2012-07-01(Sun)
プリティーリズム ディアマイフューチャー #13 パフュームまとう運命の日!
「PURETTY」ついにデビュー!

プリズムアクト「ナイトフラワーフィーバー」さっそくお披露目です。

レビュー予定は無かったけどせっかくの新ユニットデビュー回&京極尚彦氏コンテ回って事で簡単に。まずはデビュー目指して全力レッスン中の韓国組の様子から。息を切らせて汗だくでへたり込むみなさん、しかしソミンは「こんな程度でめげていてはいつまでもデビューできない」と手厳しく、そんな言葉に表情を曇らせるヘイン。これまでも描かれていたようにデビューできない悔しさ・焦りはヘインが一番強そうです。親友であるみあの活躍を指をくわえて見ている毎日はさぞかしコンプレックスを刺激するでしょう。プリズム界にポッと出のみあと違って以前からレッスンを重ねてきたのに、何故私はデビューできないの?
その頃阿世知社長&ミシル社長はエステでのんびり。不意打ちの入浴シーンだ!(それほど嬉しくは無い。前回ラストの会話シーンでも窺えましたが、エステでの雰囲気から察するに二人は結構な仲良しみたいですね。裸の付き合い?(笑。留学生相手に詰問するシーンでは砂時計を持ち出して厳しい態度だったミシル社長がこれほどリラックスした表情を見せるとは。一方我らが阿世知社長は相変わらずで何より。
エステで寛ぐ大人たちの企みは、スタンドアップガールズでの活躍を祝したパーティイベントの開催でした。降って湧いたイベントにはしゃぐプリズミー、しかしヘインはそんな華やかなステージをまたしても指をくわえて見ているだけ…沈むヘインの前に割り込んで盛り上がりMAXのみあのカットは両者の対比が効きすぎて辛い。その後ヘインはミシル社長へ直訴するもケンもホロロな返答に半ギレで立ち去ってしまいます。あらら。これはミシル社長の思惑「沈めれば沈めるほど高く遠く飛べる」理論らしいけど…ヘインからしたら海を越えて留学してきたのに理不尽にデビューを止められ、プリズミーにどんどん置いて行かれる現状が堪らないでしょう。

するとミシル社長は留学組のレッスンをこっそり覗き、その様子に何かを確信したかレッスン室に入ると謎のバッグをヘインに手渡し、中の新曲を練習しとけといかにもな振り。つまりこの時点でミシル社長はデビューのタイミングを決めていたわけで、それはそれでいいのだけれど…大切なデビューステージの曲を前日に渡すってのはいくら何でも無茶振りだろう(笑
その頃あいらはライバル男に引っかかってお茶タイム。何やってんだよもう! てなNTR現場の向こうを何も知らないショウさんが通り掛かり、その姿に一人気付いているライバル男の表情が気持ち悪くてたまりません。そ・れ・だ・け・な・ら・ば・ま・だ・イイ・がッ!(良くないけど)、ショウさんの匂いを追って立ち上がったあいらの後ろからいきなり抱き付いてクンカクンカ! あああきもちわりいいい! もうこれだから朝鮮男は! あいらも赤くなってないでバールのような物でも一発叩き込んで差し上げて! というかマンマ韓流ドラマのノリですね。
デザインに煮詰まったライバル男とみあの会話シーン。ノーブレーキ傍若無人のようでライバル男の仕事を邪魔しないようサッサと帰ろうとするみあは意外と気が利く子だったり。土手を駆け上るみあを目で追うライバル男。パンツを覗く視線に気付いたみあがパッと振り返るカット(違)は、悩みすぎて困っているライバル男の心境を強調する上手いレイアウトでした。そういや全体に作画がトホホなDMFにて今回このカットと空の匂いを嗅ぐカット(ここも良いアングルでした)は妙にかわいかったような気がする。コンテ割りの気合が作画に伝わったのだろうか。

