2013-02-28(Thu)
アイカツ! #20 ヴァンパイア・スキャンダル
壁に耳あり障子に目あり。

スキャンダルを乗り越えプレミアムレアゲットへ。

予告で見たサブタイからして何事が!? と思わせたユリカ様のスキャンダルは写真誌にスッパ抜かれた「地味なメガネっ娘」のお姿、高貴な吸血鬼キャラで売ってるユリカ様にとって致命的である素顔バレでした。しかもニンニクラーメン出前の瞬間まで撮られては申し開きのしようがありません。まあ病院待合でのスッパ抜きはともかく出前についてはいずれバレるよねえ。何せいちごたちにすら見付かっちゃった訳ですし。
なーんて騒ぎをまだ知らないユリカ様はおとめ相手に通常営業中でした。面白がってるおとめ→冷静にツッコむ蘭とすっかり打ち解けていて微笑ましい(笑。騒々しく走ってきたいちご&あおいも一瞥であしらい、しかし穏やかじゃないスクープ写真を示されるとさすがにキャラを保てず素顔でポカーン…ショックが大きすぎてリアクションすら取れないのでしょう。この表情変化だけで丼飯三杯いけます。
「アイドルにスキャンダルは付き物!」
一方別府先生も相変わらずのハイテンションでスキャンダルに大騒ぎ。ロックフェス間近のタイミングでこのスキャンダル発覚はバッドタイミング! ユリカ様のピンチを全身を使って表現する別府先生は受け持ち外の生徒にも愛を惜しまない良い先生です。そういやユリカ様のクラスの担任って出てこないな。そんな別府先生に対して学園長は至って落ち着き、これをもってユリカ様への試練とする。スキャンダルをどう乗り越えるかに将来がかかっている…おそらく学園長自身も現役時代にいろいろあったのだろうなあ。

「スキャンダル。それはアイドルの勲章!」
絶妙な配役のスキャンダル寸劇からあおいの勇ましいお言葉。さすがアイドル評論家は肝が据わっています。いちご&おとめはいちいち鵜呑みにせんでよろしい(笑。てなテンションの三人に対し蘭だけは今回のスキャンダルに危機感を隠しません。キャラで売ってるアイドルがキャラ崩壊したらどうなるか? 吸血鬼キャラを気に入っていたファンが素顔を知ったら離れてしまうかも…なるほどここでの蘭のセリフ(&いちごのリアクション)は後への伏線でしたか。
そしていきなり「アイカツランキング」の話へ。唐突に出てきたランキングの説明にいちご&おとめを無知に仕立てて視聴者目線にするのはお約束か(笑。そのアイドルピラミッドの頂点はもちろん美月さんで、最も影響力があるオーディションは美月さんがタイトルを持っている「スターライトクイーンカップ」…これまたいきなりサラッと最終到達点(?)が出てきました。これほどの大看板を知らないってのは不自然もいい所だけれどそれはそれ、とりあえずいちごたちは現在ランキング何位くらいなのだろう?
大切な小道具を忘れていった=やる気喪失を心配したみなさんは傘を届けるテイでユリカ様の様子を見にゴー!

案の定ユリカ様はどよんどの極みでした。引いたアングルに映り込んだ日傘がユリカ様の落ち込みを強調していますね。芸コマ。そんな空気を盛り返そうとロリゴシックのアルバムを開いてロックフェス用のコーデを考え、例によってプレミアムレアカードの件を提案し…蘭の話に一喜一憂でメガネが曇ったり通ったりの演出が面白い。ロリゴシックのデザイナーは怖い人らしいけれどみんなで行けば大丈夫! ところがユリカ様は手をギュッと握り締め「ロックフェスには出ない」とズンドコ街道一直線であります。ファンを裏切っってしまった申し訳なさ、もちろん正体を知られた以上どんな顔してファンの前に出ればいいのか?という思いもあるでしょう。ここで開き直れる精神力があれば勝利なのだけれど、元々おとなしいマンガ少女のユリカ様にそこまでの強さはまだありません。
そして夜の学校前にて行き会った別府先生。たくさんのトマトを手にハイテンション、この後もトマトジュースの調合を試行錯誤するカットをチラチラ映し…正直言って別府先生の行動は全く気にしておらず、むしろ「相変わらず意味不明な事を…」程度で、まさかまさかラストにあんなオチが待っているとは考えもしませんでした。以前から別府先生はお気に入りだったけれど今回の一件でいよいよ揺るぎない存在に。いい先生すぎ。
「本人にその気が無いのにカードだけ手に入れても意味は無い」
走り去った先生と交代するように現れた掃除兄ちゃんは「カードがあればいつものユリカちゃんに戻ってくれる」といういちごの考えをあっさりひっくり返す鋭い指摘。すると自分の甘い考えに気付いたか、兄ちゃんの言葉にハッと固まり…立ち去る姿を目だけで追う一瞬のカットがこれまたいちごの胸中を絶妙に描いていました。芸が細かいなあ。

