2013-03-20(Wed)

アイカツ! #23 アゲハなミューズ

完璧なだけではデザイナーのミューズにはなれない。

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では本当のミューズとは?

今、蘭がアツい!

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スパイシーアゲハの次シーズン専属モデルオーディションへ向けて気合い上げ上げの蘭…ポニテいいなあ! アイドルオーラを振りまきながら颯爽とウォーキング練習に励む美しき刃に見学者たちもうっとり、ここでついつい素に戻って見入るユリカ様ったら! というわけで今回は蘭メイン回だってのにデレデレユリカ様に視線を奪われて困りました。

「このユリカ様が応援してあげなくもないと言ってあげない事もなくってよ」
「どっちなんだ?」
「応援してあげるって言ってるのよ!」

これで普通に会話が続いているアイカツおそるべし。しかし「絡みづらい」と言っていた蘭もユリカ様の扱いに慣れたものです。もちろん他のみなさんも蘭を絶賛応援中、当の蘭も気合い全開でオーディションへ臨む覚悟びしびし!

――冒頭っからこうも強調されると落ちフラグにしか見えず、とはいえまさかスパイシーアゲハのオーディションに蘭が落ちるはずが…スパイシーなスワロウテイル(アゲハ)のオーディションに落ちたのは今回合格への布石とさえ思っていたのに、さすがアイカツは油断なりませぬ。

Aパート冒頭はいつもどおりハイテンションで登場した別府先生による「Graduation Ceremony」すなわち卒業式についてのおしらせ。サザエさん時空じゃなかった! 先生のヒントに小首を傾げるいちごもかわいいけれど、後席の二人がこれまたかわいい。アイカツはモブキャラも抜かりありませんね。そういや今回Aパートは瞳のハイライトがいつもより大きくて若干雰囲気も変わっていました。作画もかわいい感じに安定していて良し良し。

続いて実行委員の「びゅーてぃほーむーん」さんからのビデオメッセージ。どうやら卒業生を送る会にて在校生によるファッションショーを行うとの事でにこやかに参加者を募集、「楽しそう!」とノリ気のいちごはさっそく美月さんへ声を掛け…

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「美月さん!」
「出るの? 星宮」
「はい! 蘭が!」
「え?」

断り無く速攻決めてきたのはこの口か~? むにゅむにゅ!(笑。まあ本人に無断で決めてきたのは良くないけれど美しき刃のショーで先輩たちを送り出したいという気持ちも判ります。

「ユリカ様もそう思わなくもないと言ってあげない事もなくなくってよ」
「だからどっちなんだよ?」
「ユリカ様もそう思うって言ってるのよ!」

ユリカ様もそう思ってらっしゃるようですし(笑

そういや一人ローズティをすするユリカ様を見て気付きましたが、テーブルに並ぶ各々のメニューがきちんとキャラの個性どおりになっていてちょっとニヤマリ。いちごは「大盛りカレーライス+サラダ」、あおいは「焼き鮭+卵焼き+冷や奴+味噌汁+白飯」の和定食、蘭は「天ぷらそば(うどん?)」、おとめは「ホットケーキ」、そしてユリカ様はもちろん「ローズティ」を優雅に。一人飯ならともかく周りのみんなが食べてる前で紅茶一杯だけではキツかろうに、それでもキャラ作りに頑張るユリカ様に感涙を禁じ得ません。

その後卒業式イベントの準備で絵の具まみれの顔、帰り道ではあおいと手を重ね合って寒さに震える表情などなどいちごのいろんな顔を楽しませてくれます。てな所へジャージ姿で通りがかった蘭はオーディションへ向けて走り込み中…気合いを入れすぎて壊れるお約束?と思いきやそのルートでは無かった辺りアイカツらしいかも。

