2012-07-16(Mon)
スマイルプリキュア! #23 ピエーロ復活!プリキュア絶体絶命!!
バッドエンド王国幹部との死闘、そして復活した皇帝ピエーロとの決戦へ。

プリンセスフォームようやく登場です。

ジョーカーの精神攻撃から立ち上がり、決意も新たにバッドエンド王国へ乗り込んだスマイルチームのみなさん。前回は意外と平気そうだったキャンディも今回ばかりはすっかり囚われのお姫様状態で、もちろん立ちはだかるは毎度お馴染みバッドエンド王国の三幹部であります。助けたければ俺たちを倒してから行け!と、このテの展開はもはや王道中の王道で、言ってしまえば結果は初めから判っているのだけれど…見るべき所は結果ではなく過程なので、あまり醒めた目で見ず素直な姿勢で決戦を楽しむが吉。
立ちはだかる三幹部を前に絶対許さない五人はさっそくプリキュアに変身。今回はキャンディ救出が最優先事項なのでハッピー以外の四人が三幹部を足止めし、その間にハッピー単独でキャンディの所へという別行動ミッションです。前回見せたように失敗したら後が無い、また例え上手くいっても全員揃って帰らなければ意味が無い。その事を改めて誓う指切りシーンはまだ冒頭だってのに私の涙腺を刺激しやがります。
そしてポップの煙玉を合図のようにアクションシーンが始まりました。ピンクの煙を突き付けて飛び出すハッピー、そうはさせじと追うウルフさんをファイヤーアタックで止めるサニー、風を起こして魔女さんを止めるマーチ、ビリビリ攻撃で赤鬼さんを止めるピースなどなど、足止めシーンを経て今回の個別対戦相手が決まります。各々が因縁の相手ってのもなかなか憎い作りで、ここへ至る下地作りをきちんと描けたのは長期作品ならではでしょう。
三幹部が足止めされた事でフリーの身となったハッピーはキャンディの所へ一直線! …もちろんそう上手くはいかず、スマイルチームの作戦を読んだジョーカーがハッピーの前へ立ちはだかります。いい悪役です。

そのピンチを地上から吹き飛ばした青い風。ジョーカーの動きを読んでいたビューティのサポートです。何という凛々しいご尊顔! このカットだけで丼飯三杯いけそう。かっこ美しい!
無事(?)に四組の対戦相手が決まるとバッドエンド幹部衆は四面分割でどよんど時空を発生、幹部たちはバッドエンド空間では力が三倍になるのだ(知らんけど。戦闘を前にいかにも力を漲らせる幹部衆、その中で魔女さんはばいんばいんの色気過剰な魔女姿に…おそらく婆さん姿での立ち回りがいろんな意味で無理なのでこうなったのでしょうけれど、あまりにサプライズなワカガエールに開いた口が塞がりません(良い意味で。
組み合わせ同士の睨み合いにてまたも凛々しいビューティ。何という美しさなのだろう。そんなビューティへ舌なめずりのジョーカーの怪しさったら! ほとんど変質者です(笑

バンバンバン!と対戦相手の一覧。幹部衆はアオリで不敵さを示し、一方スマイルチームは俯瞰気味から厳しい表情で睨み付ける。分割線の角度も両者の対比を強調していますね。芸コマ。
一方個別対戦からから一人外れたハッピーはキャンディの所へ急いでいました。目指すは赤い月に黒く浮かぶシルエットの地。この描写もまた不穏な雰囲気アリアリで、先の苦難を予感させます。

というわけでついに始まったアクションシーンは、さすが2クール目締め・シリーズ中盤の山場回だけあって瞬きすら惜しくなる出来でした。爆煙を手で振り払って一回転からグッと溜めてパンチを構えるサニーがいきなりかっこよすぎ。次の瞬間ウルフさんと目にも留まらぬ拳の交換が始まり、吹っ飛ばされたサニーへ狂犬のようなウルフさんの拳が被ると次のカットは金棒を受け止めるピースへチェンジ。後ろ走りで金棒攻撃から逃げるピースかわいい(笑
そしてまた赤鬼さんの攻撃からマーチの受け、さらに魔女さんの攻撃からビューティの受けへと繋がるシームレスアクションはプリキュアシリーズ決戦シーンの伝統か。渾身の力を込めた本気の戦いはいろんな意味で凄まじく、呑気なアクションが常だったスマイルプリキュアと同じ番組とは思えないガチバトルです。

