2012-06-17(Sun)
プリティーリズム ディアマイフューチャー #11 MARsとドキドキ温泉合宿
第一回プリティートップ強化合宿!

りずむのプリズムアクト初披露です。
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りずむのプリズムアクト初披露です。
今週はスマイルプリキュアがお休みなので久しぶりにDMFのレビューを。4月にスタートして以来あまりにあんまりな出来、かつての名作「オーロラドリーム」からの落差にリタイヤしかけた私ですが、とりあえず1クールは見守ろうと視聴を続けて早2ヶ月半。最初期に見られた過剰なSD演出も控えめとなり、作画も僅かずつではありますが見られるようになってきて、出揃った韓国キャラも(今のところ)予想ほど鬱陶しくなく…キャラが多すぎるせいか開始2ヶ月半経っても各キャラの輪郭がイマイチ定まらず、本筋(と思われる)エピソードの積み重ねが薄い感がありますが、現時点ではまだ「切る」判断までは行かない、私的に非常に微妙なポジションの作品です。もっと良い意味でも悪い意味でもやらかしてくれればスパッと判断できるのに。

今回はタイトルどおりの温泉回です。開始早々映された温泉施設に何やら見覚えがあるなあ、と思ったら箱根小涌園 ユネッサンじゃありませんか! 作中の設定は熱海温泉でしたが実際は箱根温泉、描かれている施設風景がユネッサンのサイトにある写真マンマでちょっと笑った(画像右列の写真はユネッサンサイトから引用)。画像上から神々のエーゲ海、緑茶風呂、露天風呂と、並べて見るとほんとマンマです。

到着したみなさんを出迎えたのはアフロ頭にハゲヅラを無理やり被せた千葉繁声の番頭さん。もうこの時点で怪しさ全開です(笑。相変わらずブレーキが無いみあは全力で駆け回った挙げ句に柱へドカーン! もう水着着てるし! なんて一方でいかにも何か企んでいそうな黒い笑顔をチラ見せする番頭さんが怪しい怪しい。
タテマエは強化合宿ですが団体温泉旅行に宴会は付き物、というわけで宴会場に揃ったみなさんは豪勢な料理を前にかんぱーい! みあvsりずむの伊勢エビ争奪戦をおしぼりフェイクで勝利するみあにちょっと笑った。策に引っかかって泣いてるりずむのアホかわいさは相変わらず(笑。その後ろで2尾まとめて殻ごと食ってるみあがワイルドすぎ。
さてペンギン先生曰く「婚活貧乏」の社長が何故全員引き連れて温泉旅行なんて太っ腹を見せたのか。それは明らかに怪しい福引きの当選によるもので、ここでもまたアフロ頭にグラサンの千葉繁声が…スタート時点から全て仕組まれていたのですね。それはそうとネタバラシ映像で描かれた、スーパーのチラシを眺めて一喜一憂する切実な表情、そして「お嬢さん」と呼ばれてキャーキャー言うてる社長がかわいすぎて涙無しには見られません(笑

宴会場にやってきた仲居さんもまたアフロ頭に以下略。家族経営なので似ているらしいけど明らかに似すぎです。差し出された色紙にMARsのサインは何故か社長の直筆、しかもなんというテキトウな(笑
ここでプリズミーが出場する「スタンドアップガールズ」について簡単な説明。賞品である「シンフォニアブーツ」を手に入れた者がが一番星になる。これはアーケードゲームと連動した企画のようで販促もばっちり。「一番星」と聞いてフルスロットルが止まらないみあ、テンション上げ上げのプリズミー。
しかしそんな盛り上がりの片隅でヘインは1人曇り顔を見せています。自分たちはスタンドアップガールズに出られない。悔しい。羨ましい。スッと近寄る仲居さんの影がヘインの顔を覆っていく演出は彼女の胸中をわかりやすく描いていました。そんな本音をズバズバ煽る仲居さん…つまり目的はそういう事か。

