2012-05-08(Tue)
黄昏乙女×アムネジア #05 憧憬乙女
ネコミミメイドの霧江さんがポンコツかわいい。

妹喫茶でぃあなんとかへようこそ!

突発レビューも3回連続になるとほとんど連載ですがそれはそれ、今回もまた冒頭っから思わせぶりな着替えシーンでサービスの上に半強制のネコミミメイドに叫ぶキタエリ声となればレビューせざるを得ません(笑。もちろん本編も例によってホラーとコメディのジェットコースター演出に目が離せず、また小さい胸をザワザワさせる霧江さんの胸中も明らかになって非常に興味深い1本でありました。
その冒頭のお着替えシーン。前回の水色ブラと違って今回は「KANOE」とネーム入りのスポブラでした。ていうかブラ要らな(自重。肩紐がズレた半脱ぎでチラリと覗くスレンダーな谷間、晒された肩のラインもセクシーであります。ここではまだ顔を見せてくれませんが体型&叫び声からして霧江さんであることは明らか。何でこんな事に!?

文化祭で賑わう中を一人つまらなそうに歩く霧江さん。モノクロの風景は外界との断絶を思わせるほど寒々しく、霧江さんの冷めた気分が伝わってくると同時に、賑やかな雰囲気を上手く楽しめない不器用さも感じますね。
校舎内にやたら貼られた案内どおりに歩を進めた先は怪異調査部の出し物であるお化け屋敷でした。先ほどまでの喧噪が嘘のように静まり返った部室前の雰囲気はいかにも何か出そう、とはいえ貼り紙に書かれた「ホンモノが出る!?」「あの夕子さん(学園のアイドル)に会えるかも?」のコピーはちょっと反則のような。確かに偽りは無いけどね(笑
その部室内では幽霊役(?)の夕子さんが準備のお着替え中、経帷子の裾を乱してストッキングを脱ぐ仕草がいきなりエロいよ! 大胆に開いた襟元から覗く谷間も破壊力抜群です。こんな姿で迫られたら恐怖の前に色気に参ってしまいそうだけど、お化け屋敷の特殊な雰囲気の中で見える夕子さんは「見た人が怖いモノ」の姿なので、白い谷間が晒されていようが客はきちんと(?)怖がってくれるという寸法。
このセクシー全開な姿を見られるのは貞一&霧江さんだけ。だからこそムネを押し当てながら貞一に抱き付く様子に霧江さんはぐぬぬ! てな心境を貫くように発せられた小此木メンバーの「悔しいですよねえ」がナイスタイミングすぎて大笑いでした。図星を指されて慌てながら、小此木メンバーの真意を知ってホッとする一連も良し。霧江さんかわいい(笑

霧江さん&小此木メンバーにお構いなく貞一に迫る夕子さん。当たってます! 当ててんのよ。慌てる貞一をからかうような夕子さんのドS顔も良し。そりゃ中一男子がこんな攻めを受けたら目ぇぐるぐるさせて昇天しちゃうだろうね(笑
まるで見せ付けるようなイチャラブ風景にフットー寸前の霧江さんは小此木メンバーの手を引いて部室を駆け出し、勢いに任せて暫し走った所で我に返ると自分の所在地が判らなくなっていました。迷路のような旧校舎で迷子になった二人を包む静寂は不安を煽り、理科準備室前で語られる「心ない人体模型の怪談」への流れもいい感じです。

その頃夕子さん&貞一は特殊なプレイに興じておりました。思わせぶりに顔を寄せ、「やる事は一つでしょ?」と紐を解いて着崩れた経帷子から見える肌色は妖艶全開であります。これはたまらん。
「あーれー!」
それは着物といえばお約束の、帯を引かれてくるくる回りながらはだけるお代官プレイでした。あははははは! 夕子さん楽しそう(笑。その後明るい所で見せてくれた経帷子からのこぼれっぷりったら!

一方理科準備室では件の人体模型についてホラー展開が続いております。準備室の奥に進むに連れて怪談のリアリティが増し、元々怖がりの霧江さんは次第に口数も減り生唾を呑み…恐怖への前振りがクライマックスに達した所でいきなり現れた人体模型の目、パニクって叫ぶ小此木メンバー! 赤バックにガタガタ震える脚のアップも効いてます。
すると霧江さんは恐怖に震える小此木メンバーをギュッと抱き締め、怪談を否定して落ち着かせる頼もしさを見せました。かっこいいぞ霧江さん! これには小此木メンバーも大感激で「どんな時も冷静で落ち着いている」「スタイルもいい」「綺麗」と褒めちぎり…そんな言葉を否定する霧江さんは「髪だって短いし、胸だって…」と、夕子さんと比べて自分に無いものをポロリ。無意識のうちに夕子さんを気にしている深層が窺えますね。
かっこいい所を見せた霧江さんでしたが突然床を駆け抜けた赤い目に仰天、その勢いでコケた所へ骨格標本が落ちてきて泣いちゃう霧江さんかわいい! かわいい! やはり霧江さんに泣き顔はよく似合います(そんな

