2013-03-16(Sat)
ビビッドレッド・オペレーション #10 光と影と
友達になりたいって言われて本当に嬉しかったのに…。

うそつき! うそつき! うそつき!

冒頭っからのシャワーシーンにて示現エンジンの破壊について覚悟を決めるれい。「それはこの世界にとっても良い事」ってのは「暴走して世界が破滅」する前に止めてしまえという事か。とはいえ世界のエネルギーの95%を供給しているシステムが止まったらどっちにしろ破滅のような。などと「れいの世界再生」について軽くおさらいしているとピースケの鳴き声が響き、例のイヤミカラスがいきなり部屋の中に! いつもどこから入ってくるのか? 怯えるピースケを籠ごと保護したれいは勢い余って籠台を倒し、するとカラスは「乱暴ですね」「どうしてそんな子になってしまったんでしょう?」とかいきなり説教…お前のせいだろ!とツッコんだら負け。
そしてカラスの目が赤く光ってお仕置きタイムと同時に謎レーザージャミング(笑)が発動、ここからしばらく全裸で苦悶するれいの表情をお楽しみの後、イヤミカラスの業務範囲云々の話かられいは「次のアローンに全てを賭ける(全ての矢を撃ち込む)」と決意表明。どうやら首の羽根(光の矢)を全て使い切ると存在が消滅してしまうらしいけれど、矢を使い切ってダメなら結果は同じなのでれいの決意は変わりません。というかカラスもアローンの出現時間・場所が判るならさっさと教えてやりゃいいのに。

一方ひまわりは戦闘データ解析の結果「アローンを強化する外部干渉」の特定に成功…ってホントに今まで誰も気付いていなかったのか。ともあれこれにて干渉元の特定が可能になった=れいの正体バレフラグ完了って事で、今回はお互いの正体がバレてどうするどうなる?ってなお話。
その衝撃展開前のタメとしてあかね&れいのお友達化が描かれました。来たるべく最後の時を前にトマトの件を謝って気持ちの整理をしておきたい。訪れたれいの声に嬉々として屋根から飛び降りるあかねの運動能力はやはり只者では無さそうだけれど…この事に特に意味は無く、理由なども触れられないまま終わりそうな予感。降りてきたあかねへ頭を下げてゴメンナサイのカットで早々にケツノルマ達成(笑
ゴメンナサイで水に流した後はトマト供養を兼ねて月に一度のハンバーグディにお誘い、意外にもれいが承諾したのはこれが最後の機会と思ったからでしょう。ハンバーグを待ちながらの話題はお互いの第一印象について。まあお互いに変な子ではあります。そんな会話の向こうでいそいそとキッチンに立つももちゃんが健気だなあ。相変わらずブルマエプロンだけれど他の服を持っていないのだろうか。
ももちゃん謹製ハンバーグ&山盛りトマト、問答無用でマヨネーズ山盛りってのまた。てなマヨトマトを一口食べたれいは意外にも好感触、続くマヨバーグもお口に合いあかねと味覚が合う事が判明。こういうちょっとした共感は垣根を越える第一歩ですね。ところがせっかくあかね&れいの繋がりとなったマヨネーズが無くなってしまいました。あらら。というかあかね一人で一食一本使っちゃうペースです(笑。するとももちゃんは地下倉庫へ在庫を確かめに行き――

あかねは一色博士特製のマヨ太郎試作五号機を持ってきました。ダイソンじゃねーか! このマシンが卓袱台に現れた瞬間オチは見えていて、スイッチオンの結果はもちろん予想どおりであります。あはは。昭和ロボットアニメの爆発シーンのようなチープな瞬間の後、一色家の居間&あかね&れいは散々たる状態に。畳にマヨネーズは始末が悪いなあ。あの大爆発で皿が無事なのが不思議(笑
この爆発をきっかけに一気に距離が縮まった二人は一緒にお風呂へ。お構いなしに服をぽんぽん脱ぐあかねに対し、やはり首のアレが気になるのかもたもたしているれい…わっしょーい! そしてやっぱり狭い浴槽に二人で入るのでした。
「この痣は証しなの。私が私であるための」
白い肌に羽根の痣は目立ってあかねが気にするも、しかしれいはもはや慌てて誤魔化す事もせず穏やかな表情で「証し」と…返す刀でケツを突き出して痣を見せるあかねおそるべし。このアングルだと見せてはいけない部分まで以下自重。この時のれいの表情ったらもう! ここまで見ちゃったらそりゃ気も許すでしょう(笑

