2013-02-13(Wed)

ドキドキ!プリキュア #02 ガーン!キュアハートの正体がバレちゃった!!

何でもかんでも一人で背負ってすり減るばかりの幸福の王子。

doki_02_00.jpg

「あたしはあなたのツバメにはなれない?」

doki_02_01.jpg

「あたしの体、キュンキュン動く!」

前回ラストの初変身から一週間待ちに待った今回冒頭はキュアハートの初アクション。襲いかかるイーラをひらりひらりとかわすアクションに後の振りとなる清掃用ゴンドラを落とす描写を交えながら、プリキュアへ変身した効果を「軽い!」の一言で表す流れは開始数秒でさぶいぼ全開。続いて焦れて飛び出したマーモの蹴りをひょいひょいと避けるカットはマーモの脚をきちんと視認しながら避けているという芸の細かさに感心しきり。

そこからビュン!と宙に舞い、ゆったりとした動きから「ちょっと飛びすぎたかな?」とパワー制御の不慣れさを見せ、着地した手すりでおっとっと→イーラ&マーモの攻撃をジャンプで逃げ、飛んだ先の避雷針にしがみついてようやく一息。などなどイーラの振りかぶりから避雷針くるりんまで緩急取り混ぜたノンストップアクションは見応え十二分。これこそ河野作監回の醍醐味であり、氏の持ち味を生かしまくった超絶アクションは瞬きすら惜しい。こういうのを見たかった!

「世界はキングジコチュー様を中心に回っているの」

なかなか手強いキュアハートを前に人質作戦のイーラ&マーモ。前回はカニのハサミでギリギリ締め、今回は地上999mにてこの所業と、本作の悪役チームは非道な事を平気でやりやがりますね。キングジコチューだからどんな汚いやり方もアリという理屈は妙に納得してしまった(笑

doki_02_02.jpg

「私を助けるためにその子が命を投げ出すと思ったら大間違いよ」

目を覚ましたキュアソードは決してひるまず助けを乞わず、眼前のキュアハートなど視界にないように自力で危機から脱出→渾身の力を込めてジコチューを放り投げ! ダメージを窺わせながら力を込める表情、重さにひしゃげる手すり、そして道連れに落ちていくソードを追って飛び出すハートの動きなどなど私の視線は釘付けです。「考えるより先に体が動いてしまう」というマナの設定がきちんと映像から伝わってきました。とはいえ少しは考えないと命がいくつあっても(笑

自由落下しながら伸ばした手は一旦届かずフレームアウト、そこからグッと伸ばしてソードの手を掴み、さらに反対の手を伸ばしてゴンドラワイヤーを掴む動きもハートの強い意志を感じさせます。何が何でも助ける!みたいな。そのワイヤー掴みは見るからに痛たたた!…何か本作のアクションは初代のノリを思い出させますね。掴んだワイヤーがお約束どおり切れて落下の着地もきちんと個性的、というかハートの不慣れさが表れています。

追って落ちてきたジコチューの心の声を聞いたハートは持ち前の博愛精神で救出を決意し、すると左胸のハートから目映い光りが発せられ…暴れた怪物を「倒したい」のではなく純粋に「助けたい」という心の動きをきっかけに必殺技が発動するってのはじつにマナらしく暖かい。このきっかけもキャラによって違っていたりするのかも? 前回のソード必殺技に「助けたい」という意思は見えませんでしたし。

doki_02_03.jpg

「あなたに届け、マイスイートハート!」

出現したラビーズをコミューンにセットし指でハートを描いて発動した必殺技は…「マイスイートハート」でいいのかな? 技コール頭に「プリキュア!」って付かないと何か違和感(笑。くるりと一周回って投げキッスならぬ投げハートはビームと化してジコチューを浄化、ソードに続いてあっさりした必殺技は少々拍子抜けなれど逆に今後の技進化を予感させます。私的には短くてもバラエティに富んだ必殺技・コンビネーション技をいろいろ見てみたいのでそっち方向への進化を期待しときましょう。

