2011-12-26(Mon)
スイートプリキュア♪ #44 ドレラド~♪聖なる夜に生まれた奇跡ニャ!
ついにノイズが完全体へ。

最終決戦へ向けて超時空要塞プリキュア発進!

テーブルに乗りきらない程のクリスマスプレゼントと共に響母ちゃんが登場。いつの間に帰ってきてたんだ? と思ったら加音町のクリスマスコンサートに夫婦で出演するようで、なるほどこのコンサートから年末年始を家族で過ごす計画なのかな。忙しいすれ違い家族だけれど両親は響を大切に思っている、しかし肝心の響は表情を曇らせ…そりゃ前回のアレの後では浮かれていられません。ハートのト音記号を差し出したことで楽譜は完成し、モジューレの機能も停止してしまった。つまりもうプリキュアに変身できず、ノイズが何か仕掛けてきたら対抗手段がありません。
待ち合わせた奏と眺める街は、輝きを失ったモジューレを手にしんみりな二人と対称的に楽しそうな笑顔に溢れています。この対比は効くなあ。いつも仲良しで賑やかな二人が微妙な距離を保ちながら言葉少なに交わす会話も切なさMAXです。
「ノイズはどうしてずっと何もしてこないのかな?」
これはレビューでも何度か書いてる「不幸のメロディーを歌う歌姫がいない」ことが理由かと思ったけれど全然そんなことはありませんでした。ファルセットさんが焦らしていたのは単にタイミング待ち、不幸のメロディーに歌姫なんて要らなかったんや! 何だそりゃあ。
調べの館に集まってすっかりお通夜のみなさん。ト音記号を差し出す決断を下した響がいちばん小さく映っているのは責任感から居づらい表れ?
「もう何も心配いらん。今さっきパイプオルガンが完成した」
絶望の淵に立たされた四人の前へ笑顔で登場の音吉さんは最終兵器の完成を告げます。やっと完成したのか! 「全ての邪悪な音に対抗できる」というチート兵器、これさえあればノイズが何をしようと大丈夫…クレッシェンドトーンさんも太鼓判のこのオルガンは、実際は言うほど無敵ではありませんでしたね。満面笑顔の「もう大丈夫です」は何だったのだろう。

そんなお通夜明け(?)からクリスマスコンサートのお手伝い志願者が続々と登場すると調べの館は一転して大賑わいです。和音ちゃんいい笑顔してるなあ。この子とスイーツ姫はもっと活躍させてあげたかった。ミスリード要員としてほぼ使い捨ての扱いはじつにもったいなかったよねえ。特に和音ちゃんはいいキャラだったのに。
王子先輩に頬を染めるエレンはイマサラな感じ。セイレーン時代のアレコレをエレンになってからの日々で盛り上げ…もちろん奏との丁々発止も描いて、本物のキャットファイト(笑)を見せてくれると思ったのに期待外れで終わりそう。ううむ。とはいえ今回は稲上作監のエレンが美人すぎるので良しとしましょう。
というわけでクリスマスコンサート当日へ。列整理やカップケーキ&飲み物配給に忙しく働くみなさんは季節どおりのサンタコス、とはいえさすがプリキュアは某作品のようなミニスカサンタというわけにはいかず…赤いボトムの色をいじってみたらミニスカサンタのできあがり(笑。これでも変身後のコスチュームよりスカート長いよね。
そんな中で一人曇っているアコ。確かに父ちゃんがあの状態ではクリスマスどころではありません。メフィスト様は件の騒動中に一度意識を取り戻したけれどすっかり眠り姫と化してしまったようで、看病のアフロディテ様も心配そうな表情で見守るばかり。いったい誰がここへ運んだのだろう?という素朴な疑問はスルーの方向で。というか前回ラストの緊迫した場面から、今回の響たちが当然のように加音町に戻っていてちょっと笑った。普通ならあの場で皆殺しでしょうにファルセットさんもノイズも詰めが甘いね。
「今 私たちにできることをがんばろう。一緒に前を向いて」
響が言っている事はそのとおりで、確かに後向きの姿勢で沈んでいても何も解決しません。この最悪な状況でも「できること」をがんばる、その前向きな姿勢は響の男前っぷりとプリキュアの絆を感じさせましたが…愛しいパパを救おうと半年以上も正体を隠してがんばってきて、激闘の末にようやく元のパパに戻ったと思ったら今度は先が見えない意識不明。さらにこの状態のパパがいつノイズに襲われるかわからない。てな具合に次々と艱難辛苦を突き付けられる小学生へ「前を向こう!」は少々試練すぎるんじゃ? とはいえ「それなら無理せず休むといいよ」と突き放されても困るけど(笑

