2012-07-14(Sat)
じょしらく #02 楽屋の富/三塔起請/風邪娘
モザイク&ピー音連発から禁断のイエローピーポーオチ。

くくるちゃんはどこへ行ってしまうのか。

Aパートは原作三日目の「楽屋の富」。毎度の「出オチ」から楽屋へ戻ったマリーさんは聞かれる前から「つまんねー事聞くなよ!」とフリ、結局聞かれた事は「宝くじ当たったら何買う?」などとつまんねー事だったわけですが。いつもの調子でツッコんだマリーさんの考えが一番「つまんねー事」で、答える前に釘を刺されて落ち込む表情変化がかわいい(笑
絶対とは言わないけどまず当たらない宝くじ。買うだけ無駄と判っていながら、でも買わなければ絶対に当たらない。だから「宝くじは夢を買うもの」、万が一当たった時の幸せを妄想するため1枚300円払うのです。前向きなのか後向きなのかようわからんけれどマリーさんの言う事はご尤も。なのに楽屋のみなさんは「借金を返す」「行方不明の母親を捜す」「真犯人を見つけ出す」などなど夢のない事ばかり…というかどんなプライベートなんだ! そんな中で周囲の期待に応えるべくキャピった答えをひり出すキグちゃん、純粋無垢なかわいらしい答えはマスコットキャラの気苦労が窺えます。そして次の瞬間チラリと映したキグちゃんのダークサイド…世の天然少女の本音は九分九厘こんな感じなのかもしれない。
「もし宝くじが当たっても絶対他人には言わないと思うの」
夢いっぱい(?)の宝くじ談義はくくるちゃんのこの発言から何故か犯人捜しの流れに。お互いの金回りを指摘し合って疑心暗鬼のみなさん、着物新調やらタクシーやらマクドやらこの辺のネタは原作どおりなれど映像が付くと生々しい、というかモザイクが無意味すぎる。クーポン無しでマクド食うのは贅沢という発想自体が貧しすぎて切ない(笑。若手の落語家がどんだけ貧乏かわかろうというものです。

カバンを漁られたキグちゃんがキレてぶちまけたくくるのカバン。蝋燭やらしいたけやら藁人形やら何を持ち歩いているのか。そして取り出したる映画のチケット、「レディースデイでも無いのに映画見てる!」ってのは確かに贅沢かもしれない。私にしても映画を見るのは映画の日かマイカルの会員デイかメンズデイ専門、このご時世に映画1本に1800円も出せませんよ。ちなみにここで晒された映画チケットは海猿 THE LAST MESSAGE、ここは原作だと別の映画(○マルフィ)だったけれど時事ネタ(新作公開合わせ?)に差し替え? どっちにしろフ○テレビにケンカ売ってるような(笑
アニメオリジナルの金持ち談義から金持ちのケンカを再現するくだりは、使い慣れない金持ち口調にカミカミの様子がいかにも貧乏芸人です。でも喋りのプロたる落語家がそれじゃダメだろう? そこまで含めてのギャグなのだろうけど。「排泄物をお召し上がりに」は…丁寧に言えば良いってものでは(笑
そして「カネの臭いを嗅ぎつけるプロ」のオチ。これは原作マンマのオチなのだけどアニメ効果でより生々しくなっていましたね。ご指名されたマリーさんのグーパンチはちょっとやりすぎだったかも? まあその分きちんと報復されるわけですが。
「この中に信者がいる」
ブラックアウトが明けると頭にタンコブを作って倒れているマリーさん。というわけで当選者捜しだった前半から今度は本当に犯人捜し、そんな疑心暗鬼のみなさんを襖の隙間から覗いている真犯人は宗教勧誘の子どもでした。原作では持ってなかった武器(玄翁)を持ってる! またこれは表面では善人顔の宗教連中も一皮剥けば…というオチなのでしょう。剣呑剣呑。

