2013-01-09(Wed)
アイカツ! #13 カロリーの悲劇!
「明日から頑張る~」

正月太りでアイドル魂にも贅肉が!?
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正月太りでアイドル魂にも贅肉が!?
狂宴のクリスマスSPから早くも2週間。ほんと早い。年明けのアイカツはサブタイどおりカロリーの悲劇、お正月休みで実家に帰ったいちごが食べに食べまくってさあ大変!なお話です。あおいと同室とはいえそれなりに気を遣う寮生活、毎日の食事も寮の食堂…そんな生活から3ヶ月ぶりのお気楽&上げ膳据え膳&しかも料理が美味しい実家生活でブレーキが無くなるのも無理はありません。まあ美味しいもの大好きな育ち盛りですし多少の食べ過ぎはご愛敬、とはいえ多少じゃない上に怠け玉に入っちゃったから問題なんですけど(笑

正月早々から営業中のお弁当屋を手伝ういちご。久しぶりのおしゃもじ捌きも健在なれど健在すぎてらいちくんにからかわれ…華麗なステップからくるりとターンは確かにアイドルっぽい、というかおしゃもじが魔法少女のステッキみたいな?(笑。またこのシーン前後のらいちくんの表情が良いのだなあ。
てな所へ転校前のクラスメイト&あおいがやってきました。久しぶりに会ったクラスメイトは「アイドルスマイルが眩しい!」「芸能人オーラ出しまくりんぐだ!」と軽く冷やかし、対するいちごが謙遜も増長も無く「何それー、あはは!」と返すセリフの妙、いかにも仲良し女子中学生の自然な会話です。さっきはらいちから逆の事言われておかんむりだったのにね(笑。ほんとアイカツはセリフ回しが面白い。
さてそんなやり取りを傍目に見ていたあおいはさすがいちごの変化に気付いていました。レア写真を撮りまくってご満悦のらいちくんへ「食べ過ぎたりしてない?」と耳打ち、そこからいちごのアップ顔は確かに丸い! 丸すぎる! いかにも栄養状態が良さそうにぷくぷくツヤツヤです。あははは(笑

「彼女なら何か起こしてくれるかもしれない」
OP明けのAパート冒頭は前回ラストで表明された美月さん&いちごのコラボについてあれこれ。和服で書き初めの学園長がやたら艶っぽいけどソファー&テーブルでこの風景は何か不思議な感じ、しかも書き上げた書が「☆」…いちごの可能性を表したとはいえあまりにシュールな書です。こういう素っ頓狂なシーンを大マジメにやってくれるからアイカツは面白いのだなあ。ここでの美月さんは本心からいちごを心配しているのか、それともポッと出の新人と一方的に組まされてトップアイドルのプライドが傷付いたか、いつになく厳しい表情を見せていました。
一方のいちごは食べ放題を満喫中。焼肉で白飯5杯、さらにお雑煮でお餅3つ、デザートのケーキ、チョコレートなどなど、TV画面の美月さんとシンクロするように食べる食べる! さすがのらいちくんも心配顔でしたがいちごは「大丈夫、明日から控えるから♪」と聞く耳持ちません。久しぶりの呑気な実家生活で気が緩みまくり、すっかりダメ思考です(笑

そして新学期が始まって迎えに来たあおいの絶句、登校後の蘭の絶句。二人共いい顔してるなあ。マスコット扱いで喜んでいるおとめはホントに天然? すっかり肥えて堂々としたスタイルを強調するアオリアングルも効いてます。こりゃ確かに別人だ(笑。ぽっちゃりモードのいちごはきちんとそれっぽい声になってる芸コマ演技も光っていました。諸星ちゃんおそるべし。
授業が始まりいつにも増して派手なリアクションの別府先生から「ニューイヤーシャイニングガールオーディション」の話へ。ここでいつもなら真っ先に手を挙げるはずなのにすっかりやる気無しで机に突っ伏すいちご。どんだけ緩んでいるのかと(笑。てな様子を見かねたあおいは蘭と目配せの後いちごの手を取って挙手、というわけで緩みまくったいちごへ喝を入れるべく特訓へ。