ジョーカーの攻撃を受け止めたビューティの攻防も凄かった。掴み所が無いジョーカーはビューティの攻めをひらりひらりとかわし、スッと背後に現れると蹴りからトランプ攻撃へ。盾に変身したポップが瞬時に割って入ってピンチは逃れたものの実力差は歴然です。ジョーカーからしたら子供を相手にしているようなものでしょう。
その頃ハッピーは崖をコナン走りで駈け降り(落ち?)、その先の溶岩沼に慌てて大ジャンプ! 汗を跳ばしながらの崖落ちシーンは青山先生っぽかったけど如何に? 大ジャンプの空中カットはOPからの流用でしょうか。この後の反撃シーンでは他のキャラもOP映像から引っ張ってきたカットが使われていて、なるほど今回のために各アクションが考えられていたのだなあと。
溶岩沼へ落ちそうになったハッピーはハッピーシャワーを下向きにぶっ放して空へ。そういう使い方もアリなのか(笑。反動を使えるって事はハッピーシャワーは物理攻撃…などとあまり深く考えない考えない。
というわけでキャンディが待つ地へ到着したハッピーはその途中でデコールも見つけて一件落着、のはずがなく、デコールは黄色っ鼻に形を変え、おそらく史上最強のアカンベェとしてハッピーに襲いかかってきました。いつもは五人掛かりでやっとなのにハッピー一人でどうにかなるはずも無く、哀れハッピーはゴールを目前にあっさり倒れてしまいます。

その頃他のみなさんも幹部衆の猛攻にやられまくってほとんどKO。この辺のアクションシーンも凄まじいのですがキリが無いのでキャプは割愛します。
「何一つあなた方が勝てる根拠がありません」
「デコルも1つこちらにあるので、絶対に全ては揃いません」
全てを賭けた決戦にて次々と倒れ、絶望の淵に立たされるプリキュアたち。望みを絶たれて泣き叫ぶマスコット。などなど決戦回としてほぼテンプレどおりの流れです。と言っちゃったらオシマイですが。

「ハッピーの所へは行かせない」
しかしプリキュアは諦めない負けない。倒れたプリキュアたちを蔑み最後の標的たるハッピーの所へ向かう幹部衆を、彼女たちは渾身の力を込めて立ち上がり止めるのです。それは「みんなで一緒に帰る」と約束したから。赤鬼さんの足に縋り付きながら涙を浮かべて思いを叫ぶビース、他のみんなも傷付いた体を必死に支えて立ち上がり、それはボロボロの姿なれど決意に満ちた瞳の輝きは失っていません。
「キャンディを返して。私たちのとっても大切な友達だから!」
立ち上がったスマイルチームは「友達の大切さ」を語り叫ぶ。この辺のシーンは作画も凄まじかったけれど中の人たちの演技も熱かった。あまりに熱演すぎて喉潰れるんじゃないかと心配になっちゃったり。

「輝け! スマイルプリキュア!」
アカンベェと押し合いながら叫ぶハッピーの声に続くみんなの声、すると光の帯が天へ立ち昇り、友情ぱわ!が爆発したプリキュアたちの猛反撃が始まります。さっきまでKO寸前だったのに…なんて野暮な事は言いっこ無しで。
「本気でやらんと、自分の大切なもん、何も守れへんやろ!」
ここからの反撃シーンはOP映像からの流用が連発。サニーが地面に拳を打った瞬間はクレーターパンチ?と思ったけれど、次の瞬間OPの巨大岩石持ち上げカットに続いて驚き。あの岩はこうして作ったのか(笑。セリフも合わせてサニーの熱さ・本気が伝わってくる好シーンでした。
魔女さんの連射攻撃を避けて崖走りのマーチ。OPだとビル壁走りだけど上手く流用してます。そしていつ出るか?いつ出るか?と心待ちにしていたビューティソードが満を持してついに登場、何だかビューティ一人だけ別世界に行っちゃってるような?(笑。そういやプリキュアで剣術は御法度だったはずだけどいいのかなこれ。
流用カットの後のアクションシーンも素晴らしい出来でした。指パッチンで起こした炎を思いっきり叩き付けるサニー熱すぎ! 分身した魔女さんの本物がどれか判らない、なら全部倒せばいいじゃない?ってなマーチも凄い。直球勝負すぎる!(笑