Bパートはアニメオリジナルの「三塔起請」。前回予告ナレーションとサブタイ表記の齟齬は水島監督のツイートによると「すみません、ミスです。三塔一両損が正しいです」との事でしたが放送では「三塔起請」のままでした。まあ内容からして「三塔」が合っていればいいのかも。
このBパートはアニメオリジナルだけあって楽屋以外の様子を描いていくみたいですね。今回のみなさんは東京タワーの展望台へゴー! これだけスカイツリーが話題になっている時期にわざわざ東京タワーへ出掛ける辺り常に世の中を斜に見る噺家らしい? ってマリーさんはジャージじゃないのか(笑
東京タワーの株主ネタ。これはマザー牧場や東京タワー建設の経緯を知っている人なら自ずと知れた話なのだけれど、いきなり聞いたら「何故マザー牧場が?」と思うだろうなあ。千葉県人には有名でも全国からすればローカルな話ですし。その辺に興味がある方はこちらをどうぞ。
ローカル話といえば「三塔」の一つに数えられたスカイタワー西東京、逆に私はこっちを全然知らないのでリアクションに困りました。とはいえここで有名どころの横浜マリンタワーや千葉ポートタワーを持ってこない捻くれ方は好き(笑。単に東京の三塔ってことだろうけど。
展望台の眺め談義からいきなり始まった「北」「南」のネタ、今回も際どい所を攻めていますね。キナ臭い話題に勘付くとササッと離れて傍観者を決め込む三人は賢い(笑。なーんて三人に詰め寄って「右」「左」の話も際どい。「右寄り? 左寄り?」って訊き方もナントモ。質問を返されて展望台のガラス床から下界を見下ろすくくるちゃん、その後の賑やかな会話から外れ、自分の世界に入ってずっと下を眺め続ける表情が危なすぎ。スタッフはくくるちゃんをどうしたいんだ? と思ったらこれはまだまだ序の口でした(笑
「マリーさんはフォークのような人だ」
山になってるのが背中、へこんでる方がお腹。出るのがお腹じゃないの? 凸は出てる、凹はへこんでる。ペコは出してる、ポコは出してない。子供のやる事だし。というわけでフォークの裏表問答は「子供だから出るべき所が出ていない」という落語みたいなオチ、「野菊の墓」の有名セリフ(民さんは野菊のような人だ)にハメたオチは笑えましたがこれも微妙に年齢制限がありそう? 子供体型をネタにされてお怒りのマリーさんへのフォロー、「裏表がない人」と言えば聞こえが良いけど「背に腹を代えられる人」と言われるとまた意味が(笑

Cパートは原作四日目の「風邪娘」から。出オチの後に楽屋へ戻ったガンちゃんを迎えたみなさんは「新型インフルエンザ」を警戒して一様にマスク顔。ちなみに左端のマスク娘は原作執筆時の連絡ミスによる偶然の産物らしい。「キャラの誰かにマスクを被らせるボケ」のはずだったのにレギュラーキャラと別にマスク娘を描いてしまったとか。名前もキャラ性も一切不明なマスク娘ですが…見た目はともかく中身は登場キャラの中で一番マトモな人かもしれません。
新型インフルエンザはいつまで新型を名乗るのか? 作中では「冬から夏」と言っていましたがリアルでは既に3年前の話で、出始めの頃に「新型」と呼ぶのは判るのですが、発見されて何年も経つのに今だ「新型」と呼んでいるのは確かに違和感。そういう事じゃ無いんだろうけど(笑
ジャンプの新連載やアニメDVDの売り上げになぞえて「新型」の定義を熱く語るマリーさん、原作では掲載誌の「別冊少年マガジン」の新創刊に掛けたネタでしたがアニメ版ではアニメDVDの自虐ネタに。あはは。その流れから新型を名乗っちゃうくくるちゃん。旧型との違いは…新型は乳首からいい匂いがします! TV画面に近付いてここを指でこすってみよう! 誰だこすったのは!?(笑
旧型は重い。例のとおりノートPCも携帯電話も昔のタイプは大きくて重かった、というか今の品物のコンパクトさが私的には信じられないレベルだったりします。古い人間からすると小さく軽くなりすぎて不安になったり。この分野の技術の進歩はホント凄いよねえ。
そして「予防接種を優先される人」たちのネタへ。医師や子供や妊婦が優先とか、そういや当時はそんな話もあったっけ。今でも優先順位云々ってあるのかな。この辺の個人名は原作でも伏せ字でしたが丸わかり、アニメ版ではピー音まみれだったけれどやっぱり丸わかりですね。アニメ版で追加された「か○○○か」は…ノーコメントで(面倒くさい人なので。原作では伏せ字無しだったブラックジャック先生にもピー音が掛かっていましたがこれでは意味がありません(笑
リストに入ってないのに予防接種を打った人たち。「の○○ー」の他、原作にあった「エ○カ様」が外され、代わりに「ま○○ー」「お○○○○○」が追加。「あれは飲ませたの」のツッコミは結構キワキワです。まあこの辺の正解(?)は視聴者個々のご想像任せって事で。

