2012-11-21(Wed)
アイカツ! #07 つぶやきにご用心
キラキラ☆ッターに振り回されるあおい。

おいしいものは最初に食べろ!

アバンは「PON PON クレープ」のキャンペーンガールポスターを広げて熱弁のあおいから。アイドル登竜門への挑戦に気合十二分の様子は今回あおいが受けるプレッシャー・焦りに繋がっていますね。そして今回のキーアイテムである「キラキラ☆ッター」の前振り、疎いいちごは設定を「頼んます」、すると即座に「頼んまれます」と返すセリフ回しが面白い。本作はこういうちょっとした会話一つに仲の良さが滲み出てじつによろしい。
翌朝の掲示板に掲載された「ビビッドガール オーディション」の募集情報にアクセルベタ踏みで応募のいちご、いい顔してるなあ(笑。しかしあおいはアイカツフォンが見あたらずもたもたしているうち始業チャイムが鳴り…後の教室にて発表された「PON PON クレープ」のオーディションが同日開催のためいちごは諦め、これにて二人の参加オーディションが上手いこと分断されました。てな顛末をさっそくキラキラ☆ッターで報告する二人、とはいえ始めたばかりのいちごは「面白さがよくわからない」とか…いちごはこの30分でキラキラ☆ッターの面白さを会得したみたいでしたが、ツィッターを始めて1年以上経つのに私は未だに面白さがわかりません。これぞ若さゆえの柔軟性か。ネット中継でファンになっというだけあって太田君もキラキラ☆ッターユーザー、さっそくリプでアピールとは再び出番があるのかも? しかしこういう交流表現ってのも今どきの作品だなあと感慨深い。

その後いつもどおりアイ!カツ!アイ!カツ!の掛け声で練習に励む二人――を遠目に見守る掃除お兄ちゃん。今回何度も何度も描かれたこの様子はイヤが応でも存在を刷り込まれます。というかほとんどストーカーじゃねーか(笑
寮の部屋にてキラキラ☆ッターを眺めながらの話題の人「NAO」はどう見ても先の掃除兄ちゃんでしょう。今回のしつこいほどの出番に加え役名からして「涼川直人」でNAOじゃなかったら大笑いするしか。しかしあおいは女性アイドル専門かと思いきやロックバンドまでチェック済みなのね。
翌日の食堂シーンでは例によっていちいちかわいい蘭のリアクションから全力全壊で美味しそうに食べるいちごの笑顔へ。確かに見ている方まで楽しくなりそうないい顔です。見ているだけで他人を幸せな気分にさせる、こういうのもいちごが持っている天性なのでしょう。そして話題はキラキラ☆ッターへ。ここで「蘭」とちゃん抜きで呼ぶいちごはついに学習しましたか(笑
「私はネットで誰かと繋がってたいとは思わないから」
今どきの子には珍しくネットに頼らない蘭へ理由を訊くでもなく即座に「かっこいい~!」とリアクションのいちご。このセリフセンスもいいなあ。普通だったらこんなセリフは出てきませんよね。台本ではないいちごの生の言葉っぽいと言うか、本作は全体的にキャラの人となりが見えるセリフが多いので会話シーンがほんと楽しい。
ネットよりこうして一緒にご飯を食べる方がずっといい。ネットよりも目の前の相手との交流を大切にするという考え方は前回のエピソードに通じる物がありますね。前回はいちごがサインに振り回され、今回はあおいが情報に振り回され、アイドルとして人として大切なものを見失ってしまう。さすが芸歴13年のベテランはその辺きちんと心得ている? そして蘭はPON PON クレープへのエントリーを宣言。強力すぎるライバルの出現にあおいは焦りの表情を見せ始め、その焦りが情報への過度な依存へ走らせた。情報強者、歩くデータベースたるあおいらしい顛末です。

