2012-11-06(Tue)

アイカツ! #05 ラン!ランウェイ!

ランウェイはみんなの滑走路。

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自分の事しか考えてないヤツが歩いていい道じゃない。

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いちごの忘れ物に付き合って寮へ引き返し、朝っぱらから仲良くドタバタの二人。付き合わせちゃってゴメンネのいちごへ「私たちはいつも一緒でしょ!」と冒頭から今回のテーマの前振りをチラリ。というかキミら朝から晩まで一緒にいすぎですから!(笑

てな所で情報掲示板を眺めているクールな子を発見! お待ちかねの三人目「紫吹 蘭(CV:大橋彩香)」が今回から本格登場です。中の人の名はどこかで見覚えが…と思ったらモバマスの島村さんでした。さて第1話ラストにて編入試験に合格した二人へ厳しい視線を送り、その後もツンキャラっぽい描写をチラチラさせていた蘭さんでしたが、今回のファーストコンタクトでも「美しき刃」の異名どおりいちごたちをバッサリ。

「一緒に消えていかないようにね」

いかにも仲良しな二人は過去の自分・辛い記憶を思い出させ、それだけにイチャコラ全開の二人を見ていられないのでしょう。そんな蘭がルックスどおりのクールさで一斬するのも判るけれど…丁寧に挨拶したのにいきなりこの返しではさすがのいちごたちも白い灰に。なのに次の瞬間嬉しそうに身を捩るあおいはアイドルマニアの鑑です(笑。ここでいちごが思い出した美月さんのお言葉、「いくら仲が良いお友達同士でも一緒に上がって行けるとは限らない」とは蘭の過去を照らした言葉か、それとも自身の経験ゆえか。もしかしたら美月さんも友達(ライバル)との辛い別れがあったのかも、というかトップアイドルに昇る間にいろんな修羅場を経験していそう。

「一人が好きなのかもよ?」

教室でも食堂でも体育準備でも常に一人の蘭さん。とはいえ跳び箱を一人で運ぶのは厳しいだろう?(笑。アイドルって力持ちなのね。手伝いに走ろうとするいちごを即座に止めるあおいはさすが空気が読めてます。いちごは制止にきちんと従い、善意押しつけ暴走キャラにならなかったのも良し。遠目に蘭を見つめるいちごとの距離はこの時点の心の距離にも思えますね。それはそうとして跳び箱の段が増えてる!?

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デップ先生が持ってきたファッションショーオーディションの話に合わせて今回のサブタイである「ランウェイ」についてあれこれ、さらに合格者はアイドル雑誌のモデルになれる…これは次回の前振りになっていそう。今回オーデに合格して雑誌に載ったいちごがサイン会って流れかな。こういう風に各話が繋がって少しずつステップアップしていく様子を追える作りは成長モノとして非常に秀逸だと思います。

「どうか選ばれた二人はクラスメイトの夢を背負ってオーディションに臨んでほしい」

よくあるお約束セリフかと思いきやきちんと後の展開に絡んでいたベップ先生のお言葉からオーデ出場の選定くじへ。くじ引きかよ! もちろん当選したのはいちご&蘭…厳密な審査で出場ペアを選ぶとなればいちごが蘭に並べるはずがなく、また先生の「公平だ!」との説明にそれなりの説得力があるので、力技ご都合展開と判りながらも二人のペアを上手く収めた印象でした。出場ペアの当選を祝う拍手シーンにてクラスメイトの頬にスペードのマークがあったのは属性の入れ墨(笑)だろうか。他の子には見当たらないのでこの子だけの単なるオサレメイクなのかな。その後で倍の勢いで拍手しているあおいがかわいい。

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蘭とのペアにプレッシャー全開のいちごはベッドに転がってじたばたかわいい。そして失敗を恐れてウジウジ考えてるいちごを笑顔で励ますファン1号のお言葉。それにしてもあおいはどんだけいちごが好きなんだ!

