2013-02-09(Sat)
ビビッドレッド・オペレーション #05 もう一つの鍵
黒い子の背景が少しずつ明らかに。

鍵とカラスと異世界と。

恒例の新聞配達シーンにて黒い子が登場、日常生活での無表情と裏腹に彼女は仄かな笑みを浮かべて海鳥と戯れていました。つまりこれが本当の表情なのだろうね。なーんて黒い子の前振りをしながら冒頭っからケツのアップてんこ盛り、今回は全編に渡ってケツ密度がいつもより高かったような?
というわけでいよいよ謎の黒い子「黒騎れい(CV.内田真礼)」の背景へ踏み込んでまいりました。あかね(赤)・あおい(青)・わかば(緑)・ひまわり(黄)ときて「黒騎」、一色・二葉・三枝・四宮ときて「れい(零)」。文字通りビビッドな4人に対して無彩色の黒、名前はれい(零)と彼女には全てが無い=全てを失った後。加えて順列パターンが名字名前入れ替わっているのは彼女が「異世界(裏側の世界?)」の人間である事の振りだったのね。
来週から始まるサマースクールの行き先は女子は式根島、男子は高尾山と、露骨に男子排除の水着回の振り。その班分けネタもお約束すぎてついついTVにツッコんでしまった(笑

その後のランチタイムシーンではひまわりが豪勢な重箱弁当をオープン! 意外な才能設定かと思いきや、脱ヒッキー&友達ができたお祝いで母ちゃんが作ってくれたとか。家族と同居していたのか!? みんなから料理を褒められて(ママの料理を褒められて)一瞬見せる嬉しそうな笑顔が良いな。
それはともかくさっそく豪華弁当に涎を垂らすあかね、普段の食生活が忍ばれますが…美味しさに感激するのは判るけど食べながら喋る(咀嚼中に口を開く)のはちょっとお行儀が悪い。いくら元気っ子演出でもこれはちょっと。どうせならあおいorわかばが不作法を窘めればいいキャラ立てになっただろうに。そのあおいはサマースクールに夢が広がりんぐ! 頭に浮かべた水着カットは各色ビキニなのにあかねだけスク水だったり、カレーにマヨネーズ掛けていたり、お化け役だったり…付き合いが長い分だけイメージが固まっている感じがしますね(笑
てな話で盛り上がっていると一人輪から外れてぼっちの定番食を囓るれいを発見。そしてお約束通り班に誘うも当然ながらお断り…みなさん次々と声を掛ける中ひまわりは後列で見ているだけで、れいが立ち去った後「変な子」と呟く辺り、腹黒とまでは言わないにしろオタクらしい内弁慶の毒吐きっぷりは垣間見られます。

研究所でのアローン変化に関する解析シーンをチラリ。形状変化に関するデータ上の法則性云々からカワウソ博士が外部干渉を一目で見抜く流れはさすが超一流技術者の眼力…あれだけ派手に光の矢が飛んでいるのに誰も気付いていないとは(笑。つまり例の矢は異世界人のれいだけに見えるイメージ的なモノで実体は無く、だからカメラに映らずデータにも現れない? そういや現場で戦っているあかねたちが矢に気付く描写もありません。
下校途中のビル工事現場でこれまたお約束の鉄骨落下。工事現場の鉄骨は落とすために吊り上げられるのです。そしていかにも下敷き要員たる小さい兄妹は家を壊した怪獣(アローン)を怖がり、れいは足を止めて複雑な表情を浮かべ…いかにも良心の呵責に苛まれている感じ。お約束通り落ちてきた鉄骨をひらりとかわして子供を救出、たっぷりと股間を見せつけた後に言葉もなくサッサと立ち去ってしまうのは「この世界との干渉」を避けつつも子供の危機を見過ごせなかった葛藤ゆえか。現実としてアローンを変化させ破壊活動をブーストし、この落下鉄骨とは比較にならない危険を街中に振りまいているのに、いざ目の前で命が失われるのは見過ごせない。まあこれもよくあるパターンですが、おそらく彼女はこの事故をきっかけに自分がしている事の大きさ(理不尽さ・身勝手さ)に気付いたのではなかろうか。
自室に戻ったれいは鳥籠のオウムに優しい表情で語りかけていました。寡黙で通す日常の反動のように言葉が溢れてくる。やはりこれが本来の表情なのでしょう。生活感のない室内、椅子一つのテーブルは彼女に家族がいない事を窺わせ、一時の仮住まい的な雰囲気の部屋にオウムを飼っているのはせめてもの慰めか。オウム返しでも話し相手になってもらえますし。てな所へ喋るカラスが登場。