その一方で繰り広げられるフルーツトマト争奪戦からの一連は見ていてほっこり。好きな物は最初に食べるってのもせっかちないちごらしく、最後に取っておく蘭もそれっぽいかも。ご機嫌直しの杏仁豆腐を受け取った蘭の表情変化も素晴らしかった。何という良い笑顔! 普段のおやつがわかめやら煎餅なので甘い物に飢えているのかも。本当はこういうものを食べたいんだろうなあ(笑。巡り巡って生姜焼きをプレゼントのいちご、拒否するあおいへどうぞどうぞの後「太らせる気かー!」の締めもいい感じ。仲良いなあホント。
とはいえ同じオーディションに蘭が出ると知ったあおいは不安MAXでした。こういう時どちらとも友達ってのは難しい立ち位置です。するといちごは「わかってるよ、あおいは大丈夫」と背中をポンと叩いて元気付け…いつものお返しという意識が全く無い、目の前で悩む友達を自然に応援する仕草にまたほっこり。そしてこの背中ポンがクライマックスへの振りになっている点も見逃せません。
しかしあおいは不安を払拭できず、寝静まった夜中もキラキラ☆ッターで情報を探していました。日頃から情報漬けのあおいが不安の穴を埋めるため情報探しに走るのは判らんでもなく、とはいえ藁をも掴む心境で情報を求め続ける姿は見ていて辛い。完全にキラキラ☆ッターに振り回されちゃってます。

ネットで仕入れた様々な特訓をドタバタ試す二人。地面の線上なら全然平気なのに同じ幅10cmの平均台は何であんなに怖いんだろう(笑。続くバケツ特訓でもあおいはアイカツフォンを手放さず、食事中もキラキラ☆ッターから目を離しません。楽しい食事もこれではしょんぼり、情報探しに必死なあおいを心配そうに見守り、いつもの笑顔をシュンとさせてるいちごが切なすぎる。
その後の幸運グッズに埋め尽くされた部屋もあおいの振り回されっぷりを判りやすく描いていました。ピラミッドパワーってまだ現役だったのか(懐。寝転んでのんびりとキラキラ☆ッターを楽しんでいるいちごがふとあおいのベッドを見るといつの間にか姿を消していて…その頃あおいは一人必死に練習を重ね、相変わらずキラキラ☆ッターを開いていました。部屋にポツンと残されたいちごの寂しさに気づきもせず。

オーディション当日の別れ際もキラキラ☆ッターから目を離さないあおい。情報に追われるうちに周囲が見えなくなり、目の前にいる友達すら視界に入らなくなってしまう。いちごはそんなあおいを寂しそうに見つめ、なのに次の瞬間ダブルピース+全力笑顔で元気付け。うわ泣ける。そしてタッタッタッと走っていく後ろ姿に私の涙腺は見事フル生産状態に…この演出は凄い。寂しい気持ちを隠しながら精一杯応援するいちごの辛さが痛いほど伝わってくるシーンでした。門を駆け抜けた瞬間に寂しさに表に出し、しかし自分のオーディションに向けて気合いを入れ直す表情も良かった。
「今のお前に使いこなせるかな?」
情報に振り回されいろんなものを見失ってしまったあおいへ声を掛けたお掃除兄ちゃん、「でも蘭はレアカード持ってるし」と言い訳(?)するあおいにフューチャーリングガールのレアカードを…いったい何故一介の掃除兄ちゃんがこんなものを? 正体がNAOだとしても女物のカードを持っている理由がようわかりません。まあその辺含めて今後の展開を見守りますか。しかし前回のサイン騒動であおいがカードをもらえず、今回みたいな展開でレアカードゲットってのは少々微妙な感じ。
ともあれ「カードを使いこなす」という辺りレアカードを使うには相当する力が必要なのでしょう。自分の事しか見えていない今のあおいには使いこなせない、つまり芸能人はカードが命と言いつつカードだけ揃えてもダメって事。ちなみに今回もらったカードはトップス&ボトムスが「プリズムサイバーグラフィックワンピ」、シューズが「ブラックフューチャーブーツ」、アクセサリーが「ブラックシフォンカチューシャ」です。

