2013-03-09(Sat)
ビビッドレッド・オペレーション #09 晴れときどきふわふわ
わかばがくれた大切なヘアピン。

大切な物は絶対諦めない。

アバンは相変わらず自堕落生活を続けるひまわりvs部屋を片付けるわかばから。「先週片付けたばっかり」ってくらいだから定期的に片付けに来ているみたい? 何だかんだ言いながら世話を焼かずにいられないのだなあ。ほんとすっかり保護者です。口うるさい小姑を仏頂面でスルーしてプラント画像に見とれるひまわりの表情も妙にリアル(笑
「だったら今度の日曜日一緒に行ってみようか?」
そんなひまわりを全力笑顔に変えたわかばの提案。自堕落な出不精娘もプラント見学となれば即座に食い付き、見事に釣り上げたわかばはかわいい服を手に意味深な笑顔に。

というわけで今回はわかば&ひまわりがデート(&モデル撮影)のドタバタを通じて心を通わせるお話でした。ほっこり。正直言って1クール作のこのタイミングで本筋(アローン関係)をほぼスルーしてこんなのんびりしたエピソードをやってる場合?と思わなくもありませんが、そもそも本作は「女の子のかわいさを以下略」な作風なのでむしろこれこそが本筋と言っても過言ではなく、私的には全編こんなノリでもいいくらい(笑
人混みというか他人が苦手なひまわりは周囲の賞賛の声も耳に入らず、わかばの服の裾をギュッと掴んで怯える子犬状態に。先の自宅シーンと比べると絵に描いたような内弁慶っ娘ですね。あざといかわいい。そんな外判官殿をお守りするはもちろん天然理心流免許皆伝の武蔵坊(違)、群がるナンパ男を人睨みで石化とかメデューサ並みの守護パワーを発揮しております。
デートに出掛けたショッピングモール「LA MER et LE CIEL du F」の「LA MER」はフランス語で海、「LE CIEL」は空、では「F」は? というわけでこのモールのオーナーが「Futaba」である事が明らかに。そういやあおいは金持ちのお嬢様設定だったなあとイマサラ。ってお嬢様何やってんの?(笑

その後のモール散策でも明らかにつまらなそう(興味無さげ)なひまわり、ところが好きなモノの話題になるとパァッと瞳を輝かせて饒舌になっちゃったりオタク気質全開です。そういや部屋のサーバ群の維持費は?と思っていたけれどアプリ公開で儲けていたのね。なんて所へ割り込んできた大人は「Girls モーリー」の編集さんでした。いわゆる読モスカウトの声かけに一気にテンションMAXのわかば…一方ひまわり本人はモデル撮影に興味ナッシングでテンションダダ下がり。せっかくわかばと楽しく話していたのに水を差されてふて腐れてるみたいな? かわいいかわいい。しかしわかばの嬉しそうな顔に強く拒否も出来ず流されるまま撮影へ。
そんなモデルスカウトの流れにて一瞬たりとも自分の事と考えないわかばが物分かりが良すぎてナントモ。後の撮影でひまわりと一緒に写真を撮って「わかばだってかわいい」とか「ひまわりはわかばと一緒にいてこそ笑顔が輝く」みたいな流れをちょっと期待したのだけれど。
「あの子は笑っていない方が雰囲気出るわね」
元々他人に愛想を振りまく子では無い上に気乗りしないモデル仕事をやらされてアンニュイなひまわり。ところが編集さんはこの表情を良しとし、確かにそれはひまわりの個性を言い当てていますが…彼女の本当に魅力的な表情は「その先」にあるのだなあ。

明けて翌日の教室にてモデル仕事の話に大盛り上がりのあかね&あおい。しかしひまわりはそんなものに全く興味が無く、何よりも楽しみにしているのはわかばと約束した工場見学でした。見学のしおりまで作っちゃってもうかわいいったら! 続いて教室へ入ってきたわかばへ件のしおりを持ってワクワクを溢れさせるひまわり、ところが当のわかばはそんな約束をすっぽり忘れて「今度の日曜」のモデル仕事を大喜びで報告。もちろんわかばに悪気は無いのだけれど、楽しみにしていた約束を見事にスルーされてしまったひまわりはガッガーン!です。
「私、みんながひまわりちゃんの事をかわいいって褒めるのが嬉しかったから、それでついはしゃいじゃって、ごめんなさい!」
ひまわりのかわいさを認められて舞い上がった挙げ句に本人との約束を忘れてしまう、これを穿った見方をすればわかばは「ひまわり」ではなく「ひまわりのかわいさ」だけを興味の対象にしているようにも見えます。「かわいいもの好き」として「かわいいひまわり」を愛で、さらに穿れば「かわいいお人形を自慢している」ようにさえ。もちろん劇中のわかばはそんなつもりなど毛頭無く、セリフどおり「はしゃいだ末のうっかり」なのだけれど…これはひまわり自体との友情(内面の結び付き)強化を実感させるエピソードがほとんど描かれないままいつの間にか「親友」になっているせいでしょう。まあその辺は尺の都合もあるだろうけれど、今回に至る前に何か一つ「わかば&ひまわり」の結び付きを感じさせるエピソードが欲しかったなあ。
「そーのーかーわーりー」
ともあれケツアップ(しかもダブル)のノルマをこなしつつひまわりは撮影を了承、しかし振り向いたひまわりは何やら不穏な表情に!?