ビューティソードを振ってジョーカーと本気の剣勝負から溜め溜めの蹴り、そこからトランプ幻術にスカって「え?」とバックを取られるも、ポップの機転に助けられジョーカーのバックを取ってビューティブリザードでフィニッシュ。この一連アクションも痺れる出来でした。ジョーカーってば意外とあっさりやられちゃったね。いいのかこれで。
一方ハッピーもアカンベェを倒し、キャンディ救出&デコール奪回を果たすと、崩れ始めた足場からサッサと逃げの一手です。ガラガラと崩れた勢いに吹っ飛ばされるハッピーは、ビターン!と着地も含めてこれまた青山先生っぽい? 先ほどまでのシリアスから一転して良い表情です。
メンバーが全員揃いデコルも揃った所で最後の仕事。ピエーロを止めるため、ジョーカーから取り戻した星デコルをデコールへセットしました。ところが何も起きません。あれ? なーんてやってるうちに復活したピエーロはタキオン粒子(違)を口元に集めて「バッドエナジー砲」を発射のご様子、ポップ曰く「星を破壊するほどの威力」って事で逃げるしか! でも諦めない負けないプリキュアなので出来る事は全部やらなきゃ!
ところがレインボーヒーリングはあっさり吹っ飛ばされ、プリキュアたちも吹っ飛ばされてどうにもこうにも歯が立たない。パワーが違いすぎる! というか地面に掘られた巨大な溝を見てミント砲を思い出したのは私だけではあるまい(笑

「プリキュアのみなさんにペガサスのご加護を」
落下しながらもまだ諦めないハッピーは叫び、するとデコールがピカッと光って、遅まきながら女王様の力が発動しました。デコルが揃っても、そこに強い思いが重ならないと力が発動しないようなカラクリだったのだろうか?
そして「プリンセスフォーム」の変身バンクへ。ちなみにこのバンクは志田氏の作画とか。スマイルパクトにそれっぽいデコルがセットされるとパクトがプリンセスキャンドルに変化…と思ったけれど、その後のカットを見るとパクトはそのままなのでパクトから出てきたって事? 五人順繰りでフォームチェンジの描写は「プリンセス」の名前どおりひらひらキラキラです。イヤリングのカットで映るピースの横顔が美人すぎて驚き(笑。各キャラ髪型もチェンジしティアラが乗って完成です。ううむ。プリンセスビューティの髪型はちょっと荒ぶりすぎているかも。

