2013-01-12(Sat)
ビビッドレッド・オペレーション #01 ファーストオペレーション
みんなとだったら世界だって救える。

2013年1月期新番レビュー第2弾です。
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2013年1月期新番レビュー第2弾です。
パンツじゃないから以下略のキャッチコピーで一躍名を馳せた高村和宏監督による最新オリジナルアニメがついに始動しました。もはや目に馴染んだ感がある「かわいさ」を追及したキャラデザも高村氏が担当。単に顔デザインのかわいさだけではなく、キドアイラックの表情や日常の所作、健康的なボディラインと力強さ・躍動感を絶妙なバランスで同居させた肢体、また本作の見どころの一つであるダイナミックなアクションでも私の目を楽しませてくれるであろうと期待十二分です。
そのキャラクターを動かすシリーズ構成は吉野弘幸氏&高村監督、加えて脚本担当に岡村天斎氏の名が挙がっている点も見逃せません。演出まで丸抱えの天斎回を期待しておきましょう。アニメーション制作は安定のA-1 Picturesって事で特に不安は無し。

注目のファーストカットは夜明けの海を決意の表情で眺める少女…の股間から昇る朝日が本作の方向性を全て語っていたような。はみ出した尻肉に拘りありあり。続いて作品の世界観を説明しながらの主人公「一色あかね(CV.佐倉綾音)」の登場シーンも顔より先に尻のアップからと、まったく股監督の二つ名に恥じぬ導入でございます。
あかねの祖父である健次郎が5年前に開発した「示現エンジン」によって発生する新エネルギー。相模灘の人工島ブルーアイランドから世界中に供給され、エネルギー危機や係る争いが無くなって「いい時代」になったらしい…つまりこの人工島が墜ちたらオシマイという判りやすい構図とも言えますね。
浮遊バイク「わんこ」を駆って朝の新聞配達、これほどのハイテクビークルとアナログ極まる新聞配達や昔ながらの漁師町の雰囲気・生活感が同居している描写も面白い。そんな朝の風景を描きながらコントロールの良さや高所恐怖症の振りを自然に印象づけていますね。トルネード!

自宅に戻って朝食シーン。あかねの家族はまずお約束どおりよく出来た妹ちゃん「一色もも(CV.大亀あすか)」、父親は既に他界、母親は入院中のようです。そして問題(?)の祖父「一色健次郎(CV.てらそままさき)」、呼びに行ったあかねとの朝の儀式は少々説明臭かったけど仲良しの様子が微笑ましいのでまあ良し。それはそうとあかねのマヨラーっぷりはおっさん的にちょっとキッツイ…見ているだけで胸焼けが。
島嶼部の学校らしく小中合同の校舎、教室に並ぶ机の数からして全校生徒は9名でしょうか。そのうち1つ空いている机の主は本日戻ってくる予定の二葉あおい(CV.村川梨衣)の席、何やら長期欠席していたようですが一緒に進級できると聞いて大喜び! からギリギリダッシュスライディングでひな鳥エピソードへ。尻&股間への拘りが満ち溢れる木登りカット、しかしあかねは高い所が苦手…後先考えずまず動いてしまうあかねの性格が窺えるシーンでした。このテの主人公にありがちな性格とか言わない。それにしても妹ちゃんがお母さんすぎる!

一方のあおいは種子島から今話題のオスプレイに乗ってあかねが待つ大島へゴー! ところがその頃大島近海ではブルーアイランド連合防衛軍vs謎の敵「アローン」の交戦が始まっていました。どう見てもネウロイとか言わない。ともあれ何というか墜落フラグがグロスで立ってます(笑。オスプレイをチャーターできるほどのお嬢様が大島に「帰る」理由は公式のキャラ紹介によれば「療養のためブルーアイランドから大島にやってきている」とのこと。とはいえ普通なら設備が整った都会の病院に…なんて言わない。
その頃爺ちゃんは怪しい研究室にて最後の仕上げをポチッとな!→ドカーン!の流れはちょっと笑った。Anotherなら死んでる所ですがビビッドなので死にません、というか爺ちゃんの意識がぬいさんに転移とかここまで一応理詰めできたのにいきなりファンタジーになっちゃって少々トホホな気分に。どうせなら例のキーに意識が入って喋る変身アイテム化するとか…それじゃレイジングハートまんまになっちゃうか(笑
「あかね、これはお前にしか使えない鍵じゃ」
7年前の示現エンジン試作事故の影響であかねに何か特殊な能力が植え付けられ、それによって「あかね専用」という理屈かと思いきや後の展開を見るにそうでも無さげ? いったい何を根拠に「お前にしか使えない」のか。他にも変身(?)する子が出てくる以上ビビッドシステムとの適合云々の話は避けて通れず、また他の子の鍵がどういう経緯で調達されるのかも気になる所です。全員例の事故の関係者とか?