お待ちかねの温泉タイムはユネッサンなので水着着用です…なんですと! しかも全員ヘソすら見せないキャミソール水着ですよ。せめてビキニくらい着せればいいのに、これでは普段の衣装と全然変わらんではないか!(笑。ここでも賑やかにはしゃぎ回るプリズミーに対し1人沈んでブクブクのヘイン。せっかく仲間がたくさんいるのに1人で抱え込んで悩んでいる様子が見て取れます。
引き続き思い悩んでいる湯上がりヘインを元気付ける元気娘。腰に手か! ヘインの深刻さとの対比か、いちご牛乳を噴射しながら走り回っているみあたちがアホすぎてナントモ(笑。プリズミーに置いていかれている危機感を素直に打ち明け、するとりずむは「そんな時は練習だよ!」と…そういえばりずむも練習至上だったっけ。その言葉を受けたヘインはパァッと表情を輝かせ、部屋で寛ぐみなさんを練習に誘います。
「負けたくないの! 追い付きたいの! プリズミーに!」
崖っぷちでカメラが回り込んで波バッシャーン!から天空に輝くプリズミーを指差すヘイン。意図はわからんでもないけどえらく大仰な演出だなあ(笑

しかしみなさんにそんな熱い気持ちは伝わりませんでした。未だデビューできていない事を認めて諦め気味なチェギョン&シユン、そして「プリズミーなんかに負けている所など無い」と絶大なる自信で言い返すソミン。するとヘインはあっさり折れて部屋から出て行ってしまいました。あらら。これではチームの絆も何もあったものではありません。
それはそうとヘイン以外の韓国キャラの名前が覚えきらんで困ります。いちいち調べて書くの面倒だから勝手に呼び方を考えようか。とりあえず「ソミン=パイン頭」、チェギョン=「セレブ」で。
逃げ出したヘインからカメラがグッと引くとトランプのA、これはまさか! と思ったらもちろんあの人の登場です。大富豪で盛り上がるプリズミーの前にタタタタン!とトランプが刺さり、畳がパカッと開いたセリから出てきたプリズムエース様…衣装持ってきていたのね(笑。大富豪の「革命」とプリズムアクトの「ハートの革命」を掛け、割れたキングで「立場逆転」を匂わせる流れは一見しょうもないようで結構考えられています。とはいえDMFの純さんは少々馬鹿方向に振りすぎのような。謎めいたミステリアスな立ち位置と言動の奇妙さが高次元で融合していたオーロラドリームの純さんの方が好きだなあ。

謎のアフロ男は今度はメイド姿で登場。これはギャラクティカ無理だろう?(笑。するとメイドさんはプリズミーにショー出演をお願い、「急に言われても…」と渋い顔を見せた社長がギャラを聞いた途端に即断とは相変わらずの守銭奴っぷりです。あははは。
「私たちにショーをやらせてください!」
ステージと聞いて立ち上がったヘイン。いきなりの申し出に点目の社長、戸惑うみあ。ここぞとばかり立ち上がったパイン頭は相変わらず自信満々でプリズミーを煽り、ガソリンをぶっかけられたみあが襲いかかり、間に入ったりずむの提案により卓球で勝負を付けることに。何だかよくわからない展開だけれど演出のテンポがいいので自然に引き込まれてしまいます。どうも私はナベシン演出と相性が良いみたい。
というわけで始まった卓球勝負。もの凄い勢いでサーブを振りかぶるみあでしたがスルッと空振り、勢いばかりで実力を伴っていないのは彼女の通常どおりか。一方のヘインはズバズバとスマッシュをキメ、あっという間に10点先取してマッチポイントです。こちらはみあと逆に「実力」をアピールしていますね。