「オーディション、私の分もがんばって!」

これまたよくあるお約束セリフかと思いきや以下同文。おそらくこの時点のいちごは「あおいの分もがんばる」の意味をプレッシャーの一部のように捉えていて、つまり先のベップ先生の言葉を含めてまだ自分の事しか見えておらず、そこからもう一歩進んだ考えにはまだ達していない。

その後二人はウォーキングの特訓へ。お約束どおり本を頭に載せて綺麗に歩く練習はローアングルがなかなか絶景でした(そういう所ばかり見ない。またイマサラながらアイドル=白いロングブーツという昭和チックな拘りも良し(笑。しかし前回のランニングシーン同様 練習中延々と続く「アイカツ! アイカツ!」の掛け声がシュールすぎてどうしたものかと。小さいお友達への刷り込みを狙っているのかもだけれど、いくら何でもこれは無理無理っぽい。

仲良く練習する二人を遠目に見ていた蘭は寮の自室に戻り…さすが蘭クラスになると二人部屋に一人住みか!? と思いきや、ぽっかり空いたベッドには切ない経緯があったのです。孤高の美しき刃は最初から一人ではなかった。アイドルへの夢を共に目指した友達がかつていた場所を寂しそうに見つめ、自ら体験した辛い現実を先の二人に重ねて目を伏せる横顔も切ない。

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「蘭よく見てて。ランウェイに踏み出す時は必ず左足だから」

寮の周りを歩いているうち偶然行き会った美月さんは相変わらず女神の笑顔を振りまきながらいちごへ軽いアドバイスの後 意味深なお言葉を。さすがアイドルカーストの頂点は消費税問題から蘭の過去まで知らない事はありません。まあそれはそれとして、美月さんは辛い過去を持つ蘭を気に掛けているのでしょう。この気配りもトップアイドルの資質か。

「私アイドルになる夢を叶えるためにも精一杯ランウェイを歩くんだ!」

そしてオーディション当日。控え室でもアイカツ!アイカツ!と呟きながらウォーキングの練習を続けるいちごは、静かに集中していた蘭へオーディションへの意気込みを伝え…すると蘭は一気に表情を変え厳しい言葉を突き付けます。

「自分の事しか考えてないヤツが歩いていい道じゃない」

美月さんとの一件で「夢を叶えるためには誰よりも頑張らなければならない」と学習しオーディションのために一生懸命頑張ってきたのに…頑張ったらいけないのかな? じゃあどうすれば? と戸惑うばかりです。さっきまで張り切っていたのに一転してしょんぼり顔のいちごがかわいい。頭なでなでしてあげたい。

控え室を飛び出したいちごは「頑張りが足りない?」と勘違いしたのか一人練習を続けていました。すると蘭はそんないちごを舞台裏へ連れて行き、オーディションを支える関係スタッフたちの姿を見せながら「ランウェイ」の本当の意味を語ります。自分のためではなくみんなの思いを羽ばたかせるために歩く、ランウェイはたくさんの人の思いを背負って歩く道。モデルは自分のためじゃなくたくさんの人のために笑う。

前回に続いてアイドルの何たるかを着実に積み重ね成長していくいちご。他者からヒントをもらいながらも答えは毎回自分で見つけている点もポイント高いです。こんな姿を見せられたら素直に応援したくなりますよ。

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というわけで蘭のコーデチェンジからファッションショーオーディションステージへ。パープルのヘソ出しコーデ+ニーハイパンプスはセクシーを意識している感じで、かわいい系のいちご(ピンクステージコーデ)とは一味違ったものになっています。というかいちごはもっと他のコーデを見たいなあ。作中でカードゲットイベントが始まるまでは仕方ないだろうけど、着せ替えが売りのゲームの販促アニメが着た切り雀ではちょっとかわいそう。

美月さんが言ったとおり蘭のランウェイへの踏み出しは左足から、並んで踏み出すいちごは右足からってのが象徴的ですね。踏み出しはバラバラでもダンスに入れば息もピッタリ、一歩目はどうあれ蘭&いちごの目指す方向・思いが揃っていればこそのオーディションステージでした…って、これではあおいの立場が無い(笑