ところが緩みまくっているいちごはお得意のランニングをしても1周目から息を上げ、ダンスレッスンでは1分で息を上げ、モデル歩き練習でもフラフラ。なのに通りすがりのポップンポップコーンを笑顔で頬ばり、山盛りランチも満面笑顔で頬ばり、見かねたあおいの忠告も「明日から~」「明日から~」と軽く流し…言うまでもなく「明日から本気出す」ってのはダメ人間お約束の思考パターンで、もちろん明日も「明日から本気出す」以下エンドレスループなのだなあ。ああ耳が痛い。嫌な事は先送りして今をラクしたい怠け玉思考にすっかり取り憑かれヘラヘラ笑ってるいちご、さすがにこれには二人の堪忍袋の緒が切れました。
「今のいちごにはガッツンとショックが必要かも!」

はてさてどんなガッツン!が来るのやら?と思ったCM明けはいつものフィッティング筐体でした。ここでいちごは衣装カードをセットするも筐体は開かず、なるほどサイズが合わないからか!(いちごと同じ発想
「アイドルにとって一番大切な気持ちを忘れているから」
ここで「太っている事」を否定せずアイドルとしての心がけ・精神論に繋げたのは上手い。体型ではなく気持ちの問題、アイドルとして輝こうと頑張る気持ちが無い者に扉は開かないのです。そんな現実にガッツンやられてしょんぼりの帰り道、行き会った美月さんにもスルーされていちごはズンドコ状態に…すると美月さんの影の努力を思い出してやる気復活、さらに二人の気持ちに気付いていちごスイッチオン! の流れはベタながらいい感じでした。
やる気全開となったいちごがグランドへ行くと先客あり。隙あらばポップンポップコーンを山盛り食べてるおとめはその分きちんと身体を動かしているのだなあ。超天然のようでやる事やってるしっかりした子です。そんなおとめをズバーン!と抜き去るいちごは全力全壊…ホントに壊れそう(笑。ダイエット特訓に付き合う宣言の二人もじつは正月太り、厳しい事を言った手前の苦笑いがいい感じでした。あはは。
スタンドでポップコーンを頬ばるおとめを羨ましそうに横目に見ながら我慢我慢のランニング。それまで無節操に食べていた描写の裏返しでいちごの決意を感じさせます。また遠目に見守る掃除兄ちゃんの描写を重ねて後の焼き芋への前振りもしっかり。こういう細かい振りをきちんと入れ込む丁寧さも本作の良点で、すなわちキャラの言動に説得力があり感情移入もしやすい。こんな事くらいでいちいち感心スンナ!と思うかもしれませんが、最近はこういう当たり前の事すら出来ていない作品が多すぎるのですよ。


というわけで1コマでダイエットに成功したいちごでしたが朝食で増えた100gを削るためまだまだ頑張る! 「ボクサーの減量じゃないんだから」と蘭のツッコミに丸目で答えるいちごかわいい(笑。アイ!カツ!アイ!カツ!と勇ましく走るいちご、しかし空腹には勝てずふらふら、腹の虫を押さえながらの帰り道に良い匂いについつい釣られ…この表情がまたいいのだなあ。匂いの元は掃除兄ちゃんの焼き芋で、例によってつっけんどんな物言いながらしっかりいちごをフォローする様子にはニマニマが止まりません。
食べたいけど食べちゃダメ、ある意味辛い焼き芋を手にとぼとぼ歩くいちごは美月さんを発見。これまでどおり遠目では「美月ちゃん」と呼び、実際に声を掛けるときは「美月さん」ときちんと公私を使い分けている描写は好感が持てます。
「私だって自分を甘やかす事あるよ?」
いつもの東屋にて焼き芋を挟んで美月さんとツーショットのいちごは正月太りの顛末をしょんぼりと語り、ところがそんないちごへ美月さんは意外な一面を見せてくれました。もちろん自分への厳しさは必要だけれど厳しいだけでは続けられない、いたずらっぽく焼き芋をひとつまみする美月さんはその事を身をもって示しているのでしょう。またこういう人間味こそ人を惹き付ける源でもあり、トップアイドルたる資質の一つなのかも。
まあ何事も過ぎたるは及ばざるが如し。朝食の100gを削るため無理してダイエットしてもオーディション本番で力を出せなかったら意味ありませんし(笑

