2011-12-23(Fri)
THE IDOLM@STER #25 みんなと、いっしょに!
みんな揃ってニューイヤーライブのステージへ!

本作らしい最終回でした。

時間はサッと進んでニューイヤーライブ当日の朝、今だ入院中のP氏を見舞う小鳥さんがすっかり奥さんと見間違えるほどの貫禄であります。ぐぬぬ。しかしいくら社長が現場入りしているからと言って病室で呑気にリンゴ剥いてる場合じゃないだろう?(笑。ここでP氏は小鳥さんへ何やらお願い…まあお日柄を考えれば何を頼んだのか丸わかりです。
その頃ライブ会場(モデルはパシフィコ横浜 国立大ホール?)のリハ室では本番を控えてドキワクのみなさん、そんな中で兄chanが恋しい響をからかう亜美真美は何やら謎の衣装ケース(謎でも何でもねえ(笑)を抱えて律子へニヤマリ…これはわかりやすい律子参戦フラグでした。まあ最終回ってことでそういうサプライズもアリでしょう。なーんて賑わいから外れて楽屋で水分補給の春香さん&美希。大ステージへの緊張で喉が渇く? 春香さんはともかく美希はそんなタマじゃないか(笑
「みんなと同じステージに立つ時が一番楽しい。ファンのみんながいて、765プロのみんながいる。私はこの瞬間が一番『アイドルなんだ』って思う」
以前の会話(第21話ラスト)にて「アイドルとは何か」について明確な答えを持っていなかった春香さんは先の騒動で答えを見つけたようです。みんなが売れてバラバラになってしまう寂しさと一緒にいたいという葛藤の答えは「みんなとの絆」を再認識することで解消され、つまりこの後さらに売れて会えない日々が続いても「心が繋がっていれば大丈夫」と思えるようになったのでしょう。だからみんなと一緒の今を精一杯楽しみたい、そんな前向きな思いが窺える春香さんの笑顔は以前より輝いていますね。よかったよかった。二人の会話を黙って聞いてた千早も一安心…ついこないだまでキミが最も不安定だったのに(笑

社長の招集で本番直前の気合い入れ。P氏の不在はわかっちゃいるけど社長から改めて言われちゃうと曇ってしまう春香さん…奈落落下事故に関する春香さんの精神的ダメージはあまり描かれませんでしたがもちろん気にしているのだなあ。するとそこへ車椅子のP氏が登場、小鳥さんってばいよいよP氏の嫁すぎてナントモ。ぐぬぬ。外出許可云々の話は車椅子を使っている時点でどうなの?と思うけれどいちいちツッコむのは野暮か(笑。揃って出迎えのみなさんへ一人一人声を掛けるP氏を見ていると「いよいよラストライブなのだなあ」と見ているこっちも感慨ががが。
そして本番直前の会場風景。各メンバー個別の巨大パネルや各々への花輪、プレゼントでいっぱいになったボックスなどなど1stライブの時と比べるとお客さんからの反応・扱いも天地の差です。わかりやすい対比なのだけれどこれもまた見ていて感慨深いものがありますね。

ついに始まったニューイヤーライブの映像はさすが最終回の見せ場だけあって気合十二分でした。曲は「READY!!&CHANGE!!!! SPECIAL EDITION」ってことで前期後期のOP曲のスペシャルミックス。前期OP映像からの流用も多かったけれど、逆にこの「最高潮のライブ映像の見どころを先行公開していた」と考えればそれもまた良し。
冒頭のやよいのアップからして動きの気合が違い、曲が始まってからもアイドルたちの振り付けをこれでもかの勢いでぬるぬる動かしてました。手足の動きはもちろん、髪の流れやはじけ飛ぶ汗の描写も凄い。そしてこのステージを全力で楽しんでいる彼女たちの笑顔も素晴らしかった。ウインクが多いのはかわいさの演出、というかプリキュアオールスターズのダンスライブ裏話でも語られていたけれど、我が娘(?)を少しでもかわいく描いてあげたい作画マンの親心か。とはいえみんなウインクしすぎですよ(笑