夏場に不自然なマフラーを外した首筋に刻まれた7つの赤い羽根。配置からしておそらく3枚消えた所で、それは今まで撃った芋羊羹の数と合致し、つまり羽根1枚で芋羊羹1発、シャワー中に自身で語ったとおり残弾7発という事が判ります。このペースだと撃ちつくすのは終盤で、さすがに撃ちつくす前に仲間入りって事は無い(共闘のしようが無い)と思われますが…あかねの全力全壊友情アプローチにれいの心はぐらぐら揺れてどうするどうなる? ってのが見どころ? というか撃ちつくした後のれいはどうなってしまうのだろう。カラス曰く「アローンを変異させるのはあなたの心」との事から芋羊羹は「れいの心」であり、またこのテの特殊能力はリミットを超えた時のリスクがお約束なので何らかの変化は起こるはず。まあカラスの誘惑は九分九厘ブラフっぽいので成否に関わらず使い捨て、仮に示現エンジンを破壊しても元の世界は戻らず「話が違うじゃない!」「何の事かなフフフ」みたいな流れも見える見える。などとれいの背景が明らかになり始めるシリアス場面でもケツや脚への拘りを忘れない映像は天晴れ(笑

シャワーシーンは例によってスチームジャミング絶好調、軽く湯気消ししてみましたが無駄な抵抗でした(笑。ここで胸元の「鍵」、首の羽根を強調。湯上がりの机に転がるスマホはまさかのプラッチック粘土仕込み。

「私の使命は示現エンジンを破壊する事。なら別にアローンを使わなくても…」
股間アングルから警備員を倒して拳銃を奪取したれいは示現エンジンの外壁をロープで登り…世界のエネルギーの95%を担う超重要施設の割に女子中学生一人であっさり侵入できちゃうものですが気にしてはいけない。すると無人のセキュリティロボットが壁面のれいを襲う! 闇を舞って小銃を掃射しロボットと戦うれい、投げたスマホを撃ち抜いてドカーン!は風呂上がりの机で細工していた物? やり口がマンマテロリストです。しかし闇に紛れたテロ活動に学校の制服を着ていくってのはどうなのか…他の服を持っていないという意味だったりして?
全数撃破されたロボットは後に回収されても映像データを引き出せず犯人は不明。それをして「スタンドアローン機として云々」と辻褄合わせ…全自動の空飛ぶセキュリティロボットを作れる技術があるのならアラートと共にセキュリティセンターへライブ映像を送る機能など5分で追加できそうなものですが気にしてはいけません。

一方夜の海へドボン!のれいは翌朝海岸に打ち上げられ、見つけたあかねが自宅で保護。ドアを開けると業火に飲まれる両親の回想映像は示現エネルギーの暴走によるものらしく、そして「この世界」の示現エンジンを破壊すればそれを回避できるという事は、つまり「れいの世界」は「この世界」の未来? それとも「示現エンジン」とは「れいの世界」から「この世界」へエネルギーを吸い出す装置で、「この世界」の反映は「れいの世界」の犠牲によって成り立っている、つまり完全な並行世界なのかも?
なんて回想(夢)から目覚めたれいはさっそくあかねの天然ジゴロにやられまくり。「れいちゃん!」「!」「えへへ~、れいちゃんって呼んでいい?」とノーブレーキの牽引力を発揮しまくり。あかねの「えへへ~」はアホっぽいけどこの表情を向けられたら大抵逆らえそうもない(笑

「私にできる事だったら何でもするよ」
「でもそれは、周りの人や友達を困らせる事じゃなければだけどね」
自分の思いを通すため他の世界を犠牲にする。この葛藤に対するあかねの答えはじつに明快で真っ直ぐ、しかし今のれいには非常に辛い言葉でした。この世界を犠牲にして助かっても両親は喜んでくれるだろうか? そんな不安に思わず「鍵」に縋るも…無い! ここであかねの前にも関わらず感情を露わにしてしまう辺りれいにとっての「鍵」の大きさが窺えます。
そしてアローン襲来の報を受けて出撃のあかね、他のメンツはサッサと変身して現場へ急行中です。今回は誰も変身バンク無し!? それどころかアクションシーン丸ごとオミットとは。そこ省略しちゃダメだろう?

