2012-11-12(Mon)

プリティーリズム ディアマイフューチャー #32 風よ吹け!プリズムのハートに

華やかなアクトラインはいつしか禍々しい炎に包まれ、

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シンフォニアに魅了されたヘインの行く先には…。

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あいらに勝ったCOSMOsを「一回ポッキリのマグレ」と一言で斬り捨て、しかしプリズムショーの裾野の広さを確信した阿世知社長はさらなる顧客開拓を目指すべくハートシャッフル3チームを各々武者修行に送り出し…ってなノリで始まった新チーム掘り下げシリーズ第1弾(?)はお披露目回でのインパクトがイマイチ弱かったピアピアから。通常なら社長が用意したドサ回り先でドタバタという展開だろうけど、このシリーズでは修業先探しからあえてチーム丸投げで進める事で各チーム・メンバーの個性を浮かび上がらせるよう工夫されていますね。行き先探しに目ぇ瞑って地図を指差すかりんのテキトーさや良し(笑、一方真面目なヘインはファンからの要望メールを提示し、ピアピアの修業先は「Wind Villege」に決定しました。その村名を「思い出したくない」と呟く社長の前振りはいかにも(笑

今回いきなり登場したマネージャー見習いのヒロミさん。名前の前振りに反していかにもオタっぽい風貌で現れたヒロミさんに驚く三人…これをして「男の人だったんだ」としかコメントしないかりんの優しさが光っています。まあ外見はアレでも両手に提げた弁当や人当たりの良い表情を見るに悪人では無さそう、というかじつに良い人でしたね。重度のドルオタ&鉄オタという設定は「鉄道 マネージャー」でググるとトップで出てくるあの人がモデルになっているのかな?

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列車に乗れば大はしゃぎ、訊かれもしない鉄道知識を嬉しそうに説明し、楽しそうに弁当を差し出して女子会旅行のノリ、乗り換えた列車ではこれまた嬉しそうに車内の写真を撮りまくり…仕事としての自覚が無くマイペースではしゃいでいる様子はいかにもオタクっぽいかも。この一連はかりんの呆れ顔が良し(笑。肘掛けにもたれるヘインのお姉さんっぽい動きも良かった。せめてこのレベルで安定してくれればなあ。

一方そんなご一行を駅で待っている少女二人。件のメールを送った二人は並んで到着を待つもお互いにソッポを向いて仲が悪そう。この時点では単に好きなグループの違いが高じて仲違いしているだけかと思いきや。

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駅に到着したご一行を見つけると揃って笑顔で駆け寄ってご挨拶、しかし次の瞬間今度は宿泊先を「うちへ! うちへ!」と両者譲らず言い争いに。あらら。いきなりのケンカに置いてけぼりでポカーンとしてる三人かわいい(笑。ここで機転を利かせて丸く収めたヒロミさんはなかなか出来た人かも? 結局各々のペンションに別れて泊まる事で騒ぎは収まり、各々のペンションから見える風景にて状況説明の後、ご一行は過去に一度だけ使われたというプリズムショーアリーナへ集合。こんな僻地にいきなり行って会場はどうすんだろ? と思っていたけどきちんとアリーナがあったのでした。バブル景気に乗ったリゾート開発で作られ、今は誰も使っていない巨大施設…なんだか地味にリアルな設定だなあ。「最近は風が吹かなくなった」ってのも時代に翻弄され取り残されたリゾート地の悲哀を感じさせますね。

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そのアリーナで唯一行われたプリズムショーのポスター。「時代を感じさせる」とか言っちゃダメ! 社長が聞いたら火を噴いて怒るよ(笑。ショーのテーマに蝶が使われている辺り欽太郎の影響力を窺わせます。

若かりし日の社長のショーは強風演出に失敗してえらい事になったらしく、なるほどこれでは「思い出したくない」ってのも判る(笑。しかしこれだけ立派なアリーナを作って、唯一開催されたのがこのショーだけってのも切ない話だなあ。なーんて話の後、件の二人はまたしてもモメていました。プリズミーのファンが多い! いやピュリティの方が多い! さらにプリズムスターへの夢を語りながら「ライバルだから!」とお互いソッポを向く二人。まあライバル同士で何かと張り合うってのはこのテの話のお約束とはいえ少々無理やり感が否めません。

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「君がグレイトフルシンフォニアのステージに立つのを期待しているよ」

さてみなさんから離れて一人湖畔を眺めていたヘインは見慣れたピンクアフロのおっさんと遭遇し、描いていたデザイン画を見せられると瞳に蝶が刷り込まれ…グレイトフルシンフォニアに興味津々だったヘインは本物のデザイン画を見て一気に魅了されて(取り憑かれて)しまった? そんなヘインの耳元で囁くボンビーさんが怪しすぎる!