浄化されたジコチュー(プシュケー)は前回同様ピンク色に戻り、助けてもらったお礼を言いに来ているかのようにハートの前で暫し羽ばたくと持ち主の所へ戻っていきました。壊れた施設は虹色の謎の光によって復帰、つまり本作は「戦闘エリアが隔離されず実際に壊れる」けれど「痕跡は残らない」システムのようです。今回チラリと描かれましたが巻き込まれた一般人の記憶リセットまでは行っていないため、プリキュア姿を一般人に見られ続けるとフレッシュのように世間公認の存在になる可能性もありますね。ジコチューとの戦闘時にTV中継が入ったり…その番組中にエースティのCMが流れちゃったり?(笑

「言ったはずよ。あたしたち友達でも何でもないって…」

笑顔を向けて友達宣言のハートをスルーしサッサとお帰りのソード。あんなの戦いのうちに入らない、奴らが本気で攻めてきた時あなたは本当に大切な人を守れるの? と取り付く島もありません。初回冒頭で見せた「守れなかった」悔いには、おそらく以前いたであろう「仲間」の事も含まれているのでしょう。謎の新人キュアハートを仲間とすれば否応なく戦いに巻き込む事になり、最悪の場合は…だからソードはハートの笑顔を拒絶したのではあるまいか。新しい遊びに誘うのとは訳が違う重み、戦いに巻き込むにはそれなりの覚悟・信頼関係が必要で、今のソードにはハートに対してそれがまだ無い。

「これってどうやったら元の姿に戻れるの?」

呼び止めて何を訊くかと思ったらよりによってそれかい!(笑。これまでのシリーズでは特に説明もなくシーンに応じて何となく変身解除していたけれど、初変身した当人的には当然の疑問であり、視聴者的にも疑問だったり。

doki_02_04.jpg

そして何となく元の姿に戻ったマナを心配顔で迎えるみなさん。変身解除についてツッコんでおいて答えを見せないってのがナントモ(笑。カニの怪物はよくわかんない、いつの間にか直っているエレベータは夢? と明らかに妙なテンションでごまかすマナの嘘を六花が見逃すはずがありません。疑惑たっぷりに見つめる表情が良すぎ。

「さようでございますわね、幸せの王子」

他人の幸せばかり考えて自分をすり減らすマナを「幸せの王子」に例える六花。対するマナは「すり減ってなんかないよ」と笑顔で返し…これらのシーンでやたら髪をいじる仕草が気になっていたのですが、山口氏のツイートによると「マナが嘘を吐く時のクセ」とのこと。こういうネタをわざわざセリフで言わさず、描写を通して視聴者に感じさせる作りは非常に好感が持てます。そしてこの「幸福の王子」はクライマックスへの前振りでした。展開の主軸に童話ネタを入れ込むお手本のようなシナリオです。

「あたし、プリキュアに変身したの」
「はい?」

もはや黙っていられないマナの告白はカメラがスッと引いた数秒の沈黙で六花の心境をまず映し出し、そこから「トランプ王国の~」の説明を童話繋がりの冗談と勘違いしたか「だったら私は白ウサギの後を追いかけて~」とアリスの冒頭で切り返す六花、その言葉から六花の真意(話を信じていない)をきちんと認識できるマナ…このシーンはシナリオ・演出共に秀逸でした。全国模試シングルらしい六花の会話センス&それに付いて行けるマナの柔軟性、きっとこの二人は普段からこんなハイブロウな会話をしているのでしょう。付き合いの長さ深さを感じさせるツーカーっぷりがこれでもかと伝わってきます。とはいえ「で、プリキュアって何?」くらいの軽いツッコミは欲しかったかも。

doki_02_05.jpg

六花のただいまからさよならまで、マナの家族のリアクションはいかにも家族ぐるみの付き合いって感じ。これもグダグダ説明セリフを吐かせず絵で見せ、次のカットでマナ&六花が長い階段分離れているだけのご近所さんである事を一目で示す。よくある隣同士では無い所もポイントだったり?