そんな一方的な試合にりずむ&みおんがルール変更を提案しました。スタンドアップガールズはチーム戦なのだから卓球勝負もチーム戦で…このルール変更によって各チームの違いがはっきり現れる事になります。
誰かがミスをしたら誰かがフォローをする。みんなで作戦を話し合い、みんなの力を1つにして立ち向かうプリズミー。対する韓国チームは個人個人が勝手に動いてチームワークなど欠片も無く、個人の実力は上回っているはずなのに、格下のはずのプリズミーにどんどん追い付かれてしまう。思うようにいかず火病を起こすパイン頭がいかにも以下略。
てなタイミングで現れた白スーツの女性によって試合はストップ。韓国チームの社長らしきこの女性には既に勝負が見えていたようで、厳しい口調と手にした砂時計(時は金なりの象徴?)、詰問された韓国メンバーのビビりっぷりからして相当なやり手っぽい。

食って掛かるパイン頭を制したヘインは自分たちに足りないものに気付いていました。グループとして心が1つになっていない、どんな力があってもバラバラの心では本当のプリズムアクトは跳べない。まあ各々が別々に日本に来て、5人揃ってからも絆強化のイベントが無いまま、しかも我が強いお国柄の子たちですから仕方ありません。でもプリズミーだって絆強化のイベントなんてほとんど以下略。キミたちいつの間にそんなチームワークを築いたの?
「どんな辛い時も仲間がいたら大丈夫!」
チーム力の差に気付いたヘインへ優しくアドバイスのりずむ。オーロラドリームで描かれたMARsの絆を思い起こせば非常に説得力があるセリフです。とはいえ韓国チームの各々は各々を「仲間」と呼べる存在なのか? 言葉では言い表せない「仲間の絆」あればこそ困難を乗り越えられるわけで、口先だけで「仲間」と呼んだ所で何も奇跡は起きないし、起きてはいけない気がする。韓国チーム個々の結びつきを描くエピソードの積み重ねがあってこそ「絆」の表現が生きるわけで、現状それが無いまま言葉だけ走らせても上滑りするだけのような。思えばオーロラドリームはその下準備に2クール以上使ったのだから見ている方も感慨深いわけです。
ともあれヘインの心の叫びに応えたみなさん。みんなで抱き合っていい話と思いきや、目標が一致した所でヘインの練習好きに火が着いてセレブちゃんはゲンナリ、さらにその火はりずむ&みおんにも飛び火して…ショー出演勝負は三つ巴となりました。いやこの3組では誰が勝つかなど以下略。というか今回あいらはどこ行った?

というわけで久しぶりのMARsのプリズムショーです。「You May Dream <オーロラライジング Ver.>」に乗って、まずはあいらのプリズムジャンプ「フレッシュフルーツプラネット」。カットパインとメロンで惑星の輪を表現しているのが面白い。フレッシュフルーツシリーズはどこまで行くのか。続くみおんの「はちみつキッスちゅっちゅ!」はオーロラドリームの時のほうが破壊力あったなあ。年齢経過や2Dパートとのバランスが考慮されているのだろうけど、DMFのMARs 3DCGはどうにも劣化して見える。
そしてりずむのプリズムアクトへ。アクトトンネルを抜けて描かれたのはりずむの人生、おそらく彼女が「理想」と夢見る人生なのでしょう。そなたはどこへも行かず一緒に入学式を迎え、掛け替えのない仲間たちと出会う。

3人は各々のウェディングコーデに着替えて天使の羽根を羽ばたかせ空へ飛び立ち、行き着いた先の教会でヒビキさんと愛を語らい、衣装のとおりそのまま結婚式へ。普通に生まれて、普通に両親と暮らし、好きな男と結婚する。そんなごく普通のオンナノコの人生がりずむの「夢」だった。これはオーロラドリームを見ていた方々なら切なさ全開でありましょう。
でも結婚式まではちょっとやりすぎた? アクトでは笑顔でブーケをキャッチしたはずの2人はリアルに戻るとドン引きです。あはははは! まあ本人が満足ならいいんじゃないの?(笑
夕暮れの海岸にてみあ&ヘインは「ライバルで親友」を確かめる握手で一件落着。みあいい子じゃん。するとここでセレブちゃんが「シンフォニア」についてユンスが何か言っていたとか意味深な前振りをして締め。やっぱりあのニヤけた優男はタダの優男ではなかったか。第8話で純さんが言った伝説のプリズムショー「グレートフルシンフォニア」も名称からして何か関わりがありそう。さらにその直後(第8話ラストシーン)に現れた黒幕(?)…今回千葉繁キャラ(ドン・ボンビー)が怪しさ全開だったけれど、おそらく韓国チームの自覚を促し発奮させるための暗躍で、こちらもまた追々目的や正体が描かれていくことでしょう。ちょっと面白くなってきたかも。