Bパートはプリズミーのステージから。華やかなステージを袖から眺めるヘインは親でも殺されたような表情でステージを見つめ、「悔しい? ねえ悔しい? トントントン!」と煽りまくるミシル社長へ悔しい胸中をぶつけ、さらなる煽りにソミンもスイッチオン。常に勝ち気で語気も強い子なのに何かといえばすぐ目の幅涙で号泣しちゃう感激屋ってのは悪くないかも。プリズミーとのペアリングでいつもあぶれちゃうのもかわいい(笑。決まった相方がいないため動きの自由度も高そうで、その立ち位置から今後の展開を引っかき回してくれることを期待。もちろんオチは目の幅涙で。
そんなこんなで突然のデビュー宣言にヘインは感激の涙。もちろんみなさん喜んでいるのだけれど、誰よりもレッスンを重ね、誰よりもデビューに拘っていたヘインは感慨もひとしおのようです。という1度しか無いシーンなのだから作画はもっとがんばってくださいよ。この定規で書いたようなアイラインは何なの。
さてデビューが決まった「PURETTY(ピュリティ)」のみなさんはめが姉ぇ時空にてコスチュームチェンジ。かな恵さん2役お疲れさまです。ライバル男デザインによるピュリティの衣装は白黒モノトーン基調に金色の縁取り、さらにキャラごとのパーソナルカラーを差し色に使い、キャラごとにボトムのデザインも変えてありますね。揃いの黒ブーツがデザイン的にちょっと重いかも? ていうかアイドルグループの衣装と言うより鼓笛隊のユニフォームみたい(笑
そして今回のハイライト。ライバル男会心のアイデアは大中で売っていそうな怪しい容器に入ったパフューム、平たく言うと香水ですね。記憶に新しい所では某心臓鷲掴みなプリティでキュアキュアな少女たちがシュシュッと気分で変身アイテムに使ってたアレ、少女アニメとして結構定番な販促商品であります。ライバル男は「これが最後のコーデアイテム」とドヤ顔で説明していましたが…服飾デザインに香水は関係ないような気がするけれどツッコんだら負けでしょうか。一仕事終えたペアチャムがブレスレットと化して装着されるのはプリズミー版と同じ、プリズミーは各メンバーに各一匹なのにピュリティの方は黒いの一匹で五人の世話をする働き者のようです(笑

というわけで煌めく照明を背負って登場した五人、ピュリティのデビューステージが始まりました。曲はリアルピュリティのデビュー曲である「チェキ☆ラブ」。この曲名はイベントなどでアナウンスされているのに何故か今回のEDロールに記載がありませんでした。売る気無いのかな。いかにもK-POOPっぽい平坦な曲調、まあ夏場に向けて爽やか系と言えばそうかもしれない。歌詞に関しては何を言っているのかサッパリわかりません。サビは英語っぽいけど他はハングルとジャポネのチャンポンなのかな。
何だかんだで期待していたダンスムービーは振り付けはMARsからの使い回しが気になって気になって仕方がありません。せっかくのデビューなのだから全編新規に起こしてあげればいいのに。資金や工数に制限があるのは判るので使い回し絶対ダメ!とは言いませんが…繋ぎ部分ならともかく他曲の振り付けのキャッチーな部分(腰ぐるんぐるんとか、連続片足ステップとか、バトポンわしゃわしゃパートとか)を使い回すのは見ていてモニョモニョしてしまいます。3DCGの造形は相変わらずの出来だけに非常にもったいない。
作画パートがアレなので3DCG映像のかわいらしさが一層引き立つ…のは喜ぶべき事なのだろうか。等身が作画パートより低いっぽく、結果的に幼く見えてしまうのは今後の改善点のような気がする。このままでもかわいいのだけれど、もう一回り(二回り?)頭を小さくした方がスタイルの良さが映えるでしょう。
全体的なダンス演出はさすが京極氏の安定感、回り込みながらの全体像からパッとサイドアングルに切り換え、さらにローアングルの回り込みや正面からのアップなどなどカメラを細かく切り換えてかわいらしさ&セクシーさを余すことなく映しています。曲調に合わせたカメラアングル・動きの計算も絶妙なのだなあ。基本的に目線が来ない第三者視点カメラなのだけれど、たまに何かの拍子で目線が来て笑顔にドッキリだったり、またウインクの時はしっかり目線が来て抜かりなくハートキャッチの小技も憎い。ステージ中 常に光の尾を引いているグローブの演出も綺麗で。特に五人各々のソロパートでグローブの光をリレーしているような演出はちょっと唸ってしまった。見せ方が上手い。

