2012-01-18(Wed)
あの夏で待ってる #02 先輩といっしょ…
イチカさんが地球へ来た理由。

それは、行きたい場所があったから。

アバンは謎の墜落事故(?)を描いた第一話冒頭のそれより前、宇宙人のイチカさんが何故地球へやってきたのか? 何故墜落してしまったのか? そして何故海人はあんな目に遭ってしまったのか? をダイジェストでお送り。イチカさんが子供の頃から夢に見続けている青い空・波打つ水面、実際に見たことが無いその風景をイチカさんは何故浮かべていたのか? イチカさんの祖先が地球に来た事があって、そのDNAがイチカさんに地球の風景を見せている? それとも「イングローブのアンジフェミナス(?)」とやらの開発に「地球へ来た事がある先人」が関わっていて、アンジフェミナスを受けた際に偶然そのイメージが刻まれたのかも? それはともかくイチカさんは自分の原風景を探しに、いわゆる「自分探しの旅」に出たということか。
イチカさんが飛んでいた宙域は辺境なのでスペースデブリ(いわゆる宇宙ゴミ)の掃除が行き届いておらず、そのせいで宇宙船はアラートが響く事態に陥り…まだきちんと機能しているりのんの活躍によって地球へのショートジャンプに成功するも着陸に失敗し、第一話冒頭の海人へ繋がるのでした。なるほどこれではメガネも砕ける、というか骨すら残らないんじゃないか?
それはともかくイチカさんの宇宙船描写がじつにかっこよろしい。花をひっくり返したような流線型の機体は半透明部分から推進機構が透けて見え、大気圏突入に備えて機首を180度転回し着陸姿勢を取る。その後摩擦熱と振動によって機体が激しく揺れる様子や、落下までの一連も、バスタオルをはだけてムギュ!と同じ作品と思えないくらいSFしていました。こういうシーンをそれっぽく描いてくれるとどんだけ嘘設定・トンデモ理屈でもすんなり受け入れちゃう幸せ者な私。

さて前回ラストの超絶修羅場の続き。意識を取り戻したお姉ちゃんが正座のイチカさんを見て再びひっくり返ったり、再び意識を戻して事情聴取の一連シーンは見ているこっちも気まずくなるバツの悪さが素晴らしい(変な日本語。天井際からの広角俯瞰は重圧に押し潰されそうなイチカさん&海人をさらに押し潰し、質問に対していちいち必死なイチカさんもいい味出しすぎです。思わず真実を説明してもお姉ちゃん的には意味不明、というか全人類的に意味不明だろう?(笑
合間合間に入る柑菜のキツい視線・キツい詰問に冷や汗を垂らしながら必死の弁明、問題の玄関先での全裸抱擁は「介抱」ってことで納得してもらえた? 意識を失っていた海人はあの至福の感触の記憶が無いようでじつにもったいない。