さてお待ちかねのクリスマスコンサートが始まるとピンスポットに照らされてファルセットさんが登場、何だかヒーローショーみたいな登場シーンだなあ。横の通路から下っ端戦闘員がわらわらと現れて、小さいお友達をステージに連れて行っちゃいそうな勢いです(笑
煌びやかな登場からさっそく不幸のメロディーを歌い始めたファルセットさん。歌姫じゃなくてもいいんだ。歌声に乗った不幸の波動は客席を襲い、すると音吉さんはステージを駆けてパイプオルガンを起動! オルガンが響かせる「聖なる音」は光と共に不幸のメロディーを蹴散らし、さすがハイパー兵器は一味違うぜ! と思ったのも束の間、カッ!と登場したノイズの一声によってオルガン効果はあっさり吹き飛んでしまいました。あれれ?
吹き飛んだ屋根の合間に姿を見せたノイズは不幸のエネルギーと共に楽譜の音符を吸い上げ…夜空に大きく羽根を広げ、脚を伸ばし、首を伸ばして「完全体」への進化シーンはノイズの禍々しさを十二分に伝えていました。ピーピーやかましかった鳴き声も、いかにもラスボスらしい声へ変わって良し。

ノイズの波動はさらに激しくみなさんを襲い始めました。音吉さんはもちろんパイプオルガンで対抗するけれどオルガンの周囲にバリアを張る程度で全然対抗できてません。バリアから外れたステージや客席や街の人々はノイズの波動に晒され、やがて石化し静寂に包まれます。あれ? パイプオルガンがあれば大丈夫じゃなかったの? 大丈夫なのは自分たちだけなのか?(笑
そして屋根の間からノイズに狙われ吹っ飛ばされる音吉さん。これで音吉さんが逝ってしまったらいったい彼は何だったんだ?ということに(笑。それはともかくノイズは「静寂が心地良い」と言い、しかし以前マイナーランド側は「世界を悲しみで覆い尽くす」「悲鳴こそ最高の音楽」とか言ってなかったっけ? どっちなのかはっきりして!
「ノイズ様が復活された今、もはやこの楽譜は用済みだ!」
今だ残ったメイジャーランドの音楽を駆逐すべく飛び立ったノイズ。後を追うファルセットさんはせっかく完成させた楽譜(音符は無いけど)をポイっと投げ捨てネガトーン化(?)の置き土産。何と申しましょうか、これはあからさまに負けフラグでしょう。そこで楽譜を置いてっちゃダメだよ。

楽譜ネガトーンに対抗すべくプリキュアはいません。迫る攻撃に立ち尽くすしかない響たち…すると音吉さんがサッと現れ、ヒーリングチェストから例のバリアを張ってます。チェストにはそんな機能があったのか!? 先に張ったオルガンバリアもそうですが、ひょっとしたらこれらバリア技はオルガン(チェスト)ではなく音吉さんの個人能力なのかも? 鍵盤叩いてバリアの流れは戦士音吉&黒ミューズの戦い方を彷彿とさせますし。
お約束どおりパリンと割れる東映バリアから立ち上がった響、顔に影を落として歩む先はネガトーンの前でした。丸腰の響がいったい何を?と思いきやまさかまさかの説得作戦…がんばれはやぶさくん!(違。みんなを守りきれなかった非力さを悔やみ、それは「楽しい音楽」を送り続けてきた楽譜がみんなを悲しませていること、楽しい音楽を守りきれなかったことに通じた。悔しい。悔しい。きっとその思いが両者を繋いだのでしょう、楽譜ネガトーンは響に涙を見せ、一方の響も悔し涙を散らせる。真っ直ぐ前を見据えた瞳も凛々しい、強い意志を感じさせる男前な泣き顔でした。