プリズムジャンプはシユン&ジェウンの「カラフルチョコパレード デュオ」と、チェギョン&ソミンの「ポップンキャンディロケット デュオ」。言うまでもなくどちらも使い回しでちょっと残念でした。まあこの辺はプリズミーもそうなので仕方ないか。
とはいえグループ全員が使い回しジャンプでは寂しいのか、プリズミーでもみあだけはオリジナルジャンプを跳んでいるのと同じく、ピュリティではヘインがソロで新作ジャンプ「ゴールドスパイラル」を跳んでいました。まあ言ってしまえば「背景を作り直したドレミファスライダー」みたいなものなのでイマイチ新鮮味はありませんが…名目だけでも新ジャンプを見られただけ良しとしましょう。しかし今から思うとオーロラドリーム時代の新ジャンプラッシュってスゲー贅沢だったのだなあ。
そして五人はアクトラインへ飛び込み、デビュー当日からいきなりプリズムアクトが発動しました。まあ韓国組は登場当初からアクトを跳べるような事を言っていたので不自然な話ではありませんが、プリズミーが結構苦労したアクトをデビュー当日にあっさり成功させちゃうのは、つまり「アクトを跳ぶ事」の難易度レベルがどの程度なのかよくわからなくなります。

ピュリティのプリズムアクトは「ナイトフラワーフィーバー」。暗い夜空にサーチライトの束が広がり、浮かび上がったステージに立つ五人のシルエットは光に照らされ夜空へ飛び立つ。各々が螺旋状の光条を引きながら夜空を舞い、再び集結した五人が一気に上昇すると背景がサイコロ状に分割して落下、その向こうには色とりどりの花火が打ち上げられ、落下したサイコロはステージとなって「PURETTY」のロゴを輝かせる。
螺旋の光は進化、背景の落下(崩壊)はプリズム業界の一時的な破壊、そこからのステージ再構成と打ち上げ花火も見たまんまの意味でしょう。つまりこれこそがピュリティに与えられた仕事なのだろうね。その黒幕はもちろんあの人で。

デビュー戦から大成功のピュリティに$マークが止まらない阿世知社長はもう好きにしてください(笑。てな阿世知さんを生温かい目で見守るミシル社長、現状ほとんど正体不明だけれどおそらく後半のキーマンになりそう。ライバル男や千葉声のおっさんとの関係が鍵かな。まさか姉弟、親子などなどオーロラドリームの二番煎じは無かろうけど(先に言っとく。
袖に戻って来たピュリティを迎えるプリズミー。ハイタッチから抱擁、テヘペロ、メモメモと各々の相方同士で喜びを分かち合う中で、唯一相方がいないソミンがちょっとかわいそうでした。4vs5の睨み合いから破顔のみなさんはアンコール(というかカーテンコールだよねアレ)に呼ばれて再びステージへ。大声援の観客に両手を振って笑顔で応えるみなさんの中で、ヘインだけは嬉し涙が止まらない。よかったなあヘイン。こんないいシーンなのに作画が以下略。どうしてこの肝心なカットを…と思っていたけれど、目に涙をいっぱい溜めながら溢れる笑顔ってのは、このくらい崩れ気味の方がリアルなのかもしれません。
次回は「プリティートップがお届けするプリズムショー祭」、なんとDMF第1話以来のせれのんが登場って!? 中の人がややこしい事に!(笑。楽しみです。
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プリズムアクト「ナイトフラワーフィーバー」さっそくお披露目です。