揃ってキメポーズの後、必殺技「プリキュア・レインボーバースト」の発動へ続きます。トリガーをカチリと引くとキャンドルが点火し、五色のペガサスに乗ったプリキュアたちは五条の光と化して夜空を切り裂く。思いっきりキラキラです。そして技名コールで発せられた光が集まると白いペガサスと化し、嘶きと共に発射された七色の光は皇帝ピエーロのバッドエナジー砲を吹き飛ばしてあっさり決着。え? これでいいの?
キャンディ救出、デコール奪回、そして幹部衆&ピエーロまで片付けて百点満点の決着…劇場版なみの映像には大満足だったけれど、三幹部はともかくジョーカーやピエーロがあまりにあっさりやられすぎて拍子抜けだった感は否めません。まさかこのまま終わらないよねえ? まあピエーロのコア(?)がどうなったのかよく判りませんでしたし、今回のあっさり決着が盛大な前振り・成長の転機である事を祈りつつ後半の動向を見守っていこうかと。
本当にこれが決着(本筋最終回)で、残り半年は呑気な後日談でもそれはそれで良いかもしれない。新フォームが無意味すぎるけど(笑
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ジョーカーの精神攻撃から立ち上がり、決意も新たにバッドエンド王国へ乗り込んだスマイルチームのみなさん。前回は意外と平気そうだったキャンディも今回ばかりはすっかり囚われのお姫様状態で、もちろん立ちはだかるは毎度お馴染みバッドエンド王国の三幹部であります。助けたければ俺たちを倒してから行け!と、このテの展開はもはや王道中の王道で、言ってしまえば結果は初めから判っているのだけれど…見るべき所は結果ではなく過程なので、あまり醒めた目で見ず素直な姿勢で決戦を楽しむが吉。
立ちはだかる三幹部を前に絶対許さない五人はさっそくプリキュアに変身。今回はキャンディ救出が最優先事項なのでハッピー以外の四人が三幹部を足止めし、その間にハッピー単独でキャンディの所へという別行動ミッションです。前回見せたように失敗したら後が無い、また例え上手くいっても全員揃って帰らなければ意味が無い。その事を改めて誓う指切りシーンはまだ冒頭だってのに私の涙腺を刺激しやがります。
そしてポップの煙玉を合図のようにアクションシーンが始まりました。ピンクの煙を突き付けて飛び出すハッピー、そうはさせじと追うウルフさんをファイヤーアタックで止めるサニー、風を起こして魔女さんを止めるマーチ、ビリビリ攻撃で赤鬼さんを止めるピースなどなど、足止めシーンを経て今回の個別対戦相手が決まります。各々が因縁の相手ってのもなかなか憎い作りで、ここへ至る下地作りをきちんと描けたのは長期作品ならではでしょう。
三幹部が足止めされた事でフリーの身となったハッピーはキャンディの所へ一直線! …もちろんそう上手くはいかず、スマイルチームの作戦を読んだジョーカーがハッピーの前へ立ちはだかります。いい悪役です。

そのピンチを地上から吹き飛ばした青い風。ジョーカーの動きを読んでいたビューティのサポートです。何という凛々しいご尊顔! このカットだけで丼飯三杯いけそう。かっこ美しい!
無事(?)に四組の対戦相手が決まるとバッドエンド幹部衆は四面分割でどよんど時空を発生、幹部たちはバッドエンド空間では力が三倍になるのだ(知らんけど。戦闘を前にいかにも力を漲らせる幹部衆、その中で魔女さんはばいんばいんの色気過剰な魔女姿に…おそらく婆さん姿での立ち回りがいろんな意味で無理なのでこうなったのでしょうけれど、あまりにサプライズなワカガエールに開いた口が塞がりません(良い意味で。
組み合わせ同士の睨み合いにてまたも凛々しいビューティ。何という美しさなのだろう。そんなビューティへ舌なめずりのジョーカーの怪しさったら! ほとんど変質者です(笑

バンバンバン!と対戦相手の一覧。幹部衆はアオリで不敵さを示し、一方スマイルチームは俯瞰気味から厳しい表情で睨み付ける。分割線の角度も両者の対比を強調していますね。芸コマ。
一方個別対戦からから一人外れたハッピーはキャンディの所へ急いでいました。目指すは赤い月に黒く浮かぶシルエットの地。この描写もまた不穏な雰囲気アリアリで、先の苦難を予感させます。

というわけでついに始まったアクションシーンは、さすが2クール目締め・シリーズ中盤の山場回だけあって瞬きすら惜しくなる出来でした。爆煙を手で振り払って一回転からグッと溜めてパンチを構えるサニーがいきなりかっこよすぎ。次の瞬間ウルフさんと目にも留まらぬ拳の交換が始まり、吹っ飛ばされたサニーへ狂犬のようなウルフさんの拳が被ると次のカットは金棒を受け止めるピースへチェンジ。後ろ走りで金棒攻撃から逃げるピースかわいい(笑
そしてまた赤鬼さんの攻撃からマーチの受け、さらに魔女さんの攻撃からビューティの受けへと繋がるシームレスアクションはプリキュアシリーズ決戦シーンの伝統か。渾身の力を込めた本気の戦いはいろんな意味で凄まじく、呑気なアクションが常だったスマイルプリキュアと同じ番組とは思えないガチバトルです。

