2012-02-20(Mon)
スマイルプリキュア! #03 じゃんけんポン♪でキュアピース!!
ピカピカぴかりんじゃんけんポン♪

待望のキュアピース登場です。

アバンにて軽くおさらいの後始まったOPは今回も小変更がありました。さすが1週間に100回見てると違いに気付くもので、「あれ?」と思って前回と見比べたら、入りカットの仕上げ修正、「輝いて!スマイルプリキュア!」のパートの背景が青からピンクへ修正、そこから一人ずつのご挨拶カットも背景がレインボーカラーに修正されていました。ちょっと華やかになりましたね。
※画像左列が第2話、右列が第3話です。

今回はこれまたクラスメイトの「黄瀬やよい」ちゃんのプリキュアデビュー、早くも三人目のプリキュア「キュアピース」の登場です。事前のキャラデザ発表時から注目を集め、ついに始まった本放送でもOPでのはっちゃけ具合(笑)や本編での絡み具合から大友人気フルスロットル状態のピースに否が応でも期待が高まります。公式情報やここまでの2話分でやよいの性格はある程度わかっており、見た通りの小動物キャラは庇護欲を刺激して止まず、それをブーストする悪く言えば「あざとい」キャラ作りの数々は目に余る物があるのだけれどかわいいは正義なので問題ないでしょう。私的には金元さんの声もポイント高いです。
さて学校の屋上にてキュアデコルの販促トーク(笑)を軽くこなしたみゆき&あかねが、たった一人で何かをしているやよいに気付く所から今回のストーリーが始まります。抜き足差し足で近付く二人の脚越しに見えるやよいは、手前の脚との対比でますます小さく見えますね。
スケッチブックをこっそり覗き込むとそこに描かれていたのはヒーロー物のイラストで、その上手さに思わず声を上げるみゆき…集中している所へいきなり声を掛けられ、それがこっそり描いてる絵であることも含めてやよいが絶叫しちゃうのも無理はありません。誰にも見られないように屋上で描いていたのにね。件の絵をやよいは「子供っぽいよね?」と自嘲するけれど、いいおっさんになってもニチアサから抜け出せない大友などグロスで存在するので心配いりません。とはいえこのくらいの年頃って子供趣味からの卒業を終えた子が大半で、背伸びを競う中にて「今でもヒーロー物が好き」と言いにくい年頃でもあるのだなあ。これがもう一皮剥けると平気の平左になっちゃうのですが、その引き替えに人として何か大切なものを失う気がするので以下略。
第一話のみゆき自己紹介の後にチラリと聞こえた「校内美化週間ポスターコンクール」は今回への前振りでしたか。芸コマ。期日が迫る中、副委員長のれいかさんはクラスのみんなに呼び掛けるけれど誰も名乗り出ず…れいかさんが話している真ん前の最前列センター席で、堂々とスケブを広げて内職しているやよいは本当に小心者なのだろうか? この状態だと「黄瀬さん、それほど絵が好きならあなた描いてくださらない?」くらい言われそうなのに(笑…というかやよい的にはそういうアピールだったのかもしれません。割と真面目に。

「はいはーい! 黄瀬さんがいいと思います!」
誰も名乗り出ない沈黙を破ったみゆきの一声、その声に続くあかねのダメ押しきた! いきなりのご指名にあわあわ、もちろん他の候補者はおらず、れいかさんからの確認に周囲を見回しながら思わず了承しちゃう(させられちゃう?)やよいでしたが、了承した後の表情からしてちょっとまんざらでも無さそう。
とはいえコンクールにエントリーする実力者の面々にやよいは及び腰でした。アートがバクレツしている美術部部長、そして少女マンガを描くのが得意な学校のカリスマ…つぼみさん何やってんですか!(笑。などなどの強豪を前に「私なんか絶対無理」と自信無さ気に俯くやよい、みゆきの励ましも効果なしで俯くばかりです。さすがに見かねたあかねは推薦を撤回しようとれいかさんの所へ…するとやよいはハッと顔を上げて何かを言いたげな表情を見せました。本当は挑戦したいんだね。自信が無くて俯いていたけれど、では「断る」となると後ろ髪を引かれる。そんな思いにきちんと気付いたみゆきは脳天お星様のようで観察眼が結構鋭い子です。
「私、やってみたい!」
みゆきからの励ましで勇気をもらったやよいは、今度は自分の言葉でコンクール挑戦を宣言。よく言った! 協力を約束する二人の優しさに思わず泣いちゃうやよいってば! ってば!