レビュー予定は無かったけどせっかくの新ユニットデビュー回&京極尚彦氏コンテ回って事で簡単に。まずはデビュー目指して全力レッスン中の韓国組の様子から。息を切らせて汗だくでへたり込むみなさん、しかしソミンは「こんな程度でめげていてはいつまでもデビューできない」と手厳しく、そんな言葉に表情を曇らせるヘイン。これまでも描かれていたようにデビューできない悔しさ・焦りはヘインが一番強そうです。親友であるみあの活躍を指をくわえて見ている毎日はさぞかしコンプレックスを刺激するでしょう。プリズム界にポッと出のみあと違って以前からレッスンを重ねてきたのに、何故私はデビューできないの?
その頃阿世知社長&ミシル社長はエステでのんびり。不意打ちの入浴シーンだ!(それほど嬉しくは無い。前回ラストの会話シーンでも窺えましたが、エステでの雰囲気から察するに二人は結構な仲良しみたいですね。裸の付き合い?(笑。留学生相手に詰問するシーンでは砂時計を持ち出して厳しい態度だったミシル社長がこれほどリラックスした表情を見せるとは。一方我らが阿世知社長は相変わらずで何より。
エステで寛ぐ大人たちの企みは、スタンドアップガールズでの活躍を祝したパーティイベントの開催でした。降って湧いたイベントにはしゃぐプリズミー、しかしヘインはそんな華やかなステージをまたしても指をくわえて見ているだけ…沈むヘインの前に割り込んで盛り上がりMAXのみあのカットは両者の対比が効きすぎて辛い。その後ヘインはミシル社長へ直訴するもケンもホロロな返答に半ギレで立ち去ってしまいます。あらら。これはミシル社長の思惑「沈めれば沈めるほど高く遠く飛べる」理論らしいけど…ヘインからしたら海を越えて留学してきたのに理不尽にデビューを止められ、プリズミーにどんどん置いて行かれる現状が堪らないでしょう。

するとミシル社長は留学組のレッスンをこっそり覗き、その様子に何かを確信したかレッスン室に入ると謎のバッグをヘインに手渡し、中の新曲を練習しとけといかにもな振り。つまりこの時点でミシル社長はデビューのタイミングを決めていたわけで、それはそれでいいのだけれど…大切なデビューステージの曲を前日に渡すってのはいくら何でも無茶振りだろう(笑
その頃あいらはライバル男に引っかかってお茶タイム。何やってんだよもう! てなNTR現場の向こうを何も知らないショウさんが通り掛かり、その姿に一人気付いているライバル男の表情が気持ち悪くてたまりません。そ・れ・だ・け・な・ら・ば・ま・だ・イイ・がッ!(良くないけど)、ショウさんの匂いを追って立ち上がったあいらの後ろからいきなり抱き付いてクンカクンカ! あああきもちわりいいい! もうこれだから朝鮮男は! あいらも赤くなってないでバールのような物でも一発叩き込んで差し上げて! というかマンマ韓流ドラマのノリですね。
デザインに煮詰まったライバル男とみあの会話シーン。ノーブレーキ傍若無人のようでライバル男の仕事を邪魔しないようサッサと帰ろうとするみあは意外と気が利く子だったり。土手を駆け上るみあを目で追うライバル男。パンツを覗く視線に気付いたみあがパッと振り返るカット(違)は、悩みすぎて困っているライバル男の心境を強調する上手いレイアウトでした。そういや全体に作画がトホホなDMFにて今回このカットと空の匂いを嗅ぐカット(ここも良いアングルでした)は妙にかわいかったような気がする。コンテ割りの気合が作画に伝わったのだろうか。