アニメならではの自由なカメラアングルも凄かった。ステージ上段からぐるっと回って大階段をナメた後に伊織のウインクはさぶいぼ立ったよ。こういう自在なカメラワークは見ていて楽しいけれど、ちょっと力技すぎたか背景からキャラが若干浮いて見えてしまったのが惜しまれます。この辺はBD収録の際に修正入るかな?
お客さんの声援に応えるようにステージのみんなも大盛り上がり、サイリウムの光と、紙吹雪と、彼女たちが飛び散らせる汗がキラキラのステージを盛り上げまくっていました。あの千早もウインクで答えますよ! 前期OPで最も盛り上がるパートはステージの流れの中で見るとこれまたさぶいぼ。

「後の人もちゃんと見えてるからねー!」
「3階の人たちもちゃんと見えてるからねー!」
Bパートは曲間のMCから。子供の頃に行ったアイドルコンサートで聞いたこの言葉を、春香さんはこの大ステージで言いたかったんだろうなあ。そしてこのセリフを聞いた小さい女の子がまたアイドルを目指すことになるのかもしれません。
マイクを回して短いMCの後にサプライズゲストの発表です。この亜美の表情がいいな(笑。そのゲストとはもちろん「竜宮小町のプロデューサー兼アイドル」のあの人、楽屋の家庭用ビデオに向かっておかんむりの律子はまさかその表情が会場のメインモニタに大写しになっているとは思いますまい(笑。あずささんも美希も千早も既定事項のように律子を誘い…楽屋のP氏にも勧められて渋々(?)ステージへ向かう律子がかわいい。これがステージの魔力なのか。

律子が加わってのライブシーン2曲目、早くもラストナンバーは新曲の「いつまでも、どこまでも」。ステージのロングショットから今度はどんなステージを!? と期待したのも束の間、始まった映像はこれまでの道程というか、各アイドルの活躍を振り返るダイジェスト映像でした。これを手抜きと見るか最終回らしい総括と見るかは微妙な所だけれど、せっかくのステージなのだからアイドルたちのライブ映像を見たかったなあ。
まさか1曲丸ごとダイジェストか?と思ったら途中からイメージ映像(?)へ。みんなの思いが一つの種となり、伸びた木に集って歌うアイドルたちが無数の光を見るとそれは客席のサイリウムに変わる。彼女たちの思いが伝わってくる、曲調に合った優しく美しい映像でした。

季節は変わって桜の頃、P氏がようやく退院してきたようです。これまた小鳥さんの付き添いで! ぐぬぬ。ということはやはり全治三ヶ月くらいだったのだね。あの奈落へ落ちたのに三ヶ月で元気になるとは超ラッキーな人です。なかなか全員集まれないはずのアイドルたちが何故か勢揃いしているのはご愛敬ってことで。その後のお花見にもみんなして出掛けている辺り、P氏の出所祝いを兼ねてみんなでスケジュールの都合を付けたのだろうか。お花見の奇跡?
それはともかく「生っすか」の2期や例のミュージカルの全国公演の話を全然知らなかったP氏は…小鳥さんもマメに見舞いに行ってるんだからそれくらい報告してあげればよかったのに。出てきてからのサプライズ的意味もあるのかもだけれど、P氏は一応それが仕事なのだから。
さらにサプライズの事務所移転話。ドヤ顔で話す重鎮二名が見せたパンフは格安のオフィスビル物件、いかにも怪しい…と思ったらやっぱり961氏関連でした。最後の最後でまたやらかすか!?(笑。それにしてもこれだけの売れっ子を12人も抱える事務所が移転費用だけで金庫スッカラカンって、いったいどんだけ放漫経営なのか。相変わらずスタッフもP氏・律子・小鳥さんだけで回しているみたいだし、社長はもう少し運営状態を改善したほうがいいと思う。