さっそく始まったポスター制作の第一歩はみゆきがモデルのスケッチから。無理なポーズの要求に歯を食いしばってがんばるみゆき、言い出しっぺなんだからそれくらいがんばれ!(笑。するとカバンの中のキャンディが顔を出して一騒動のお約束、動いて喋るぬいぐるみを目の前にして「よぉし、キャンディも描いてあげるね!」とニッコリ笑顔のやよいは意外と大物なのかもしれません。
関西娘の家がお好み焼き屋ってのはわかっちゃいてもベタベタすぎてナントモ。まあかわいい女の子が膝を突き合わせてお好み焼きを囲む図は微笑ましく、一つのものをみんなで分け合う仲の良さを感じさせて良し良し。でもこの切り分け方はピザじゃないの?(笑。どうでもいいけどあかねちゃんの店には、やはり関東人的謎メニュー「お好み焼き定食」があるのだろうか?
二人の協力に支えられ、もちろんやよい自身も休み返上でがんばった結果、ついにポスターが完成しました。ヒーローをモチーフとした「校内美化ヒーロー クリーンピースマン」のデザインはやよいらしく、宣言どおりきちんとキャンディも描かれていてちょっと笑った。
紆余曲折あったけど挑戦を成し遂げたやよいは清々しい表情を見せ、しかしあかねちゃんの言葉にまたしても泣いちゃうのでした。満面笑顔に流れる涙は青春の汗だなあ!

しかしコンクールは残念ながら入賞ならず、「努力賞」と評された自作品の結果に肩を落とすやよい…こういう時のリアクションって難しいよねえ。明るく元気付ける二人の言葉を美術部部長の取り巻きは「負け惜しみ」と一蹴…こういうことを聞こえごなしに言う連中はきっとロクな目に遭わないだろう?と思ったのに何も伏線になってなくて逆に笑った。何だったんだこの連中。いや忘れた頃に天誅が下るに違いない。
美術部員の言葉にいたたまれなくなったやよいは自作品を掲示板から剥がして逃げ出して一人落ち込み、てな所へ現れたアカオーニさんに追い討ち食らってもう見てらんない!
「お前なんか努力したって無駄オニ!」
「そんな事わかってるよ…でも絵を描くのが好きだったから…」
あああああ! やよいの頭をなでなでしてあげたい。それはそうとコンクールの入賞作品を見るとどう見てもやよいの絵の方が上手いような気がする。特に銀賞銅賞の評価基準がよくわからない(笑

オオカミさんから赤鬼さんへ代わってもシステムは同じで、例の黒インクをブチっとぶちまけると周囲の世界は闇に落ち、例のカウントダウンタイマー(?)も1つ進んで「3」へ。闇に落ちてどよんどの淵のやよいはカーディガンの効果かミニスカがさらに短く見え、ミニスカから伸びる太もももキャラに反してじつに肉感的でよろしいよろしい。なーんて言ってる場合ではありません。かかる事態に駆け付けたみゆき&あかねちゃんは初対面の赤鬼さんにひるみまくり、さらに金棒の強風攻撃に吹き飛ばされそう…その風に飛ばされる件のポスターのカットも含め、これだけ風が吹いているのにビクともしない鉄壁スカートには感心するしか(笑。
飛んで来たポスターをクシャと丸めてポイの赤鬼さん。やよいが一生懸命描いた作品をそんな風に扱われちゃ絶対に許さない!

