2013-02-11(Mon)

プリティーリズム ディアマイフューチャー #44 情熱レボリューション

「情熱のシンフォニア」へリメイク完了&アクト発動! 

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情熱の原点を思い出したみあの覚醒。

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崩壊寸前のプリズムショー界を救うため「グレイトフルシンフォニア」の上演を決意した阿世知社長はその前段階として「シンフォニアセレクションファイナル」の開催を記者発表。そして厳しく生々しい質問に一切答えず上演後の社長辞任を宣言。今さらグダグダ言い訳をしても世間は納得しないでしょうし、ならばスッパリ辞任というのは妙にリアルな対応ですが…せめて八百長疑惑については本編中でフォローし汚名返上して頂きたい。本シリーズの実質ヒロインが「汚れたクイーン」のままで終わってしまうなんて気の毒すぎ。

さてその「シンフォニアセレクションファイナル」はチーム戦なのに個人戦という少々変わったルールでした。DMFには個人対戦の概念がほとんど無く、また現時点から個人対戦トーナメントを組む尺も無く…言ってしまえば「誰が選ばれるのか?」など最初から決まっているようなもの、正直なところDMFの対戦形式を利用した尺稼ぎ?くらいの印象で、一年通しての最終段階なのに気分があまり盛り上がりません。会見ステージでのせれのんKの立ち位置なんて思いっきり数合わせポジションでしたし。ここでみあは衆目の前であいらへ宣戦布告。「かかってきなさい!」と言わんばかりのあいらの表情はラストへの振りだったのだなあ。

てな記者発表をTVで見ていた月影先生の意味深な表情でアバン引き。相変わらず要所要所で美味しい所を持って行く人です。おそらくこの時娘の覚悟を見て例のアイデアノートを渡す気になったのでしょう。最後の最後に出てきた「爆弾」が先生の意図したものかは判りませんが、頃合い的に「純さんとの関係」を明らかにすべきと判断した結果とも思えます。

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「何でって言われても…何でだっけ?…忘れちった!」

ハードルを上げられて不機嫌のみなさんはみあへ「あいらに拘る理由」を訊くもこの調子、これは今回みあが見せた「革命」の振りになっているものの描写がギャグチックすぎて唖然。こういう芸風は確かにみあのキャラクターで、山場に来てもキャラ性を貫く姿勢は評価すべきなのかもしれませんが…この終盤の重要なポイントでこのギャグタッチはあまりに軽すぎ、あいらへの拘りも「その程度なの?」と思ってしまう。

かと思うとスタジオに訪れたMARs(あいら)相手のやり取りでは「プリズムショーへの思い」を覚えていたり、というか前回の逆境ステージにて叫んだ「思い」の原点を忘れているってのがそもそも不自然な振りだと思う。それをステージのジャンプ中に思い出して一気に革命!の流れは覚醒描写としてかなり鮮烈でしたが、その前提がどうにも不自然なので絵面以上のものを感じられず残念。

「私も一番を目指す」

スタジオシーンで良かったのはあいらの今の心境をきちんと見せた事。今まで他人との争いを意識してこなかったあいらがみあの情熱に触れて「一番」を目指す気になった。みあのライバルとしての立ち位置を明確にしたのは良かった。とはいえこれもまた前提が薄いためいまいち心に響かないのだなあ。その経緯の絶対的描写不足に加え、シンフォニアに取り憑かれ遺跡で立ち止まっていたあいらを「みあの向上心・一番を目指す気持ち」が救ったってならともかくそれすら無かったのだから。こういう終盤を迎えるつもりならお遊びはほどほどにして、もう少し二人の絡みを描いておかないとどうしても取って付け感が生じてしまいます。現に第一話以来つい最近まであいらへの拘りなどほとんど描写されていなかった訳で。

みあのMARs越え宣言に盛り上がる中でちょっと待った!のみなさん。同グループとはいえ個人戦なのでライバル同士、私だって負けない!…ってのは判るのですが、始まる前から結果が見えてるメンツのこういうセリフは聞いてて辛かった。結果が判っている中でどう盛り上げるかが子供アニメ制作の腕の見せ所なのに、ドキワクゼロどころか返って白けてしまったのはみあのレールだけ敷きすぎているせいでしょう。

「一つ約束して頂戴。あなたたちのグレイトフルシンフォニアを作ると」

その一方月影屋敷を激高して飛び出す社長のカットから謎の封筒を受け取る純さん。月影先生もお人が悪い(笑

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「それは違うぞ!」

みあ&ヘインのリメイク失敗について話し合うデザイナー二人。すっかり仲良しだなあ。てな所へ現れたみあは難しい事考えず成り行き任せの高笑い…すると叫び声と共にトランプがカカカッ!と刺さってプリズムエース様来たー! 床に刺さったカードが開くとその4枚は全てエース、すなわち革命! なーんて凄いシナリオだなあ(笑