そして最後のED曲は「いっしょ」。みんな一緒のお花見風景はじつに楽しげです。キツキツのスケジュールから一瞬抜け出して得た貴重な時間を全力で楽しんでいる様子は見ていてほっこりしてしまいますね。ああみんなかわいい。伊織のお重に目がハートのやよいは相変わらず飢えているのか。結構稼いでいるだろうに。酒飲んでメートル上げてるあずささんは相変わらずですね(笑
飲み物が切れるとお買い物に自ら出掛ける春香さんはここでも気遣いの人だなあ。そんな春香さんへお金を渡す段にて件の財布を取り出すP氏、クリスマスに渡しそびれたプレゼントは出所祝いとして無事に渡せたようです。それはともかくブルーシートに座る美希の脚ががが! このミニスカで直座りとは策士やのう。
プレゼントの財布を使ってくれていることに気付いて照れる春香さんかわいい! それが悔しくて膨れる美希もかわいい! 本当にそういう意味の「ハニー」だったのか。そして美希の言葉にあわあわ顔の春香さんがさらに倍! 最後の最後にこんなニマニマを持ってくるとは…本当に今日はいい日だねえ。
その後EDではジュピターや961氏の様子、さらにインタビューを受けている愛ちゃんたち(DS組)の様子など最終回らしいサービスカットが続き、765プロのみなさんが揃って記念写真でキレイな締め。「またね」と書かれたラストカットはまさか二期の予告?
というわけで半年2クールに渡った「THE IDOLM@STER」は今回でオシマイ、レビューもこれにて終了です。半年なんてあっと言う間だねえ。私的には「アイドルの卵たちが成長過程に見せるドタバタ劇」を見られれば良かったのだけれど、始まってみればその期待は少々外れて、正直言って微妙な話も多々ありました。特にジュピター関連はほとんど利がなかったような感じ。ある意味もったいないキャラでしたね。765プロの正当なライバルとして活躍させてあげたかった。
また25話で12人(13人?14人?)ものキャラを描くという時点で各キャラの描写が薄味になるのは予想できましたが、それにしても一部を除いて薄味すぎて、割を食っちゃった子が多かったような気がします。やよいや雪歩なんて担当回以外ほとんど空気でしたし。私はそれなりに各キャラの個性を知っていて見ていたからまだいいですが、完全白紙状態から見始めた人は春香さん・美希・千早くらいしか覚えていないんじゃ?…そもそもそういう人は見てないか(笑
作画などのクオリティは監督の贔屓キャラの回やここ一番の見せ場はガイナックス関係者のヘルプもあって抜群に良かったです。演出面では硬軟取り混ぜていろいろ面白かったけれど、逆に言うと演出担当の個性が出すぎちゃって統一性が無かったかもしれません。その辺を上手くまとめるのが監督なんだろうけどね。他にも言いたい事はグロスであるけれどとりあえずこの辺で。時間があったら総評を追記するかもしないかも。
ではスタッフ・キャストのみなさま、そしてダラダラ書いた記事を読んでくださったみなさまお疲れさまでした。私もお疲れさま。
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本作らしい最終回でした。

時間はサッと進んでニューイヤーライブ当日の朝、今だ入院中のP氏を見舞う小鳥さんがすっかり奥さんと見間違えるほどの貫禄であります。ぐぬぬ。しかしいくら社長が現場入りしているからと言って病室で呑気にリンゴ剥いてる場合じゃないだろう?(笑。ここでP氏は小鳥さんへ何やらお願い…まあお日柄を考えれば何を頼んだのか丸わかりです。
その頃ライブ会場(モデルはパシフィコ横浜 国立大ホール?)のリハ室では本番を控えてドキワクのみなさん、そんな中で兄chanが恋しい響をからかう亜美真美は何やら謎の衣装ケース(謎でも何でもねえ(笑)を抱えて律子へニヤマリ…これはわかりやすい律子参戦フラグでした。まあ最終回ってことでそういうサプライズもアリでしょう。なーんて賑わいから外れて楽屋で水分補給の春香さん&美希。大ステージへの緊張で喉が渇く? 春香さんはともかく美希はそんなタマじゃないか(笑
「みんなと同じステージに立つ時が一番楽しい。ファンのみんながいて、765プロのみんながいる。私はこの瞬間が一番『アイドルなんだ』って思う」
以前の会話(第21話ラスト)にて「アイドルとは何か」について明確な答えを持っていなかった春香さんは先の騒動で答えを見つけたようです。みんなが売れてバラバラになってしまう寂しさと一緒にいたいという葛藤の答えは「みんなとの絆」を再認識することで解消され、つまりこの後さらに売れて会えない日々が続いても「心が繋がっていれば大丈夫」と思えるようになったのでしょう。だからみんなと一緒の今を精一杯楽しみたい、そんな前向きな思いが窺える春香さんの笑顔は以前より輝いていますね。よかったよかった。二人の会話を黙って聞いてた千早も一安心…ついこないだまでキミが最も不安定だったのに(笑