相田家が経営する洋食屋「ぶたのしっぽ」店内のシーン。帰るお客さんにきちんと椅子から立って笑顔で挨拶する様子を見るに躾の良さや看板娘的立ち位置を感じさせます。この雰囲気ならお客さん絡みのエピソードも自然に入れられそう。

思い切って話したのに信じてもらえなくてしょんぼりのマナ…をきちんと気に掛けている父ちゃん。「まずオムライス食べな(違」とスペシャルオムライスを差し出し、それを一口食べたマナは満面笑みで元気復活! 食事を美味しそうに食べる子は良い子です。ともあれ元気復活したマナへ父ちゃんの一言「お前に元気が無いとみんな心配になる」…片っ端から自分一人で背負って回るマナは自分の事が見えていない節があり、自分がどう見られているかにも無頓着っぽい。困った人を見つければ一目散に助けに走るくせに逆の場面を想像しない。呆れて帰った口うるさい親友は心配しているからこそで、ならばきちんと話して判ってもらえばいい。

「にゃあ~!」

ネコの鳴きマネ一発で窓から顔を出す六花はよく訓練されています(笑。夜分に伺う口実に手土産を(わざわざ父ちゃんに頼んで)持参するとは良くできた子、というかこういうディティールの丁寧さに痺れます。普通は窓に小石コツンで済ませちゃうのに。しかし二階の六花が降りてきた時にはマナの姿は無く…赤い目が光る謎の風呂敷に襲われたマナの運命や如何に!?

doki_02_06.jpg

「プリキュアの事は誰にも言っちゃいけない決まりシャル~」
「どうして?」

風呂敷怪人(?)の正体はご存じの通り妖精たちでした。初対面のラケル&ランスに正座でご挨拶のマナが礼儀正しいかわいい(笑。ここでこのテの作品お約束の正体隠しについてあれこれ。例に漏れずプリキュアシリーズも「正体がバレてはいけない」のですが、その理由・正体バレのデメリットについては何となくボカされている事が多い。子供に言い聞かせるが如く「ダメなモノはダメ」的な。今回のこのシーンでもマナの疑問に対し妖精たちはジコチューの狙いや戦士プリキュアの云々で返し、また茶を濁すか? と思っていたら「それは判ったけどどうして言っちゃいけないの?」と食い下がる。まるで私の心の動きを読んでいるかの如く切り返しに溜飲が下がりまくりです。と同時に疑問を疑問のままで終わらせないマナの性格も窺えて良し。

「秘密を話せばその人も戦いに巻き込む事になってしまう」

語られた理由は本作の「戦士」に対するスタンスを明確に表したものでした。遊び半分では無いガチの戦い、情け容赦無いジコチューとの戦いに人を巻き込んではいけない。他者最優先のマナにとってその言葉は非常に重く「わかった」と即断…確かにこの子ならそう答えるでしょう。第二話にしてこう思わせてしまうキャラ立ちは凄い。

「言えるようになったらちゃんと教えてね。私待ってるから」
「あうう!」

明けて翌朝の登校シーン。階段上がりで待っている六花を見つけてギクッ! するとマナは整えたばかりの髪をいじって気まずさ全開でありました。てな様子を見守る家族はマナの動揺がバレバレで、もちろん六花も気付いているだろうにあえて触れずにマナを信じる。一方マナは六花の言葉にいちいち良心を痛めちゃったりかわいいったらありゃしません。どっちも良い子すぎて見てらんない!(良い意味で

doki_02_07.jpg

朝の挨拶運動に立っても落ち着かないマナはダッと木の陰に隠れ改めて告白を決意! するもシャルルの警告に固まり…隠し事はできないvs巻き込みたくないの葛藤を解決できず思いっきり挙動不審なマナ、その様子を心配げな表情で黙って見つめる六花が辛い。ここで「だから何なのよ!?」と問い詰めたりせずあくまでマナの意思に任せている辺り尋常ならざる信頼関係を窺わせます。どんだけマナを好きなのかと。

てな具合にセリフより映像を重視する作りは私的には楽しくて仕方が無いのだけれど、映像から積極的に解釈しないと状況や心境が理解できなくなる弊害もあり、また白ウサギのくだりのように見る側に相応の知識(と言ってもせいぜい中学生レベル)を求めるセリフ回しも気が抜けず、つまりボーッと見ていると面白さのほとんどを見失ってしまう作品だとは思います。正直言ってこれらは未就学児には難しそうで、あまり凝りすぎると小さいお友達からソッポ向かれてしまうかも。

今回のジコチューは遅刻寸前の信号待ちで「信号を好き勝手に変えたい」という心理でした。こんな些細な事で!? 例によって一旦自省しプシュケーの淀みも収まりますがイーラの囁きで一気に黒化→信号ジコチュー発動! 自省している&実行していないので当人に責任は無く、あくまで「誰にでもある自己中な考えが頭をよぎった瞬間」をジコチュー勢がブーストする形です。また「信号を好き勝手に変えたい」=「信号は守る」ってのもポイントか(笑