「どうしても越えたい人がいるんだ」

キツい走り込みで汗だくの蘭は今回のオーディションに掛ける意気込みの源「新城絵麻」さんについて話し始めます。

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「絵麻さんが着るとどんな服も輝いて見える」

モデルと共にスタイリストとしても活躍するファッションリーダー絵麻さんに憧れ、しかし彼女を越えない限りスパイシーアゲハの専属モデルにはなれない。いろんなブランドを好む絵麻さんに対し自分にはスパイシーアゲハが全て、だから絶対負けたくないというブランドへの拘りもなかなか熱い。この譲れない一線が蘭をますますヒートアップさせるのも判ります。それにしても今回の蘭は美人だなあ。

そのまま部屋で腹筋開始。やっぱり筋トレなのね。腹筋しながらスパイシーアゲハへの拘りを語る蘭、男子に間違われるほど髪が短かった小学三年生の頃…なーんて話を始めた途端「蘭の男の子写真なんて激レアじゃない!」と興奮が止まらないあおいをどうにかしてください(笑。目ぇキラキラさせて男の子写真を見たいあおいを完全スルーのいちごはさすが扱いに慣れている?

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「私はスパイシーアゲハが好き。その気持ちだけは絵麻さんにも負けていないと思う」

普通の作品だとこの「気持ち」こそが勝利の要素たり得るのだけれど。なんて非常にいい雰囲気の中 腹筋300回(笑)を提案するいちご、即座に「殺す気か?」と苦笑いを返すさりげなく凄い会話にちょっと笑った。

そんなこんなでオーディション当日となり、部屋で待ってるいちご&あおいは落ち着かず…やっぱり腹筋なのか! てな所へ帰ってきた蘭の表情は…完膚無きまでに気持ちよく負け、トップデザイナーさんがスタンディングオベーションを贈るほどの違いだったらしい。ここで「どんなだろう?」と考えるいちごの横顔が狂おしいほどかわいすぎ。ところが学園長によれば蘭のパフォーマンスは完璧だったとか。なのに何故これほどの差が? 

「完璧なだけではデザイナーのミューズにはなれない」

さらに学園長はヒントを与えるも答えは見つからず。

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「私が求めているのは完璧なモデルさんじゃなくてミューズなの」
「私を追いかけちゃダメ」

トップデザイナーさんからの伝言を聞いてもいまいちピンと来ない…てな所でいちごのボケから「追い越せ」と解釈しますます燃える蘭。腹筋300回でも400回でもやってやるよ! そして次のカットではハードランニングとやっぱり筋トレ(笑

「私たちにはあんなに逞しい後輩たちがいます」

すごいピッチで駆け抜ける三人組を見ていた先輩方。生徒同士の会話であの美月さんが敬語で話し、美月さんが呼び捨てされているってのは新鮮だったり。というかこの佇まいで中三(美月さんは中二)とはスターライト学園おそるべし。作中の年齢設定にツッコむのは野暮と思いつつも、しかし絵麻さんにだけは「おいおい!」と定型リアクションをかましたい。まあそんなん言い出したら蘭が中一ってのも大概だけれども。

ハードワークに息を切らしたいちご&あおいがようやく追い付いた後、蘭は卒業式イベントの練習も振り切って再びランニングへ走り出して行きました。これほど走ってばかりのアイドルアニメもそうあるまい。なんて様子を厳しい表情で見ている学園長は歯がゆいだろうなあ。

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一方みなさんはファッションショーの準備をしつつ蘭を心配。必ず来ると信じたい、だけど万一の事も考えないと…でも! のユニゾンは蘭への信頼が溢れていて非常に熱かった。

「蘭さんがいないファッションショーなんて牙がない吸血鬼みたいなものね」

もう何度目か判らない今回のユリカ様劇場。いちごも判ってあげて!