かわいいかわいいひまわりの撮影は順調に進み…メガネ! そして休憩時間にひまわりの交換条件が明らかになりました。椅子に座ったまま足をブラブラ「靴下を履かせて」「靴を履かせて」「おひさままぶしい」「喉渇いたなあ」「リンゴリンゴ」「ウサギさんにして」などなどわがまま放題で付き人わかばをコキ使い。あははは。でもこれってわかば的には全然罰ゲームになってないような(笑。わがままを言って困らせようにも張り切るばかりでひまわりは拍子抜け、そんな表情描写が良い良い。
ゲームを待つ間に寝入ってしまったひまわりのヘアピンを勝手に替えちゃうメイクさん。寝ている子への気遣いはともかく、外したヘアピンはきちんと保管しときましょうよ。モデルさん個人の持ち物をそこらにほかっとく神経が判らない。
雨が降り出して撮影中断の折りに下に落ちてる件のヘアピンを見たわかばはどう思ったのだろう。「私があげたヘアピン、気に入ってくれてなかったのかな?」とか思わなかったのだろうか。またそこからの気持ちのすれ違いが…みたいなドラマは無かったね(笑

「それ買ってきてくれたら許してあげる」
雨降り中断の撮影も無事に終わってひまわりは最後のわがまま「明日葉スカッシュ」を笑顔で要求、するとわかばは「え…もう?」とか…やっぱり罰ゲームになってねえ!(笑。そんなこんなでわかばが席を外した後、ひまわりはようやくヘアピンが変わっている事に気付きました。撮影を褒められてまんざらでも無さそうだった表情は一変し、大切なヘアピンを探しに浜へ走るも…満ちた潮にすっかり覆われて絶望の流れはなかなかキッツイ。
大切な物は絶対諦めない、探さなければ見つからない、どんな事をしても取り戻す。偶然居合わせたれいの思いと重なるシーンはひまわりの思いも伝わってきましたが…いかんせんれいの登場が唐突すぎてちょっと笑ってしまった。ここだけ見るといいシーンなんですけどね。

「わかばにもらったヘアピン、探すんだから!」
潮で満ちてしまった浜を必死に探すひまわり。何というボリューム! てな所へ血相変えて飛んできたわかばが腕をむんずと掴んで制止するもひまわりは諦めない負けない! ここは必死の叫びから差し出されたヘアピンを見て安堵の涙への変化も良かった。
「わかばがくれたから、だから絶対失くしたくなかったの」
そしてヘアピンを付けてもらってこの表情です。信頼する大好きな相手にしか見せない笑顔、編集さんに「笑っていない方が~」と思わせたひまわりの本当の魅力はここにあったのでした。

ここから先は蛇足というかノルマ分というか、突如宇宙空間に現れたアローンを以下略。わかば&ひまわりをこれだけ盛り上げておいて出動後のドッキングが赤青とは気が利かないにも程があります(笑。赤青はバイトの着ぐるみが脱げずに出動不可、飛び出した緑黄だけで迎撃するもアローンの攻撃に押され、そして集中砲火に追いつめられたわかばはひまわりを庇ってギュッと抱きしめ…その拍子にデコチュウ発動で奇跡のドッキング! みたいな流れだったら燃えたのになあ。前回カワウソ博士が断言した「あかね以外とのドッキングはシステム上不可」はどう見てもフラグだったのに。
一方れいは光の矢を放つ前にアローンを撃破されてがっくり。いつものイヤミカラスは「グズグズしてるから」とか言うてましたがさすがに届かないだろう?(笑。取って付けたようなシャワーシーンは第5話に比べてスチームジャミング薄めの販促テコ入れ仕様? 首筋の羽根は残り4枚となっていよいよ最終ターンが近づいてきた感じです。残り3話で4枚って事はどこかで2枚以上使うか、それともラスト1枚を残して…なのか。
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大切な物は絶対諦めない。