1週間の頑張りのご褒美に焼き芋を頬ばるいちご、一方その表情につい見入ってしまう美月さん。理事長が言う「人を惹き付ける天性」に気付いた美月さんは焦りの表情で席を立ち…スカートが短すぎるせいで全裸みたいな!(笑。脚の間から戸惑ういちごの表情がチラリと覗く凄いアングル。
というわけでいちごのオーディションシーンへ。今回の衣装はクリスマスプレゼントでもらったエンジェリーシュガーの「スイートレストランコーデ」。流れる曲は「Trap of Love」、これは第8話にてヒカリが地下スタジオでレッスンしていた曲ですね。大人っぽいシックな曲調はいちご単独で演じるには少々雰囲気が合わない感じで、キャラ的にはあおいか蘭の方が合っていそう。歌唱がすなお・わか・ふうりとボーカル三人でしかもメインがすなお(あおい担当?)ってのもイマイチ曲と映像が合っていなかった一因か。これまで結構合ってきていたリップシンクも今回は全くでかなり違和感アリアリ。とはいえキャラ顔造形はまた一歩アニメ絵に近づいたような(気のせい?。もう普通にアップに耐えられます。ダンスアクションの印象としては特に腕の動きが良くなった感じ。今までの腕振りは極端な話一本の棒を振っているような動きでしたが、今回は肩→肘→手首→指先の動きがしなやかに連動して人間っぽい動きに改善されていたと思います。紫基調のランウェイステージはパーツ配置を見るに前回のクリスマスステージの通常版?

これまでいかにもゲーム画面だったカメラワーク・演出面も着実に進歩が見られます。カットチェンジでアップとロングをクロスフェードさせてみたり、ターンを追いながらカメラを回り込ませたり、キャッチーなパーツのアップをカットインしたり、ステージ映像としてかなりそれっぽくなってきた感じ。キャラ顔が良くなったので視線演出も生きてきました。というかプリズムショー(京極演出)の雰囲気を相当意識しているような? ラストのキメポーズが第8話のヒカリときっちり同じってのも気が利いてます。
「いちごちゃん、付いてこれるかしら?」
美月さんはいちごのステージを黙って見つめ、その後も厳しい表情で意味深なセリフを。これまで単にかわいい後輩だったいちごを一人のアイドルとして、「ライバル」として意識し始めた瞬間でしょうか。あっさり連戦連勝の展開にそろそろ変化が欲しい頃合いなので、本気の美月さんとの絡みは熱くなりそうで楽しみ。
――というわけで今回は怠惰の振り幅が少々極端だったけれど「思い立ったらすぐ動く」といういちごのキャラ性が浸透しているからこそ出来たお話。やはりこういう積み重ねは作劇の肝なのだなあと改めて感じました。

次回はドラマオーディション? ともあれ性格キツそうな黒髪ロングの新キャラとはどんだけご褒美なのかと。

正月早々から営業中のお弁当屋を手伝ういちご。久しぶりのおしゃもじ捌きも健在なれど健在すぎてらいちくんにからかわれ…華麗なステップからくるりとターンは確かにアイドルっぽい、というかおしゃもじが魔法少女のステッキみたいな?(笑。またこのシーン前後のらいちくんの表情が良いのだなあ。
てな所へ転校前のクラスメイト&あおいがやってきました。久しぶりに会ったクラスメイトは「アイドルスマイルが眩しい!」「芸能人オーラ出しまくりんぐだ!」と軽く冷やかし、対するいちごが謙遜も増長も無く「何それー、あはは!」と返すセリフの妙、いかにも仲良し女子中学生の自然な会話です。さっきはらいちから逆の事言われておかんむりだったのにね(笑。ほんとアイカツはセリフ回しが面白い。
さてそんなやり取りを傍目に見ていたあおいはさすがいちごの変化に気付いていました。レア写真を撮りまくってご満悦のらいちくんへ「食べ過ぎたりしてない?」と耳打ち、そこからいちごのアップ顔は確かに丸い! 丸すぎる! いかにも栄養状態が良さそうにぷくぷくツヤツヤです。あははは(笑

