、顔を見上げてみればそれは遅れてきた音吉さんでした。迎えが遅れたことに最初は拗ねてるアコでしたが雨空に日が射し始めると次第に笑顔へ、天候と胸中をシンクロさせる演出は今やお約束なれど、雨上がりの下を仲良く手を繋いで帰る後姿からアコの表情が見えるよう、思わずほっこりしちゃいます。
なーんて回想シーンはアコの夢でした。目を覚ましたアコは朝食を告げに来た音吉さんへニッコリ、いちいちかわいいなあ! しかしその様子を窓外から見ている不審者ががが! 窓の外から覗く目はいつもどおり青いままだけれど、いつ赤く光り始めるのか気が気じゃありません。前回ラストで正体を現しただけに今回はこの時点で既に「志村! うしろ! うしろ!」状態であり、視聴者(特に小さいお友達)視点に於いてのハラハラ感を煽りまくっています。

まだまだ続く映画宣伝OP。そろそろこれも見納めか、今回は映画本編のクライマックスまで見せちゃうサービス(?)っぷりです。ハウリングに掴まったリズムが手負いのメロディへ「名前」を叫ぶシーンは、個人的にプリキュア映画の名場面ベスト3に入れたいほどの素晴らしき瞬間でした。ここは涙とさぶいぼが止まらなかった。さらに映画版でのお約束、華麗な羽根を羽ばたかせるスーパーモードのシーンもご開帳。ここはぜひシアターの大スクリーンにてクレッシェンドキュアメロディの王子様っぷりをご堪能ください。そりゃリズムも惚れるわ(何
というわけで本編Aパートへ。ずらっと並んだビンの中に詰まった音符はファルセットさん曰くノイズ様によるもの、やはり前回ラストでトーンたちから抜いた音符は消えたのではなくここへ転送されていたようです。これだけ並ぶと壮観だなあ。サッサと楽譜に移しちゃえばいいのに。
その頃響たちは学校の屋上にて待望のランチタイム、音符消失事件をして弁当抱えた響が「ノイズは既に私たちの近くまで来ているのかも!?」と焦るや稲や「ピーッ!」と鳴いて登場するピーちゃん。あなたアピールしすぎです(笑
さっそく始めたノイズ捜しにて久しぶりに王子先輩が登場。結局この人は何だったんだろ。ゴリラ姿でウホウホしていた頃が王子先輩のピークか? また目ぇウルウルさせて眺めている奏はともかく、セイレーン時代にフラグを立てていたエレンが完全無反応なのは残念でした。ここでいきなり修羅場が勃発しても困るけど、エレン的にリアクションの一つくらい欲しかった。相変わらず場当たりなハミィに呆れるみなさんの表情は良し(笑

そして再び雨の小学校シーン。今度は夢ではなくリアルタイムの風景です。前出のシーンと同アングルで描いて二人の成長から年月を感じさせる見せ方は面白い。以前と同様に一人ぽつねんと待つアコへ傘を差し出すけれどやっぱりお断り、でも昔と違ってアコは「奏太の優しさ」に気付いています。これは転校当時からの積み重ねを感じさせますね。「優しいのね」と意外な言葉に照れてあわあわの奏太、これまでさんざ素っ気なく返されていたのにいきなりこれでは焦る気持ちもわかります。というかアコは奏太を完全にコントロールしていますね(笑
前回予告で見せた運動会や写真に涙するシーンは音吉さんの優しさを描いたものでした。予告で釣るの上手いなあ。音吉さんはアコが寂しくなると必ずやって来てくれる。だからアコは安心して待っている。冒頭の雨シーンに象徴されるように音吉さんのこの行動はずっと続いているようで、この積み重ねがアコの安心感に繋がっているのですね。
そんな良いシーンから二人の姿が水溜まりに映ると雰囲気が一変します。この切り換えに「水面の反転」を使う演出も上手いな。これだけ待って来ないのは何かあったんじゃ? まさかノイズ?と焦ったアコは雨の中をダッシュでお帰り。寂しさに泣きながら走った小っちゃい頃と違って今のアコは強くなりました。
その頃調べの館では音吉さんが雨に気付いて傘を取り出しオムカエデゴンスの準備、しかしもたもたしているうちにパイプオルガンの下に怪しい影ががが! 音吉さん! うしろ! うしろ! ピーちゃんの目が赤く光るとオルガンのビスがくるくる回って次々と外れ、ついにオルガンのパーツが音吉さんへ向けて倒れてきました。こりゃ本気で殺しに来てますよ? ピーッ!