「医者の次に優先されるのは妊婦なのよ!」
とはいえ予防接種のために妊娠するってのは大変(笑)です。ここでまたしてもキグちゃんへの振り、天然ネンネを装って周囲の期待に応える律儀さ&そこからの本音のコントラストがいい味出しすぎの天丼ネタでした。とはいえ今どき「コウノトリさん」は無いだろう?(笑
そう簡単に妊娠できない、ならば想像妊娠すればいい…想像妊娠って自発的に「する」ものではありますまい(笑。やおら立ち上がって熱弁のガンちゃんに追従するみなさん、妊娠の「過程」を想像しているマリーさんは何かやらしいなオイ!
コウノトリさんと答えた割に「想像交際」の内容が妙にリアルなキグちゃん。「便器の蓋を戻す戻さない」でケンカ、さらに灰皿を投げ付けられ、彼氏が別の女に相談に行き、そしていきなりの別れなどなど…この生々しさからして全て経験談なんじゃ? ちなみにこの「想像修羅場」はアニメオリジナルの追加シーンです。
その一方でくくるちゃんは後光を発してほとんど解脱状態でした。想像妊娠の枠を超えてイメージの海を浮遊するくくるちゃん、本当に浮いてるし!

妊婦といえば酸っぱいものが食べたい! という流れから酸っぱいものに奔走するマリーさん。「ホヤの酢の物」に続いて持ってきたDVDの小ネタは「スパイモノ」というボケ、パッケージからしてこれは007 ロシアより愛をこめてですね。そこから胎教アニソンやキラキラネームネタはアニメ化にて補強されていた感じ。
そして想像妊娠は想像出産へ。「生まれるー!」と絶叫のくくるちゃんに付き合いが良いマリーさん、しかしほどなく素に戻ってみなさん揃って撤収撤収。ところがくくるちゃんはハイライトが消えた瞳で「私の赤ちゃんはどこ!?」とあっちの世界へ行ってしまったようで、空っぽの乳母車(想像水子)を押す虚ろな表情もギリギリです。
すると楽屋に現れた救急隊。マスク娘の通報によって搬送されたくくるちゃんは優先的に治療してもらえて良かったね、というオチ。原作では救急隊に注射を打たれて「結局打ってもらえたじゃん」「違う注射だと思うけどね」というオチなのですが、まさか黄色い救急車をオチに変えてくるとは。いろんな意味でチャレンジャーすぎます。行き過ぎた言葉狩り、自粛表現への挑戦なのだろうけど…ギリギリアウトっぽい気がしないでもありません。というかアニメスタッフはくくるちゃんの個性(?)をブーストしすぎ、こんな調子で続けたら1クール完走できないんじゃ?(抗議的な意味で
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くくるちゃんはどこへ行ってしまうのか。

