2011-12-12(Mon)
スイートプリキュア♪ #42 ピコンピコン!狙われたキュアモジューレニャ!
不遇のサブキャラ和音ちゃん&スイーツ姫の大活躍? と思いきや。

ドラトンさんの上司反逆回でした。あらら。

ラスト1つの音符をノイズに取られてさあ大変!な前回ラストから今回は楽譜完成!? 前回見せた完成寸前の楽譜は三連符の1つが抜け、そこからさんざん「最後の1つ」と強調してきたはずなのに、今回ファルセットさんが楽譜へ落とした音符はずいぶんたくさんありますよ? どうなってんのこれ? 最後の1つを三連符の例の場所へ収めるだけで良かったのに…ひょっとして今回の脚本家はここまでの流れを知らないのか?
それはともかく音符が全て揃ったはずの楽譜は何故か完成しませんでした。譜面からト音記号が4つ浮き上がると消えてしまってまたしても未完成譜面へ。こんなこともあろうかとアフロディテ様がニセモノとすり替えておいたト音記号の本物は各プリキュアが持つ「ハートのト音記号」たるモジューレでありました。これが音符を全て奪われても余裕のよっちゃんだったアフロディテ様の根拠、つまりモジューレを奪われない限り楽譜は完成しないのです。なるほど。
とはいえ音符が全て放出された第一話の直後に、地上へ疎開していたアコはムネからモジューレが現れてミューズになったはずなのにいったいいつの間にすり替えたのか? そもそも「ハートのト音記号」自体がプリキュアのハーモニーパワーの現れであって、楽譜を構成する記号とは別物なのでは? ト音記号すり替えのアイデア自体は面白いし、プリキュアであまり細かい事を言うても仕方ないけれどもう少し説得力が欲しかったな。
この一連シーンにて久しぶりに映ったメイジャーランドの様子に私は愕然。これまでさんざん「ノイズ=メフィスト様憑依説」を唱えてきたのですが、セリフも無くアフロディテ様の後を見切れるメフィスト様…メフィスト様普通にいるじゃねえか!(笑。彼がここに存在するということはノイズと無関係なわけで、つまりノイズのカラーリングはアコを油断させるため親近感ある配色を使ったってだけなのか。ううむ、久しぶりに派手に空振りしてしまったなあ(笑

さてドラトンの二人はファルセットさんに毒づきながらもモジューレ奪取計画に励みます。落とし穴を掘ってその隙に奪うって…予告で見せた道路工事風景はこれでしたか。アホかと。バスドラさんってば何故いきなりこんな残念な人になっちゃったの? そりゃアコも「かわいそうな子」を見る目になっちゃいます。
アコにツッコまれて「僕たちは温泉を掘っているんだよ!」てな言い訳も明後日すぎて笑うタイミングが掴めない。ただその後にバスドラさんが見た夢(?)、ドラトン温泉の表彰で目の幅涙を流す様子は「誰かから認められたい、褒められたい」というバスドラさんの深層が窺えましたね。特に最近はファルセットさんから頭ごなしにコキ使われ、努力しても報われないコマ扱いの日々でしたから。

続いてバリトンさんの作戦へ。こちらもまた誘拐対象の自宅へ玄関から正面切ってオムカエデゴンスとは無理すぎてどうにも。その残念な計画はドアを開けたアコにあっさり見抜かれ…巨大な図体で玄関へ入れないってのはバカすぎてちょっと笑った。結局「お魚くわえたドラネコ追っかけて裸足で駆けてく愉快なドラトンさん」はあっさり撃退というか完全スルーされてこの計画もポシャってしまいました。人質を取ってモジューレを奪う手法は今回後半そして次回でも使われますが、人質作戦をするにドラトンさんは人が良すぎた?
そんなドラトンさんのポンコツ作戦を見かねたファルセットさんが降臨。ここでもバスドラさんは「行くなら最初っから行けっつーの」と上司に対する不満ダラダラの様子を見せ…てな具合に今回はドラトンさんの人間味(?)をチラ見せするカットを重ね、後半での一瞬善転びの布石を蒔いています。

