2012-04-27(Fri)
さんかれあ #04 普通の…女の子…
蘇った礼弥のささやかな願望。

「普通の女の子としての全ての経験をさせてください」

今週は「アムネジア」「ゾンビですか?OTD」と死者が活躍(?)する作品のレビューが続きましたが、私は別にそういう趣味があるわけではなくあくまで偶然です(笑。というわけで始まったさんかれあ第4話、これまでほぼ原作どおりの流れで描かれてきた本作でしたが今回アバンで少々流れを変えてきました。
赤バックにシルエットの鮮烈な転落裂傷シーンから、鮮やかなアジサイ畑を歩いていく礼弥。この世の終わりとうな垂れていた父親は何故か蘇った愛娘の名を叫び縋る。しかし礼弥の腕には脈が無く、血塗れの表情から振り返ると切り株に切り裂かれた腹部から大量の出血…今回は墨塗りじゃないのね。そして礼弥の異形化をことさら強調する紅い瞳のカットから、娘の写真を散りばめたバスタブにて目を覚ます「娘の最期の回想」。
この一連&Aパート冒頭の散華家のシーンは原作第5話で描かれているエピソードです。前回衝撃的な死と蘇生を遂げた礼弥のインパクト、その一部始終を目にした父親の絶望を強く印象付けるべく改変なのでしょう。またここで散華家の広いバスルームを見せる事で、後半で礼弥が言う「(降谷家の)コンパクトなお風呂場」というセリフに説得力を持たせていますね。芸コマ。

引き続き原作第5話のシーン。礼弥の家出を噂するメイドたちの所へ朝からヨッパの亞里亞さんが通り掛かって不穏な空気、亞里亞さんはメイドを見下し、しかしメイドたちも亞里亞さんを良く思っていないようです。この辺の事情はじきに明らかになるはずなのでネタバレ自重。その後亞里亞さんはバスルームで呆ける父親の所へ。前屈みの深い切れ込みから覗く谷間を自由自在に揺らしながら家出の件を追及すると例の執事が「降谷」の名を告げ、すると父親は復讐の鬼と化して立ち上がりました。もちろん筋違いの逆恨みもいい所なのですが…この父親らしいと言えばそうかも。というかおっさんの全裸シーンは要りません(笑
というわけでここから原作第4話のストーリーに戻ります。これまで続けてきた「瞑針」が思いがけず役立った腹の裂け目を手で縫うシーン、ゾンビ化した事でいくら痛みを感じないとはいえ…こんなの見ているほうが痛いよ(笑。ビリビリに破れた制服から男物のTシャツ1枚(ぱんつも履いてない!)に着替えて手縫いの礼弥、口でたくし上げたシャツから覗く下乳は結構なボリュームであります。原作だとこんなに主張していないのだけどアニメ化で増量?(笑

死んでしまったというのに妙に上機嫌な礼弥、そんな態度の真意を問う千紘は思わず礼弥の腕をガシッと掴んで…やっぱり増量されてる?(笑。下着レスのTシャツ1枚に浮かび上がるムネのラインがじつに美味しい。全裸よりエロいよ。さらに無防備な姿を晒しながら蘇生したばーぶの話。前回のばーぶと違って黒目があるのは蘇生・保存が順調な証です。この辺の詳細も追々描かれていくだろうからネタバレ自重。まあここまで見てきた人ならたいてい判るでしょうけれども。
ばーぶとゾンビ同士の会話を楽しむ礼弥の横顔を黙って見つめる千紘。いくらゾンビっ娘が好みとはいえこの状況に戸惑うのは無理もありません。すると礼弥は何を勘違いしたか「ゾンビらしい仕草」で千紘を元気付け…これはもう辛抱たまらんだろう(笑。無邪気にゾンビのマネをする礼弥は父親からの解放の嬉しさが溢れていますね。かわいい!
人間は無意識のうちに筋力の7割を抑えている、ってのは有名な話。しかし礼弥は死んだ事によってその制御が外れて常に100%の力を出す、常に火事場の馬鹿力状態とか。代謝が無い状態(つまり筋繊維や骨格が壊れても再生できない)でそれはますますヤバいんじゃ? ともあれその馬鹿力で千紘に迫る礼弥、少しずつ顔が近付いてオイオイいきなりか! 窓外の夕陽も雰囲気を盛り上げます。

