2011-12-05(Mon)
スイートプリキュア♪ #41 ファファ~♪最後の音符はぜったい渡さないニャ!
木を隠すなら森の中? ファリーを隠すなら…

最後の音符争奪戦はカオスすぎてハライテエ。

ピーちゃん改めノイズの能力にて音符集めは瞬時に進み、最後の1つを残してノイズ側に揃ってしまいました。今回はそのラストワンを巡っての争奪戦、さぞかし緊張感あふるる激闘になるかと思いきや、残り10話を切った大詰め寸前のタイミングにてこれほどのカオス回をやってくれちゃうとは。まあ相当キていた予告映像をして「楽しい話(言葉を選んでいます)」を予感させたけれど…冒頭っからいきなりフルスロットルの奏には開始1秒で降参するしかありませんでした。しかも今回は一目でわかるなまため作画。この表情豊かなかわいい作画と、黒田先生の演出と、大野氏のカオスシナリオが融合するとこんな奇跡が起きてしまうのですね。さすがに今回はツッコミが追い付きません。
さて冒頭のたおやかさんフルスロットルからみなさんの会話は音符探しの話へ。焦る奏と呆れるその他メンツの温度差が凄い(笑。ファリーの音符がラストワンという事を知らない響たちは音楽会の日に大逆転を目指して気勢を上げ、ハミィの気合に「おー!」と返すみなさん。ここはアコの手がネコ手になっていたり芸が細かいです。いちいちかわいい!
一方のノイズ側が所有する不幸のメロディーの楽譜。三連符の一つが抜けている所がラストワンの場所? メイジャーとマイナー(ノイズ)が取り合う音符の数は最初から決まっており、第一話にてメイジャーの「幸せのメロディー」の楽譜から飛び出した音符の「あと一つ」で不幸のメロディーが完成する、つまり両者のオタマジャクシの数は同一ということ。いやそれどころか譜面自体も同じものかもしれません。

約1ヶ月に渡った映画宣伝期間も終わって今回から通常OPに戻りました。と同時にOP映像の細部が変更されてようやく完全版(?)に。エレンのカットにアコが追加、続くメフィスト様のカットはノイズ軍団のカットに差し替えられています。アフロディテ様のカットはそのままでメフィスト様だけ消えているってのが意味深だなあ。メイジャーランドへ戻ったメフィスト様がご健在ならアフロディテ様と並んで映りそうなものなのに、ここで姿を見せないってのはやはり…。
黒ミューズ仁王立ちだったカットはビート&ミューズに差し替え。ドレミファスライダーを前に視線を交わす二人の様子は最終決戦への決意を感じさせます。そしてメロディ&リズムと合流し四人で飛んで行く後姿を追加。ちなみにこの辺の原画は大田和寛氏らしいです。

ファルセットさんの命令で「黄色いフェアリートーン」を探すバスドラさん&バリトンさん…の様子を植え込みから覗き見る響たち。正義のプリキュアがコソコソしなさんな! あはは。覗いてる後姿もマヌケでよし。これじゃどっちが悪役なのかわからんね(笑。ミニスカ制服で思いっきり膝を開いて座っている響、よく見ると奏&エレンはきちんと膝を揃えている辺り各キャラの個性が表れていますね。響、お行儀悪いよ!
お調子者のファリーが無駄に主張するカットも面白い。しかしそんなファリーは調子に乗りすぎてバスドラさんたちに見つかってしまいいきなり大ピンチ! このままでは最後の音符を取られてしまう!? というわけで映画のポスターを見た響の閃きにより、一般市民を巻き込んだファリー隠匿作戦がスタートしました。映画撮影を騙ってバスドラさんたちからファリーを守る…仮にもプリキュアが一般市民を騙し、危険に巻き込んでいいのか?(笑

いかにも悪役のバスドラさんたちへまず立ち向かったのは太陽マン。名乗りの後のキメポーズに合わせるアコは付き合い良いね(笑。無駄に遠近感を強調したアングルからダッシュで逃げる二人からゲットした黄色いトーンは「ハズレ」…これをスイッチにカオスの渦が怒濤の勢いで流れ始めます。ファリー分身の術は他のトーンを黄色く塗っただけ、見た目は似ていても喋らせれば語尾でバレバレです。あははは!
「名付けて、ファリーを隠すならファリーの中作戦!」
逃げるトーンを追った街中は黄色いトーンで埋め尽くされていました。なにこのカオスな状態。良いドヤ顔で作戦名を宣言する奏の後で響&エレンがせっせとダミーを作っているのがまた面白い。器用だなあ。片っ端から捕まえてはハズレを掴むバスドラさん、「顔に継ぎ目があるのはニセモノと相場が決まっている」と言ったマンガ家は誰だったっけ?
からくり時計を直せる音吉さんはニセモノトーンを作るのもお手の物? この人も付き合い良いなあ…というか加音町のみなさんが付き合い良すぎて笑えます。