Aパートは原作三日目の「楽屋の富」。毎度の「出オチ」から楽屋へ戻ったマリーさんは聞かれる前から「つまんねー事聞くなよ!」とフリ、結局聞かれた事は「宝くじ当たったら何買う?」などとつまんねー事だったわけですが。いつもの調子でツッコんだマリーさんの考えが一番「つまんねー事」で、答える前に釘を刺されて落ち込む表情変化がかわいい(笑
絶対とは言わないけどまず当たらない宝くじ。買うだけ無駄と判っていながら、でも買わなければ絶対に当たらない。だから「宝くじは夢を買うもの」、万が一当たった時の幸せを妄想するため1枚300円払うのです。前向きなのか後向きなのかようわからんけれどマリーさんの言う事はご尤も。なのに楽屋のみなさんは「借金を返す」「行方不明の母親を捜す」「真犯人を見つけ出す」などなど夢のない事ばかり…というかどんなプライベートなんだ! そんな中で周囲の期待に応えるべくキャピった答えをひり出すキグちゃん、純粋無垢なかわいらしい答えはマスコットキャラの気苦労が窺えます。そして次の瞬間チラリと映したキグちゃんのダークサイド…世の天然少女の本音は九分九厘こんな感じなのかもしれない。
「もし宝くじが当たっても絶対他人には言わないと思うの」
夢いっぱい(?)の宝くじ談義はくくるちゃんのこの発言から何故か犯人捜しの流れに。お互いの金回りを指摘し合って疑心暗鬼のみなさん、着物新調やらタクシーやらマクドやらこの辺のネタは原作どおりなれど映像が付くと生々しい、というかモザイクが無意味すぎる。クーポン無しでマクド食うのは贅沢という発想自体が貧しすぎて切ない(笑。若手の落語家がどんだけ貧乏かわかろうというものです。

カバンを漁られたキグちゃんがキレてぶちまけたくくるのカバン。蝋燭やらしいたけやら藁人形やら何を持ち歩いているのか。そして取り出したる映画のチケット、「レディースデイでも無いのに映画見てる!」ってのは確かに贅沢かもしれない。私にしても映画を見るのは映画の日かマイカルの会員デイかメンズデイ専門、このご時世に映画1本に1800円も出せませんよ。ちなみにここで晒された映画チケットは海猿 THE LAST MESSAGE、ここは原作だと別の映画(○マルフィ)だったけれど時事ネタ(新作公開合わせ?)に差し替え? どっちにしろフ○テレビにケンカ売ってるような(笑
アニメオリジナルの金持ち談義から金持ちのケンカを再現するくだりは、使い慣れない金持ち口調にカミカミの様子がいかにも貧乏芸人です。でも喋りのプロたる落語家がそれじゃダメだろう? そこまで含めてのギャグなのだろうけど。「排泄物をお召し上がりに」は…丁寧に言えば良いってものでは(笑
そして「カネの臭いを嗅ぎつけるプロ」のオチ。これは原作マンマのオチなのだけどアニメ効果でより生々しくなっていましたね。ご指名されたマリーさんのグーパンチはちょっとやりすぎだったかも? まあその分きちんと報復されるわけですが。
「この中に信者がいる」
ブラックアウトが明けると頭にタンコブを作って倒れているマリーさん。というわけで当選者捜しだった前半から今度は本当に犯人捜し、そんな疑心暗鬼のみなさんを襖の隙間から覗いている真犯人は宗教勧誘の子どもでした。原作では持ってなかった武器(玄翁)を持ってる! またこれは表面では善人顔の宗教連中も一皮剥けば…というオチなのでしょう。剣呑剣呑。

