2013-01-07(Mon)
ラブライブ! School idol project #01 叶え!私たちの夢――
私やっぱりやる! やるったらやる!

2013年1月期新番レビュー第1弾です。
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2013年1月期新番レビュー第1弾です。
電撃G's magazineによる連載、コミックス、CD、そしてサンライズ制作によるPV展開などなどメディアミックスで手広くやってるプロジェクトが満を持してのTVアニメ化です。私は電撃・コミックスは未読、シングルCD付属のPVを眺める程度の超ライトユーザーなれど、京極監督&AS姉キャラって事で今期最注目作だったり。原作は矢立肇、すなわちサンライズのオリジナルストーリー。前述どおり電撃にて展開されているアレコレやドラマCDの内容とアニメでのストーリーがリンクするのか別話なのかは判りません。というか電撃関係は全て未読なのでどっちにしろ変わらんのですけど(笑
監督は私的に注目しているアニメ演出家の京極尚彦氏。近作では「アクセル・ワールド」「夏色キセキ」の各話演出、さらに「戦姫絶唱シンフォギア」のOP演出、「プリティーリズム オーロラドリーム」の第4クール副監督、同シリーズのプリズムショー演出、映画プリキュアオールスターズNewStage EDダンス演出などなど手掛けた方。特にキャラクターの魅力を十二分に魅せるべくステージ演出力はガチなので本作でも多数見られるであろうライブシーンが楽しみでなりません。キャラデザは西田亜沙子氏&室田雄平氏、AS姉キャラが動き回る映像を毎週見られるってだけでどんだけご褒美なのか!ってな気分であります。シリーズ構成は花田十輝氏。あまりドロドロどよんどなシナリオはご勘弁、とはいえ女の園のドロドロ展開も嫌いじゃないのでじんわりと見守ろうかと。

桜の舞い散る校舎前で歌い始めのファーストカット、ここからいきなりOP?と思いきや画面スチルで閉校騒動のドタバタへ。ここで止まった続きが今回のEDにマンマ繋がるトリッキーな作りは面白かった。
主人公の高坂穂乃果(CV.新田恵海)がひっくり返った「廃校のお知らせ」告知。オンタイム視聴時は「なぜいきなり廃校?」としばらく思っていたけれど理由は一応ここで明らかになっていたのだなあ…読めねーって!(笑

廃校告知の前で意識を失う穂乃果と入れ替わりに始まったOP。曲はμ's 歌唱の「僕らは今のなかで」、9人の歌声が重なるアップテンポの曲調は聴いているだけで気分が上がります。2D作画と3DCGを絶妙に絡ませたステージ映像も期待どおりの華やかさでした。バスト90cmを誇る副会長(東條希:CV.楠田亜衣奈)の胸ムギュアクションはあざといと思いながらついつい視線が(笑。そもそもノースリーブ+赤チェックの衣装自体があざとさ全開と思いながら(以下同文。全体の流れにパッとキャッチーなパーツを飛び込ませたり、ステージ前面FL越しのアオリ回り込みなどなどいかにも京極演出を堪能、何というかこのOPだけでほぼ満足しちゃってる私ガイル。

さて始まった本編Aパート冒頭はまさかの夢オチ? と思いきや廃校はやっぱり現実でした。園田海未(CV.三森すずこ)&南ことり(CV.内田彩)との会話にて廃校の詳細を軽く説明しつつ、画面上は穂乃果の百面相をお楽しみいただきます。この子は全編に渡って表情がコロコロ変わって面白い。キドアイラックがそのまま出ちゃう子なのだな。てな所へ登場した金髪美人は生徒会長の絢瀬絵里(CV.南條愛乃)&副会長、髪をかき上げる横顔が美人すぎて何事かと!
廃校を逃れるべく学校の良い所を探す三人。弓道場、屋内プール、グラウンド、そして立派な講堂(コンサートホールみたい?)と廃校寸前の不人気学校とは思えないほど設備が充実してますね。ほとんど脚しか見てないけど…予想以上に脚アニメだこれ(笑。結局ろくに良い所が見つからないままこの日はお開きに。