ジョーカーの攻撃を受け止めたビューティの攻防も凄かった。掴み所が無いジョーカーはビューティの攻めをひらりひらりとかわし、スッと背後に現れると蹴りからトランプ攻撃へ。盾に変身したポップが瞬時に割って入ってピンチは逃れたものの実力差は歴然です。ジョーカーからしたら子供を相手にしているようなものでしょう。
その頃ハッピーは崖をコナン走りで駈け降り(落ち?)、その先の溶岩沼に慌てて大ジャンプ! 汗を跳ばしながらの崖落ちシーンは青山先生っぽかったけど如何に? 大ジャンプの空中カットはOPからの流用でしょうか。この後の反撃シーンでは他のキャラもOP映像から引っ張ってきたカットが使われていて、なるほど今回のために各アクションが考えられていたのだなあと。
溶岩沼へ落ちそうになったハッピーはハッピーシャワーを下向きにぶっ放して空へ。そういう使い方もアリなのか(笑。反動を使えるって事はハッピーシャワーは物理攻撃…などとあまり深く考えない考えない。
というわけでキャンディが待つ地へ到着したハッピーはその途中でデコールも見つけて一件落着、のはずがなく、デコールは黄色っ鼻に形を変え、おそらく史上最強のアカンベェとしてハッピーに襲いかかってきました。いつもは五人掛かりでやっとなのにハッピー一人でどうにかなるはずも無く、哀れハッピーはゴールを目前にあっさり倒れてしまいます。

その頃他のみなさんも幹部衆の猛攻にやられまくってほとんどKO。この辺のアクションシーンも凄まじいのですがキリが無いのでキャプは割愛します。
「何一つあなた方が勝てる根拠がありません」
「デコルも1つこちらにあるので、絶対に全ては揃いません」
全てを賭けた決戦にて次々と倒れ、絶望の淵に立たされるプリキュアたち。望みを絶たれて泣き叫ぶマスコット。などなど決戦回としてほぼテンプレどおりの流れです。と言っちゃったらオシマイですが。

「ハッピーの所へは行かせない」
しかしプリキュアは諦めない負けない。倒れたプリキュアたちを蔑み最後の標的たるハッピーの所へ向かう幹部衆を、彼女たちは渾身の力を込めて立ち上がり止めるのです。それは「みんなで一緒に帰る」と約束したから。赤鬼さんの足に縋り付きながら涙を浮かべて思いを叫ぶビース、他のみんなも傷付いた体を必死に支えて立ち上がり、それはボロボロの姿なれど決意に満ちた瞳の輝きは失っていません。
「キャンディを返して。私たちのとっても大切な友達だから!」
立ち上がったスマイルチームは「友達の大切さ」を語り叫ぶ。この辺のシーンは作画も凄まじかったけれど中の人たちの演技も熱かった。あまりに熱演すぎて喉潰れるんじゃないかと心配になっちゃったり。

「輝け! スマイルプリキュア!」
アカンベェと押し合いながら叫ぶハッピーの声に続くみんなの声、すると光の帯が天へ立ち昇り、友情ぱわ!が爆発したプリキュアたちの猛反撃が始まります。さっきまでKO寸前だったのに…なんて野暮な事は言いっこ無しで。
「本気でやらんと、自分の大切なもん、何も守れへんやろ!」
ここからの反撃シーンはOP映像からの流用が連発。サニーが地面に拳を打った瞬間はクレーターパンチ?と思ったけれど、次の瞬間OPの巨大岩石持ち上げカットに続いて驚き。あの岩はこうして作ったのか(笑。セリフも合わせてサニーの熱さ・本気が伝わってくる好シーンでした。
魔女さんの連射攻撃を避けて崖走りのマーチ。OPだとビル壁走りだけど上手く流用してます。そしていつ出るか?いつ出るか?と心待ちにしていたビューティソードが満を持してついに登場、何だかビューティ一人だけ別世界に行っちゃってるような?(笑。そういやプリキュアで剣術は御法度だったはずだけどいいのかなこれ。
流用カットの後のアクションシーンも素晴らしい出来でした。指パッチンで起こした炎を思いっきり叩き付けるサニー熱すぎ! 分身した魔女さんの本物がどれか判らない、なら全部倒せばいいじゃない?ってなマーチも凄い。直球勝負すぎる!(笑

