2012-04-06(Fri)
さんかれあ #01 私が…ゾンビに…なったら
散華礼弥、享年15歳。今日からゾンビします。

2012年4月期新番レビュー第2弾です。
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2012年4月期新番レビュー第2弾です。
原作ははっとりみつる氏、別冊少年マガジン連載中のまんがです。既刊コミックスは5巻まで出ていて私は全巻初版で既読、まさかこのニッチなゾンビラブコメまんが(笑)がアニメ化されるとは予想していなかったなあ。そういやはっとりみつる氏作品のアニメ化は「ケンコー全裸系水泳部ウミショー」に続いて2作目、さりげなくアニメ化に恵まれた作家さんですね。
監督は畠山守氏。聞いた事無い名前だと思ったらこれは小俣真一氏の別名義とのこと。主にシャフト関係で演出・絵コンテを手掛けている方で、私的には夏のあらし! ~春夏冬中~ 第9話や、「話数単位で選ぶ、2011年TVアニメ10選」で取り上げた魔法少女まどか☆マギカ 第8話が印象に残っている演出家さんです。本作「さんかれあ」はかわいい絵柄と裏腹に結構ダークなシーンが多く、そんな雰囲気作りが上手い氏の手腕に期待。シリーズ構成の高木登氏はオカルト系が得意な脚本家さんなのでこれまた期待。キャラデザの坂井久太氏は私的には「苺ましまろ」の人でかわいい絵柄はかーなーり好み。近作では「ひぐらしシリーズ」「STEINS;GATE」のキャラデザ・総作監を担当、本作のキャラデザも原作デザインを生かしながらかわいく仕上がっています。まんが本編よりコミックスカバー絵に近い感じ? アニメーション制作はディーン…今期は「これはゾンビですか? オブザデッド」の制作もディーンってことでゾンビ憑いてる?(笑

冒頭は怪しい建物にて怪しい作業に勤しむ、本編主人公たる降谷千紘(ふるや ちひろ)の様子から。いったいこんな所で何をしているのか?は後のお楽しみ(?)。てな所へ現れた赤いコートのオンナノコは本編ヒロインの散華礼弥(さんか れあ)。作品タイトルはこの子の名前マンマで、この件についていろいろ逸話があるのですが…興味がある方はぜひコミックスをどうぞ(笑。カツカツと靴の音に気付いた千紘が見守る中にて、礼弥は大きく息を吸い込むと古井戸へ向かって悲鳴一声! そしてOPへ。なるほどこう来ましたか。絵面の怪しさといい、本編への興味を引っ張る導入といい、さすが畠山氏であります。
OPはnano.RIPE歌唱の「絵空事」。花咲くいろはの曲を歌っていた方(グループ)ですね。抑え目の導入から紫陽花の葉をくわえた礼弥が黒布にずぶりと沈むと一面紫陽花の花でタイトルを見せ、弾ける花と共にギターが入るイントロはちょっとさぶいぼ。本作のキーアイテムである「紫陽花」を強く印象付けていますね。賑やかなオケに乗って歌が始まると登場キャラを一通り顔見せ、この人の曲って「走っている姿」が似合うよねえ(笑。テニスルックの金髪少女は千紘の従姉妹である左王子蘭子(さおうじ らんこ)、何かと千紘に絡む通称「わんこ」はご想像通りテンプレ通りのポジションです。そして本編ヒロインよりも目が行ってしまうのもお約束か(笑

Aパート冒頭はゾンビ映画を鑑賞する千紘の様子。千紘の趣味である「ゾンビ」をとりあえず印象付けるよう改変されています。ここからの友人たちの顔見せ、家族の顔見せ、そしてばーぶの死亡シーンなども原作から改変されてわかりやすく構成されていました。
ご飯をよそっている水色髪の女の子は千紘の妹である降谷萌路(ふるや めろ)ちゃん、一升ビンをラッパ飲みのボケた爺さんは降谷茹五郎(ふるや じょごろう)、この爺さんが!(以下ネタバレ自重。そしてエサをもらっているネコは ばーぶ…そういや「生きているばーぶ」は原作では描かれておらず、登場は事故死の後でいきなり蘇生に入るのです。対してアニメ版では「死ぬ前」「死んだ直後」「埋葬後」と「突然の死」に対する千紘の心理を丁寧に描いて今後の行動に説得力を持たせていますね。こういう丁寧な作りからしてスタッフの意気込みが伝わってきます。