「いつものユリカ様に戻ってほしい。ユリカちゃんのファンだってみんなそう思ってるよ」
その帰り道にて植え込みのガサゴソに気付いて足を止めたいちご。ここからの一連シーンは二周目の破壊力が凄かった。いちごはふて寝するユリカ様の部屋へ駆けつけて元気付けるも当人は相変わらずのズンドコ状態、しかも泣き顔で「アイドルやめる!」とまで。
「だめだよ!」
そんなユリカ様へキッと表情を変えてドアバーン!から強いお言葉、しかし次の瞬間笑顔を向けてユリカ様の手を取って外へ連れ出す。この時のいちごは外で待ってるファンたちの思いを知っていて、だからこそいつまでも落ち込み捨て鉢になっているユリカ様に強い言葉でハッパを掛けたのです。このシーンはライティングの演出も効いて二周目以降は涙腺が仕事しまくり。
「きっとユリカ様は戻ってきてくれる」
ファンのみんなはあんなスキャンダルなどものともせずユリカ様を信じて待っていました。特異なキャラ「だけ」に惹かれていたのではなく、キャラを含めた「藤堂ユリカ」そのもののファン。その思いに打たれたユリカ様はついに立ち上がるもまだファンの前に立つ勇気が足りない、でもプレミアムレアカードさえあれば…ユリカ様の復活とカードゲットイベントを上手く繋げました。するとタイミングよくデザイナーと連絡が取れ、同室の別府先生は以下略。ほんと「この大変な時に何やってんだか…」と(笑

というわけでみなさん揃ってロリゴシックのデザイナー宅へ。いかにもな佇まいの洋館を前に各キャラの表情がいい味出しまくり。おとめの楽しそうな顔ったら! そこからの洋館探検(?)は蘭が大活躍、黒ネコの影にいちいちビビってみたり、西洋甲冑を相手に空中後ろ回し蹴りをキメて見せたり…大きさ変わってるよ! 蹴られた甲冑くんは蘭のファンとの事で何よりのご褒美だったでしょう(笑。喋る絵の中の人も笑った。マイク関係とかしっかり描きすぎ、ポップガードまで付いてる本格スタジオ仕様です。

どこからともなく聞こえる声に緊張顔のみなさん…の中で全力で楽しそうなおとめにほっこり。最近いちごとおとめのキャラが被り気味でしたが今回ばかりは正反対で、どうやらいちごはホラー関係が全力で苦手みたい? 唇を噛んでの我慢が限界突破で弾ける表情も良し。「ロリゴシックはお前には相応しくない~」の声を聞いたユリカ様が引き返してきて絵をにらみつけ、いちごに引っ張られてもにらむ事をやめない一連カットも良し良し。ホラーハウスの恐怖より「相応しくない」と言われる悔しさ(図星を突かれた怒り)が上回った瞬間です。そしてこれはカードゲットに関するクライマックスへの振りになっているという巧妙さ。
その後次々と現れるクリーチャーズをサポート四名が食い止め、ユリカ様はついに最後の扉を開けました。

