2012-05-01(Tue)
黄昏乙女×アムネジア #04 払暁乙女
怪異調査部夏休み強化合宿!?

突然の水着回はやっぱり夕子さんがかわいい。
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突然の水着回はやっぱり夕子さんがかわいい。
前回突発単発でオシマイにしようと思ったアムネジアのレビューですが、アバンからいきなりこんな水着姿を晒されてしまったらスルーできません。というわけで今回も突発レビューをかんたんに。

開始早々から更衣室で水着に着替える怪異調査部の女子二名。黄色いタオルを巻いた下からピンクのぱんつを抜いてお着替え完了の小此木メンバーは「私、脱いだらスゴイんです!」と言わんばかりの意外なスタイルでした。童顔ベリーショートの賑やかしキャラかと思いきやこれは見る目を変えねばなるまい。新調したらしいフリフリビキニを披露しながら二の腕をキュッと絞ってムネを寄せ、そこから締まったウエストから腰へ流れるラインはキャラに似つかわしくないカーブを描いております。

一方霧江さんのお着替えは水着の脇から水色ブラを抜いて完了。すると小此木メンバーの持ち物に気付き…フリフリビキニからはみ出さんばかりの小此木バディと自分の持ち物を比べて卑屈に笑う霧江さんがいきなりいい味です。気にしているのか! 一見気が強そうで些細な事など気にしなそうな霧江さんが自分のボディにコンプレックスいっぱいってのはじつに感慨深い。すぐ泣いちゃうし(笑。こういうギャップは美味しいよね。
その凹凸乏しいボディを「スレンダーな方が格好いい」と褒められて力無く笑う表情も良し。まあお互いに無い物ねだりと申しましょうか、細い子はボリュームを求め、肉感的な子は細さに憧れるもので…そう考えれば小此木メンバーの言葉も自然なリアクション、悪意など無い自然な言葉なのでしょう。とはいえ悪意が無いからこそ突き刺さるとも言えます(笑。さらに「触っていいから触らせてください!」と迫るのはアレだ(笑。ここはグイグイと迫り来る小此木メンバーに対し青→黄→赤と信号の如く顔色を変えていく演出が面白かった。逃げてー!

霧江さんのコンプレックスをさらに刺激する夕子さんのボディ。小此木メンバーの攻めとシンクロしながら表れた脚・ムネ・ケツは霧江さんを絶句させるに十二分な、出るトコ出て凹むトコ凹んでるモデルばりのスタイルでありました。ジロリと睨んだ直後にしょんぼりと「牛乳飲もうかな…」と呟く霧江さんが愛おしすぎて頭なでなでしてあげたい。次の瞬間蹴飛ばされるだろうけど。

Aパート冒頭は時間が巻き戻って怪異調査部夏休み強化合宿のスタートシーンへ。怖いの苦手な霧江さんが夜の学校にお泊まりなんて何と無謀な! この部活にて「何を強化するんですか?」という疑問はご尤も、てな賑やかなやり取りを遠くから寂しげに見つめる夕子さんが切ない。
合宿で使う旧宿直室へ入るとさっそくテンションMAXの小此木メンバー。福圓さんノリノリだなあ。始終この調子では喉を痛めないか心配です(笑。「宿直と言えばパンとお茶」とはわかりやすいようなわかりにくいような…有名な空耳なので知ってる人も多いでしょうけど、結構古いネタだから若い子は知らないかも?と思って初出次期を調べてみたらこれって1994年3月11日放送、つまりあの衝撃から18年も経つのね。歳月早っ! というかきっかり17年後にあんな大惨事が起きるとは誰が考えただろう。
いつもはすぐに抱き付いてくるはずなのにどこかへ行ったまま姿を見せない夕子さん。きっと今頃は一人で拗ねているんだろうなあ。かわいい! しかし貞一は深く考えず、小此木メンバーが見つけた宿直日誌の「宿直室の怪談」に気を取られ…気配を感じさせながら姿を見せない夕子さんの拗ねっぷりがかわいい。そういや入室時に霧江さんが語った「お婆ちゃん」は学校の実力者なのかな。夕子さんはそのお婆ちゃんの姉なわけで、この学校に居続ける理由もその辺にあるのかも?
さて「宿直室の怪談」の解明にテンション上げ上げの小此木メンバー、もちろん霧江さんも夜の調査に張り切りますがどう見ても今から怖がってます。声震えてるし(笑