「彼女なら何か起こしてくれるかもしれない」
OP明けのAパート冒頭は前回ラストで表明された美月さん&いちごのコラボについてあれこれ。和服で書き初めの学園長がやたら艶っぽいけどソファー&テーブルでこの風景は何か不思議な感じ、しかも書き上げた書が「☆」…いちごの可能性を表したとはいえあまりにシュールな書です。こういう素っ頓狂なシーンを大マジメにやってくれるからアイカツは面白いのだなあ。ここでの美月さんは本心からいちごを心配しているのか、それともポッと出の新人と一方的に組まされてトップアイドルのプライドが傷付いたか、いつになく厳しい表情を見せていました。
一方のいちごは食べ放題を満喫中。焼肉で白飯5杯、さらにお雑煮でお餅3つ、デザートのケーキ、チョコレートなどなど、TV画面の美月さんとシンクロするように食べる食べる! さすがのらいちくんも心配顔でしたがいちごは「大丈夫、明日から控えるから♪」と聞く耳持ちません。久しぶりの呑気な実家生活で気が緩みまくり、すっかりダメ思考です(笑

そして新学期が始まって迎えに来たあおいの絶句、登校後の蘭の絶句。二人共いい顔してるなあ。マスコット扱いで喜んでいるおとめはホントに天然? すっかり肥えて堂々としたスタイルを強調するアオリアングルも効いてます。こりゃ確かに別人だ(笑。ぽっちゃりモードのいちごはきちんとそれっぽい声になってる芸コマ演技も光っていました。諸星ちゃんおそるべし。
授業が始まりいつにも増して派手なリアクションの別府先生から「ニューイヤーシャイニングガールオーディション」の話へ。ここでいつもなら真っ先に手を挙げるはずなのにすっかりやる気無しで机に突っ伏すいちご。どんだけ緩んでいるのかと(笑。てな様子を見かねたあおいは蘭と目配せの後いちごの手を取って挙手、というわけで緩みまくったいちごへ喝を入れるべく特訓へ。

ところが緩みまくっているいちごはお得意のランニングをしても1周目から息を上げ、ダンスレッスンでは1分で息を上げ、モデル歩き練習でもフラフラ。なのに通りすがりのポップンポップコーンを笑顔で頬ばり、山盛りランチも満面笑顔で頬ばり、見かねたあおいの忠告も「明日から~」「明日から~」と軽く流し…言うまでもなく「明日から本気出す」ってのはダメ人間お約束の思考パターンで、もちろん明日も「明日から本気出す」以下エンドレスループなのだなあ。ああ耳が痛い。嫌な事は先送りして今をラクしたい怠け玉思考にすっかり取り憑かれヘラヘラ笑ってるいちご、さすがにこれには二人の堪忍袋の緒が切れました。
「今のいちごにはガッツンとショックが必要かも!」

はてさてどんなガッツン!が来るのやら?と思ったCM明けはいつものフィッティング筐体でした。ここでいちごは衣装カードをセットするも筐体は開かず、なるほどサイズが合わないからか!(いちごと同じ発想
「アイドルにとって一番大切な気持ちを忘れているから」
ここで「太っている事」を否定せずアイドルとしての心がけ・精神論に繋げたのは上手い。体型ではなく気持ちの問題、アイドルとして輝こうと頑張る気持ちが無い者に扉は開かないのです。そんな現実にガッツンやられてしょんぼりの帰り道、行き会った美月さんにもスルーされていちごはズンドコ状態に…すると美月さんの影の努力を思い出してやる気復活、さらに二人の気持ちに気付いていちごスイッチオン! の流れはベタながらいい感じでした。
やる気全開となったいちごがグランドへ行くと先客あり。隙あらばポップンポップコーンを山盛り食べてるおとめはその分きちんと身体を動かしているのだなあ。超天然のようでやる事やってるしっかりした子です。そんなおとめをズバーン!と抜き去るいちごは全力全壊…ホントに壊れそう(笑。ダイエット特訓に付き合う宣言の二人もじつは正月太り、厳しい事を言った手前の苦笑いがいい感じでした。あはは。
スタンドでポップコーンを頬ばるおとめを羨ましそうに横目に見ながら我慢我慢のランニング。それまで無節操に食べていた描写の裏返しでいちごの決意を感じさせます。また遠目に見守る掃除兄ちゃんの描写を重ねて後の焼き芋への前振りもしっかり。こういう細かい振りをきちんと入れ込む丁寧さも本作の良点で、すなわちキャラの言動に説得力があり感情移入もしやすい。こんな事くらいでいちいち感心スンナ!と思うかもしれませんが、最近はこういう当たり前の事すら出来ていない作品が多すぎるのですよ。