前回予告で何事か?と思ったお姉ちゃんの号泣はイチカさんの身の上を勝手に脳内補完して号泣するシーンでした。ショックを受けるとすぐ卒倒したり、滝のような涙を流して号泣したり、お姉ちゃんってば感情のリミッターがすぐ天元突破する人みたいです。海外へ長期出張するくらいだからやり手のキャリアかと思いきや、このポンコツっぷりはなかなか好印象、というか本作の女性キャラの中で一番かわいいんじゃないか?
イチカさんに同情したお姉ちゃんはあっさり同棲を公認…一同「えっ!」の後、イチカさんの同居を阻止しようと小姑のように訴える柑菜の負け組っぷりが可笑しくも切ない。ほんと思いのベクトルがわかりやすい子です。第一話から自重しないこの「報われない子オーラ」は終盤大逆転のバネとなるか? ならないだろうなあ。
「なんか、嫁入り前みたい…」
三つ指ついてお姉ちゃんさんへ挨拶するイチカさんを見て力無く呟く柑菜がこれまた切ない。このしょんぼり顔は丼飯三杯いける! 海人に送られての帰り道では怒りモードでサッサと先を歩き、しかし振り返り様に「じゃあ信じる!」と作り笑顔を見せる辺り「オンナ」のしたたかさを感じさせます。全然信じてないのにね。男はこの笑顔に騙されるんだよなあ。
その晩の連絡網描写いろいろ。全裸にパンダで電話を受ける美桜、風呂上がりの全裸ならぬいぐるみなんて抱かないだろうし…裸族? きちんとカーテンが引かれているのは芸コマ、誰か定点カメラを! 手に持ったコードレスホンの子機も大きく、それどころか階段に座って玄関先の黒電話で話す柑菜の描写などかなり時代を感じさせます。今やロボットのコクピットからケータイで話す時代だというのに(違。各々の電話風景から家庭環境(生活レベル)が窺えるのも面白いです。哲朗はそれなりにいいトコの坊ちゃんっぽい? その哲朗はミーティングの待ち合わせ場所について一計、この悪巧み顔がナントモ。

家へ戻った海人を出迎えるエプロン姿のイチカさんかわいい。本人的にはそんなつもり無いのだろうけど思いっきり新婚さんです。ほどなく出てきたお料理はパスタ+みそ汁、定番の組み合わせと自信アリアリなイチカさんでしたが…妙な組み合わせはともかく、パスタを食べてみたら冷やし中華だったというパターンは新しいかも。視覚と味覚のすれ違いって結構ビックリするよねえ。麦茶だと思って一気に飲んだらめんつゆだったときのショックみたいな?(笑。閑話休題、そんな反応に「えっ!?」と返すイチカさん、勘違い露呈にいちいちビクビクする描写は第二話にて既に定番となりました。あはは。
風呂上りの海人は前回見せた首筋の痣を気にしながら、今度は同様の痣が額に出来ている事に気付くと、バスタオル姿のイチカさんに抱き締められて「痛いの痛いの飛んでいけー、チュッ!」の妄想ワールドへ。この妄想も後にきちんと現実になる辺り、海人ってば妄想を現実にする能力でも持っているんじゃ? ギガロマニアックス!?
一方のイチカさんはトランクを開けて宇宙船&りのんの様子見。修復不可能ってことは地球に骨を埋める事になるのか? それとも迎えが来てかぐや姫エンドか? ともあれ冒頭シーンを見るとりのんはそれなりに優秀な子みたいだけれど着地のショックでバグってしまって使い物にならず、逆に言うとりのんが元に戻るタイミングで何かが起きるはず。

CM明けて夜が明けての朝、寝ている海人を起こしに来たイチカさんは前回チラリと見せたピンクのスケスケネグリジェをお召しでした。前屈みで強調された谷間、うっすらと透けたボディラインと下着、そして恥ずかしがってムネムギュのポーズなどなど、朝からこの絶景は健康な男子的にいろいろ不都合がありそう(笑。こりゃ全裸よりエロい(おっさん視点