正門前の長い坂にジコチューが現れると生徒たちはもちろん騒然、赤信号ビームを発射しながらのっしのっしと坂を登ってどうするどうなる? って所でマナが現れ…またしても一人で背負う気まんまんのマナへ六花がついに口を開きます。

「あたしはあなたのツバメにはなれない?」

ここで「幸福の王子を辞めて!」と言わずにこのセリフは参った。利他的な献身奉仕に異議を唱えるのではなく、あくまでマナの意思を尊重し、手伝いを名乗り出る覚悟の深さたるや。王子の目をくり抜き、金箔を剥がし、みすぼらしくなっていく姿を見るのはツバメにとっても非常に辛い事だけれど、王子のためならその辛さをも厭わない。もちろん六花は殉死の結末も知っていて、と同時に行為の高潔さも知っていて、それらをひっくるめて同じ道を歩む覚悟を示した。これはもう友情というレベルを超えているような気がします。簡単に言うと「あなたのためなら死ねる!」ですもの。比喩の判りにくさに加えてこのヘビィな友情表現は私的にはクるモノがありますが、重すぎてダメな人にはダメかもしれません。まあ私は楽しいからいいんですけど(ジコチュー

この一連シーンは六花の表情変化がじつに素晴らしかった。何も聞かずに心配を募らせ、堰が切れたように感情を爆発させ、決意の表情をじっと向ける。対するマナは六花の覚悟をしっかり受け止め「手伝って!」と自らも覚悟を決める。いやはや地味に熱い熱い。

doki_02_08.jpg

というわけで六花の眼前でラブリンクからキュアハートへ。百聞は一見に如かずと申しますが目の前で変身されては「ありえない!」と言いつつも信じるしかありません。信号ジコチューの横っ面を張り倒す一撃はスピード感もあって良し、ガコーン! てなSEも良し良し。ところが立ち上がったジコチューはなかなかの強者で、張り手一発でハートを吹っ飛ばしておっとっとの所へ例の赤信号ビームを放って停止! そしてそのまま踏み潰そうと赤く固まったハートの所へゴー!

「おしてください」

キュアハートを起こそうと叫ぶ六花は信号ジコチューのケツに黄色い箱を見つけ…集中線に囲まれた信号の押しボタンには思わず笑ってしまった。ボタンを押そうとおずおずと付いて行く六花もいい味でした。そしていよいよ指が届く!? というタイミングで振り返られ、赤信号ビームを浴びるもボタン押しは成功…するも押してすぐには変わらない罠(おまちください

勝負は信号待ちタイマーとの戦いとなり、しかしギリギリ間に合わない!? するとネコが飛び出てきて…ここはネコじゃなくてネコ目のプリキュアが飛び出せば六花への顔見せも済み、カニ戦のリベンジにもなり、プリキュア同士のフォロー合戦(一人では戦えない的な)を描けたような? でも今回は六花に救われたハートが倒す事に意義があるのだなあ。というわけで踏み潰される寸前に時間停止が解けたハートはビュッと逃げてマイスイートハート!

「本当の事伝えてくれて嬉しかったよ。ありがとう」

さんざん心配を掛けた罰に鞄持ちのマナ。まあ最初っから本当の事を伝えていたのだけれど、六花はそれを冗談と受け止め、マナは冗談で流されている事(=本当の事が伝わっていない事)を理解していたので、巻き込む覚悟を決めた後実際に変身を見せて(=本当の事を伝えて)…という解釈もアリか。俯瞰から見ると「信じてあげられなくてゴメン」の方が自然なのだけれど、あの話を頭から信じろという方が無理でしょうし、それを当人同士が自覚しているため、「ツバメを受け入れる覚悟」が出来ず結果的に六花の心配を引っ張ったマナが泥を被って痛み分け(これで両者の負い目は解消)から笑顔の交換で丸く収めたとも考えられるかな。ともあれ満面笑顔から後ろ姿のハーモニーで綺麗な締め…と思いきや空いたスペースにシャルルが現れて丸ワイプの引きは笑った。昭和か!