「溢れる情熱を一兆度の炎で燃やすんだァァァ!」

それがユアレボリューション! それがマイレボリューション! というか一兆度のくだりでゼットンの火の玉を思い出したのは私だけではあるまい。

というわけで開幕したシンフォニアセレクションファイナル。終盤のキーキャラと勝手に予想していたヨンファが普通にMC役でどうしたものか。さらに不憫なのはいつきくんでゆいなとの恋愛ネタでちょちょいと出番があっただけ、ラブミックスの二人は結構鳴り物入りでデビューしただけにもっと本筋に絡んでくると思っていたのに。とはいえいつの間にか姿を消したコーリングスよりマシか(笑

「今日のショー。このリンクで試してみたい事があるんだ」

今回の会場は思い出の横浜モール。うわ懐かしい! MARsが育ったリンクを眺めながらあいらの言葉はじつに深かった。

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三人の衣装はAD時のプリズムクイーンカップで着たコーデでした。ADファンにはこれだけでも感涙だというに…ケセラに乗りながら飛んだプリズムジャンプの数々にさぶいぼが止まらない。オーロラライジングファイナル、エターナルビッグバンからビューティフルワールド、そしてオーロラライジングドリームと一年前の感動が蘇ってきます。まさかこの最強コンボをDMFで見られるとは!

MARsが始まり育ったリンクで、MARsが持てる力の全てを出し切った、MARsの集大成とも言える今回のステージ。きっとこれらのジャンプは各々自身が「一番」と思えるジャンプなのでしょう。あいらはこれを後輩たちに見せる事で越えるべき壁の高さを示し、と同時にプリズムショーの煌めき=みあたちの原点を示した。そんな思いを受け取るように宙を舞いながら「一番になりたかった理由」を思い出すみあの表情も良し良し。

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対するプリズミーのステージはかりん「ギャラクティカギャラクシーダイブ」、あやみ「ワールドラブキューピッド」、れいな「ときめきメモリーハート」と新ジャンプを連発。かりんのエフェクトが超キラキラで凄かった(笑。メモリーリーフ系のアレンジジャンプは今回が初? 前の二人がキラッキラだったので少々地味に見えちゃって気の毒だったかも。などなどプリズミーとしての存在感を示しながら、しかし続くみあの覚醒に全て持って行かれてしまった感じ。自分の原点を思い出したみあの回想からどっかーん!と壁を破ってレボリューション、エボリューション5まで進化したフューチャースターをレボリューション(革命)で締めたのは素直に上手いと思いました。

そして蝶の羽根の輝きに包まれたドレスは「情熱のシンフォニア」へリメイク。名前どおり「情熱」を感じさせる赤いドレスはみあによく似合っています。というわけでこの覚醒シーンはメインキャラとして最高の見せ場でしたが、なぜみあだけリメイクできなかったのか?がいまいちよく判らないため、勢いで見られた初見時以降はどうしてもご都合シナリオに思えてしまってよろしくない。またこの流れだと他三人がみあの前座にしか見えないのが辛い。

わらわらと集まったファンコールの第一位はみあでした。MARsもプリズミーの他3名もアクトを飛ばず、アクトを飛んだ覚醒みあの一人勝ち。どうにもガチンコ感が薄い結末なのだけれど、プリズミーの前座メンバーはともかくMARsはあえて今回のプログラムを選んだ訳で、MARsとしての拘りを通した結果だけにあいらたちは負けて悔い無しでしょう。次世代へのバトンタッチという意味も込めて。

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あいらに勝った事で鼻高々のみあ、他三名は負けた悔しさを噛みしめながら完敗を認め…このシーンもまた少々茶番っぽく感じてしまった。結局ここへ至るまでのキャラ描写の薄さが全ての原因でしょうね。まあ終盤の主人公ブーストが極端すぎるってのもありますが、どの子もみあを脅かす存在に成り得ていなかった。プリズミーでこうなのだから次回のピュリティはもっと…。

「ありがとうございます」
「あいらさんがここまで連れてきてくれた…」
「だから、ありがとうございます!」

自らの原点を思い出し、憧れた先輩を越えられた喜びを素直に示すみあ。一方あいらは自分の影響でプリズムスターを目指し始めた子の逞しい成長に涙を浮かべる。あいらvsみあの非常に綺麗な決着ですが、プリズムショーの描写どおりいかにも世代交代を窺わせる雰囲気にADファンとしては少々寂しい思いをしてみたり。その後の「あ・い・ら」はどうしたものか(笑