そして今回のクライマックスへ。ウォーキング練習を必死に繰り返す蘭はついに力尽きて膝を落とし、てな所へ満を持して現れた学園長はいかにも辛そうな蘭へ「ちっとも楽しそうじゃ無い!」と一喝。誰かに勝ちたいという気概はスポ根のお約束なれどそれだけでは勝てないのもまたお約束で、しかも本作は「人を楽しませるのが仕事」のアイドル稼業ゆえ他人に勝ちたい気持ちだけでは自ずと限界があるのだなあ。

学園長に連れて行かれた三年生の教室には絵麻さんプロデュースのファッション写真がずらりと並び、その表情はどれも美しく楽しそうで…クラス全員にこれほどの影響を与える凄さ、しかし絵麻さんの本当の凄さはデザイナーにすら影響を与えるというものでした。

「芸術家もデザイナーも人間だもの。何かに刺激されて、影響を受けて作品を生み出しているのよ」

というわけで学園長は「本当のミューズ」の意味を蘭に教えます。神話の女神に刺激されて作品を生み出した芸術家と同様に、ファッションデザイナーも創作意欲を刺激するモデルによって新しい作品を生み出す。それこそがデザイナーにとっての「ミューズ」であり、デザイナーを追いかけるのではなく、デザイナーが追いかけたくなる存在。歯を食い縛って他人の影を追うよりも唯一無二の「紫吹 蘭」を表現する事こそがミューズへの道なのでしょう。技術的には完璧のお墨が付いているので後は気持ちの在り方次第、というわけで笑顔を取り戻した蘭はデザイナーさんからのプレゼント「スパイシーアゲハ マルチカラーコーデ」のプレミアムレアカードを受け取って卒業式ファッションショーへ。

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「このユリカ様が『来ないと血を吸うわよ』って言って回った甲斐があったわ」
「言って回ったんだ! ユリカちゃん!」
「いちおう…」

満員の会場にて蘭を待つ間にまたしてもユリカ様劇場。もうこの子ったら! そして駆け込んできた蘭を暖かく迎える中で思わず素を出しちゃったユリカ様を蘭がチェックチェック! すると――

「お、遅かったじゃないの! このユリカ様を待たせるなんて250年早くってよ!」
「悪かったな。心配させて」

この「250年早い」ってな丼勘定っぷりがまたかわいい。対する蘭もいちいちツッコまず普通に会話を続けていて笑った。もうすっかり仲良し、というかユリカ様がデレデレすぎて辛い(笑

「みんなでステージに立とう」

自分を信じて待っていてくれた仲間と一緒にステージに立ち、卒業していく先輩たちへの餞としたい。誰かに勝つためではなく、自分を表現し観客に喜んでもらうためのステージ。みんなにスパイシーアゲハのカードを手渡し「付いてきてくれるな?」と凛々しい表情はまさに美しき刃でありました。もう蘭は大丈夫でしょう。

ちなみにみなさんへ渡したカードはいちごが「グリッターローズコーデ」、あおいが「グリッターバイオレットコーデ」、おとめが「アゲハレッドコクーンワンピ」、ユリカ様が「アゲハパープルコクーンワンピ」と2パターンの色違いですね。ユリカ様が意外と似合ってる!? 一方いちごはやはりかわいい系ふわふわ系の方が似合う感じ。

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始まったファッションショーステージ曲は「Growing for a dream」。第18話で使われた時はバレンタインモードの背景や衣装による甘々な雰囲気と曲や振り付けがイマイチ合っておらず私的に残念感がありましたが、今回は同じ曲・同じ振り付けにも関わらず背景・衣装のマッチングに加えてカメラワークなどの演出が段違いに進化し、映像として完全に別モノレベルに仕上がっていて驚き。見比べてみるとあまりの違いに笑えてくるほどです。カッコイイ!

サビ直前でランウェイに光が走って蘭のアイドルオーラが現れる演出も良かった。そしてスペシャルアピール「プレミアムバタフライフリップ」も非常に美しく、全体的に華やかなプレミアムレアでセンターを張る蘭の魅力を十二分に引き立ててくれました。

「必ず上がっていきます。先輩たちのステージへ」

ユリカ様との会話もそこそこにエントランスへ走った蘭は絵麻さんへブーケを渡して綺麗な締め…かと思ったら今回まるで活躍していない別府先生でオチ。ホワット!? 最後の1カットで全て持っていってしまいました。どこまでも油断ならない作品です(笑