そんなこんなで本物ファリーがバスドラさんに追われてピンチ! この緊急事態に指笛一つで駆け付ける和音ちゃんがいい味出しすぎです。あははは! どんだけ飼い慣らされてんだ! この和音ちゃん登場シーンはタイミングがハマりすぎて腹筋に悪かった(笑
それだけならばまだイイがッ! 両手にホイップ絞りを手にしたスイーツ姫もいきなり登場、バスドラさんをホイップで固めてのキメポーズは…スイーツ姫ってこんなキャラだっけ?(笑。この「追加プリキュアミスリード要員」の二人はビート・ミューズの登場によってもう出番が無いと思っていたけど今回この強烈な存在感を示し、さらに次回は重要な役回りとして活躍(?)しそうで楽しみ。和音ちゃん&スイーツ姫は使い捨てキャラじゃ無かった!
そして王子隊のみなさんも登場し、王子先輩ファンクラブも怒濤の登場。緊縛されるわ女子生徒に踏みつぶされるわバスドラさんたちも散々です。もう何でもアリだなあ。それらカットにいちいちワイプで歓喜する響&奏がかわいいけれど、王子隊の活躍に目をハートにして盛り上がる奏は誰か非常停止スイッチを押すべき(笑

ファルセットさんの口車にまんまと騙されて捕まったファリー。このお調子者め! すると響が拡声器で一発、その声に即座に答える和音ちゃんが飼い慣らされすぎてて凄い(笑。ファリーが捕まった大ピンチも市民のみなさんの協力によってあっさり脱出、まあこの辺のノリはギャグ回ってことでひとつ。
高く飛んだファリーをゲットすべく響vsバスドラさんの争い。地上から応援するみなさんを分割画面で見せながら二人の手はファリーへ伸びる! この辺の見せ方はまるでスポ根少年マンガのクライマックスシーンの如く熱さでした。キメのハーモニー演出(今回のトップ画像)も無駄に熱くて良い良い。

CM明けのBパートはファリー争奪空中戦の続き。プリキュアに変身していないのにどんだけ高く飛んでんだか(笑。そこまでしたのに響が掴んだファリーはハズレでした。あらら。しかし地上へ降りてシメシメのはずのファルセット軍は団さんの美しい音楽によって苦悶し、そのどさくさで逃げ出したファリー。美しい音楽に耐えながらファルセットさんが発動したネガトーンが鳥の形をしているのは彼の能力の大元を示している? これまでこの描写無かったよねえ?
というわけで鳥の影へ集まった真贋取り混ぜての黄色いトーンはそのままネガトーン化、フェアリートーンの形をしたネガトーンとは意外すぎる展開です。以前はネガトーンの音波攻撃を受けても平気だった団さんが今回泣いているのはネガトーンの力が強くなっている表れでしょうか。ファリーが閉じ込められている窓が逆ハートになってるのも芸コマでした。

「ファリー救出大作戦! レディゴー!」
プリキュアに変身したみなさんはメロディの一声でミッションスタート! なまためメロディかわいい! 今回のアクションシーンはちょっと大胆なカットが多め? 着地したリズムのキワキワバックショット、続く宙返りからネガトーンへ襲いかかる空中カットもかーなーり大胆でコマ送りボタンが潰れそうな勢いです(何
ここからの激しいアクションは作画のタッチがいきなり変わって驚き。原画誰なんだろ? クールなビートかっこいい。