調査は夜が本番って事でみなさんはプールへ。ここでアバンと繋がりました。例のビキニをぶりっ子ポーズで披露する小此木メンバー、しかし感想を言う間も無く貞一の首はグキッと明後日の方向へ! 夕子さん何やってんすか! 「痛てててて!」「やめてください!」と夕子さんへのリアクションを勘違いした小此木メンバーが大泣きで更衣室へ走る一連は笑った。小此木メンバーかわいそうに(笑
脱兎の如く更衣室へ走る小此木メンバーを見送り、貞一が力無く振り返ると夕子さんの姿は消えていました。残された二人をプール対岸から映すロングショットは消えた後の夕子さんの視点? 無人の監視椅子を手前に配置して二人との距離感を強調し、徐々に引いていくカメラワークも憤懣やるかたなくその場から離れて行く夕子さんの心境が窺えますね。上手い。

ここから暫しプールにてキャッキャウフフの様子。小此木メンバーはせっかく新調したフリフリビキニからスク水に着替えてしまってもったいない。でもこれはこれで似合っているかも(笑。しなやかな霧江さんの水着姿も良し。水面からジャンプするスレンダーボディが青空によく映えます。
そんな賑やかなプールに夕子さんの姿は無く、さてどこ行った?と思ったら屋根の上で一人しょんぼりと黄昏れていました。拗ねていないで一緒に遊べばいいのに。いちいちかわいいなあ!

時は進んでいつしか夜となり、人前ではキメキメの霧江さんがキメポーズをキメた後、小此木メンバーを置いてさっそく調査開始です。暗い廊下を歩きながら「悪霊」について語る霧江さん、語る横顔に落ちる窓の桟のシルエットに加え横切る黒髪のシルエットや悪霊のイメージカットがホラーチックな雰囲気を盛り上げます。普通に考えると夕子さん以外の何者かがいるのだろうけど現状ではまだわかりません。何せ夕子さんの存在自体が絶対的なモノでもありませんし、何かの拍子に正体(?)を表す流れもありそうな。
暗闇からふと伸びた白い手、次の瞬間貞一の姿が消えて霧江さんは大慌てです。悪霊に連れ去られた? 一方どこぞの教室に連れ込まれた貞一。いかにも怪しい赤空間の中すごい勢いで襲いかかった影は…もちろん夕子さんでありました。このシーンもいちいちホラーチックな演出から夕子さんのデレへ繋げます。最初は意外な流れに大笑いだったけどさすがに慣れてきてしまいました。でも夕子さんがかわいいから無問題(笑
「初めて触れた所でもいいよ」と言われ、怖じ気付いて手に触れようとする貞一はまだまだ中学生だなあ。男なら遠慮なくムギュ!っといけばいいのに。これをして夕子さんは「覚えてないんだ?」と思っているようでしたが忘れるはずがありませんよね(笑。そこから指を絡めて手を握るシーンは見ているこっちもドキドキ、下手なエロシーンより艶めかしさを感じますね。裸を晒しても平気な夕子さんが慌てるほどの一瞬、男子中学生にはちょっと刺激が強すぎたか目ぇグルグルさせちゃってまあ(笑