てな所へいよいよネウロイじゃなかったアローンが襲来。魂が抜けた爺ちゃん本体はどうすんだ?と思ったら冷蔵庫へぶん投げて保管とかほとんどギャグです。つまりいろいろ理屈で固めているようでじつは根本的にギャグアニメ、細かいこたあ気にスンナ! このアニメは女の子のかわいさをお楽しみいただくため邪魔にならない程度の差し障りのない地球防衛をお楽しみいただく番組です――という主張なのかも。爺ちゃん本体は冷蔵庫なのに妹ちゃんはバンカーバスターでもビクともしない地下シェルターへ避難と、こんな所にも女の子最優先のポリシーが表れています(笑
さてお約束どおり戦闘空域にふらふら飛んできたオスプレイ@あおいはこれまたお約束どおりアローンの攻撃によって操縦不能に陥り、お約束どおり示現エンジンへ衝突の危機! あかねが現場に駆けつけた所で何ができるのか現時点ではよう判らんけれどそこは勢いで! 突っ込めー! 全開で通路に突っ込みリフト直前で反転制動のカットは無闇に格好良かった。途中で入った示現エンジン試作事故の回想、確かにこれを体験したら高所恐怖症も無理はありませんが…この事故を体験したあかねが五体満足のまま、母ちゃんも入院で済んでいる(亡くなっていない)ってのも不思議な話です。もしかしてあかねは既に人ならざる存在…とか?

示現エンジン最上部に胴着したオスプレイは胴体部分が前後真っ二つに裂け、その裂け目にあおいの姿を発見したあかねは全力で近づくも…ここで高所恐怖症が顔を出してフルブレーキング! なーんて躊躇しているうちに後部胴体ごと落下→我を忘れて突っ込むあかね→爺ちゃんの叫び→いっけー! の流れが王道すぎてちょっと照れます(笑
自由落下するあおいを追うあかねの手。少しずつ距離を詰めた二人の手はやがてギュッと繋がり、すると例の鍵が赤く光ってビビッドシステムの変身バンクへ。


赤い光に包まれて制服が飛び散り下着姿になったあかねをパレットスーツが次々と包み込んでいく一連は、いわゆる魔法少女の変身シーンというよりロボットの変形合体バンクみたいな感じ。もちろんここぞとばかり尻・胸・脇など強調しまくり、露出度といいメカっぽさといい作品の世界観的にはいい塩梅のような。両腕装備に構える姿勢が力強すぎてちょっと笑ってしまったけれど内部メカ描写を見て納得。この重厚メカを受け止めるなら踏ん張って構えないと耐えられないわ(笑
何か一味足りないと思ったら変身後のキメポーズが無いのだな。つまりこの変身バンクは変身モノの儀式的意味合いではなく、あくまで作戦(戦闘)の流れの一つという位置づけなのかもしれません。例えばライフルにマガジンを装填する程度の。カラーガードをモチーフにしたパレットスーツのデザインはかわいさ&凛々しさ十分、また字面どおり「色」を名に持つ女の子たちが地球を「守る」という意味でもシンクロしますね。