Bパートはプリズミーのステージから。華やかなステージを袖から眺めるヘインは親でも殺されたような表情でステージを見つめ、「悔しい? ねえ悔しい? トントントン!」と煽りまくるミシル社長へ悔しい胸中をぶつけ、さらなる煽りにソミンもスイッチオン。常に勝ち気で語気も強い子なのに何かといえばすぐ目の幅涙で号泣しちゃう感激屋ってのは悪くないかも。プリズミーとのペアリングでいつもあぶれちゃうのもかわいい(笑。決まった相方がいないため動きの自由度も高そうで、その立ち位置から今後の展開を引っかき回してくれることを期待。もちろんオチは目の幅涙で。
そんなこんなで突然のデビュー宣言にヘインは感激の涙。もちろんみなさん喜んでいるのだけれど、誰よりもレッスンを重ね、誰よりもデビューに拘っていたヘインは感慨もひとしおのようです。という1度しか無いシーンなのだから作画はもっとがんばってくださいよ。この定規で書いたようなアイラインは何なの。
さてデビューが決まった「PURETTY(ピュリティ)」のみなさんはめが姉ぇ時空にてコスチュームチェンジ。かな恵さん2役お疲れさまです。ライバル男デザインによるピュリティの衣装は白黒モノトーン基調に金色の縁取り、さらにキャラごとのパーソナルカラーを差し色に使い、キャラごとにボトムのデザインも変えてありますね。揃いの黒ブーツがデザイン的にちょっと重いかも? ていうかアイドルグループの衣装と言うより鼓笛隊のユニフォームみたい(笑
そして今回のハイライト。ライバル男会心のアイデアは大中で売っていそうな怪しい容器に入ったパフューム、平たく言うと香水ですね。記憶に新しい所では某心臓鷲掴みなプリティでキュアキュアな少女たちがシュシュッと気分で変身アイテムに使ってたアレ、少女アニメとして結構定番な販促商品であります。ライバル男は「これが最後のコーデアイテム」とドヤ顔で説明していましたが…服飾デザインに香水は関係ないような気がするけれどツッコんだら負けでしょうか。一仕事終えたペアチャムがブレスレットと化して装着されるのはプリズミー版と同じ、プリズミーは各メンバーに各一匹なのにピュリティの方は黒いの一匹で五人の世話をする働き者のようです(笑

というわけで煌めく照明を背負って登場した五人、ピュリティのデビューステージが始まりました。曲はリアルピュリティのデビュー曲である「チェキ☆ラブ」。この曲名はイベントなどでアナウンスされているのに何故か今回のEDロールに記載がありませんでした。売る気無いのかな。いかにもK-POOPっぽい平坦な曲調、まあ夏場に向けて爽やか系と言えばそうかもしれない。歌詞に関しては何を言っているのかサッパリわかりません。サビは英語っぽいけど他はハングルとジャポネのチャンポンなのかな。
何だかんだで期待していたダンスムービーは振り付けはMARsからの使い回しが気になって気になって仕方がありません。せっかくのデビューなのだから全編新規に起こしてあげればいいのに。資金や工数に制限があるのは判るので使い回し絶対ダメ!とは言いませんが…繋ぎ部分ならともかく他曲の振り付けのキャッチーな部分(腰ぐるんぐるんとか、連続片足ステップとか、バトポンわしゃわしゃパートとか)を使い回すのは見ていてモニョモニョしてしまいます。3DCGの造形は相変わらずの出来だけに非常にもったいない。
作画パートがアレなので3DCG映像のかわいらしさが一層引き立つ…のは喜ぶべき事なのだろうか。等身が作画パートより低いっぽく、結果的に幼く見えてしまうのは今後の改善点のような気がする。このままでもかわいいのだけれど、もう一回り(二回り?)頭を小さくした方がスタイルの良さが映えるでしょう。
全体的なダンス演出はさすが京極氏の安定感、回り込みながらの全体像からパッとサイドアングルに切り換え、さらにローアングルの回り込みや正面からのアップなどなどカメラを細かく切り換えてかわいらしさ&セクシーさを余すことなく映しています。曲調に合わせたカメラアングル・動きの計算も絶妙なのだなあ。基本的に目線が来ない第三者視点カメラなのだけれど、たまに何かの拍子で目線が来て笑顔にドッキリだったり、またウインクの時はしっかり目線が来て抜かりなくハートキャッチの小技も憎い。ステージ中 常に光の尾を引いているグローブの演出も綺麗で。特に五人各々のソロパートでグローブの光をリレーしているような演出はちょっと唸ってしまった。見せ方が上手い。