ランウェイに見立てた長いステージは今回のストーリーにぴったりで、クール系ハウスポップのステージ曲「prism spiral」もコンセプトドンズバの良曲だったのですが、全体的に暗めの舞台でアオリアングルが多かった今回のステージはキャラの人形感が強調されてしまい見ていてツライ。細い手足の棒人形的モーションはもはや仕方ないとして、アオリアングルは細い首と頭部の継ぎ目を目立たせ、暗い背景に蘭の髪が沈んで視線固定の死んでる目が浮き上がってしまう。おそらく表情の作りはいちごも同じだと思うけれど明色の髪&派手なリボンのおかげで蘭ほど気にならないような。ともあれアイドルムービーで目が死んでいるのは致命的で、せめてここだけでも修正すれば「怖い」レベルから脱せると思うのだけれど。

「見えたんだ。あおいの顔もスタッフさんの顔も、どこかで見ててくれる人たちの顔も」

自分を送り出してくれたみんなへの感謝を込め、自分のためではなくみんなのためにランウェイを歩いた。前回の「カメラの向こう側への意識」に続いてまた一歩成長したいちごの笑顔は、アイドルマニアのあおいを唸らせる本物のモデルの顔になり…0.1秒を見逃さないあおいおそるべし。褒められて悦に入るいちごもかわいかった(笑

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学園長に呼び出された二人のオーディション結果はもちろん合格。ペア練習もせず見事にダンスを合わせたいちごを「天才」――「じゃなくて天然です」と評する蘭、あはは。しょんぼり顔のいちごの一方で蘭はいちごの才能を認めている事が判りますね。ああこれではますますあおいの立場が。そして思わずこぼれた笑顔に「吹っ切れたのね」と…仕事以外では笑わない蘭を笑顔にさせた、いちごとの出会いが蘭を変えたのです。

「一緒って事に囚われなくても同じ思いでいられる」

夢破れて去って行った真子(フルネームは近藤真子とか)の涙に囚われ続け、踏み出す足すら当時を引きずっていた。この行為は真子との別れから先へ踏み出せなかった事の表れでしょう。しかしいちごとのステージにて「一緒にいる事」と「同じ思い」がイコールではない事に気付き、今は別の道を歩む真子との別れをようやく受け入れられた。

クールな顔の裏側を見せつつ主役との絡みで鎧が剥がれて仲間入りってのはこのテのキャラのお約束パターンなれど、蘭のツン期が思いの外短く、言ってしまえばあっさり落ちてしまったため少々ありがたみ(?)が薄かったかも。蘭は意外なほど普通の女の子でしたね。普通って言うなあ!

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「これからはいつも一緒じゃなくて思いは一緒でいきますか?」

そして今回のクライマックスへ。顔を突き合わせて青春している二人をジト目で見つめる蘭、そこから笑ってツッコんで、あおいの暴走に呆れたり照れたりの表情変化はもの凄い破壊力でした。さん付けの呼び方にクレームを付け、しかしちゃん付けには全力で抗議…クールキャラで通してきた蘭にとって「かわいい」とか「蘭ちゃん」とか免疫が無いのだろうなあ。そんな蘭を余所目に「蘭太郎」で勝手に盛り上がってる二人、この立ち位置は今後の三人のパターンになりそうです(笑

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第4話までいちごだったアイキャッチが蘭に!…って、あおいは?

     

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アイカツ! 第5話ラン! ランウエイ!

アイドル活動4週目ファッションオーディション

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No title

レビュー拝見しました。期待していた蘭さんは、可愛かったのですがしゃべり方がちょっと気品がなくてキャラに合ってないような…、管理人さんのおしゃる通りツンの終了時間が早すぎです!某みおんのように心開くまで時間がかかると思っていました。少し残念です。CGは人形感がありすぎですね。今までが良すぎたせいか、気にならないくらいの作画の乱れもあったような…

れすれす

蘭は思いの外 普通の女の子でしたね。意外とあっさり転んだのはおそらく作品的にツンデレを重視せず、いちご&あおいと仲良くなってからの描写に重きを置いているのでしょう。蘭太郎騒動を見るに今後もマイペースないちごたちに振り回されてヤレヤレ顔の蘭を容易に想像できますし、ギョーカイの先輩という立場からあれこれ世話を焼くシーンも多そう。後はあおいのポジションがどう変化していくか? が鍵かと。

CG映像についてはぜひクオリティアップを期待したい所ですがゲームとの兼ね合いもあるのでなかなか難しそう。アイドルものの見せ場がアレでは少々辛いけれど…ターゲットユーザーがあのステージ映像をどう見ているか判らないので何とも。
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