並べて敷いたお布団にていろいろお話の二人。一色博士の動向やら「示現エンジンを守る四色の光」など答えられない質問をえへへーと誤魔化すあかねは苦しい苦しい。そしてれいはビビッドチームがあかねたちとは全く気付いていない。
「実はね、知ってるんだ。れいちゃんの秘密」
思えばこの思わせぶりなセリフが後の誤解に繋がるのですね。あかね的にはもちろんれいの「動物好き」や「人助け」の一面を指していて、その後の会話ではれいも猜疑心なく素直な気持ちを表し「嬉しかった」とまで…前回までにそんな胸中を匂わせておけばこのシーンの説得力も増しただろうに、どうしても今回いきなりデレたようにしか見えないのだなあ。孤高を強調しすぎた感じ。あかねの求めに応じ果たせない指切りを絡めるれいはこの時点で自分も嘘吐きなのでした。
明けて翌朝新聞配達から戻ったあかねは畳まれた布団とご対面、もちろんれいは学校へも来ていません。いきなり姿を消してしまったれいを気にするあかね、その頃れいはピースケとお別れをして全てを賭けるアローンの出現を待っていました。そしてほどなくアローンは現れ、すかさず一本目の矢を放つれい。

しかし放った矢によって居場所を特定されてしまいます。二の矢を放つ前にドロイドに囲まれ、増援部隊も押し掛け、次第に追いつめられていくれい。
「何で私の位置が判ったの!?」
いやいやいや、何のカモフラージュもせず堂々とぶっ放せば場所が割れるのは当然というか、逆に何故今までバレなかったのか不思議なくらいです(笑。まあ本作中にてあの矢は「肉眼では見えない」設定だったのでしょう。10話になって言う事じゃありませんけど。
その頃ビビッドチームは久々の赤緑ドッキングからビビッドブレードでアローンを袈裟斬り、一方ようやく開けた場所に逃げ通したれいが弓を構えた目前でドカーン!とフィナーレを迎えてしまいました。あらら。しかし落ち込んでばかりもいられません。どうにかしてこの場から逃れないと後がない! れいは袖口から例のワイヤーを飛ばしてドロイドを撃破、そしてアローン撃破を終えたあかねはドロイドのスポットライトを目印に…特定班のあおい・ひまわりはドコ行った?なんて言わない。

ドロイドへのワイヤーを切ったのは爆煙の向こうの影、れいはすかさずその「敵」へワイヤーを飛ばし…というわけで夕陽を挟んだご対面であります。
「最初から私の正体を知ってたのね…」
「私を監視するために、友達になろうなんて…」
「友達になりたいって言われて本当に嬉しかったのに…」
「うそつき!」「うそつき!」「うそつき!」
確かにれい視点であかねの行動を見ると怒りも悲しみもご尤もなのですが、視聴者視点からするとれい自体が正体を隠して示現エンジン破壊を目論む(アローンに干渉し被害を大きくする)「敵」であり、その立場を越えて同情しようにも、何せこれまでの描写が感情を移入させるに不十分なためどうしても逆ギレしているようにしか見えません。
というかこの状況でまずれいがキレた事に驚き、あかねが言い繕っている事に驚いた。正直何が起きているのか一瞬わからなかった(笑。まあこの二人の齟齬を解決するにはドッキングして記憶共有するしかないでしょう…って、ドッキング=記憶共有の設定はこのための振り? れいはあかねの真意を知り、あかねはれいの苦悩を知り「がんばれ!」って背中を押し…までが「彼ら」の課題なのかも。
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うそつき! うそつき! うそつき!