プリズムジャンプはシユン&ジェウンの「カラフルチョコパレード デュオ」と、チェギョン&ソミンの「ポップンキャンディロケット デュオ」。言うまでもなくどちらも使い回しでちょっと残念でした。まあこの辺はプリズミーもそうなので仕方ないか。
とはいえグループ全員が使い回しジャンプでは寂しいのか、プリズミーでもみあだけはオリジナルジャンプを跳んでいるのと同じく、ピュリティではヘインがソロで新作ジャンプ「ゴールドスパイラル」を跳んでいました。まあ言ってしまえば「背景を作り直したドレミファスライダー」みたいなものなのでイマイチ新鮮味はありませんが…名目だけでも新ジャンプを見られただけ良しとしましょう。しかし今から思うとオーロラドリーム時代の新ジャンプラッシュってスゲー贅沢だったのだなあ。
そして五人はアクトラインへ飛び込み、デビュー当日からいきなりプリズムアクトが発動しました。まあ韓国組は登場当初からアクトを跳べるような事を言っていたので不自然な話ではありませんが、プリズミーが結構苦労したアクトをデビュー当日にあっさり成功させちゃうのは、つまり「アクトを跳ぶ事」の難易度レベルがどの程度なのかよくわからなくなります。

ピュリティのプリズムアクトは「ナイトフラワーフィーバー」。暗い夜空にサーチライトの束が広がり、浮かび上がったステージに立つ五人のシルエットは光に照らされ夜空へ飛び立つ。各々が螺旋状の光条を引きながら夜空を舞い、再び集結した五人が一気に上昇すると背景がサイコロ状に分割して落下、その向こうには色とりどりの花火が打ち上げられ、落下したサイコロはステージとなって「PURETTY」のロゴを輝かせる。
螺旋の光は進化、背景の落下(崩壊)はプリズム業界の一時的な破壊、そこからのステージ再構成と打ち上げ花火も見たまんまの意味でしょう。つまりこれこそがピュリティに与えられた仕事なのだろうね。その黒幕はもちろんあの人で。

デビュー戦から大成功のピュリティに$マークが止まらない阿世知社長はもう好きにしてください(笑。てな阿世知さんを生温かい目で見守るミシル社長、現状ほとんど正体不明だけれどおそらく後半のキーマンになりそう。ライバル男や千葉声のおっさんとの関係が鍵かな。まさか姉弟、親子などなどオーロラドリームの二番煎じは無かろうけど(先に言っとく。
袖に戻って来たピュリティを迎えるプリズミー。ハイタッチから抱擁、テヘペロ、メモメモと各々の相方同士で喜びを分かち合う中で、唯一相方がいないソミンがちょっとかわいそうでした。4vs5の睨み合いから破顔のみなさんはアンコール(というかカーテンコールだよねアレ)に呼ばれて再びステージへ。大声援の観客に両手を振って笑顔で応えるみなさんの中で、ヘインだけは嬉し涙が止まらない。よかったなあヘイン。こんないいシーンなのに作画が以下略。どうしてこの肝心なカットを…と思っていたけれど、目に涙をいっぱい溜めながら溢れる笑顔ってのは、このくらい崩れ気味の方がリアルなのかもしれません。
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