ばーぶの埋葬後に暗いベッドで物思う千紘のカットも「大切な家族」を突然失ったポッカリ感が伝わってきます。死んだ事が悲しくて大泣きではなくポッカリ、というのはじつにリアリティがありますね。そこで千紘はどこぞから入手した「蘇生術」について書かれた古い書物を紐解き、埋葬したばーぶを掘り起こすと蘇生実験へ。アイスボックスに入れられたばーぶが痛々しい。しかし古い書物と言う割りに読みやすい字だなあ(笑
アイスボックスを積んで件の場所へ自転車を走らせる千紘。川を渡る橋の俯瞰アングルはまさに三途の川を行き来しているような。橋を境に明暗を分けているのも現世と黄泉を分けている感ありありで、さりげないワンカットにいろいろ含みを持たせる演出は面白いです。
夜になるとどこぞへ出掛け、朝っぱらから冷凍庫の氷をバケツいっぱいに持って行く千紘は家族から見たら確かに怪しい。怪しすぎる。でも三角布を額に巻いた白装束の萌路ちゃんも十二分に怪しいよ(笑

友人たちと賑やかな朝の登校シーンにて話題に出た「散華女学学園」、千紘が通う紫陽高校と川を境に完全に分けられたお嬢様女子校です。そこへ今年は超セレブなお嬢様が入学したとか、その噂の主は散華女子の理事長の娘である散華礼弥…この川幅越しに礼弥をロックオンする視力スゲー(笑。それにしてもスカート短けえ! 友達と笑顔で話ながら登校する礼弥、眩しい笑顔からして何の悩みも無さそうだけれど。

Bパートはわんこの襲撃から。千紘から借りたゾンビDVDを返すこのシーンはアニメオリジナルです(原作では先の登校時に返す)。京懐石「さおうじ」の娘であるわんこは料理を届けに来た(?)ついでに千紘の部屋へカチ込み! ローアングルからの膝裏が美味しそう。ぺろぺろ!(橘さんじゃあるまいし。毎日の深夜作業に疲れているのかベッドに転がる千紘、するとわんこはベッドへ飛び込んで千紘の首をガシッと抱え…当たってるって! 思いっきり当たってるって! 無邪気に戯れる様子は子供時代からのノリまんまなのだろうけど、このバストサイズでこのミニスカでじゃれまくられては見ているほうがヒヤヒヤです(笑
散華女子の2年生であるわんこへ礼弥の事を訊いても、学年違いの子の事などようわからず、千紘は冷やかされるばかりでムネ攻撃ぽよぽよ! ぐぬぬ! 帰り際にミニスカぴらりのお姉さんサービスも良し。なーんて千紘の前では無駄に明るいわんこでしたが、帰り道に一人になると礼弥の名を呟きながら黄昏れちゃったりかわいいかわいい。

そしてその晩、ばーぶが死んで3日目の晩も千紘は蘇生実験を行っていました。例の書物によれば「毒草」が必要との事でしたがどうにも上手くいかない…これは後の前振りなので覚えておくと良いです。ってほどの事でもないけど。すると今晩も現れた王様の耳はロバの耳の女の子、雨が降る中をいつも通り現れ、傘を投げ捨てるとまたしても井戸に向かって叫んでいます。しかしいちいち際どいアングルで見せるね(笑
良いトコに生まれたばかりの不自由を叫び、そして「毎年の誕生日に裸で撮影する成長記録」について叫び…こっそり様子を眺めていた千紘は意外な叫びに思わずペットボトルを落とし、井戸端の礼弥に気付かれてしまった! あらら。とはいえ気付かれて困ったのは千紘ではなく礼弥のほう。びっくり顔から焦り顔、そして目を伏して困り顔への表情変化は千紘の心理状態を丁寧に表現していました。