一人放置されて涙目の霧江さん(かわいい)を拾って宿直室へ戻るみなさん、ここでドアをドンドン叩いた事で「宿直室の怪談」のネタバラシへ繋げる流れも上手い。突然の怪現象に大慌ての小此木メンバーがいつも以上に騒々しい(笑。判ってしまえば大した話ではないのだけれど、夕子さんが幽霊である事前提なので正しく怪談ではあります。
寒いから宿直室に入りたい夕子さんがドアをドンドン! すると開いたドアの間から「ごめんなさいよ」と言わんばかりの表情で部屋の中へ。いい顔してるなあ(笑。しかしそのドアはいつしか開かなくなってしまった。笑顔でノックする夕子さんが次第に陰りやがてシルエットで閉ざされていく映像は、開かないドアへの絶望・孤独感が痛いほど伝わってきますね。
さらに宿直日誌に書かれていた「呪い石」の怪談へ。窓と影で描かれる文字演出はさすが本家(?)と言うべきか、赤い光の禍々しさも効いて強烈なイメージを印象付けます。シンクの水溜まりに学校の風景が流れり、件の中庭に水滴がポタリと落ちる演出も凄い。

寝てしまった貞一は添い寝の夕子さんに気付いて目覚め、二人は夜のお散歩へ出掛けます。夜は冷えるのでタイツを履く夕子さん、白い脚に黒いタイツを滑らせる描写が妖艶すぎてどうしましょう。素晴らしい! さらにセーターを羽織って準備完了、こっそり出て行く二人を見送る霧江さんの逞しい想像力が笑えます。ナニを!?(笑。夕子さんとのスタイル差をすっぱり諦め、「髪、伸ばそうかな」と呟く霧江さんってばオンナノコだなあ。
旧校舎の中庭にある「呪い石」の怪談。その石に憎い相手の名前を書けば呪い殺す事ができる、しかし石に自分の名前を見つけたら呪われて死ぬ。てな説明を強烈に印象付ける文字演出もじつに禍々しくていい感じ。
というわけで件の中庭へゴー! 渋る貞一の手を引いて夜の校舎を走り抜ける映像は、この背景が砂浜ならばキャッキャウフフな恋人たちのよくあるシーンでありましょう。あはは。全力で楽しそうな夕子さんがかわいくてたまりません。

渡り廊下に囲まれた中庭に到着して暫し、呪い石を見つけた夕子さんが声を上げて知らせるけれど…よくよく聞けばわざとらしい声でしたね(笑。いかにも「呪い」を窺わせるホラーチックな演出の数々の後、件の石に「新谷貞一」の名を見つけて禍々しさが絶高潮に達すると…オチは夕子さんのいたずらでした。何というお茶目さん!

呪い石の調査(?)の後、二人は夜中のプールへ。夜は冷えるんじゃなかったのか(笑。髪を纏めて見えたうなじは艶っぽさ満点、そこから制服を脱いで暗い夜に浮かび上がる夕子さんの白い肌はじつに幻想的な美しさであります。妖艶なボディラインの一部に色トレス発見。背中越しに見える横乳もボリュームを感じさせて良し良し。このスタイルは幽霊にしておくにはもったいない(笑。そして最後の1枚を脱ぎ捨てるとプールへドボン!

「人は自分で信じる信じないの選択すらできない事に気付かない。無意識のうちにでも信じてしまえば、そこに呪いの力が生まれる」
幻想的なプール描写の中で語られる夕子さんのセリフはなかなか意味深でした。呪いなんて思い込み、怖い怖いと思い込めば枯れ尾花も幽霊に見える。これは本作の「怪異」に対するスタンスがはっきり判るセリフでした。全ては人の心が作りしもの。オカルトなんてありません! とはいえこれを異形の張本人が語っている辺り妙な可笑しさを感じますが。
二人並んで迎える夜明けの描写も良かった。今までは夜の時間も夜明けも気にしなかったのに貞一と出会って以来素敵な時間になった。朝になれば貞一に会える。だから今まで一瞬だった夜が長く感じ、しかし夜明けを待つ時間すら楽しい。長い髪を靡かせながら笑顔で語る夕子さんのかわいさったら! ああもう!
なーんてイチャラブの一方、宿直室で眠る霧江さんへ不吉な笑みを向けるいかにも悪霊チックな黒い影。霧江さんが語っていた悪霊はどうやら思い込みでは無さげ? はてさてこいつの正体は? 牛乳飲んでがんばれ霧江さん!(違