プリキュアに変身した二人はそれなりに息が合った攻撃を見せるけれど所詮は初心者の付け焼き刃か、アカンベェにあっさり返され、さらに追撃を受けてあっさりピンチであります。前回無双だったサニーの馬鹿力設定はどこ行った? そしてハッピーは今回もハッピーシャワーを外し、サニーファイヤーは気合充填不十分で不発と…コメディタッチのアクションは確かに楽しいのだけれど、あまりコメディに振りすぎると単なる不真面目・おふざけアクションに見えてしまうのでバランスが難しい。あのマリンですら決める時は決めていたのだから、コメディアクションを見せながらも肝心要ではプリキュアのカッコイイ所もきちんと見せてくれないと…まあその辺の役周りは後に控えるマーチ&ビューティが魅せてくれるのかも。そういう意味でも登場が待たれますね。
「一生懸命描いた黄瀬さんの努力をバカにするのは許せない!」
フルボッコにやられながらも赤鬼さんへ立ち向かうハッピーのセリフ。友達への思いがハッピーを立ち上がらせ、その思いはやよいに届いた。

ハッピーの声を聞いて前回のあかねちゃんと同様に目を覚ましたやよい、そこから正体バレの一連も同じパターンです。ハッピー学習しろ!(笑。赤鬼さんの攻撃に思わず顔を覆うやよいのアクションはじつに女の子っぽく、駆け付けたハッピー&サニーの背中を指の隙間から見るアングルへの繋がりもそれっぽくて良い感じ。いかにも「守られる立場」のか弱い女の子です。
しかし勇ましく駆け付けたハッピー&サニーはアカンベェにやられっぱなし。始まったばかりだと言うにもうチート期間終了なのか(笑。いいようにフルボッコにされて地面へ突っ伏す二人へトドメを刺すべくアカンベェが向かい、その様子を背後から見ているやよいは助けたい気持ちと恐怖心に揺れて揺られて右往左往。自分の無力さを判りながら、それでも二人を助けたい、でも怖い。このシーンはやよいの揺れる胸中を上手く描いていましたね。ムネは揺れませんけど(笑
恐怖心から逃げ出そうとしたやよいが二人との日々を思い浮かべて立ち止まり、恐怖に泣きそうになりながらもアカンベェの前へ立つ一連は、ベタながらあまりのいじらしさに見ているこっちも泣きそうです。勇気を出すきっかけをくれた大切な友達、二人を傷付けるのだけは絶対に許さない。弱虫泣き虫のやよいは涙を浮かべながら必死に叫び、すると謎の光がやよいを貫いてキュアピースの変身バンクへ。待ってました!

黄色のバンクはプリキュアの本気、という故事に従って大期待の黄色バンクでしたが、期待しすぎたせいか私的にはイマイチパッとせず。もちろん十分かわいいのだけどね。隆史氏で黄色と言えば特定のアニメータが浮かび、もしかしたらこのバンクも彼が担当するんじゃ?とほのかに期待していたのだけれどそんなサプライズは無かったようです。
隆史氏曰くパフの使い方が全員違うとのことで、さてピースはどんなパターンで来るか?と思ったらパンパンパパパン!とリズムを取るようにかわいらしく叩くアクション。これは小さいお友達に人気出そう。コスチェンジの後の髪型チェンジはシャボン玉が弾けるようなシュポン!ってなSEがこれまたかわいらしく、直後の呆けたような表情もかわいい(笑。頬紅の仕上げパフもキラッキラの極上笑顔で、変身完了後に宙から降りてくるカットも大股全開のサニーと違ってきちんと膝を閉じた女の子らしいポーズでかわいいかわいい。全体的に女の子女の子している感じです。ラストのジャンケンは毎回違うのかな。