というわけで出張に出掛けるお姉ちゃんの見送りへ。向かった駅は長野新幹線の佐久平駅です。1997年10月1日開業なので本作の舞台はそれ以降、先ほどの電話シーンから推察するとおそらく開業から間もない時期でしょう。それにしても新幹線駅前だってのに人通りが無くて笑う。これは演出じゃないよね?(笑
よほど別れが寂しいのか別れ際にまたしても号泣のお姉ちゃん。両親を亡くしてたった一人の家族と、短期間とはいえ別れて暮らすのはさぞかし寂しいだろうなあ。そんなお姉ちゃんを横目に見て、見送った後の海人へ「寂しい?」と訊いて微笑むイチカさん…地球の常識をいろいろ勘違いしている中で家族の絆はきちんと感じ取っている、こういう感情はイチカさんの星と共通なのだなあと感じさせる一コマでした。イチカさんにも兄弟がいるのかも?
その後のお買い物シーン。単独で宇宙旅行をするほど文明が進んでいるイチカさんの星でも「ショッピング」という概念があるのか。というか女性の洋服や下着の常識も共通なのか? ランジェリー売り場へ入れなくて外で待ってる海人はベタながら男子高校生ぽくてかわいい(笑。最後のレジに表示された7875円は下着の値段? 女性の下着ってスゲー高いんだよね。男に生まれてよかった。買い物帰りのイチカさんはさっそく着替えていました。制服姿も良いけれどスタイルの良さを引き立てる赤いキャミ+黒スカートも良し。
そんな二人が家へ戻ると何故かカギが開いていました。何事かと戸を開けると何故かいち、じゃなかった檸檬さん&みなさんの姿ががが! イチカさんを親友認定して解錠を正当化する檸檬さんスゲエ。そういう問題か(笑。情報源となった柑菜の表情が露骨すぎてハライテエ。あなたさっき「信じる」って言ってたじゃないですか!(笑

そんなこんなで全員揃ってミーティング開始。ナニゲに紛れ込んできただけの檸檬さんがいきなり仕切っているのはいかにも。背後からの俯瞰アングルも檸檬さんの尊大さをブーストしていましたね。あはは。取り出したる映画のシナリオ、構想20年執筆5年って…檸檬さんが言うとシャレにならないのでやめとき。
8mm映画なのに全編CG前提だったり、学園モノのネタがナントカハイスクールだったり檸檬さんの提案は次々と却下。てな所で主演女優のリクエストは「綺麗な風景が見たい」とのこと、その答えに昨晩のやり取りを思い出して二人の世界に入っちゃって、傍の柑菜は見る見る不機嫌に。かわいいなあもう! それはともかく始終だっちゅーのポーズでキャミのムネを強調しているイチカさんに視線ロックオン。この柔らかそうなラインは絶妙です(おっさん視点
では映画の感性を願って乾杯! 檸檬さん持参の謎飲料、見るからに怪しい液体はやはりただのジュースではありませんでしたね。うふふふふふふ。

高校生の乾杯シーンなのでもちろん明言はされませんが、檸檬さん謹製の「ダイナマイトドリンク」はどう見てもアルコール系飲料で…ハイテンションで革命上がりの柑菜は呑むと賑やかに、そして絡むタイプ? ポワーンと蕩けてる美桜は色っぽいけれど外でこんな顔見せたら5分で押し倒されちゃうだろう?(笑えん。そして火照った体を縁側で冷やすイチカさんもポーっと色っぽい。ただでさえ色気過剰なのにほろ酔い状態でさらに倍、並んで座る海人もその色気にドキドキであります。
「今、私のことお邪魔だと思ったでしょ?」
いい感じに回ってきた柑菜は縁側の二人を呼びつけて絡む絡む。まったくヨッパライは困るなあ。「思ってないわよ!」と思わず声が裏返っちゃうイチカさん、本当は思ってる?(笑。ヨッパライの詰問は件の同棲問題について、さらに「先輩は海人くんの事をどう思ってるんですかぁ?」とド直球な話へ。ああもう見ていて辛い、辛すぎる。まだ第二話だってのにこの負け組オーラ、この先柑菜はどこまで行ってしまうのだろう。てな絡みをニマニマ見ている周りのみなさん、特に檸檬さんはしてやったり?
ヨッパライに迫られて言葉に詰まるイチカさん、隣の海人も息を呑む緊張の瞬間を救ったのは突如テーブルに現れたりのんでした。あはははは。動いて踊るぬいぐるみもシラフだったら怪しさ全開だろうに、一同ゲラゲラ笑って終了とはイチカさんはいろいろ助かりましたね(笑