Bパートはアニメオリジナルの「三塔起請」。前回予告ナレーションとサブタイ表記の齟齬は水島監督のツイートによると「すみません、ミスです。三塔一両損が正しいです」との事でしたが放送では「三塔起請」のままでした。まあ内容からして「三塔」が合っていればいいのかも。
このBパートはアニメオリジナルだけあって楽屋以外の様子を描いていくみたいですね。今回のみなさんは東京タワーの展望台へゴー! これだけスカイツリーが話題になっている時期にわざわざ東京タワーへ出掛ける辺り常に世の中を斜に見る噺家らしい? ってマリーさんはジャージじゃないのか(笑
東京タワーの株主ネタ。これはマザー牧場や東京タワー建設の経緯を知っている人なら自ずと知れた話なのだけれど、いきなり聞いたら「何故マザー牧場が?」と思うだろうなあ。千葉県人には有名でも全国からすればローカルな話ですし。その辺に興味がある方はこちらをどうぞ。
ローカル話といえば「三塔」の一つに数えられたスカイタワー西東京、逆に私はこっちを全然知らないのでリアクションに困りました。とはいえここで有名どころの横浜マリンタワーや千葉ポートタワーを持ってこない捻くれ方は好き(笑。単に東京の三塔ってことだろうけど。
展望台の眺め談義からいきなり始まった「北」「南」のネタ、今回も際どい所を攻めていますね。キナ臭い話題に勘付くとササッと離れて傍観者を決め込む三人は賢い(笑。なーんて三人に詰め寄って「右」「左」の話も際どい。「右寄り? 左寄り?」って訊き方もナントモ。質問を返されて展望台のガラス床から下界を見下ろすくくるちゃん、その後の賑やかな会話から外れ、自分の世界に入ってずっと下を眺め続ける表情が危なすぎ。スタッフはくくるちゃんをどうしたいんだ? と思ったらこれはまだまだ序の口でした(笑
「マリーさんはフォークのような人だ」
山になってるのが背中、へこんでる方がお腹。出るのがお腹じゃないの? 凸は出てる、凹はへこんでる。ペコは出してる、ポコは出してない。子供のやる事だし。というわけでフォークの裏表問答は「子供だから出るべき所が出ていない」という落語みたいなオチ、「野菊の墓」の有名セリフ(民さんは野菊のような人だ)にハメたオチは笑えましたがこれも微妙に年齢制限がありそう? 子供体型をネタにされてお怒りのマリーさんへのフォロー、「裏表がない人」と言えば聞こえが良いけど「背に腹を代えられる人」と言われるとまた意味が(笑

Cパートは原作四日目の「風邪娘」から。出オチの後に楽屋へ戻ったガンちゃんを迎えたみなさんは「新型インフルエンザ」を警戒して一様にマスク顔。ちなみに左端のマスク娘は原作執筆時の連絡ミスによる偶然の産物らしい。「キャラの誰かにマスクを被らせるボケ」のはずだったのにレギュラーキャラと別にマスク娘を描いてしまったとか。名前もキャラ性も一切不明なマスク娘ですが…見た目はともかく中身は登場キャラの中で一番マトモな人かもしれません。
新型インフルエンザはいつまで新型を名乗るのか? 作中では「冬から夏」と言っていましたがリアルでは既に3年前の話で、出始めの頃に「新型」と呼ぶのは判るのですが、発見されて何年も経つのに今だ「新型」と呼んでいるのは確かに違和感。そういう事じゃ無いんだろうけど(笑
ジャンプの新連載やアニメDVDの売り上げになぞえて「新型」の定義を熱く語るマリーさん、原作では掲載誌の「別冊少年マガジン」の新創刊に掛けたネタでしたがアニメ版ではアニメDVDの自虐ネタに。あはは。その流れから新型を名乗っちゃうくくるちゃん。旧型との違いは…新型は乳首からいい匂いがします! TV画面に近付いてここを指でこすってみよう! 誰だこすったのは!?(笑
旧型は重い。例のとおりノートPCも携帯電話も昔のタイプは大きくて重かった、というか今の品物のコンパクトさが私的には信じられないレベルだったりします。古い人間からすると小さく軽くなりすぎて不安になったり。この分野の技術の進歩はホント凄いよねえ。
そして「予防接種を優先される人」たちのネタへ。医師や子供や妊婦が優先とか、そういや当時はそんな話もあったっけ。今でも優先順位云々ってあるのかな。この辺の個人名は原作でも伏せ字でしたが丸わかり、アニメ版ではピー音まみれだったけれどやっぱり丸わかりですね。アニメ版で追加された「か○○○か」は…ノーコメントで(面倒くさい人なので。原作では伏せ字無しだったブラックジャック先生にもピー音が掛かっていましたがこれでは意味がありません(笑
リストに入ってないのに予防接種を打った人たち。「の○○ー」の他、原作にあった「エ○カ様」が外され、代わりに「ま○○ー」「お○○○○○」が追加。「あれは飲ませたの」のツッコミは結構キワキワです。まあこの辺の正解(?)は視聴者個々のご想像任せって事で。