帰宅した居間にうつぶせで雑誌を読んでるのは妹の雪穂(CV.東山奈央)、これまた脚が!脚が! 最初ミニスカだと思って何事かと思った。ここで穂乃果はUTX学院の入学案内を手に取って三人組スクールアイドルの記事を見つけ…なーんて会話のうちに時間差攻撃で雪穂の進学予定を問い詰め、「おかーさーん! おかーさーん!」と母ちゃんに報告するもあっさり返され、音ノ木坂学院の現状を突き付けられる一連はいかにも家族同士の飾らない会話っぽくて良い感じ。引き戸から顔を出して母ちゃんと話す穂乃果へ雪穂が声を掛けるとそのままの姿勢でカメラアングルだけ変わり、ミニスカからの脚カットをわざわざ映す拘りも良し。
音ノ木坂学院の廃校を寂しがっているのは穂乃果だけではありません。階下に降りた穂乃果は卒業アルバムをボーッと眺める母ちゃんを見つけ…そりゃ親子代々の母校が廃校と聞けば寂しさも募るでしょう。しかもそのアルバムに載っている凛々しい演説(?)写真を見るにどうやら母ちゃんは生徒会長か総代か? ともあれ母校に対する思いは相当なものがありそうで、穂乃果にしてもそんなん知ったらますます廃校など受け入れられません!
というわけで穂乃果は翌朝早めに行ってきます! ここで映された「和菓子屋 穂むら」の外観が甘味処たちばな(神田須田町の竹むら)マンマでちょっと笑った。そういや響鬼さんからもう8年も経つのね。早っ。

さて朝も早よからアキバUDXじゃなくてUTX学院を偵察に向かった穂乃果はその立派な建物と立派な設備にまずびっくり。どう見ても駅の自動改札だけれどこれは入館ゲートなのでしょう。そしてまた脚が!脚が! 窓ガラスにへばり付いて眺めていた穂乃果がツツツーっと下がって壁面大型ビジョンを見上げるアクションが地味にいい味でした(笑。そこに大写しの「A-RISE」に戸惑いながら隣にいた少女に声を掛け…いかにも怪しいグラサンマスクは矢澤にこ(CV.徳井青空)、ムネを揺らして走ってきたメガネちゃんは小泉花陽(CV.久保ユリカ)、一緒に走ってきた子は星空凛(CV.飯田里穂)などなど着々とμ'sメンバーの顔見せ。
ビジョンに映し出されたPV(?)はA-RISE(綺羅ツバサ・統堂英玲奈・優木あんじゅ)歌唱の「Private Wars」。凝った照明の中で踊るステージングはシックで大人っぽくいかにもトップアイドルっぽい。床への映り込みで魅せるカットもいい効果でした。てな映像を見た穂乃果はピン!と閃き。この表情も良いね。

大方のご想像どおりの音ノ木坂学院廃校回避作戦を二人に説明する穂乃果、その一方で理事長に掛け合う生徒会長&副会長を交互に映して話を進める演出はベタっちゃベタなれどなかなか面白かった。作戦内容を察して逃げ出す海未、その後もいろいろ厳しい言葉を突き付け…お堅いようでじつはアイドルに憧れていたってのもかわいい(笑
「思いつきで行動しても簡単に状況は変わりません」
理事長にピシャリと言われて絶句の会長。この横顔がまた美人すぎてたまりません。AS姉いい仕事してるなあ。後のシーンで同じセリフを穂乃果に放つ辺り負けず嫌いっぷりが窺える? それはそうと希の嫁っぷりが凄い。ナニゲに舞-HiMEを思い出しちゃうけど。