そして冥王主催の王様ゲーム。デコピン、ビンタと叩かれっぱなしの海人はさもありなん。王様ゲームに付き物のお色気系は柑菜&美桜のキス、続いて柑菜の女豹ポーズはキャミの胸元をもう少したるませれば満点でした(おっさん視点。海人&イチカさんに出されたお題は…いきなりハードル高いよ(笑。まあ実行しても放送できないだろうけど前例に倣えば以下略。
さんざん騒いで潰れたみなさんを冷静にカメラに収める檸檬さん。この痴態を撮りたいがためのダイナマイトドリンク作戦だったのかな。でもこれこそ完成しても公開できないだろう?(笑

さてドリンク騒動も一息付いた海人がイチカさんと話していると、突然額の痣に激痛が走り…第一話で見せたようにあの痣はおそらく海人の生命活動(修復?)を危機に晒すもののようです。するとイチカさんは海人を抱き締め、先のシーンで海人が見た妄想どおり額にチュッとキス。患部へ直接キスもアリなのね。前回のように症状が進むと全身修復のためマウストゥマウスが必要なのかも。でもこれ額だからいいけど股間(以下自重
夕暮れの中で潰れるみなさんが見せる「思いの連鎖」が実に切ない。柑菜はともかく、イケメンメガネは柑菜を思い、テーブルに突っ伏した美桜はイケメンメガネの言葉に反応する。この切ない連鎖を黒田氏はどう料理してくれますやら。
そんな連鎖の先頭を走る海人&イチカさんは早くも鉄壁か。海人の口に指を当てて「言っちゃダメ」…もちろんイチカさんは海人が何を言いたいのかわかっており、表情からしてまんざらでも無さそうだけれど、「その言葉を聞く資格が自分に無い」とも思っているのではなかろうか。何かいろいろ考えてしまうラストシーンの表情でした。
本作にて言ってはならないセリフを次回予告で言ってしまったようです。やっぱりそうだったのか!?(イマサラ。こっちは様々な事情を鑑みて、あえてお○てぃの事を消去して見ているのに自分らで焚き付けてどうすんだ(笑
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それは、行きたい場所があったから。

アバンは謎の墜落事故(?)を描いた第一話冒頭のそれより前、宇宙人のイチカさんが何故地球へやってきたのか? 何故墜落してしまったのか? そして何故海人はあんな目に遭ってしまったのか? をダイジェストでお送り。イチカさんが子供の頃から夢に見続けている青い空・波打つ水面、実際に見たことが無いその風景をイチカさんは何故浮かべていたのか? イチカさんの祖先が地球に来た事があって、そのDNAがイチカさんに地球の風景を見せている? それとも「イングローブのアンジフェミナス(?)」とやらの開発に「地球へ来た事がある先人」が関わっていて、アンジフェミナスを受けた際に偶然そのイメージが刻まれたのかも? それはともかくイチカさんは自分の原風景を探しに、いわゆる「自分探しの旅」に出たということか。
イチカさんが飛んでいた宙域は辺境なのでスペースデブリ(いわゆる宇宙ゴミ)の掃除が行き届いておらず、そのせいで宇宙船はアラートが響く事態に陥り…まだきちんと機能しているりのんの活躍によって地球へのショートジャンプに成功するも着陸に失敗し、第一話冒頭の海人へ繋がるのでした。なるほどこれではメガネも砕ける、というか骨すら残らないんじゃないか?
それはともかくイチカさんの宇宙船描写がじつにかっこよろしい。花をひっくり返したような流線型の機体は半透明部分から推進機構が透けて見え、大気圏突入に備えて機首を180度転回し着陸姿勢を取る。その後摩擦熱と振動によって機体が激しく揺れる様子や、落下までの一連も、バスタオルをはだけてムギュ!と同じ作品と思えないくらいSFしていました。こういうシーンをそれっぽく描いてくれるとどんだけ嘘設定・トンデモ理屈でもすんなり受け入れちゃう幸せ者な私。