「絶対諦めない! ファリーを助け出してみせる!」
メロディの気合砲に触発されたみなさんの総攻撃。リズムの大迫力踵落としからミューズ、ビートの攻撃を見せ、キラリ一閃から背後の爆発に仁王立ちのメロディ。じつに東映らしいキメポーズですね。前半のギャグパートが嘘のようにかっこいい!
アクションの最中に背中合わせで一瞬の笑みを交わすビート&ミューズ、こういうちょっとしたカットでもプリキュアの絆を感じさせますね。二人共いい顔してるなあ。そしてダミートーンを八艘跳びでファリー救出へ向かうメロディ。勢いよく跳んだメロディが光に包まれ、スローモーションの中で伸ばした手がネガトーンの窓に触れるとさらに光が放たれ、大爆発と共に救出コンプリート。この一連もかっこよかったです。
動きが止まったネガトーンへスイートセッションアンサンブルクレッシェンドでフィナーレ。ファリーを救出し、最後の音符も無事に回収してめでたしめでたし…のはずでしたが。

勝利に安堵する一瞬の隙を突いたノイズに最後の音符を奪われてしまいました。うわ、女子供相手に容赦無いな! 音符をくわえて高く飛び去って行くノイズ、黄色い羽根が舞う中で呆然と見送るメロディの絶望の淵すぎる表情がこれまた素晴らしい。
最後の音符を楽譜にセットしたことで不幸のメロディーが完成。しかしその歌姫だったセイレーンは今やキュアビートであり、つまりこの不幸のメロディーを歌う人がいません。以前ファルセットさんがそれっぽい歌を歌っていたけれど、モノホンの不幸のメロディーは正式な歌姫じゃないと歌いきれない気がします。すると正式な歌姫たるはハミィorセイレーン(エレン)なわけで…エレンの再悪堕ちは考えにくいのでハミィが歌わされる状況になるのかもしれない。
マイナーランドのみなさんが陣を張っていた時計塔に集い、音楽会で賑わう広場を見下ろす響。これまで悪側が毒づきながら見ていた同じアングル・景色を正義側が見ると暖かい景色となる。すなわち「同じものでも見る者によって変わる」、さらに言えば「同じ楽譜でも歌う者によって…」と解釈すべきか。思えばセイレーンを始めとしてメフィスト様も、おそらくファルセットさんたちも同一人物が善悪の表裏を体現してきており、これとて「同じ人でも立ち位置によって(善悪が)変わる」ことを示しているのかも。そう考えるとなかなか深いワンカットです。
「うん、ズレとらん。音楽がある限り世界は大丈夫じゃ!」
不幸のメロディーは完成してしまったけれど諦めずに戦う覚悟の響、音楽会の音を聴いた音吉さんの力強い言葉が今後の打開策となるか?

そして次回…いったい何が起きるんです?

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最後の音符争奪戦はカオスすぎてハライテエ。

ピーちゃん改めノイズの能力にて音符集めは瞬時に進み、最後の1つを残してノイズ側に揃ってしまいました。今回はそのラストワンを巡っての争奪戦、さぞかし緊張感あふるる激闘になるかと思いきや、残り10話を切った大詰め寸前のタイミングにてこれほどのカオス回をやってくれちゃうとは。まあ相当キていた予告映像をして「楽しい話(言葉を選んでいます)」を予感させたけれど…冒頭っからいきなりフルスロットルの奏には開始1秒で降参するしかありませんでした。しかも今回は一目でわかるなまため作画。この表情豊かなかわいい作画と、黒田先生の演出と、大野氏のカオスシナリオが融合するとこんな奇跡が起きてしまうのですね。さすがに今回はツッコミが追い付きません。
さて冒頭のたおやかさんフルスロットルからみなさんの会話は音符探しの話へ。焦る奏と呆れるその他メンツの温度差が凄い(笑。ファリーの音符がラストワンという事を知らない響たちは音楽会の日に大逆転を目指して気勢を上げ、ハミィの気合に「おー!」と返すみなさん。ここはアコの手がネコ手になっていたり芸が細かいです。いちいちかわいい!
一方のノイズ側が所有する不幸のメロディーの楽譜。三連符の一つが抜けている所がラストワンの場所? メイジャーとマイナー(ノイズ)が取り合う音符の数は最初から決まっており、第一話にてメイジャーの「幸せのメロディー」の楽譜から飛び出した音符の「あと一つ」で不幸のメロディーが完成する、つまり両者のオタマジャクシの数は同一ということ。いやそれどころか譜面自体も同じものかもしれません。