一人音楽室のピアノで「愛してるばんざーい」の弾き語りをしていた赤毛ちゃんは西木野真姫(CV.Pile)、これでとりあえず全員の顔見せ完了かな。歌を聴いていた穂乃果の賛辞に顔を背ける態度からして気むずかし系キャラ?と思わせながら「アイドルみたいにかわいい!」と言われて即真っ赤のチョロさが光ります。
「やるなら三人でやらないと」
一方弓道場の海未。先ほどは穂乃果に厳しい事を言うてたのに弓を引きながら頭を巡るのは自身のアイドル姿…あらかわいい。嫁と言えばことりの嫁っぷりもなかなか。校舎裏のダンス練習をそっと見守り、穂乃果の良い所をきちんと理解し付いて行く。突拍子もない話に尻込みしていた海未を素直にさせちゃう説得力もなかなかでした。そしてかっこ悪くコケまくりながらも頑張りを捨てない穂乃果の姿に決心する海未。それら行動の根源はもちろん穂乃果の人的魅力であり、つまりアイドルとしての素質を持っているという事かもしれません。

三人揃ってアイドル部設立の申請へ。ところが会長は人数不足を理由に却下…「あと二人だね」のセリフに「ここにちょうど二人いるじゃん!」とツッコんだのは私だけではあるまい(笑
「思いつきで行動した所で状況は変えられないわ」
アイドル部創立の理由を聞いた会長は前述どおり理事長の受け売りでピシャリ。対外的にはいかにも生真面目な堅物っぽいのに嫁にチクリとやられるとふにゃふにゃかわいい(笑。これで希が腹黒キャラだとマンマですがそういう展開も嫌いじゃないから困る。というか生徒会の二人はさすが先輩だけあってよく育っておられます。美人度その他諸々を総合すると私の当面の押しは会長さんかな。
「嗚呼、これからいったいどうすれば…」
「どうすれば…」
「どうすればいいの?」
桜が舞い散る中、妙に演劇チックな回しゼリフで今回の本編締め。狙ってるんだろうけど特にことり&海未の動き&演技がいきなり演劇していて何事かと(笑
「だって可能性感じたんだ。そうだ、ススメ」
その問いに答えるように歌い始めた穂乃果から一気にEDへ雪崩れ込み。今回アバンにて途中で止まった歌がまさか振りとは思いませんでした。この演出には一本取られた感じです。さすが京極氏おそるべし。

というわけでEDは高坂穂乃果・南ことり・園田海未歌唱による「ススメ→トゥモロウ」。タイトルどおり前向きで元気な曲は聴いていて気持ちが良いです。映像的には背景のせいかもしれませんが少々3Dが浮いていた感じ。というか2Dパートが綺麗すぎて差が目立っちゃうのだなあ。
階段の手すりを滑り降りた穂乃果は道路の真ん中でクルマを避けながらダンススタート。手すりはともかく道路は危なっかしさが先に立ってちょっとヒヤヒヤ。冒頭暫く一人で歌っている所へ二人加わって三人揃い、歌詞に合わせて手を取り合うカットはいい感じ。例によってパーツのアップをカットインさせながらキャラの魅力をこれでもかとアピールしまくる映像はじつに眼福であります。今回は三人だったけれど回が進むうちに人数が増えていくのかな? そういやこの曲の扱いは「EDテーマ曲」ではなく「挿入歌」、ということはまさか毎回変わったりして?
今回は世界観説明とキャラの顔見せでタイムアウト。ストーリー自体は次回から本格始動でしょうけどさすが構成員が9人もいると全員集まるまでしばらくかかりそうです。アニメ化前のキャライメージから結構変わった子もいますがそれもまた良し、とりあえずアイドル部設立からメンバー勢揃いの顛末を見守るとしますか。固すぎず緩すぎない雰囲気もいい案配でAS姉キャラも文句なしにかわいい。まずは期待どおりの第1話でした。視聴はもちろん継続、レビューはやる気次第で。
監督は私的に注目しているアニメ演出家の京極尚彦氏。近作では「アクセル・ワールド」「夏色キセキ」の各話演出、さらに「戦姫絶唱シンフォギア」のOP演出、「プリティーリズム オーロラドリーム」の第4クール副監督、同シリーズのプリズムショー演出、映画プリキュアオールスターズNewStage EDダンス演出などなど手掛けた方。特にキャラクターの魅力を十二分に魅せるべくステージ演出力はガチなので本作でも多数見られるであろうライブシーンが楽しみでなりません。キャラデザは西田亜沙子氏&室田雄平氏、AS姉キャラが動き回る映像を毎週見られるってだけでどんだけご褒美なのか!ってな気分であります。シリーズ構成は花田十輝氏。あまりドロドロどよんどなシナリオはご勘弁、とはいえ女の園のドロドロ展開も嫌いじゃないのでじんわりと見守ろうかと。