「300年もこの館を彷徨っている。ここはお前のような小娘が足を踏み入れていい場所じゃない」
「甘かったわね。私は600年生き続けるドラキュラ伯爵の末裔」
似た者同士と申しましょうか、ロリゴシックを作る側と着る側にはやはり共通のノリがあるのだなあと(笑。また「300年~」のセリフに「ユリカ様は600年だ」とツッコんだ次の瞬間に本人がマンマのセリフを返していて笑った。パッと灯りが点いて向き直ったロリゴシックのデザイナー「夢小路魔夜」、その風貌から佇まいからいかにもな感じで、また大川さんの演技がハマりすぎていてニヤマリが止まらなかったり。よくもまあ次から次へと濃いぃキャラを出してくるものです。
「今の君にこのドレスが着こなせるの?」
ほどなく現れたロリゴシックのプレミアムドレス「ゴスマジックコーデ」に見とれるユリカ様、しかし魔夜さんは件のスキャンダルに凹むユリカ様を否定し…思えばこの一連はユリカ様を試していたのだなあ。魔夜さんは厳しい言葉を投げつけ、しかしユリカ様は今の自分の弱さを認めながらも熱い思いを返す。
「私は誰よりもロリゴシックのドレスに相応しいアイドルになります!」
ここから暫し睨み合いの後、ユリカ様の強い思いに折れた魔夜の表情がまた良かった。指パッチンからカード化したドレスを渡した後のやり取り・表情変化も暖かすぎてニヤマリが止まらず、目からの汗も止まらず。

そしてロックフェス当日の控え室。今回出番のほとんどをトマトジュースの調合に費やしていた別府先生の真意が描かれました。スキャンダルで凹んでいたユリカ様を元気付けるためのトメィトジュース…グラスを差し出しサムアップの瞬間私の脳内で何かが弾けました。別府先生いい人すぎ、ジト目のあおいはいい味出しすぎ(笑
今回のステージはもちろんユリカ様の「硝子ドール」です。コスチェンジ後のステージ登場シーンが鳥家から飛び出す風に描かれてまずカッコイイ。いかにもライブ!って感じです。そのまま花道を駆け抜けるカットにて手前に映り込む柵も雰囲気を盛り上げますね。
苦労して手に入れたゴスマジックコーデはゴスゴスのステージによく映えてじつに美しい。こういうゴテゴテした衣装でも自由自在に動かせるのは3DCGの強みで、華やかなドレスを纏うユリカ様を全方向ぐりぐり動かしながら見事に映し出してくれました。そんなステージを見届ける魔夜さんをチラリ。約束どおりドレスを着こなして歌い踊る姿にきっと満足されたことでしょう。
「あれは300年に1度しか見られない超レアユリカ様よ」
ステージ後は出待ちのファンにツンと上向きの顎で睨みを利かせるユリカ様。完全復活の姿にファンは大喜び、試練を乗り越え一回り成長したユリカ様はメガネ姿を「超レア」と開き直る強さも身に着けたようです。でもたまにはメガネ姿を見せてください(笑

次回は伝説のアイドルドラマ「オシャレ怪盗 スワロウテイル」の新主役オーディションとか。以前の主役ペアはマスカレード…これはいろんな意味で穏やかじゃないわ!
アイカツ! オーディションシングル(3)Third Action!
購入。かんたんレビューは左カラムのついった窓でどうぞ(笑
※曲リスト
今回はプレイヤー陣が豪華なので合わせて紹介。
01 真夜中のスカイハイ / りすこ from STAR☆ANIS
作詞:uRy
作曲・編曲:田中秀和(MONACA)
Bass:鹿島達彦 Trumpet:佐々木史郎
Trombone:河合わかば Alto Sax:鈴木明男
02 Thrilling Dream / すなお、りすこ from STAR☆ANIS
作詞:こだまさおり
作曲・編曲:石濱 翔(MONACA)
Drums:山内 優 Bass:田辺トシノ
Piano:大山泰輝 Guitar:後藤貴徳
Trumpet:佐々木史郎、奥村晶
Trombone:河合わかば Alto Sax:鈴木明男
Tenor Sax:吉田 治、アンディ・ウルフ
03 硝子ドール / もえ、すなお from STAR☆ANIS
作詞:こだまさおり
作曲・編曲:帆足圭吾(MONACA)
Bass:鹿島達彦 Guitar:後藤貴徳
04 真夜中のスカイハイ (OFF VOCAL)
05 Thrilling Dream (OFF VOCAL)
06 硝子ドール (OFF VOCAL)
アイカツ!第3弾ミュージックビデオ公開☆「硝子ドール」
↓記事が役立ったら一票どうぞ。