前回排水管の中で詰まったわんこがどうやって抜け出したのか不明なれど…深く考えない! 部活後のお着替えシーンでは脱ぎかけシャツからスポブラチラリ、ノースカート状態で制服を引っ張り下げる仕草もいいね。モロ出しのエロよりこういう方がキます(笑。後輩ちゃんの誘いを断って出掛けた先はもちろん千紘宅で、朝の所業のケリを付けようと声を張ったのがまさにキス寸前のタイミングでありました。あははは。いちいちローアングルがこれまた美味しい。
礼弥がいる部屋に上げるわけにもいかないのでわんことの話は外で。連れ立って出掛けた河原での会話では例によってムネムギュのヘッドロック、さらに上下からのアングルでわんこのボディラインを楽しませてくれます。てな所へ登場したヤスタカは礼弥との仲を詰問、この流れから礼弥と千紘が知り合いと知って訝しげな表情を見せるわんこが切ないなあ。あれほどのグラマラスボディを持ってしてもゾンビっ娘には敵わない、夢にまで見た今のシチュエーションを思い出してニマニマが止まらない千紘と対称的であります。

出掛けた千紘を一人で待っている礼弥。いつしか外は暗くなり、この状況では灯りを点けるわけにもいかず、暗い部屋で膝を抱えて帰りを待っているカットは礼弥の寂しさ・心細さが伝わってきますね。そして思うは千紘を迎えに来た女子の事、朧気なジェラシーにますます沈み込む表情も切ないです。
そんな沈んだ気分を洗い流すべくシャワーへ向かう礼弥。崖からの落下で血塗れ泥まみれの体を洗わないと気持ち悪いでしょうし…普通は死んじゃったら関係ないんだけど(笑。というかゾンビって水に濡れても平気なのだろうか? 腹の傷口だって中身が出ないように縫っただけなので濡らしちゃいろいろマズいような?
誰もおらず静まりかえった降谷宅にて衣擦れの音だけが響く脱衣シーン、覗き見するようなアングルも隠密感を演出していますね。何だか生々しいです(笑。そして入った風呂場は礼弥曰く「コンパクトで新鮮」と…冒頭で見せた散華宅のバスルームに慣れていたら確かに小っさく感じるだろうなあ。それはともかく親の敵のように視界を遮るスチームジャミングは何事かと。こんなに白くせんでもよかろうに。

痛覚を失ったのだから熱い冷たいの皮膚感覚も当然失ってしまった。水の温度を感じないシャワーっていったいどんな感じなのだろう。というかシャワーの水粒が当たっている事すら感じないのかな。ここもまた鬼のようなスチームジャミングで画面はほぼ真っ白、力ずくで湯気消ししてみたけどほとんど見えませんね。
風呂道具コーナーに見慣れぬ物を見つけた礼弥はそれが何だかわからず、少し固くて弾力があるそれをムネの谷間に挟んでぽよんぽよんとエクササイズ! 大きいヘチマをしっかり挟めるボリュームはやはり原作より盛られているようです。それにしてもヘチマを見てこの使い道を思いつく礼弥はある意味天才なのかもしれない。
などとお楽しみの所へ侵入者登場! まあ茹五郎爺ちゃんからしたら礼弥が侵入者なのだけれど。全裸の礼弥を見るとスイッチが入った爺ちゃんは「貞!」と飛び付き抱き付きえらいこっちゃ! 思わずぶん投げてピンチから脱出した礼弥は濡れたまま二階へ、階段に残る濡れた足跡は幽霊のお約束演出ですね。幽霊じゃないけど(笑
風呂場から追って来た爺ちゃんをジャストタイミングで止めた萌路ちゃん。すると爺ちゃんはスイッチが切れて再びボケモードに…爺ちゃんがなぜこんな状態なのかきちんと理由があるのですがそれはまだ後の話。

Tシャツ1枚からバスタオル1枚にグレードアップした礼弥。ふと時計を見ていつもの生活との違いに苦笑いから空を見上げて微睡みへ。お父様と食卓に着く時間に、全裸にタオル1枚で男の部屋にいるなんて昨日までは考えも付かなかったでしょう。ってそういう問題じゃ無いか。そしてしみじみと「今日は本当にいろいろあったなあ」とか…確かにいろいろありすぎました(笑
「オレが礼弥の体を維持らないと…」
礼弥を突然襲った睡魔はいろいろあった疲れからと思いきや、床にずり落ちた体は重く、じきに帰宅した千紘との会話もおぼつかず、次第にろれつが回らなくなり…崖から転落したのが朝方だったので死後半日ほど経過した礼弥は死後硬直が始まっていたのでした。パッと見には普通の女の子だけれど礼弥の体は死んだ人と同じ経過を辿っているのです。つまり放って置いたらそのうち腐敗が始まり、行く行くは白骨に。これを阻止すべく次回からの奮闘が始まるわけですが、それ以前にさらなる問題が次々と浮上してきて…はたして今回のアニメ化でどこまでストーリーが進み、どう決着を見せるのか気になる所。綺麗にまとめてくれるといいなあ。
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「普通の女の子としての全ての経験をさせてください」