今回はタイトルどおりの温泉回です。開始早々映された温泉施設に何やら見覚えがあるなあ、と思ったら箱根小涌園 ユネッサンじゃありませんか! 作中の設定は熱海温泉でしたが実際は箱根温泉、描かれている施設風景がユネッサンのサイトにある写真マンマでちょっと笑った(画像右列の写真はユネッサンサイトから引用)。画像上から神々のエーゲ海、緑茶風呂、露天風呂と、並べて見るとほんとマンマです。

到着したみなさんを出迎えたのはアフロ頭にハゲヅラを無理やり被せた千葉繁声の番頭さん。もうこの時点で怪しさ全開です(笑。相変わらずブレーキが無いみあは全力で駆け回った挙げ句に柱へドカーン! もう水着着てるし! なんて一方でいかにも何か企んでいそうな黒い笑顔をチラ見せする番頭さんが怪しい怪しい。
タテマエは強化合宿ですが団体温泉旅行に宴会は付き物、というわけで宴会場に揃ったみなさんは豪勢な料理を前にかんぱーい! みあvsりずむの伊勢エビ争奪戦をおしぼりフェイクで勝利するみあにちょっと笑った。策に引っかかって泣いてるりずむのアホかわいさは相変わらず(笑。その後ろで2尾まとめて殻ごと食ってるみあがワイルドすぎ。
さてペンギン先生曰く「婚活貧乏」の社長が何故全員引き連れて温泉旅行なんて太っ腹を見せたのか。それは明らかに怪しい福引きの当選によるもので、ここでもまたアフロ頭にグラサンの千葉繁声が…スタート時点から全て仕組まれていたのですね。それはそうとネタバラシ映像で描かれた、スーパーのチラシを眺めて一喜一憂する切実な表情、そして「お嬢さん」と呼ばれてキャーキャー言うてる社長がかわいすぎて涙無しには見られません(笑

宴会場にやってきた仲居さんもまたアフロ頭に以下略。家族経営なので似ているらしいけど明らかに似すぎです。差し出された色紙にMARsのサインは何故か社長の直筆、しかもなんというテキトウな(笑
ここでプリズミーが出場する「スタンドアップガールズ」について簡単な説明。賞品である「シンフォニアブーツ」を手に入れた者がが一番星になる。これはアーケードゲームと連動した企画のようで販促もばっちり。「一番星」と聞いてフルスロットルが止まらないみあ、テンション上げ上げのプリズミー。
しかしそんな盛り上がりの片隅でヘインは1人曇り顔を見せています。自分たちはスタンドアップガールズに出られない。悔しい。羨ましい。スッと近寄る仲居さんの影がヘインの顔を覆っていく演出は彼女の胸中をわかりやすく描いていました。そんな本音をズバズバ煽る仲居さん…つまり目的はそういう事か。