桜の舞い散る校舎前で歌い始めのファーストカット、ここからいきなりOP?と思いきや画面スチルで閉校騒動のドタバタへ。ここで止まった続きが今回のEDにマンマ繋がるトリッキーな作りは面白かった。
廃校のお知らせ
若葉の鮮やかな季節を迎え、皆様におかれましては益々ご健勝のこととお察し申し上げます。平素は音ノ木坂学院の教育理念に深いご理解を賜り、日頃の教育指導へのご協力を頂いておりますこと、重ね重ね感謝を申し上げます。
さて、このたび音ノ木坂学院は理事会における度重なる勧告に応じ、廃校の措置を取らざるを得ない状況にあると判断致しました。今回の措置に関する主な要因としては、生徒数の激減が第一に挙げられます。このままでは本学の教育理念を達成することは厳しく、安心して学生を迎えるための教育環境の維持は難しいと考えました。
本件につきましては先日のPTA総会においても了承され、職員会における協議のうえ、誠に遺憾ながら廃校の措置を正式に決定した旨、ここにご報告致します。在校生の学業修了――
主人公の高坂穂乃果(CV.新田恵海)がひっくり返った「廃校のお知らせ」告知。オンタイム視聴時は「なぜいきなり廃校?」としばらく思っていたけれど理由は一応ここで明らかになっていたのだなあ…読めねーって!(笑

廃校告知の前で意識を失う穂乃果と入れ替わりに始まったOP。曲はμ's 歌唱の「僕らは今のなかで」、9人の歌声が重なるアップテンポの曲調は聴いているだけで気分が上がります。2D作画と3DCGを絶妙に絡ませたステージ映像も期待どおりの華やかさでした。バスト90cmを誇る副会長(東條希:CV.楠田亜衣奈)の胸ムギュアクションはあざといと思いながらついつい視線が(笑。そもそもノースリーブ+赤チェックの衣装自体があざとさ全開と思いながら(以下同文。全体の流れにパッとキャッチーなパーツを飛び込ませたり、ステージ前面FL越しのアオリ回り込みなどなどいかにも京極演出を堪能、何というかこのOPだけでほぼ満足しちゃってる私ガイル。

さて始まった本編Aパート冒頭はまさかの夢オチ? と思いきや廃校はやっぱり現実でした。園田海未(CV.三森すずこ)&南ことり(CV.内田彩)との会話にて廃校の詳細を軽く説明しつつ、画面上は穂乃果の百面相をお楽しみいただきます。この子は全編に渡って表情がコロコロ変わって面白い。キドアイラックがそのまま出ちゃう子なのだな。てな所へ登場した金髪美人は生徒会長の絢瀬絵里(CV.南條愛乃)&副会長、髪をかき上げる横顔が美人すぎて何事かと!
廃校を逃れるべく学校の良い所を探す三人。弓道場、屋内プール、グラウンド、そして立派な講堂(コンサートホールみたい?)と廃校寸前の不人気学校とは思えないほど設備が充実してますね。ほとんど脚しか見てないけど…予想以上に脚アニメだこれ(笑。結局ろくに良い所が見つからないままこの日はお開きに。