あかね宅に残されたれいは例のカラスに促されてお仕事へ。回想シーンの焼け焦げたドア枠が悲しい。自分の世界を取り戻すためには矢を撃たなければならない、でも…と辛い葛藤に押し潰されながら羽根弓を絞り芋羊羹を発射!…できませんでした。満身創痍に加えて心の迷いが発射失敗の理由? 「アローンを変異させるのはあなたの心」ってくらいなので心がグラついたら撃てないのも道理です。そのまま倒れたれいの横で消えていく弓&矢、今回の失敗も首の羽根に反映される(消費される)のだろうか?
そして本日二度目の飛び起き。失くしたはずの鍵を手に取って感涙のれいは新聞配達から戻ったあかねの言葉や着替えた様子からして倒れてから一晩意識が無かったようで、やはり心身共にかなり追いつめられていた感じ。とはいえたっぷり休んだおかげで体調も回復? 次のカットでは起き上がって着替えを済ませ…ショーパンをグイッ!と上げてはみパンを再現する拘りは笑った。

「これ以上、私に優しくしないで」
みんなで探したれいの鍵。大切な鍵との再会&みんなの思いに瞳を潤ませるれい、「良かったね!」と真っ直ぐな満面笑顔を向けるあかね。しかしその勢いでサマースクールの班分けに誘うもキッパリ断られてしょんぼり。ここで関わりすぎてしまうと決意がグラつく、迷いを振り切るようにグッと握り締める拳…などなどド王道な流れに少々苦笑いながらも、いつも元気なあかねのしょんぼり顔にはクるものがありました。表情変化の間も効いてます。

そんなあかねは母ちゃんが入院中の病院「熱海メディカルプラザ」へ。病室に入って「いらっしゃい」と迎えた母ちゃんは予想外に元気というか、重体レベルかと思っていたのに普通に会話していてちょっと拍子抜け。まあ一見元気なようで…って事なのでしょう。れいとの一件をしょんぼり顔で報告すると両手を開いてウエルカム、ムネに抱き締められ頭を撫でられ母性あふるるアドバイスを聞いたあかねは笑顔を取り戻し、それを見ていた妹ちゃんもダイブして笑顔の締め。仲良し母子のスリーショットはじつに微笑ましいけどフラグにしか見えないのもまた。日頃あれほどしっかり者の妹ちゃんも母ちゃんの前では子供である事を隠さない。まだまだ母ちゃんに甘えたい年頃、それだけに普段どんだけ頑張っているか判ります。あかねはあまり苦労掛けないように(笑
今回のEDはれいがソロで歌う「ありふれたしあわせ」。階段で一人佇む孤独感はいかにも、黒い羽根を散らすカットも物憂げで切ない。早くみんなで歌えるようになるといいね。
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鍵とカラスと異世界と。

恒例の新聞配達シーンにて黒い子が登場、日常生活での無表情と裏腹に彼女は仄かな笑みを浮かべて海鳥と戯れていました。つまりこれが本当の表情なのだろうね。なーんて黒い子の前振りをしながら冒頭っからケツのアップてんこ盛り、今回は全編に渡ってケツ密度がいつもより高かったような?
というわけでいよいよ謎の黒い子「黒騎れい(CV.内田真礼)」の背景へ踏み込んでまいりました。あかね(赤)・あおい(青)・わかば(緑)・ひまわり(黄)ときて「黒騎」、一色・二葉・三枝・四宮ときて「れい(零)」。文字通りビビッドな4人に対して無彩色の黒、名前はれい(零)と彼女には全てが無い=全てを失った後。加えて順列パターンが名字名前入れ替わっているのは彼女が「異世界(裏側の世界?)」の人間である事の振りだったのね。
来週から始まるサマースクールの行き先は女子は式根島、男子は高尾山と、露骨に男子排除の水着回の振り。その班分けネタもお約束すぎてついついTVにツッコんでしまった(笑

その後のランチタイムシーンではひまわりが豪勢な重箱弁当をオープン! 意外な才能設定かと思いきや、脱ヒッキー&友達ができたお祝いで母ちゃんが作ってくれたとか。家族と同居していたのか!? みんなから料理を褒められて(ママの料理を褒められて)一瞬見せる嬉しそうな笑顔が良いな。
それはともかくさっそく豪華弁当に涎を垂らすあかね、普段の食生活が忍ばれますが…美味しさに感激するのは判るけど食べながら喋る(咀嚼中に口を開く)のはちょっとお行儀が悪い。いくら元気っ子演出でもこれはちょっと。どうせならあおいorわかばが不作法を窘めればいいキャラ立てになっただろうに。そのあおいはサマースクールに夢が広がりんぐ! 頭に浮かべた水着カットは各色ビキニなのにあかねだけスク水だったり、カレーにマヨネーズ掛けていたり、お化け役だったり…付き合いが長い分だけイメージが固まっている感じがしますね(笑
てな話で盛り上がっていると一人輪から外れてぼっちの定番食を囓るれいを発見。そしてお約束通り班に誘うも当然ながらお断り…みなさん次々と声を掛ける中ひまわりは後列で見ているだけで、れいが立ち去った後「変な子」と呟く辺り、腹黒とまでは言わないにしろオタクらしい内弁慶の毒吐きっぷりは垣間見られます。