オーディション控え室にて自分の落ち度にようやく気づいたあおいはキラキラ☆ッターでいちごへ謝罪&応援、しかししばらく返信が無いだけで「怒ってるんだ…」と想像して焦る辺り依存度がよう判ります(笑。ほどなく返信が来て落ち着きを取り戻すも蘭の出来映えに再び落ち込み「私、ムリかも…」とかあおいはメンタル弱いなあ。
「キラキラ☆ッターだけじゃ私の気持ち伝わらないから」
するとどこぞの映画のワンシーンの如くいちごが登場しました。何とドラマチックな! あれほどぞんざいな扱いを受けていてなお自分のオーディションを早々に済ませて駆けつけるとはどんだけあおい大好きなのかと。いい子だなあああ。そりゃあおいもいちごにデレデレななず(笑。抱きしめた後の背中ポン、続くダブルピースの笑顔、そして瞳を潤ませるあおい…この一連シーンでいちごは応援の言葉を一切出さないのにきちんと気持ちが伝わっている。どれほどのテキストデータも一度の抱擁一度の笑顔には敵わない、直接のコミュニケーションの大切さを見事に表したシーンでした。
そういやこのオーディションにて蘭がギリギリまで入って来なかったのはあおいと顔を合わせづらかったから? 部屋で黙々と練習していたくらいなのでオーディションを投げていた訳ではなく、なのにあえてレアカードを使わなかったのは「カードの力で勝った」と思われたくないプライド…というのは少々買いかぶりすぎか。後に「レアカードは私が使いたい時に使う」と言っていたくらいなのでひょっとしたら使用限度が1回限りなのかも。回数制限に限らず何か使用条件的なものが無いと「使わない」という選択肢はありえない訳で、その辺のシステムを一度きちんと説明してほしいところ。

というわけで始まったあおいのオーディションステージ。第5話と同じランウェイステージにて曲も同じ「prism spiral」、つまり使用曲はキャラ依存ではなくステージ依存って事かも。前回の同ステージではいちご&蘭のデュオでしたが今回はあおいのシングル、あおいの色調に合った衣装もステージの雰囲気によくマッチし、前回感じた違和感もほとんどありません。虚空を見つめる人形のようだった表情が劇的に改善され、また衣装効果か手足の細さもさほど気にならず(ひょっとしたらこれも改善されているのかも?)、今回のあおいに関しては普通にかわいいと思えるほどまで進化してくれました。モーションの調整次第でさらに良くなりそうですし、そうすると今度はステージ演出を…と欲が出てきますね。
そして結果はあおいの優勝。ベストを尽くしたと言う割に蘭はレアカードを使っていなかったり、ライバル多数の登竜門オーディションの割に少々あっさり勝ちすぎのような気がしますが、まあその辺は深くツッコみますまい。こういう判りやすい王道展開ってのも悪かありませんし、何より勝利を噛みしめるあおいの表情が良かった。

晴れてPON PON クレープのキャンペーンガールとなったあおいは憧れのポスターに収まった自分の姿に感慨もひとしお、てな所へいちご合格の報せも来ておめでとう!×2。それにしてもこう毎回毎回オーディションに合格しちゃうと仕事で目が回らなくなるんじゃ?――忘れた頃にたこ焼き屋キャンペーンガールの仕事風景とかチラッと映ったら面白そう。
「今夜はクレープみたいな夢に包まれますように」
すると例の掃除兄ちゃんがスマホをいじるカットをチラリ、そして次のシーンで映ったキラキラ☆ッターのTLに「ムーンさん」からのリプ。これはいかにも掃除兄ちゃんが別アカから送信したように思わせますが…紫ベースに三日月のアイコン、そしてラストカットの美月さんの様子からして、ムーンさんの正体は美月さんのような気がします。掃除兄ちゃんについては件のロックバンドの「NAO」である事はほぼ確定でしょうが他はまだ謎ばかり、そもそもロックスターが何故学園の掃除をしているのか? 学園関係者の関係者(学園長の息子?)か、またはそれ以上にややこしい存在(いちごの種違いの兄とか)かもしれません。まあその辺含めて今後に期待って事で。

今回のアイキャッチはあおい。これにてようやく揃いました。
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おいしいものは最初に食べろ!