というわけで1コマでダイエットに成功したいちごでしたが朝食で増えた100gを削るためまだまだ頑張る! 「ボクサーの減量じゃないんだから」と蘭のツッコミに丸目で答えるいちごかわいい(笑。アイ!カツ!アイ!カツ!と勇ましく走るいちご、しかし空腹には勝てずふらふら、腹の虫を押さえながらの帰り道に良い匂いについつい釣られ…この表情がまたいいのだなあ。匂いの元は掃除兄ちゃんの焼き芋で、例によってつっけんどんな物言いながらしっかりいちごをフォローする様子にはニマニマが止まりません。
食べたいけど食べちゃダメ、ある意味辛い焼き芋を手にとぼとぼ歩くいちごは美月さんを発見。これまでどおり遠目では「美月ちゃん」と呼び、実際に声を掛けるときは「美月さん」ときちんと公私を使い分けている描写は好感が持てます。
「私だって自分を甘やかす事あるよ?」
いつもの東屋にて焼き芋を挟んで美月さんとツーショットのいちごは正月太りの顛末をしょんぼりと語り、ところがそんないちごへ美月さんは意外な一面を見せてくれました。もちろん自分への厳しさは必要だけれど厳しいだけでは続けられない、いたずらっぽく焼き芋をひとつまみする美月さんはその事を身をもって示しているのでしょう。またこういう人間味こそ人を惹き付ける源でもあり、トップアイドルたる資質の一つなのかも。
まあ何事も過ぎたるは及ばざるが如し。朝食の100gを削るため無理してダイエットしてもオーディション本番で力を出せなかったら意味ありませんし(笑

1週間の頑張りのご褒美に焼き芋を頬ばるいちご、一方その表情につい見入ってしまう美月さん。理事長が言う「人を惹き付ける天性」に気付いた美月さんは焦りの表情で席を立ち…スカートが短すぎるせいで全裸みたいな!(笑。脚の間から戸惑ういちごの表情がチラリと覗く凄いアングル。
というわけでいちごのオーディションシーンへ。今回の衣装はクリスマスプレゼントでもらったエンジェリーシュガーの「スイートレストランコーデ」。流れる曲は「Trap of Love」、これは第8話にてヒカリが地下スタジオでレッスンしていた曲ですね。大人っぽいシックな曲調はいちご単独で演じるには少々雰囲気が合わない感じで、キャラ的にはあおいか蘭の方が合っていそう。歌唱がすなお・わか・ふうりとボーカル三人でしかもメインがすなお(あおい担当?)ってのもイマイチ曲と映像が合っていなかった一因か。これまで結構合ってきていたリップシンクも今回は全くでかなり違和感アリアリ。とはいえキャラ顔造形はまた一歩アニメ絵に近づいたような(気のせい?。もう普通にアップに耐えられます。ダンスアクションの印象としては特に腕の動きが良くなった感じ。今までの腕振りは極端な話一本の棒を振っているような動きでしたが、今回は肩→肘→手首→指先の動きがしなやかに連動して人間っぽい動きに改善されていたと思います。紫基調のランウェイステージはパーツ配置を見るに前回のクリスマスステージの通常版?

これまでいかにもゲーム画面だったカメラワーク・演出面も着実に進歩が見られます。カットチェンジでアップとロングをクロスフェードさせてみたり、ターンを追いながらカメラを回り込ませたり、キャッチーなパーツのアップをカットインしたり、ステージ映像としてかなりそれっぽくなってきた感じ。キャラ顔が良くなったので視線演出も生きてきました。というかプリズムショー(京極演出)の雰囲気を相当意識しているような? ラストのキメポーズが第8話のヒカリときっちり同じってのも気が利いてます。
「いちごちゃん、付いてこれるかしら?」
美月さんはいちごのステージを黙って見つめ、その後も厳しい表情で意味深なセリフを。これまで単にかわいい後輩だったいちごを一人のアイドルとして、「ライバル」として意識し始めた瞬間でしょうか。あっさり連戦連勝の展開にそろそろ変化が欲しい頃合いなので、本気の美月さんとの絡みは熱くなりそうで楽しみ。
――というわけで今回は怠惰の振り幅が少々極端だったけれど「思い立ったらすぐ動く」といういちごのキャラ性が浸透しているからこそ出来たお話。やはりこういう積み重ねは作劇の肝なのだなあと改めて感じました。

次回はドラマオーディション? ともあれ性格キツそうな黒髪ロングの新キャラとはどんだけご褒美なのかと。
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