後半は和音ちゃん&スイーツ姫の出番です。ラッキースプーンのテラスでダベる4人の所へ息せき切ってやってきた和音ちゃんはスイーツ姫のピンチを知らせ、和音ちゃんに案内されるままいつもの時計塔へ走ると五線譜バインドに捕まったスイーツ姫を発見! 一応周囲の様子を伺うエレンに対しおもむろに飛び出してフェアリートーンを飛ばすハミィは警戒感なさすぎです。その後先考えない行動力にこれまでどんだけ振り回されたか。しかし現場に敵の姿は無く、トーンの力であっさりバインドを解くとそのまま時計塔の外へ。どうでもいいけどドドリーは五線譜の前だと「高いド」の音符どおりきちんとひっくり返るのだね(笑
てな所へファルセットさんが登場しました。和音ちゃん&スイーツ姫を避難させながら響たちはモジューレを構えて臨戦態勢へ、すると豹変した二人が一瞬で駆け寄り…奪ったモジューレを思いっきり吸って「わおーん、これが響の味。ぺろぺろぺろ!」「奏さんの蜜、甘い…」とレイプ目を赤く輝かせてうっとり(違います。というわけでノイズに操られた二人にモジューレを奪われてしまいました。あらら。

「こんなこともあろうかと、みんなのキュアモジューレをすり替えておいたのよ」
奪ったモジューレを手に勝ち誇るファルセットさんへ仁王立ちのアコ、股越しのアングルはアコの逆転劇を演出しますがなんつー絶景だ(笑。そして再び「すり替え」のネタバラシ、ファルセットさんが手元のモジューレをよく見るとハートマークが入っており…あれ? さっきモジューレを構えた時も奪われた時(モジューレをくわえた二人の画像参照)もハートマークなんて無かったよ? いつの間にかのすり替えに苦言を呈するみなさんへ、前出のアフロディテ様と同じカット割りで「敵を欺くには以下略」と取って付けたような理由をドヤ顔で告げるアコはちょっと面白かった。さすが母子は同じ性格・行動パターンなのか(笑。それにしてもいつの間に? またあそこで和音ちゃんたちに奪われなかったらどうするつもりだったのだろう?
ニセモジューレを掴ませてしめしめでしたが、和音ちゃんたちがノイズに操られている以上状況は何一つ好転していません。開き直ったファルセットさんは正面切って二人を使い、怪光線で威嚇しながらまんまと本物モジューレの奪取に成功です。最初っからこうすりゃ話が早いのに。奪ったモジューレを手にファルセットさんの所へ向かう二人、しかし途中で立ち止まると頭を抱えて苦しみ始め…ノイズの洗脳に自力で打ち勝ってしまった和音ちゃん&スイーツ姫はひょっとしてセイレーンやメフィスト様より強固な意志を持っているんじゃ? いい話なのだろうけど、いいのかこれで? 洗脳を弾き飛ばして倒れた二人の姿がちょっとエロかったので良しとしましょうか。ナンヤソラ。
せっかくのミスリード要員がモジューレを手にしているのだから、ノイズの洗脳に打ち勝った正義の心にモジューレが反応して、一時的にプリキュアになるくらいのサービス(というか救済)が欲しかったなあ。それくらいはっちゃけてくれれば大泉に足を向けて寝ないのに。