「じゃんけんポン、なんやそれ?」
ピースのかわいさにキラキラが止まらないハッピーの隣で、冷静なサニーがいきなり視聴者の疑問を代弁してしまいました。あはは。弱虫泣き虫のやよいがいきなり戦う事になってどうすんだろ?と思ったけれど、ヒーローへの憧れが思わぬ形で成就して意外や意外ノリノリです。なるほどそう来ましたか。得物を振り回すアカンベェを前にしても勇ましいポーズを構え、普段の弱々しさの裏返しでまさかの戦闘マシーン化? と一瞬思ったけれど、やっぱりそんな都合良くいきません。涙目全開で逃げる表情はイカにも、じゃなくていかにもやよいらしい。泣き叫びながら逃げるピースは躓いてビターン! ってスマイルはこんなんばっかだなあ(笑
追い詰められたピースは泣き顔全開でイヤボーン! 「泣くと強い子」の芸風がこれほどハマるプリキュアもそう居まい。

そしてピースの必殺技バンクへ。スマイルパクトに気合充填から、突き上げたピースサインに雷が落ちて思わずビックリ声の一瞬はバンクに含まれているのだろうか? これは必殺技バンクとして非常に新しい(笑。ビリビリを涙目で我慢しながらクルクルとスピン、ダブルピースから放たれる「ピースサンダー」はこれまたどのカットを見てもいちいちあざとくかわいいです。途中の軽いジャンプできちんと膝を閉じているのも女の子!って感じ。
「星空さん、みゆきちゃんって呼んでもいい?」
やよいが本当に欲しかったものはコンクールの賞ではなく「勇気」と…もじもじと赤面しつつみゆきへ「名前呼び」を申し込む表情が全てを語っていますね。「やよいちゃん」と呼び返されて涙を浮かべる表情もある意味魔性、ああもう!

今回はエンディングの入りもピース仕様に変わっていました。アップからくるりとターンしてみんなの所へ、すると途中で躓いて思いっきりビターン! あはははは! これは不意打ちでした(笑。その次のダンスシーンできちんと鼻を赤くしてて笑った。芸が細かいなあ。

エンドカードはもちろんキュアピースのキメポーズです。
↓記事が役立ったら一票どうぞ。

待望のキュアピース登場です。

アバンにて軽くおさらいの後始まったOPは今回も小変更がありました。さすが1週間に100回見てると違いに気付くもので、「あれ?」と思って前回と見比べたら、入りカットの仕上げ修正、「輝いて!スマイルプリキュア!」のパートの背景が青からピンクへ修正、そこから一人ずつのご挨拶カットも背景がレインボーカラーに修正されていました。ちょっと華やかになりましたね。
※画像左列が第2話、右列が第3話です。

今回はこれまたクラスメイトの「黄瀬やよい」ちゃんのプリキュアデビュー、早くも三人目のプリキュア「キュアピース」の登場です。事前のキャラデザ発表時から注目を集め、ついに始まった本放送でもOPでのはっちゃけ具合(笑)や本編での絡み具合から大友人気フルスロットル状態のピースに否が応でも期待が高まります。公式情報やここまでの2話分でやよいの性格はある程度わかっており、見た通りの小動物キャラは庇護欲を刺激して止まず、それをブーストする悪く言えば「あざとい」キャラ作りの数々は目に余る物があるのだけれどかわいいは正義なので問題ないでしょう。私的には金元さんの声もポイント高いです。
さて学校の屋上にてキュアデコルの販促トーク(笑)を軽くこなしたみゆき&あかねが、たった一人で何かをしているやよいに気付く所から今回のストーリーが始まります。抜き足差し足で近付く二人の脚越しに見えるやよいは、手前の脚との対比でますます小さく見えますね。
スケッチブックをこっそり覗き込むとそこに描かれていたのはヒーロー物のイラストで、その上手さに思わず声を上げるみゆき…集中している所へいきなり声を掛けられ、それがこっそり描いてる絵であることも含めてやよいが絶叫しちゃうのも無理はありません。誰にも見られないように屋上で描いていたのにね。件の絵をやよいは「子供っぽいよね?」と自嘲するけれど、いいおっさんになってもニチアサから抜け出せない大友などグロスで存在するので心配いりません。とはいえこのくらいの年頃って子供趣味からの卒業を終えた子が大半で、背伸びを競う中にて「今でもヒーロー物が好き」と言いにくい年頃でもあるのだなあ。これがもう一皮剥けると平気の平左になっちゃうのですが、その引き替えに人として何か大切なものを失う気がするので以下略。
第一話のみゆき自己紹介の後にチラリと聞こえた「校内美化週間ポスターコンクール」は今回への前振りでしたか。芸コマ。期日が迫る中、副委員長のれいかさんはクラスのみんなに呼び掛けるけれど誰も名乗り出ず…れいかさんが話している真ん前の最前列センター席で、堂々とスケブを広げて内職しているやよいは本当に小心者なのだろうか? この状態だと「黄瀬さん、それほど絵が好きならあなた描いてくださらない?」くらい言われそうなのに(笑…というかやよい的にはそういうアピールだったのかもしれません。割と真面目に。