今週は「アムネジア」「ゾンビですか?OTD」と死者が活躍(?)する作品のレビューが続きましたが、私は別にそういう趣味があるわけではなくあくまで偶然です(笑。というわけで始まったさんかれあ第4話、これまでほぼ原作どおりの流れで描かれてきた本作でしたが今回アバンで少々流れを変えてきました。
赤バックにシルエットの鮮烈な転落裂傷シーンから、鮮やかなアジサイ畑を歩いていく礼弥。この世の終わりとうな垂れていた父親は何故か蘇った愛娘の名を叫び縋る。しかし礼弥の腕には脈が無く、血塗れの表情から振り返ると切り株に切り裂かれた腹部から大量の出血…今回は墨塗りじゃないのね。そして礼弥の異形化をことさら強調する紅い瞳のカットから、娘の写真を散りばめたバスタブにて目を覚ます「娘の最期の回想」。
この一連&Aパート冒頭の散華家のシーンは原作第5話で描かれているエピソードです。前回衝撃的な死と蘇生を遂げた礼弥のインパクト、その一部始終を目にした父親の絶望を強く印象付けるべく改変なのでしょう。またここで散華家の広いバスルームを見せる事で、後半で礼弥が言う「(降谷家の)コンパクトなお風呂場」というセリフに説得力を持たせていますね。芸コマ。

引き続き原作第5話のシーン。礼弥の家出を噂するメイドたちの所へ朝からヨッパの亞里亞さんが通り掛かって不穏な空気、亞里亞さんはメイドを見下し、しかしメイドたちも亞里亞さんを良く思っていないようです。この辺の事情はじきに明らかになるはずなのでネタバレ自重。その後亞里亞さんはバスルームで呆ける父親の所へ。前屈みの深い切れ込みから覗く谷間を自由自在に揺らしながら家出の件を追及すると例の執事が「降谷」の名を告げ、すると父親は復讐の鬼と化して立ち上がりました。もちろん筋違いの逆恨みもいい所なのですが…この父親らしいと言えばそうかも。というかおっさんの全裸シーンは要りません(笑
というわけでここから原作第4話のストーリーに戻ります。これまで続けてきた「瞑針」が思いがけず役立った腹の裂け目を手で縫うシーン、ゾンビ化した事でいくら痛みを感じないとはいえ…こんなの見ているほうが痛いよ(笑。ビリビリに破れた制服から男物のTシャツ1枚(ぱんつも履いてない!)に着替えて手縫いの礼弥、口でたくし上げたシャツから覗く下乳は結構なボリュームであります。原作だとこんなに主張していないのだけどアニメ化で増量?(笑

死んでしまったというのに妙に上機嫌な礼弥、そんな態度の真意を問う千紘は思わず礼弥の腕をガシッと掴んで…やっぱり増量されてる?(笑。下着レスのTシャツ1枚に浮かび上がるムネのラインがじつに美味しい。全裸よりエロいよ。さらに無防備な姿を晒しながら蘇生したばーぶの話。前回のばーぶと違って黒目があるのは蘇生・保存が順調な証です。この辺の詳細も追々描かれていくだろうからネタバレ自重。まあここまで見てきた人ならたいてい判るでしょうけれども。
ばーぶとゾンビ同士の会話を楽しむ礼弥の横顔を黙って見つめる千紘。いくらゾンビっ娘が好みとはいえこの状況に戸惑うのは無理もありません。すると礼弥は何を勘違いしたか「ゾンビらしい仕草」で千紘を元気付け…これはもう辛抱たまらんだろう(笑。無邪気にゾンビのマネをする礼弥は父親からの解放の嬉しさが溢れていますね。かわいい!
人間は無意識のうちに筋力の7割を抑えている、ってのは有名な話。しかし礼弥は死んだ事によってその制御が外れて常に100%の力を出す、常に火事場の馬鹿力状態とか。代謝が無い状態(つまり筋繊維や骨格が壊れても再生できない)でそれはますますヤバいんじゃ? ともあれその馬鹿力で千紘に迫る礼弥、少しずつ顔が近付いてオイオイいきなりか! 窓外の夕陽も雰囲気を盛り上げます。