社長の招集で本番直前の気合い入れ。P氏の不在はわかっちゃいるけど社長から改めて言われちゃうと曇ってしまう春香さん…奈落落下事故に関する春香さんの精神的ダメージはあまり描かれませんでしたがもちろん気にしているのだなあ。するとそこへ車椅子のP氏が登場、小鳥さんってばいよいよP氏の嫁すぎてナントモ。ぐぬぬ。外出許可云々の話は車椅子を使っている時点でどうなの?と思うけれどいちいちツッコむのは野暮か(笑。揃って出迎えのみなさんへ一人一人声を掛けるP氏を見ていると「いよいよラストライブなのだなあ」と見ているこっちも感慨ががが。
そして本番直前の会場風景。各メンバー個別の巨大パネルや各々への花輪、プレゼントでいっぱいになったボックスなどなど1stライブの時と比べるとお客さんからの反応・扱いも天地の差です。わかりやすい対比なのだけれどこれもまた見ていて感慨深いものがありますね。

ついに始まったニューイヤーライブの映像はさすが最終回の見せ場だけあって気合十二分でした。曲は「READY!!&CHANGE!!!! SPECIAL EDITION」ってことで前期後期のOP曲のスペシャルミックス。前期OP映像からの流用も多かったけれど、逆にこの「最高潮のライブ映像の見どころを先行公開していた」と考えればそれもまた良し。
冒頭のやよいのアップからして動きの気合が違い、曲が始まってからもアイドルたちの振り付けをこれでもかの勢いでぬるぬる動かしてました。手足の動きはもちろん、髪の流れやはじけ飛ぶ汗の描写も凄い。そしてこのステージを全力で楽しんでいる彼女たちの笑顔も素晴らしかった。ウインクが多いのはかわいさの演出、というかプリキュアオールスターズのダンスライブ裏話でも語られていたけれど、我が娘(?)を少しでもかわいく描いてあげたい作画マンの親心か。とはいえみんなウインクしすぎですよ(笑

アニメならではの自由なカメラアングルも凄かった。ステージ上段からぐるっと回って大階段をナメた後に伊織のウインクはさぶいぼ立ったよ。こういう自在なカメラワークは見ていて楽しいけれど、ちょっと力技すぎたか背景からキャラが若干浮いて見えてしまったのが惜しまれます。この辺はBD収録の際に修正入るかな?
お客さんの声援に応えるようにステージのみんなも大盛り上がり、サイリウムの光と、紙吹雪と、彼女たちが飛び散らせる汗がキラキラのステージを盛り上げまくっていました。あの千早もウインクで答えますよ! 前期OPで最も盛り上がるパートはステージの流れの中で見るとこれまたさぶいぼ。

「後の人もちゃんと見えてるからねー!」
「3階の人たちもちゃんと見えてるからねー!」
Bパートは曲間のMCから。子供の頃に行ったアイドルコンサートで聞いたこの言葉を、春香さんはこの大ステージで言いたかったんだろうなあ。そしてこのセリフを聞いた小さい女の子がまたアイドルを目指すことになるのかもしれません。
マイクを回して短いMCの後にサプライズゲストの発表です。この亜美の表情がいいな(笑。そのゲストとはもちろん「竜宮小町のプロデューサー兼アイドル」のあの人、楽屋の家庭用ビデオに向かっておかんむりの律子はまさかその表情が会場のメインモニタに大写しになっているとは思いますまい(笑。あずささんも美希も千早も既定事項のように律子を誘い…楽屋のP氏にも勧められて渋々(?)ステージへ向かう律子がかわいい。これがステージの魔力なのか。

律子が加わってのライブシーン2曲目、早くもラストナンバーは新曲の「いつまでも、どこまでも」。ステージのロングショットから今度はどんなステージを!? と期待したのも束の間、始まった映像はこれまでの道程というか、各アイドルの活躍を振り返るダイジェスト映像でした。これを手抜きと見るか最終回らしい総括と見るかは微妙な所だけれど、せっかくのステージなのだからアイドルたちのライブ映像を見たかったなあ。
まさか1曲丸ごとダイジェストか?と思ったら途中からイメージ映像(?)へ。みんなの思いが一つの種となり、伸びた木に集って歌うアイドルたちが無数の光を見るとそれは客席のサイリウムに変わる。彼女たちの思いが伝わってくる、曲調に合った優しく美しい映像でした。