冒頭っからのシャワーシーンにて示現エンジンの破壊について覚悟を決めるれい。「それはこの世界にとっても良い事」ってのは「暴走して世界が破滅」する前に止めてしまえという事か。とはいえ世界のエネルギーの95%を供給しているシステムが止まったらどっちにしろ破滅のような。などと「れいの世界再生」について軽くおさらいしているとピースケの鳴き声が響き、例のイヤミカラスがいきなり部屋の中に! いつもどこから入ってくるのか? 怯えるピースケを籠ごと保護したれいは勢い余って籠台を倒し、するとカラスは「乱暴ですね」「どうしてそんな子になってしまったんでしょう?」とかいきなり説教…お前のせいだろ!とツッコんだら負け。
そしてカラスの目が赤く光ってお仕置きタイムと同時に謎レーザージャミング(笑)が発動、ここからしばらく全裸で苦悶するれいの表情をお楽しみの後、イヤミカラスの業務範囲云々の話かられいは「次のアローンに全てを賭ける(全ての矢を撃ち込む)」と決意表明。どうやら首の羽根(光の矢)を全て使い切ると存在が消滅してしまうらしいけれど、矢を使い切ってダメなら結果は同じなのでれいの決意は変わりません。というかカラスもアローンの出現時間・場所が判るならさっさと教えてやりゃいいのに。

一方ひまわりは戦闘データ解析の結果「アローンを強化する外部干渉」の特定に成功…ってホントに今まで誰も気付いていなかったのか。ともあれこれにて干渉元の特定が可能になった=れいの正体バレフラグ完了って事で、今回はお互いの正体がバレてどうするどうなる?ってなお話。
その衝撃展開前のタメとしてあかね&れいのお友達化が描かれました。来たるべく最後の時を前にトマトの件を謝って気持ちの整理をしておきたい。訪れたれいの声に嬉々として屋根から飛び降りるあかねの運動能力はやはり只者では無さそうだけれど…この事に特に意味は無く、理由なども触れられないまま終わりそうな予感。降りてきたあかねへ頭を下げてゴメンナサイのカットで早々にケツノルマ達成(笑
ゴメンナサイで水に流した後はトマト供養を兼ねて月に一度のハンバーグディにお誘い、意外にもれいが承諾したのはこれが最後の機会と思ったからでしょう。ハンバーグを待ちながらの話題はお互いの第一印象について。まあお互いに変な子ではあります。そんな会話の向こうでいそいそとキッチンに立つももちゃんが健気だなあ。相変わらずブルマエプロンだけれど他の服を持っていないのだろうか。
ももちゃん謹製ハンバーグ&山盛りトマト、問答無用でマヨネーズ山盛りってのまた。てなマヨトマトを一口食べたれいは意外にも好感触、続くマヨバーグもお口に合いあかねと味覚が合う事が判明。こういうちょっとした共感は垣根を越える第一歩ですね。ところがせっかくあかね&れいの繋がりとなったマヨネーズが無くなってしまいました。あらら。というかあかね一人で一食一本使っちゃうペースです(笑。するとももちゃんは地下倉庫へ在庫を確かめに行き――

あかねは一色博士特製のマヨ太郎試作五号機を持ってきました。ダイソンじゃねーか! このマシンが卓袱台に現れた瞬間オチは見えていて、スイッチオンの結果はもちろん予想どおりであります。あはは。昭和ロボットアニメの爆発シーンのようなチープな瞬間の後、一色家の居間&あかね&れいは散々たる状態に。畳にマヨネーズは始末が悪いなあ。あの大爆発で皿が無事なのが不思議(笑
この爆発をきっかけに一気に距離が縮まった二人は一緒にお風呂へ。お構いなしに服をぽんぽん脱ぐあかねに対し、やはり首のアレが気になるのかもたもたしているれい…わっしょーい! そしてやっぱり狭い浴槽に二人で入るのでした。
「この痣は証しなの。私が私であるための」
白い肌に羽根の痣は目立ってあかねが気にするも、しかしれいはもはや慌てて誤魔化す事もせず穏やかな表情で「証し」と…返す刀でケツを突き出して痣を見せるあかねおそるべし。このアングルだと見せてはいけない部分まで以下自重。この時のれいの表情ったらもう! ここまで見ちゃったらそりゃ気も許すでしょう(笑