帰宅した居間にうつぶせで雑誌を読んでるのは妹の雪穂(CV.東山奈央)、これまた脚が!脚が! 最初ミニスカだと思って何事かと思った。ここで穂乃果はUTX学院の入学案内を手に取って三人組スクールアイドルの記事を見つけ…なーんて会話のうちに時間差攻撃で雪穂の進学予定を問い詰め、「おかーさーん! おかーさーん!」と母ちゃんに報告するもあっさり返され、音ノ木坂学院の現状を突き付けられる一連はいかにも家族同士の飾らない会話っぽくて良い感じ。引き戸から顔を出して母ちゃんと話す穂乃果へ雪穂が声を掛けるとそのままの姿勢でカメラアングルだけ変わり、ミニスカからの脚カットをわざわざ映す拘りも良し。
音ノ木坂学院の廃校を寂しがっているのは穂乃果だけではありません。階下に降りた穂乃果は卒業アルバムをボーッと眺める母ちゃんを見つけ…そりゃ親子代々の母校が廃校と聞けば寂しさも募るでしょう。しかもそのアルバムに載っている凛々しい演説(?)写真を見るにどうやら母ちゃんは生徒会長か総代か? ともあれ母校に対する思いは相当なものがありそうで、穂乃果にしてもそんなん知ったらますます廃校など受け入れられません!
というわけで穂乃果は翌朝早めに行ってきます! ここで映された「和菓子屋 穂むら」の外観が甘味処たちばな(神田須田町の竹むら)マンマでちょっと笑った。そういや響鬼さんからもう8年も経つのね。早っ。

さて朝も早よからアキバUDXじゃなくてUTX学院を偵察に向かった穂乃果はその立派な建物と立派な設備にまずびっくり。どう見ても駅の自動改札だけれどこれは入館ゲートなのでしょう。そしてまた脚が!脚が! 窓ガラスにへばり付いて眺めていた穂乃果がツツツーっと下がって壁面大型ビジョンを見上げるアクションが地味にいい味でした(笑。そこに大写しの「A-RISE」に戸惑いながら隣にいた少女に声を掛け…いかにも怪しいグラサンマスクは矢澤にこ(CV.徳井青空)、ムネを揺らして走ってきたメガネちゃんは小泉花陽(CV.久保ユリカ)、一緒に走ってきた子は星空凛(CV.飯田里穂)などなど着々とμ'sメンバーの顔見せ。
ビジョンに映し出されたPV(?)はA-RISE(綺羅ツバサ・統堂英玲奈・優木あんじゅ)歌唱の「Private Wars」。凝った照明の中で踊るステージングはシックで大人っぽくいかにもトップアイドルっぽい。床への映り込みで魅せるカットもいい効果でした。てな映像を見た穂乃果はピン!と閃き。この表情も良いね。

大方のご想像どおりの音ノ木坂学院廃校回避作戦を二人に説明する穂乃果、その一方で理事長に掛け合う生徒会長&副会長を交互に映して話を進める演出はベタっちゃベタなれどなかなか面白かった。作戦内容を察して逃げ出す海未、その後もいろいろ厳しい言葉を突き付け…お堅いようでじつはアイドルに憧れていたってのもかわいい(笑
「思いつきで行動しても簡単に状況は変わりません」
理事長にピシャリと言われて絶句の会長。この横顔がまた美人すぎてたまりません。AS姉いい仕事してるなあ。後のシーンで同じセリフを穂乃果に放つ辺り負けず嫌いっぷりが窺える? それはそうと希の嫁っぷりが凄い。ナニゲに舞-HiMEを思い出しちゃうけど。