アバンは「PON PON クレープ」のキャンペーンガールポスターを広げて熱弁のあおいから。アイドル登竜門への挑戦に気合十二分の様子は今回あおいが受けるプレッシャー・焦りに繋がっていますね。そして今回のキーアイテムである「キラキラ☆ッター」の前振り、疎いいちごは設定を「頼んます」、すると即座に「頼んまれます」と返すセリフ回しが面白い。本作はこういうちょっとした会話一つに仲の良さが滲み出てじつによろしい。
翌朝の掲示板に掲載された「ビビッドガール オーディション」の募集情報にアクセルベタ踏みで応募のいちご、いい顔してるなあ(笑。しかしあおいはアイカツフォンが見あたらずもたもたしているうち始業チャイムが鳴り…後の教室にて発表された「PON PON クレープ」のオーディションが同日開催のためいちごは諦め、これにて二人の参加オーディションが上手いこと分断されました。てな顛末をさっそくキラキラ☆ッターで報告する二人、とはいえ始めたばかりのいちごは「面白さがよくわからない」とか…いちごはこの30分でキラキラ☆ッターの面白さを会得したみたいでしたが、ツィッターを始めて1年以上経つのに私は未だに面白さがわかりません。これぞ若さゆえの柔軟性か。ネット中継でファンになっというだけあって太田君もキラキラ☆ッターユーザー、さっそくリプでアピールとは再び出番があるのかも? しかしこういう交流表現ってのも今どきの作品だなあと感慨深い。

その後いつもどおりアイ!カツ!アイ!カツ!の掛け声で練習に励む二人――を遠目に見守る掃除お兄ちゃん。今回何度も何度も描かれたこの様子はイヤが応でも存在を刷り込まれます。というかほとんどストーカーじゃねーか(笑
寮の部屋にてキラキラ☆ッターを眺めながらの話題の人「NAO」はどう見ても先の掃除兄ちゃんでしょう。今回のしつこいほどの出番に加え役名からして「涼川直人」でNAOじゃなかったら大笑いするしか。しかしあおいは女性アイドル専門かと思いきやロックバンドまでチェック済みなのね。
翌日の食堂シーンでは例によっていちいちかわいい蘭のリアクションから全力全壊で美味しそうに食べるいちごの笑顔へ。確かに見ている方まで楽しくなりそうないい顔です。見ているだけで他人を幸せな気分にさせる、こういうのもいちごが持っている天性なのでしょう。そして話題はキラキラ☆ッターへ。ここで「蘭」とちゃん抜きで呼ぶいちごはついに学習しましたか(笑
「私はネットで誰かと繋がってたいとは思わないから」
今どきの子には珍しくネットに頼らない蘭へ理由を訊くでもなく即座に「かっこいい~!」とリアクションのいちご。このセリフセンスもいいなあ。普通だったらこんなセリフは出てきませんよね。台本ではないいちごの生の言葉っぽいと言うか、本作は全体的にキャラの人となりが見えるセリフが多いので会話シーンがほんと楽しい。
ネットよりこうして一緒にご飯を食べる方がずっといい。ネットよりも目の前の相手との交流を大切にするという考え方は前回のエピソードに通じる物がありますね。前回はいちごがサインに振り回され、今回はあおいが情報に振り回され、アイドルとして人として大切なものを見失ってしまう。さすが芸歴13年のベテランはその辺きちんと心得ている? そして蘭はPON PON クレープへのエントリーを宣言。強力すぎるライバルの出現にあおいは焦りの表情を見せ始め、その焦りが情報への過度な依存へ走らせた。情報強者、歩くデータベースたるあおいらしい顛末です。