エンドカードはぽんかん⑧氏。

開始早々から更衣室で水着に着替える怪異調査部の女子二名。黄色いタオルを巻いた下からピンクのぱんつを抜いてお着替え完了の小此木メンバーは「私、脱いだらスゴイんです!」と言わんばかりの意外なスタイルでした。童顔ベリーショートの賑やかしキャラかと思いきやこれは見る目を変えねばなるまい。新調したらしいフリフリビキニを披露しながら二の腕をキュッと絞ってムネを寄せ、そこから締まったウエストから腰へ流れるラインはキャラに似つかわしくないカーブを描いております。

一方霧江さんのお着替えは水着の脇から水色ブラを抜いて完了。すると小此木メンバーの持ち物に気付き…フリフリビキニからはみ出さんばかりの小此木バディと自分の持ち物を比べて卑屈に笑う霧江さんがいきなりいい味です。気にしているのか! 一見気が強そうで些細な事など気にしなそうな霧江さんが自分のボディにコンプレックスいっぱいってのはじつに感慨深い。すぐ泣いちゃうし(笑。こういうギャップは美味しいよね。
その凹凸乏しいボディを「スレンダーな方が格好いい」と褒められて力無く笑う表情も良し。まあお互いに無い物ねだりと申しましょうか、細い子はボリュームを求め、肉感的な子は細さに憧れるもので…そう考えれば小此木メンバーの言葉も自然なリアクション、悪意など無い自然な言葉なのでしょう。とはいえ悪意が無いからこそ突き刺さるとも言えます(笑。さらに「触っていいから触らせてください!」と迫るのはアレだ(笑。ここはグイグイと迫り来る小此木メンバーに対し青→黄→赤と信号の如く顔色を変えていく演出が面白かった。逃げてー!

霧江さんのコンプレックスをさらに刺激する夕子さんのボディ。小此木メンバーの攻めとシンクロしながら表れた脚・ムネ・ケツは霧江さんを絶句させるに十二分な、出るトコ出て凹むトコ凹んでるモデルばりのスタイルでありました。ジロリと睨んだ直後にしょんぼりと「牛乳飲もうかな…」と呟く霧江さんが愛おしすぎて頭なでなでしてあげたい。次の瞬間蹴飛ばされるだろうけど。

Aパート冒頭は時間が巻き戻って怪異調査部夏休み強化合宿のスタートシーンへ。怖いの苦手な霧江さんが夜の学校にお泊まりなんて何と無謀な! この部活にて「何を強化するんですか?」という疑問はご尤も、てな賑やかなやり取りを遠くから寂しげに見つめる夕子さんが切ない。
合宿で使う旧宿直室へ入るとさっそくテンションMAXの小此木メンバー。福圓さんノリノリだなあ。始終この調子では喉を痛めないか心配です(笑。「宿直と言えばパンとお茶」とはわかりやすいようなわかりにくいような…有名な空耳なので知ってる人も多いでしょうけど、結構古いネタだから若い子は知らないかも?と思って初出次期を調べてみたらこれって1994年3月11日放送、つまりあの衝撃から18年も経つのね。歳月早っ! というかきっかり17年後にあんな大惨事が起きるとは誰が考えただろう。
いつもはすぐに抱き付いてくるはずなのにどこかへ行ったまま姿を見せない夕子さん。きっと今頃は一人で拗ねているんだろうなあ。かわいい! しかし貞一は深く考えず、小此木メンバーが見つけた宿直日誌の「宿直室の怪談」に気を取られ…気配を感じさせながら姿を見せない夕子さんの拗ねっぷりがかわいい。そういや入室時に霧江さんが語った「お婆ちゃん」は学校の実力者なのかな。夕子さんはそのお婆ちゃんの姉なわけで、この学校に居続ける理由もその辺にあるのかも?
さて「宿直室の怪談」の解明にテンション上げ上げの小此木メンバー、もちろん霧江さんも夜の調査に張り切りますがどう見ても今から怖がってます。声震えてるし(笑