研究所でのアローン変化に関する解析シーンをチラリ。形状変化に関するデータ上の法則性云々からカワウソ博士が外部干渉を一目で見抜く流れはさすが超一流技術者の眼力…あれだけ派手に光の矢が飛んでいるのに誰も気付いていないとは(笑。つまり例の矢は異世界人のれいだけに見えるイメージ的なモノで実体は無く、だからカメラに映らずデータにも現れない? そういや現場で戦っているあかねたちが矢に気付く描写もありません。
下校途中のビル工事現場でこれまたお約束の鉄骨落下。工事現場の鉄骨は落とすために吊り上げられるのです。そしていかにも下敷き要員たる小さい兄妹は家を壊した怪獣(アローン)を怖がり、れいは足を止めて複雑な表情を浮かべ…いかにも良心の呵責に苛まれている感じ。お約束通り落ちてきた鉄骨をひらりとかわして子供を救出、たっぷりと股間を見せつけた後に言葉もなくサッサと立ち去ってしまうのは「この世界との干渉」を避けつつも子供の危機を見過ごせなかった葛藤ゆえか。現実としてアローンを変化させ破壊活動をブーストし、この落下鉄骨とは比較にならない危険を街中に振りまいているのに、いざ目の前で命が失われるのは見過ごせない。まあこれもよくあるパターンですが、おそらく彼女はこの事故をきっかけに自分がしている事の大きさ(理不尽さ・身勝手さ)に気付いたのではなかろうか。
自室に戻ったれいは鳥籠のオウムに優しい表情で語りかけていました。寡黙で通す日常の反動のように言葉が溢れてくる。やはりこれが本来の表情なのでしょう。生活感のない室内、椅子一つのテーブルは彼女に家族がいない事を窺わせ、一時の仮住まい的な雰囲気の部屋にオウムを飼っているのはせめてもの慰めか。オウム返しでも話し相手になってもらえますし。てな所へ喋るカラスが登場。

夏場に不自然なマフラーを外した首筋に刻まれた7つの赤い羽根。配置からしておそらく3枚消えた所で、それは今まで撃った芋羊羹の数と合致し、つまり羽根1枚で芋羊羹1発、シャワー中に自身で語ったとおり残弾7発という事が判ります。このペースだと撃ちつくすのは終盤で、さすがに撃ちつくす前に仲間入りって事は無い(共闘のしようが無い)と思われますが…あかねの全力全壊友情アプローチにれいの心はぐらぐら揺れてどうするどうなる? ってのが見どころ? というか撃ちつくした後のれいはどうなってしまうのだろう。カラス曰く「アローンを変異させるのはあなたの心」との事から芋羊羹は「れいの心」であり、またこのテの特殊能力はリミットを超えた時のリスクがお約束なので何らかの変化は起こるはず。まあカラスの誘惑は九分九厘ブラフっぽいので成否に関わらず使い捨て、仮に示現エンジンを破壊しても元の世界は戻らず「話が違うじゃない!」「何の事かなフフフ」みたいな流れも見える見える。などとれいの背景が明らかになり始めるシリアス場面でもケツや脚への拘りを忘れない映像は天晴れ(笑

シャワーシーンは例によってスチームジャミング絶好調、軽く湯気消ししてみましたが無駄な抵抗でした(笑。ここで胸元の「鍵」、首の羽根を強調。湯上がりの机に転がるスマホはまさかのプラッチック粘土仕込み。

「私の使命は示現エンジンを破壊する事。なら別にアローンを使わなくても…」
股間アングルから警備員を倒して拳銃を奪取したれいは示現エンジンの外壁をロープで登り…世界のエネルギーの95%を担う超重要施設の割に女子中学生一人であっさり侵入できちゃうものですが気にしてはいけない。すると無人のセキュリティロボットが壁面のれいを襲う! 闇を舞って小銃を掃射しロボットと戦うれい、投げたスマホを撃ち抜いてドカーン!は風呂上がりの机で細工していた物? やり口がマンマテロリストです。しかし闇に紛れたテロ活動に学校の制服を着ていくってのはどうなのか…他の服を持っていないという意味だったりして?
全数撃破されたロボットは後に回収されても映像データを引き出せず犯人は不明。それをして「スタンドアローン機として云々」と辻褄合わせ…全自動の空飛ぶセキュリティロボットを作れる技術があるのならアラートと共にセキュリティセンターへライブ映像を送る機能など5分で追加できそうなものですが気にしてはいけません。