次回は六花(キュアダイヤモンド)の初変身、青いツバメ(笑)の活躍を期待しときます。

      

関連記事
スポンサーサイト

↓記事が役立ったら一票どうぞ。
にほんブログ村 アニメブログ 深夜アニメ

trackback url


この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

trackback

ドキドキ!プリキュア第02話 キュアソードとはなんだったのか

ハート「ちょっと待って!まだ聞きたいことが…!」 ハート「あの…これどうやって元の姿に戻るの…」 今までありそうでなかった疑問だなwwww 続きからどうぞ

ドキドキ!プリキュア 第2話「ガーン!キュアハートの正体がバレちゃった!! 」

バレちゃったというより自分でバラしましたね^^; 六花ちゃんそりゃポカーンですww マナは絶対ウソつけないタイプ、隠し事するとテンション下がっちゃうのね。 キュアソードがすご...

となりには君がいてくれる【アニメ ドキドキ!プリキュア #2】

Happy Go Lucky!ドキドキ!プリキュア(DVD付)(2013/03/06)吉田仁美 黒沢ともよ、黒沢ともよ 他商品詳細を見る アニメ ドキドキ!プリキュア 第2話 ガーン!     キュアハートの正体がバレちゃ...

ドキドキ! プリキュア 第2話「ガーン!キュアハートの正体がばれちゃった!」

2話目はキュアハートの初の戦い。 そしていきなり正体バレです(笑) 歴代でも一番大胆なバラし方だったようなw

ドキドキプリキュア! 第2話ガーン!キュアハートの正体がバレちゃった!!

(プリキュアシリーズ通算 439話) 本文はメインブログ(しるばにあの日誌)にて↓ http://yasu92349.at.webry.info/201302/article_16.html 注意事項 こちらからはメインブログでTBをお

ドキドキ!プリキュア 第2話「ガーン!キュアハートの正体がバレちゃった!!」

ドキドキ!プリキュアの第2話を見ました。 第2話 ガーン!キュアハートの正体がバレちゃった!! マナを庇おうとしたキュアソードが魔美女マーモの出現させたカニジコチュー

comment form

管理者にだけメッセージを送る

comment

No title

1話感想にはあいにく乗り遅れましたが・・・ドキプリ、面白いですね。
細かいところは既に述べてくださっているので略しますが、一つ一つの描写から、それぞれの個性をブレずに表現する見せ方が素晴らしい。
願わくば最後までこのまま行って欲しいものです。

今回のレビューでなるほどと思ったのが、六花の「貴女のツバメにはなれない!?」発言について。

私は幸福の王子の物語をこの話で初めて知ったのですが、wikiで調べてからその悲しい結末にばかり目がいってしまい、「どうやってマナがその悲劇を回避するか」という事ばかり考えてましたが。

ある意味、立花はその悲しい結末も全部含めて「マナの意志として尊重する」覚悟があるわけなんですね。
そこまでは思い至りませんでした。
最後に残ったのが王子の心臓=マナの戦士としての名がキュア「ハート」というのも何かの符号を感じさせます。

メイン対象である児童には難しいかもですが、彼女たちが成長して童話の意味を知った時に、「ああ、こんな意味があったんだな」と思ってくれるといいですね。

推してください

本作の登場人物からは、人間の体温が感じられる。
六花、キミはマナの為なら何でもできるはず。

それにしても童話をうまいこと話に絡めるとは…
いやぁ、このアニメは本当に細かいところに気が利くね。

ランス「まずオムライス食べな」

プリキュアレビュー再開でございますか!
おとめカンゲキ!

この新キュア、予想以上に出来ますな。
nobumaさんも注目されているように、画面作りやセリフの回し方、その一つ一つに魂がこめられてますね。
まさに「神は細部に宿りたもう」の精神です。こういうのを見たかったんですよね!

