2012-10-23(Tue)
アイカツ! #03 あなたをもっと知りたくて
トップアイドル神崎美月の真実!?

「最初から完璧なアイドルなんて誰一人いないのよ」

親友対決の結果どおり美月の臨時マネージャーを控えたあおいは夜遅くまで下調べ、てな所へお茶を持ってきたいちごとのちょっとした会話・仕草にまず釘付けでした。あおい側へスッと寄せた椅子にちょこんと座ってクルッと向き直ったり、おやつのオレオを半分こしてパクっと食べたり、いちごたちの動作がいちいち仲良し女の子っぽくていいねいいね。本作はこんな風にカットの端々に「女の子っぽい仕草」が見られ、普通の女の子が普通の日常生活で何気なく見せるかわいさが感じられてじつによろしい。こういう「何気ない日常」を印象付ける事で今後描かれていく非日常が映えるのです。
今やアイドル界ヒエラルキーの頂点に立つ美月のプロフィールをあれこれ。「小学生向けファッション雑誌」という概念がおっさん的には異世界なのだけれど今どきは普通なのか。デビュー直後の空白の1年の謎は後に明らかになりますが…この時美月が受けたらしい謎の特訓は後々のエピソードでいちごたちにも降りかかってくるような?
そんなプロフィールや先日のステージを思い浮かべながら「美月ちゃんは天才」と語る二人。どんなジャンルにしても飛び抜けた存在を「天才だから」と括ってしまうのはいかにも未熟者の発想で、作劇的には古来から伝わる「優雅に泳ぐ白鳥は以下略」的な、成長モノに付き物の王道パターンであります。例に漏れず今回はそういう話だったわけですが…本作は1クール作と見紛うほどペースが早いね。美月の「裏」を見せるならもう少し「表」の華やかさを印象付けた後の方が効いたでしょうに。
天才美月の素顔などなど想像しつつ明日の事を話す二人。親友対決の勝者敗者なれど仲の良さは変わらず、同じベッドに転がる事で仲の良さを強調していますね。この仲良しムードがいつまで続くか、というかあおいがどのタイミングで暗黒面に墜ちるのか楽しみです(酷

翌朝さっそくマネージャー業務開始のあおいは美月が住まう「美月パレス」へ。これが個人用の寮だってんだから美月の大物っぷりが窺えるというものです。それにしたってどこの貴族かと。まだ早朝5時って事で美月を起こす事が最初の仕事? と早朝バズーカを想像するあおいはいったい何歳なんだ?(笑
なんて想像から部屋へ入ろうとすると向こうからドアが開いて美月とご対面、さらに美月担当マネージャーの「月影ほのか」も同室していました。この髪型で月影姓はいろいろ狙いすぎのような気が…恐ろしい子! 挨拶もそこそこに出掛ける美月のモデル歩きは髪の揺れが不自然でちょっと何事かと。脚だけ見てるとキレイなモデル歩きなのに。

「やっぱり私も行きたい!」
あおいが羨ましくて仕方がないいちごはまさかの行動に出ました。メガネと頭巾とエプロンで変装し植え込みからジッと見つめ、掃除のお兄さんの背中を借りてマンマと車に乗り込んで…ラゲッジルームにちょこんと座ってる後姿がやたらかわいい。お兄さんも不審者に対して親切すぎるような気がするけどこのかわいさに免じて(笑
車内で眺めた美月のスケジュールは早朝から深夜までびっしり。毎日これではいったいいつ学校へ行っているのか? と思うけれど気にしたら負けです。そのスケジュール表を覗き込んで思わず声を上げるいちご、サッと隠れて事なきを得ますが現場に着いてバックドアを開けられたら逃げ場がないよね(笑。そういやレコーディング現場で出迎えたプロデューサーが放つ「バイヤー イイカワ」、いわゆる業界語って今でも使っているのだろうか。この業界語ネタってプリティーリズムでもよく使うけど意識してる?

「いちごちゃん面白いし」
さて潜入がバレたいちごはもちろん月影先生に叱られ追い返されそうになりますが、その様子を見ていた美月によってピンチを回避…対決に負けたいちごをこんな風に容認されては勝ったあおいの立場が無いような。ちゃっかり同行を認められて満面笑顔のいちごがゴネ得みたいで少々微妙。まあ今回の一連はいちごの溢れる思いが引き起こしたものとして、それにしても編入早々授業をサボって対決結果を無視した行動に何のペナルティも無いのは不自然でした。Cパートでペナルティシーンをちょこっと描けばバランス取れたでしょうに。
その後美月の仕事風景を次々と見せ、全ての仕事をパーフェクトにこなす美月を「天才」と評する二人。それはそうとビジネスニュースのコメンテーターではメガネ掛けてんのね。というか少女アニメで消費税問題に言及するとは(笑