お待ちかねの温泉タイムはユネッサンなので水着着用です…なんですと! しかも全員ヘソすら見せないキャミソール水着ですよ。せめてビキニくらい着せればいいのに、これでは普段の衣装と全然変わらんではないか!(笑。ここでも賑やかにはしゃぎ回るプリズミーに対し1人沈んでブクブクのヘイン。せっかく仲間がたくさんいるのに1人で抱え込んで悩んでいる様子が見て取れます。
引き続き思い悩んでいる湯上がりヘインを元気付ける元気娘。腰に手か! ヘインの深刻さとの対比か、いちご牛乳を噴射しながら走り回っているみあたちがアホすぎてナントモ(笑。プリズミーに置いていかれている危機感を素直に打ち明け、するとりずむは「そんな時は練習だよ!」と…そういえばりずむも練習至上だったっけ。その言葉を受けたヘインはパァッと表情を輝かせ、部屋で寛ぐみなさんを練習に誘います。
「負けたくないの! 追い付きたいの! プリズミーに!」
崖っぷちでカメラが回り込んで波バッシャーン!から天空に輝くプリズミーを指差すヘイン。意図はわからんでもないけどえらく大仰な演出だなあ(笑

しかしみなさんにそんな熱い気持ちは伝わりませんでした。未だデビューできていない事を認めて諦め気味なチェギョン&シユン、そして「プリズミーなんかに負けている所など無い」と絶大なる自信で言い返すソミン。するとヘインはあっさり折れて部屋から出て行ってしまいました。あらら。これではチームの絆も何もあったものではありません。
それはそうとヘイン以外の韓国キャラの名前が覚えきらんで困ります。いちいち調べて書くの面倒だから勝手に呼び方を考えようか。とりあえず「ソミン=パイン頭」、チェギョン=「セレブ」で。
逃げ出したヘインからカメラがグッと引くとトランプのA、これはまさか! と思ったらもちろんあの人の登場です。大富豪で盛り上がるプリズミーの前にタタタタン!とトランプが刺さり、畳がパカッと開いたセリから出てきたプリズムエース様…衣装持ってきていたのね(笑。大富豪の「革命」とプリズムアクトの「ハートの革命」を掛け、割れたキングで「立場逆転」を匂わせる流れは一見しょうもないようで結構考えられています。とはいえDMFの純さんは少々馬鹿方向に振りすぎのような。謎めいたミステリアスな立ち位置と言動の奇妙さが高次元で融合していたオーロラドリームの純さんの方が好きだなあ。

謎のアフロ男は今度はメイド姿で登場。これはギャラクティカ無理だろう?(笑。するとメイドさんはプリズミーにショー出演をお願い、「急に言われても…」と渋い顔を見せた社長がギャラを聞いた途端に即断とは相変わらずの守銭奴っぷりです。あははは。
「私たちにショーをやらせてください!」
ステージと聞いて立ち上がったヘイン。いきなりの申し出に点目の社長、戸惑うみあ。ここぞとばかり立ち上がったパイン頭は相変わらず自信満々でプリズミーを煽り、ガソリンをぶっかけられたみあが襲いかかり、間に入ったりずむの提案により卓球で勝負を付けることに。何だかよくわからない展開だけれど演出のテンポがいいので自然に引き込まれてしまいます。どうも私はナベシン演出と相性が良いみたい。
というわけで始まった卓球勝負。もの凄い勢いでサーブを振りかぶるみあでしたがスルッと空振り、勢いばかりで実力を伴っていないのは彼女の通常どおりか。一方のヘインはズバズバとスマッシュをキメ、あっという間に10点先取してマッチポイントです。こちらはみあと逆に「実力」をアピールしていますね。

そんな一方的な試合にりずむ&みおんがルール変更を提案しました。スタンドアップガールズはチーム戦なのだから卓球勝負もチーム戦で…このルール変更によって各チームの違いがはっきり現れる事になります。
誰かがミスをしたら誰かがフォローをする。みんなで作戦を話し合い、みんなの力を1つにして立ち向かうプリズミー。対する韓国チームは個人個人が勝手に動いてチームワークなど欠片も無く、個人の実力は上回っているはずなのに、格下のはずのプリズミーにどんどん追い付かれてしまう。思うようにいかず火病を起こすパイン頭がいかにも以下略。
てなタイミングで現れた白スーツの女性によって試合はストップ。韓国チームの社長らしきこの女性には既に勝負が見えていたようで、厳しい口調と手にした砂時計(時は金なりの象徴?)、詰問された韓国メンバーのビビりっぷりからして相当なやり手っぽい。