たった一人で対峙していた響の手を真っ先に握ったのは奏。さすが嫁! さらにアコが奏の手を握り、エレンが響の手を握る。やはりプリキュアは手を繋いでナンボだなあ。あまりに奇天烈な展開の中でちょっとウルっと来たその刹那
「心のビートは止められないわ!」
エレンはここで自分のキメゼリフを言うか(笑。微妙にズレたこのセリフにはちょっと笑ってしまったよ。まあそこから4人のハートビートが楽譜ネガトーンへ伝わり、「新しいページ」という奇跡が起きるのだからあながち「ズレとる」とも言えないか。既存の楽譜に拘らない新しい楽譜、4人のプリキュアがここから始まる「幸せのメロディー」を創っていくという流れは素直に感心しました。だからこそ譜面の始めに書かれる「ト音記号」が彼女たちの象徴なのだなあ。これは意外と奥が深いかもしれない。
ハートのト音記号を取り戻した4人はプリキュアへ変身、邪悪な力に囚われた譜面を助けるためいきなりゴッドバードアタックを仕掛けてあっさり浄化エンド…せっかくの稲上回なのにアクションらしいシーンが無くて少々残念でした。
「では行くぞ! ノイズを追ってメイジャーランドに!」
さて音符が無いとはいえ楽譜を取り戻したプリキュアたちの次なる動きは、何故か館から石像を運び出していますよ? 何やってんの? と思ったらパイプオルガンを前に突然荒ぶる音吉さん、鍵盤を一叩きするとオルガンの響きと共に地面が割れ…

超時空要塞プリキュア発進!
この展開は全く予想していなかっただけに唖然呆然愕然でした。凄いな音吉さん。こんな大スケールギミックを一人で作っていたのか!? これこそパイプオルガンの本当の力なのか!? そりゃ1年かかるわ(笑。というわけで突如現れた宇宙戦艦はドレミファスライダーの上を滑ってメイジャーランドへ、なーんて肝心な所で年越し1週休みなのはプリキュアの恒例です。うぐぐ。しかし残り4回足らずでスイートともお別れと思うと寂しくなってくるね。1年モノは別れも辛い。

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最終決戦へ向けて超時空要塞プリキュア発進!

テーブルに乗りきらない程のクリスマスプレゼントと共に響母ちゃんが登場。いつの間に帰ってきてたんだ? と思ったら加音町のクリスマスコンサートに夫婦で出演するようで、なるほどこのコンサートから年末年始を家族で過ごす計画なのかな。忙しいすれ違い家族だけれど両親は響を大切に思っている、しかし肝心の響は表情を曇らせ…そりゃ前回のアレの後では浮かれていられません。ハートのト音記号を差し出したことで楽譜は完成し、モジューレの機能も停止してしまった。つまりもうプリキュアに変身できず、ノイズが何か仕掛けてきたら対抗手段がありません。
待ち合わせた奏と眺める街は、輝きを失ったモジューレを手にしんみりな二人と対称的に楽しそうな笑顔に溢れています。この対比は効くなあ。いつも仲良しで賑やかな二人が微妙な距離を保ちながら言葉少なに交わす会話も切なさMAXです。
「ノイズはどうしてずっと何もしてこないのかな?」
これはレビューでも何度か書いてる「不幸のメロディーを歌う歌姫がいない」ことが理由かと思ったけれど全然そんなことはありませんでした。ファルセットさんが焦らしていたのは単にタイミング待ち、不幸のメロディーに歌姫なんて要らなかったんや! 何だそりゃあ。
調べの館に集まってすっかりお通夜のみなさん。ト音記号を差し出す決断を下した響がいちばん小さく映っているのは責任感から居づらい表れ?
「もう何も心配いらん。今さっきパイプオルガンが完成した」
絶望の淵に立たされた四人の前へ笑顔で登場の音吉さんは最終兵器の完成を告げます。やっと完成したのか! 「全ての邪悪な音に対抗できる」というチート兵器、これさえあればノイズが何をしようと大丈夫…クレッシェンドトーンさんも太鼓判のこのオルガンは、実際は言うほど無敵ではありませんでしたね。満面笑顔の「もう大丈夫です」は何だったのだろう。