泣き顔の霧江さんを今度は逆に小此木メンバーが元気付け…この小此木メンバーの表情が絶妙すぎて変な笑いが止まりません。いい顔してるなあ。絶対的な尊敬は人間味を見出した事で親愛へ変化、手を引いて廊下を駆けるカットは二人の関係の変化を表していましたね。
人体模型を連れての学祭デート(?)へ。「苦手」と言いながら小此木メンバーのペースで引き回される霧江さんは結構楽しそうで、先ほどと違って風景に色が着いている辺り心理変化も窺えますね。いろいろ抱えていそうな霧江さんに屈託なく接する小此木メンバーは、文字通り灰色の学園生活を彩る存在になり得るのか。
デートシーンが一段落すると霧江さんは「名前呼び」を求めます。お約束の友情表現?と思いきや霧江さんは「庚さん」と呼ばれる事に抵抗があるみたいですね。それはもちろんあの人を連想してしまうから。ああもう!
てな所へ小此木メンバーの友達がやってきてアレコレ。霧江さんを品定めするような視線から、サッと離れた所で話が着くと小此木メンバーが意味深な笑みを見せていますよ?

Bパート冒頭は「妹の控え室」にて繰り広げられる惨劇から。スカートを引き脱がされ、スポブラも脱がされてぱんつ1枚にされた霧江さんへ「大丈夫ですよ~、怖くない!」と襲いかかる小此木メンバーは違う意味で怖いです(笑
というわけで強制的に着せられたコスチュームはアバンのとおりのネコミミメイド、あらやだかわいい。長い黒髪のヅラも似合っています。そう、この髪型が似合いすぎる事が霧江さんのコンプレックスをさらに加速させるのだなあ。

着替えた後はいきなり本番です。訳も判らず客の前に晒され、集まる視線に涙目で固まる霧江さん。これはキツイ。でもかわいい。一瞬の静寂の後、大歓喜の客たちの気持ちも判ります。人体模型も喜んでる?(笑
「妹喫茶でぃあなんとか」のウェイトレスとなった霧江さんは最初戸惑いを見せるものの、客たちの歓迎っぷりに次第に表情をほころばせ、記念写真も笑顔で収まっちゃったりノリノリです。にこやかに走り回る霧江さんを睨んで紙コップを握りつぶす女子生徒は先への伏線だろうか。

「こうやって髪を長くすれば顔だってますます似て…」
バタバタとしたウェイトレス仕事を終えて一息。鏡に写った自分の姿を眺めた霧江さんは「評判良かったのかな?」とどんだけ自分に自信が無いのだろう。あんなにかわいいのにね。その根源は夕子さんへのコンプレックス、夕子さんへの憧れに対する自制によるもの。鏡の姿にまんざらでも無さそうだった次の瞬間、自分の深層意識に気付いた霧江さんはそれを認められず、思わず控え室を飛び出してしまいます。「これじゃまるで」の文字演出も効いてました。
いつしか走り着いた先は怪異調査部の部室前。吸い寄せられるように入ったお化け屋敷にて待ち構えていた夕子さんは霧江さんのココロをメッタ刺しです。これはキツい。

「でもあなた、私に憧れてるでしょ?」
夕子さんの言葉を必死に否定する霧江さん。憧れるはずがない、だって夕子さんは亡者だから。死者に心を許してはダメ、祖母を裏切ってはダメ。祖母との事情(約束?)がようわかりませんがこの辺の詳細はじきに明らかになるのかな? 「既に亡くなっている美人の大伯母」に憧れるのは別に悪い事でも無さそうだけど、その本人が目の前にいる状態で憧れてしまうのは確かに良くなさそうであります。
などと頭では判っていても本心は誤魔化せない。「本当は判っているんだろう?」と囁く短髪貧乳の霧江さんはまさに彼女自身が最も恐れるもの。封印している「夕子さんへの憧れ」、転じて「自分を好きになれなかった自分自身」でした。本当は泣き虫なのに虚勢を張り、他者に対して常に大きく出ていたのは自分嫌いの反動か。さらに言えばあれほど似合ったメイド姿に自信が無かったのも頷けます。もしかしたら素の自分を他人から受け入れられる事に慣れていないのかも?と思ったら貞一の登場でその辺が明らかに。