約1ヶ月に渡った映画宣伝期間も終わって今回から通常OPに戻りました。と同時にOP映像の細部が変更されてようやく完全版(?)に。エレンのカットにアコが追加、続くメフィスト様のカットはノイズ軍団のカットに差し替えられています。アフロディテ様のカットはそのままでメフィスト様だけ消えているってのが意味深だなあ。メイジャーランドへ戻ったメフィスト様がご健在ならアフロディテ様と並んで映りそうなものなのに、ここで姿を見せないってのはやはり…。
黒ミューズ仁王立ちだったカットはビート&ミューズに差し替え。ドレミファスライダーを前に視線を交わす二人の様子は最終決戦への決意を感じさせます。そしてメロディ&リズムと合流し四人で飛んで行く後姿を追加。ちなみにこの辺の原画は大田和寛氏らしいです。

ファルセットさんの命令で「黄色いフェアリートーン」を探すバスドラさん&バリトンさん…の様子を植え込みから覗き見る響たち。正義のプリキュアがコソコソしなさんな! あはは。覗いてる後姿もマヌケでよし。これじゃどっちが悪役なのかわからんね(笑。ミニスカ制服で思いっきり膝を開いて座っている響、よく見ると奏&エレンはきちんと膝を揃えている辺り各キャラの個性が表れていますね。響、お行儀悪いよ!
お調子者のファリーが無駄に主張するカットも面白い。しかしそんなファリーは調子に乗りすぎてバスドラさんたちに見つかってしまいいきなり大ピンチ! このままでは最後の音符を取られてしまう!? というわけで映画のポスターを見た響の閃きにより、一般市民を巻き込んだファリー隠匿作戦がスタートしました。映画撮影を騙ってバスドラさんたちからファリーを守る…仮にもプリキュアが一般市民を騙し、危険に巻き込んでいいのか?(笑

いかにも悪役のバスドラさんたちへまず立ち向かったのは太陽マン。名乗りの後のキメポーズに合わせるアコは付き合い良いね(笑。無駄に遠近感を強調したアングルからダッシュで逃げる二人からゲットした黄色いトーンは「ハズレ」…これをスイッチにカオスの渦が怒濤の勢いで流れ始めます。ファリー分身の術は他のトーンを黄色く塗っただけ、見た目は似ていても喋らせれば語尾でバレバレです。あははは!
「名付けて、ファリーを隠すならファリーの中作戦!」
逃げるトーンを追った街中は黄色いトーンで埋め尽くされていました。なにこのカオスな状態。良いドヤ顔で作戦名を宣言する奏の後で響&エレンがせっせとダミーを作っているのがまた面白い。器用だなあ。片っ端から捕まえてはハズレを掴むバスドラさん、「顔に継ぎ目があるのはニセモノと相場が決まっている」と言ったマンガ家は誰だったっけ?
からくり時計を直せる音吉さんはニセモノトーンを作るのもお手の物? この人も付き合い良いなあ…というか加音町のみなさんが付き合い良すぎて笑えます。

そんなこんなで本物ファリーがバスドラさんに追われてピンチ! この緊急事態に指笛一つで駆け付ける和音ちゃんがいい味出しすぎです。あははは! どんだけ飼い慣らされてんだ! この和音ちゃん登場シーンはタイミングがハマりすぎて腹筋に悪かった(笑
それだけならばまだイイがッ! 両手にホイップ絞りを手にしたスイーツ姫もいきなり登場、バスドラさんをホイップで固めてのキメポーズは…スイーツ姫ってこんなキャラだっけ?(笑。この「追加プリキュアミスリード要員」の二人はビート・ミューズの登場によってもう出番が無いと思っていたけど今回この強烈な存在感を示し、さらに次回は重要な役回りとして活躍(?)しそうで楽しみ。和音ちゃん&スイーツ姫は使い捨てキャラじゃ無かった!
そして王子隊のみなさんも登場し、王子先輩ファンクラブも怒濤の登場。緊縛されるわ女子生徒に踏みつぶされるわバスドラさんたちも散々です。もう何でもアリだなあ。それらカットにいちいちワイプで歓喜する響&奏がかわいいけれど、王子隊の活躍に目をハートにして盛り上がる奏は誰か非常停止スイッチを押すべき(笑

ファルセットさんの口車にまんまと騙されて捕まったファリー。このお調子者め! すると響が拡声器で一発、その声に即座に答える和音ちゃんが飼い慣らされすぎてて凄い(笑。ファリーが捕まった大ピンチも市民のみなさんの協力によってあっさり脱出、まあこの辺のノリはギャグ回ってことでひとつ。
高く飛んだファリーをゲットすべく響vsバスドラさんの争い。地上から応援するみなさんを分割画面で見せながら二人の手はファリーへ伸びる! この辺の見せ方はまるでスポ根少年マンガのクライマックスシーンの如く熱さでした。キメのハーモニー演出(今回のトップ画像)も無駄に熱くて良い良い。