季節は変わって桜の頃、P氏がようやく退院してきたようです。これまた小鳥さんの付き添いで! ぐぬぬ。ということはやはり全治三ヶ月くらいだったのだね。あの奈落へ落ちたのに三ヶ月で元気になるとは超ラッキーな人です。なかなか全員集まれないはずのアイドルたちが何故か勢揃いしているのはご愛敬ってことで。その後のお花見にもみんなして出掛けている辺り、P氏の出所祝いを兼ねてみんなでスケジュールの都合を付けたのだろうか。お花見の奇跡?
それはともかく「生っすか」の2期や例のミュージカルの全国公演の話を全然知らなかったP氏は…小鳥さんもマメに見舞いに行ってるんだからそれくらい報告してあげればよかったのに。出てきてからのサプライズ的意味もあるのかもだけれど、P氏は一応それが仕事なのだから。
さらにサプライズの事務所移転話。ドヤ顔で話す重鎮二名が見せたパンフは格安のオフィスビル物件、いかにも怪しい…と思ったらやっぱり961氏関連でした。最後の最後でまたやらかすか!?(笑。それにしてもこれだけの売れっ子を12人も抱える事務所が移転費用だけで金庫スッカラカンって、いったいどんだけ放漫経営なのか。相変わらずスタッフもP氏・律子・小鳥さんだけで回しているみたいだし、社長はもう少し運営状態を改善したほうがいいと思う。

そして最後のED曲は「いっしょ」。みんな一緒のお花見風景はじつに楽しげです。キツキツのスケジュールから一瞬抜け出して得た貴重な時間を全力で楽しんでいる様子は見ていてほっこりしてしまいますね。ああみんなかわいい。伊織のお重に目がハートのやよいは相変わらず飢えているのか。結構稼いでいるだろうに。酒飲んでメートル上げてるあずささんは相変わらずですね(笑
飲み物が切れるとお買い物に自ら出掛ける春香さんはここでも気遣いの人だなあ。そんな春香さんへお金を渡す段にて件の財布を取り出すP氏、クリスマスに渡しそびれたプレゼントは出所祝いとして無事に渡せたようです。それはともかくブルーシートに座る美希の脚ががが! このミニスカで直座りとは策士やのう。
プレゼントの財布を使ってくれていることに気付いて照れる春香さんかわいい! それが悔しくて膨れる美希もかわいい! 本当にそういう意味の「ハニー」だったのか。そして美希の言葉にあわあわ顔の春香さんがさらに倍! 最後の最後にこんなニマニマを持ってくるとは…本当に今日はいい日だねえ。
その後EDではジュピターや961氏の様子、さらにインタビューを受けている愛ちゃんたち(DS組)の様子など最終回らしいサービスカットが続き、765プロのみなさんが揃って記念写真でキレイな締め。「またね」と書かれたラストカットはまさか二期の予告?
というわけで半年2クールに渡った「THE IDOLM@STER」は今回でオシマイ、レビューもこれにて終了です。半年なんてあっと言う間だねえ。私的には「アイドルの卵たちが成長過程に見せるドタバタ劇」を見られれば良かったのだけれど、始まってみればその期待は少々外れて、正直言って微妙な話も多々ありました。特にジュピター関連はほとんど利がなかったような感じ。ある意味もったいないキャラでしたね。765プロの正当なライバルとして活躍させてあげたかった。
また25話で12人(13人?14人?)ものキャラを描くという時点で各キャラの描写が薄味になるのは予想できましたが、それにしても一部を除いて薄味すぎて、割を食っちゃった子が多かったような気がします。やよいや雪歩なんて担当回以外ほとんど空気でしたし。私はそれなりに各キャラの個性を知っていて見ていたからまだいいですが、完全白紙状態から見始めた人は春香さん・美希・千早くらいしか覚えていないんじゃ?…そもそもそういう人は見てないか(笑
作画などのクオリティは監督の贔屓キャラの回やここ一番の見せ場はガイナックス関係者のヘルプもあって抜群に良かったです。演出面では硬軟取り混ぜていろいろ面白かったけれど、逆に言うと演出担当の個性が出すぎちゃって統一性が無かったかもしれません。その辺を上手くまとめるのが監督なんだろうけどね。他にも言いたい事はグロスであるけれどとりあえずこの辺で。時間があったら総評を追記するかもしないかも。
ではスタッフ・キャストのみなさま、そしてダラダラ書いた記事を読んでくださったみなさまお疲れさまでした。私もお疲れさま。
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