本心を突き付けられて思わず部室を飛び出した霧江さんは貞一と鉢合わせ、すると貞一は迷うことなく「霧江さん」と名前を呼んでくれました。夕子さんへの憧れが映し出された今の姿で、自分(霧江自身)の存在を見出してくれた貞一にズッキュンしちゃうのは判ります。まあバストサイズが違(自重
夕子のどこがいいんだ? あの瞳か? 長い髪か? やっぱり顔か? と畳み掛ける霧江さん。今言った全部は今の私と同じなのに何故夕子がいいんだ? どこが違うんだ? 明らかに違う所があるけれどあえてスルーの方向で。熱くなる霧江さんと訳がわからない貞一を分ける桟が二人の意識差を強調していましたね。そしてこういう役をやらせたら現状ピカイチであろうキタエリの熱演も光っていました。素晴らしい。
人を好きになるのに幽霊かどうかはあまり関係がない。しれっと答える貞一の言葉に笑いながら納得してしまったのは霧江さん自身もそうだからでしょう。何せ幽霊に憧れちゃってるのですから。
思わず笑ってしまった霧江さんは貞一の胸をぐりぐりしながら冷やかし、するとそのポーズのせいで霧江さんの胸元ががが! これはスレンダーサイズならではの絶景。ムネが小さいと隙間が広がりやすくて、角度によっては結構奥まで見えちゃうんだよね。
「こんなの見てもどうせ面白くないだろ!?」
コンプレックス全開で毒づきながら慌てて胸元を押さえる霧江さんかわいい! さらに「女の子」と認められて嬉しさを隠せない霧江さんがかわいくてたまりません。

てな所へ現れた夕子さんを押しのけながら初タッチ! 初めて触れた夕子さんのムネはやっぱり凄いのか(笑。ここで改めてお化け屋敷での会話を思い出し「自分が最も怖いもの」の正体に気付いた霧江さん、ズレていた二人がぴったり重なり左右に分かれていくカットは霧江さんのココロの整理を感じさせる好演出でした。しかし一部始終を夕子さんに聞かれていた事にも気付いてシオシオに。いちいちかわいい(笑
そして霧江さんの存在を受け入れてくれたもう一人。よかったなあ霧江さん。夕子さんかわいい!でハマった本作なのに今回は霧江さんがかわいくてたまりません。
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妹喫茶でぃあなんとかへようこそ!

突発レビューも3回連続になるとほとんど連載ですがそれはそれ、今回もまた冒頭っから思わせぶりな着替えシーンでサービスの上に半強制のネコミミメイドに叫ぶキタエリ声となればレビューせざるを得ません(笑。もちろん本編も例によってホラーとコメディのジェットコースター演出に目が離せず、また小さい胸をザワザワさせる霧江さんの胸中も明らかになって非常に興味深い1本でありました。
その冒頭のお着替えシーン。前回の水色ブラと違って今回は「KANOE」とネーム入りのスポブラでした。ていうかブラ要らな(自重。肩紐がズレた半脱ぎでチラリと覗くスレンダーな谷間、晒された肩のラインもセクシーであります。ここではまだ顔を見せてくれませんが体型&叫び声からして霧江さんであることは明らか。何でこんな事に!?

文化祭で賑わう中を一人つまらなそうに歩く霧江さん。モノクロの風景は外界との断絶を思わせるほど寒々しく、霧江さんの冷めた気分が伝わってくると同時に、賑やかな雰囲気を上手く楽しめない不器用さも感じますね。
校舎内にやたら貼られた案内どおりに歩を進めた先は怪異調査部の出し物であるお化け屋敷でした。先ほどまでの喧噪が嘘のように静まり返った部室前の雰囲気はいかにも何か出そう、とはいえ貼り紙に書かれた「ホンモノが出る!?」「あの夕子さん(学園のアイドル)に会えるかも?」のコピーはちょっと反則のような。確かに偽りは無いけどね(笑
その部室内では幽霊役(?)の夕子さんが準備のお着替え中、経帷子の裾を乱してストッキングを脱ぐ仕草がいきなりエロいよ! 大胆に開いた襟元から覗く谷間も破壊力抜群です。こんな姿で迫られたら恐怖の前に色気に参ってしまいそうだけど、お化け屋敷の特殊な雰囲気の中で見える夕子さんは「見た人が怖いモノ」の姿なので、白い谷間が晒されていようが客はきちんと(?)怖がってくれるという寸法。
このセクシー全開な姿を見られるのは貞一&霧江さんだけ。だからこそムネを押し当てながら貞一に抱き付く様子に霧江さんはぐぬぬ! てな心境を貫くように発せられた小此木メンバーの「悔しいですよねえ」がナイスタイミングすぎて大笑いでした。図星を指されて慌てながら、小此木メンバーの真意を知ってホッとする一連も良し。霧江さんかわいい(笑