「お前たちなどどうなってもいいわ。ノイズ様のためにその身を捧げるのだ!」
二人が倒れて転がったモジューレを拾いに走るハミィ、しかしファルセットさんの攻撃に吹っ飛ばされてモジューレは物陰から見物していたドラトンさんの前へ。この状況にドラトンさんへ命令するファルセットさんの物言いがぶっちゃけすぎててさすがに気の毒でした。「それに触ったらあなたたちは…」と二人を心配して止める響たちとは大違いです。いくら何でもこんな扱いではドラトンさんもやってられんだろう。
とはいえ二人はファルセットさんの命令に逆らえずモジューレへ手を伸ばし、すると指が触れた瞬間に目映い光に包まれ…モジューレの浄化機能がノイズによるクリーチャー化を解いたのか、そこには元の姿に戻った二人が立っていました。きれいなバスドラさん&バリトンさんお久しぶりです。でも耳のアレはそのまんまなんだよね。つまり二人は完全に浄化されたわけではなく、あくまで「理不尽な上司への反抗」としてモジューレを響たちへ投げ渡したのでしょう。「もう我慢ならんわ!」「ファルセットをギャフンと言わせてください!」てなセリフがじつに真に迫っているけれど、その鬱憤晴らしをプリキュアに託すってのはどうなのだろう? ならば返って耳のアレまで外して一時的にでも完全浄化の「いい人」に戻したほうがわかりやすかったような気がする。
その直後にノイズの一声で再びクリーチャー化したドラトンさんvsプリキュアの戦い。もう遊んでいる音符が無いのでネガトーンを作れず、つまり今後戦闘アクションを開幕するためには幹部との直接対決しかないのか。響奏の言葉によって洗脳を解いた和音ちゃんたちと違って、元上司たるセイレーンの言葉ではドラトンさんの洗脳を解けないってのも、大人社会のドライさを暗に示しているようで切ないね。考えすぎか。
第36話にて「パパとは戦えない!」と嘆くミューズを強く優しく導いていたメロディ&リズムはいざ自分の身に降りかかると「バスドラとバリトンは味方してくれた」「そんな二人をただ倒すなんて…」と本気を出せずにKO寸前、「相手を守るために戦う」ことを知っているはずのミューズまでもが同じ理由で倒れています。今回の脚本家は第36話を見ていないのか? そこで4人はクレッシェンドトーンの光に包まれ、第36話の繰り返しみたいなセリフによって立ち上がります。ナニコレ。

立ち上がったプリキュアたちはいつもどおりスイートセッションアンサンブルクレッシェンドで体当たり、するとドラトンさんの赤い光が消え、そのまま浄化されて今度こそ善転びか?と思いきや、ヒットの直前に割り込んだノイズバリアによってゴッドバードが跳ね返されてフィナーレならず。そういや第37話ではファルセットさんにも返されてしまったし、最終レベルの必殺技の割にゴッドバードアタックは結構返されちゃうね。もちろんノイズには効かないだろうし、こんなんで最終決戦は大丈夫なのだろうか? そこで延々と温めているパイプオルガンの出番か。それはともかく跳ね返されて地面へ叩き付けられたメロディの二の腕が妙に色っぽい。やはりノースリーブから伸びる肩・脇・二の腕は良いものです。
結局ドラトンさんはクリーチャー姿のまま、いつの間にか加わっているノイズと共に「今日の所は見逃してやる」と池乃めだかみたいな捨て台詞を真顔で残して去っていくファルセットさん&ノイズ軍団。吉本新喜劇かよ!(笑。今回メインのドラトンさんへメロディからお礼の声、しかし二人はヒールに戻ってそのまま飛び立ってしまいました。この時のメロディの悲しそうな寂しそうな表情変化が切なかった。二人と笑顔のまま話せる日が来るといいね。
真の意味で最後の音符、不幸のメロディー完成を阻止する最後の砦を任された4人はモジューレを手に各々の表情を見せます。はたして4人はその重責を果たすことができるのか?