「美月はあんたたちが思っているような子じゃないわよ」
出待ちファンへの対応も非の打ち所が無く改めて美月の天才性に憧れるいちご&あおい、しかし月影先生は浮かれる二人に冷静な言葉を突き付け…前述王道パターンのお約束セリフでしたが、この時代にあまりに直球ストレートすぎてもしかしてもう一捻りあるのか? と。
次の現場はライブステージ、って事で芸能人の命たるアイカツカードのアルバムを広げてコーデを考える美月。さすがトップアイドルはたくさんカードを持っています(笑。いちごたちのカードはアイカツ訓練が始まらないと増えないだろうけど、せっかくのシステムだから早く違うコーデを見てみたい。
今回美月が使ったカードは学生証+コーデカード3枚に加えてアクセサリーカードの計5枚、これにて筐体のカードスペースが全て埋まりました。いつものコーデチェンジシーケンスはもちろん美月仕様で、同じようにシルエット状態で走っている様子は何か不思議な感じ。トップアイドルらしく優雅に歩くとかじゃダメなのかな。その後のステージは第1話と同じ曲同じ3DCG映像で、やはり美月のモデリングが一番粗が目立つというか、トップアイドルへの憧れ感を演出するにはいろんな意味で力不足な感じが否めません。まあこんなの気にしてるのはプリティーリズム好きの大友だけとは思いますが。

ライブも終わって1日の仕事も終わってお疲れさま。いつもの東屋で休みながら今日を振り返り、すると美月から預かったアイカツフォンを返し忘れていた事に気付いた二人は美月パレスへ向かいます。業務終了と共にセキュリティがロックされていそうなものだけれど細かい事は気にしない。そして二人は美月の裏の顔を目撃する事になります。
激しいレッスンのため塗装が剥がれた床板はまるで王貞治の畳の逸話みたいな(笑。昼間の優しい笑顔と裏腹に厳しい表情でレッスンに打ち込む美月、その姿を見た二人はおずおずと引き返そうとするも植木を倒してバレてしまい…対面直後は厳しい表情だった美月が二人の意図を聞き息を整えた瞬間優しい表情に一変したのはさすが。夜に勝手に入り込んだ非を責める訳でもなく、届け物へのお礼を笑顔で返し気遣いも忘れない。トップアイドルとして裏の顔を決して人に見せないプライド、常にカンペキであろうとする覚悟を感じさせる一コマでした。
てな所へ現れた月影先生が美月の秘密を語り、「美月は天才だから凄い」のでは無い事を知ったいちご&あおいの決意で締め。努力と根性の成長ストーリーは非常に好物なので今後のいちごたちに期待です。
今週の期間限定ステージ映像公開スペシャルは「アイドル活動!feat.板野友美ちゃん」。聴けば聴くほど「Signalize!」よりこの曲の方がOP向けっぽいなあ。それはそうとEDの「カレンダーガール」の脳内リピートが止まりません。早くCDを発売してくれないとどうかなりそう(笑
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「最初から完璧なアイドルなんて誰一人いないのよ」

親友対決の結果どおり美月の臨時マネージャーを控えたあおいは夜遅くまで下調べ、てな所へお茶を持ってきたいちごとのちょっとした会話・仕草にまず釘付けでした。あおい側へスッと寄せた椅子にちょこんと座ってクルッと向き直ったり、おやつのオレオを半分こしてパクっと食べたり、いちごたちの動作がいちいち仲良し女の子っぽくていいねいいね。本作はこんな風にカットの端々に「女の子っぽい仕草」が見られ、普通の女の子が普通の日常生活で何気なく見せるかわいさが感じられてじつによろしい。こういう「何気ない日常」を印象付ける事で今後描かれていく非日常が映えるのです。
今やアイドル界ヒエラルキーの頂点に立つ美月のプロフィールをあれこれ。「小学生向けファッション雑誌」という概念がおっさん的には異世界なのだけれど今どきは普通なのか。デビュー直後の空白の1年の謎は後に明らかになりますが…この時美月が受けたらしい謎の特訓は後々のエピソードでいちごたちにも降りかかってくるような?
そんなプロフィールや先日のステージを思い浮かべながら「美月ちゃんは天才」と語る二人。どんなジャンルにしても飛び抜けた存在を「天才だから」と括ってしまうのはいかにも未熟者の発想で、作劇的には古来から伝わる「優雅に泳ぐ白鳥は以下略」的な、成長モノに付き物の王道パターンであります。例に漏れず今回はそういう話だったわけですが…本作は1クール作と見紛うほどペースが早いね。美月の「裏」を見せるならもう少し「表」の華やかさを印象付けた後の方が効いたでしょうに。
天才美月の素顔などなど想像しつつ明日の事を話す二人。親友対決の勝者敗者なれど仲の良さは変わらず、同じベッドに転がる事で仲の良さを強調していますね。この仲良しムードがいつまで続くか、というかあおいがどのタイミングで暗黒面に墜ちるのか楽しみです(酷

翌朝さっそくマネージャー業務開始のあおいは美月が住まう「美月パレス」へ。これが個人用の寮だってんだから美月の大物っぷりが窺えるというものです。それにしたってどこの貴族かと。まだ早朝5時って事で美月を起こす事が最初の仕事? と早朝バズーカを想像するあおいはいったい何歳なんだ?(笑
なんて想像から部屋へ入ろうとすると向こうからドアが開いて美月とご対面、さらに美月担当マネージャーの「月影ほのか」も同室していました。この髪型で月影姓はいろいろ狙いすぎのような気が…恐ろしい子! 挨拶もそこそこに出掛ける美月のモデル歩きは髪の揺れが不自然でちょっと何事かと。脚だけ見てるとキレイなモデル歩きなのに。

