2011-12-13(Tue)
侵略!?イカ娘 #10 焼かなイカ!?/護らなイカ!?/寒くなイカ!?
「イカちゃん! 寝ちゃダメ!」

イカ娘、猛暑日の冬山で死す!?

Aパートは原作第160話「焼肉じゃなイカ?」から。肉欲を止められない相沢家女性陣(誤解を招く表現)に圧倒されるたけるの悲哀と大逆転、もとい、女性陣の焼肉を巡る勢いに呑まれたたけるが「残り物の福」を掴むお話です。
相沢家の今日の晩ご飯は焼肉。ホットプレートを前にたけるはワクワクしていますが彼の出番はとりあえずここまで。間もなく始まる焼肉争奪戦では絶妙なカメラアングルにてたけるを一切映しません。これは争奪戦に於いてのたけるのカヤの外っぷり、ひいては肉に群がる女性陣の意識から「たけるが消えている」ことを表現しているのでしょう。
イカ娘は触手を駆使して肉を食べまくり、一方の千鶴姉さんも凄い量を食べる。そんな二人を相手にどうにか肉を食らわんと策を巡らせては溺れる栄子。何を言われてもマイペースを崩さないイカ娘、いつもどおり目を閉じたまま黙々と食べる千鶴姉さんに対し、いちいち表情豊かな栄子が面白い。
焼肉の煙にむせたクシャミでイカスミをぶちまけられても表情一つ変えずに「この味付けはアリね」と箸を止めない千鶴姉さんは逞しすぎる! でもイカ娘が吐いたイカスミスパゲティと同じと言えばそうなんだよね。まあアレとて作っている所を見たら普通は食えないだろうけど(笑。千鶴姉さんに勧められるまま試食の栄子はその美味にいきなり美少女化、そういや以前もそんな描写があったっけ。
さてイカスミ焼肉にすら動じなかった千鶴姉さんが最後の最後で表情を変えます。たらふく肉を食べた後のシメの一皿に超高級肉を差し出した千鶴姉さんは既に満腹のイカ娘&栄子にしめしめと独り占めの算段でしたが…このタイミングで冒頭からハブられていたたけるが登場、たけるの存在を完全に忘れていた申し訳無さにさすがの千鶴姉さんも動揺を隠せません。あははは。酷いよ姉さん! そんな胸中など露知らず超高級肉を独占できて無邪気に喜ぶたけると、そんなたけるを苦しい笑顔で囲む三人の対比が切ない(笑

Bパートは原作第178話「護身術じゃなイカ?」から。かわいい上におとなしい鮎美ちゃんは男に狙われまくり、このままでは大変なことになるかも!? というわけでいざという時のために護身術を習うことになってのドタバタ。
店内で栄子と話す鮎美ちゃんの隙をイカ娘の触手が襲う! びっくりして跳ね上がる鮎美ちゃんのムネがぽよよん!と揺れる一瞬にスタッフの拘りを感じますね(笑。アニメ二期はムネがよく揺れます。れもんTシャツよりビキニ姿で接客すれば客入り20倍だろうに…そういやニセイカ娘騒動以来鮎美ちゃんの水着姿って見てないかも?
鮎美ちゃんへ護身術を教授するのはもちろん人型決戦兵器たる千鶴姉さんです。軽い笑顔で「相手の急所を突くには…」「相手の殺気を感じ取る所から…」と素人娘相手の護身術指導にしてはいきなりハードルが高すぎます。そしてお手本のための暴漢役を…その瞬間に全力拒否の二人はさすがよくわかってらっしゃる(笑
というわけで暴漢役を悟郎に頼むことになりました。「そんなの正義の道に反する!」と最初は渋っていた悟郎が千鶴姉さんの笑顔にコロッと流され、下心丸出しのニヤけた表情はコロッと転がされる。あははは! まあ手刀一閃で体重計を真っ二つにしちゃう人、ダイエットのジョギングで熱海まで楽に往復しちゃう人ですから悟郎など赤子の手を捻るようなものでしょう。