『Growing for a dreams』



3/20 1155~テレビ東京系で放送された「たまごっち×アイカツ気になるニュース」。見逃してしまった方はどうぞ。

     

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No title

「専属モデルオーディションがある」と前回から引っ張っておいて、オーディションのシーンを省略した構成にまずビックリしました。てっきり今回のライブシーンはオーディションだと思っていたもので…でも結果的にはこの1話で挫折からの気付き、そして成長と書ききっていてすごかったです。アイカツはムダというか、大事なところだけを残すことと遊びの部分のバランスがうまいなあと思います。この1話で蘭の魅力が十二分に伝わってきました。

そして終始ユリカ様のデレにニヤニヤしっぱなしでした笑

No title

ステージ曲「Growing for a dream」は、今回はきっちりハマった気がしますね。蘭をセンターにして蘭に合わせた感じがよかったのかな。
ハードで辛口で不屈で華やかなこの曲は、蘭をイメージした曲な感じがします。
アイカツの曲って、声優とは別だけど、キャラに合わせて個々の歌い手が付く形になってるようですね。今回は蘭の役割の人が歌ってたんでしょうか。これもまた一つの手法かなと思います。個々の曲のクオリティは高いし。
ちなみに自分は「Prism Spiral」が一番好きです。多分、あおいをイメージした曲なんでしょうが、またアニメで聴く機会があればいいなあと思います。

No title

安定のあおい先生とユリカ様が素晴らしかったですね。
ランウェイで蘭太郎だけ輝きまくってるが熱かった!

れすれす

>そばさん
例のオーディションが今回のクライマックスになると思いきやAパートであっさり敗戦決定でしたからねえ。アバンからフラグを立てまくっていたとはいえまさかの敗戦、しかしそれをきっかけにきちんと成長を描いてくれるので読後感が非常に良いです。卒業式ファッションショーでの蘭の輝きはまさに負けたからこそ。

>通りすがりさん
今回のステージは蘭の独壇場でした。曲イメージと背景・衣装・演出がばっちり合っていてついつい見入ってしまいます。放送以来何度リピートしたやら(笑

ちなみに今回「Growing for a dream 」のボーカルを取った「わか」さんは通例だといちご担当の方のようです。まあ形式が「ライブ」ではなく「ファッションショーBGM」なのでこれもアリかとは思いますが、せっかくなので蘭担当の「すなお」さんバージョンを聴きたかったかも。「prism spiral ももちろん大好きな曲です。というかアイカツ曲は驚くほどハズレがありませんね。その中からどれか1曲どうしても選ぶとすれば「カレンダーガール」かなあ。私も長い事アニメを見ていますが、曲・映像・テーマ性含めてここまでハマった曲は数えるほどしかありません。

>通りすがりさん
ユリカ様を見ていると思わず頬が緩んでしまいます。しかしツンデレキャラ数有れど「キャラ」と公言しているパターンは珍しいですね。一生懸命ツンデレを演じている様子が伝わってきてこれまた愛しい(笑

いい話しだったけど、蘭ちゃんさんまたオーディションに落ちたw

いつか、本物のミューズになる

デザイナーとミューズの関係、勉強になりました。
すごくいいなって思いました。
アイカツって、こういう、業界というかその道の良さ、厳しさが
わかるとてもすばらしい作品ですよね。

でもこれって小学校低学年向けなんですよね。
とてもそうは思えませんが(笑)

「いつか、本物のミューズになる!」
「このカードに負けないぐらい、飛べ!あたし!」

衣装チェンジシーンの蘭さんのこの言葉が大好きです。

Re: いつか、本物のミューズになる

>ゆみこさん
アイドルの華やかな部分だけではなくきちんと「仕事」の面を描いているのが本作の面白いところ。特に今回の「完璧なだけではミューズにはなれない」なんて高度な課題はいかにもプロの仕事っぽいです。他の現場でも収録スタッフやスタジオ風景などしっかり描かれ、アイドルという「仕事」を通じてのドラマに説得力を持たせていますね。こういう拘りは「クリィミーマミ」や「ファンシーララ」に通じるモノがあるかも。
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