スキャンダルを乗り越えプレミアムレアゲットへ。

予告で見たサブタイからして何事が!? と思わせたユリカ様のスキャンダルは写真誌にスッパ抜かれた「地味なメガネっ娘」のお姿、高貴な吸血鬼キャラで売ってるユリカ様にとって致命的である素顔バレでした。しかもニンニクラーメン出前の瞬間まで撮られては申し開きのしようがありません。まあ病院待合でのスッパ抜きはともかく出前についてはいずれバレるよねえ。何せいちごたちにすら見付かっちゃった訳ですし。
なーんて騒ぎをまだ知らないユリカ様はおとめ相手に通常営業中でした。面白がってるおとめ→冷静にツッコむ蘭とすっかり打ち解けていて微笑ましい(笑。騒々しく走ってきたいちご&あおいも一瞥であしらい、しかし穏やかじゃないスクープ写真を示されるとさすがにキャラを保てず素顔でポカーン…ショックが大きすぎてリアクションすら取れないのでしょう。この表情変化だけで丼飯三杯いけます。
「アイドルにスキャンダルは付き物!」
一方別府先生も相変わらずのハイテンションでスキャンダルに大騒ぎ。ロックフェス間近のタイミングでこのスキャンダル発覚はバッドタイミング! ユリカ様のピンチを全身を使って表現する別府先生は受け持ち外の生徒にも愛を惜しまない良い先生です。そういやユリカ様のクラスの担任って出てこないな。そんな別府先生に対して学園長は至って落ち着き、これをもってユリカ様への試練とする。スキャンダルをどう乗り越えるかに将来がかかっている…おそらく学園長自身も現役時代にいろいろあったのだろうなあ。

「スキャンダル。それはアイドルの勲章!」
絶妙な配役のスキャンダル寸劇からあおいの勇ましいお言葉。さすがアイドル評論家は肝が据わっています。いちご&おとめはいちいち鵜呑みにせんでよろしい(笑。てなテンションの三人に対し蘭だけは今回のスキャンダルに危機感を隠しません。キャラで売ってるアイドルがキャラ崩壊したらどうなるか? 吸血鬼キャラを気に入っていたファンが素顔を知ったら離れてしまうかも…なるほどここでの蘭のセリフ(&いちごのリアクション)は後への伏線でしたか。
そしていきなり「アイカツランキング」の話へ。唐突に出てきたランキングの説明にいちご&おとめを無知に仕立てて視聴者目線にするのはお約束か(笑。そのアイドルピラミッドの頂点はもちろん美月さんで、最も影響力があるオーディションは美月さんがタイトルを持っている「スターライトクイーンカップ」…これまたいきなりサラッと最終到達点(?)が出てきました。これほどの大看板を知らないってのは不自然もいい所だけれどそれはそれ、とりあえずいちごたちは現在ランキング何位くらいなのだろう?
大切な小道具を忘れていった=やる気喪失を心配したみなさんは傘を届けるテイでユリカ様の様子を見にゴー!

案の定ユリカ様はどよんどの極みでした。引いたアングルに映り込んだ日傘がユリカ様の落ち込みを強調していますね。芸コマ。そんな空気を盛り返そうとロリゴシックのアルバムを開いてロックフェス用のコーデを考え、例によってプレミアムレアカードの件を提案し…蘭の話に一喜一憂でメガネが曇ったり通ったりの演出が面白い。ロリゴシックのデザイナーは怖い人らしいけれどみんなで行けば大丈夫! ところがユリカ様は手をギュッと握り締め「ロックフェスには出ない」とズンドコ街道一直線であります。ファンを裏切っってしまった申し訳なさ、もちろん正体を知られた以上どんな顔してファンの前に出ればいいのか?という思いもあるでしょう。ここで開き直れる精神力があれば勝利なのだけれど、元々おとなしいマンガ少女のユリカ様にそこまでの強さはまだありません。
そして夜の学校前にて行き会った別府先生。たくさんのトマトを手にハイテンション、この後もトマトジュースの調合を試行錯誤するカットをチラチラ映し…正直言って別府先生の行動は全く気にしておらず、むしろ「相変わらず意味不明な事を…」程度で、まさかまさかラストにあんなオチが待っているとは考えもしませんでした。以前から別府先生はお気に入りだったけれど今回の一件でいよいよ揺るぎない存在に。いい先生すぎ。
「本人にその気が無いのにカードだけ手に入れても意味は無い」
走り去った先生と交代するように現れた掃除兄ちゃんは「カードがあればいつものユリカちゃんに戻ってくれる」といういちごの考えをあっさりひっくり返す鋭い指摘。すると自分の甘い考えに気付いたか、兄ちゃんの言葉にハッと固まり…立ち去る姿を目だけで追う一瞬のカットがこれまたいちごの胸中を絶妙に描いていました。芸が細かいなあ。