「私たちみたいな普通の女の子でも大きな相手を倒す事ができるの」
「普通の…女の子?」
千鶴姉さんのこのセリフには誰しもツッコミを抑えられないよねえ。これは原作と同じネタなのだけれど、アニメではイカ娘&栄子のツッコミに目を開く姉さんのカットを加えて破壊力を増していました。こええよ!
そして悟郎相手にお手本を見せながら鮎美ちゃんへ護身術指南へ。原作では1コマで描かれるこのシーンをアニメでは延々と、一方的にボコられる悟郎の体が心配なれど…嬉しそうな顔をしているので問題ありません(笑。とはいえ股間膝蹴りはキッツイ、天高く投げ飛ばされて砂浜へ突き刺さるのもキッツイなあ。これで死なない悟郎はさすがライフセーバーで鍛えているだけのことはあります。
その後の鮎美ちゃんを見ればこの訓練は有意義だったようで、悟郎の犠牲も無駄ではなかったということか。体はボロボロになっても、千鶴姉さんに看病されて嬉しい悟郎はじつに幸せな人です。いろんな意味で。

Cパートは原作第171話「寒くなイカ?」と原作第3巻巻末オマケの「侵略!イカ娘 in Winter」のミックス。猛暑にうだるれもんに客は来ず、それどころかあまりの暑さにビーチにも人がいません。これでは店を開けていても仕方がない…てなところへ登場した三バカの秘密兵器。
内蔵電池で動く超強力冷房装置を入れると店内は春先のような心地よさへ、しかし店内だけ快適にしても無人のビーチから客は来ません。もっと涼しさをアピールしないと! というわけで冷房をどんどん強めたれもんは、通りを歩く清美たちすら涼しさを感じるほどの冷気を発し…屋根に雪が積もってるよ! 暑さにあえぐ猛暑日にこの風景はそりゃ驚くだろう(笑
ここからネタが「侵略!イカ娘 in Winter」へ切り替わるのですが、原作では自然の冬なのに対し、猛暑日話から風景を一気に真冬へ持っていくため三バカによる「超強力人工雪製造器」がアニメオリジナルで追加されています。かなり力技だけれど意外と上手く繋がっていたかも? 365日常夏のイカ娘ワールドにて冬の描写は本編には無く、つまり冬服のイカ娘は結構レアだったりします。帽子にコートに黒タイツのイカ娘かわいい! ちなみに原作コミックスでは番外のオマケまんがでいろんな季節が描かれているので興味がある方はぜひどうぞ。
イカ娘作の巨大雪だるまは触手の目鼻がじつにキモい! うねうね動くキモい描写はアニメならではですね(笑

雪で覆われたビーチを鼻水たらして歩くシンディー。猛暑日のせいでいつも羽織っているパーカーを着ていないシンディーは異常気象(?)に震え…パーカーなしのビキニ姿はスタイルの良さを際立たせていますね。できればいつもそのスタイルで登場してください。または普段着+メガネで。
巨大雪だるま転じてかまくらの中で鍋をつつくみなさん。何だか今回は食ってばっかだなあ(笑。千鶴姉さん太るよ。そうこうしているうちに外は吹雪に! このままでは遭難してしまう! というわけで視界ゼロの猛吹雪の中をれもんへ向けて雪中行軍のみなさん…天は我々を見放した! 雪面へバタリと倒れたイカ娘へ「寝ちゃダメ!」のお約束から、ようやく辿り着いたれもんにて暖房モードに一息。猛暑日の中で人工吹雪から逃れて暖房に助けられるってのはシュール絵図のようで、じつは「効きすぎた冷房に震えて膝掛けを手放せない今どきのオフィス風景」への皮肉なのかもしれません。今年の夏は節電のためどこも冷房控えめだったけれど、これを返って歓迎した女性(というか冷房が苦手な人)も多かったのでは?
てな所へ現れた早苗。あの猛吹雪の中をそんな薄着で!? さすが早苗は普通の人と作りが違う!? と思いきや、外は普通に猛暑日へ戻っていました。制御装置が壊れて猛吹雪を起こした超強力人工雪製造器は、コントロール不能となってどこかへ飛んでいってしまったようです。するとあれほど恨めしげだった猛暑日の炎天へ飛び出していくみなさん、やはりイカ娘は真夏に限ります。
どこかへ飛んでいった超強力人工雪製造器の現在地を伝えるニュースでオチ。またこの子か(笑

今回のEDネタは雪に覆われたビーチを歩くイカ娘と、今も飛び続ける超強力人工雪製造器でした。ラストの振り返りカットも冬服モードです。そういや今回OPのコスプレゾーン(?)でも冬服を披露していました。かわいい!