と思ったら次回予告のサブタイトルですっかりネタバレしてて笑った。そりゃ無いよ。短い予告でもアピール度十二分だったアクションの凄い作画を楽しみにしときましょう。メフィスト様の夫婦善哉アタックをTVでも見られるか!? チラっと見ただけで「その道」の人が多数参加していそうです。

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ドラトンさんの上司反逆回でした。あらら。

ラスト1つの音符をノイズに取られてさあ大変!な前回ラストから今回は楽譜完成!? 前回見せた完成寸前の楽譜は三連符の1つが抜け、そこからさんざん「最後の1つ」と強調してきたはずなのに、今回ファルセットさんが楽譜へ落とした音符はずいぶんたくさんありますよ? どうなってんのこれ? 最後の1つを三連符の例の場所へ収めるだけで良かったのに…ひょっとして今回の脚本家はここまでの流れを知らないのか?
それはともかく音符が全て揃ったはずの楽譜は何故か完成しませんでした。譜面からト音記号が4つ浮き上がると消えてしまってまたしても未完成譜面へ。こんなこともあろうかとアフロディテ様がニセモノとすり替えておいたト音記号の本物は各プリキュアが持つ「ハートのト音記号」たるモジューレでありました。これが音符を全て奪われても余裕のよっちゃんだったアフロディテ様の根拠、つまりモジューレを奪われない限り楽譜は完成しないのです。なるほど。
とはいえ音符が全て放出された第一話の直後に、地上へ疎開していたアコはムネからモジューレが現れてミューズになったはずなのにいったいいつの間にすり替えたのか? そもそも「ハートのト音記号」自体がプリキュアのハーモニーパワーの現れであって、楽譜を構成する記号とは別物なのでは? ト音記号すり替えのアイデア自体は面白いし、プリキュアであまり細かい事を言うても仕方ないけれどもう少し説得力が欲しかったな。
この一連シーンにて久しぶりに映ったメイジャーランドの様子に私は愕然。これまでさんざん「ノイズ=メフィスト様憑依説」を唱えてきたのですが、セリフも無くアフロディテ様の後を見切れるメフィスト様…メフィスト様普通にいるじゃねえか!(笑。彼がここに存在するということはノイズと無関係なわけで、つまりノイズのカラーリングはアコを油断させるため親近感ある配色を使ったってだけなのか。ううむ、久しぶりに派手に空振りしてしまったなあ(笑

さてドラトンの二人はファルセットさんに毒づきながらもモジューレ奪取計画に励みます。落とし穴を掘ってその隙に奪うって…予告で見せた道路工事風景はこれでしたか。アホかと。バスドラさんってば何故いきなりこんな残念な人になっちゃったの? そりゃアコも「かわいそうな子」を見る目になっちゃいます。
アコにツッコまれて「僕たちは温泉を掘っているんだよ!」てな言い訳も明後日すぎて笑うタイミングが掴めない。ただその後にバスドラさんが見た夢(?)、ドラトン温泉の表彰で目の幅涙を流す様子は「誰かから認められたい、褒められたい」というバスドラさんの深層が窺えましたね。特に最近はファルセットさんから頭ごなしにコキ使われ、努力しても報われないコマ扱いの日々でしたから。

続いてバリトンさんの作戦へ。こちらもまた誘拐対象の自宅へ玄関から正面切ってオムカエデゴンスとは無理すぎてどうにも。その残念な計画はドアを開けたアコにあっさり見抜かれ…巨大な図体で玄関へ入れないってのはバカすぎてちょっと笑った。結局「お魚くわえたドラネコ追っかけて裸足で駆けてく愉快なドラトンさん」はあっさり撃退というか完全スルーされてこの計画もポシャってしまいました。人質を取ってモジューレを奪う手法は今回後半そして次回でも使われますが、人質作戦をするにドラトンさんは人が良すぎた?
そんなドラトンさんのポンコツ作戦を見かねたファルセットさんが降臨。ここでもバスドラさんは「行くなら最初っから行けっつーの」と上司に対する不満ダラダラの様子を見せ…てな具合に今回はドラトンさんの人間味(?)をチラ見せするカットを重ね、後半での一瞬善転びの布石を蒔いています。