「いつものユリカ様に戻ってほしい。ユリカちゃんのファンだってみんなそう思ってるよ」
その帰り道にて植え込みのガサゴソに気付いて足を止めたいちご。ここからの一連シーンは二周目の破壊力が凄かった。いちごはふて寝するユリカ様の部屋へ駆けつけて元気付けるも当人は相変わらずのズンドコ状態、しかも泣き顔で「アイドルやめる!」とまで。
「だめだよ!」
そんなユリカ様へキッと表情を変えてドアバーン!から強いお言葉、しかし次の瞬間笑顔を向けてユリカ様の手を取って外へ連れ出す。この時のいちごは外で待ってるファンたちの思いを知っていて、だからこそいつまでも落ち込み捨て鉢になっているユリカ様に強い言葉でハッパを掛けたのです。このシーンはライティングの演出も効いて二周目以降は涙腺が仕事しまくり。
「きっとユリカ様は戻ってきてくれる」
ファンのみんなはあんなスキャンダルなどものともせずユリカ様を信じて待っていました。特異なキャラ「だけ」に惹かれていたのではなく、キャラを含めた「藤堂ユリカ」そのもののファン。その思いに打たれたユリカ様はついに立ち上がるもまだファンの前に立つ勇気が足りない、でもプレミアムレアカードさえあれば…ユリカ様の復活とカードゲットイベントを上手く繋げました。するとタイミングよくデザイナーと連絡が取れ、同室の別府先生は以下略。ほんと「この大変な時に何やってんだか…」と(笑

というわけでみなさん揃ってロリゴシックのデザイナー宅へ。いかにもな佇まいの洋館を前に各キャラの表情がいい味出しまくり。おとめの楽しそうな顔ったら! そこからの洋館探検(?)は蘭が大活躍、黒ネコの影にいちいちビビってみたり、西洋甲冑を相手に空中後ろ回し蹴りをキメて見せたり…大きさ変わってるよ! 蹴られた甲冑くんは蘭のファンとの事で何よりのご褒美だったでしょう(笑。喋る絵の中の人も笑った。マイク関係とかしっかり描きすぎ、ポップガードまで付いてる本格スタジオ仕様です。

どこからともなく聞こえる声に緊張顔のみなさん…の中で全力で楽しそうなおとめにほっこり。最近いちごとおとめのキャラが被り気味でしたが今回ばかりは正反対で、どうやらいちごはホラー関係が全力で苦手みたい? 唇を噛んでの我慢が限界突破で弾ける表情も良し。「ロリゴシックはお前には相応しくない~」の声を聞いたユリカ様が引き返してきて絵をにらみつけ、いちごに引っ張られてもにらむ事をやめない一連カットも良し良し。ホラーハウスの恐怖より「相応しくない」と言われる悔しさ(図星を突かれた怒り)が上回った瞬間です。そしてこれはカードゲットに関するクライマックスへの振りになっているという巧妙さ。
その後次々と現れるクリーチャーズをサポート四名が食い止め、ユリカ様はついに最後の扉を開けました。