「はいはーい! 黄瀬さんがいいと思います!」
誰も名乗り出ない沈黙を破ったみゆきの一声、その声に続くあかねのダメ押しきた! いきなりのご指名にあわあわ、もちろん他の候補者はおらず、れいかさんからの確認に周囲を見回しながら思わず了承しちゃう(させられちゃう?)やよいでしたが、了承した後の表情からしてちょっとまんざらでも無さそう。
とはいえコンクールにエントリーする実力者の面々にやよいは及び腰でした。アートがバクレツしている美術部部長、そして少女マンガを描くのが得意な学校のカリスマ…つぼみさん何やってんですか!(笑。などなどの強豪を前に「私なんか絶対無理」と自信無さ気に俯くやよい、みゆきの励ましも効果なしで俯くばかりです。さすがに見かねたあかねは推薦を撤回しようとれいかさんの所へ…するとやよいはハッと顔を上げて何かを言いたげな表情を見せました。本当は挑戦したいんだね。自信が無くて俯いていたけれど、では「断る」となると後ろ髪を引かれる。そんな思いにきちんと気付いたみゆきは脳天お星様のようで観察眼が結構鋭い子です。
「私、やってみたい!」
みゆきからの励ましで勇気をもらったやよいは、今度は自分の言葉でコンクール挑戦を宣言。よく言った! 協力を約束する二人の優しさに思わず泣いちゃうやよいってば! ってば!

さっそく始まったポスター制作の第一歩はみゆきがモデルのスケッチから。無理なポーズの要求に歯を食いしばってがんばるみゆき、言い出しっぺなんだからそれくらいがんばれ!(笑。するとカバンの中のキャンディが顔を出して一騒動のお約束、動いて喋るぬいぐるみを目の前にして「よぉし、キャンディも描いてあげるね!」とニッコリ笑顔のやよいは意外と大物なのかもしれません。
関西娘の家がお好み焼き屋ってのはわかっちゃいてもベタベタすぎてナントモ。まあかわいい女の子が膝を突き合わせてお好み焼きを囲む図は微笑ましく、一つのものをみんなで分け合う仲の良さを感じさせて良し良し。でもこの切り分け方はピザじゃないの?(笑。どうでもいいけどあかねちゃんの店には、やはり関東人的謎メニュー「お好み焼き定食」があるのだろうか?
二人の協力に支えられ、もちろんやよい自身も休み返上でがんばった結果、ついにポスターが完成しました。ヒーローをモチーフとした「校内美化ヒーロー クリーンピースマン」のデザインはやよいらしく、宣言どおりきちんとキャンディも描かれていてちょっと笑った。
紆余曲折あったけど挑戦を成し遂げたやよいは清々しい表情を見せ、しかしあかねちゃんの言葉にまたしても泣いちゃうのでした。満面笑顔に流れる涙は青春の汗だなあ!