CM明けのBパートはファリー争奪空中戦の続き。プリキュアに変身していないのにどんだけ高く飛んでんだか(笑。そこまでしたのに響が掴んだファリーはハズレでした。あらら。しかし地上へ降りてシメシメのはずのファルセット軍は団さんの美しい音楽によって苦悶し、そのどさくさで逃げ出したファリー。美しい音楽に耐えながらファルセットさんが発動したネガトーンが鳥の形をしているのは彼の能力の大元を示している? これまでこの描写無かったよねえ?
というわけで鳥の影へ集まった真贋取り混ぜての黄色いトーンはそのままネガトーン化、フェアリートーンの形をしたネガトーンとは意外すぎる展開です。以前はネガトーンの音波攻撃を受けても平気だった団さんが今回泣いているのはネガトーンの力が強くなっている表れでしょうか。ファリーが閉じ込められている窓が逆ハートになってるのも芸コマでした。

「ファリー救出大作戦! レディゴー!」
プリキュアに変身したみなさんはメロディの一声でミッションスタート! なまためメロディかわいい! 今回のアクションシーンはちょっと大胆なカットが多め? 着地したリズムのキワキワバックショット、続く宙返りからネガトーンへ襲いかかる空中カットもかーなーり大胆でコマ送りボタンが潰れそうな勢いです(何
ここからの激しいアクションは作画のタッチがいきなり変わって驚き。原画誰なんだろ? クールなビートかっこいい。

「絶対諦めない! ファリーを助け出してみせる!」
メロディの気合砲に触発されたみなさんの総攻撃。リズムの大迫力踵落としからミューズ、ビートの攻撃を見せ、キラリ一閃から背後の爆発に仁王立ちのメロディ。じつに東映らしいキメポーズですね。前半のギャグパートが嘘のようにかっこいい!
アクションの最中に背中合わせで一瞬の笑みを交わすビート&ミューズ、こういうちょっとしたカットでもプリキュアの絆を感じさせますね。二人共いい顔してるなあ。そしてダミートーンを八艘跳びでファリー救出へ向かうメロディ。勢いよく跳んだメロディが光に包まれ、スローモーションの中で伸ばした手がネガトーンの窓に触れるとさらに光が放たれ、大爆発と共に救出コンプリート。この一連もかっこよかったです。
動きが止まったネガトーンへスイートセッションアンサンブルクレッシェンドでフィナーレ。ファリーを救出し、最後の音符も無事に回収してめでたしめでたし…のはずでしたが。

勝利に安堵する一瞬の隙を突いたノイズに最後の音符を奪われてしまいました。うわ、女子供相手に容赦無いな! 音符をくわえて高く飛び去って行くノイズ、黄色い羽根が舞う中で呆然と見送るメロディの絶望の淵すぎる表情がこれまた素晴らしい。
最後の音符を楽譜にセットしたことで不幸のメロディーが完成。しかしその歌姫だったセイレーンは今やキュアビートであり、つまりこの不幸のメロディーを歌う人がいません。以前ファルセットさんがそれっぽい歌を歌っていたけれど、モノホンの不幸のメロディーは正式な歌姫じゃないと歌いきれない気がします。すると正式な歌姫たるはハミィorセイレーン(エレン)なわけで…エレンの再悪堕ちは考えにくいのでハミィが歌わされる状況になるのかもしれない。
マイナーランドのみなさんが陣を張っていた時計塔に集い、音楽会で賑わう広場を見下ろす響。これまで悪側が毒づきながら見ていた同じアングル・景色を正義側が見ると暖かい景色となる。すなわち「同じものでも見る者によって変わる」、さらに言えば「同じ楽譜でも歌う者によって…」と解釈すべきか。思えばセイレーンを始めとしてメフィスト様も、おそらくファルセットさんたちも同一人物が善悪の表裏を体現してきており、これとて「同じ人でも立ち位置によって(善悪が)変わる」ことを示しているのかも。そう考えるとなかなか深いワンカットです。
「うん、ズレとらん。音楽がある限り世界は大丈夫じゃ!」
不幸のメロディーは完成してしまったけれど諦めずに戦う覚悟の響、音楽会の音を聴いた音吉さんの力強い言葉が今後の打開策となるか?

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