「何でもします! だから今日の事は…」
建物へ入って千紘&礼弥の会話。秘密の叫びを必死に口止めする礼弥、こんな人気の無い所で男とツーショットで無防備な姿を晒すのはいかにも世間知らずのお嬢様です。それにしても無防備すぎるだろう?(笑。ミニスカひらりの脚も絶景、ミニスカで膝を立てて裏もも丸出しも絶景、前屈みで開いた襟元からの谷間も絶景すぎる。恥ずかしさから頬を染めた表情もいろいろそそりますなあ。
ここで千紘がばーぶ蘇生について「自分のわがまま」と自嘲しますが、話を聞いた礼弥は必死の表情でばーぶの気持ちを代弁…力説に合わせてふるふる揺れる無防備な谷間がこれまた絶景です。というかこの状況で冷静に谷間を観察する千紘は紳士だなあ。わんこのムネ攻撃で見慣れているのかもしれないけど(笑

手伝いを申し出た礼弥へ「蘇生薬の実験台になってくれ」と脅す千紘、「何でもする」「死んで生まれ変わりたい」との言葉を突き付けられて瞳孔が開いていく礼弥のカットも緊迫感ありありでいい感じ。なーんて冗談のネタバラシから礼弥の処女宣言、ここのセリフの間の取り方や所作がかわいかった。対する千紘は「生ける屍の女じゃないとダメ」という特殊性癖(笑)を宣言し、すると礼弥の逆襲ががが!
「私がゾンビになったら、責任取ってくれるって事ですよね?」
落ち着いた口調と醒めた表情で千紘の背後から囁く礼弥、いきなりこの豹変は確かにビビるわ(笑。すると礼弥はパッと表情を切り換え、顔をグッと寄せて笑顔でネタバラシ。だからそういう無防備かつ紛らわしい態度はおやめなさいって! ここからパッと身を翻し、ミニスカひらりを挟みながらの礼弥のカットは思いっきりシャフトっぽい絵面でした。こういう所も畠山氏らしい。

そして笑顔で別れた礼弥と衝撃の再開で今回の引き。もうこの姿に!? 次回はここへの経緯が明らかになるのかな。原作では礼弥がこうなるまで結構あるのだけれどその辺は上手く編集して詰めてくるのでしょう。今回の改変も違和感が無く纏めてくれたので次回も期待しておきます。
EDはAnnabelさん歌唱の「Above your hand」。しっとりとした曲に包まれ、ボーリング場に佇む礼弥の映像は幻想的でいい感じ。OPでも多用される七色の光は紫陽花に付き物の虹を表しているのかな。
というわけで原作ファンの私にも期待以上の出来でした。やはりこのスタッフはガチだった。もちろん視聴は継続、レビューもなるべく書こうかと。
監督は畠山守氏。聞いた事無い名前だと思ったらこれは小俣真一氏の別名義とのこと。主にシャフト関係で演出・絵コンテを手掛けている方で、私的には夏のあらし! ~春夏冬中~ 第9話や、「話数単位で選ぶ、2011年TVアニメ10選」で取り上げた魔法少女まどか☆マギカ 第8話が印象に残っている演出家さんです。本作「さんかれあ」はかわいい絵柄と裏腹に結構ダークなシーンが多く、そんな雰囲気作りが上手い氏の手腕に期待。シリーズ構成の高木登氏はオカルト系が得意な脚本家さんなのでこれまた期待。キャラデザの坂井久太氏は私的には「苺ましまろ」の人でかわいい絵柄はかーなーり好み。近作では「ひぐらしシリーズ」「STEINS;GATE」のキャラデザ・総作監を担当、本作のキャラデザも原作デザインを生かしながらかわいく仕上がっています。まんが本編よりコミックスカバー絵に近い感じ? アニメーション制作はディーン…今期は「これはゾンビですか? オブザデッド」の制作もディーンってことでゾンビ憑いてる?(笑

