2012-10-30(Tue)

アイカツ! #04 Oh!My!Fan!

アイドルとしての第一歩。

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いちごに初めてのファンができました。

今回はいちごにとって初めてのファン「大田 駆」くんとの出会い・交流をきっかけにアイドルの何たるか? を心に刻むお話です。こういう風に少しずつ一歩ずつ前へ進んでいく様子を見守るのは成長モノの醍醐味で、今回の話もよく出来てたなあ…と思ったら脚本担当が高橋龍也氏との事でなるほど。THE IDOLM@STERでも手腕を発揮した氏は今後もアイカツに参加してくれるのだろうか? ちなみに数多くの話数を手掛けた中でも第11話 12話の美希編シナリオは今でも見返すお気に入りだったり。美希が好きなだけだろう? とはツッコまないで(笑

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「こんなの見てファンになってくれる人なんていないよ~!」

オーディションのネット配信説明から場面変わって男の子の部屋。先のオーディションにて思いっきりコケてしまったいちごの動画にズッキュンバッキュンドッキュンの少年は前述どおりいちごファン第1号の大田くんです。「こんなの」どころかコケたからこそいちごは大田くんのハートを鷲掴んだわけで、これはいわゆる「転んでもただでは起きない」ってやつですか(違。ポスターだらけの壁を見るに重症アイドルオタクっぽいけれど実は陸上部所属のスポーツマンで、壁に掛けられた赤いジャージは後の登場シーンで着ているもの。冒頭のワンカットにきちんと布石を仕込んである辺り抜かりなし。

Aパート冒頭はカメラロボット相手のカメラ目線訓練。動き回りながら赤ランプが移動するたくさんのカメラを器用に追いながらポーズを決めるあおい、しかし続くいちごはカメラを追うに精一杯で笑顔を向ける余裕もありません。しかもその笑顔だってただ微笑んでいればいいという物では無く。

「微笑むのはカメラにじゃない。カメラの向こう側にだ!」

先生の厳しいお言葉に「向こう側って機材しか無いし…」と息を切らせるいちごがかわいい(笑。つまりこの時点では「カメラの向こう側」すなわち「自分を見ている人たち」の存在を意識できていないんですね。人に見られてナンボ、人に魅力を伝えてナンボのアイドルにとって最も基本的な意識がいちごに備わっていない事がわかります。

てな所へ先生がやってきてあおいへ届いたファンレターを手渡し、受け取ったあおいは初めてのファンレターに感激…派手に騒がず喜びを噛みしめるように手紙を見つめる表情が良い良い。送る側から受け取る側になった感慨が伝わってきます。あおいのファンレターに「いいなぁ~」と羨ましがるいちご、ファンを獲得するためにはオーディションに受からなきゃ! というわけでオーディション情報掲示板コーナーへゴー!

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そこで見つけたたこ焼き屋キャンペーンキャラクターの募集情報。あおいが読み終える前にサッサと申し込みを済ませている辺りせっかちないちごらしい。しかしこのオーディションは二人一組での参加が条件で、おろおろと涙目のいちごにやれやれのあおいはまるで保護者みたいです(笑

さて先の失敗を踏まえて体力作りに燃えるいちごは早朝のランニングを始めました。グーッと背伸びから気合いを入れてスタート、「アイカツ、アイカツ」の掛け声がいい感じに力が抜けます(笑。行き会う人と笑顔で挨拶を交わしながら調子よく走っていたいちごでしたが次第に疲れてきて、足を捻って思いっきりビターン! 何と気持ち良くコケる子でしょう。

てな所へ偶然通り掛かったジャージ少年との出会い。大田くんはこの時点ではまだいちごに気付いておらず…まさか憧れのアイドルがこんな所でビターン! とコケてるとは思わないわなあ(笑

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捻った足首を冷やしながらの会話にて相手がいちごである事に気付いた大田くんは一気にフットー、一方初めてのファンに笑顔がこぼれるいちご。あらかわいい。この破壊力は凄かった。あの動画を見てファンになったと聞いて恥ずかしがる表情も良いなあ。どのカットも破壊力が高すぎて画面を正視できません(褒め言葉

「転んでもすぐに立ち上がって続けて…偉いと思った」

大田くんの言葉に「ありがとう」でも「そんな事ない」でもなく「そ、そうかなあ」と返すセリフの妙、等身大のセリフすぎてニマニマが止まりません。またいちごの中の人(諸星すみれさん13歳)の声がハマリすぎていて怖いくらい。さすがリアル13歳の声は説得力が違います。

そんないちごと楽しく話しながら「陸上部やめちゃうの?」と問われると言葉を濁し、別れ際に向けられた笑顔&「大田くんもがんばってね」にも逃げるように去ってしまう。不調から陸上を諦めかけている不甲斐ない自分、対して目の前のアイドルは一生懸命前向きな笑顔を輝かせている。これはオトコノコ的に結構辛い状況で、けれどいちごのお誘いにまんざらでもなく…いろんな感情に揺れる大田くんの描写が秀逸でした。

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CM明けてBパートは速攻の学園風景からアイドル雑誌を買い込んで帰宅したあおいとのシーンへ。ベッドにぶちまけたアイドル雑誌の一方で芳しい香りに鼻を鳴らすいちご…本作は女の子の細かい仕草が見どころの一つなのですが、今回はこのたこ焼き頬ばりシーンがじつに素晴らしかった。大きく口を開けてパクっと頬ばり、アツアツのはふはふから口を押さえて幸せそうな表情への一連は見ているこっちも幸せになります。一方研究者畑のあおいはひとくち食べてじっと観察、こちらも食べた後きちんと口を押さえているんですよ。たったこれだけのアクションで「女の子っぽさ」が全然違います。