「ドッキングじゃ!」
というわけで初変身を済ませるとゾフィー玉の如く浮遊球に包まれ、いつの間にか高所恐怖症も克服され、攻め入るアローンを目前に爺ちゃんからの通信でドッキングの指示で締め。つまり病み上がりのあおいも変身できるという事で、さてあおいの変身にどんな理屈を付けるのか楽しみだったり。
ストライクウィッチーズ初見時よりインパクトが薄く、また敵の描写が代わり映えしないため期待したほどドキワクを感じなかったかも。世界観説明と初変身の経緯を丁寧に見せていたのは好印象で、もちろんキャラもかわいさ満点なれど、何かこうビビッと来るものが足りなかったような。ビビッドだけに。
視聴は継続、レビューは次回の出来次第って事で。
そのキャラクターを動かすシリーズ構成は吉野弘幸氏&高村監督、加えて脚本担当に岡村天斎氏の名が挙がっている点も見逃せません。演出まで丸抱えの天斎回を期待しておきましょう。アニメーション制作は安定のA-1 Picturesって事で特に不安は無し。

注目のファーストカットは夜明けの海を決意の表情で眺める少女…の股間から昇る朝日が本作の方向性を全て語っていたような。はみ出した尻肉に拘りありあり。続いて作品の世界観を説明しながらの主人公「一色あかね(CV.佐倉綾音)」の登場シーンも顔より先に尻のアップからと、まったく股監督の二つ名に恥じぬ導入でございます。
あかねの祖父である健次郎が5年前に開発した「示現エンジン」によって発生する新エネルギー。相模灘の人工島ブルーアイランドから世界中に供給され、エネルギー危機や係る争いが無くなって「いい時代」になったらしい…つまりこの人工島が墜ちたらオシマイという判りやすい構図とも言えますね。
浮遊バイク「わんこ」を駆って朝の新聞配達、これほどのハイテクビークルとアナログ極まる新聞配達や昔ながらの漁師町の雰囲気・生活感が同居している描写も面白い。そんな朝の風景を描きながらコントロールの良さや高所恐怖症の振りを自然に印象づけていますね。トルネード!

自宅に戻って朝食シーン。あかねの家族はまずお約束どおりよく出来た妹ちゃん「一色もも(CV.大亀あすか)」、父親は既に他界、母親は入院中のようです。そして問題(?)の祖父「一色健次郎(CV.てらそままさき)」、呼びに行ったあかねとの朝の儀式は少々説明臭かったけど仲良しの様子が微笑ましいのでまあ良し。それはそうとあかねのマヨラーっぷりはおっさん的にちょっとキッツイ…見ているだけで胸焼けが。
島嶼部の学校らしく小中合同の校舎、教室に並ぶ机の数からして全校生徒は9名でしょうか。そのうち1つ空いている机の主は本日戻ってくる予定の二葉あおい(CV.村川梨衣)の席、何やら長期欠席していたようですが一緒に進級できると聞いて大喜び! からギリギリダッシュスライディングでひな鳥エピソードへ。尻&股間への拘りが満ち溢れる木登りカット、しかしあかねは高い所が苦手…後先考えずまず動いてしまうあかねの性格が窺えるシーンでした。このテの主人公にありがちな性格とか言わない。それにしても妹ちゃんがお母さんすぎる!

一方のあおいは種子島から今話題のオスプレイに乗ってあかねが待つ大島へゴー! ところがその頃大島近海ではブルーアイランド連合防衛軍vs謎の敵「アローン」の交戦が始まっていました。どう見てもネウロイとか言わない。ともあれ何というか墜落フラグがグロスで立ってます(笑。オスプレイをチャーターできるほどのお嬢様が大島に「帰る」理由は公式のキャラ紹介によれば「療養のためブルーアイランドから大島にやってきている」とのこと。とはいえ普通なら設備が整った都会の病院に…なんて言わない。
その頃爺ちゃんは怪しい研究室にて最後の仕上げをポチッとな!→ドカーン!の流れはちょっと笑った。Anotherなら死んでる所ですがビビッドなので死にません、というか爺ちゃんの意識がぬいさんに転移とかここまで一応理詰めできたのにいきなりファンタジーになっちゃって少々トホホな気分に。どうせなら例のキーに意識が入って喋る変身アイテム化するとか…それじゃレイジングハートまんまになっちゃうか(笑
「あかね、これはお前にしか使えない鍵じゃ」
7年前の示現エンジン試作事故の影響であかねに何か特殊な能力が植え付けられ、それによって「あかね専用」という理屈かと思いきや後の展開を見るにそうでも無さげ? いったい何を根拠に「お前にしか使えない」のか。他にも変身(?)する子が出てくる以上ビビッドシステムとの適合云々の話は避けて通れず、また他の子の鍵がどういう経緯で調達されるのかも気になる所です。全員例の事故の関係者とか?