「ライバルは友達じゃありません!」

明けて翌日も件の二人は大喧嘩、今度はステージの順番についてモメていました。プリズムスターを目指してレッスン中と言っていたけれど、前座とはいえショー本番に出られるレベルだった事に驚き。ともあれ行きすぎたライバル心からモメまくる二人に呆れるかりんは次の一言でブチ切れてしまいます。

「かりんちゃんもトリオ大会のために仕方なくシャッフルユニット組んでるんだよね?」

今回のテーマを提示するためとはいえ、憧れのプリズムスターに対しこんな偏狭なセリフは無いだろう? 君らはプリズムショーの何を見てプリズムスターに憧れたのか。ピアピアのステージを見て「仕方なく組んでいる」と感じたのだろうか。いやピアピアはまだ1回しかステージやってないけど(笑。その言葉を全力で否定するかりんへ「うっそ! 絶対プリズミーと一緒の方がいいはず!」と食い下がるのも少々無理が…そもそも「ライバル=友達になれない」ってならプリズミー自体が成立しないわけで、明らかに間違った認識という点では判りやすい描写でしたがちょっと極端に振りすぎたような。

てな具合に一触即発のピリピリした空気を一気に和ませたヒロミさんステージ。さすがMARsの追っかけをやっていただけあって曲が無印の「You May Dream」とは気が利いた演出でした。きっと追っかけやってたのは無印時代なのでしょう。芸コマ。プリズムショーは見てる人をハピラキにする、そのためにはショーをやるみなさんがハピラキじゃなきゃ…さすが追っかけレベルのファンだけあってプリズムショーの何たるかがきちんと判っているヒロミさんさすが。ダンスはちょっとキモかったけど(笑

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というわけでステージ本番へ。「私たちのショーを見て感じ取ってほしい」とかりんが言っていたのに、しおの&まひるユニットが先にサッサと終わっててちょっと笑った。観衆を前に「ありがとうございました~」の締め、さらに衣装まで初期せれのんの色違い…君らプリズミーやピュリティよりせれのんのファンなんじゃないの?(笑

その頃控え室の鏡の前でボーッとしているヘイン。ボンビーさんとの一件で魂を抜かれたヘインは二人に声を掛けられると我に返り、ほどなく始まったピアピアステージもとりあえず正常に進めていました。ちなみに初披露時に客席風景を映したタイミングに今回はかりん&シユンのプリズムジャンプがきっちり入り、つまり前回に比べると長くなったような気がしたピアピア映像に新規分はありません。

「見える! シンフォニアの世界が!」

かりんシユンに続いてヘインのプリズムジャンプ! と思いきや、背に蝶の羽根を背負って加速したヘインは瞳にも蝶を浮かべアクトラインへ飛び込んで行きました。

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あはは! あはは! と妙なテンションでアクトラインを進むヘイン。するといつしか七色のトンネルは炎と化し、その先に炎の扉(シンフォニアの扉)が現れるとヘインの狂気はさらに増し増し…魚眼歪みを横切る狂気じみた表情が怖すぎる。ずっと吹かなかった風が吹き始めたのも事態の急変を感じさせます。ヘインは周囲の声を無視して一直線に扉を目指し、しかし到達直前に扉の禍々しさに気付いて我に返りました。これをしてボンビーさん的には「扉を越えられなかった子」として認識したのでしょう。

強風演出を逆手に取った救出作戦は固着したハンドルに阻まれ、かりん&シユンに加えてDMFキャラのイメージへ必死に手を伸ばすも届かず、禍々しい扉に吸い込まれていくヘイン…この大ピンチを救ったヒロミさんグッジョブ! とはいえアクトラインに現れた炎の扉を現実の強風が吹き飛ばすというのは作品世界的にアリなのだろうか? 現実とプリズムショーイメージの境界は以前からファジーで、プリズムジャンプの効果が現実に現れた事例は数多くあるけれど、しかし今回のように現実が干渉してきた例は初めてのような気がする。