食って掛かるパイン頭を制したヘインは自分たちに足りないものに気付いていました。グループとして心が1つになっていない、どんな力があってもバラバラの心では本当のプリズムアクトは跳べない。まあ各々が別々に日本に来て、5人揃ってからも絆強化のイベントが無いまま、しかも我が強いお国柄の子たちですから仕方ありません。でもプリズミーだって絆強化のイベントなんてほとんど以下略。キミたちいつの間にそんなチームワークを築いたの?
「どんな辛い時も仲間がいたら大丈夫!」
チーム力の差に気付いたヘインへ優しくアドバイスのりずむ。オーロラドリームで描かれたMARsの絆を思い起こせば非常に説得力があるセリフです。とはいえ韓国チームの各々は各々を「仲間」と呼べる存在なのか? 言葉では言い表せない「仲間の絆」あればこそ困難を乗り越えられるわけで、口先だけで「仲間」と呼んだ所で何も奇跡は起きないし、起きてはいけない気がする。韓国チーム個々の結びつきを描くエピソードの積み重ねがあってこそ「絆」の表現が生きるわけで、現状それが無いまま言葉だけ走らせても上滑りするだけのような。思えばオーロラドリームはその下準備に2クール以上使ったのだから見ている方も感慨深いわけです。
ともあれヘインの心の叫びに応えたみなさん。みんなで抱き合っていい話と思いきや、目標が一致した所でヘインの練習好きに火が着いてセレブちゃんはゲンナリ、さらにその火はりずむ&みおんにも飛び火して…ショー出演勝負は三つ巴となりました。いやこの3組では誰が勝つかなど以下略。というか今回あいらはどこ行った?

というわけで久しぶりのMARsのプリズムショーです。「You May Dream <オーロラライジング Ver.>」に乗って、まずはあいらのプリズムジャンプ「フレッシュフルーツプラネット」。カットパインとメロンで惑星の輪を表現しているのが面白い。フレッシュフルーツシリーズはどこまで行くのか。続くみおんの「はちみつキッスちゅっちゅ!」はオーロラドリームの時のほうが破壊力あったなあ。年齢経過や2Dパートとのバランスが考慮されているのだろうけど、DMFのMARs 3DCGはどうにも劣化して見える。
そしてりずむのプリズムアクトへ。アクトトンネルを抜けて描かれたのはりずむの人生、おそらく彼女が「理想」と夢見る人生なのでしょう。そなたはどこへも行かず一緒に入学式を迎え、掛け替えのない仲間たちと出会う。

3人は各々のウェディングコーデに着替えて天使の羽根を羽ばたかせ空へ飛び立ち、行き着いた先の教会でヒビキさんと愛を語らい、衣装のとおりそのまま結婚式へ。普通に生まれて、普通に両親と暮らし、好きな男と結婚する。そんなごく普通のオンナノコの人生がりずむの「夢」だった。これはオーロラドリームを見ていた方々なら切なさ全開でありましょう。
でも結婚式まではちょっとやりすぎた? アクトでは笑顔でブーケをキャッチしたはずの2人はリアルに戻るとドン引きです。あはははは! まあ本人が満足ならいいんじゃないの?(笑
夕暮れの海岸にてみあ&ヘインは「ライバルで親友」を確かめる握手で一件落着。みあいい子じゃん。するとここでセレブちゃんが「シンフォニア」についてユンスが何か言っていたとか意味深な前振りをして締め。やっぱりあのニヤけた優男はタダの優男ではなかったか。第8話で純さんが言った伝説のプリズムショー「グレートフルシンフォニア」も名称からして何か関わりがありそう。さらにその直後(第8話ラストシーン)に現れた黒幕(?)…今回千葉繁キャラ(ドン・ボンビー)が怪しさ全開だったけれど、おそらく韓国チームの自覚を促し発奮させるための暗躍で、こちらもまた追々目的や正体が描かれていくことでしょう。ちょっと面白くなってきたかも。
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