冒頭は怪しい建物にて怪しい作業に勤しむ、本編主人公たる降谷千紘(ふるや ちひろ)の様子から。いったいこんな所で何をしているのか?は後のお楽しみ(?)。てな所へ現れた赤いコートのオンナノコは本編ヒロインの散華礼弥(さんか れあ)。作品タイトルはこの子の名前マンマで、この件についていろいろ逸話があるのですが…興味がある方はぜひコミックスをどうぞ(笑。カツカツと靴の音に気付いた千紘が見守る中にて、礼弥は大きく息を吸い込むと古井戸へ向かって悲鳴一声! そしてOPへ。なるほどこう来ましたか。絵面の怪しさといい、本編への興味を引っ張る導入といい、さすが畠山氏であります。
OPはnano.RIPE歌唱の「絵空事」。花咲くいろはの曲を歌っていた方(グループ)ですね。抑え目の導入から紫陽花の葉をくわえた礼弥が黒布にずぶりと沈むと一面紫陽花の花でタイトルを見せ、弾ける花と共にギターが入るイントロはちょっとさぶいぼ。本作のキーアイテムである「紫陽花」を強く印象付けていますね。賑やかなオケに乗って歌が始まると登場キャラを一通り顔見せ、この人の曲って「走っている姿」が似合うよねえ(笑。テニスルックの金髪少女は千紘の従姉妹である左王子蘭子(さおうじ らんこ)、何かと千紘に絡む通称「わんこ」はご想像通りテンプレ通りのポジションです。そして本編ヒロインよりも目が行ってしまうのもお約束か(笑

Aパート冒頭はゾンビ映画を鑑賞する千紘の様子。千紘の趣味である「ゾンビ」をとりあえず印象付けるよう改変されています。ここからの友人たちの顔見せ、家族の顔見せ、そしてばーぶの死亡シーンなども原作から改変されてわかりやすく構成されていました。
ご飯をよそっている水色髪の女の子は千紘の妹である降谷萌路(ふるや めろ)ちゃん、一升ビンをラッパ飲みのボケた爺さんは降谷茹五郎(ふるや じょごろう)、この爺さんが!(以下ネタバレ自重。そしてエサをもらっているネコは ばーぶ…そういや「生きているばーぶ」は原作では描かれておらず、登場は事故死の後でいきなり蘇生に入るのです。対してアニメ版では「死ぬ前」「死んだ直後」「埋葬後」と「突然の死」に対する千紘の心理を丁寧に描いて今後の行動に説得力を持たせていますね。こういう丁寧な作りからしてスタッフの意気込みが伝わってきます。

ばーぶの埋葬後に暗いベッドで物思う千紘のカットも「大切な家族」を突然失ったポッカリ感が伝わってきます。死んだ事が悲しくて大泣きではなくポッカリ、というのはじつにリアリティがありますね。そこで千紘はどこぞから入手した「蘇生術」について書かれた古い書物を紐解き、埋葬したばーぶを掘り起こすと蘇生実験へ。アイスボックスに入れられたばーぶが痛々しい。しかし古い書物と言う割りに読みやすい字だなあ(笑
アイスボックスを積んで件の場所へ自転車を走らせる千紘。川を渡る橋の俯瞰アングルはまさに三途の川を行き来しているような。橋を境に明暗を分けているのも現世と黄泉を分けている感ありありで、さりげないワンカットにいろいろ含みを持たせる演出は面白いです。
夜になるとどこぞへ出掛け、朝っぱらから冷凍庫の氷をバケツいっぱいに持って行く千紘は家族から見たら確かに怪しい。怪しすぎる。でも三角布を額に巻いた白装束の萌路ちゃんも十二分に怪しいよ(笑

友人たちと賑やかな朝の登校シーンにて話題に出た「散華女学学園」、千紘が通う紫陽高校と川を境に完全に分けられたお嬢様女子校です。そこへ今年は超セレブなお嬢様が入学したとか、その噂の主は散華女子の理事長の娘である散華礼弥…この川幅越しに礼弥をロックオンする視力スゲー(笑。それにしてもスカート短けえ! 友達と笑顔で話ながら登校する礼弥、眩しい笑顔からして何の悩みも無さそうだけれど。

Bパートはわんこの襲撃から。千紘から借りたゾンビDVDを返すこのシーンはアニメオリジナルです(原作では先の登校時に返す)。京懐石「さおうじ」の娘であるわんこは料理を届けに来た(?)ついでに千紘の部屋へカチ込み! ローアングルからの膝裏が美味しそう。ぺろぺろ!(橘さんじゃあるまいし。毎日の深夜作業に疲れているのかベッドに転がる千紘、するとわんこはベッドへ飛び込んで千紘の首をガシッと抱え…当たってるって! 思いっきり当たってるって! 無邪気に戯れる様子は子供時代からのノリまんまなのだろうけど、このバストサイズでこのミニスカでじゃれまくられては見ているほうがヒヤヒヤです(笑
散華女子の2年生であるわんこへ礼弥の事を訊いても、学年違いの子の事などようわからず、千紘は冷やかされるばかりでムネ攻撃ぽよぽよ! ぐぬぬ! 帰り際にミニスカぴらりのお姉さんサービスも良し。なーんて千紘の前では無駄に明るいわんこでしたが、帰り道に一人になると礼弥の名を呟きながら黄昏れちゃったりかわいいかわいい。