ちょうど館を訪れた三人によって窮地を脱するも事故の原因はわからず。てな所へ飛んで来たピーちゃん…普通に怖いよ、シャレにならないよ! 響の手の中でピーピー鳴き続けるピーちゃんを見て、ここでようやく音吉さんがピーちゃんの正体を疑い始めます。とはいえ音吉さんの疑いは「鳥」という共通点のみ。正確に判定するためクレッシェンドトーンさんを呼び出して見てもらうも心を読み取れず…疑いがますます高くなる中で飛び立ったピーちゃんから落ちたネジに響が気付き、パイプオルガンを奏でて正体見たりの名探偵っぷりはさすがスイート家の家長であります。響の頭蓋骨にはきちんと脳が入っていたのか!
とはいえパイプオルガンの音色に苦悶するピーちゃんの表情は一直線に「正体」を感じさせるものではなく、またちょうど現れたアコの手の中でピーピー鳴いている様子もむしろ何かを訴えているように見えた。今だ「ピーちゃん=ノイズが取り憑いたメフィスト様」説に拘る私には、どうしても「メフィスト様が助けを求めている」ように見えてなりません。青い目のピーちゃんはアコに対して本当に優しい目をしているし…これもノイズの作戦ならばゴメンナサイするしかありませんけれども、ピーちゃんが本性を現したこの後の展開を見ても「ピーちゃんの本当の正体」についてまだまだ拘り続けますよ。
それにしても手の中で鳴くピーちゃんと音吉さんの言葉を天秤に掛けるのは本当に辛かっただろうね。メガネの反射で目を隠したアコはいかにも「ピーちゃんはノイズなんかじゃない!」と叫びそうなシーンだけれど、音吉さんとの信頼関係を選択するという意外(?)な流れへ。「お爺ちゃんは今まで私に絶対嘘を吐いた事が無い、だから私はお爺ちゃんを信じる」ってのはシンプルだけれど重いセリフです。信頼は一日にして成らず、積み重ねによる信頼の絆はポッと出のピーちゃんには崩せなかったのだなあ。

本性を現したピーちゃんはアコの手から飛び立ち、すると館の明かり取りを突き破って三バカたちが降ってきました。ケツがつっかえて降りられないバスドラさんかわいい(笑。ファルセットさんの手に収まったノイズは例によって目を赤く光らせるとファミーの中から音符を強制排出! その音符がピアノに取り憑いてピアノネガトーンの発動です。ネガトーンが撒き散らす不幸の音によって街のみなさんは例によって阿鼻叫喚、そのFUKOエネルギーを纏うピーちゃんはもはやピーピー鳴きません。この豹変もいい演出でした。絶対に許さない!
今回のアクションはじつにシンプルでした(言葉を選んでいます)。ネガトーンの激しい攻撃に身を竦めるみなさんの中で一人立ち上がるミューズはピーちゃん関連の責任を感じていたのかな。初登場で破られたシャイニングサークルでネガトーンの動きを止め…要するにこれは必殺技ではなく単なる拘束技なのだね…その後4人ゴッドバードでフィナーレ。あっさり。フィナーレ後に音符を収めたファミーをガードするトーンたちがかわいい。これは次回への伏線? ってこの音符が最後の一個とか!? いつでも取りに来られると言わんばかりに、アクション中にサッサと帰ってしまうノイズ一派が憎い。

館では戻ったピアノにすりすりの響、なんて所へ奏太がやって来ました。雨の中を走って戻ったアコを心配して駆け付けてきたのです。このイケメンめ! ここで奏太は経緯を全バクロ、このおしゃべりめ! そんなん本人の前で言われたらアコが照れちゃうじゃないか! いいぞもっとやれ!(どっちだ。アコの照れ顔に眼を細める音吉さんは、その帰り道でも優しいお爺ちゃんっぷりを遺憾なく発揮しておりました。
「なんか手がスースーするわい」
「きょ、今日は特別だからね…」
悶死させる気か!
小さかったあの日のように、雨上がりの夕暮れに手を繋いで帰るお爺ちゃんとツンデレ孫娘の絵面は限りなく優しい締めでした。

次回はカオスな予感(笑
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そんな中、ノイズの本性がついに!