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イカ娘、猛暑日の冬山で死す!?

Aパートは原作第160話「焼肉じゃなイカ?」から。肉欲を止められない相沢家女性陣(誤解を招く表現)に圧倒されるたけるの悲哀と大逆転、もとい、女性陣の焼肉を巡る勢いに呑まれたたけるが「残り物の福」を掴むお話です。
相沢家の今日の晩ご飯は焼肉。ホットプレートを前にたけるはワクワクしていますが彼の出番はとりあえずここまで。間もなく始まる焼肉争奪戦では絶妙なカメラアングルにてたけるを一切映しません。これは争奪戦に於いてのたけるのカヤの外っぷり、ひいては肉に群がる女性陣の意識から「たけるが消えている」ことを表現しているのでしょう。
イカ娘は触手を駆使して肉を食べまくり、一方の千鶴姉さんも凄い量を食べる。そんな二人を相手にどうにか肉を食らわんと策を巡らせては溺れる栄子。何を言われてもマイペースを崩さないイカ娘、いつもどおり目を閉じたまま黙々と食べる千鶴姉さんに対し、いちいち表情豊かな栄子が面白い。
焼肉の煙にむせたクシャミでイカスミをぶちまけられても表情一つ変えずに「この味付けはアリね」と箸を止めない千鶴姉さんは逞しすぎる! でもイカ娘が吐いたイカスミスパゲティと同じと言えばそうなんだよね。まあアレとて作っている所を見たら普通は食えないだろうけど(笑。千鶴姉さんに勧められるまま試食の栄子はその美味にいきなり美少女化、そういや以前もそんな描写があったっけ。
さてイカスミ焼肉にすら動じなかった千鶴姉さんが最後の最後で表情を変えます。たらふく肉を食べた後のシメの一皿に超高級肉を差し出した千鶴姉さんは既に満腹のイカ娘&栄子にしめしめと独り占めの算段でしたが…このタイミングで冒頭からハブられていたたけるが登場、たけるの存在を完全に忘れていた申し訳無さにさすがの千鶴姉さんも動揺を隠せません。あははは。酷いよ姉さん! そんな胸中など露知らず超高級肉を独占できて無邪気に喜ぶたけると、そんなたけるを苦しい笑顔で囲む三人の対比が切ない(笑

Bパートは原作第178話「護身術じゃなイカ?」から。かわいい上におとなしい鮎美ちゃんは男に狙われまくり、このままでは大変なことになるかも!? というわけでいざという時のために護身術を習うことになってのドタバタ。
店内で栄子と話す鮎美ちゃんの隙をイカ娘の触手が襲う! びっくりして跳ね上がる鮎美ちゃんのムネがぽよよん!と揺れる一瞬にスタッフの拘りを感じますね(笑。アニメ二期はムネがよく揺れます。れもんTシャツよりビキニ姿で接客すれば客入り20倍だろうに…そういやニセイカ娘騒動以来鮎美ちゃんの水着姿って見てないかも?
鮎美ちゃんへ護身術を教授するのはもちろん人型決戦兵器たる千鶴姉さんです。軽い笑顔で「相手の急所を突くには…」「相手の殺気を感じ取る所から…」と素人娘相手の護身術指導にしてはいきなりハードルが高すぎます。そしてお手本のための暴漢役を…その瞬間に全力拒否の二人はさすがよくわかってらっしゃる(笑
というわけで暴漢役を悟郎に頼むことになりました。「そんなの正義の道に反する!」と最初は渋っていた悟郎が千鶴姉さんの笑顔にコロッと流され、下心丸出しのニヤけた表情はコロッと転がされる。あははは! まあ手刀一閃で体重計を真っ二つにしちゃう人、ダイエットのジョギングで熱海まで楽に往復しちゃう人ですから悟郎など赤子の手を捻るようなものでしょう。