霧江さん&小此木メンバーにお構いなく貞一に迫る夕子さん。当たってます! 当ててんのよ。慌てる貞一をからかうような夕子さんのドS顔も良し。そりゃ中一男子がこんな攻めを受けたら目ぇぐるぐるさせて昇天しちゃうだろうね(笑
まるで見せ付けるようなイチャラブ風景にフットー寸前の霧江さんは小此木メンバーの手を引いて部室を駆け出し、勢いに任せて暫し走った所で我に返ると自分の所在地が判らなくなっていました。迷路のような旧校舎で迷子になった二人を包む静寂は不安を煽り、理科準備室前で語られる「心ない人体模型の怪談」への流れもいい感じです。

その頃夕子さん&貞一は特殊なプレイに興じておりました。思わせぶりに顔を寄せ、「やる事は一つでしょ?」と紐を解いて着崩れた経帷子から見える肌色は妖艶全開であります。これはたまらん。
「あーれー!」
それは着物といえばお約束の、帯を引かれてくるくる回りながらはだけるお代官プレイでした。あははははは! 夕子さん楽しそう(笑。その後明るい所で見せてくれた経帷子からのこぼれっぷりったら!

一方理科準備室では件の人体模型についてホラー展開が続いております。準備室の奥に進むに連れて怪談のリアリティが増し、元々怖がりの霧江さんは次第に口数も減り生唾を呑み…恐怖への前振りがクライマックスに達した所でいきなり現れた人体模型の目、パニクって叫ぶ小此木メンバー! 赤バックにガタガタ震える脚のアップも効いてます。
すると霧江さんは恐怖に震える小此木メンバーをギュッと抱き締め、怪談を否定して落ち着かせる頼もしさを見せました。かっこいいぞ霧江さん! これには小此木メンバーも大感激で「どんな時も冷静で落ち着いている」「スタイルもいい」「綺麗」と褒めちぎり…そんな言葉を否定する霧江さんは「髪だって短いし、胸だって…」と、夕子さんと比べて自分に無いものをポロリ。無意識のうちに夕子さんを気にしている深層が窺えますね。
かっこいい所を見せた霧江さんでしたが突然床を駆け抜けた赤い目に仰天、その勢いでコケた所へ骨格標本が落ちてきて泣いちゃう霧江さんかわいい! かわいい! やはり霧江さんに泣き顔はよく似合います(そんな

泣き顔の霧江さんを今度は逆に小此木メンバーが元気付け…この小此木メンバーの表情が絶妙すぎて変な笑いが止まりません。いい顔してるなあ。絶対的な尊敬は人間味を見出した事で親愛へ変化、手を引いて廊下を駆けるカットは二人の関係の変化を表していましたね。
人体模型を連れての学祭デート(?)へ。「苦手」と言いながら小此木メンバーのペースで引き回される霧江さんは結構楽しそうで、先ほどと違って風景に色が着いている辺り心理変化も窺えますね。いろいろ抱えていそうな霧江さんに屈託なく接する小此木メンバーは、文字通り灰色の学園生活を彩る存在になり得るのか。
デートシーンが一段落すると霧江さんは「名前呼び」を求めます。お約束の友情表現?と思いきや霧江さんは「庚さん」と呼ばれる事に抵抗があるみたいですね。それはもちろんあの人を連想してしまうから。ああもう!
てな所へ小此木メンバーの友達がやってきてアレコレ。霧江さんを品定めするような視線から、サッと離れた所で話が着くと小此木メンバーが意味深な笑みを見せていますよ?