一方夜の海へドボン!のれいは翌朝海岸に打ち上げられ、見つけたあかねが自宅で保護。ドアを開けると業火に飲まれる両親の回想映像は示現エネルギーの暴走によるものらしく、そして「この世界」の示現エンジンを破壊すればそれを回避できるという事は、つまり「れいの世界」は「この世界」の未来? それとも「示現エンジン」とは「れいの世界」から「この世界」へエネルギーを吸い出す装置で、「この世界」の反映は「れいの世界」の犠牲によって成り立っている、つまり完全な並行世界なのかも?
なんて回想(夢)から目覚めたれいはさっそくあかねの天然ジゴロにやられまくり。「れいちゃん!」「!」「えへへ~、れいちゃんって呼んでいい?」とノーブレーキの牽引力を発揮しまくり。あかねの「えへへ~」はアホっぽいけどこの表情を向けられたら大抵逆らえそうもない(笑

「私にできる事だったら何でもするよ」
「でもそれは、周りの人や友達を困らせる事じゃなければだけどね」
自分の思いを通すため他の世界を犠牲にする。この葛藤に対するあかねの答えはじつに明快で真っ直ぐ、しかし今のれいには非常に辛い言葉でした。この世界を犠牲にして助かっても両親は喜んでくれるだろうか? そんな不安に思わず「鍵」に縋るも…無い! ここであかねの前にも関わらず感情を露わにしてしまう辺りれいにとっての「鍵」の大きさが窺えます。
そしてアローン襲来の報を受けて出撃のあかね、他のメンツはサッサと変身して現場へ急行中です。今回は誰も変身バンク無し!? それどころかアクションシーン丸ごとオミットとは。そこ省略しちゃダメだろう?

あかね宅に残されたれいは例のカラスに促されてお仕事へ。回想シーンの焼け焦げたドア枠が悲しい。自分の世界を取り戻すためには矢を撃たなければならない、でも…と辛い葛藤に押し潰されながら羽根弓を絞り芋羊羹を発射!…できませんでした。満身創痍に加えて心の迷いが発射失敗の理由? 「アローンを変異させるのはあなたの心」ってくらいなので心がグラついたら撃てないのも道理です。そのまま倒れたれいの横で消えていく弓&矢、今回の失敗も首の羽根に反映される(消費される)のだろうか?
そして本日二度目の飛び起き。失くしたはずの鍵を手に取って感涙のれいは新聞配達から戻ったあかねの言葉や着替えた様子からして倒れてから一晩意識が無かったようで、やはり心身共にかなり追いつめられていた感じ。とはいえたっぷり休んだおかげで体調も回復? 次のカットでは起き上がって着替えを済ませ…ショーパンをグイッ!と上げてはみパンを再現する拘りは笑った。

「これ以上、私に優しくしないで」
みんなで探したれいの鍵。大切な鍵との再会&みんなの思いに瞳を潤ませるれい、「良かったね!」と真っ直ぐな満面笑顔を向けるあかね。しかしその勢いでサマースクールの班分けに誘うもキッパリ断られてしょんぼり。ここで関わりすぎてしまうと決意がグラつく、迷いを振り切るようにグッと握り締める拳…などなどド王道な流れに少々苦笑いながらも、いつも元気なあかねのしょんぼり顔にはクるものがありました。表情変化の間も効いてます。

そんなあかねは母ちゃんが入院中の病院「熱海メディカルプラザ」へ。病室に入って「いらっしゃい」と迎えた母ちゃんは予想外に元気というか、重体レベルかと思っていたのに普通に会話していてちょっと拍子抜け。まあ一見元気なようで…って事なのでしょう。れいとの一件をしょんぼり顔で報告すると両手を開いてウエルカム、ムネに抱き締められ頭を撫でられ母性あふるるアドバイスを聞いたあかねは笑顔を取り戻し、それを見ていた妹ちゃんもダイブして笑顔の締め。仲良し母子のスリーショットはじつに微笑ましいけどフラグにしか見えないのもまた。日頃あれほどしっかり者の妹ちゃんも母ちゃんの前では子供である事を隠さない。まだまだ母ちゃんに甘えたい年頃、それだけに普段どんだけ頑張っているか判ります。あかねはあまり苦労掛けないように(笑
今回のEDはれいがソロで歌う「ありふれたしあわせ」。階段で一人佇む孤独感はいかにも、黒い羽根を散らすカットも物憂げで切ない。早くみんなで歌えるようになるといいね。
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