さて前回ラストの超絶修羅場の続き。意識を取り戻したお姉ちゃんが正座のイチカさんを見て再びひっくり返ったり、再び意識を戻して事情聴取の一連シーンは見ているこっちも気まずくなるバツの悪さが素晴らしい(変な日本語。天井際からの広角俯瞰は重圧に押し潰されそうなイチカさん&海人をさらに押し潰し、質問に対していちいち必死なイチカさんもいい味出しすぎです。思わず真実を説明してもお姉ちゃん的には意味不明、というか全人類的に意味不明だろう?(笑
合間合間に入る柑菜のキツい視線・キツい詰問に冷や汗を垂らしながら必死の弁明、問題の玄関先での全裸抱擁は「介抱」ってことで納得してもらえた? 意識を失っていた海人はあの至福の感触の記憶が無いようでじつにもったいない。

前回予告で何事か?と思ったお姉ちゃんの号泣はイチカさんの身の上を勝手に脳内補完して号泣するシーンでした。ショックを受けるとすぐ卒倒したり、滝のような涙を流して号泣したり、お姉ちゃんってば感情のリミッターがすぐ天元突破する人みたいです。海外へ長期出張するくらいだからやり手のキャリアかと思いきや、このポンコツっぷりはなかなか好印象、というか本作の女性キャラの中で一番かわいいんじゃないか?
イチカさんに同情したお姉ちゃんはあっさり同棲を公認…一同「えっ!」の後、イチカさんの同居を阻止しようと小姑のように訴える柑菜の負け組っぷりが可笑しくも切ない。ほんと思いのベクトルがわかりやすい子です。第一話から自重しないこの「報われない子オーラ」は終盤大逆転のバネとなるか? ならないだろうなあ。
「なんか、嫁入り前みたい…」
三つ指ついてお姉ちゃんさんへ挨拶するイチカさんを見て力無く呟く柑菜がこれまた切ない。このしょんぼり顔は丼飯三杯いける! 海人に送られての帰り道では怒りモードでサッサと先を歩き、しかし振り返り様に「じゃあ信じる!」と作り笑顔を見せる辺り「オンナ」のしたたかさを感じさせます。全然信じてないのにね。男はこの笑顔に騙されるんだよなあ。
その晩の連絡網描写いろいろ。全裸にパンダで電話を受ける美桜、風呂上がりの全裸ならぬいぐるみなんて抱かないだろうし…裸族? きちんとカーテンが引かれているのは芸コマ、誰か定点カメラを! 手に持ったコードレスホンの子機も大きく、それどころか階段に座って玄関先の黒電話で話す柑菜の描写などかなり時代を感じさせます。今やロボットのコクピットからケータイで話す時代だというのに(違。各々の電話風景から家庭環境(生活レベル)が窺えるのも面白いです。哲朗はそれなりにいいトコの坊ちゃんっぽい? その哲朗はミーティングの待ち合わせ場所について一計、この悪巧み顔がナントモ。

家へ戻った海人を出迎えるエプロン姿のイチカさんかわいい。本人的にはそんなつもり無いのだろうけど思いっきり新婚さんです。ほどなく出てきたお料理はパスタ+みそ汁、定番の組み合わせと自信アリアリなイチカさんでしたが…妙な組み合わせはともかく、パスタを食べてみたら冷やし中華だったというパターンは新しいかも。視覚と味覚のすれ違いって結構ビックリするよねえ。麦茶だと思って一気に飲んだらめんつゆだったときのショックみたいな?(笑。閑話休題、そんな反応に「えっ!?」と返すイチカさん、勘違い露呈にいちいちビクビクする描写は第二話にて既に定番となりました。あはは。
風呂上りの海人は前回見せた首筋の痣を気にしながら、今度は同様の痣が額に出来ている事に気付くと、バスタオル姿のイチカさんに抱き締められて「痛いの痛いの飛んでいけー、チュッ!」の妄想ワールドへ。この妄想も後にきちんと現実になる辺り、海人ってば妄想を現実にする能力でも持っているんじゃ? ギガロマニアックス!?
一方のイチカさんはトランクを開けて宇宙船&りのんの様子見。修復不可能ってことは地球に骨を埋める事になるのか? それとも迎えが来てかぐや姫エンドか? ともあれ冒頭シーンを見るとりのんはそれなりに優秀な子みたいだけれど着地のショックでバグってしまって使い物にならず、逆に言うとりのんが元に戻るタイミングで何かが起きるはず。