その一方で繰り広げられるフルーツトマト争奪戦からの一連は見ていてほっこり。好きな物は最初に食べるってのもせっかちないちごらしく、最後に取っておく蘭もそれっぽいかも。ご機嫌直しの杏仁豆腐を受け取った蘭の表情変化も素晴らしかった。何という良い笑顔! 普段のおやつがわかめやら煎餅なので甘い物に飢えているのかも。本当はこういうものを食べたいんだろうなあ(笑。巡り巡って生姜焼きをプレゼントのいちご、拒否するあおいへどうぞどうぞの後「太らせる気かー!」の締めもいい感じ。仲良いなあホント。
とはいえ同じオーディションに蘭が出ると知ったあおいは不安MAXでした。こういう時どちらとも友達ってのは難しい立ち位置です。するといちごは「わかってるよ、あおいは大丈夫」と背中をポンと叩いて元気付け…いつものお返しという意識が全く無い、目の前で悩む友達を自然に応援する仕草にまたほっこり。そしてこの背中ポンがクライマックスへの振りになっている点も見逃せません。
しかしあおいは不安を払拭できず、寝静まった夜中もキラキラ☆ッターで情報を探していました。日頃から情報漬けのあおいが不安の穴を埋めるため情報探しに走るのは判らんでもなく、とはいえ藁をも掴む心境で情報を求め続ける姿は見ていて辛い。完全にキラキラ☆ッターに振り回されちゃってます。

ネットで仕入れた様々な特訓をドタバタ試す二人。地面の線上なら全然平気なのに同じ幅10cmの平均台は何であんなに怖いんだろう(笑。続くバケツ特訓でもあおいはアイカツフォンを手放さず、食事中もキラキラ☆ッターから目を離しません。楽しい食事もこれではしょんぼり、情報探しに必死なあおいを心配そうに見守り、いつもの笑顔をシュンとさせてるいちごが切なすぎる。
その後の幸運グッズに埋め尽くされた部屋もあおいの振り回されっぷりを判りやすく描いていました。ピラミッドパワーってまだ現役だったのか(懐。寝転んでのんびりとキラキラ☆ッターを楽しんでいるいちごがふとあおいのベッドを見るといつの間にか姿を消していて…その頃あおいは一人必死に練習を重ね、相変わらずキラキラ☆ッターを開いていました。部屋にポツンと残されたいちごの寂しさに気づきもせず。

オーディション当日の別れ際もキラキラ☆ッターから目を離さないあおい。情報に追われるうちに周囲が見えなくなり、目の前にいる友達すら視界に入らなくなってしまう。いちごはそんなあおいを寂しそうに見つめ、なのに次の瞬間ダブルピース+全力笑顔で元気付け。うわ泣ける。そしてタッタッタッと走っていく後ろ姿に私の涙腺は見事フル生産状態に…この演出は凄い。寂しい気持ちを隠しながら精一杯応援するいちごの辛さが痛いほど伝わってくるシーンでした。門を駆け抜けた瞬間に寂しさに表に出し、しかし自分のオーディションに向けて気合いを入れ直す表情も良かった。
「今のお前に使いこなせるかな?」
情報に振り回されいろんなものを見失ってしまったあおいへ声を掛けたお掃除兄ちゃん、「でも蘭はレアカード持ってるし」と言い訳(?)するあおいにフューチャーリングガールのレアカードを…いったい何故一介の掃除兄ちゃんがこんなものを? 正体がNAOだとしても女物のカードを持っている理由がようわかりません。まあその辺含めて今後の展開を見守りますか。しかし前回のサイン騒動であおいがカードをもらえず、今回みたいな展開でレアカードゲットってのは少々微妙な感じ。
ともあれ「カードを使いこなす」という辺りレアカードを使うには相当する力が必要なのでしょう。自分の事しか見えていない今のあおいには使いこなせない、つまり芸能人はカードが命と言いつつカードだけ揃えてもダメって事。ちなみに今回もらったカードはトップス&ボトムスが「プリズムサイバーグラフィックワンピ」、シューズが「ブラックフューチャーブーツ」、アクセサリーが「ブラックシフォンカチューシャ」です。