冒頭は雨の昇降口に佇む小っちゃいアコ(今も小っちゃいけど)と奏太のやり取りから。周りのみんながお母さんのお迎えで帰る中、誰も迎えに来ないアコは一人寂しく雨空を見上げます。いきなり切ねえ! てな所へ奏太が登場、自分の傘を差し出す侠気を見せますが意地になっちゃってるアコは奏太を振り切って雨の中をダッシュ! 親子で仲良く帰っている横を涙を流しながら一人で走る様子はアコの寂しさが溢れていますね。するとカドを曲がった所でドコぞのおっさんと正面衝突、顔を見上げてみればそれは遅れてきた音吉さんでした。迎えが遅れたことに最初は拗ねてるアコでしたが雨空に日が射し始めると次第に笑顔へ、天候と胸中をシンクロさせる演出は今やお約束なれど、雨上がりの下を仲良く手を繋いで帰る後姿からアコの表情が見えるよう、思わずほっこりしちゃいます。
なーんて回想シーンはアコの夢でした。目を覚ましたアコは朝食を告げに来た音吉さんへニッコリ、いちいちかわいいなあ! しかしその様子を窓外から見ている不審者ががが! 窓の外から覗く目はいつもどおり青いままだけれど、いつ赤く光り始めるのか気が気じゃありません。前回ラストで正体を現しただけに今回はこの時点で既に「志村! うしろ! うしろ!」状態であり、視聴者(特に小さいお友達)視点に於いてのハラハラ感を煽りまくっています。

まだまだ続く映画宣伝OP。そろそろこれも見納めか、今回は映画本編のクライマックスまで見せちゃうサービス(?)っぷりです。ハウリングに掴まったリズムが手負いのメロディへ「名前」を叫ぶシーンは、個人的にプリキュア映画の名場面ベスト3に入れたいほどの素晴らしき瞬間でした。ここは涙とさぶいぼが止まらなかった。さらに映画版でのお約束、華麗な羽根を羽ばたかせるスーパーモードのシーンもご開帳。ここはぜひシアターの大スクリーンにてクレッシェンドキュアメロディの王子様っぷりをご堪能ください。そりゃリズムも惚れるわ(何
というわけで本編Aパートへ。ずらっと並んだビンの中に詰まった音符はファルセットさん曰くノイズ様によるもの、やはり前回ラストでトーンたちから抜いた音符は消えたのではなくここへ転送されていたようです。これだけ並ぶと壮観だなあ。サッサと楽譜に移しちゃえばいいのに。
その頃響たちは学校の屋上にて待望のランチタイム、音符消失事件をして弁当抱えた響が「ノイズは既に私たちの近くまで来ているのかも!?」と焦るや稲や「ピーッ!」と鳴いて登場するピーちゃん。あなたアピールしすぎです(笑
さっそく始めたノイズ捜しにて久しぶりに王子先輩が登場。結局この人は何だったんだろ。ゴリラ姿でウホウホしていた頃が王子先輩のピークか? また目ぇウルウルさせて眺めている奏はともかく、セイレーン時代にフラグを立てていたエレンが完全無反応なのは残念でした。ここでいきなり修羅場が勃発しても困るけど、エレン的にリアクションの一つくらい欲しかった。相変わらず場当たりなハミィに呆れるみなさんの表情は良し(笑

そして再び雨の小学校シーン。今度は夢ではなくリアルタイムの風景です。前出のシーンと同アングルで描いて二人の成長から年月を感じさせる見せ方は面白い。以前と同様に一人ぽつねんと待つアコへ傘を差し出すけれどやっぱりお断り、でも昔と違ってアコは「奏太の優しさ」に気付いています。これは転校当時からの積み重ねを感じさせますね。「優しいのね」と意外な言葉に照れてあわあわの奏太、これまでさんざ素っ気なく返されていたのにいきなりこれでは焦る気持ちもわかります。というかアコは奏太を完全にコントロールしていますね(笑
前回予告で見せた運動会や写真に涙するシーンは音吉さんの優しさを描いたものでした。予告で釣るの上手いなあ。音吉さんはアコが寂しくなると必ずやって来てくれる。だからアコは安心して待っている。冒頭の雨シーンに象徴されるように音吉さんのこの行動はずっと続いているようで、この積み重ねがアコの安心感に繋がっているのですね。
そんな良いシーンから二人の姿が水溜まりに映ると雰囲気が一変します。この切り換えに「水面の反転」を使う演出も上手いな。これだけ待って来ないのは何かあったんじゃ? まさかノイズ?と焦ったアコは雨の中をダッシュでお帰り。寂しさに泣きながら走った小っちゃい頃と違って今のアコは強くなりました。
その頃調べの館では音吉さんが雨に気付いて傘を取り出しオムカエデゴンスの準備、しかしもたもたしているうちにパイプオルガンの下に怪しい影ががが! 音吉さん! うしろ! うしろ! ピーちゃんの目が赤く光るとオルガンのビスがくるくる回って次々と外れ、ついにオルガンのパーツが音吉さんへ向けて倒れてきました。こりゃ本気で殺しに来てますよ? ピーッ!