二話に限っていてば、六花の表情や仕草が特に素晴らしかったですね。
マナの隠し事について本当は凄く心配だしもっと強く追求したい、でも親友としてマナがちゃんと話してくれるのを待ちたい、という落ち着きのなさが表情によく顕れててました。
で、引っ張って引っ張って積もり積もった挙句のあのツバメ宣言ですよ。あれでノックアウトされた大きいお友達は夥しい数ではないでしょうかw

あと台詞回しもいいですよね。
アイカツもまさにそうなんですが、セリフがダラダラしてないでスパッと小気味よい感じ。
個人的意見ですが、元々日本語ってのは大量に積み重ねる事に向いてない言葉だと思うんです。最近のラノベやアニメなんかだと、安直な比喩を多用した長ったらしいセリフやモノローグをこれでもかというほど敷き詰めていますが、ああいうのはとてもよくないと思うのです。
日本語は無駄なく、かつ広がりを持った表現というものに長けた言語だと思います。だから短歌や俳句のような形式が発展したんじゃないでしょうか。
ドキプリはちょっとクサいところもあるけど、短くまとめた言葉で最大限の効果をあげている点が凄くよいと思います。「今夜は食べていかないのかい」とか、絵と相まってどんな長台詞より雄弁でした。
本当に丁寧に作られていて、なんで去年はこれを(以下略)

ただし、丁寧に作られすぎていて、一見した華やかさ(これはこれで大切)に欠けているのは事実ですし、nobumaさんも懸念されているように未就学児にはちょっと伝わりにくい部分も多いと思いますのでそこが気になるところではあります。

あと、よく出来てるだけに、たまに出てくる腑に落ちない点点が目立ってしまうのも難点でしょうか。
ジコチューがネコに気をとられるところとか、ありすが影も形も出てきてないところとかですね。いっそありすをあの場に出してジコチューの注意がそれるとか……まだ学校の時間だから無理というのはわかっているんですがw

とりあえずスタッフに愛と熱意があるのはキュンキュン伝わってきましたので、今後とも一話一話を食い入るように見て行きたいと思います。

最後に一つ。かばん持ちの件なのですが、あれは六花に心配をかけたということが二人の間ではどんな落ち度より何より一番取り沙汰されるということとれますし、、
またマナも口ではああいっていたものの、あの表情を見るに、六花に心配かけたことに相当引け目を感じていて、罰というかたちで少しでも償いが出来る事に安堵しているようにも見え、総じて二人の関係が察せられる良いシーンだったと思っています。(個人の感想です)
こういういろいろな解釈ができるのは良い作品であることの証だと思っています。何で去年は(略)

長々と失礼致しました。
これからも力の入った感想をキュンキュンしながらお待ちしています。
でもご無理はなさらないようにしてくださいね。

挑戦に満ちたストーリー

どうもです。

手堅く、それでいて次回の展開がどうなるのか、期待充分な2話だったと思います。
個人的には、プリキュアが本来持っていたジュブナイルと男子向、特に特撮的なノリが良い感じに融合しているような気がします。

確かに、幸福の王子関連は小さいお子さんにはまだ分からない部分もあるとは思いますが、親御さんに質問したり、あるいは大きくなってドキプリを見直した時に「こんな意味があったんだ」と気付いてもらえれば、大丈夫なような気がします。

というか、何で前作より童話を上手く絡められてるのか。
あえて言うなら、この地ならし後のギャグ話に期待大です。フレッシュも、土台が固まってからの髪回でしたので(笑)

No title

ああ、5歳児だと幸福の王子や不思議の国のアリスを知らない可能性があるんですね・・・(割と本読みだったので、それには思い至りませんでした)。でも、幸福の王子はひたすら悲しい話だったというイメージだったので、こういう熱い展開に持って行ったのは目から鱗でした。ツバメになる覚悟=命をかける覚悟があるから、マナが手伝いを頼めたという流れに納得です。

マナは教育番組に出て来るお手本のような良い子なんですが、その性格の「デメリット」が指摘されたのがまたびっくり。主人公の短所をきちっと指摘するのは良い作品の必須条件ですが、それが単純に受け止めたら完璧っぽいマナの性格でやったのが素晴らしいです。

そして、六花が生身のまま参戦したのがお見事というしかありません。変身能力を持つ、勝てて当たり前・・・という子供時代の私のようなヒネクレ子供でも引き込まれたことでしょう。六花の覚悟に見合う描写だと思います。

巻き込む覚悟と巻き込まれる覚悟、ものすごく熱かったし、ものすごく感動しました。そして、ジコチュー=敵を「助けなきゃ」というマナの「目標」がわかりやすく示されているのもいいですね(スイートの『目標=和解』も1話から明らかなんですが、それを明文化しているのがスクラップ&ビルド感を感じます。ハートキャッチ同様に人の心が敵になりつつも、その人の心に『悪い要素』がちゃんとある、と同時に『抑えたい善の要素もある』ことを見せている事で、一方的な被害者でも加害者でもない位置に持って行っているのも良い感じ)。