オーディション控え室にて自分の落ち度にようやく気づいたあおいはキラキラ☆ッターでいちごへ謝罪&応援、しかししばらく返信が無いだけで「怒ってるんだ…」と想像して焦る辺り依存度がよう判ります(笑。ほどなく返信が来て落ち着きを取り戻すも蘭の出来映えに再び落ち込み「私、ムリかも…」とかあおいはメンタル弱いなあ。
「キラキラ☆ッターだけじゃ私の気持ち伝わらないから」
するとどこぞの映画のワンシーンの如くいちごが登場しました。何とドラマチックな! あれほどぞんざいな扱いを受けていてなお自分のオーディションを早々に済ませて駆けつけるとはどんだけあおい大好きなのかと。いい子だなあああ。そりゃあおいもいちごにデレデレななず(笑。抱きしめた後の背中ポン、続くダブルピースの笑顔、そして瞳を潤ませるあおい…この一連シーンでいちごは応援の言葉を一切出さないのにきちんと気持ちが伝わっている。どれほどのテキストデータも一度の抱擁一度の笑顔には敵わない、直接のコミュニケーションの大切さを見事に表したシーンでした。
そういやこのオーディションにて蘭がギリギリまで入って来なかったのはあおいと顔を合わせづらかったから? 部屋で黙々と練習していたくらいなのでオーディションを投げていた訳ではなく、なのにあえてレアカードを使わなかったのは「カードの力で勝った」と思われたくないプライド…というのは少々買いかぶりすぎか。後に「レアカードは私が使いたい時に使う」と言っていたくらいなのでひょっとしたら使用限度が1回限りなのかも。回数制限に限らず何か使用条件的なものが無いと「使わない」という選択肢はありえない訳で、その辺のシステムを一度きちんと説明してほしいところ。

というわけで始まったあおいのオーディションステージ。第5話と同じランウェイステージにて曲も同じ「prism spiral」、つまり使用曲はキャラ依存ではなくステージ依存って事かも。前回の同ステージではいちご&蘭のデュオでしたが今回はあおいのシングル、あおいの色調に合った衣装もステージの雰囲気によくマッチし、前回感じた違和感もほとんどありません。虚空を見つめる人形のようだった表情が劇的に改善され、また衣装効果か手足の細さもさほど気にならず(ひょっとしたらこれも改善されているのかも?)、今回のあおいに関しては普通にかわいいと思えるほどまで進化してくれました。モーションの調整次第でさらに良くなりそうですし、そうすると今度はステージ演出を…と欲が出てきますね。
そして結果はあおいの優勝。ベストを尽くしたと言う割に蘭はレアカードを使っていなかったり、ライバル多数の登竜門オーディションの割に少々あっさり勝ちすぎのような気がしますが、まあその辺は深くツッコみますまい。こういう判りやすい王道展開ってのも悪かありませんし、何より勝利を噛みしめるあおいの表情が良かった。

晴れてPON PON クレープのキャンペーンガールとなったあおいは憧れのポスターに収まった自分の姿に感慨もひとしお、てな所へいちご合格の報せも来ておめでとう!×2。それにしてもこう毎回毎回オーディションに合格しちゃうと仕事で目が回らなくなるんじゃ?――忘れた頃にたこ焼き屋キャンペーンガールの仕事風景とかチラッと映ったら面白そう。
「今夜はクレープみたいな夢に包まれますように」
すると例の掃除兄ちゃんがスマホをいじるカットをチラリ、そして次のシーンで映ったキラキラ☆ッターのTLに「ムーンさん」からのリプ。これはいかにも掃除兄ちゃんが別アカから送信したように思わせますが…紫ベースに三日月のアイコン、そしてラストカットの美月さんの様子からして、ムーンさんの正体は美月さんのような気がします。掃除兄ちゃんについては件のロックバンドの「NAO」である事はほぼ確定でしょうが他はまだ謎ばかり、そもそもロックスターが何故学園の掃除をしているのか? 学園関係者の関係者(学園長の息子?)か、またはそれ以上にややこしい存在(いちごの種違いの兄とか)かもしれません。まあその辺含めて今後に期待って事で。

今回のアイキャッチはあおい。これにてようやく揃いました。
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