ちょうど館を訪れた三人によって窮地を脱するも事故の原因はわからず。てな所へ飛んで来たピーちゃん…普通に怖いよ、シャレにならないよ! 響の手の中でピーピー鳴き続けるピーちゃんを見て、ここでようやく音吉さんがピーちゃんの正体を疑い始めます。とはいえ音吉さんの疑いは「鳥」という共通点のみ。正確に判定するためクレッシェンドトーンさんを呼び出して見てもらうも心を読み取れず…疑いがますます高くなる中で飛び立ったピーちゃんから落ちたネジに響が気付き、パイプオルガンを奏でて正体見たりの名探偵っぷりはさすがスイート家の家長であります。響の頭蓋骨にはきちんと脳が入っていたのか!
とはいえパイプオルガンの音色に苦悶するピーちゃんの表情は一直線に「正体」を感じさせるものではなく、またちょうど現れたアコの手の中でピーピー鳴いている様子もむしろ何かを訴えているように見えた。今だ「ピーちゃん=ノイズが取り憑いたメフィスト様」説に拘る私には、どうしても「メフィスト様が助けを求めている」ように見えてなりません。青い目のピーちゃんはアコに対して本当に優しい目をしているし…これもノイズの作戦ならばゴメンナサイするしかありませんけれども、ピーちゃんが本性を現したこの後の展開を見ても「ピーちゃんの本当の正体」についてまだまだ拘り続けますよ。
それにしても手の中で鳴くピーちゃんと音吉さんの言葉を天秤に掛けるのは本当に辛かっただろうね。メガネの反射で目を隠したアコはいかにも「ピーちゃんはノイズなんかじゃない!」と叫びそうなシーンだけれど、音吉さんとの信頼関係を選択するという意外(?)な流れへ。「お爺ちゃんは今まで私に絶対嘘を吐いた事が無い、だから私はお爺ちゃんを信じる」ってのはシンプルだけれど重いセリフです。信頼は一日にして成らず、積み重ねによる信頼の絆はポッと出のピーちゃんには崩せなかったのだなあ。

本性を現したピーちゃんはアコの手から飛び立ち、すると館の明かり取りを突き破って三バカたちが降ってきました。ケツがつっかえて降りられないバスドラさんかわいい(笑。ファルセットさんの手に収まったノイズは例によって目を赤く光らせるとファミーの中から音符を強制排出! その音符がピアノに取り憑いてピアノネガトーンの発動です。ネガトーンが撒き散らす不幸の音によって街のみなさんは例によって阿鼻叫喚、そのFUKOエネルギーを纏うピーちゃんはもはやピーピー鳴きません。この豹変もいい演出でした。絶対に許さない!
今回のアクションはじつにシンプルでした(言葉を選んでいます)。ネガトーンの激しい攻撃に身を竦めるみなさんの中で一人立ち上がるミューズはピーちゃん関連の責任を感じていたのかな。初登場で破られたシャイニングサークルでネガトーンの動きを止め…要するにこれは必殺技ではなく単なる拘束技なのだね…その後4人ゴッドバードでフィナーレ。あっさり。フィナーレ後に音符を収めたファミーをガードするトーンたちがかわいい。これは次回への伏線? ってこの音符が最後の一個とか!? いつでも取りに来られると言わんばかりに、アクション中にサッサと帰ってしまうノイズ一派が憎い。

館では戻ったピアノにすりすりの響、なんて所へ奏太がやって来ました。雨の中を走って戻ったアコを心配して駆け付けてきたのです。このイケメンめ! ここで奏太は経緯を全バクロ、このおしゃべりめ! そんなん本人の前で言われたらアコが照れちゃうじゃないか! いいぞもっとやれ!(どっちだ。アコの照れ顔に眼を細める音吉さんは、その帰り道でも優しいお爺ちゃんっぷりを遺憾なく発揮しておりました。
「なんか手がスースーするわい」
「きょ、今日は特別だからね…」
悶死させる気か!
小さかったあの日のように、雨上がりの夕暮れに手を繋いで帰るお爺ちゃんとツンデレ孫娘の絵面は限りなく優しい締めでした。

次回はカオスな予感(笑
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