CM明けて夜が明けての朝、寝ている海人を起こしに来たイチカさんは前回チラリと見せたピンクのスケスケネグリジェをお召しでした。前屈みで強調された谷間、うっすらと透けたボディラインと下着、そして恥ずかしがってムネムギュのポーズなどなど、朝からこの絶景は健康な男子的にいろいろ不都合がありそう(笑。こりゃ全裸よりエロい(おっさん視点

というわけで出張に出掛けるお姉ちゃんの見送りへ。向かった駅は長野新幹線の佐久平駅です。1997年10月1日開業なので本作の舞台はそれ以降、先ほどの電話シーンから推察するとおそらく開業から間もない時期でしょう。それにしても新幹線駅前だってのに人通りが無くて笑う。これは演出じゃないよね?(笑
よほど別れが寂しいのか別れ際にまたしても号泣のお姉ちゃん。両親を亡くしてたった一人の家族と、短期間とはいえ別れて暮らすのはさぞかし寂しいだろうなあ。そんなお姉ちゃんを横目に見て、見送った後の海人へ「寂しい?」と訊いて微笑むイチカさん…地球の常識をいろいろ勘違いしている中で家族の絆はきちんと感じ取っている、こういう感情はイチカさんの星と共通なのだなあと感じさせる一コマでした。イチカさんにも兄弟がいるのかも?
その後のお買い物シーン。単独で宇宙旅行をするほど文明が進んでいるイチカさんの星でも「ショッピング」という概念があるのか。というか女性の洋服や下着の常識も共通なのか? ランジェリー売り場へ入れなくて外で待ってる海人はベタながら男子高校生ぽくてかわいい(笑。最後のレジに表示された7875円は下着の値段? 女性の下着ってスゲー高いんだよね。男に生まれてよかった。買い物帰りのイチカさんはさっそく着替えていました。制服姿も良いけれどスタイルの良さを引き立てる赤いキャミ+黒スカートも良し。
そんな二人が家へ戻ると何故かカギが開いていました。何事かと戸を開けると何故かいち、じゃなかった檸檬さん&みなさんの姿ががが! イチカさんを親友認定して解錠を正当化する檸檬さんスゲエ。そういう問題か(笑。情報源となった柑菜の表情が露骨すぎてハライテエ。あなたさっき「信じる」って言ってたじゃないですか!(笑

そんなこんなで全員揃ってミーティング開始。ナニゲに紛れ込んできただけの檸檬さんがいきなり仕切っているのはいかにも。背後からの俯瞰アングルも檸檬さんの尊大さをブーストしていましたね。あはは。取り出したる映画のシナリオ、構想20年執筆5年って…檸檬さんが言うとシャレにならないのでやめとき。
8mm映画なのに全編CG前提だったり、学園モノのネタがナントカハイスクールだったり檸檬さんの提案は次々と却下。てな所で主演女優のリクエストは「綺麗な風景が見たい」とのこと、その答えに昨晩のやり取りを思い出して二人の世界に入っちゃって、傍の柑菜は見る見る不機嫌に。かわいいなあもう! それはともかく始終だっちゅーのポーズでキャミのムネを強調しているイチカさんに視線ロックオン。この柔らかそうなラインは絶妙です(おっさん視点
では映画の感性を願って乾杯! 檸檬さん持参の謎飲料、見るからに怪しい液体はやはりただのジュースではありませんでしたね。うふふふふふふ。