アバンは相変わらず自堕落生活を続けるひまわりvs部屋を片付けるわかばから。「先週片付けたばっかり」ってくらいだから定期的に片付けに来ているみたい? 何だかんだ言いながら世話を焼かずにいられないのだなあ。ほんとすっかり保護者です。口うるさい小姑を仏頂面でスルーしてプラント画像に見とれるひまわりの表情も妙にリアル(笑
「だったら今度の日曜日一緒に行ってみようか?」
そんなひまわりを全力笑顔に変えたわかばの提案。自堕落な出不精娘もプラント見学となれば即座に食い付き、見事に釣り上げたわかばはかわいい服を手に意味深な笑顔に。

というわけで今回はわかば&ひまわりがデート(&モデル撮影)のドタバタを通じて心を通わせるお話でした。ほっこり。正直言って1クール作のこのタイミングで本筋(アローン関係)をほぼスルーしてこんなのんびりしたエピソードをやってる場合?と思わなくもありませんが、そもそも本作は「女の子のかわいさを以下略」な作風なのでむしろこれこそが本筋と言っても過言ではなく、私的には全編こんなノリでもいいくらい(笑
人混みというか他人が苦手なひまわりは周囲の賞賛の声も耳に入らず、わかばの服の裾をギュッと掴んで怯える子犬状態に。先の自宅シーンと比べると絵に描いたような内弁慶っ娘ですね。あざといかわいい。そんな外判官殿をお守りするはもちろん天然理心流免許皆伝の武蔵坊(違)、群がるナンパ男を人睨みで石化とかメデューサ並みの守護パワーを発揮しております。
デートに出掛けたショッピングモール「LA MER et LE CIEL du F」の「LA MER」はフランス語で海、「LE CIEL」は空、では「F」は? というわけでこのモールのオーナーが「Futaba」である事が明らかに。そういやあおいは金持ちのお嬢様設定だったなあとイマサラ。ってお嬢様何やってんの?(笑

その後のモール散策でも明らかにつまらなそう(興味無さげ)なひまわり、ところが好きなモノの話題になるとパァッと瞳を輝かせて饒舌になっちゃったりオタク気質全開です。そういや部屋のサーバ群の維持費は?と思っていたけれどアプリ公開で儲けていたのね。なんて所へ割り込んできた大人は「Girls モーリー」の編集さんでした。いわゆる読モスカウトの声かけに一気にテンションMAXのわかば…一方ひまわり本人はモデル撮影に興味ナッシングでテンションダダ下がり。せっかくわかばと楽しく話していたのに水を差されてふて腐れてるみたいな? かわいいかわいい。しかしわかばの嬉しそうな顔に強く拒否も出来ず流されるまま撮影へ。
そんなモデルスカウトの流れにて一瞬たりとも自分の事と考えないわかばが物分かりが良すぎてナントモ。後の撮影でひまわりと一緒に写真を撮って「わかばだってかわいい」とか「ひまわりはわかばと一緒にいてこそ笑顔が輝く」みたいな流れをちょっと期待したのだけれど。
「あの子は笑っていない方が雰囲気出るわね」
元々他人に愛想を振りまく子では無い上に気乗りしないモデル仕事をやらされてアンニュイなひまわり。ところが編集さんはこの表情を良しとし、確かにそれはひまわりの個性を言い当てていますが…彼女の本当に魅力的な表情は「その先」にあるのだなあ。

明けて翌日の教室にてモデル仕事の話に大盛り上がりのあかね&あおい。しかしひまわりはそんなものに全く興味が無く、何よりも楽しみにしているのはわかばと約束した工場見学でした。見学のしおりまで作っちゃってもうかわいいったら! 続いて教室へ入ってきたわかばへ件のしおりを持ってワクワクを溢れさせるひまわり、ところが当のわかばはそんな約束をすっぽり忘れて「今度の日曜」のモデル仕事を大喜びで報告。もちろんわかばに悪気は無いのだけれど、楽しみにしていた約束を見事にスルーされてしまったひまわりはガッガーン!です。
「私、みんながひまわりちゃんの事をかわいいって褒めるのが嬉しかったから、それでついはしゃいじゃって、ごめんなさい!」
ひまわりのかわいさを認められて舞い上がった挙げ句に本人との約束を忘れてしまう、これを穿った見方をすればわかばは「ひまわり」ではなく「ひまわりのかわいさ」だけを興味の対象にしているようにも見えます。「かわいいもの好き」として「かわいいひまわり」を愛で、さらに穿れば「かわいいお人形を自慢している」ようにさえ。もちろん劇中のわかばはそんなつもりなど毛頭無く、セリフどおり「はしゃいだ末のうっかり」なのだけれど…これはひまわり自体との友情(内面の結び付き)強化を実感させるエピソードがほとんど描かれないままいつの間にか「親友」になっているせいでしょう。まあその辺は尺の都合もあるだろうけれど、今回に至る前に何か一つ「わかば&ひまわり」の結び付きを感じさせるエピソードが欲しかったなあ。
「そーのーかーわーりー」
ともあれケツアップ(しかもダブル)のノルマをこなしつつひまわりは撮影を了承、しかし振り向いたひまわりは何やら不穏な表情に!?