そんなお通夜明け(?)からクリスマスコンサートのお手伝い志願者が続々と登場すると調べの館は一転して大賑わいです。和音ちゃんいい笑顔してるなあ。この子とスイーツ姫はもっと活躍させてあげたかった。ミスリード要員としてほぼ使い捨ての扱いはじつにもったいなかったよねえ。特に和音ちゃんはいいキャラだったのに。
王子先輩に頬を染めるエレンはイマサラな感じ。セイレーン時代のアレコレをエレンになってからの日々で盛り上げ…もちろん奏との丁々発止も描いて、本物のキャットファイト(笑)を見せてくれると思ったのに期待外れで終わりそう。ううむ。とはいえ今回は稲上作監のエレンが美人すぎるので良しとしましょう。
というわけでクリスマスコンサート当日へ。列整理やカップケーキ&飲み物配給に忙しく働くみなさんは季節どおりのサンタコス、とはいえさすがプリキュアは某作品のようなミニスカサンタというわけにはいかず…赤いボトムの色をいじってみたらミニスカサンタのできあがり(笑。これでも変身後のコスチュームよりスカート長いよね。
そんな中で一人曇っているアコ。確かに父ちゃんがあの状態ではクリスマスどころではありません。メフィスト様は件の騒動中に一度意識を取り戻したけれどすっかり眠り姫と化してしまったようで、看病のアフロディテ様も心配そうな表情で見守るばかり。いったい誰がここへ運んだのだろう?という素朴な疑問はスルーの方向で。というか前回ラストの緊迫した場面から、今回の響たちが当然のように加音町に戻っていてちょっと笑った。普通ならあの場で皆殺しでしょうにファルセットさんもノイズも詰めが甘いね。
「今 私たちにできることをがんばろう。一緒に前を向いて」
響が言っている事はそのとおりで、確かに後向きの姿勢で沈んでいても何も解決しません。この最悪な状況でも「できること」をがんばる、その前向きな姿勢は響の男前っぷりとプリキュアの絆を感じさせましたが…愛しいパパを救おうと半年以上も正体を隠してがんばってきて、激闘の末にようやく元のパパに戻ったと思ったら今度は先が見えない意識不明。さらにこの状態のパパがいつノイズに襲われるかわからない。てな具合に次々と艱難辛苦を突き付けられる小学生へ「前を向こう!」は少々試練すぎるんじゃ? とはいえ「それなら無理せず休むといいよ」と突き放されても困るけど(笑

さてお待ちかねのクリスマスコンサートが始まるとピンスポットに照らされてファルセットさんが登場、何だかヒーローショーみたいな登場シーンだなあ。横の通路から下っ端戦闘員がわらわらと現れて、小さいお友達をステージに連れて行っちゃいそうな勢いです(笑
煌びやかな登場からさっそく不幸のメロディーを歌い始めたファルセットさん。歌姫じゃなくてもいいんだ。歌声に乗った不幸の波動は客席を襲い、すると音吉さんはステージを駆けてパイプオルガンを起動! オルガンが響かせる「聖なる音」は光と共に不幸のメロディーを蹴散らし、さすがハイパー兵器は一味違うぜ! と思ったのも束の間、カッ!と登場したノイズの一声によってオルガン効果はあっさり吹き飛んでしまいました。あれれ?
吹き飛んだ屋根の合間に姿を見せたノイズは不幸のエネルギーと共に楽譜の音符を吸い上げ…夜空に大きく羽根を広げ、脚を伸ばし、首を伸ばして「完全体」への進化シーンはノイズの禍々しさを十二分に伝えていました。ピーピーやかましかった鳴き声も、いかにもラスボスらしい声へ変わって良し。