そしてその晩、ばーぶが死んで3日目の晩も千紘は蘇生実験を行っていました。例の書物によれば「毒草」が必要との事でしたがどうにも上手くいかない…これは後の前振りなので覚えておくと良いです。ってほどの事でもないけど。すると今晩も現れた王様の耳はロバの耳の女の子、雨が降る中をいつも通り現れ、傘を投げ捨てるとまたしても井戸に向かって叫んでいます。しかしいちいち際どいアングルで見せるね(笑
良いトコに生まれたばかりの不自由を叫び、そして「毎年の誕生日に裸で撮影する成長記録」について叫び…こっそり様子を眺めていた千紘は意外な叫びに思わずペットボトルを落とし、井戸端の礼弥に気付かれてしまった! あらら。とはいえ気付かれて困ったのは千紘ではなく礼弥のほう。びっくり顔から焦り顔、そして目を伏して困り顔への表情変化は千紘の心理状態を丁寧に表現していました。

「何でもします! だから今日の事は…」
建物へ入って千紘&礼弥の会話。秘密の叫びを必死に口止めする礼弥、こんな人気の無い所で男とツーショットで無防備な姿を晒すのはいかにも世間知らずのお嬢様です。それにしても無防備すぎるだろう?(笑。ミニスカひらりの脚も絶景、ミニスカで膝を立てて裏もも丸出しも絶景、前屈みで開いた襟元からの谷間も絶景すぎる。恥ずかしさから頬を染めた表情もいろいろそそりますなあ。
ここで千紘がばーぶ蘇生について「自分のわがまま」と自嘲しますが、話を聞いた礼弥は必死の表情でばーぶの気持ちを代弁…力説に合わせてふるふる揺れる無防備な谷間がこれまた絶景です。というかこの状況で冷静に谷間を観察する千紘は紳士だなあ。わんこのムネ攻撃で見慣れているのかもしれないけど(笑

手伝いを申し出た礼弥へ「蘇生薬の実験台になってくれ」と脅す千紘、「何でもする」「死んで生まれ変わりたい」との言葉を突き付けられて瞳孔が開いていく礼弥のカットも緊迫感ありありでいい感じ。なーんて冗談のネタバラシから礼弥の処女宣言、ここのセリフの間の取り方や所作がかわいかった。対する千紘は「生ける屍の女じゃないとダメ」という特殊性癖(笑)を宣言し、すると礼弥の逆襲ががが!
「私がゾンビになったら、責任取ってくれるって事ですよね?」
落ち着いた口調と醒めた表情で千紘の背後から囁く礼弥、いきなりこの豹変は確かにビビるわ(笑。すると礼弥はパッと表情を切り換え、顔をグッと寄せて笑顔でネタバラシ。だからそういう無防備かつ紛らわしい態度はおやめなさいって! ここからパッと身を翻し、ミニスカひらりを挟みながらの礼弥のカットは思いっきりシャフトっぽい絵面でした。こういう所も畠山氏らしい。

そして笑顔で別れた礼弥と衝撃の再開で今回の引き。もうこの姿に!? 次回はここへの経緯が明らかになるのかな。原作では礼弥がこうなるまで結構あるのだけれどその辺は上手く編集して詰めてくるのでしょう。今回の改変も違和感が無く纏めてくれたので次回も期待しておきます。
EDはAnnabelさん歌唱の「Above your hand」。しっとりとした曲に包まれ、ボーリング場に佇む礼弥の映像は幻想的でいい感じ。OPでも多用される七色の光は紫陽花に付き物の虹を表しているのかな。
というわけで原作ファンの私にも期待以上の出来でした。やはりこのスタッフはガチだった。もちろん視聴は継続、レビューもなるべく書こうかと。
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