「300年もこの館を彷徨っている。ここはお前のような小娘が足を踏み入れていい場所じゃない」
「甘かったわね。私は600年生き続けるドラキュラ伯爵の末裔」
似た者同士と申しましょうか、ロリゴシックを作る側と着る側にはやはり共通のノリがあるのだなあと(笑。また「300年~」のセリフに「ユリカ様は600年だ」とツッコんだ次の瞬間に本人がマンマのセリフを返していて笑った。パッと灯りが点いて向き直ったロリゴシックのデザイナー「夢小路魔夜」、その風貌から佇まいからいかにもな感じで、また大川さんの演技がハマりすぎていてニヤマリが止まらなかったり。よくもまあ次から次へと濃いぃキャラを出してくるものです。
「今の君にこのドレスが着こなせるの?」
ほどなく現れたロリゴシックのプレミアムドレス「ゴスマジックコーデ」に見とれるユリカ様、しかし魔夜さんは件のスキャンダルに凹むユリカ様を否定し…思えばこの一連はユリカ様を試していたのだなあ。魔夜さんは厳しい言葉を投げつけ、しかしユリカ様は今の自分の弱さを認めながらも熱い思いを返す。
「私は誰よりもロリゴシックのドレスに相応しいアイドルになります!」
ここから暫し睨み合いの後、ユリカ様の強い思いに折れた魔夜の表情がまた良かった。指パッチンからカード化したドレスを渡した後のやり取り・表情変化も暖かすぎてニヤマリが止まらず、目からの汗も止まらず。

そしてロックフェス当日の控え室。今回出番のほとんどをトマトジュースの調合に費やしていた別府先生の真意が描かれました。スキャンダルで凹んでいたユリカ様を元気付けるためのトメィトジュース…グラスを差し出しサムアップの瞬間私の脳内で何かが弾けました。別府先生いい人すぎ、ジト目のあおいはいい味出しすぎ(笑
今回のステージはもちろんユリカ様の「硝子ドール」です。コスチェンジ後のステージ登場シーンが鳥家から飛び出す風に描かれてまずカッコイイ。いかにもライブ!って感じです。そのまま花道を駆け抜けるカットにて手前に映り込む柵も雰囲気を盛り上げますね。
苦労して手に入れたゴスマジックコーデはゴスゴスのステージによく映えてじつに美しい。こういうゴテゴテした衣装でも自由自在に動かせるのは3DCGの強みで、華やかなドレスを纏うユリカ様を全方向ぐりぐり動かしながら見事に映し出してくれました。そんなステージを見届ける魔夜さんをチラリ。約束どおりドレスを着こなして歌い踊る姿にきっと満足されたことでしょう。
「あれは300年に1度しか見られない超レアユリカ様よ」
ステージ後は出待ちのファンにツンと上向きの顎で睨みを利かせるユリカ様。完全復活の姿にファンは大喜び、試練を乗り越え一回り成長したユリカ様はメガネ姿を「超レア」と開き直る強さも身に着けたようです。でもたまにはメガネ姿を見せてください(笑

次回は伝説のアイドルドラマ「オシャレ怪盗 スワロウテイル」の新主役オーディションとか。以前の主役ペアはマスカレード…これはいろんな意味で穏やかじゃないわ!
アイカツ! オーディションシングル(3)Third Action!
※曲リスト
今回はプレイヤー陣が豪華なので合わせて紹介。
01 真夜中のスカイハイ / りすこ from STAR☆ANIS
作詞:uRy
作曲・編曲:田中秀和(MONACA)
Bass:鹿島達彦 Trumpet:佐々木史郎
Trombone:河合わかば Alto Sax:鈴木明男
02 Thrilling Dream / すなお、りすこ from STAR☆ANIS
作詞:こだまさおり
作曲・編曲:石濱 翔(MONACA)
Drums:山内 優 Bass:田辺トシノ
Piano:大山泰輝 Guitar:後藤貴徳
Trumpet:佐々木史郎、奥村晶
Trombone:河合わかば Alto Sax:鈴木明男
Tenor Sax:吉田 治、アンディ・ウルフ
03 硝子ドール / もえ、すなお from STAR☆ANIS
作詞:こだまさおり
作曲・編曲:帆足圭吾(MONACA)
Bass:鹿島達彦 Guitar:後藤貴徳
04 真夜中のスカイハイ (OFF VOCAL)
05 Thrilling Dream (OFF VOCAL)
06 硝子ドール (OFF VOCAL)
アイカツ!第3弾ミュージックビデオ公開☆「硝子ドール」
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