調査は夜が本番って事でみなさんはプールへ。ここでアバンと繋がりました。例のビキニをぶりっ子ポーズで披露する小此木メンバー、しかし感想を言う間も無く貞一の首はグキッと明後日の方向へ! 夕子さん何やってんすか! 「痛てててて!」「やめてください!」と夕子さんへのリアクションを勘違いした小此木メンバーが大泣きで更衣室へ走る一連は笑った。小此木メンバーかわいそうに(笑
脱兎の如く更衣室へ走る小此木メンバーを見送り、貞一が力無く振り返ると夕子さんの姿は消えていました。残された二人をプール対岸から映すロングショットは消えた後の夕子さんの視点? 無人の監視椅子を手前に配置して二人との距離感を強調し、徐々に引いていくカメラワークも憤懣やるかたなくその場から離れて行く夕子さんの心境が窺えますね。上手い。

ここから暫しプールにてキャッキャウフフの様子。小此木メンバーはせっかく新調したフリフリビキニからスク水に着替えてしまってもったいない。でもこれはこれで似合っているかも(笑。しなやかな霧江さんの水着姿も良し。水面からジャンプするスレンダーボディが青空によく映えます。
そんな賑やかなプールに夕子さんの姿は無く、さてどこ行った?と思ったら屋根の上で一人しょんぼりと黄昏れていました。拗ねていないで一緒に遊べばいいのに。いちいちかわいいなあ!

時は進んでいつしか夜となり、人前ではキメキメの霧江さんがキメポーズをキメた後、小此木メンバーを置いてさっそく調査開始です。暗い廊下を歩きながら「悪霊」について語る霧江さん、語る横顔に落ちる窓の桟のシルエットに加え横切る黒髪のシルエットや悪霊のイメージカットがホラーチックな雰囲気を盛り上げます。普通に考えると夕子さん以外の何者かがいるのだろうけど現状ではまだわかりません。何せ夕子さんの存在自体が絶対的なモノでもありませんし、何かの拍子に正体(?)を表す流れもありそうな。
暗闇からふと伸びた白い手、次の瞬間貞一の姿が消えて霧江さんは大慌てです。悪霊に連れ去られた? 一方どこぞの教室に連れ込まれた貞一。いかにも怪しい赤空間の中すごい勢いで襲いかかった影は…もちろん夕子さんでありました。このシーンもいちいちホラーチックな演出から夕子さんのデレへ繋げます。最初は意外な流れに大笑いだったけどさすがに慣れてきてしまいました。でも夕子さんがかわいいから無問題(笑
「初めて触れた所でもいいよ」と言われ、怖じ気付いて手に触れようとする貞一はまだまだ中学生だなあ。男なら遠慮なくムギュ!っといけばいいのに。これをして夕子さんは「覚えてないんだ?」と思っているようでしたが忘れるはずがありませんよね(笑。そこから指を絡めて手を握るシーンは見ているこっちもドキドキ、下手なエロシーンより艶めかしさを感じますね。裸を晒しても平気な夕子さんが慌てるほどの一瞬、男子中学生にはちょっと刺激が強すぎたか目ぇグルグルさせちゃってまあ(笑

