2011-12-09(Fri)

THE IDOLM@STER #23 私

みんなで作る765プロのライブ。

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みんな揃っての練習に奔走する春香さんでしたが…。

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アイドルとして売れ始めたのは嬉しいけれどみんなとの時間が無くなってしまうのは寂しい。前回のクリスマスパーティではその辺の葛藤を「クリスマスの奇跡」のハッピーエンドで締めましたが、今回はその反動(?)か、ニューイヤーライブの全体練習を進めようと尽力する春香さんがことごとく空振り…奇跡はめったに起きないから奇跡なのですね。

冒頭は仕事終わりの春香さんがタクシーに揺られて事務所へ戻るシーンから。ごく自然にタクシーへ乗り込むとバッグから雑誌とポッキーを取り出して寛ぐ春香さん、この手慣れた様子はいかにも売れっ子アイドルっぽい。移動時間くらいしかゆっくり出来る時間が無いのだろうなあ。ポッキーくわえた表情がかわいい。

タクシーで移動しながら映る街並み・読む雑誌は隅から隅までどこもかしこも765プロのアイドルたちにジャックされています。こんなに売れまくっているのか! 美希は前回見せたCMキャラクターで長い脚を見せ付けながら妖艶に微笑み、貴音はやっぱりラーメンを食う。カップ麺1個じゃ全然足りないだろうけど(笑

春香さんが急いで戻ったのはニューイヤーライブの合同練習のためでした。しかしスタジオにいたのはたったの4人、他のみなさんは仕事が押して来られないとか、初っ端からなかなか上手いこといきません。

門松が飾られて新年早々の事務所へ一人で戻る春香さん。ちょっと前までみんなでダベっていた場所なのに、最近の多忙さゆえに事務所には小鳥さんしかおらず、その小鳥さんもオファーのお断りに追われる忙しさ。ホワイトボードに隙無く埋まったスケジュール、さらにアイドルごとに仕分けされたファンからのプレゼント箱も彼女たちの人気が窺えます。竜宮小町ライブの時は全員分で一箱埋まらなかったのにね。誰もいない事務所でプレゼント箱に囲まれるカットはなるほど今回のテーマを如実に表していた感じ。小道具の使い方が上手い。

それにしても小鳥さんの絶対領域が眩しい。椅子に座っていてもココアを運んでいても、小鳥さんを映せばたいていフレームに入る、タイトミニから伸びる数cmの肌色の存在感ったら!

てな所へ帰って来たP氏が取りい出したるおみやげは、刷り上がったばかりのニューイヤーライブのパンフレットでした。みんな揃ってニッコリ笑顔の写真を見て意気上げ上げの春香さんでしたが…。

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ライブへ向けて張り切る春香さんは忙しい仕事の合間に合同練習を呼び掛け、その練習日にはディレクターの引き止めを振り切って練習スタジオへ一直線! しかし厳しいスケジュールに阻まれなかなか全員揃いません。寂しいスタジオにてしょんぼりしながら、それでも春香さんは頭をコツンと叩くと笑顔に切り換えます。ああもうこの時点で見ていて辛い。

そういやTV局に貼られた番宣ポスターがちょっと面白かった。やよいの料理番組、あずささんの紀行番組、そして生っすか!? 他にも響が動物番組をやっていたはずで…確かに一事務所でこれだけ占拠していたら文句の一つも出るかもしれないね。実際の話ファンでも無ければ「いつ見ても765プロアイドルが出ている」という状態はあまり嬉しいものではありませんし。まったく今のTVはA○Bと朝○人ばっかりでイヤになる!みたいな。そんな765プロアイドル押しの中で新幹少女もがんばっているようで何より。思わぬ再登場(?)でした。

練習帰りに千早との会話。春香さんが千早をよく見ていたように、千早も春香さんをよく見ているのでした。この日の練習のためにラジオ収録を朝に回し、みんなとの練習のために走り回った苦労を千早はわかっている。なのに数えるほどの人数しか集まれなかった。空元気の笑顔を見せる春香さんの胸中がわかる故に千早は海外レコーディングの延期を申し出るも、もちろん春香さんは笑顔で送り出します。ああ辛い。自宅へ帰って一人になった春香さんの表情が「今の正直な気持ち」を覗かせていましたね。

空いた時間に少しでも練習しようと各メンバーへ連絡しても、やっぱり上手くいきません。響&貴音の収録は押し押し、一緒に待っていた真美も次の仕事がケツカッチンで離れ…翌日の全体練習までもスケジュールの都合で中止ということに。中止を告げる律子の声、ついに誰もいなくなった真っ暗な練習スタジオのカット、そして事務所へ向かう歩道橋を雨の中一人で歩くカットの一連は春香さんの孤独感が強調されすぎて見ていて辛い。胃が痛い。

春香さんが事務所へ戻るともちろん小鳥さんがお出迎え。一人の時のズンドコ感を他人に見せない春香さんは強い子だなあ。でも何でも一人で背負ってしまうと辛いよ。イベンター(?)を相手に765プロのライブ姿勢を電話で熱弁しているP氏を見てハッと表情を変える春香さん…おそらく春香さんは集まりの悪さに「自分一人だけ空回りしている?」と感じていたのかもしれない。そんな落ち込みMAXの時に人知れずがんばってくれているP氏の様子、ライブに対する熱い思いを見てどれだけ心強かったか。事務所を出ると落ち込んでいた自分を叱るように頭をコツンと叩いて笑顔復活、とはいえこのカットも今回ラストを見た後だと辛くて見てられん。

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人前に出ただけで舞い上がっていた雪歩は今や大観衆を前にセンターを務められるようになりました。そして「生っすか!?」の急遽打ち切りにも動じず前を見る伊織・やよいと他メンバー。みんなの成長が見て取れる中で春香さんだけ全力で曇っているのは唯一残っていた「みんなと一緒の仕事」が無くなってしまったからでしょう。週に一度だけみんなが揃う仕事、きっと春香さんはどの仕事よりこの番組を大切に思っていたはずです。でもみんなの手前辛い表情を隠し、楽屋へ戻って落ち込む様子はこれまた見てらんない。それはそうと「出張中」の千早がまな板すぎて泣ける!