ノイズの波動はさらに激しくみなさんを襲い始めました。音吉さんはもちろんパイプオルガンで対抗するけれどオルガンの周囲にバリアを張る程度で全然対抗できてません。バリアから外れたステージや客席や街の人々はノイズの波動に晒され、やがて石化し静寂に包まれます。あれ? パイプオルガンがあれば大丈夫じゃなかったの? 大丈夫なのは自分たちだけなのか?(笑
そして屋根の間からノイズに狙われ吹っ飛ばされる音吉さん。これで音吉さんが逝ってしまったらいったい彼は何だったんだ?ということに(笑。それはともかくノイズは「静寂が心地良い」と言い、しかし以前マイナーランド側は「世界を悲しみで覆い尽くす」「悲鳴こそ最高の音楽」とか言ってなかったっけ? どっちなのかはっきりして!
「ノイズ様が復活された今、もはやこの楽譜は用済みだ!」
今だ残ったメイジャーランドの音楽を駆逐すべく飛び立ったノイズ。後を追うファルセットさんはせっかく完成させた楽譜(音符は無いけど)をポイっと投げ捨てネガトーン化(?)の置き土産。何と申しましょうか、これはあからさまに負けフラグでしょう。そこで楽譜を置いてっちゃダメだよ。

楽譜ネガトーンに対抗すべくプリキュアはいません。迫る攻撃に立ち尽くすしかない響たち…すると音吉さんがサッと現れ、ヒーリングチェストから例のバリアを張ってます。チェストにはそんな機能があったのか!? 先に張ったオルガンバリアもそうですが、ひょっとしたらこれらバリア技はオルガン(チェスト)ではなく音吉さんの個人能力なのかも? 鍵盤叩いてバリアの流れは戦士音吉&黒ミューズの戦い方を彷彿とさせますし。
お約束どおりパリンと割れる東映バリアから立ち上がった響、顔に影を落として歩む先はネガトーンの前でした。丸腰の響がいったい何を?と思いきやまさかまさかの説得作戦…がんばれはやぶさくん!(違。みんなを守りきれなかった非力さを悔やみ、それは「楽しい音楽」を送り続けてきた楽譜がみんなを悲しませていること、楽しい音楽を守りきれなかったことに通じた。悔しい。悔しい。きっとその思いが両者を繋いだのでしょう、楽譜ネガトーンは響に涙を見せ、一方の響も悔し涙を散らせる。真っ直ぐ前を見据えた瞳も凛々しい、強い意志を感じさせる男前な泣き顔でした。

たった一人で対峙していた響の手を真っ先に握ったのは奏。さすが嫁! さらにアコが奏の手を握り、エレンが響の手を握る。やはりプリキュアは手を繋いでナンボだなあ。あまりに奇天烈な展開の中でちょっとウルっと来たその刹那
「心のビートは止められないわ!」
エレンはここで自分のキメゼリフを言うか(笑。微妙にズレたこのセリフにはちょっと笑ってしまったよ。まあそこから4人のハートビートが楽譜ネガトーンへ伝わり、「新しいページ」という奇跡が起きるのだからあながち「ズレとる」とも言えないか。既存の楽譜に拘らない新しい楽譜、4人のプリキュアがここから始まる「幸せのメロディー」を創っていくという流れは素直に感心しました。だからこそ譜面の始めに書かれる「ト音記号」が彼女たちの象徴なのだなあ。これは意外と奥が深いかもしれない。
ハートのト音記号を取り戻した4人はプリキュアへ変身、邪悪な力に囚われた譜面を助けるためいきなりゴッドバードアタックを仕掛けてあっさり浄化エンド…せっかくの稲上回なのにアクションらしいシーンが無くて少々残念でした。
「では行くぞ! ノイズを追ってメイジャーランドに!」
さて音符が無いとはいえ楽譜を取り戻したプリキュアたちの次なる動きは、何故か館から石像を運び出していますよ? 何やってんの? と思ったらパイプオルガンを前に突然荒ぶる音吉さん、鍵盤を一叩きするとオルガンの響きと共に地面が割れ…

超時空要塞プリキュア発進!
この展開は全く予想していなかっただけに唖然呆然愕然でした。凄いな音吉さん。こんな大スケールギミックを一人で作っていたのか!? これこそパイプオルガンの本当の力なのか!? そりゃ1年かかるわ(笑。というわけで突如現れた宇宙戦艦はドレミファスライダーの上を滑ってメイジャーランドへ、なーんて肝心な所で年越し1週休みなのはプリキュアの恒例です。うぐぐ。しかし残り4回足らずでスイートともお別れと思うと寂しくなってくるね。1年モノは別れも辛い。

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