うっかり長文になってしまいました。今年は楽しめそうで何よりです。

No title

幸せの王子の話はタイトルを忘れていたのですが、内容で子供のころに読んだのを思い出しました。まさか話の顛末までなぞったりしないよね…?と不安を覚えたのですが、nobumaさんの解釈もありかなと思えました。

童話をネタに話を展開するのは前作で大いに期待したんですけど(以下省略)

No title

立花がちょっと変わった人で驚きましたね・・・
ここまで強烈なキャラ付けは今までのプリキュアにありましたか?
次からもその不思議ちゃんっぷりを発揮してもらいたいですが・・・
立花主役回になることは間違いないですし。

れすれす

>X2さん
六花の覚悟を表すに「幸福の王子のツバメ」を使うアイデアには脱帽。そのクライマックスへ至る描写も含め、第二話にして二人の信頼関係ががっちり伝わってきました。普通の作品なら最終回で達するレベルの絆感かもしれません。逆に初期からこれほどガチンコだと絆強化イベントが難しいんじゃ? と余計な心配をしてしまいます(笑。まあその分ソードとの関係推移をじっくり描けるでしょうからそちらを期待。

「幸福の王子」は確かに悲しいお話ですが、私はこの物語について「王子の鉛の心臓はツバメの亡骸と共に天に召されて祝福を受ける」の部分が肝だと思っており、つまり本作もそんな感じに締めるのでは?とボンヤリ考えていたり。もちろん実際には死なない範囲で(笑

>オルタフォースさん
マナも六花もしっかり人間性を感じるキャラですね。仲間内だけに留まらない広がりを予感させる雰囲気も良かったです。家族や大人がきちんと機能してくれそう。

>行行子さん
らぶゆ~♪です(違
本作は作り込みがハンパじゃないので記事を書くにも骨が折れます。細かい所をいちいち挙げていったらキリが無いというか、かなり削って今回のテキスト量ですから(笑。セリフ回しの妙技については同感。状況や心境は基本的に映像で見せ、核心部分をエッセンスの効いたセリフで示す作りは見ていて感心しきり。おっしゃるとおり最近の作品はいわゆる「説明セリフ」が目に余り、酷いものになると何も描写が無いのにセリフ一言で既成事実になっちゃったり…だから本作やアイカツなど本来のアニメーションの魅力を感じさせてくれる作品にハマってしまうのでしょう。

とはいえセリフのクサさは私も感じました。セリフが計算されすぎているため冷静に見ると舞台演劇チックに見えてしまう場面もありますね。まあその辺は話が進むに連れてライター諸氏も声優さんも馴染んでいくでしょうし、キャラの魅力と勢いで乗り切ってくれればと思います。

>バイクルさん
「普通の女の子」から「ハイスペック集団」への変化に加え、ジコチュー出現からの描写を見ても今回のプリキュアは相当「ヒーロー」に振っている感じがしますね。誰でもなれるご町内ヒーローから、正に地球の命運を背負った覚悟のヒーローに。この流れにどう「親しみやすさ」を乗せるか見どころです。そしてこのハード寄りな路線にカツラ回みたいなのが来たら大爆発しそう(笑

>Merciさん
私は「幸福の王子」は中学生の頃に原語で読みました。と言ってもインテリ自慢ではなく、英語の教科書だったか副読本だったか、単に和訳の授業で使っただけ(笑。結構苦戦した覚えがあって、それだけにストーリーは今だ頭にこびり付いていたりします。人生何が役に立つか判りません(笑

おっしゃるとおりキャラ二人の内面がきっちり描かれた上で「覚悟」に繋がる展開は非常に熱かったですね。互いを思い合う気持ちを「幸福の王子」に絡めたのも上手かった。「ツバメ」のくだりを聞いた時は覚悟への感動より先に「そう来たか…上手いなあ」と感心してしまったほど。