一人音楽室のピアノで「愛してるばんざーい」の弾き語りをしていた赤毛ちゃんは西木野真姫(CV.Pile)、これでとりあえず全員の顔見せ完了かな。歌を聴いていた穂乃果の賛辞に顔を背ける態度からして気むずかし系キャラ?と思わせながら「アイドルみたいにかわいい!」と言われて即真っ赤のチョロさが光ります。
「やるなら三人でやらないと」
一方弓道場の海未。先ほどは穂乃果に厳しい事を言うてたのに弓を引きながら頭を巡るのは自身のアイドル姿…あらかわいい。嫁と言えばことりの嫁っぷりもなかなか。校舎裏のダンス練習をそっと見守り、穂乃果の良い所をきちんと理解し付いて行く。突拍子もない話に尻込みしていた海未を素直にさせちゃう説得力もなかなかでした。そしてかっこ悪くコケまくりながらも頑張りを捨てない穂乃果の姿に決心する海未。それら行動の根源はもちろん穂乃果の人的魅力であり、つまりアイドルとしての素質を持っているという事かもしれません。

三人揃ってアイドル部設立の申請へ。ところが会長は人数不足を理由に却下…「あと二人だね」のセリフに「ここにちょうど二人いるじゃん!」とツッコんだのは私だけではあるまい(笑
「思いつきで行動した所で状況は変えられないわ」
アイドル部創立の理由を聞いた会長は前述どおり理事長の受け売りでピシャリ。対外的にはいかにも生真面目な堅物っぽいのに嫁にチクリとやられるとふにゃふにゃかわいい(笑。これで希が腹黒キャラだとマンマですがそういう展開も嫌いじゃないから困る。というか生徒会の二人はさすが先輩だけあってよく育っておられます。美人度その他諸々を総合すると私の当面の押しは会長さんかな。
「嗚呼、これからいったいどうすれば…」
「どうすれば…」
「どうすればいいの?」
桜が舞い散る中、妙に演劇チックな回しゼリフで今回の本編締め。狙ってるんだろうけど特にことり&海未の動き&演技がいきなり演劇していて何事かと(笑
「だって可能性感じたんだ。そうだ、ススメ」
その問いに答えるように歌い始めた穂乃果から一気にEDへ雪崩れ込み。今回アバンにて途中で止まった歌がまさか振りとは思いませんでした。この演出には一本取られた感じです。さすが京極氏おそるべし。

というわけでEDは高坂穂乃果・南ことり・園田海未歌唱による「ススメ→トゥモロウ」。タイトルどおり前向きで元気な曲は聴いていて気持ちが良いです。映像的には背景のせいかもしれませんが少々3Dが浮いていた感じ。というか2Dパートが綺麗すぎて差が目立っちゃうのだなあ。
階段の手すりを滑り降りた穂乃果は道路の真ん中でクルマを避けながらダンススタート。手すりはともかく道路は危なっかしさが先に立ってちょっとヒヤヒヤ。冒頭暫く一人で歌っている所へ二人加わって三人揃い、歌詞に合わせて手を取り合うカットはいい感じ。例によってパーツのアップをカットインさせながらキャラの魅力をこれでもかとアピールしまくる映像はじつに眼福であります。今回は三人だったけれど回が進むうちに人数が増えていくのかな? そういやこの曲の扱いは「EDテーマ曲」ではなく「挿入歌」、ということはまさか毎回変わったりして?
今回は世界観説明とキャラの顔見せでタイムアウト。ストーリー自体は次回から本格始動でしょうけどさすが構成員が9人もいると全員集まるまでしばらくかかりそうです。アニメ化前のキャライメージから結構変わった子もいますがそれもまた良し、とりあえずアイドル部設立からメンバー勢揃いの顛末を見守るとしますか。固すぎず緩すぎない雰囲気もいい案配でAS姉キャラも文句なしにかわいい。まずは期待どおりの第1話でした。視聴はもちろん継続、レビューはやる気次第で。
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