Bパート冒頭は「妹の控え室」にて繰り広げられる惨劇から。スカートを引き脱がされ、スポブラも脱がされてぱんつ1枚にされた霧江さんへ「大丈夫ですよ~、怖くない!」と襲いかかる小此木メンバーは違う意味で怖いです(笑
というわけで強制的に着せられたコスチュームはアバンのとおりのネコミミメイド、あらやだかわいい。長い黒髪のヅラも似合っています。そう、この髪型が似合いすぎる事が霧江さんのコンプレックスをさらに加速させるのだなあ。

着替えた後はいきなり本番です。訳も判らず客の前に晒され、集まる視線に涙目で固まる霧江さん。これはキツイ。でもかわいい。一瞬の静寂の後、大歓喜の客たちの気持ちも判ります。人体模型も喜んでる?(笑
「妹喫茶でぃあなんとか」のウェイトレスとなった霧江さんは最初戸惑いを見せるものの、客たちの歓迎っぷりに次第に表情をほころばせ、記念写真も笑顔で収まっちゃったりノリノリです。にこやかに走り回る霧江さんを睨んで紙コップを握りつぶす女子生徒は先への伏線だろうか。

「こうやって髪を長くすれば顔だってますます似て…」
バタバタとしたウェイトレス仕事を終えて一息。鏡に写った自分の姿を眺めた霧江さんは「評判良かったのかな?」とどんだけ自分に自信が無いのだろう。あんなにかわいいのにね。その根源は夕子さんへのコンプレックス、夕子さんへの憧れに対する自制によるもの。鏡の姿にまんざらでも無さそうだった次の瞬間、自分の深層意識に気付いた霧江さんはそれを認められず、思わず控え室を飛び出してしまいます。「これじゃまるで」の文字演出も効いてました。
いつしか走り着いた先は怪異調査部の部室前。吸い寄せられるように入ったお化け屋敷にて待ち構えていた夕子さんは霧江さんのココロをメッタ刺しです。これはキツい。

「でもあなた、私に憧れてるでしょ?」
夕子さんの言葉を必死に否定する霧江さん。憧れるはずがない、だって夕子さんは亡者だから。死者に心を許してはダメ、祖母を裏切ってはダメ。祖母との事情(約束?)がようわかりませんがこの辺の詳細はじきに明らかになるのかな? 「既に亡くなっている美人の大伯母」に憧れるのは別に悪い事でも無さそうだけど、その本人が目の前にいる状態で憧れてしまうのは確かに良くなさそうであります。
などと頭では判っていても本心は誤魔化せない。「本当は判っているんだろう?」と囁く短髪貧乳の霧江さんはまさに彼女自身が最も恐れるもの。封印している「夕子さんへの憧れ」、転じて「自分を好きになれなかった自分自身」でした。本当は泣き虫なのに虚勢を張り、他者に対して常に大きく出ていたのは自分嫌いの反動か。さらに言えばあれほど似合ったメイド姿に自信が無かったのも頷けます。もしかしたら素の自分を他人から受け入れられる事に慣れていないのかも?と思ったら貞一の登場でその辺が明らかに。

本心を突き付けられて思わず部室を飛び出した霧江さんは貞一と鉢合わせ、すると貞一は迷うことなく「霧江さん」と名前を呼んでくれました。夕子さんへの憧れが映し出された今の姿で、自分(霧江自身)の存在を見出してくれた貞一にズッキュンしちゃうのは判ります。まあバストサイズが違(自重
夕子のどこがいいんだ? あの瞳か? 長い髪か? やっぱり顔か? と畳み掛ける霧江さん。今言った全部は今の私と同じなのに何故夕子がいいんだ? どこが違うんだ? 明らかに違う所があるけれどあえてスルーの方向で。熱くなる霧江さんと訳がわからない貞一を分ける桟が二人の意識差を強調していましたね。そしてこういう役をやらせたら現状ピカイチであろうキタエリの熱演も光っていました。素晴らしい。
人を好きになるのに幽霊かどうかはあまり関係がない。しれっと答える貞一の言葉に笑いながら納得してしまったのは霧江さん自身もそうだからでしょう。何せ幽霊に憧れちゃってるのですから。
思わず笑ってしまった霧江さんは貞一の胸をぐりぐりしながら冷やかし、するとそのポーズのせいで霧江さんの胸元ががが! これはスレンダーサイズならではの絶景。ムネが小さいと隙間が広がりやすくて、角度によっては結構奥まで見えちゃうんだよね。
「こんなの見てもどうせ面白くないだろ!?」
コンプレックス全開で毒づきながら慌てて胸元を押さえる霧江さんかわいい! さらに「女の子」と認められて嬉しさを隠せない霧江さんがかわいくてたまりません。

てな所へ現れた夕子さんを押しのけながら初タッチ! 初めて触れた夕子さんのムネはやっぱり凄いのか(笑。ここで改めてお化け屋敷での会話を思い出し「自分が最も怖いもの」の正体に気付いた霧江さん、ズレていた二人がぴったり重なり左右に分かれていくカットは霧江さんのココロの整理を感じさせる好演出でした。しかし一部始終を夕子さんに聞かれていた事にも気付いてシオシオに。いちいちかわいい(笑
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