「医者の次に優先されるのは妊婦なのよ!」
とはいえ予防接種のために妊娠するってのは大変(笑)です。ここでまたしてもキグちゃんへの振り、天然ネンネを装って周囲の期待に応える律儀さ&そこからの本音のコントラストがいい味出しすぎの天丼ネタでした。とはいえ今どき「コウノトリさん」は無いだろう?(笑
そう簡単に妊娠できない、ならば想像妊娠すればいい…想像妊娠って自発的に「する」ものではありますまい(笑。やおら立ち上がって熱弁のガンちゃんに追従するみなさん、妊娠の「過程」を想像しているマリーさんは何かやらしいなオイ!
コウノトリさんと答えた割に「想像交際」の内容が妙にリアルなキグちゃん。「便器の蓋を戻す戻さない」でケンカ、さらに灰皿を投げ付けられ、彼氏が別の女に相談に行き、そしていきなりの別れなどなど…この生々しさからして全て経験談なんじゃ? ちなみにこの「想像修羅場」はアニメオリジナルの追加シーンです。
その一方でくくるちゃんは後光を発してほとんど解脱状態でした。想像妊娠の枠を超えてイメージの海を浮遊するくくるちゃん、本当に浮いてるし!

妊婦といえば酸っぱいものが食べたい! という流れから酸っぱいものに奔走するマリーさん。「ホヤの酢の物」に続いて持ってきたDVDの小ネタは「スパイモノ」というボケ、パッケージからしてこれは007 ロシアより愛をこめてですね。そこから胎教アニソンやキラキラネームネタはアニメ化にて補強されていた感じ。
そして想像妊娠は想像出産へ。「生まれるー!」と絶叫のくくるちゃんに付き合いが良いマリーさん、しかしほどなく素に戻ってみなさん揃って撤収撤収。ところがくくるちゃんはハイライトが消えた瞳で「私の赤ちゃんはどこ!?」とあっちの世界へ行ってしまったようで、空っぽの乳母車(想像水子)を押す虚ろな表情もギリギリです。
すると楽屋に現れた救急隊。マスク娘の通報によって搬送されたくくるちゃんは優先的に治療してもらえて良かったね、というオチ。原作では救急隊に注射を打たれて「結局打ってもらえたじゃん」「違う注射だと思うけどね」というオチなのですが、まさか黄色い救急車をオチに変えてくるとは。いろんな意味でチャレンジャーすぎます。行き過ぎた言葉狩り、自粛表現への挑戦なのだろうけど…ギリギリアウトっぽい気がしないでもありません。というかアニメスタッフはくくるちゃんの個性(?)をブーストしすぎ、こんな調子で続けたら1クール完走できないんじゃ?(抗議的な意味で
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