てな所へいよいよネウロイじゃなかったアローンが襲来。魂が抜けた爺ちゃん本体はどうすんだ?と思ったら冷蔵庫へぶん投げて保管とかほとんどギャグです。つまりいろいろ理屈で固めているようでじつは根本的にギャグアニメ、細かいこたあ気にスンナ! このアニメは女の子のかわいさをお楽しみいただくため邪魔にならない程度の差し障りのない地球防衛をお楽しみいただく番組です――という主張なのかも。爺ちゃん本体は冷蔵庫なのに妹ちゃんはバンカーバスターでもビクともしない地下シェルターへ避難と、こんな所にも女の子最優先のポリシーが表れています(笑
さてお約束どおり戦闘空域にふらふら飛んできたオスプレイ@あおいはこれまたお約束どおりアローンの攻撃によって操縦不能に陥り、お約束どおり示現エンジンへ衝突の危機! あかねが現場に駆けつけた所で何ができるのか現時点ではよう判らんけれどそこは勢いで! 突っ込めー! 全開で通路に突っ込みリフト直前で反転制動のカットは無闇に格好良かった。途中で入った示現エンジン試作事故の回想、確かにこれを体験したら高所恐怖症も無理はありませんが…この事故を体験したあかねが五体満足のまま、母ちゃんも入院で済んでいる(亡くなっていない)ってのも不思議な話です。もしかしてあかねは既に人ならざる存在…とか?

示現エンジン最上部に胴着したオスプレイは胴体部分が前後真っ二つに裂け、その裂け目にあおいの姿を発見したあかねは全力で近づくも…ここで高所恐怖症が顔を出してフルブレーキング! なーんて躊躇しているうちに後部胴体ごと落下→我を忘れて突っ込むあかね→爺ちゃんの叫び→いっけー! の流れが王道すぎてちょっと照れます(笑
自由落下するあおいを追うあかねの手。少しずつ距離を詰めた二人の手はやがてギュッと繋がり、すると例の鍵が赤く光ってビビッドシステムの変身バンクへ。


赤い光に包まれて制服が飛び散り下着姿になったあかねをパレットスーツが次々と包み込んでいく一連は、いわゆる魔法少女の変身シーンというよりロボットの変形合体バンクみたいな感じ。もちろんここぞとばかり尻・胸・脇など強調しまくり、露出度といいメカっぽさといい作品の世界観的にはいい塩梅のような。両腕装備に構える姿勢が力強すぎてちょっと笑ってしまったけれど内部メカ描写を見て納得。この重厚メカを受け止めるなら踏ん張って構えないと耐えられないわ(笑
何か一味足りないと思ったら変身後のキメポーズが無いのだな。つまりこの変身バンクは変身モノの儀式的意味合いではなく、あくまで作戦(戦闘)の流れの一つという位置づけなのかもしれません。例えばライフルにマガジンを装填する程度の。カラーガードをモチーフにしたパレットスーツのデザインはかわいさ&凛々しさ十分、また字面どおり「色」を名に持つ女の子たちが地球を「守る」という意味でもシンクロしますね。

「ドッキングじゃ!」
というわけで初変身を済ませるとゾフィー玉の如く浮遊球に包まれ、いつの間にか高所恐怖症も克服され、攻め入るアローンを目前に爺ちゃんからの通信でドッキングの指示で締め。つまり病み上がりのあおいも変身できるという事で、さてあおいの変身にどんな理屈を付けるのか楽しみだったり。
ストライクウィッチーズ初見時よりインパクトが薄く、また敵の描写が代わり映えしないため期待したほどドキワクを感じなかったかも。世界観説明と初変身の経緯を丁寧に見せていたのは好印象で、もちろんキャラもかわいさ満点なれど、何かこうビビッと来るものが足りなかったような。ビビッドだけに。
視聴は継続、レビューは次回の出来次第って事で。
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