それはそうとしてこれら一連は観客的にどう見えていたのだろう。禍々しいファイヤーラインを狂気じみた表情で突き進み、炎の扉に吸い込まれそうになって悲鳴絶叫の後にみなさんに助けられて…こんなステージを見てもハピラキになれないよ!(笑

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「私のデザインを着こなせるのはやはり…」

助かって喜ぶピアピアを見つめて呟く謎の声。ヘインはこれであっさり脱落? ポジション的には準主役クラスで、シンフォニア絡みの含みも持たせていたのにこれで終わりじゃ気の毒すぎ。次のカイワレーズは明らかに空振りだろうし、謎の声が想定している人物はやはり主役のみあ? まさかDMFキャラを吹っ飛ばしてあいらだったら笑うしか。

ショーも終わってさあ帰りましょう! の駅前にて突然「自分の居場所」を宣言するヒロミさん、まあ社会人的にどうかと思う行動ですが演出的にはこれもアリでしょう。意外といいキャラだったので1回で消えちゃうのはちょっともったいなかったかも。マイペース揃いのCOSMOsと絡ませたら面白い化学反応が見られそうでしたし(笑

ラストシーンは雨のお台場。ヘインの一件を聞いた社長は「所詮プリズムアクトなんて派手な一発技」と取り合う気も無く、しかし純さんは欽太郎の暗躍を察し…暗い雨模様にいかにも意味深な雷鳴で締め。いったい何が起きるんです?

     

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プリティーリズム・ディアマイフューチャー「第32話 風よ吹け!プリズムのハートに」/ブログのエントリ

プリティーリズム・ディアマイフューチャー「第32話 風よ吹け!プリズムのハートに」に関するブログのエントリページです。

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No title

今回の話は、伏線貼り半分だけど、無駄無くまとめた感じがします。1回限りのマネージャーと風の村の設定が、何か妙にリアルな存在感がありましたねw
ライバルと友達云々のテーマは、オーロラドリームでもありましたね。限られた尺の中でどうにか収めた感じがします。
プリズムアクトを現実の風で救ったのは・・・まあ、ヘインを救わなきゃという人の想いが風に乗ったと解釈してますwヘインの心に、想いを乗せた風が届いたのでしょう。
もうすでに当たり前になってしまいましたが、このアニメって実写パートがある分、通常のアニメより1話辺りの尺が短いんですよね・・・短いなかで色んな要素を話に入れてくのも大変だろうし、短いのにどうして作画はよくならないのかとも思いますw

No title

私的には、今回は作画が良かったように思います。ひろみさんは、とても良いキャラで、一話限りの出演はもったいないように思いました。もしかしたら、ADのプリズムショーの客席に伏線としていたのかも(笑)。今作は一話限りの出演者が、多いので最終話の客席にいたら、感動ですね。そこが一話限りの出演者強みですね。

せれのん衣装に関しては、あの二人は仲が良すぎず、ライバル重視のユニットになるという意味合いがあったように思います。また、風に関しては私は風は炎の扉を壊したわけでなく、ヘインたちのアクトを失敗に導いたものだと考えています。社長が風でジャンプ失敗はこのことの伏線でもあるようにも思いました。今回は、妙にスマートポットタッチを見せていたように思いました。実写のときも、みんな首からさげていたし…

別件ですが、OPのサビ「僕らはみんな地球の家族だよ。言葉通じなくても朗らかに何も恐れずに」など、日韓竹島問題を語っているように聞こえてきました。どうなんでしょうか?