かわいいかわいいひまわりの撮影は順調に進み…メガネ! そして休憩時間にひまわりの交換条件が明らかになりました。椅子に座ったまま足をブラブラ「靴下を履かせて」「靴を履かせて」「おひさままぶしい」「喉渇いたなあ」「リンゴリンゴ」「ウサギさんにして」などなどわがまま放題で付き人わかばをコキ使い。あははは。でもこれってわかば的には全然罰ゲームになってないような(笑。わがままを言って困らせようにも張り切るばかりでひまわりは拍子抜け、そんな表情描写が良い良い。
ゲームを待つ間に寝入ってしまったひまわりのヘアピンを勝手に替えちゃうメイクさん。寝ている子への気遣いはともかく、外したヘアピンはきちんと保管しときましょうよ。モデルさん個人の持ち物をそこらにほかっとく神経が判らない。
雨が降り出して撮影中断の折りに下に落ちてる件のヘアピンを見たわかばはどう思ったのだろう。「私があげたヘアピン、気に入ってくれてなかったのかな?」とか思わなかったのだろうか。またそこからの気持ちのすれ違いが…みたいなドラマは無かったね(笑

「それ買ってきてくれたら許してあげる」
雨降り中断の撮影も無事に終わってひまわりは最後のわがまま「明日葉スカッシュ」を笑顔で要求、するとわかばは「え…もう?」とか…やっぱり罰ゲームになってねえ!(笑。そんなこんなでわかばが席を外した後、ひまわりはようやくヘアピンが変わっている事に気付きました。撮影を褒められてまんざらでも無さそうだった表情は一変し、大切なヘアピンを探しに浜へ走るも…満ちた潮にすっかり覆われて絶望の流れはなかなかキッツイ。
大切な物は絶対諦めない、探さなければ見つからない、どんな事をしても取り戻す。偶然居合わせたれいの思いと重なるシーンはひまわりの思いも伝わってきましたが…いかんせんれいの登場が唐突すぎてちょっと笑ってしまった。ここだけ見るといいシーンなんですけどね。

「わかばにもらったヘアピン、探すんだから!」
潮で満ちてしまった浜を必死に探すひまわり。何というボリューム! てな所へ血相変えて飛んできたわかばが腕をむんずと掴んで制止するもひまわりは諦めない負けない! ここは必死の叫びから差し出されたヘアピンを見て安堵の涙への変化も良かった。
「わかばがくれたから、だから絶対失くしたくなかったの」
そしてヘアピンを付けてもらってこの表情です。信頼する大好きな相手にしか見せない笑顔、編集さんに「笑っていない方が~」と思わせたひまわりの本当の魅力はここにあったのでした。

ここから先は蛇足というかノルマ分というか、突如宇宙空間に現れたアローンを以下略。わかば&ひまわりをこれだけ盛り上げておいて出動後のドッキングが赤青とは気が利かないにも程があります(笑。赤青はバイトの着ぐるみが脱げずに出動不可、飛び出した緑黄だけで迎撃するもアローンの攻撃に押され、そして集中砲火に追いつめられたわかばはひまわりを庇ってギュッと抱きしめ…その拍子にデコチュウ発動で奇跡のドッキング! みたいな流れだったら燃えたのになあ。前回カワウソ博士が断言した「あかね以外とのドッキングはシステム上不可」はどう見てもフラグだったのに。
一方れいは光の矢を放つ前にアローンを撃破されてがっくり。いつものイヤミカラスは「グズグズしてるから」とか言うてましたがさすがに届かないだろう?(笑。取って付けたようなシャワーシーンは第5話に比べてスチームジャミング薄めの販促テコ入れ仕様? 首筋の羽根は残り4枚となっていよいよ最終ターンが近づいてきた感じです。残り3話で4枚って事はどこかで2枚以上使うか、それともラスト1枚を残して…なのか。
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