「やっぱり私も行きたい!」
あおいが羨ましくて仕方がないいちごはまさかの行動に出ました。メガネと頭巾とエプロンで変装し植え込みからジッと見つめ、掃除のお兄さんの背中を借りてマンマと車に乗り込んで…ラゲッジルームにちょこんと座ってる後姿がやたらかわいい。お兄さんも不審者に対して親切すぎるような気がするけどこのかわいさに免じて(笑
車内で眺めた美月のスケジュールは早朝から深夜までびっしり。毎日これではいったいいつ学校へ行っているのか? と思うけれど気にしたら負けです。そのスケジュール表を覗き込んで思わず声を上げるいちご、サッと隠れて事なきを得ますが現場に着いてバックドアを開けられたら逃げ場がないよね(笑。そういやレコーディング現場で出迎えたプロデューサーが放つ「バイヤー イイカワ」、いわゆる業界語って今でも使っているのだろうか。この業界語ネタってプリティーリズムでもよく使うけど意識してる?

「いちごちゃん面白いし」
さて潜入がバレたいちごはもちろん月影先生に叱られ追い返されそうになりますが、その様子を見ていた美月によってピンチを回避…対決に負けたいちごをこんな風に容認されては勝ったあおいの立場が無いような。ちゃっかり同行を認められて満面笑顔のいちごがゴネ得みたいで少々微妙。まあ今回の一連はいちごの溢れる思いが引き起こしたものとして、それにしても編入早々授業をサボって対決結果を無視した行動に何のペナルティも無いのは不自然でした。Cパートでペナルティシーンをちょこっと描けばバランス取れたでしょうに。
その後美月の仕事風景を次々と見せ、全ての仕事をパーフェクトにこなす美月を「天才」と評する二人。それはそうとビジネスニュースのコメンテーターではメガネ掛けてんのね。というか少女アニメで消費税問題に言及するとは(笑

「美月はあんたたちが思っているような子じゃないわよ」
出待ちファンへの対応も非の打ち所が無く改めて美月の天才性に憧れるいちご&あおい、しかし月影先生は浮かれる二人に冷静な言葉を突き付け…前述王道パターンのお約束セリフでしたが、この時代にあまりに直球ストレートすぎてもしかしてもう一捻りあるのか? と。
次の現場はライブステージ、って事で芸能人の命たるアイカツカードのアルバムを広げてコーデを考える美月。さすがトップアイドルはたくさんカードを持っています(笑。いちごたちのカードはアイカツ訓練が始まらないと増えないだろうけど、せっかくのシステムだから早く違うコーデを見てみたい。
今回美月が使ったカードは学生証+コーデカード3枚に加えてアクセサリーカードの計5枚、これにて筐体のカードスペースが全て埋まりました。いつものコーデチェンジシーケンスはもちろん美月仕様で、同じようにシルエット状態で走っている様子は何か不思議な感じ。トップアイドルらしく優雅に歩くとかじゃダメなのかな。その後のステージは第1話と同じ曲同じ3DCG映像で、やはり美月のモデリングが一番粗が目立つというか、トップアイドルへの憧れ感を演出するにはいろんな意味で力不足な感じが否めません。まあこんなの気にしてるのはプリティーリズム好きの大友だけとは思いますが。

ライブも終わって1日の仕事も終わってお疲れさま。いつもの東屋で休みながら今日を振り返り、すると美月から預かったアイカツフォンを返し忘れていた事に気付いた二人は美月パレスへ向かいます。業務終了と共にセキュリティがロックされていそうなものだけれど細かい事は気にしない。そして二人は美月の裏の顔を目撃する事になります。
激しいレッスンのため塗装が剥がれた床板はまるで王貞治の畳の逸話みたいな(笑。昼間の優しい笑顔と裏腹に厳しい表情でレッスンに打ち込む美月、その姿を見た二人はおずおずと引き返そうとするも植木を倒してバレてしまい…対面直後は厳しい表情だった美月が二人の意図を聞き息を整えた瞬間優しい表情に一変したのはさすが。夜に勝手に入り込んだ非を責める訳でもなく、届け物へのお礼を笑顔で返し気遣いも忘れない。トップアイドルとして裏の顔を決して人に見せないプライド、常にカンペキであろうとする覚悟を感じさせる一コマでした。
てな所へ現れた月影先生が美月の秘密を語り、「美月は天才だから凄い」のでは無い事を知ったいちご&あおいの決意で締め。努力と根性の成長ストーリーは非常に好物なので今後のいちごたちに期待です。
今週の期間限定ステージ映像公開スペシャルは「アイドル活動!feat.板野友美ちゃん」。聴けば聴くほど「Signalize!」よりこの曲の方がOP向けっぽいなあ。それはそうとEDの「カレンダーガール」の脳内リピートが止まりません。早くCDを発売してくれないとどうかなりそう(笑
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