一人放置されて涙目の霧江さん(かわいい)を拾って宿直室へ戻るみなさん、ここでドアをドンドン叩いた事で「宿直室の怪談」のネタバラシへ繋げる流れも上手い。突然の怪現象に大慌ての小此木メンバーがいつも以上に騒々しい(笑。判ってしまえば大した話ではないのだけれど、夕子さんが幽霊である事前提なので正しく怪談ではあります。
寒いから宿直室に入りたい夕子さんがドアをドンドン! すると開いたドアの間から「ごめんなさいよ」と言わんばかりの表情で部屋の中へ。いい顔してるなあ(笑。しかしそのドアはいつしか開かなくなってしまった。笑顔でノックする夕子さんが次第に陰りやがてシルエットで閉ざされていく映像は、開かないドアへの絶望・孤独感が痛いほど伝わってきますね。
さらに宿直日誌に書かれていた「呪い石」の怪談へ。窓と影で描かれる文字演出はさすが本家(?)と言うべきか、赤い光の禍々しさも効いて強烈なイメージを印象付けます。シンクの水溜まりに学校の風景が流れり、件の中庭に水滴がポタリと落ちる演出も凄い。

寝てしまった貞一は添い寝の夕子さんに気付いて目覚め、二人は夜のお散歩へ出掛けます。夜は冷えるのでタイツを履く夕子さん、白い脚に黒いタイツを滑らせる描写が妖艶すぎてどうしましょう。素晴らしい! さらにセーターを羽織って準備完了、こっそり出て行く二人を見送る霧江さんの逞しい想像力が笑えます。ナニを!?(笑。夕子さんとのスタイル差をすっぱり諦め、「髪、伸ばそうかな」と呟く霧江さんってばオンナノコだなあ。
旧校舎の中庭にある「呪い石」の怪談。その石に憎い相手の名前を書けば呪い殺す事ができる、しかし石に自分の名前を見つけたら呪われて死ぬ。てな説明を強烈に印象付ける文字演出もじつに禍々しくていい感じ。
というわけで件の中庭へゴー! 渋る貞一の手を引いて夜の校舎を走り抜ける映像は、この背景が砂浜ならばキャッキャウフフな恋人たちのよくあるシーンでありましょう。あはは。全力で楽しそうな夕子さんがかわいくてたまりません。

渡り廊下に囲まれた中庭に到着して暫し、呪い石を見つけた夕子さんが声を上げて知らせるけれど…よくよく聞けばわざとらしい声でしたね(笑。いかにも「呪い」を窺わせるホラーチックな演出の数々の後、件の石に「新谷貞一」の名を見つけて禍々しさが絶高潮に達すると…オチは夕子さんのいたずらでした。何というお茶目さん!

呪い石の調査(?)の後、二人は夜中のプールへ。夜は冷えるんじゃなかったのか(笑。髪を纏めて見えたうなじは艶っぽさ満点、そこから制服を脱いで暗い夜に浮かび上がる夕子さんの白い肌はじつに幻想的な美しさであります。妖艶なボディラインの一部に色トレス発見。背中越しに見える横乳もボリュームを感じさせて良し良し。このスタイルは幽霊にしておくにはもったいない(笑。そして最後の1枚を脱ぎ捨てるとプールへドボン!

「人は自分で信じる信じないの選択すらできない事に気付かない。無意識のうちにでも信じてしまえば、そこに呪いの力が生まれる」
幻想的なプール描写の中で語られる夕子さんのセリフはなかなか意味深でした。呪いなんて思い込み、怖い怖いと思い込めば枯れ尾花も幽霊に見える。これは本作の「怪異」に対するスタンスがはっきり判るセリフでした。全ては人の心が作りしもの。オカルトなんてありません! とはいえこれを異形の張本人が語っている辺り妙な可笑しさを感じますが。
二人並んで迎える夜明けの描写も良かった。今までは夜の時間も夜明けも気にしなかったのに貞一と出会って以来素敵な時間になった。朝になれば貞一に会える。だから今まで一瞬だった夜が長く感じ、しかし夜明けを待つ時間すら楽しい。長い髪を靡かせながら笑顔で語る夕子さんのかわいさったら! ああもう!
なーんてイチャラブの一方、宿直室で眠る霧江さんへ不吉な笑みを向けるいかにも悪霊チックな黒い影。霧江さんが語っていた悪霊はどうやら思い込みでは無さげ? はてさてこいつの正体は? 牛乳飲んでがんばれ霧江さん!(違

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