ジコチューを「助けなきゃ!」のシーンはマナの博愛精神が明確に描かれていましたね。生成シーケンスに関してはいわゆる「魔が差した」程度の事なので生成者も「被害者」として扱え、発動から浄化のプロセスも理に適っているので見ていて安心感があります。今回はジコチュー発動のきっかけが少々インスタント気味でしたが、これはエピソードによって調整が利きそうなので現状楽観。とりあえずメインキャラが揃うまではキャラ描写を優先し、ゲストキャラを絡めて「深めの闇」を描くのはキャラ立てが終わってからの方が良さそう。

>リンドさん
童話ネタもそうですが幼なじみネタもしっかり描いてくれました。やはりプリキュアは面白い。率直に嬉しいです。

>ゴルアさん
六花のマナ愛はちょっと無いレベルかもしれません。ハイブロウな会話センスも他キュアには見あたらないかも。次回予告を見るに六花はいろいろやらかしそうですね。不思議ちゃんというか頭が良すぎて以下略みたいな(笑

帰ってきた本物のプリキュア!

長文失礼、まずはプリキュアレビュー再開お祝い申し上げます。
本作に関して言えば、1話はまあこんなものかなと思いながら見ましたが、
この2話で完全にハートを鷲掴みにされましたw


なんといってもまず、短いセリフやわずかな描写でキャラクターの
心理描写や背景説明までやってのける脚本と演出に脱帽。
「幸福の王子」をたとえに出してマナの性格、そしてマナと六花の関係性を
手短く説明するあたりや、マナの実家前で彼女の家族を登場させて
六花がマナと家族ぐるみの付き合いであることや両親が不在がちである事を
間接的に説明する流れはまさに手練の仕業。
さらにこの一連の流れから、なんでも自分で背負いがちなマナに対して
「あたしはあなたのツバメにはなれない?」と問いかけてあえてその負担を
自分でも被ろうする六花に過去作で登場したプリキュア戦士のコンビと
また一味違う友情を垣間見て、見てるこっちは今後の期待が増すばかりです。


そして管理人さんも特筆されていましたが、今回の見ものはやはり
冒頭からの河野アクション!!
タワーの高さを生かした縦の動きに、軽快に動くキュアハートの躍動感、
落下のスリル感とシリーズディレクター自らが切った絵コンテを十分生かした
アクションは目を見張るばかりでした。
当然総作監修正はあるにせよ、作画厨と言えどもこれにはケチがつけられますまい。
これが本当の河野さんの使い方なんだよと。


前作で贔屓の引き倒しをして作品を破壊した某氏と違って、今度のSDと
シリーズ構成が本当の実力を持ち、なおかつ人の使い方を知っていることが分かって
大いに満足した一本でした。

れすれす

>カーペンターのファンさん
ドキドキプリキュア面白いですね。まだ始まったばかりなので楽観はできませんが、丁寧な描写や深そうなストーリーなどなど今のところ一年通して楽しませてもらえそうな予感に満ちていますね。ニチアサの楽しみが帰ってきてくれて心底嬉しい。

冒頭の河野アクションはさすが!としか。こういうのを見たかったんですよねえ。今シリーズは河野氏の腕前を堪能できそうで、その意味からも先が楽しみです。ロリとかケモノはもう勘弁。
プロフィール

nobuma


Author:nobuma
リンク、TBはご自由にどうぞ。
※連絡先(☆を@に):
seaside_megane☆yahoo.co.jp

イヴの時間
当blogはイヴの時間を応援しています。
アイカツスターズ! ステージソングまとめ

アイカツ! ステージソングまとめ

アイカツ! ライブステージムービーの変遷

Twitter
最近の記事
カテゴリ
最近のコメント
最近のトラックバック
月別アーカイブ
06  05  04  03  02  01  12  11  10  09  08  07  06  05  04  03  02  01  12  11  10  09  08  07  06  05  04  03  02  01  12  11  10  09  08  07  06  05  04  03  02  01  12  11  10  09  08  07  06  05  04  03  02  01  12  11  10  09  08  07  06  05  04  03  02  01  12  11  10  09  08  07  06  05  04  03  02  01  12  11  10  09  08  07  06  05  04  03  02  01  12  11  10  09  08  07  06  05  04  03  02  01  12  11  10  09  08  07  06  05  04  03  02  01  12  11  10  09  08 
ブログ内検索
Bookmark
RSSフィード
Amazon
Powerd by FC2