しかしコンクールは残念ながら入賞ならず、「努力賞」と評された自作品の結果に肩を落とすやよい…こういう時のリアクションって難しいよねえ。明るく元気付ける二人の言葉を美術部部長の取り巻きは「負け惜しみ」と一蹴…こういうことを聞こえごなしに言う連中はきっとロクな目に遭わないだろう?と思ったのに何も伏線になってなくて逆に笑った。何だったんだこの連中。いや忘れた頃に天誅が下るに違いない。
美術部員の言葉にいたたまれなくなったやよいは自作品を掲示板から剥がして逃げ出して一人落ち込み、てな所へ現れたアカオーニさんに追い討ち食らってもう見てらんない!
「お前なんか努力したって無駄オニ!」
「そんな事わかってるよ…でも絵を描くのが好きだったから…」
あああああ! やよいの頭をなでなでしてあげたい。それはそうとコンクールの入賞作品を見るとどう見てもやよいの絵の方が上手いような気がする。特に銀賞銅賞の評価基準がよくわからない(笑

オオカミさんから赤鬼さんへ代わってもシステムは同じで、例の黒インクをブチっとぶちまけると周囲の世界は闇に落ち、例のカウントダウンタイマー(?)も1つ進んで「3」へ。闇に落ちてどよんどの淵のやよいはカーディガンの効果かミニスカがさらに短く見え、ミニスカから伸びる太もももキャラに反してじつに肉感的でよろしいよろしい。なーんて言ってる場合ではありません。かかる事態に駆け付けたみゆき&あかねちゃんは初対面の赤鬼さんにひるみまくり、さらに金棒の強風攻撃に吹き飛ばされそう…その風に飛ばされる件のポスターのカットも含め、これだけ風が吹いているのにビクともしない鉄壁スカートには感心するしか(笑。
飛んで来たポスターをクシャと丸めてポイの赤鬼さん。やよいが一生懸命描いた作品をそんな風に扱われちゃ絶対に許さない!

プリキュアに変身した二人はそれなりに息が合った攻撃を見せるけれど所詮は初心者の付け焼き刃か、アカンベェにあっさり返され、さらに追撃を受けてあっさりピンチであります。前回無双だったサニーの馬鹿力設定はどこ行った? そしてハッピーは今回もハッピーシャワーを外し、サニーファイヤーは気合充填不十分で不発と…コメディタッチのアクションは確かに楽しいのだけれど、あまりコメディに振りすぎると単なる不真面目・おふざけアクションに見えてしまうのでバランスが難しい。あのマリンですら決める時は決めていたのだから、コメディアクションを見せながらも肝心要ではプリキュアのカッコイイ所もきちんと見せてくれないと…まあその辺の役周りは後に控えるマーチ&ビューティが魅せてくれるのかも。そういう意味でも登場が待たれますね。
「一生懸命描いた黄瀬さんの努力をバカにするのは許せない!」
フルボッコにやられながらも赤鬼さんへ立ち向かうハッピーのセリフ。友達への思いがハッピーを立ち上がらせ、その思いはやよいに届いた。

ハッピーの声を聞いて前回のあかねちゃんと同様に目を覚ましたやよい、そこから正体バレの一連も同じパターンです。ハッピー学習しろ!(笑。赤鬼さんの攻撃に思わず顔を覆うやよいのアクションはじつに女の子っぽく、駆け付けたハッピー&サニーの背中を指の隙間から見るアングルへの繋がりもそれっぽくて良い感じ。いかにも「守られる立場」のか弱い女の子です。
しかし勇ましく駆け付けたハッピー&サニーはアカンベェにやられっぱなし。始まったばかりだと言うにもうチート期間終了なのか(笑。いいようにフルボッコにされて地面へ突っ伏す二人へトドメを刺すべくアカンベェが向かい、その様子を背後から見ているやよいは助けたい気持ちと恐怖心に揺れて揺られて右往左往。自分の無力さを判りながら、それでも二人を助けたい、でも怖い。このシーンはやよいの揺れる胸中を上手く描いていましたね。ムネは揺れませんけど(笑
恐怖心から逃げ出そうとしたやよいが二人との日々を思い浮かべて立ち止まり、恐怖に泣きそうになりながらもアカンベェの前へ立つ一連は、ベタながらあまりのいじらしさに見ているこっちも泣きそうです。勇気を出すきっかけをくれた大切な友達、二人を傷付けるのだけは絶対に許さない。弱虫泣き虫のやよいは涙を浮かべながら必死に叫び、すると謎の光がやよいを貫いてキュアピースの変身バンクへ。待ってました!