さらに春香さんを試練が襲います。件のミュージカルのスケジュールを見るとみんなと一緒の合同練習の時間に立ち稽古が入っている…ライブとミュージカルのどちらが重要?という問題では無いのだけれど、みんなとの時間を何より大切に思っている春香さんには断腸の思いだろうなあ。

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そんな春香さんは立ち稽古の最中でも時計を気にしてばかり。一方の美希はこのミュージカルに全てを賭け、以前のぐうたら姿から別人のように全力で挑んでいます。厳しい稽古の休憩時間も春香さんは時計ばかり見ていました。よほど合同練習が気になるのだね。てな所へ美希が登場、ケツをずらしながら寄っていく仕草が女の子っぽくてかわいい(笑

「どっちが主役になるかわからないけど一緒にがんばろうね」

「それはヤなの」
「美希、絶対主役をやりたいんだ」

みんなと仲良しこよしでやっていきたい春香さんを貫いた美希の言葉。自分が一番になるためには相手に勝たなければならない。二人一緒に、みんな一緒に一番にはなれないのです。生き馬の目を抜くゲーノー界の厳しさを思わぬ所から突き付けられた春香さんは寂しそうな悲しそうな、しかし何も言い返せずに美希を見つめるだけでした。あああ胃が痛い。

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そして春香さんはまた一人で事務所へ帰ります。以前と変わってしまった環境を思い返しながら歩道橋を歩くシーンは、みんなの成長を目の当たりにしてそれでも「みんなとの時間」に拘る葛藤を見事に描いていましたね。長い歩道橋にポツンと立ち止まる姿がじつに辛いです。事務所に着いてもこの辛い時に頼る相手は不在、全て一人で背負ってしまう春香さんに追い討ちをかけます。ううむ、今回の演出は凄いな…と思ったら絵コンテ担当が舛成孝二氏でした。なるほど。

そんな状態なのでミュージカルの稽古も気が乗らず、演出家のキャストリストには厳しい寸評が書き込まれていました。一方の美希は気合十二分の充実した表情で稽古に向かい、春香さんとの差は広がるばかり。というか美希が美人すぎて驚いた。元々美人だけれど今回の美希は神々しいほどの美しさ、仕事に対する意気込みが美希をここまで輝かせるのだろうね。稽古の休憩時間もぼっちで座る春香さんに対し、美希には休憩返上の演技指導が付き、美希も指導を聞き入っています。あのぐうたら娘が成長したものだなあ。

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しょんぼり座る春香さんの所へ陣中見舞いのP氏が登場。ここでも春香さんは空元気を見せますがさすがに笑顔までは作れず俯いたまま…そしてP氏へ何かを言おうとしたジャストタイミングで美希が乱入してきました。さすが天才。こちらは相変わらずの天真爛漫でP氏と無邪気におしゃべり、そんな美希に春香さんは「敵わないなあ」と言いたそうな表情から辛そうな表情へ。P氏相手にはしゃぐ声は春香さんの心をグサグサに刺していたのだろうなあ。見ていて辛い辛い。

美希が去った後、さすがのP氏も春香さんの異変に気付いたか声を掛けるも「いいんです」と呟き返すばかり。例によって頭をコツンと叩いて感情をリセットしようとしても、さすがにここまで追い詰められると効果がなかったか? P氏から逃げるように舞台上を後ずさりの春香さん、すると何故か開いていたセリに落下のピンチが! これって現実にもよくある事故で、舞台と奈落の落差は少なくとも3m~5mくらいあるため落ちると結構シャレになりません。八代栄太もセリから落ちて下半身不随になってしまったし(古い話。今回のように舞台に足が残った状態で落下すると頭から落ちることになるので非常に危ない、最悪の結果も珍しくない事故なのです。

しかしここでP氏が男を見せました。落ちかけた春香さんの腕を掴んで身代わりの落下、ぶん投げられてハッと気付くと舞台関係者の騒ぎから事態に気付いて呆然顔のアップも緊迫感ありすぎです。そのまま画面がブラックアウトして黒画面にテロップのみのED、EDラストでチラリと映る手術待合の様子もしんみりしすぎて気が気じゃありません。静かに泣き崩れる春香さんははたして大丈夫なのか? ただでさえ責任感が強い春香さんは自分を責めて責めてこのまま潰れちゃいそうで心配です。こういう時はどうしてあげるのが一番いいのだろうね。

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もっとガチンコで美希vs春香さんの主役争奪戦になるかと思いきやストーリーは意外な方向へ。相変わらずみんなとの絆を優先する春香さんは、ほぼ予想していたとはいえ各々が各々の道へ進んでいく現実を突き付けられて苦しみ悩む。つまり美希との戦いというより自己との戦いなのです。なるほどサブタイトルの「私」はそういう意味を含んでいるのかもしれない。その葛藤を昇華したときに春香さんはさらなる開花を見せてくれることでしょう。

それはそうとしてこのタイミングでこんなズンドコまで落ちてハッピーなラストを迎えられるのか? ラスト二話で春香さんは笑顔を取り戻せるのか? 次回予告にP氏の姿を映さないのがこれまた憎い。いろんな意味で次回が気になる引き、スタッフ各位のお手並み拝見な終盤です。

     

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