気付いていたらすみません。Cheer! Yeah!×2がオーロラドリームのほうに入っていますよ。

れすれす

>通りすがりさん
ヒロミさんは1回で消えるには惜しいキャラでした(笑

本作はOP/EDと実写パートを抜くと本編尺は18分半しか無いんですよね。しかも毎回プリズムショーが入るためドラマに使える時間がさらに削られ、どうしても詰め込み気味の急ぎ足になりがちなのが辛いトコです。また描くべきキャラの人数が多すぎ、並行して進めている話が多すぎる点も厳しさに拍車を掛けているような気がしますね。作画についてはここ最近かなりマシになってきたと思います。スタート当時は定規で引いたような絵でしたし(笑

>りずむ好きさん
もしADのMARsライブの客席にヒロミさんがいたら美味しすぎ。そこまで仕込むかと! まあそれがAD当時に使った客席モブキャラのリサイクルとしてもちょっと感動しますよね。

炎の扉についての解釈はなるほど。風が直接扉を吹き飛ばしたのではなく、あくまで「アクト失敗」のきっかけとしての風と考えれば阿世知社長の失敗とも繋がります。しかしヘインがあのまま扉に飲み込まれていたらどうなってしまったやら。

カテゴリ間違いのご指摘ありがとうございました。また間違えると思うので遠慮無くご指摘ください。

No title


いつも楽しく読ませてもらっております。
どうもDMFキャラについてちょっと辛口意見が多いようなので一言。

プリズミーとピュリティのDMFキャラがADキャラというかMARSに比べて薄い、とのことですが、
MARSの三人が今となってみればスケート座の女神に祝福された特殊な人たちであったことを考慮しても、
初見でプリズムジャンプを成功させた天才あいらに対して経験者であるっぽいみあは第1話で失敗という明確な対比。
他3名に関しても特にパッとしない候補生でしかなく、しかしそんなすっとこぽんぽん娘な凡人達がチームを組むと
不思議な化学反応を起こして輝き出し…というのがDMFというお話の始まりだったはずです。

このあえて主役には特殊な才能だとか境遇だとか重いものを背負わせない、というのが監督&脚本の作風というか
制作方針なのだと思います。それはADの時に度々影が薄いなどと言われていた主人公あいらに通じるものがあります。

となるとDMFにおいてADでのあいら=主人公役に相当するのがプリズミーの4人と考えればキャラの立場も
しっくり来るのではないでしょうか?一人の立場を4人で分担しているのだから影の薄さも仕方ないというか(笑)
みおん=最終的なライバル役に相当するはさしずめピュリティの5人といった感じで。
では悲劇のヒロインりずむ役に相当するのは…DMFではあいらしかいないでしょう。
すると、事の発端であり黒幕である阿世知欽太郎(そなた役?)の手でシンフォニアの魔力に取り憑かれ闇落ち
してしまったあいら(&MARS)とプリズミー、ピュリティの三つ巴展開が発生することになり、
そうなって来るとあいらをめぐるショウさんとユンスの対立も、そこに欽太郎も交えてのデザイナー対決として
先の三つ巴展開に深く関わって来て…と全ての線が一本に繋がる猛烈に熱い展開が期待…もとい予想されるので
はないでしょうか。
個人的には今作では、オーロラライジングをグレイトフルシンフォニアに置き換えて意図的に前作ADと似た展開に
しようとしているのではないかと勘繰ってしまいます。

というかOPの最後の方でMARSの三人が黒いシンフォニア衣装っぽいのを着てるんでアレなんですけどね(笑)

れすれす

>OZさん
DMFキャラについては「薄いからダメ」ではなく「活躍の場が少なくて残念」というスタンスで見ています。今だMARsが話の中心に出てくるのはADファンの私にとってご褒美の反面微妙っちゃ微妙な心境で、せっかくの新作なのに旧作キャラの方に存在感があるのは如何なものか? と。

もちろんMARsのキャラ性についてはADでの積み重ねもあり、一方DMFから登場した9人とキャラ性の浸透について単純比較はできませんが、物語構造に於けるキャラ配置以前にDMFキャラの存在感を強く印象づけるエピソードが少なすぎると思うのです。開始半年を過ぎて名前と顔と口癖(笑)は覚えられてもその子がどんな子なのか? がパッと浮かばない。だから大きな局面を迎えた時に「この子ならどうするか?」が浮かばず、結果的に乗り越えた時の感動も伝わりにくい。出演人数が絞られるシャッフルユニット編で各キャラの個性をどこまで描けるか? DMFキャラ各々の存在意義の確立が4クール目での盛り上がりの鍵になると思います。キャラが濃すぎる阿世知社長やその一族は放っといても勝手に盛り上がるでしょうけれど、それに絡んでさらなる盛り上がりブーストを掛けられなければ出てきた意味がありませんし。
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