後半は和音ちゃん&スイーツ姫の出番です。ラッキースプーンのテラスでダベる4人の所へ息せき切ってやってきた和音ちゃんはスイーツ姫のピンチを知らせ、和音ちゃんに案内されるままいつもの時計塔へ走ると五線譜バインドに捕まったスイーツ姫を発見! 一応周囲の様子を伺うエレンに対しおもむろに飛び出してフェアリートーンを飛ばすハミィは警戒感なさすぎです。その後先考えない行動力にこれまでどんだけ振り回されたか。しかし現場に敵の姿は無く、トーンの力であっさりバインドを解くとそのまま時計塔の外へ。どうでもいいけどドドリーは五線譜の前だと「高いド」の音符どおりきちんとひっくり返るのだね(笑
てな所へファルセットさんが登場しました。和音ちゃん&スイーツ姫を避難させながら響たちはモジューレを構えて臨戦態勢へ、すると豹変した二人が一瞬で駆け寄り…奪ったモジューレを思いっきり吸って「わおーん、これが響の味。ぺろぺろぺろ!」「奏さんの蜜、甘い…」とレイプ目を赤く輝かせてうっとり(違います。というわけでノイズに操られた二人にモジューレを奪われてしまいました。あらら。

「こんなこともあろうかと、みんなのキュアモジューレをすり替えておいたのよ」
奪ったモジューレを手に勝ち誇るファルセットさんへ仁王立ちのアコ、股越しのアングルはアコの逆転劇を演出しますがなんつー絶景だ(笑。そして再び「すり替え」のネタバラシ、ファルセットさんが手元のモジューレをよく見るとハートマークが入っており…あれ? さっきモジューレを構えた時も奪われた時(モジューレをくわえた二人の画像参照)もハートマークなんて無かったよ? いつの間にかのすり替えに苦言を呈するみなさんへ、前出のアフロディテ様と同じカット割りで「敵を欺くには以下略」と取って付けたような理由をドヤ顔で告げるアコはちょっと面白かった。さすが母子は同じ性格・行動パターンなのか(笑。それにしてもいつの間に? またあそこで和音ちゃんたちに奪われなかったらどうするつもりだったのだろう?
ニセモジューレを掴ませてしめしめでしたが、和音ちゃんたちがノイズに操られている以上状況は何一つ好転していません。開き直ったファルセットさんは正面切って二人を使い、怪光線で威嚇しながらまんまと本物モジューレの奪取に成功です。最初っからこうすりゃ話が早いのに。奪ったモジューレを手にファルセットさんの所へ向かう二人、しかし途中で立ち止まると頭を抱えて苦しみ始め…ノイズの洗脳に自力で打ち勝ってしまった和音ちゃん&スイーツ姫はひょっとしてセイレーンやメフィスト様より強固な意志を持っているんじゃ? いい話なのだろうけど、いいのかこれで? 洗脳を弾き飛ばして倒れた二人の姿がちょっとエロかったので良しとしましょうか。ナンヤソラ。
せっかくのミスリード要員がモジューレを手にしているのだから、ノイズの洗脳に打ち勝った正義の心にモジューレが反応して、一時的にプリキュアになるくらいのサービス(というか救済)が欲しかったなあ。それくらいはっちゃけてくれれば大泉に足を向けて寝ないのに。