黄色のバンクはプリキュアの本気、という故事に従って大期待の黄色バンクでしたが、期待しすぎたせいか私的にはイマイチパッとせず。もちろん十分かわいいのだけどね。隆史氏で黄色と言えば特定のアニメータが浮かび、もしかしたらこのバンクも彼が担当するんじゃ?とほのかに期待していたのだけれどそんなサプライズは無かったようです。
隆史氏曰くパフの使い方が全員違うとのことで、さてピースはどんなパターンで来るか?と思ったらパンパンパパパン!とリズムを取るようにかわいらしく叩くアクション。これは小さいお友達に人気出そう。コスチェンジの後の髪型チェンジはシャボン玉が弾けるようなシュポン!ってなSEがこれまたかわいらしく、直後の呆けたような表情もかわいい(笑。頬紅の仕上げパフもキラッキラの極上笑顔で、変身完了後に宙から降りてくるカットも大股全開のサニーと違ってきちんと膝を閉じた女の子らしいポーズでかわいいかわいい。全体的に女の子女の子している感じです。ラストのジャンケンは毎回違うのかな。

「じゃんけんポン、なんやそれ?」
ピースのかわいさにキラキラが止まらないハッピーの隣で、冷静なサニーがいきなり視聴者の疑問を代弁してしまいました。あはは。弱虫泣き虫のやよいがいきなり戦う事になってどうすんだろ?と思ったけれど、ヒーローへの憧れが思わぬ形で成就して意外や意外ノリノリです。なるほどそう来ましたか。得物を振り回すアカンベェを前にしても勇ましいポーズを構え、普段の弱々しさの裏返しでまさかの戦闘マシーン化? と一瞬思ったけれど、やっぱりそんな都合良くいきません。涙目全開で逃げる表情はイカにも、じゃなくていかにもやよいらしい。泣き叫びながら逃げるピースは躓いてビターン! ってスマイルはこんなんばっかだなあ(笑
追い詰められたピースは泣き顔全開でイヤボーン! 「泣くと強い子」の芸風がこれほどハマるプリキュアもそう居まい。

そしてピースの必殺技バンクへ。スマイルパクトに気合充填から、突き上げたピースサインに雷が落ちて思わずビックリ声の一瞬はバンクに含まれているのだろうか? これは必殺技バンクとして非常に新しい(笑。ビリビリを涙目で我慢しながらクルクルとスピン、ダブルピースから放たれる「ピースサンダー」はこれまたどのカットを見てもいちいちあざとくかわいいです。途中の軽いジャンプできちんと膝を閉じているのも女の子!って感じ。
「星空さん、みゆきちゃんって呼んでもいい?」
やよいが本当に欲しかったものはコンクールの賞ではなく「勇気」と…もじもじと赤面しつつみゆきへ「名前呼び」を申し込む表情が全てを語っていますね。「やよいちゃん」と呼び返されて涙を浮かべる表情もある意味魔性、ああもう!

今回はエンディングの入りもピース仕様に変わっていました。アップからくるりとターンしてみんなの所へ、すると途中で躓いて思いっきりビターン! あはははは! これは不意打ちでした(笑。その次のダンスシーンできちんと鼻を赤くしてて笑った。芸が細かいなあ。

エンドカードはもちろんキュアピースのキメポーズです。
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