「じつは今朝いい事があったんだ! 聞きたい?」
「言いたいって顔してるよ」

何という仲の良さ。本題に入る前にこのワンクッションが入るだけで二人の仲の良さが際立ちます。そして照れくさそうに口元を雑誌で隠して大田くんの報告、これまたナントモ女の子っぽくてニマニマが止まりません。雑誌の誌面を飾るアイドルたちは今後出番があるのかな。大田くんの説明にネコニャンいちごがかわいい(笑

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そして翌朝のランニングはあおいを交えて3人で。大田くん両手に花すぎる! 2人を気遣ってスローペースのつもりがいちごのやる気に蹴飛ばされて陸上部ペースのランニングへ。しばらく付いて行ったいちごもさすがのハイペースに疲れが見えてついにダウン寸前、しかし美月の特訓風景を思い出すといちごスイッチオン! ここで諦めたら美月に追いつけない、自分の限界を超えなければ上へ昇っていけない。

「どこまでやれるかやってみたかったんだ」

いちごの言葉に加えて走る事の楽しさを思い出し、がんばってるいちごを見て自分もがんばってみようと思えた。「やっぱり陸上やめちゃうの?」との問いに今度は逃げず「もう少し続けてみる」と正面から答える大田くんはじつに清々しい表情でした。などなどベタっちゃベタな展開ですがいいんですよベタで。こういう王道を綺麗に見せてくれるのはじつに嬉しい。

別れ際のアイドルオーラを散りばめた応援に思わず赤面の大田くん。というか至近距離でこんなの浴びたら心拍数が5桁に乗りそう(笑。それにしても天然でこの破壊力は…いちごおそろしい子!

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ダンスレッスンの2人を繋いでみました。スタイルいいなあ。

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2人の練習風景と陸上部に戻った大田くんを交互に映してお互いがんばっている姿を見せ、そして始まったたこ焼き屋オーディション。その控え室での会話でいちごはアイドルの何たるかに気付く事になります。

「そっかあ! 向こう側にいる相手に気持ちを伝えるんだ!」

陸上の予選大会のため大田くんは見られないかもだけど私たちを見てくれる人はいっぱいいる。あおいのそんな言葉に先生が言っていた「カメラの向こう側」の意味を理解し、今日のオーディションで何を伝えるべきか? を考える。何も判らなかったいちごがこういう考えを持てるようになった、そんな一歩ずつの変化を確実に感じられるワンシーンでした。いちご迫真のエアたこ焼きから「見えるわいちご、あの時のたこ焼きが!」はスポ根演劇マンガなみの勢い(笑

一方陸上競技場でオーディション中継動画を見ている大田くん。スマホで見ている辺り今どきで、こういう描写がもはやSFでも何でも無いとは凄い時代になったものです。空中チューブを走るエアカーや文化女中器は実現されていませんが、こと通信手段に関しては60年代SFの予想を現実が大きく上回っていますね。

それはそうと当初は見るに堪えなかった3DCGが何だかかわいく見えてきました。キャラへの愛着もあるだろうけど…慣れって怖い。とはいえゲームっぽくチャチなステージ演出はどうにもならず、モデリング改良は無理としてせめてカメラワークは改善できないのだろうか。

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満面笑顔で頬を押さえてステージを眺める客席からしてエアたこ焼きで会得したいちごたちの「伝えたい気持ち」はしっかり伝わったようですね。みなさんいい顔してます(笑。ほどなく発表されたオーディション結果はもちろんいちご&あおい組が見事合格! そういや今回エントリーの7組は全員スターライト学園の生徒なのかな? 隣に立ってた双子ちゃんはどう見ても小学生っぽいので一般公募? 合格の喜びを抱き合って伝え合う2人の笑顔も極上でした。

「こうやって誰かの応援で私たちが頑張れて、その私たちが誰かに元気をあげられる。アイドルっていいね!」

大田くんからの予選通過報告を読んだいちごは「アイドルの何たるか」に気付き…人から教えてもらったのではなく自身の体験で得た事は今後の成長に大きな力となるでしょう。いやはや気持ちよく見守れる良い成長ストーリーです。

「初めてのファンは私だから」

初めてのファンレターを貰って舞い上がるいちごへ強烈なカウンターパンチがヒット! あおい凄い、凄すぎる。この締めには見ているこっちが一発KOでした(笑

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そして次回はついに蘭が本格登場。超格上の美月は「美月ちゃん」なのに蘭は「蘭さん」なのが変にリアルでいいなあ。今後両者への呼び方がどう変わっていくか注視していきたい。







公開期間が終了して見られなかった公式動画が解禁されたようです。見逃した方はどうぞ。

     

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No title

こんにちは。
たこ焼きおいしそうでしたね…
ものすごい偏った個人的意見ですが、
食べ物がおいそうに描かれている作品は名作が多いような。
物語を彩る小物をないがしろにしないって大事な気がします。

ともあれじわりじわりと面白くなってきた感じですねー次回が楽しみです!主に蘭ちゃんの活躍が!

れすれす

>たこわささん
食べ物が美味しそうな作品は見ていて印象も良く、付け加えるならそれを「美味しそうに食べている」作品こそが至上と申しましょうか。テーブル上の食べ物は手を掛ければ綺麗に描けますが、その後のアクションは技術以上の何かが必要だと思います。記事本文でも書きましたがはふはふした口を押さえながら…つまり口が開いた状態で食べている事を手で覆うような女の子らしい動き&湯気を吹いたり熱さに涙を浮かべたりの表情変化はまさに絶品で、こういうちょっとした仕草への拘りは作品全体へ繋がっていくような気がします。なーんてたこ焼きシーンを何熱く語ってんだか(笑

今回はシナリオ自体もよく出来ていましたし、ますます今後が楽しみな作品となりました。
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