ビューティソードを振ってジョーカーと本気の剣勝負から溜め溜めの蹴り、そこからトランプ幻術にスカって「え?」とバックを取られるも、ポップの機転に助けられジョーカーのバックを取ってビューティブリザードでフィニッシュ。この一連アクションも痺れる出来でした。ジョーカーってば意外とあっさりやられちゃったね。いいのかこれで。
一方ハッピーもアカンベェを倒し、キャンディ救出&デコール奪回を果たすと、崩れ始めた足場からサッサと逃げの一手です。ガラガラと崩れた勢いに吹っ飛ばされるハッピーは、ビターン!と着地も含めてこれまた青山先生っぽい? 先ほどまでのシリアスから一転して良い表情です。
メンバーが全員揃いデコルも揃った所で最後の仕事。ピエーロを止めるため、ジョーカーから取り戻した星デコルをデコールへセットしました。ところが何も起きません。あれ? なーんてやってるうちに復活したピエーロはタキオン粒子(違)を口元に集めて「バッドエナジー砲」を発射のご様子、ポップ曰く「星を破壊するほどの威力」って事で逃げるしか! でも諦めない負けないプリキュアなので出来る事は全部やらなきゃ!
ところがレインボーヒーリングはあっさり吹っ飛ばされ、プリキュアたちも吹っ飛ばされてどうにもこうにも歯が立たない。パワーが違いすぎる! というか地面に掘られた巨大な溝を見てミント砲を思い出したのは私だけではあるまい(笑

「プリキュアのみなさんにペガサスのご加護を」
落下しながらもまだ諦めないハッピーは叫び、するとデコールがピカッと光って、遅まきながら女王様の力が発動しました。デコルが揃っても、そこに強い思いが重ならないと力が発動しないようなカラクリだったのだろうか?
そして「プリンセスフォーム」の変身バンクへ。ちなみにこのバンクは志田氏の作画とか。スマイルパクトにそれっぽいデコルがセットされるとパクトがプリンセスキャンドルに変化…と思ったけれど、その後のカットを見るとパクトはそのままなのでパクトから出てきたって事? 五人順繰りでフォームチェンジの描写は「プリンセス」の名前どおりひらひらキラキラです。イヤリングのカットで映るピースの横顔が美人すぎて驚き(笑。各キャラ髪型もチェンジしティアラが乗って完成です。ううむ。プリンセスビューティの髪型はちょっと荒ぶりすぎているかも。

揃ってキメポーズの後、必殺技「プリキュア・レインボーバースト」の発動へ続きます。トリガーをカチリと引くとキャンドルが点火し、五色のペガサスに乗ったプリキュアたちは五条の光と化して夜空を切り裂く。思いっきりキラキラです。そして技名コールで発せられた光が集まると白いペガサスと化し、嘶きと共に発射された七色の光は皇帝ピエーロのバッドエナジー砲を吹き飛ばしてあっさり決着。え? これでいいの?
キャンディ救出、デコール奪回、そして幹部衆&ピエーロまで片付けて百点満点の決着…劇場版なみの映像には大満足だったけれど、三幹部はともかくジョーカーやピエーロがあまりにあっさりやられすぎて拍子抜けだった感は否めません。まさかこのまま終わらないよねえ? まあピエーロのコア(?)がどうなったのかよく判りませんでしたし、今回のあっさり決着が盛大な前振り・成長の転機である事を祈りつつ後半の動向を見守っていこうかと。
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