前回排水管の中で詰まったわんこがどうやって抜け出したのか不明なれど…深く考えない! 部活後のお着替えシーンでは脱ぎかけシャツからスポブラチラリ、ノースカート状態で制服を引っ張り下げる仕草もいいね。モロ出しのエロよりこういう方がキます(笑。後輩ちゃんの誘いを断って出掛けた先はもちろん千紘宅で、朝の所業のケリを付けようと声を張ったのがまさにキス寸前のタイミングでありました。あははは。いちいちローアングルがこれまた美味しい。
礼弥がいる部屋に上げるわけにもいかないのでわんことの話は外で。連れ立って出掛けた河原での会話では例によってムネムギュのヘッドロック、さらに上下からのアングルでわんこのボディラインを楽しませてくれます。てな所へ登場したヤスタカは礼弥との仲を詰問、この流れから礼弥と千紘が知り合いと知って訝しげな表情を見せるわんこが切ないなあ。あれほどのグラマラスボディを持ってしてもゾンビっ娘には敵わない、夢にまで見た今のシチュエーションを思い出してニマニマが止まらない千紘と対称的であります。

出掛けた千紘を一人で待っている礼弥。いつしか外は暗くなり、この状況では灯りを点けるわけにもいかず、暗い部屋で膝を抱えて帰りを待っているカットは礼弥の寂しさ・心細さが伝わってきますね。そして思うは千紘を迎えに来た女子の事、朧気なジェラシーにますます沈み込む表情も切ないです。
そんな沈んだ気分を洗い流すべくシャワーへ向かう礼弥。崖からの落下で血塗れ泥まみれの体を洗わないと気持ち悪いでしょうし…普通は死んじゃったら関係ないんだけど(笑。というかゾンビって水に濡れても平気なのだろうか? 腹の傷口だって中身が出ないように縫っただけなので濡らしちゃいろいろマズいような?
誰もおらず静まりかえった降谷宅にて衣擦れの音だけが響く脱衣シーン、覗き見するようなアングルも隠密感を演出していますね。何だか生々しいです(笑。そして入った風呂場は礼弥曰く「コンパクトで新鮮」と…冒頭で見せた散華宅のバスルームに慣れていたら確かに小っさく感じるだろうなあ。それはともかく親の敵のように視界を遮るスチームジャミングは何事かと。こんなに白くせんでもよかろうに。

痛覚を失ったのだから熱い冷たいの皮膚感覚も当然失ってしまった。水の温度を感じないシャワーっていったいどんな感じなのだろう。というかシャワーの水粒が当たっている事すら感じないのかな。ここもまた鬼のようなスチームジャミングで画面はほぼ真っ白、力ずくで湯気消ししてみたけどほとんど見えませんね。
風呂道具コーナーに見慣れぬ物を見つけた礼弥はそれが何だかわからず、少し固くて弾力があるそれをムネの谷間に挟んでぽよんぽよんとエクササイズ! 大きいヘチマをしっかり挟めるボリュームはやはり原作より盛られているようです。それにしてもヘチマを見てこの使い道を思いつく礼弥はある意味天才なのかもしれない。
などとお楽しみの所へ侵入者登場! まあ茹五郎爺ちゃんからしたら礼弥が侵入者なのだけれど。全裸の礼弥を見るとスイッチが入った爺ちゃんは「貞!」と飛び付き抱き付きえらいこっちゃ! 思わずぶん投げてピンチから脱出した礼弥は濡れたまま二階へ、階段に残る濡れた足跡は幽霊のお約束演出ですね。幽霊じゃないけど(笑
風呂場から追って来た爺ちゃんをジャストタイミングで止めた萌路ちゃん。すると爺ちゃんはスイッチが切れて再びボケモードに…爺ちゃんがなぜこんな状態なのかきちんと理由があるのですがそれはまだ後の話。

Tシャツ1枚からバスタオル1枚にグレードアップした礼弥。ふと時計を見ていつもの生活との違いに苦笑いから空を見上げて微睡みへ。お父様と食卓に着く時間に、全裸にタオル1枚で男の部屋にいるなんて昨日までは考えも付かなかったでしょう。ってそういう問題じゃ無いか。そしてしみじみと「今日は本当にいろいろあったなあ」とか…確かにいろいろありすぎました(笑
「オレが礼弥の体を維持らないと…」
礼弥を突然襲った睡魔はいろいろあった疲れからと思いきや、床にずり落ちた体は重く、じきに帰宅した千紘との会話もおぼつかず、次第にろれつが回らなくなり…崖から転落したのが朝方だったので死後半日ほど経過した礼弥は死後硬直が始まっていたのでした。パッと見には普通の女の子だけれど礼弥の体は死んだ人と同じ経過を辿っているのです。つまり放って置いたらそのうち腐敗が始まり、行く行くは白骨に。これを阻止すべく次回からの奮闘が始まるわけですが、それ以前にさらなる問題が次々と浮上してきて…はたして今回のアニメ化でどこまでストーリーが進み、どう決着を見せるのか気になる所。綺麗にまとめてくれるといいなあ。
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