並べて敷いたお布団にていろいろお話の二人。一色博士の動向やら「示現エンジンを守る四色の光」など答えられない質問をえへへーと誤魔化すあかねは苦しい苦しい。そしてれいはビビッドチームがあかねたちとは全く気付いていない。
「実はね、知ってるんだ。れいちゃんの秘密」
思えばこの思わせぶりなセリフが後の誤解に繋がるのですね。あかね的にはもちろんれいの「動物好き」や「人助け」の一面を指していて、その後の会話ではれいも猜疑心なく素直な気持ちを表し「嬉しかった」とまで…前回までにそんな胸中を匂わせておけばこのシーンの説得力も増しただろうに、どうしても今回いきなりデレたようにしか見えないのだなあ。孤高を強調しすぎた感じ。あかねの求めに応じ果たせない指切りを絡めるれいはこの時点で自分も嘘吐きなのでした。
明けて翌朝新聞配達から戻ったあかねは畳まれた布団とご対面、もちろんれいは学校へも来ていません。いきなり姿を消してしまったれいを気にするあかね、その頃れいはピースケとお別れをして全てを賭けるアローンの出現を待っていました。そしてほどなくアローンは現れ、すかさず一本目の矢を放つれい。

しかし放った矢によって居場所を特定されてしまいます。二の矢を放つ前にドロイドに囲まれ、増援部隊も押し掛け、次第に追いつめられていくれい。
「何で私の位置が判ったの!?」
いやいやいや、何のカモフラージュもせず堂々とぶっ放せば場所が割れるのは当然というか、逆に何故今までバレなかったのか不思議なくらいです(笑。まあ本作中にてあの矢は「肉眼では見えない」設定だったのでしょう。10話になって言う事じゃありませんけど。
その頃ビビッドチームは久々の赤緑ドッキングからビビッドブレードでアローンを袈裟斬り、一方ようやく開けた場所に逃げ通したれいが弓を構えた目前でドカーン!とフィナーレを迎えてしまいました。あらら。しかし落ち込んでばかりもいられません。どうにかしてこの場から逃れないと後がない! れいは袖口から例のワイヤーを飛ばしてドロイドを撃破、そしてアローン撃破を終えたあかねはドロイドのスポットライトを目印に…特定班のあおい・ひまわりはドコ行った?なんて言わない。

ドロイドへのワイヤーを切ったのは爆煙の向こうの影、れいはすかさずその「敵」へワイヤーを飛ばし…というわけで夕陽を挟んだご対面であります。
「最初から私の正体を知ってたのね…」
「私を監視するために、友達になろうなんて…」
「友達になりたいって言われて本当に嬉しかったのに…」
「うそつき!」「うそつき!」「うそつき!」
確かにれい視点であかねの行動を見ると怒りも悲しみもご尤もなのですが、視聴者視点からするとれい自体が正体を隠して示現エンジン破壊を目論む(アローンに干渉し被害を大きくする)「敵」であり、その立場を越えて同情しようにも、何せこれまでの描写が感情を移入させるに不十分なためどうしても逆ギレしているようにしか見えません。
というかこの状況でまずれいがキレた事に驚き、あかねが言い繕っている事に驚いた。正直何が起きているのか一瞬わからなかった(笑。まあこの二人の齟齬を解決するにはドッキングして記憶共有するしかないでしょう…って、ドッキング=記憶共有の設定はこのための振り? れいはあかねの真意を知り、あかねはれいの苦悩を知り「がんばれ!」って背中を押し…までが「彼ら」の課題なのかも。
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