高校生の乾杯シーンなのでもちろん明言はされませんが、檸檬さん謹製の「ダイナマイトドリンク」はどう見てもアルコール系飲料で…ハイテンションで革命上がりの柑菜は呑むと賑やかに、そして絡むタイプ? ポワーンと蕩けてる美桜は色っぽいけれど外でこんな顔見せたら5分で押し倒されちゃうだろう?(笑えん。そして火照った体を縁側で冷やすイチカさんもポーっと色っぽい。ただでさえ色気過剰なのにほろ酔い状態でさらに倍、並んで座る海人もその色気にドキドキであります。
「今、私のことお邪魔だと思ったでしょ?」
いい感じに回ってきた柑菜は縁側の二人を呼びつけて絡む絡む。まったくヨッパライは困るなあ。「思ってないわよ!」と思わず声が裏返っちゃうイチカさん、本当は思ってる?(笑。ヨッパライの詰問は件の同棲問題について、さらに「先輩は海人くんの事をどう思ってるんですかぁ?」とド直球な話へ。ああもう見ていて辛い、辛すぎる。まだ第二話だってのにこの負け組オーラ、この先柑菜はどこまで行ってしまうのだろう。てな絡みをニマニマ見ている周りのみなさん、特に檸檬さんはしてやったり?
ヨッパライに迫られて言葉に詰まるイチカさん、隣の海人も息を呑む緊張の瞬間を救ったのは突如テーブルに現れたりのんでした。あはははは。動いて踊るぬいぐるみもシラフだったら怪しさ全開だろうに、一同ゲラゲラ笑って終了とはイチカさんはいろいろ助かりましたね(笑

そして冥王主催の王様ゲーム。デコピン、ビンタと叩かれっぱなしの海人はさもありなん。王様ゲームに付き物のお色気系は柑菜&美桜のキス、続いて柑菜の女豹ポーズはキャミの胸元をもう少したるませれば満点でした(おっさん視点。海人&イチカさんに出されたお題は…いきなりハードル高いよ(笑。まあ実行しても放送できないだろうけど前例に倣えば以下略。
さんざん騒いで潰れたみなさんを冷静にカメラに収める檸檬さん。この痴態を撮りたいがためのダイナマイトドリンク作戦だったのかな。でもこれこそ完成しても公開できないだろう?(笑

さてドリンク騒動も一息付いた海人がイチカさんと話していると、突然額の痣に激痛が走り…第一話で見せたようにあの痣はおそらく海人の生命活動(修復?)を危機に晒すもののようです。するとイチカさんは海人を抱き締め、先のシーンで海人が見た妄想どおり額にチュッとキス。患部へ直接キスもアリなのね。前回のように症状が進むと全身修復のためマウストゥマウスが必要なのかも。でもこれ額だからいいけど股間(以下自重
夕暮れの中で潰れるみなさんが見せる「思いの連鎖」が実に切ない。柑菜はともかく、イケメンメガネは柑菜を思い、テーブルに突っ伏した美桜はイケメンメガネの言葉に反応する。この切ない連鎖を黒田氏はどう料理してくれますやら。
そんな連鎖の先頭を走る海人&イチカさんは早くも鉄壁か。海人の口に指を当てて「言っちゃダメ」…もちろんイチカさんは海人が何を言いたいのかわかっており、表情からしてまんざらでも無さそうだけれど、「その言葉を聞く資格が自分に無い」とも思っているのではなかろうか。何かいろいろ考えてしまうラストシーンの表情でした。
本作にて言ってはならないセリフを次回予告で言ってしまったようです。やっぱりそうだったのか!?(イマサラ。こっちは様々な事情を鑑みて、あえてお○てぃの事を消去して見ているのに自分らで焚き付けてどうすんだ(笑
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