さてそんなこんなで最後の爆弾。欽太郎が残した(死んでません)アイデアノートのラストページが無いのは「あなたたちのグレイトフルシンフォニアを」と告げた月影先生の仕業? 結末は自分で考えなさい的な。それはともかくアイデアノートに挟まっていた一枚の写真、純さんの赤ん坊時代の写真が私的今回のハイライトでした。ここへ来て純さんの出自が!? 少女時代の今日子と赤ちゃん純さんの初対面シーンに感じた違和感は気のせいではなかった。月影先生はもちろんの事、純さんも真実を知っていて、この土壇場で今日子に知らされた事が本筋にどう影響するのか楽しみのような恐ろしいような。

     

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No title

今回は、色々象徴的な回だったと思います。
勝負物・バトル物としては、納得いかない意見も多いと思われます。そもそも、一人の勝者を出すのに、ユニット勝負というのがおかしいというのはご指摘の通り。ショー自体も、ダンスを減らしてジャンプの連続というのはせわしない。ユニットによるプリズムショーの弊害だと思います。
しかし、あいらが、MARsが、オーロラドリームとしての最大限を尽くして勝負に挑み、それに火をつけられたみあが情熱のアクトで返す・・・これは、勝負の形をとったオーロラドリームからディアマイフューチャーへの引き継ぎだったのかなあと。よく出来てたけど、物語の終わりを感じさせて、何だか寂しくなりました。
今回のみあやらエース様やらがやっぱり能天気なのは、DMFの作風に準じてるから、もうこれでいいと思いますw社長やJUNさんの深刻さとは噛み合わないような気もしますが、もうそのまま突っ走れとw

No title

どうも納得できませんねー。MARsがみあに負けるなんて。確かにDMFの主人公であるみあが勝つのは仕方ありません。しかし、MARsがオーロラライジングファイナル&ドリーム・エターナルビックバン+ビューティフルワールドという思い出のジャンプ(BGMはYou May Dreamが良かったけど)を跳んでさえも勝てないのはちょっと…私の中では、1位 MARs・2位せれのん&かなめはずっと変わっておらず、プリズミーとかは次元が違うと考えているので、今回のはショックでした。MARsのほうが上だけど、みあが勝ったみたいな作りにしてほしかったです。次回勝つのは十中八九ヘインなのもなぁ~。決勝ヘインが勝ったら本当になんなんだと言いたいです。

グレートフルシンフォニア、コーリングスもラブミックスも参加してほしかったです。

純さん、見た感じ阿世知家と血が繋がって無さげですが、じゃあなぜ欽太郎のノートに写真があったのか?じゃあやっぱり純さんと社長は結婚か?欽太郎が欲に走った原因はケイで、一番悪い人では?などなどあと7話くらいでまとめられるか心配です。
 

れすれす

>通りすがりさん
今回のシンフォニアセレクションファイナルは明らかに結果ありきの大会に見えてしまうのが辛い所。本文中に書いたとおり今大会はみあ以外の勝ち目が想像できず、試合前後のやり取りすら茶番に思えて、試合に関しては全く気分が盛り上がりませんでした。みあの覚醒経緯は悪くないだけに残念。

コメディタッチはDMFの作風と判りながら、やっぱりギャグにしちゃダメなシーンってあると思うのですよ。「忘れちった!」のシーンは本気で唖然としましたもの。月影先生ばりに深刻な顔をしろとは言いませんがもう少し何とかならなかったのかと。忙しい日常に追われて自分の原点を忘れてしまうってのはよくある話ですが、今回の描写だと「どうでもいい事だから忘れちった」ようにしか取れませんし。

>りずむ好きさん
勝負を決する「ファンコール」というシステム自体がプリズムクイーンカップ等のガチンコ勝負を連想させず、また今回はアクトの有無が結果に直結していたため、私的にはMARsが負けた実感がほとんど無かったり。そもそもADキャラとガチンコの実力勝負だったらDMFキャラに勝ち目は無く、しかしてDMFの子たちをメインに持って行かねばならないため、その苦肉の策がファンコールシステムかと。これを上手く活かせば「勝負に勝って試合に負けた」的な演出もできそうですが以下自重。

純さんの両親は何者なのか?が今後の展開に影響を…与えるにしても残り尺が少なすぎて結局尻切れになりそうな予感。欽太郎のノートに挟まっていたくらいなので純さんの親は欽太郎関係者でしょうけど、ではなぜそんな曰く付きの子供を月影先生が育てていたのか?不思議な話。ううむ。

グレイトフルシンフォニアのセンターで元祖無限ハグをキメるショウさんを見たい(笑
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