「私たちみたいな普通の女の子でも大きな相手を倒す事ができるの」
「普通の…女の子?」
千鶴姉さんのこのセリフには誰しもツッコミを抑えられないよねえ。これは原作と同じネタなのだけれど、アニメではイカ娘&栄子のツッコミに目を開く姉さんのカットを加えて破壊力を増していました。こええよ!
そして悟郎相手にお手本を見せながら鮎美ちゃんへ護身術指南へ。原作では1コマで描かれるこのシーンをアニメでは延々と、一方的にボコられる悟郎の体が心配なれど…嬉しそうな顔をしているので問題ありません(笑。とはいえ股間膝蹴りはキッツイ、天高く投げ飛ばされて砂浜へ突き刺さるのもキッツイなあ。これで死なない悟郎はさすがライフセーバーで鍛えているだけのことはあります。
その後の鮎美ちゃんを見ればこの訓練は有意義だったようで、悟郎の犠牲も無駄ではなかったということか。体はボロボロになっても、千鶴姉さんに看病されて嬉しい悟郎はじつに幸せな人です。いろんな意味で。

Cパートは原作第171話「寒くなイカ?」と原作第3巻巻末オマケの「侵略!イカ娘 in Winter」のミックス。猛暑にうだるれもんに客は来ず、それどころかあまりの暑さにビーチにも人がいません。これでは店を開けていても仕方がない…てなところへ登場した三バカの秘密兵器。
内蔵電池で動く超強力冷房装置を入れると店内は春先のような心地よさへ、しかし店内だけ快適にしても無人のビーチから客は来ません。もっと涼しさをアピールしないと! というわけで冷房をどんどん強めたれもんは、通りを歩く清美たちすら涼しさを感じるほどの冷気を発し…屋根に雪が積もってるよ! 暑さにあえぐ猛暑日にこの風景はそりゃ驚くだろう(笑
ここからネタが「侵略!イカ娘 in Winter」へ切り替わるのですが、原作では自然の冬なのに対し、猛暑日話から風景を一気に真冬へ持っていくため三バカによる「超強力人工雪製造器」がアニメオリジナルで追加されています。かなり力技だけれど意外と上手く繋がっていたかも? 365日常夏のイカ娘ワールドにて冬の描写は本編には無く、つまり冬服のイカ娘は結構レアだったりします。帽子にコートに黒タイツのイカ娘かわいい! ちなみに原作コミックスでは番外のオマケまんがでいろんな季節が描かれているので興味がある方はぜひどうぞ。
イカ娘作の巨大雪だるまは触手の目鼻がじつにキモい! うねうね動くキモい描写はアニメならではですね(笑

雪で覆われたビーチを鼻水たらして歩くシンディー。猛暑日のせいでいつも羽織っているパーカーを着ていないシンディーは異常気象(?)に震え…パーカーなしのビキニ姿はスタイルの良さを際立たせていますね。できればいつもそのスタイルで登場してください。または普段着+メガネで。
巨大雪だるま転じてかまくらの中で鍋をつつくみなさん。何だか今回は食ってばっかだなあ(笑。千鶴姉さん太るよ。そうこうしているうちに外は吹雪に! このままでは遭難してしまう! というわけで視界ゼロの猛吹雪の中をれもんへ向けて雪中行軍のみなさん…天は我々を見放した! 雪面へバタリと倒れたイカ娘へ「寝ちゃダメ!」のお約束から、ようやく辿り着いたれもんにて暖房モードに一息。猛暑日の中で人工吹雪から逃れて暖房に助けられるってのはシュール絵図のようで、じつは「効きすぎた冷房に震えて膝掛けを手放せない今どきのオフィス風景」への皮肉なのかもしれません。今年の夏は節電のためどこも冷房控えめだったけれど、これを返って歓迎した女性(というか冷房が苦手な人)も多かったのでは?
てな所へ現れた早苗。あの猛吹雪の中をそんな薄着で!? さすが早苗は普通の人と作りが違う!? と思いきや、外は普通に猛暑日へ戻っていました。制御装置が壊れて猛吹雪を起こした超強力人工雪製造器は、コントロール不能となってどこかへ飛んでいってしまったようです。するとあれほど恨めしげだった猛暑日の炎天へ飛び出していくみなさん、やはりイカ娘は真夏に限ります。
どこかへ飛んでいった超強力人工雪製造器の現在地を伝えるニュースでオチ。またこの子か(笑

今回のEDネタは雪に覆われたビーチを歩くイカ娘と、今も飛び続ける超強力人工雪製造器でした。ラストの振り返りカットも冬服モードです。そういや今回OPのコスプレゾーン(?)でも冬服を披露していました。かわいい!

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