「お前たちなどどうなってもいいわ。ノイズ様のためにその身を捧げるのだ!」
二人が倒れて転がったモジューレを拾いに走るハミィ、しかしファルセットさんの攻撃に吹っ飛ばされてモジューレは物陰から見物していたドラトンさんの前へ。この状況にドラトンさんへ命令するファルセットさんの物言いがぶっちゃけすぎててさすがに気の毒でした。「それに触ったらあなたたちは…」と二人を心配して止める響たちとは大違いです。いくら何でもこんな扱いではドラトンさんもやってられんだろう。
とはいえ二人はファルセットさんの命令に逆らえずモジューレへ手を伸ばし、すると指が触れた瞬間に目映い光に包まれ…モジューレの浄化機能がノイズによるクリーチャー化を解いたのか、そこには元の姿に戻った二人が立っていました。きれいなバスドラさん&バリトンさんお久しぶりです。でも耳のアレはそのまんまなんだよね。つまり二人は完全に浄化されたわけではなく、あくまで「理不尽な上司への反抗」としてモジューレを響たちへ投げ渡したのでしょう。「もう我慢ならんわ!」「ファルセットをギャフンと言わせてください!」てなセリフがじつに真に迫っているけれど、その鬱憤晴らしをプリキュアに託すってのはどうなのだろう? ならば返って耳のアレまで外して一時的にでも完全浄化の「いい人」に戻したほうがわかりやすかったような気がする。
その直後にノイズの一声で再びクリーチャー化したドラトンさんvsプリキュアの戦い。もう遊んでいる音符が無いのでネガトーンを作れず、つまり今後戦闘アクションを開幕するためには幹部との直接対決しかないのか。響奏の言葉によって洗脳を解いた和音ちゃんたちと違って、元上司たるセイレーンの言葉ではドラトンさんの洗脳を解けないってのも、大人社会のドライさを暗に示しているようで切ないね。考えすぎか。
第36話にて「パパとは戦えない!」と嘆くミューズを強く優しく導いていたメロディ&リズムはいざ自分の身に降りかかると「バスドラとバリトンは味方してくれた」「そんな二人をただ倒すなんて…」と本気を出せずにKO寸前、「相手を守るために戦う」ことを知っているはずのミューズまでもが同じ理由で倒れています。今回の脚本家は第36話を見ていないのか? そこで4人はクレッシェンドトーンの光に包まれ、第36話の繰り返しみたいなセリフによって立ち上がります。ナニコレ。

立ち上がったプリキュアたちはいつもどおりスイートセッションアンサンブルクレッシェンドで体当たり、するとドラトンさんの赤い光が消え、そのまま浄化されて今度こそ善転びか?と思いきや、ヒットの直前に割り込んだノイズバリアによってゴッドバードが跳ね返されてフィナーレならず。そういや第37話ではファルセットさんにも返されてしまったし、最終レベルの必殺技の割にゴッドバードアタックは結構返されちゃうね。もちろんノイズには効かないだろうし、こんなんで最終決戦は大丈夫なのだろうか? そこで延々と温めているパイプオルガンの出番か。それはともかく跳ね返されて地面へ叩き付けられたメロディの二の腕が妙に色っぽい。やはりノースリーブから伸びる肩・脇・二の腕は良いものです。
結局ドラトンさんはクリーチャー姿のまま、いつの間にか加わっているノイズと共に「今日の所は見逃してやる」と池乃めだかみたいな捨て台詞を真顔で残して去っていくファルセットさん&ノイズ軍団。吉本新喜劇かよ!(笑。今回メインのドラトンさんへメロディからお礼の声、しかし二人はヒールに戻ってそのまま飛び立ってしまいました。この時のメロディの悲しそうな寂しそうな表情変化が切なかった。二人と笑顔のまま話せる日が来るといいね。
真の意味で最後の音符、不幸のメロディー完成を阻止する最後の砦を任された4人はモジューレを手に各々の表情を見せます。はたして4人はその重責を果たすことができるのか?

と思ったら次回予告のサブタイトルですっかりネタバレしてて笑った。そりゃ無いよ。短い予告でもアピール度十二分だったアクションの凄い作画を楽しみにしときましょう。メフィスト様の夫婦善哉アタックをTVでも見られるか!? チラっと見ただけで「その道」の人が多数参加していそうです。

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